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小樽市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月23日

市長公約の教育改革について

2015年6月23日、小樽市議会の一般質問で、安斎哲也議員が「市長公約の教育改革について」質問し、市長 森井秀明、総務部長 小鷹孝一、産業港湾部長 中野弘章が答弁しました。

質問者
安斎哲也 議員
答弁者
市長 森井秀明、総務部長 小鷹孝一、産業港湾部長 中野弘章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 安斎哲也

最後に、市長公約の教育改革について質問します。市長公約で、小樽の教育改革を掲げ、ここ数十年間で低下してしまった児童・生徒の学力アップを図ることを約束されていますが、市長の言う、ここ数十年間で低下した学力の根拠は何でしょうか。全国学力・学習状況調査は、平成19年度から実施しています。小樽市教育委員会では、この調査状況を公表したのは平成25年度からであります。私としては、確かに全国・全道と比べると学力は低い状況にあると思っていますが、ここ数十年間の小樽の子供たちの学力の状況が低下しているという認識は持っておりません。学力・学習状況調査の結果は、市民の方々にも我々議員にも公表されたのは25年度からで、ここ数十年間で低下したという根拠は破綻しているのではないでしょうか。確かに、全国と比較すると学力は低い数字が出ており、その数字を基に学力向上を掲げているのであれば理解はできます。私も、教育行政執行方針で教育長が述べられていたまちづくりは人づくり、この理念の下、教育環境の向上に取り組んできましたので、市長の教育改革への思いは賛同できますが、市長公約のここ数十年間で低下したという部分については理解しかねます。市長就任後、市長は、小樽の教育状況についてどのような見解をお持ちなのでしょうか。また、市長が所信表明で述べられていた、このまちで育つ子供たちが、夢を持って、目標を持ってみずから進んで学んでいただけるように、子供たちの教育環境をしっかりと整えるというお考え、そして小樽の教育環境はすばらしいと皆様に思っていただけることが人口減が続く本市において大きなアピールポイントになるという決意に賛同はできます。教育についての公約の中で、子供たちの体力向上に向け小樽公園に駐車場やプールを建設し、小樽運動公園に変えるとのことです。小樽市の各種公共施設の耐震問題もある中、これが実現できることは小樽の住民福祉の向上につながると考えておりますが、所信表明の中でちりばめた公約の中で新・市民プールの整備が後退していると感じます。公約をつくる上で、学校適正配置の進捗状況や公共施設の今後のあり方、建設できる用地、財政状況などを考慮していなかったのでしょうか、疑問です。この新・市民プールの整備の件は、くだりは中松前市長の答弁と何ら変わらないものと感じます。改めて、プールを含めた小樽運動公園へのお考えをお聞かせください。再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

ただいま、市長公約の教育改革について御質問がありました。初めに、ここ数十年で低下した学力の根拠についてですが、まず児童・生徒の学力低下の根拠につきましては、子供たちを取り巻く環境が時代の変化とともに大きく変わり、子供部屋の個室化や共働きによる両親の不在など、保護者が子供の学習状況を把握することが難しくなってきているのではないかと私自身感じており、また、市民の皆様からも本市の学力低下の懸念をお聞きしているところであります。また、近年では、スマートフォンをはじめとした携帯電話の所有が低年齢化しているとともに、ゲームやSNSなど、携帯電話を扱う時間が増えているともお聞きしております。このような生活習慣の変化が、子供たちの読書や勉強時間の減少に影響を及ぼし、基礎的な学力が十分定着しないことにつながっているのではないかと考えております。次に、学力低下の根拠が破綻しているのではとのことにつきましては、ただいまお答えをしたとおり、本市の学力低下に対する懸念を市民の皆様からお聞きをしているほか、時代の移り変わりとともに生活習慣が変化し、そのことが少なからず学力低下に影響を及ぼしていると私自身感じておりますことから、お聞きをしている御意見なども踏まえ、総合的に判断し、公約の中で表現をしたものであります。次に、小樽の教育状況に対する見解につきましては、本市においては、学力・学習状況調査の結果から、全国・全道と比べて学力が低い状況にあって、その要因としては、家庭での生活環境や学校における教育環境など、さまざまな課題があると認識をしており、今後、教育委員会と連携し、それらの改善に向け鋭意取り組んでまいりたいと考えております。次に、新・市民プールの整備が後退しているのではとのことについてですが、プールを含めた小樽運動公園の考えにつきましては、新・市民プールの建設は、これまで多くの市民の皆様から要望が寄せられていると認識をしており、私としましても、スポーツ環境の充実や健康増進のために必要な施設であると考えております。小樽公園内には、総合体育館や桜ヶ丘球場、テニスコート、弓道場があり、体育・スポーツ施設が集積しているほか、将来的には緑小学校の跡地に駐車場が整備予定であることから、市内中心部に位置する立地特性を考慮して小樽公園にプールを建設し、小樽運動公園とすることを公約でお示しをしたものであり、今後は広く御意見をいただきながら検討を進めてまいりたいと考えております。(「議長、5番」と呼ぶ者あり)

