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小樽市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月4日

北海道新幹線について

2014年3月4日、小樽市議会の一般質問で、高橋克幸議員が「北海道新幹線について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。

質問者
高橋克幸 議員
答弁者
市長 中松義治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 高橋克幸

次に、北海道新幹線の新小樽(仮称)駅周辺整備についてであります。北海道新幹線は全国新幹線鉄道整備法に基づき、昭和48年、整備新幹線として計画され、32年後の平成17年にようやく新青森駅と新函館(仮称)駅の間が着工、2年後の2015年度中の開業を目指して、現在、建設中であります。また、待望であった札幌延伸である新函館(仮称)駅と札幌駅についての着工が認可され、起工式が行われており、具体的に推進している状況であります。さて、新小樽(仮称)駅周辺整備構想は平成18年12月に策定され、イメージとなる素案が示されております。さらに平成26年度、市は北海道新幹線新駅周辺のまちづくり計画に着手し、29年までに完成させるとの報道がありました。この周辺計画とはどのようなものなのか、主な内容についてお示しください。また、計画策定は委託により進められる考えのようですが、どのような方法で委託されるのか、さらに今後の主なスケジュールについてお答えください。次に、北海道新幹線建設に係る小樽市の負担と事業費について、改めて伺います。構想に記載されている内容では、全国新幹線鉄道整備法施行令第8条により、国が3分の2、北海道が3分の1となっており、同法13条では北海道は負担の一部を市町村に負担させることができることから、市の負担は駅部と一体となった用途地域部分の建設費の10分の1の見込みとなっております。この見込みについてどの程度の負担額になるのか、また、それ以外の新駅周辺の整備事業費について試算されていればお答えください。さらに、これらの新幹線整備にかかわる負担増という財政的課題について、どのように考えられているのか、見解を伺います。次に、周辺計画で大きな課題と考えられる小樽駅とのアクセスの問題であります。現在の小樽駅から離れた新駅になるということで、中心市街地とのアクセスをどのように確立するかという点であります。各地域の新幹線建設においてもまちおこしの議論が多く交わされており、実施計画の結果で新駅完成後の明暗を分けると言っても過言ではありません。観光施設や中心部へのアクセスをどのように無理なくスムーズにつくっていけるかが大きな焦点であり課題であります。これらについてどのように検討されていくのか、お示しください。また、問題協議に関係部局の協議テーブルが必要と考えますが、今後どのように考えられていくのか見解をお示しください。次に、関連して、旧ごみ焼却場の解体についてであります。新小樽(仮称)駅の予定されている場所に近接して旧ごみ焼却場があります。この施設は、昭和40年11月、道内では2番目の本格的なごみ焼却施設として建設されました。以後、施設の老朽化や法律改正により、大規模な改修工事が数度にわたり実施され、用途廃止がされた平成13年まで約36年間にわたって、ごみの焼却処理が行われてきました。2000年1月から施行されたダイオキシン類対策特別措置法により、排出基準をクリアできない地方自治体の焼却炉が多くなり、2003年段階で498の自治体の焼却炉が解体できず、そのまま放置されている状況が続いております。さて、解体についてですが、他都市においてもごみ焼却場の解体が行われておりますが、同程度の規模ではどのぐらいの費用がかかるのか、国などの補助メニューがあるのか、また解体時のダイオキシン等の安全対策はどのように実施されているのかお答えください。また、懸念される点として、煙突や焼却場の構造体の劣化や、ダイオキシンが含まれる焼却炉の残灰や煙突内の飛灰の状態が考えられますが、どのような状態なのかお示しください。先ほど述べました新小樽(仮称)駅の周辺計画が策定されることを考えますと、当然この旧ごみ焼却場の解体処理について、具体的な検討が必要になってくるところでありますが、今後、環境保全の観点からも、できるだけ早期の解体が必要であります。今後の考え方について、財源も含め市長の見解を伺います。3項目めの質問を終わります。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

