小樽市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月7日
議案第1号について
2015年12月7日、小樽市議会の一般質問で、酒井隆行議員が「議案第1号について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。
- 質問者
- 酒井隆行 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 酒井隆行
次に、議案第1号について伺います。今シーズン、ドリームビーチ海水浴場は違法建築物の撤去が間に合わず、海水浴場としては開設されませんでした。そのことによって多くの市民や道民の皆様から来年に向けてはぜひ開設してほしいとの声を多くいただいております。私もそれを願う一市民でもあります。まず初めに、海水浴場が開設されなかったことによって、歳入の駐車場使用料 1,360 万円を減額するとともに、歳出の銭函3丁目駐車場管理経費 860 万円と海水浴場対策委員会補助金 500 万円を減額する補正予算案が今定例会に上程されました。この小樽市銭函3丁目駐車場を始めた経緯についてお伺いいたします。次に、歳入の駐車場使用料を減額するとともに、歳出の銭函3丁目駐車場管理経費と海水浴場対策委員会補助金の関係について説明をお願いいたします。また、今後の銭函3丁目駐車場運営についての考え方をお示しください。次に、海水浴客の本市における経済波及効果について伺います。先日、平成 27 年度上半期の観光入込客数が発表されました。そこで海水浴客数を入り込み客数に加える場合には、どのような計算式になっているのか、お答えください。また、蘭島海水浴場とドリームビーチ海水浴場、銭函海水浴場の入り込み客の特徴と、それぞれにおいての経済波及効果についてどのように分析されているのか、お答えください。また、市長はドリームビーチ海水浴場について経済波及効果を高めていきたいと答弁されていましたが、今後においてどのように進めていくのか、お答えください。次に、来年度のドリームビーチの開設に向けて伺います。11 月 30 日の市長定例記者会見では、組合との協議のほかにごみ拾いなどの清掃活動を行ってくれた方々からも意見を聞きたいとお話しされておりました。今後どのように行っていくのか、具体的にお答えください。次に、ドリームビーチ組合の単独での管理で問題が発生してしまった経緯に照らし合わせ、また現在の組合は今回の問題で脱退した組合員もいると聞いていますが、1.2 キロメートルもある海岸線を現組合だけで管理・運営するのは難しい状況にあると考えます。新たな団体がつくられて複数の団体での管理体制を望む場合、市として組合との間に入り調整していくお考えはあるのか、見解を伺います。この項最後に、第2回定例会において市長はドリームビーチに 1,290 万円の予算を提案され否決となり、結果、多くのボランティアの皆さんが清掃活動に参加され、重大な事故もなく今シーズンを終え、建物の除去もされました。市民の皆様からいただいている大切な税金を使うことなく、結果を出せたと感じております。議会の判断は間違っていなかったと私は感じておりますが、市長の見解を伺います。次に、自治基本条例の市民公募委員登録制度について伺います。まず、この制度はいつから検討されていて、どのような経過を経てつくられたのでしょうか。明確な答弁を求めます。次に、会派議案説明のときには配られなかった資料が、説明の後に補足資料として配付されました。この概要はいつできたのでしょうか、お答えください。先ほども申し上げましたが、行政の各事業においては市民の皆様からの大切な税金を使い事業が進められており、自治基本条例推進等事業費 25 万円も税金の一部であります。森井市長は日ごろから政策議論をしたいと言っておりますが、議論する間もなく予算案として上程する市長と関係部局は税金を大切に使っているとはとても思えません。このことについての市長の見解を伺います。以上、議案第1号についての質問を終わります。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
