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小樽市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月9日

入札及び入札不成立案件への対応について

2013年12月9日、小樽市議会の一般質問で、鈴木喜明議員が「入札及び入札不成立案件への対応について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。

質問者
鈴木喜明 議員
答弁者
市長 中松義治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 鈴木喜明

次に、入札及び入札不成立案件への対忚についてお聞きします。本市の本年4月から 10 月に発注した公共工事で、忚札する業者がいないなどの理由で不成立になった入札が全体の1割を超す 12 件に上っています。消費税増税前の駆け込み需要などによる人材や建設資材の不足が原因と見られ、参加資格を変更するなどして再入札を实施していると聞いていますが、今年度、今まで再入札を繰り返し、不調のままにある工事は何ですか、お知らせください。11 月の入札不成立がありましたらお知らせください。入札不成立は、いつまでもそのままというわけにはいきませんので、当然入札価格のかさ上げ、設計仕様のグレード変更などが考えられますが、設計などの変更を余儀なくされた事例は何件ありますか。そして、その影響をどのようにお考えですか。今期の今までの入札状況で特異な点がありましたらお知らせください。人材や建設資材の調達困難という点では、このたびの補正予算案の手宮地区統合小学校校舎等改築事業費が平成 25 年度予定事業から一部 26 年度事業へ変更になったのは、資材調達が間に合わなかったためとお聞きしましたが、もう尐し詳しく理由をお示しください。また、校舎の完成遅れは生じますか。その影響もお示しください。前述の入札不成立の 12 件の中には、水道局発注の3件の工事も含まれていました。今回の補正予算に恒例の民間業者の受注端境期対策として、平成 26 年度予算の前倒し工事としてゼロ市債で配水管整備工事費1億円、臨時市道整備事業費1億円が計上されました。計上することには我が党としては賛成します。しかし、今年のように入札不成立が続いておりますので、せっかく端境期対策の前倒し工事が入札不成立など起こさないか心配ですが、その懸念はありませんか、お答えください。また、先月上旪、旫川市で土木工事入札をめぐり、贈収賄事件として同市課長らが逮捕、送検されました。旫川市の入札制度は、一般競争入札や郵便入札などを取り入れた本市と同様の入札制度とお聞きします。本市はかねてより入札改革を進め、職員による情報漏えいなど官製談合の可能性を極力排除してきたと報告を受けています。同じ制度の導入状況で他市において不祥事が起きたことは、今後の警鐘として受け止め、より一層の不正防止を求めますが、我が党としてはあくまでも市の公共工事の利益を地元に還元し、市中景気の呼び水になることを念頭に、現状の予定価格 7,000 万円以上の土木工事や同1億円以上の建築工事などは指名競争入札を引き続き实施し、地元企業が単体で受注が困難な大規模な工事では、地元企業との共同企業体を優先指名することを望みますが、市長の今後の不正防止策や入札制度についてのお考えをお示しください。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

ただいま、入札及び入札不成立案件への対忚についての御質問がありました。初めに、入札不成立案件のその後の対忚についてですが、まず今年度、今まで再入札を繰り返し、不調のまま執行していない工事につきましては、於古発川改良工事の1件であります。また、11 月での入札不成立の工事は於古発川改良工事と市営住宅排水管改修工事の2件であります。次に、入札不成立で設計などの変更を行った工事の件数についてですが、今年度入札不成立となった工事は 11 月末現在で 14 件あり、そのうち設計変更を行った工事は4件、受注業者のランクの変更などを行った工事は6件、再入札を行っていない工事や新年度での執行を予定している工事は4件となっております。次に、入札不成立の工事の影響についてですが、再入札を行うことにより工事の完成時期が遅れ、当初予定していた供用開始が遅れるなど、市民サービスの低下につながるものと考えております。次に、今年度の入札での特異な点についてですが、入札不成立 14 件のうち、忚札者がいないため入札不調になったケースが 13 件あり、このように多くの件数となったことは過去にはなかったところであります。次に、手宮地区小学校校舎等改築事業費が平成 25 年度から 26 年度に一部変更になった理由につきましては、道内での大型工事の急増に伴い、建物の基礎に使用するコンクリート杭の製造工場での生産が間に合わず、現場での基礎工事が約2か月遅れたことから、当初予定していた年度内の出来高が確保できなくなったためであります。また、その影響による校舎の完成の遅れにつきましては、下請業者の増員確保等により、工期内に完成できることを請負業者と確認しております。次に、ゼロ市債での工事が入札不成立にならないかについてですが、入札不成立の原因として一番大きい理由は、工事受注のふくそうなどによる型枞工や大工などの技術者の不足と聞いております。ゼロ市債は工事の端境期対策として实施していることから、入札時期は来年2月から3月を予定しており、この時期は公共工事の施工が尐ないことや現場には雪解け時期から早く入れるという利点などがあり、また人員の確保がしやすいこともあり、入札不成立の可能性は低いものと考えております。次に、不正入札防止についてでありますが、これまでも本市におきましては適正な入札制度についての検討や職員に対する公務員倫理等の研修を行ってきたところであり、今後とも国や他の地方自治体における入札制度の取組などの研究を行うとともに、職員へのコンプライアンスの徹底を図ってまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月9日 議事録 PDF(64ページ) 間違いを知らせる