再質問 5番 安斎哲也

それでは、再質問をさせていただきます。まず、参与についてでございますが、答弁でありました公募になじまないということですけれども、それを聞いた上で、既にその方を任用することありきのやり方であるというふうに感じざるを得ません。また、市民の方からも、このような御批判をいただいております。民間会社を退職して、即任用できる状態の方を人選したとのことですが、後援会幹部の方ですから、即任用できるようにしたのではないかと疑念を感じております。見解を求めます。市長は、民間に天下りした市職員OBの出入りを禁止していると聞きますが、今回の民間会社に勤めていた市職員OBの任用は、これに逆行するのではないでしょうか、矛盾を感じます。説明を求めます。また、先ほども御答弁ありましたけれども、常日ごろから、しがらみのないということを言っておきながら自身の後援会の人間を市の参与に、市職員として任用すること、それこそがしがらみではないでしょうか。これまで、中松体制でしがらみと御批判されていた経済界の人たちは市職員になったことはありませんで、例えばアドバイザー的に委員として任命されたりとか、そういったことはありますけれども、市職員として税金を投下するということはなかったかと思います。総務部長に決裁を回したということでありますけれども、職員課と総務部次長の部分が総務部長の代決の判こであります。これはどういうことか、総務部長に答弁を求めます。また、市長の押印が先になったということですが、出張に出るからということでしょうけれども、任用伺いという資料をいただきましたが、これの作成日は6月9日です。この起案作成は9日、そして決裁も9日、これは急ごしらえでするほど急ぐ必要があったのか、そしてこれは議案説明の日ですよね。次の日がたしか10日、7時45分から北海道市長会で東京に行かれていました。なので、9日の夜に出たのでしょうけれども、この10日の日は午後1時からの全国市長会経済委員会があって、それに出席されたと思いますが、その後、小樽に戻ったのであれば、その日に市長決裁でもよろしかったのではないかと思っております。また、議会への説明についてですが、任用する前に各会派の代表に説明したということですけれども、議案説明の際、8日の自民党の説明では何も説明はなく、公明党から質問があって説明したと、そして慌てて次の日の9日に民主党と我々新風小樽、ほかの会派に説明する際に、この任用伺いにある参与の任用についてという資料をただ印刷して配っただけであります。これは大変な議会軽視であって、議員に情報を伏せるということはもう、先ほども申しましたが、市民への説明にもうそをついているとしか言いようがありません。説明を求めます。市長直轄のアドバイザーとしておいて、一般的な嘱託員と同じであれば何も権限がないということですよね。そうであれば、税金から後援会幹部の任用に報酬を支出することには全く理解できませんし、それであれば任用しなくても、電話一つで相談できるのではないでしょうか。説明を求めます。また、先ほど来、ALTと比較して御答弁されていましたけれども、参与の日常の業務をまずお聞かせください。日ごろ何をしているのか。そして、最重要課題の除雪のためにということでしたけれども、任用の職務内容には、本市における事務事業及び行政体制をより効果的かつ効率的なものとするための行政の調整を図ることということでありますし、小樽には、市長の公約でも最重要課題として人口対策とか経済対策、そういったこともあります。これにどう精通しているのか、この方がそこまで豊富な経験があるのか全く理解できないので、その説明もお願いいたします。参与が退職時は市の課長職です。部長で退職した方でさえも再任用の職についています。民間の経験があって豊富だと言っていますけれども、たったの3年程度。私が議員になって3年とかそんなような、同じようなものですよね。これで本当に豊富な知識と経験があると言えるのか、改めて説明を求めます。また、先ほど来から、ALTの部分で30万円、30万円と言っていますけれども、ALTの報酬は、派遣先の諸外国との契約の中で全国的に最低限として定められている額であります。一般的な市の報酬額を選定する上での基礎とはなり得ないというふうに聞いております。また、市の職種の報酬額を算定する場合でも、ALTの報酬は参考にすることはないという話を聞いております。これについて説明を求めます。