小樽市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月9日
新・市民プール建設について
2013年12月9日、小樽市議会の一般質問で、小貫元議員が「新・市民プール建設について」質問し、市長 中松義治、教育長 上林猛、福祉部長 三浦波人、総務部長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 小貫元 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治、教育長 上林猛、福祉部長 三浦波人、総務部長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 小貫元
最後に、新・市民プールの建設に関連してお伺いいたします。第6次総合計画の後期实施計画についてです。先日、企画政策审より、後期实施計画 2013 年 12 月現在案を総務常任委員会に報告することが総務常任委員と各会派代表者に示されました。そこで、新・市民プールについてお伺いいたします。駅前にあった市営プールを廃止することには存続を求める陳情が署名3万 6,000 筆を添えて提出されていましたが、その声に耳を貸さず、補償金6億 8,000 万円を流用して駅前開発を進めました。本来なら、この補償金を活用して新・市民プールを建設することが市長としての責任でした。現時点での後期实施計画の案では、「市民プールの整備に向け、建設場所や建設形態、ランニングコストなど、引き続き検討」と表現が後退しています。例えば、前期实施計画では事業概要に掲載していた基本設計、实施設計について、一言も触れられていません。今年度中に予定どおり予算を計上するとしたからなのでしょうか。表現が後退した理由をお答えください。2009 年 12 月 15 日の総務常任委員会に総合計画の前期实施計画が報告されました。そのときの議論を議事録で読みますと、菊地葉子前市議会議員が学校給食センターの建設地について質問しています。そして、その答弁では、建設地の関係については現時点では確定に至っておりませんと答えています。それでも、学校給食センター建設は前期計画に掲載されました。このように、学校給食センター建設は建設地未定でも建設すると前期計画にのせたのだから、建設地が未定でプール建設という表現が抜けたことは理由になりません。納得のいく説明をしてください。第3回定例会の新谷議員の代表質問に対し、総合計画後期实施計画の議論を進める中で、設置形態やスケジュールを含め、教育委員会と相談しながら検討してまいりたいと答えています。その後、市長部局と教育委員会は、いつ、どこで、どんな相談を重ねてきたのか、具体的に詳しく説明してください。総合計画では、プール以外にも体育施設の整備が計画されています。後期实施計画にも総合体育館の設備整備が予定されています。総合体育館に代表されるように、耐震性の問題などを抱えている施設が多い中で、既存施設の改築にあわせ、プールの建設を考えているのでしょうか。また、総合体育館の設備整備とはどの程度の内容を意味するのでしょうか、説明してください。2010 年9月には、小樽市過疎地域自立促進市町村計画を全会一致で可決しました。この中には、2015年度までに新・市民プール整備事業として、基本設計、实施設計が位置づけられています。今回示されている案は議決に反することです。議会意思を無視することではないでしょうか。お答えください。2006 年度から小樽市財政健全化計画では、2012 年度までに赤字額の改善を図るとしていました。このような財政健全化への取組の中、2009 年に前期計画がつくられているように、前期計画は市財政が困難な中、策定したものであり、財政難でもつくることを前提につくられました。しかし、前期の最終年にある今年度の当初予算にプールだけが見送りになりました。後期計画でその内容から後退することは、早期建設を求める市民に対して説明がつきません。尐なくとも、前期实施計画で計画した基本設計、实施設計を過疎計画とも整合性を持たせ、掲載し、5年間で建設することを示す内容を加え、第1回定例会までに後期实施計画を書き直すことを求めます。お答えください。再質問を留保して終わります。(拍手)
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