ただいま、議案第1号について御質問がありました。初めに、銭函3丁目駐車場に関連してについてですが、まず、市営小樽市銭函3丁目駐車場を始めた経緯につきましては、平成6年2月の高波暴風雪により、銭函3丁目の前浜の浸食やドリームビーチ協同組合の浜茶屋が半数以上も全半壊する被害を受けました。このため、小樽市ではこの被害について災害対策を受けられるよう海岸管理者である北海道に要請しておりましたが、海水浴場オープンに向けて協同組合が被害の費用負担が明確にされない中で、復旧工事を発注いたしました。このようなことから、市は道及び協同組合、さらには海水浴場の安全対策、環境整備や銭函3丁目駐車場などの管理・運営を行っていた対策委員会とで工事費の負担について協議を重ねました。その結果、北海道からは復旧工事の負担はできないものの、平成8年度から前浜整備を行うとの方針が示されたため、平成6年に行われた復旧工事費については、対策委員会が負担することになったものでありますが、対策委員会は多額の工事費を支払う資力を有しておりませんでした。しかしながら、対策委員会は公益的な団体であることから、対策委員会に貸付けすることとしたものであり、この貸付金を返済していくための財源とするために、平成8年度から市営駐車場を開設したものであります。次に、駐車場使用料、銭函3丁目駐車場管理経費と海水浴場対策委員会補助金の関係につきましては、銭函3丁目駐車場の使用料から管理経費を差し引いた額を海水浴場対策委員会に補助金として支出し、対策委員会はそれを財源として同額を毎年度市からの貸付金の返済に充てる仕組みとなっております。また、今後の銭函3丁目駐車場運営につきましては、道の要綱に基づき、海水浴場が開設された場合は駐車場も開設してまいりたいと考えております。次に、海水浴客数を観光入込客数に加える場合の計算式と蘭島海水浴場、ドリームビーチ海水浴場、銭函海水浴場の入り込み客の特徴及び経済波及効果の分析につきましては、まず、海水浴客数を入り込み客数に加える場合は、来場者数のうち、市民と市外からの人数を推計し、市外分を入り込み客数に加えております。また、蘭島と銭函海水浴場においては、市民の利用が多く、ドリームビーチ海水浴場は主に札幌市など市外からの利用者が大多数を占めるものと考えております。なお、海水浴場における経済波及効果の分析は、これまで実施したことがないことからお示しすることはできません。次に、経済波及効果を高めるために、どのように進めていくのかにつきましては、北海道などと連携し、安全・安心な海の利活用ができるルールをつくった上で、イベントやマリンレジャー、物販、飲食などについて市内の企業による事業展開を図ることなどが想定されるものと考えております。次に、組合のほか、清掃活動を行われた方々からの意見の聞き取りにつきましては、今後の海水浴場のあり方を考えていく際には、多くの方々のアドバイスや御助言をいただくことが必要であると考えており、具体的な方法につきましては、検討してまいりたいと考えております。次に、複数の団体での管理体制が希望された場合、市として調整していく考えはあるのかにつきましては、道の要綱に基づき海水浴場が開設される場合は、まずは海岸管理者である道との協議が必要でありますが、地元自治体として必要に応じて協議に参加していかなければならないものと考えております。次に、第2回定例会での議会の判断につきましては、第2回定例会における議論が数多く報道されたため、市民はもとより道民に今夏のドリームビーチの危険性について幅広く周知されるとともに、銭函3丁目駐車場を閉鎖したことから、結果的に来場者の抑制につながったものと考えております。また、市といたしましては市営海水浴場を開設するための議案を提出した時点では、これほど多くのボランティアの皆様や北海道、警察などの関係機関の御支援や御協力をいただけるとの見通しを立てることができなかったものであり、議会の御判断につきましては、私から見解を申し上げることは差し控えさせていただきます。次に、市民公募委員登録制度についてですが、まず検討の開始時期と過程につきましては、7月上旬に他都市での実施状況なども参考に制度設計を開始し、審議会等における市民公募委員の就任実績の現状把握や今後設置を検討している審議会等の調査などを行い、10 月下旬の政策検討会議により本制度の方針を決定したものであります。次に、本制度の概要説明資料の作成につきましては、さきに申し上げました 10 月下旬開催の政策検討会議において、その協議資料として作成し、会議の検討結果を踏まえ、11 月上旬に再整理したものであります。次に、本制度に係る提案を予算案として上程したことにつきましては、これまでも各審議会等において公募による委員として、市民の皆様に市政へ参画いただいておりますが、公募しても応募がないといった課題を解決するとともに、より多くの市民の皆様の参画がさらに進むよう、これまでの手法を補完するための仕組みでありますことから、御理解いただきたいと考えております。