先ほど来から3定補正でということをお話しされていましたけれども、こんなやり方ではなかなか可決されるものではないというふうに考えています。もし、これが否決されたらどうしますか。阿久根市のように専決処分をするのですか。それとも、予備費から充用するのでしょうか。これらについて答弁をお願いしたいと思います。もう一点、政策が達成するまで参与を任用していくというおつもりなのかどうかもあわせて、また、参与がいるから副市長は要らないというふうに考えられているのか、その点についてもお聞かせください。次に、ドリームビーチの関係です。相当数の海水浴客の来場というふうにおっしゃっていますけれども、昨年事故があって14万人から7万人減って、7万人になりました。今回は、こういったごたごたもあって、さらに開設も延びています。相当数を見込んでいるというこの根拠についてどれぐらい見込んでいるのか、その数字をお示しいただきたい。そしてまた、無秩序な状態とは何なのか。先ほど、責任ある市の対応ということでしたけれども、これは責任あるとは誰に対してなのか、そしてどの部分の責任なのでしょうか。プレジャーボートの区域設定が、開設されない場合でも届出が可能であるということであれば、海辺の監視もつけられるというふうに聞いておりますので、一定の市の責任を果たすことにつながりませんか。これについても答弁を求めます。また、経済効果をもたらす期待ということで、来年以降、いろいろな手法を考えていくということでしょうけれども、組合の構成員が30人のうち2人しか小樽の人がいないということで、今後、組合の構成員の9割を小樽市民にしていくとか、小樽に事業所がある人たちに海の家を営業させるとか、そういったイメージをお持ちなのかお聞かせいただきたい。そして、森井市長なら若干わかると思いますけれども、海の家の営業でどのぐらいの利益があるのか、これで経済効果がどれぐらいあったのかというのも示してほしいです。あと、私も日赤で救助員をやっている関係で若干報酬に目が行ってしまうのですけれども、日赤は770人分で146万円、ライフセーバーは150人で160万円、この違いも疑問です。昨日来の答弁で風紀の乱れということもおっしゃっていましたけれども、先ほどちょっと答弁を私も聞き逃したのですが、夜間の監視は1名体制でやるということでしたか。その点、もう一度お聞きしたいのと、もし夜間の監視が行われないということであれば、市営開設したとしても夜の風紀の乱れというものは改善できないのかなと思いますし、まだ市営開設ではないということなのに8月には「波音」という若者の音楽イベントが既にホームページで周知されています。これについてどうお考えなのか。そもそも飲酒運転事故が昨年起こってしまったと、そういった場所ですから、市営開設で緊急避難的にということではなくて、市として飲酒対策とか条例を制定するとか、神奈川県にたしかあったと思いますけれども、そういった対応もしっかりやるべきではないかと思っております。あと、市政のオープンについてですけれども、先ほど気になったのが、市職員が何をしているのかわからないとか、予算がどうなっているのかわからないという声があるということでしたけれども、そもそも森井市長も市議を1期やられているのであれば、そういった質問があったときに、こうやっているのだという説明ができたのに、ああ、そうですねと、じゃオープンにしましょうか、そういう話になっているのであれば、1期の議員活動で何をやっていたのか大変疑念を抱くところでございます。あと、市長のページの充実、漸次行っているということでしたけれども、私も日ごろチェックさせていただきますが、あまりまだ変わっていないように感じているのですけれども、これについて説明をいただきたいと思います。最後に、教育の部分です。やはりどう市長の説明を聞いても、ここ数十年、学力の低下しているという根拠が全く感覚的な話だけで数字の根拠がありません。そんな子供たちというか、市民の方が言っていたことを公約に載せて、学力低下している、教育改革だと、これは今の子供たちに大変失礼な話でありますので、改めて数字の根拠を示していただき、教育改革については大変いいことだと思いますけれども、その数字の根拠、背景とかは理解できますけれども、感覚だけで公約の中に掲載していることは大変遺憾だと思いますので、その説明をお願いします。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