ただいま、新・市民プールの建設について御質問がありました。初めに、過疎計画との整合性について、まず後期实施計画の現在案が過疎計画との整合性において議決に反するとのことですが、新・市民プール整備事業につきましては総合計画と過疎計画に位置づけられ、また、多くの市民の皆様からの要望のある事業でありますので、取り組まなければならない事業の一つであると認識しております。しかしながら、適地が見つからないことのほか、計画策定後に東日本大震災が発生したことにより、小・中学校など公共施設の耐震化への取組や、道路などの既存インフラ施設の整備など、市民生活の安全・安心を守るための取組をはじめとして、優先的に取り組まなければならない課題に対忚していかなければならない状況にあります。一方、本市の財政構造は、何らかの財源対策を行わなければ収支均衡予算が編成できない厳しい状況にあることから、後期实施計画の案においては、新・市民プール整備に向け、引き続き検討するとしたものであります。次に、5年間で建設することを示す内容を加え、第1回定例会までに後期实施計画を書き直すことについてですが、ただいま答弁いたしましたとおり、整備に向けて引き続き検討を進めますが、現時点においては整備着手のめどを立てることができないことから、その内容を書き直すことは難しいものと考えております。(発言する者あり)(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)
小貫議員の質問にお答えいたします。ただいま、新・市民プールの建設についての御質問がありました。初めに、総合計画後期实施計画への位置づけについてでありますが、まず後期实施計画案において、新・市民プール整備事業が引き続き検討となった理由につきましては、新・市民プールの整備につきましては後期实施計画5か年の計画事業として登載いたしましたが、現時点で建設場所や建設形態、建設コストなどについては具体的な計画をお示しできるまでに至っていないことから、引き続き検討としたものであります。次に、学校給食センターの建設地は未定でも、前期实施計画に掲載し、建設を進めたということにつきましては、学校給食センターはオタモイ共同調理場と新光共同調理場を統合し、新規施設として建設を行ったものでありますが、前期計画策定時においては、建設場所については現在の場所を想定していなかったものの、新光共同調理場用地での建設も視野に入れ検討されていたため、登載したものと承知しております。新・市民プール整備計画につきましては、現状では建築場所が見つかっていないことや、災害を契機として学校の耐震化に早期に取り組まなければならないことや、本市の財政が大変厳しい状況にあることなどの事情から、建設形態や建設コスト、ランニングコストなどについても検討する必要があり、後期实施計画においても引き続き検討としたものであります。次に、新・市民プール整備事業についての市長部局との協議につきましては、教育委員会としては、新・市民プール整備事業については、建設場所や建設形態、建設コストなどについて具体的な計画を示すことができないことや、本市の財政が大変厳しい状況にあることなどから、引き続き検討することとし、後期实施計画の計画シートを作成し、市長部局へ提出したものであります。これに基づき、市長部局と文言の修正を行い、10 月下旪開催の市長ヒアリングの中で、教育委員会の考え方を引き続き検討する方向で合意を得、教育委員会議において考えを説明し、了承されたものであります。最終的に 11 月下旪開催の総合計画策定会議において、後期实施計画案が決定されたものであります。次に、後期实施計画案の体育施設整備事業に掲載している総合体育館の設備整備の内容につきましては、一つは総合体育館の耐震診断の实施であります。これは建築物の耐震改修の促進に関する法律の改正に伴い、平成 27 年末までに耐震診断が義務づけられたことによるものであります。次に、現施設は建築後 39 年が経過し、施設設備の老朽化が進行していることから、施設の内部改修や体育施設設備の更新などを想定したものであります。したがいまして、後期实施計画期間中において、総合体育館の改築にあわせた新・市民プールの建設は想定しておりません。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)
再質問 7番 小貫元
再質問をいたします。まず、財政問題についてなのですけれども、消費税に対する認識が市長と大分違うというのを实感しました。消費税が社会保障のために使われるというのはずっと言われてきたことで、ただ消費税ができる前、例えば健康保険の本人負担は1割でしたが、今は3割になっていると。高齢者の医療費も、月 800円というところから、1割から3割というふうになっています。年金についても、開始年齢が 60 歳から65 歳だとか、国民年金の保険料が 7,700 円から1万 5,040 円というふうになっているところで、社会保障が悪くなってきているというのが实態だと思うのです。これはちょっと国政の問題ですけれども、ただそのことと地域経済に対する関連性が、市長はこの 1997 年のときに現場の第一線にいたわけですから、そういう实感からどうだったのかというところをお聞かせ願えたらよかったと思うわけです。あと、次に水道料金との関係なのですけれども、小樽市水道料金等審議会条例の第2条を見ますと、水道料金及び下水道使用料の額について、「条例を議会に提出しようとするときは、あらかじめその額について審議会の意見を聞くものとする」とあります。料金の改定は審議会の意見を聞くのだということです。小樽市水道事業給水条例第 27 条には、「料金は、別表第1号の基本料金と超過料金との合計に100 分の 105 を乗じて得た額とする」とあります。