ただいま、北海道新幹線について御質問がありました。初めに、北海道新幹線の新小樽(仮称)駅周辺整備についてですが、まず(仮称)北海道新幹線新駅周辺まちづくり計画の策定目的につきましては、新幹線を活用したまちづくりの指針や新駅周辺の土地利用構想など将来ビジョンを示し、新駅周辺に整備する施設の規模・機能や交通アクセスなどについて検討する必要があります。このため、平成26年度から3か年かけ、まちづくり計画を策定するものです。次に、計画策定に係る委託の方法とスケジュールについてですが、まず委託方法につきましては、指名競争入札による委託を考えております。また、今後の主なスケジュールにつきましては、平成26年度に、現状の調査や課題の整理を行うために、ワークショップやアンケート調査、交通量調査を行います。平成27年度からは、学識経験者などを含めた策定委員会を開催し、新駅周辺の土地利用、駅前広場や駐車場の規模・機能、2次交通の検討などを行い、28年度末までに計画を策定してまいりたいと考えております。次に、北海道新幹線建設に係る小樽市の負担と事業費についてですが、本市の負担額の見込みにつきましては、本市の負担範囲に係る総事業費が200億円から250億円程度であると北海道から伺っており、北海道が3分の1で、その10分の1が本市の負担となりますので、7億円から8億円程度になるものと考えております。また、新駅の設置に伴う周辺整備についてですが、必要となる公共施設の規模・機能など詳細につきましては、今後、策定委員会などで検討されることとなるため、現時点では事業費を試算するまでには至っておりません。次に、新幹線整備に係る負担増という財政的課題につきましては、北海道新幹線の建設費用に係る市の負担金は地方債の対象となることから、長期的に平準化されるものであります。また、市債の元利償還金は50パーセントが普通交付税で措置されるものであり、将来的な公債費の負担については、中・長期的な収支を見通す中で対応してまいりたいと考えております。次に、観光施設や中心部へのアクセスの検討や関係部局との協議についてですが、新年度に実施する交通量調査やアンケート調査などにより、交通アクセスを含めた課題を洗い出し、庁内に設置されている関係部局で構成する北海道新幹線活用戦略庁内検討会議などにおいて、観光客やビジネスマンを中心部へ誘導する効果的な動線などについて検討してまいりたいと考えております。次に、旧ごみ焼却場の解体についてですが、まず解体に係る費用等につきましては、2年ほど前に業者から徴した参考見積りでは約2億4,000万円となっておりましたが、最近は作業員不足の影響により、解体費が高騰しているとも聞いております。解体に伴う国からの補助は、焼却炉の解体と新たな廃棄物処理施設の整備を一体として行うことを条件に、環境省の循環型社会形成推進交付金の対象事業となります。また、ダイオキシン等の安全対策は、厚生労働省の廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策要綱に基づいて行うこととされており、施工の際にはダイオキシン類が外部に流出しないよう密封措置を講じることや、施設の付着物を高圧洗浄等により除去した後も、湿らせた状態で解体を行うなどの対策を講じることとされております。次に、現在の旧ごみ焼却場の状態につきましては、平成13年3月の廃止時には、ダイオキシン類が含まれた灰の飛散・流出を防止するため、焼却炉開口部の閉鎖や建物内に立入りができないよう閉鎖措置を行い、17年12月には、雨水の流入を防ぐため、煙突の頂部を閉鎖したところです。なお、煙突自体は平成7年に内部をステンレスにより補強しましたが、煙突の外壁の劣化はある程度進んでいるものと思われます。また、道が策定した廃止済み焼却炉点検マニュアルに基づき、定期的に閉鎖箇所の点検を行っているほか、上屋の屋根や壁の補修など施設の維持・管理を行っており、後志総合振興局が毎年実施している立入検査においても管理上の不備は指摘されておりません。次に、今後の解体に向けた考え方につきましては、現時点では煙突がすぐに倒壊する危険性はないものの、外壁の劣化も想定されていることから、早い時期の解体が望ましいと思っております。現在は、国において当該施設を含め老朽化した公共施設等の解体に対し、一定の条件により起債充当を認める方向でありますので、本市の財政状況も勘案しながら、今後、解体時期を検討してまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月4日 議事録 PDF(78ページ) 間違いを知らせる