安斎議員の再質問にお答えいたします。私から答弁しなかったことに関しては、各担当部長から答弁をいたしますので、よろしくお願いいたします。私からは、まず副市長のお話がありましたけれども、副市長のことについてと参与のことについては全く別なお話であるというふうに思っておりますので、御理解をいただければと思っております。それと、ホームページのリニューアルは、動いているのはまだちょっとずつですけれども、漸次変えさせていただいてはおります。今後において、今、広報広聴課と話をしているのは、私自身のスケジュールは載っているのですけれども、それに伴ってどう活動しているのかというのは出ておりませんので、このように取り組んでいますということをホームページ上で報告できるような形はとってまいりたいというふうに思っております。もう一点、最後、教育のことでの数字的な根拠というお話ですけれども、大変恐縮ですが、私自身、数字的な根拠は持ち得ずに公約等に載せさせていただきました。(発言する者あり)

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

私自身、今お話ししたとおりなのですけれども、多くのさまざまな市民の方々はもちろんですけれども、実際に教員を務められている方々、教員のOB、かなりの多くの方々にいろいろお話を聞かせていただく中で、そのようなお話が多々出てきたものですから、実際に、今お話ししたように、数字的な根拠に基づいたものではないですけれども、何とか少しでも教育力を高めてまいりたいという思いの中でこのように書かせていただいたということでございます。

答弁 総務部長 小鷹孝一(総務部長は2016年3月まで)

私からは、参与についての、総務部次長、職員課長の代決をしているということについてお聞きになられましたので、お答えをしたいと思います。私が代決をした理由といたしましては、市長が非常に望んでいる参与ということもございまして、地方公務員法上、上司の命に従わなければならないという規定がございまして、そういったことが一つ、そういうことであれば、特に違法性のない市長からの要請、命令等であればこれに従わなければならないのかなということ、それと職員課長と次長は、やはりもう少し慎重に考えたいということで判を押していなかったわけでありますので、最終的に事務方の責任者としての私が判を押さなければ起案としての完了がなされないということもありますし、もし私が押さなければ、起案をした秘書課長と市長だけの判ということになりまして、秘書課長に全部責任がかぶさっていくということもございますので、それを考慮いたしまして、私としては判を押して、代理決裁も私の判でしたということが真相でございます。(「問題あるのではないですか」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)

答弁 産業港湾部長 中野弘章(産業港湾部長は2018年2月まで)