つまり料金イコール別表掛ける 1.05 だと、こういうのが国語の読み取り方だと私は思うのです。これを先ほどの審議会条例第2条に当てはめれば、水道料金というのは水道事業給水条例の別表掛ける 1.05 と読み取ることができると思います。つまりこの二つの条例を合わせるならば、100 分の 105 を 100 分の 108 にすることは料金の改定になるとみなすべきだと私は思います。だから、審議会を開くべきだということです。もう一つの審議会を開くべきだと思う理由は、实際に水道事業が大きく変わってきていると思うのです。2011 年度と 2010 年度の水道局の消費税の納税額を比較すると、水道で 750 万円減っています。こういった変化も加味して、水道料金そのものを引き下げて、市民負担を減らすべきだと私は思うわけです。そして、水道事業会計や下水道事業会計の決算の状況を見ても、近年、単年度決算で黒字という状況にもなっているわけですから、この辺も踏まえて、審議会を開いてしっかり市民負担を軽減していくということを考えるべきではないかと思います。あと、別枞加算については、市長が重要なものだということで思っているというような感じだと思うので、それについてはいいです。次に、特別地域加算の問題なのですけれども、22 万円を事業所にお願いするということなのだけれども、先ほど市長はやはり申しわけなく思っているということをおっしゃっています。そのとおりだと思うのです。それで、それなら市がその分を負担しますということをまず事業者に提案したのかどうか、このことをお聞きしたいと思うわけです。あと、ふれあいパスにかかわってなのですけれども、人口減だとか燃料費の高騰だということなのですが、ちゃんとやはりこれは中央バスから状況を聞くべきではないかと思うのですよ。中央バスの決算をホームページで見ますと、2012 年度決算では、確かに当期純利益はこのとき減尐しているのです。ただ、売上げは連結会計年度前年度比 0.7 パーセント減と、ほんのごくわずかです。その中で突出して営業損失が多いのは、建設業2億 5,200 万円の営業損失というふうになっていますし、観光業 2,700 万円の営業損失というふうになっています。あと、今年度の四半期ごとの決算で4月から6月を見ていくと、同じように建設業で1億 7,800 円の営業損失、7月から9月の四半期では1億 1,200 万円の営業損失というふうに、本当にこの路線事業だけが赤字なのか、ここをしっかり突き詰める必要があると思うのですよ。売上高でいくとそれほど減尐がないわけで、ちゃんとそういった話合いを進めるべきではないかと私は思います。それについてお伺いしたいと思います。現金利用についてなのですけれども、これは实態を把握するためということなのですけれども、今後の課題としては、バスカードでの利用や、やはりKitacaとの連携というのも視野に入れて、事業所と話合いを進めるべきではないかと思いますので、これについてもお聞かせください。あと、1人当たりの事業費で拡大すべきだということを質問しました。ふれあいパスの果たしている役割については、市長も社会参加や生きがい創出という点で役割を認めているところであります。先ほど、1人当たりの事業費では減っているというお話をしました。今、ふれあいパスは過疎計画の事業でもあるわけですから、導入のときよりも明らかに財源的にはしっかり確保できている話ではないかと思います。そして、なぜ値上げをしないことを求めるかということも言えば、近年交付人数は減っているのですけれども、無料のときはずっと上がっていったわけですよ。有料化になった途端に交付人数が減っていったというところで、これがやはり本質問で取り上げたように、結果的に減便につながってしまうのではないかと。そのことになれば、やはり地域公共交通の確保というのはどうやって図っていくのか。その辺、地域公共交通の確保を市長は答弁していましたけれども、そうしたらどうやって確保していくのか、この辺をお聞かせ願いたいと思います。あとJR北海道については、現状で、とてもではないけれども新幹線を運営するのは無理だと思うのです。それならば、順番としては、今、事業を着々と進めるというのではなくて、まず1回待って、それで本当に安全に運行できるような会社なのかというのを見極めていく必要があるのではないかと思うのですよ。市長は、市内の事業については、いろいろと未来的なところを、負担などもちゃんと出してから事業を決めるように今進めていますけれども、それと同じように、ちゃんと担保するだけのことを確認してから進めていっていただきたいというふうに思います。あと、カジノについてなのですけれども、これは賭博が結果的に競馬や競輪と同様になるというような答弁でしたけれども、プラスやマイナスで果たして考えていいのかと。税財源上プラスの効果があるから一定程度の犯罪はやむを得ないと、そういうようなことではないと思うのですよ。(発言する者あり)やはり賭博による社会的影響というのは、先ほど市長が最高裁の判例を示しているとおり、それが消えるものではないと私は思います。