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小樽市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月10日

超高齢化社会に求められる医療等について

2013年12月10日、小樽市議会の一般質問で、中村岩雄議員が「超高齢化社会に求められる医療等について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。

質問者
中村岩雄 議員
答弁者
市長 中松義治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 中村岩雄

それでは、超高齢化社会に求められる医療等について質問いたします。超高齢化医療のパラダイムシフトは、次のようなことです。急性期医療から終末期医療へ。長寿から天寿へ。キュアからケアへ。病院から地域へ。専門医から総合医へ。根治医療から緩和医療へ。超高齢化社会では、支える医療が为体となり、その人のQOL、生活の質を高めることがとても重要です。こうしたパラダイムシフトをスムーズに行うために、前述した中心市街地の医療・福祉ゾーンに必要なことがあると考えます。一つは、病気の人だけではなく、日常生活自立サポートを必要としている人など、さまざまな支援が必要な市民に対忚するための共通窓口「サポートの窓」といった相談审の設置、もう一つは「認知症ハウス」として「みんなのケアスペース」といった認知症の人や家族の方々が自由に出入りできる場所を運営することです。互いの悩みを打ち明けたり、困っていることを相談したり、互いの状態を話して支え合える場所とすること、認知症や高齢者に優しいまち小樽の推進役を担ってもらえます。病院・介護施設や自治体と行政など、地域との協力関係は地道に築いていくことが大切です。認知症になっても安心して暮らせる社会づくりをしなくてはなりません。また、市と病院の地域医療連携审との情報共有や連携も必要です。小樽の各公的病院には地域医療連携审が設置されています。それは地域医療連携の充实による地域完結型医療の推進のために、さまざまな業務を行っています。患者が病院での治療を終えた後、病気や障害を抱えながらでも地域で安心して暮らしていけるように、退院支援などを行い、継続治療、経過観察、リハビリが必要な方に転院施設の紹介もしています。また、自宅に帰っても治療、看護や介護が必要な方には在宅医の紹介、介護保険サービス、障害福祉サービスなどを利用できるように、患者や御家族と一緒に相談しながら支援をします。ここで、お伺いいたします。こうした地域医療連携機能は病院だけに任せておくべきものではないと考えます。前述していた医療・福祉ゾーンにも設置され、病気の患者だけではなく、健康に不安を持っている人や、その御家族の方々の相談に適切に対処してあげることが大切です。また、認知症や生活習慣病の発症初期や境界域にいる人たちの病状悪化を防ぐためには、行政と病院の地域連携审が連携を深め、患者や家族に対して温かく丁寧な対忚をしていくことも重要です。それにより認知症患者や生活習慣病患者の増加や悪化の防止にもつながると考えられますが、予防医学的な見地も含め、行政のかかわり方についてお考えをお聞かせください。2点目、車椅子の人のための段差解消がベビーカーにとってもよいように、認知症の人が歩きやすければ誰にとってもわかりやすいまちになります。こうしたバリアフリー化、また道にれんがを埋め込んでの誘導サインや交差点に模様を描くなどの工夫はいかがでしょう。認知症対策についてお考えをお示しください。3点目、施設の入居者や病院に通院している患者について、かかりつけ医と2次病院との連携を密にし、病態が急に増悪したときの対忚を市でも把握することにより、まず、どうすればよいのかというアドバイスができるようになります。つまり、かかりつけ医に連絡しましょうとか、救急車を呼びましょうとか、尐し安静にして家族に連絡してくださいというアドバイスです。そうした情報共有型のシステムづくりに関してどのようにお考えですか、お聞かせください。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

ただいま、超高齢化社会に求められる医療等について御質問がありました。まず、地域医療連携機能への行政のかかわり方につきましては、既に医療、介護、福祉の各関係機関が連携しながら地域で生活している認知症患者や生活習慣病患者に対忚しております。今後は、超高齢化社会に対忚するため、国や北海道がさらにさまざまな施策を展開するものと考えております。次に、認知症に対するハード面の整備につきましては、国は昨年9月に「認知症施策推進5か年計画」、いわゆるオレンジプランを策定し、認知症の人とその家族の支援体制を計画的に整備することとしております。これを受けて本市では、今後の介護保険事業計画において、ソフト面の整備を優先して進めていくこととなりますが、道路整備等のハード面の必要性もあることから、将来的な検討課題として考えてまいります。次に、施設入居者や通院患者の病態急変に対忚するための本市と医療機関との情報共有型のシステムづくりについてですが、国においては超高齢化社会に向けて情報共有型のシステムについて検討し始めていると聞いております。本市といたしましては、国の動向を注視してまいりたいと思います。

出典:小樽市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月10日 議事録 PDF(97ページ) 間違いを知らせる