私からは、ドリームビーチの関係について、10問あったと思いますので、順番にお答えしていきたいと思います。まず、7万人で、相当数を見込んでいるというのはどれくらいの根拠かと言われますが、具体的な数字は出しようがないというふうに思っていますけれども、ほかの海水浴場で、例えば1万人切るような海水浴場も何か所かありますが、そのレベルではないな的な考えしか持ってはおりません。それを相当数と言っているところでございます。それから、無秩序な状態というのは、誰も管理をしていないところで、違法な建築物に火をつけられたり、その中で犯罪が発生したり、そのようなことを想定しているところでございます。責任ある態度というのは、あくまでも小樽市域で開設している市営の海水浴場となれば、それは市民の方、それから利用者の方に対して責任ある態度がとれないと、そういったような意味でございます。それから、プレジャーボートの水域利用が届出可能であれば、監視員の一定の配置だけで済むのではないかというお話でございますけれども、先ほどの答弁でもありましたとおり、本来は遊泳区域が決まっていなければプレジャーボートの水域利用のエリアというのも決まらないものなのですけれども、北海道の危機対策室のほうで、海水浴場が開設されなくても、もしどうしても危険性があるということであれば受けるというようなお話はいただいているところであります。まだ、それで具体的にその先をどう進めるとかというところまではいっていないところでございます。それから、来年以降の手法の部分ですけれども、あくまでも違法な建築物の除却を前提として、また海水浴場組合のほうで適切に運営していただくと、それは先ほど答弁したのと同じところでございます。それから、海の家の営業効果につきましては、正直言ってわかりません。それから、ライフセーバーと日赤の方の報酬の差につきましては、ボランティア的な要素が全くないということを考えた金額の設定をしているのが、このライフセーバーの方に払う予算の部分でございます。それから、風紀の乱れのところで、夜間の監視というのは考えておりません。それは、先ほどお話しいたしましたけれども、警察なりに協力してもらって対応するべきところかなというふうに考えております。それから、市営の開設ではないのに、既に「波音」というイベント、それの募集をしているというところは私も見ました。それにつきましては、今の状態では、底地を持っている北海道がきちんと管理すべき部分だというふうに考えております。(「えっ」と呼ぶ者あり)それから、飲酒運転について、市営開設だけでなく飲酒対策を進めるべきだ、それはもちろんのことで、現在抱えている状況がこういう状況で緊急避難的に予算を出しておりますけれども、これから先、健全な海水浴場を運営していくためには、そのような飲酒対策というのも今後考えていかなければならないというのは、私どもも認識しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 総務部長 小鷹孝一(総務部長は2016年3月まで)

参与の件につきまして、私のお答えできる範囲でお答えをいたします。(発言する者あり)ええ。ほとんどがそうだと思うのですが、市長からの先ほどの答弁いただいている分とあわせてお答えができる部分がありましたらお答えしたいと思います。その方ありきではないかということでありますけれども、これは結果的にその方ということになりますけれども、先ほど申しましたように、民間と行政の両方の経験と知識を有していて、なおかつ降雪時の、災害的な降雪時のときにも手腕を発揮したということで、さらに退職したばかりで、すぐ再任用することができるという状態にあるということを考えれば、その方が市長としては頭に浮かんだということではないかというふうに思います。それから、OBの任用は、これはしがらみではないかということについては、私からはちょっとお答えができないと思います。それから、急ぐ必要があったのかということは、先ほどお答えしましたように、市長は当初、12日の発令に合わせて一緒にということも考えていたようでありますけれども、会派説明が終わった直後なのか、そのあたりで、どうも一日も早く任用したいということであったようであります。その背景には、やはり6月ころから除排雪の会議等が始まるということも考えられるということで、それに間に合わなければ、ひょっとしたら何か月もの間の部分というか、ひょっとしたら1年間の除排雪にかかわれなくて、それが効果としては現れなくなってしまうおそれがあるというようなことを申していた記憶がございます。それから、公明党からは、1会派目、自民党のときには説明がなかったということではなくて、会派説明の議案説明、これが終わった後に自民党の代表の議員に市長がみずからお話をしたと。(「自民党は聞いているのかい」と呼ぶ者あり)それから、その次の共産党の説明が終わった後にも、共産党の代表に説明をいたした。それから、公明党のときには、公明党から質問の形で先に出ましたので、それにお答えするような形になったと。(発言する者あり)その公明党の質問の中で、最終的に参与についての概要がよくわからないので、ペーパーか何かで資料を出してほしいということでありましたので、そのペーパーをつくって配付をすることにしたと。それで、次の日の3会派につきましては、そのペーパーにつきましては、議案説明をする前に配付もさせていただいたという形のものでございます。それから、何も権限がないのであれば任用しなくてもいいのではないかと、任用しなくても間に合うのではないかということでありますけれども、権限はなくてもアドバイスということができますので、市長の有用な、いわゆるブレーン的な存在に、ブレーンと言ったらちょっと語弊がありますね、有用なアドバイザーとしてのやはり役割が果たせるのではないかなというふうには思ってございます。それから、参与自身の日常の業務につきましては、私、参与の部屋は1回か2回のぞいたことがある程度で、今、実際にどの程度、どういうものをやっているのかということは、それから市長に対して直接どういうアドバイスをしているのかということは、今のところはまだ聞いたことがございません。(発言する者あり)どういった業務を直接行っているかということは、それから市長に対するアドバイスの内容というのは、まだ聞かせていただいておりません。それから、事務事業の効果、そういったものの調整ということになると、人口対策ですとか、子育てとか、そういったものにも及ぶのかと、それらについても精通しているのかどうかということでありますが、必ずしもそういったことに精通しているわけではないところもあるでしょうし……(議場騒然)(発言する者あり)市政全般に及ぶことは一向に構わないのだろうと思うのですが、主にやはり専門的な土木知識、そういったものを生かした雪対策関係だとか、それから道路の整備だとか、まちづくりだとか、そういった方面が当然中心になろうかと思いますし、たまたま別な分野でも知識を持ち合わせているということであれば、またそれについてのアドバイスもあろうかというふうに思ってございます。(「30万ももらっているのに」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)それから、民間3年程度では豊富な経験ではないのではないかということでありますけれども、民間でどの程度3年でもって知識が得られ、どれだけのグレードアップがなされるのかということは、私からはお答えできません。それから、ALTの30万円というのは一般的ではないということでありますけれども、私どもとしては起案に書かれているとおり、そのALTの30万円、それから日額1万5,000円掛ける20日間というものと勘案して、それなりに妥当な金額ではなかろうかということで判断をしてございます。それから、補正予算が否決された場合にはどうするのかということでございますけれども、今からどうするということは私から申し上げられません。先ほども同じような質問の中で答弁いたしましたけれども、そのときに考えますということを、補正が通るように皆様に御説明をして努力をするということしか今のところは申し上げられません。(発言する者あり)それから、参与をそういうことで雇ったのであれば、副市長は要らないのではないかということでありますけれども、これもやはり副市長と参与というのは、権限がある、ない、それから副市長は権限があって、職責上、組織に組み込まれているということに対しまして、参与は権限もなくて、市長へのアドバイスを行うだけのものしかないということから、おのずとそれは違うことであろうかというふうに思ってございます。私がお答えできるのは以上でございます。

