小樽市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月10日
北海道新幹線について
2013年12月10日、小樽市議会の一般質問で、松田優子議員が「北海道新幹線について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。
- 質問者
- 松田優子 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 松田優子
4項目め、北海道新幹線について伺います。先ごろの新聞報道によれば、平成 47 年度までに開通予定の北海道新幹線の札幌延伸で駅が設置される5市町に、駅舎などの整備に係る事業費の一部負担を、北海道が正式に要請したとありました。最初に、北海道からの具体的な協議内容について、いま一度確認のため御説明願います。なお、北海道の試算によれば、この事業費の小樽市負担分については7億円から8億円で、発注事業終了ごとに支払うと聞いております。そして、この負担割合を受け入れる可否については 12 月 10 日までに回答を求められておりましたが、小樽市は 11 月 27 日にこの負担を受け入れる旨、文書で回答したとのことですが、新幹線の札幌までの開業はまだ 20 年も先のことです。工期が長いだけに、今の試算による事業費に比べ、最終的な小樽市の負担総額が大幅に増えないのか心配です。このことについてお考えをお示しください。また、北海道新幹線建設で懸念されるのが、最近のJR北海道の事故多発と、レール幅検査データ改ざんなど、連続している不祥事問題です。レール幅データの改ざんは安全性の根幹を揺るがすものであり、それも一つの保線管理审だけではなく、複数の保線管理审で、それも過去から行われていたことが判明し、最も重視されるべき安全性をないがしろにしたことは到底許されるべきではありません。今JR北海道では中堅の技術職員が極端に尐なく、技術の継承にひずみが出ているとの指摘もありますが、このようなことが今後の新幹線の札幌延伸に伴う運行管理に影響が出ないのか大変心配です。この点について御見解をお示しください。ともあれ、JR北海道は早く問題解決に取り組み、一日も早く私たちの信頼を取り戻すため、努力を惜しまないでいただきたいと願うばかりです。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
ただいま、北海道新幹線について御質問がありました。初めに、北海道からの協議内容についてですが、全国新幹線鉄道整備法第 13 条第2項の規定に基づき、北海道が負担する建設費用のうち、本市が一部負担することとなる対象範囲及び割合についての協議がありました。負担の対象となる範囲につきましては、駅部及び整備区間の用途地域となっており、本市におきましては、天神や朝里川温泉など、4か所の整備区間で計 1,000 メートルが負担対象範囲となっております。また、本市の負担割合につきましては、対象範囲の工事で北海道が負担すべき負担金の 10 分の1となっております。次に、工期が長いため試算よりも小樽市の負担金が大幅に増える心配はないのかとの御質問ですが、北海道からは小樽市が負担する範囲の建設費用は、消費税率のアップ、一定程度の物価の上昇などを見込んだ概算額であると聞いておりますので、大幅な増加はないものと考えております。次に、JR北海道における事故多発などによる新幹線の札幌延伸に伴う運行管理への影響についてですが、事故の多発やデータの改ざんなどは、安全運行に大きな責任を負う公共交通機関として決してあってはならないことであります。今後、JR北海道が鉄道事業者としての原点に立ち返り、抜本的な再発防止策の確立など、安全体制の再構築に総力を挙げることが、新幹線の安心で信頼できる運行管理につながるものと考えております