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小樽市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月8日

副市長の選任について

2015年9月8日、小樽市議会の一般質問で、松田優子議員が「副市長の選任について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。

質問者
松田優子 議員
答弁者
市長 森井秀明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 松田優子

平成27年第3回定例会に当たり、公明党を代表して質問させていただきます。市長、理事者の皆様、よろしくお願いいたします。最初に、副市長の選任について伺います。地方自治法第161条では、副市町村長の設置が定められ、置かないと条例で定められている場合を除き設置しなければならず、定数も条例で定められています。法の解説では、副市長は市長を補佐し、その補助機関の職員の担任する事務を監督するとされているとともに、第152条第1項では、長の職務を代理する重要な機関であるとされています。このような重要な機関である副市長が空席である期間の影響を市長はどのように考えているのか、見解を伺います。次に、これまでの市長の発言について確認しますと、本年4月30日の就任挨拶の記者会見で、「5月の下旬に臨時議会があると思われますので、それまでにまとめなければならないのではないかと思いますが、いつ頃までに副市長人事をやりたいと思っていらっしゃいますか」との記者の質問には、「間に合うように取り組みたいと思っています」と回答されています。その第1回臨時会では、「市長に就任して以来、人選には熟慮に熟慮を重ねてきたところでございますけれども、最終的な判断に至ることができず、この臨時会での提案は見送りをさせていただくことといたしました」「第2回定例会までには提案をさせていただくべく鋭意検討を重ねてまいります」と発言し、5月28日の記者会見では、「内部も外部も可能性を消さないようにしています。さまざまな方がいらっしゃいますので、選ぶにしても絞るのが大変です。庁内だけでもたくさんいますし、国であったりその他さまざまな所とやり取りもしている中で、相手方の都合もありますが、私も「この人で」という方をきちんと選びたいと思っています」と述べています。以上の発言を踏まえ、これまでの副市長の人選の経緯について何点か伺います。さきに引用した内容で「庁内だけでもたくさんいます」とありましたが、何人の方を選考し、要請されたのか、お示しください。また、「国であったりその他さまざまな所とやり取りもしている」とありましたが、この内容と結果についてお答えください。さらに、副市長の人選について、これまでどのような基準で人選し、判断されてきたのか、判断基準をお示しください。さて、今回提案された副市長人事は、議会に具体的な説明もないまま、8月27日付けの北海道新聞に記事が掲載されました。これは明らかに議会軽視であり、情報管理の脆弱さが露呈したものと受け止めています。この件について、今後の対策も含め、市長の見解を伺います。我が会派への説明で、市長は今回の人選はこれまでの経緯と全く違う人物というお話でしたが、提案に至るまでの経緯について、時系列的にお示しください。また、さきの引用の続きで、「相手方の都合もありますが、私も「この人で」という方をきちんと選びたい」との発言もありました。今回、この人でと判断した理由、さらに判断に至る人物理解はどこまでされてきたのか、そして人選された方はどのような考えで市長のお話を受けたのか、見解を伺います。今回提案された中村氏は、市職員OBで、平成23年の政治資金規正法違反により、公民権停止と罰金の刑事処分を受けた元部長職の方です。市長は前市長の5者連合体制をしがらみと批判し、政治資金規正法違反事件も同様に批判してきたのですから、今回の人選はどのように考えても整合性がありません。市長が自身の後援会幹部を参与に異常な形で起用した時点から、考え方が変わったのでしょうか。全く理解できません。先日も、複数の市民の方から、なぜ政治資金規正法違反事件の関係者が副市長になるのかという厳しい御意見の電話がありました。市長に投票された方々に対し裏切り行為になるのではないかと考えますが、市長はこの方々にどのように説明するのでしょうか。これらについて、誰にでもわかるように、それぞれ具体的に、納得できる説明をしていただきたいと思います。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

松田議員の御質問にお答えをいたします。ただいま、副市長の選任について御質問がありました。初めに、副市長の空席期間の影響につきましては、私と職員とをつなぐ役割のほか、庁内の委員会の中には副市長が統括するものが多くございますので、かなりの影響があると考えております。私といたしましても、副市長の存在の重要性については認識をしておりますので、少しでも早く現在の空席状況を解消したいと考えております。次に、副市長人選の経緯についてですが、まず庁内から何人を選考し、要請したか、国やその他の機関とのやりとりの内容と結果につきましては、庁内の職員に影響する懸念もあり、また、相手方との関係もございますので、答弁は差し控えさせていただきます。次に、副市長の人選についての判断基準につきましては、私としては、行政経験の豊富な方が適任であると考えておりますので、まず、行政機関での業務経験のある方の中から人選を進めてきたものでございます。また、私の公約実現に向けて、市職員とのつなぎ役となって調整していただける方がふさわしいものと考えております。次に、議会への説明前に副市長の記事が掲載されたことにつきましては、副市長についての情報の取扱いには、私としても細心の注意を払っておりました。報道機関がどのような手段で情報を入手されたのかは不明ですが、結果として議会への説明前に報道されることとなりました。今後、情報の管理については、さらに徹底するように努めるとともに、原因究明のための調査を検討してまいりたいと考えております。次に、提案に至るまでの経緯につきましては、私は行政経験の豊富な方が適任であると基本的に考えておりましたので、行政機関での経験のある方に絞って人選を進めておりましたところ、在職中すぐれた行政手腕を発揮されておりました中村氏のことに考えが及び、直接お会いし、就任の可能性について打診し、了承をいただいたということでございます。次に、副市長提案の市民説明についてですが、まず、副市長に適任であると判断した理由と人物の理解につきましては、中村氏は市役所に在職中、さまざまな部署を経験され、また、すぐれた知識と能力を持っており、私の公約実現に向けて、市職員とのつなぎ役として、山積する課題を解消し、市民の皆様の期待に応えるには最も適任な方であると考えたものであります。また、中村氏がどのような考えで受けたかにつきましては、御本人からは、私の市政に対する思いを職員に反映させていく調整役として取り組むとともに、私の公約の実現に向けて具体的な取組に結びつけていくことが役割であるというお話を受けております。また、市民の皆様と、そして職員のために働く覚悟はできているとも伺っております。次に、政治資金規正法違反事件の関係者を副市長にしたことを私に投票した方にどのように説明するかにつきましては、政治資金規正法違反問題については、この4年の間に議会の場での追及や、さらには警察や裁判において厳格な処分を受け、それを全うされた方々に対して、重ねて追及する考えはありません。あくまで、それにかかわっていたかいないか、私を応援してくれていたかいないかではなくて、市民の皆様の期待に応えるべく、公約の実現に向け、それを理解して役割を果たしていただくということを第一に考え、中村氏が適任であると判断したところであります。

出典:小樽市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月8日 議事録 PDF(71ページ) 間違いを知らせる