再質問 5番 安斎哲也

漏れていた質問に関してですけれども、市長の押印についての部分で、出張があるから先になったというところです。この部分についての説明が漏れていました。あとは、ほとんどの答弁が答弁に値しないものでございますので、しっかり精査して答弁を求めたいと思っています。それでないと再々質問はできません。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

安斎議員の再質問にお答えいたします。答弁漏れがあったということで大変恐縮でございます。まず、OBの方、天下りの方を入れないというような状態で、そのOBを雇ったというのは逆行ではないかというお話だったかと思いますけれども、その雇わせていただいた方に対して私自身がそういうふうな概念を持ち合わせていなかったものです。つまり、私自身は逆行になっているというふうには考えてはおりません。それと、しがらみだというふうにも考えておりません。あくまで、このたびの公約実現に向けて有能な人材として雇わせていただいたということでございます。また、ふだんどのようにというお話でしたけれども、基本的には毎日、平日出勤をしていただいております。(「出勤していなかったら困りますよ」と呼ぶ者あり)私自身に対しての政策のアドバイスはもちろんですけれども、除排雪も含めて、現在、担当職員との打合せを行ったりとか、このような方法があるよということで情報提供などを既に行っております。また、私からほかにも幾つか業務を、政策アドバイスをいただきたいというお話の中で、入札の改革に向けてのアドバイス、また、市民の皆様と情報共有できるようにということで、自治基本条例の中で市民の皆様に参画をいただくための手法等、そのあたりのことについて調べていただき、改めていろいろと政策アドバイスをしていただいているようなところでございます。(「企画政策室に担当職員いますよね」と呼ぶ者あり)それと、今の自治基本条例をさらにブラッシュアップしたいという思いがあって、それに対してのアドバイスをいただきたいということもあってお願いをしているところでございます。また、今、先ほど総務部長からも答弁がありましたけれども、私の公約に掲げた100パーセント全てを担当できるというふうには私も考えておりません。ですから、人口減少等のさまざまな政策について、現在、政策アドバイスとして参与に求めていることはございません。それと、押印については、私自身は答弁させていただいたとおりなものですから、それ以上のことに関しては何とも答弁のしようがないのですけれども、9日に、出張前に押印させていただき、10日でもよかったのではないかとおっしゃっていましたけれども、私が戻ってきたのは最終で、帰ってきて家に着いたのはもう夜中のような状態、最初からそのようなスケジュールだったので10日に押印することはできないと9日の時点では判断をしておりました。市政のオープン化にも逆行するというお話もあったかと思いますが、これも先ほどの答弁の繰り返しになるかもしれませんけれども、私としては任用の前に事前には御報告をしたいということを考えておりまして、その時期、タイミング等も調整の中でいろいろと、適切な時期をいろいろ考えていたのですが、採用を決めようとした時期と議員の皆様がお越しになるタイミング、そのことをいろいろ考え、議案説明のタイミングで皆様に御説明をしたいということで調整をいただいたところでございました。私自身は、それがオープンの考え方に逆行するという考え方は持ち得ておりません。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

