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小樽市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月17日

市長公約と次期市長選の争点について

2014年6月17日、小樽市議会の一般質問で、吹田友三郎議員が「市長公約と次期市長選の争点について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。

質問者
吹田友三郎 議員
答弁者
市長 中松義治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 吹田友三郎

平成26年第2回定例会に当たり、一新小樽を代表して、市長及び教育長に質問させていただきます。最後の会派代表質問者でございますので、前質問者と重複することもございますが、通告どおりに質問させていただきますので、よろしくお願いします。現在、地方都市は、「限界」という名称がついたもの、つくことが予想されるものが多数あります。各地方自治体の多くは、社会動態のさまざまな年齢者の転入者増により、人口減少の歯止め、そして増加を目指しております。しかし、現在のやり方は、ない者同士の人口の取り合いをしているようなものであり、市町村レベルでは、同列で限界に突き進むことになると考えております。私は、自立した地方自治を進めることは、地方分権を目指し、地方のことは地方独自で考え、住民の合意の下、人と金を調達し、進めなければならないものと考えております。本市におきましては、さまざまな政策を進めるとき、各事業へどれほどの財源の確保ができるかが成功への大きな力となります。限られた財源を事業費に最大限傾注し、そして効率性、タイムリー性を重視し、目的の達成度を高めなければなりません。まず、第1項目として、市長公約と次期市長選の争点についてであります。1点目に、市長公約の評価についてお聞きします。平成23年の選挙におきまして、3期12年市政を担当された山田勝麿市長から、さまざまな新たな公約を掲げられ1期目をスタートされた中松市長は、1期目の最終年を迎えましたが、公約にかかわっての評価はどのように考えておられますか、伺います。今後、来春までに取り組まなければならない重要案件については、どのように考えられておられますか、伺います。2点目に、IRについてであります。新聞報道によりますと、政府・自民党は、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の整備を促す特定複合観光施設区域整備法案について、今国会での成立を見送る方針です。これは、カジノ導入による治安悪化や依存症を懸念する声が多いことからであるようです。今後、IR法案の成立に向かっては、さまざまにマスコミ等が報道を通じて、国民が判断する材料を提供していくことを期待しております。この事業では、国内の特定地域に複合型の大規模なものとなると考えております。また、2020年の東京五輪に向けたものでもあり、国の今後の動向を注視していかなければならないと考えます。このたび、第3回小樽市議会「市民と語る会」の意見交換におきましても、市民のカジノへの関心は高かったのですが、その多くの方は反対の意見でありました。参加者の中には、市民の合意もなくカジノ視察に公費を使って韓国へ行くのはいかがなものかとの発言もありました。そこで、このたびの海外視察の目的、成果についてお尋ねいたします。今回の韓国へのカジノ視察は、本市が企画したものではないと思われますので、どこでいつごろ企画され、市長が参加同行されることは、いつ決められたのですか。この視察には、どのようなメンバーが参加されたのですか、伺います。高橋北海道知事は、韓国の旅客船沈没事故を考え訪問を中止されたようですが、市長は、このことについてどのように配慮されましたか、伺います。済州島と江原道に行かれたようですが、済州島は外国人専用カジノしかないと聞いております。済州島での視察の成果はどのようなものでしたか。江原道は誰でも賭博に興じられるところと伺っておりますが、市長は、どのような場所に行かれ、どのような調査研究をされてきたのでしょうか、伺います。そして、このたびの海外視察の成果は、今後の政策にどのように生かされると考えておりますか、伺います。このたびの海外視察には、どの程度の公費が使われたのですか、伺います。IRについては、本格的な取組は、来年の統一地方選挙後と考えます。市長は、そのことも視野に入れた視察でしたか。また、次期の選挙の争点の一つとなると考えますが、市長はどのように捉えておりますか、伺います。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

吹田議員の御質問にお答えいたします。ただいま、市長公約と次期市長選の争点について御質問がありました。初めに、市長公約の評価についてですが、まず、その評価につきましては、公約では「市民力を生かした「活力あるおたる」の創造」を目指し、五つの基本目標と七つの重点公約を掲げました。今日まで市民力を生かしたまちづくりの土台となる自治基本条例を市民の御意見を伺いながら制定するとともに、特に安全・安心で住みやすい環境整備に向けて、新市立病院の建設や校舎の耐震改修、保育所の建替えに取り組んでいるほか、東日本大震災を受けての各種防災対策を推進するなど、この3年間、公約の実現に向けた取組を着実に進めてきたものと考えております。次に、来春までに取り組まなければならない重要案件につきましては、ただいま申し上げましたように、これまでの取組を着実に進めていくほか、公約に掲げた真の財政再建につきましては、平成24年度の予算編成から他会計からの新たな借入れを行わずに収支の均衡を図ってまいりましたが、まだ多額の借入残高があることから、引き続き財政健全化の取組を進めていくことが重要であると考えております。次に、IRについてですが、まず4月に行った韓国IR視察につきましては、北海道経済部観光局の企画によるものであり、本市としては、3月17日の案内を受けて、同月中に参加決定をしております。視察の参加メンバーは、本市からは私と随行職員、ほかに北海道経済部観光局、北海道商工会議所連合会、北海道観光振興機構、小樽市議会、苫小牧市、苫小牧市議会、苫小牧商工会議所から参加があり、合計17名が参加いたしました。次に、今回の視察と韓国での旅客船事故との関連につきましては、当初、知事はIR視察のほか、済州島との友好協定の調印式、式典を予定されておりましたが、旅客船の事故により延期となったことから、IR視察も取りやめになったと聞いております。視察の事務局である北海道経済部観光局が、韓国側にIR視察の受入れについて確認したところ、視察受入れに問題はないとの回答があり、道からIR視察は予定どおりに行うので、ぜひ参加願いたい旨の連絡があったことから、当初の予定どおり実施したものであります。次に、済州島での視察の成果につきましては、カジノ施設のセキュリティレベルの高さや、外国人観光客の誘致に重要な役割を果たしていることなどについて理解を深めることができたものと考えております。また、江原道では、カンウォンランドのカジノ施設や中毒ケアセンターのほか、大会議場やスキー場、コンドミニアムなどの施設を見学してまいりました。なお、中毒ケアセンターでは、担当職員から施設の現況説明や依存症の予防、相談システムなどについての講義を受け、IRにかかわる認識を深めてきたところであります。次に、今回の視察成果の生かし方につきましては、視察を通じて得たIRのメリットとデメリットの実態を十分に見極めるとともに、北海道とも情報の共有を図りながら、今後のIR誘致の取組に生かしてまいりたいと考えております。次に、今回の視察に要した経費につきましては、私と随行職員の旅費、合わせて35万453円となっております。次に、IRについての本格的な取組の時期につきましては、今回の視察以前から国会でのIR関連法案の審議状況によるものと考えております。また、次期選挙の争点となるかどうかにつきましては、現時点で私が話すことができる事柄ではないものと考えております。

出典:小樽市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月17日 議事録 PDF(78ページ) 間違いを知らせる