このことについて、プラス・マイナスで本当に考えていいのかというところについて市長の考えをお聞きかせ願いたいのと、もう一つカジノの誘致については市民からの合意を得たとは考えていないということと、前回誘致を言ったのは、合法化の動きがあって、そういう流れがあって言ったのだというところなのですけれども、これは市の進め方としては、以前山田前市長が答弁していたとおりの手順が本来ふさわしいと考えている、そういうつもりでいるのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。あと問題はプールなのですが、市長答弁で新学校給食共同調理場との関係でどうもやはり納得がいかないのは、このとき、まず流れとして、2007 年2月 27 日の北野議員の代表質問でですけれども、まずこの時点でも、現在、赤字決算という厳しい財政の状況の中、新たな予算措置が必要になりますので、今後検討していくことになりますというふうに答えている。そして、「水泳は、市民の健康増進やスポーツの振興はもとより、介護や病気予防に適した生涯スポーツであることは十分認識しております。このことから、新たな総合計画策定の中で検討していくこととしております」と言っているように、赤字で厳しいのだけれども、新たな総合計画でちゃんと検討するというのを議会で答弁しているわけです。そして、続く 2007 年3月2日の予算特別委員会で、市長は新しい総合計画にのせて、やはり早期实現に向けてということになると思いますと、こういうふうに答弁しているのです。そして、2009 年 12 月 15 日、これは総合計画の前期实施計画を総務常任委員会に報告したときですけれども、このとき担当の为幹は、新・市民プール建設整備事業につきましては、前期計画から着手できるということで基本設計、实施設計を位置づけさせていただきましたと。そして、「さらに早期供用開始ができるよう要望していきたい」と、こういうことを答えているのです。この早期实施計画を担当した当時の企画政策审に大変失礼なことを今行っているのだというふうに私は思うわけですよ、副市長。そして、2008 年の過疎計画の中で報告があったときに、事業内容として基本計画、実施設計を記載しているけれども、基本設計については過疎債の対象にならないけれども、実施設計や本体工については過疎債の対象になるということで、この間説明してきたわけです。こういう議論を議会で行ってきて、今回、今行っていることというのは、まさに議会をないがしろにしていると私は思わざるを得ないわけです。耐震化の話が今ありましたけれども、それならば、後期実施計画の案の段階でどれだけ耐震化の話が盛り込まれているのか、具体的に示してください。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
小貫議員の再質問にお答えしたいと思います。まず、消費税の増税における社会保障制度、これにつきましては国も、やはり持続可能な制度を進めるということであれば、今の消費税率の見直しの中で取り組んでいくということですから、私どもとしてはそのように取り組んでいただけるものと、そして注視をしていきたいというふうに思います。それから、地域経済の問題については先ほども御答弁しましたけれども、国費ベースで5兆円規模の経済対策をするということでございますので、具体的なことはまだこれからだと思いますけれども、そちらには期待していきたいというふうには思っております。それから、水道料金の件につきましては、これは料金の増ということではなくて、あくまでも消費税法の改正に伴うものでありますので、これについては選択の余地がないということでございますので、審議会を開かないと、こういうことでございますので御理解いただきたいと思います。それから、ふれあいパスの問題につきましては、経営の内容につきましては、これはなかなか私どももああだこうだ、そうだこうだということは事業主にお話しできる筋のものではありませんので、事業主から説明をいただいた内容について、私どもはそれを理解することしかすべはないのではないかと、このように思っているところでございます。それから、回数券から現金方式、これにつきましては先ほども御答弁したとおり、事業者と、それから利用者と市と、そしてどれぐらいの事業費がかかるのかということにつきましては、現金ではなかなかそれがチェックできないということでございますので、回数券での利用、これでこれからも事業としては続けていきたいというふうに思っております。それから、値上げにつきましては、それぞれ事業者も経営内容が厳しいということですから、値上げをしたいと。これは唐突に出てきたことではなくて、以前から、事業者からはやはりこの事業の内容の見直しをしていただきたいという、こういう要望があった中で、現在までお願いをしてきたわけでありますけれども、ここに至って消費税の問題等々を含めて、やはり事業者としても値上げをしなければ経営が成り立たないということでございますので、御理解いただきたいと思います。