恐縮です。もう一点。民間3年程度でと、厳しいお言葉でしたけれども、私は、3年経験するというのは大変重要なことだというふうに思っております。議員自身も3年ぐらいでというようなことをおっしゃっていましたが、3年たてば、それだけの仕事をこなし、また現状等も把握でき、私自身も市議は4年しか経験しておりませんけれども、市民の皆様からはまだまだ足りないとおっしゃられるかもしれませんが、その4年間を全うさせていただき、仕事も自分なりにさせていただきました。ですから、3年自体を短いとか、経験として足りないというふうには考えてはおりません。(「議長、5番、議事進行について」と呼ぶ者あり)

再質問 5番 安斎哲也

議事進行について発言します。ALTの部分に関しては、全く答弁になっていませんでしたので、再度答弁を求めたいと思います。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

たびたび答弁漏れがありまして大変恐縮でございます。外国語指導助手は一つの参考とさせていただきました。私自身は、今回、参与というのは、初めてこの小樽市政の中で採用させていただくと。私としても、大事な公約を実現していく上で重要な政策をアドバイスしていただける方ということでございますから、給与も含めて真剣に考えさせていただきました。その高度な専門性であったりとか、そういう精通している方を採用し、また、その重要な公約に向けての、実現に向けてのアドバイスをしていただくということでございましたので、その金額設定をさまざまな、嘱託員の中における給与金額設定もさまざまありますけれども、そのうちの一つとして、そのALTの金額を参考の一つとさせていただいたということでございます。(「議長、5番」と呼ぶ者あり)

再質問 5番 安斎哲也

もう夜も遅いので、最後1問だけ質問させていただきますが、そのALTの根拠の部分ですけれども、市長は、小樽市報酬、費用弁償及び実費弁償条例に関して規定している部分で、十何万円から60万円の範囲の中で30万円に設定したということをおっしゃっていました。市長がまさにそのようにおっしゃるのであれば、そこまで高度な知識があるという方であれば、なぜ上限にしなかったのかよくわかりませんが。また今後、予算特別委員会等々でさらに質問させていただきますけれども、もう少し答弁については具体的に、そして、その質問に対してちゃんとお答えいただきたいと思っております。今回、私も少し早口であったので、メモをとるのも大変であったかと思いますけれども、予特の部分では一問一答でございますので、またさらに質問を深めて、今後の市長の政治姿勢を問うていきたいし、応援できるところは応援し、そして悪いところは悪いというふうに言っていきたいと思っておりますので、最後に、その高度な部分の、なぜ上限にしなかったかということだけ御説明をいただいて、質問を終わりたいと思います。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

再々質問にお答えいたします。もう既に安斎議員は御存じかと思いますけれども、嘱託員の一番高給な金額で設定されている方は医師でございます。医師と同格という形は、私自身もさすがにとることができなくて・・・・・・(「高度な知識なのに」と呼ぶ者あり)それももちろん大変大きな役割を果たすとは思っておりますけれども、医師と同じという形はとれないというふうに思いまして、適正な形の金額でということで参考にさせていただいたところでございます。

出典:小樽市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月23日 議事録 PDF(126ページ) 間違いを知らせる