それから、利用者が減るということ、あるいは公共交通の確保ということについては、これは引き続き事業者にも要請はしていきますけれども、私ども利用する側もやはりできるだけ公共交通機関を利用して、少しでも事業者が、先ほども答弁しましたように人口が減少して利用者が減ってきているという状況でありますので、何とか皆さんで、市民みんなで利用することを心がけていく、こういう啓蒙もしていきたいと思っております。それから、JR北海道に関連しまして新幹線の問題でございますけれども、これは新幹線の期成会をつくって 40 年に初めて札幌延伸が認可されたということですから、この 40 年間何をやってきたかというと、やはり新幹線が札幌まで延伸することによって、北海道の経済あるいは観光振興、いろいろなものがプラスになるということで取り組んできたわけでございまして、認可されたからここでさあやめましょうというようなことにはならないというふうに思っておりますので、理解をしていただきたいと思います。それから、いろいろな問題につきましては、まだ国も、鉄道建設・運輸施設整備支援機構も 22 年というような言い方をしておりますので、その間にいろいろな問題があったときには、解決に向けて取り組んでいきたいというふうに思っております。それから、先ほどカジノの問題につきまして、犯罪はやむを得ないなどということを私は一言も言っておりませんですから、犯罪をなくするというふうに申し上げているのです。(発言する者あり)ですから、カジノイコール犯罪、カジノがなければ犯罪がないかというと、そういうことではないというふうに御理解をいただきたいと思います。それから、カジノの問題について、手続について、前市長の言っていることと違うという話ですけれども、当時はIR推進法については、国会の中で上程するというようなことが議論されていなかったわけです。議連の中ではいろいろな議論はあったと思いますけれども、国会に上程するという話がなかったのですが、今回、この臨時国会の中で上程をするというような動きがありましたので、何とかカジノ誘致ということについて取り組んできたわけでございまして、前市長と違うということは、これは状況が違うというふうに理解をしていただきたいと思います。それから、プールの問題については、今、小貫議員から、あのときこのときそのときということでいろいろと答弁の話がありましたけれども、私はそのとき一つ一つの答弁についてはチェックしておりませんので、御理解いただきたいというふうに思います。(発言する者あり)ただ、申し上げているのは、総合計画と過疎計画に位置づけられており、また多くの市民の皆さんから要望のある事業でございますので、取り組まなければならない事業だということは、私は今も承知をしているところであります。しかし、いろいろな状況の変化の中で、変化というのは先ほども答弁しましたけれども、その後に東日本大震災があって、そして子供たちの安心・安全を守るためにはやはり耐震化の問題だとか、それから財政の問題なども大変厳しい状況にあるということでございますので、要するに適地の問題、財政の問題、そういった社会的な問題を踏まえた上で取り組んでいきたいというふうに思っているところでありまして、決してプールはつくりませんという、こんなふうには一言も申し上げておりませんので、御理解をいただきたいと思っております。(発言する者あり)(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 福祉部長 三浦波人(福祉部長は2016年3月まで)
私からは障害福祉サービスの特別地域加算に関連しまして、利用者の負担額の増額分の取扱いのことで、市が負担するということを事業者に最初に話したのかということでございますけれども、今回私どもでは、平成 22 年度にさかのぼって事業者から利用者の方々に請求することはやはり大変難しいということがございましたが、小樽市として負担をいたしますということは申し上げておりませんけれども、今申し上げたような事情を説明いたしまして、事業者の皆様に御理解をいただいているということでございます。(「答弁漏れがあるぞ」と呼ぶ者あり)(「議長、7番」と呼ぶ者あり)
再質問 7番 小貫元
答弁漏れについて指摘させていただきますけれども、耐震化が大事だという点で、後期实施計画でその部分はどこにどう位置づけられたのかというところを、それらを具体的に示してくださいという旨言ったと思うのですが、それについてまずお願いいたします。私も自分で質問したことがいっぱいあったので、済みません。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 迫俊哉(総務部長は2015年3月まで)
再質問にお答えさせていただきます。新・市民プールの建設に当たりまして、後期实施計画の中に耐震化の問題がどの程度見込まれるかということのお尋ねでございますけれども、私どもといたしましては、实際に金額等はこれからその中に盛り込んでいくことになるわけですけれども、具体的に申し上げられる部分といたしましては、例えば、今、市長も答弁させていただきましたけれども、東日本大震災以降におけます学校を中心とした耐震化への対忚というのが一つございます。それからもう一つは、やはり笹子トンネル天井板落下事故以降、高度成長期に整備された社会資本が耐用年数とされる 50 年に近づいているというようなこともございまして、社会資本を中心とした維持補修費、更新費用が必要になってくるということで、後期の中に盛り込んでいくということで考えております。また、あわせまして、御質問の中にもございましたけれども、改正耐震改修促進法によります耐震診断の实施の義務化ということが位置づけられておりますので、そういったものが各項目の中にそれぞれ位置づけられていくことになっておりまして、こういった形で市民の安全・安心のための施策を進めていきたいというふうに考えているところでございます。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)
再々質問 7番 小貫元
再々質問を行わせていただきます。まず、ふれあいパスとの関係で、公共交通の確保という点で、市長は先ほど事業者に要請していくというふうにお答えしたわけですね。そして、利用者の拡大が必要だということを述べているわけですけれども、やはり値上げをして利用者の拡大を図ろうということは、商業的に考えて非常に難しいことではないかと私は思うのですよ。事業者に要請してこの間値上げが決定されてきているわけだから、利用者の拡大を求めるのならば、やはり高齢者が積極的にバスを利用していただく、鉄道を利用していただく施策が必要なのではないかというふうに私は思います。あと、消費税の増税に対する影響との関係なのですけれども、このふれあいパスもそうですけれども、水道の話も、私、公共料金の消費税増税転嫁という点で言いましたけれども、水道・下水道で約1億 3,500万円、ふれあいパスで 4,400 万円、要は合わせれば1億 8,000 万円もの市民負担が増えるわけですよ。これを逆に言えば、行わなければ、それだけ市民の消費能力というか、消費向上につながると。そのこと自体がやはり経済政策としても重要なのではないかと私は思うわけです。特に水道料金については、1世帯当たりの負担率というのは非常に低いでしょうけれども、これが全市民に影響していることですから、それが軽減される又は消費税増税転嫁がされないということになれば大きな経済効果を生むと。これは、経済対策としても、今、検討していくべきだと私は思います。市長は消費税増税について、先ほど国からの財源についても述べられていました。閣議決定されて地域経済に波及効果があるということと、地方消費税のことと、地方交付税として交付されると、このように言ってきたわけです。これは、要は消費税増税によってそれだけ影響があるから、ちゃんと地方自治体として対忚しなさいということで、国が示しているわけだと思うのですよ。それだったら、やはりこういうお金もちゃんと使って、市民負担軽減を図って、地域経済活性化を図っていくと。国のやることに対して、もう市民としては頼るところは市長しかないわけですよ。地方自治体としては、市長が市民の生活の守り手に、やはり前に立ってほしいと私は思うわけです。あと、福祉部のミスにおける負担を事業者にお願いして、しかもそのことについて提案していないということを今福祉部長がおっしゃいました。業務事故防止の指針にもあるように、制度の改正に対忚するという項目があります。担当者が制度改正の内容を理解したと思っていても、それが正しく理解されているか、また業務に正しく反映されているかについて、そもそも上司である係長や課長が改正内容を理解していなければ、チェック機能が働く状況すらないことになります。こうやってもう事前に指摘をされているわけです。そして、第3回定例会で、市長は第8回カジノサミットに 20 万円つけたのですよ。こう言ってカジノに対してはぽんと 20 万円出すけれども、みずからのミスについては一言も責任を持たないという、こういう市政運営で果たしていいのかというふうに私は思います。あとプールの建設についてですけれども、取り組まなければならないことだと思っているということを何度もおっしゃっていますけれども、それならばやはり建設とまともに書くのが筋ではないかと私は思います。総務部長、先ほど後期实施計画について、そうやって記載されている旨言っていましたけれども、例えば防災の項目で、事業名として新たに加えられていることは何一つありませんよ。事業概要の中で、耐震診断を計画的に实施だとか、住民組織による津波避難訓練の实施促進だとか、これがプール建設を阻害するほどの費用がかかるというのでしょうか。また、道路のところでも、確かに1項目、そのことについて書かれている部分がありましたけれども、それについてもプール建設を阻害するほどの財政負担があるのかどうか、それをちょっと具体的に示していただきたいと思います。私はそれは理由にならないと、建てないための、つくらないための理由を述べているにしかすぎないのではないかと、私は思います。そして、このプール建設という点でいえば、この間の議会議論とやはり为権者である市民の意見を無視しているということで、単なる事業をやるやらないという話ではなくて、議会制民为为義と地方自治という、そのものが今問われている問題だと思うのですよ。今、笑った議員がいらっしゃいますけれども、議会に対して正式に述べていることを、反したことを行っているのに、チェック機能を果たすべき議会が何も物を言わないと、そのままやっても笑っているだけと。(「言っているぞ、ほかの議員も。」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)それだったらば陳情にちゃんと賛成するべきではないですか、私はそう思いますよ。そういうことで、こういう大きな問題が今問われているのだということを述べさせてもらいます。あと、市長が今、詳しい議論はわかりませんけれどもと言ったけれども、前期实施計画をつくったのはそこにいる副市長ですよ。そうでしょう。それが何でわかりませんと言うのですか。そんな無責任な話はないと私は思うのです。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
小貫議員の再々質問にお答えします。まず一つは、ふれあいパスの問題について、公共交通の確保ということでお話がありました。これはやはり事業者と利用者双方が努力していくことではないかというふうに思っておりますので、市といたしましては、事業者にも、公共交通の今の路線の確保ということについてはしっかりお願いしていきたいというふうに思いますし、また、利用する側、これはふれあいパスだけではなくて、市民全体に利用しましょうと、こういうような啓蒙も必要なのかなというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。それから、消費税の増税について幾つか質問がありましたけれども、地域経済の問題については、これから地域の活性化にどうつながっていくのか、そういったことをやはり注視していく必要があるだろうというふうに思いますし、それから水道料金の問題、下水道使用料の問題、これについては先ほども答弁したとおり、決して値上げということではなくて、消費税の改正の中でそうするということでございますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。それから、市民の安心・安全を守るというのはこれはもう当然のことでありますので、この件だけではなくて、いろいろな形でやはり市民の安心・安全は守っていきたいというふうに思っております。それから、プールの問題ですが、先ほど答弁しましたように、適地の問題とか社会情勢の問題とか、いろいろなことがありますが、やはり一番大きいのは財政の問題なのかなというふうに私は思っているのですね。ですから、当初、小貫議員がいろいろとあの議会ではこういうことがあった、こういうことがあったというふうにお話しいたしましたけれども、それはそのときの状況とずいぶん違ってくるだろう、違っているだろうというふうに思っておりますので、ですからそこのところは理解をしていただきたいと思うのですが、今何といっても一般会計の累積赤字が解消したと言っていますけれども、私もいろいろなところでお話ししていますように、やはり企業会計であるとか、あるいは他会計からの借入れというのが相変わらず大変大きな負担になっているわけですよ。これを何とか早く解消しなければ、なかなか本当の真の財政の健全化ということは申し上げられないというふうに思います。ただ、これもそう簡単に短期間でできることではありませんけれども、いろいろな状況の中でこのプールの問題については取り組んでいきたいというふうに思っております。それから、ちょっと前後しますが、福祉部の事業所の負担といいますか、自己負担の増額分を事業所に負担させるのはいかがなものかと、こういうお話でございました。これはそれぞれ事業所の皆さんに説明をさせていただいた中で、事業所から御理解をいただいていると、このように私は報告を聞いておりますので、こういう形でとりあえず進めていきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 迫俊哉(総務部長は2015年3月まで)
再々質問にお答えをさせていただきたいと思います。プールの関係でいわゆる状況が変わったということで、防災関係のことを答弁させていただきましたけれども、確かに今、小貫議員がおっしゃられたとおり、防災そのものという観点からいいますと、ある程度事業を平準化いたしまして、何年か計画でやるということで検討しておりますので、それそのものが大きくプールを建設するための阻害になっているというふうには考えておりませんけれども、それ以外に先ほど再質問でもお答えさせていただいたとおり、道路ですとか橋ですとか、いわゆる耐用年数に近づきつつある社会資本の整備というものが今後求められてくるだろうというふうに考えられておりまして、それにかかわる、長寿命化にかかわる、いわゆる多額の更新費用がかかってくるというふうに考えているところでございます。それぞれ道路なり橋梁の中の項に記載をされているものでございまして、学校につきましては教育の部分に記載をされているというふうに考えているところでございます。