小樽市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月10日
日本カジノ創設サミット開催補助金と小樽IR構想について
2013年9月10日、小樽市議会の一般質問で、千葉美幸議員が「日本カジノ創設サミット開催補助金と小樽IR構想について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。
- 質問者
- 千葉美幸 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 千葉美幸
第5項目め、第8回日本カジノ創設サミット in 小樽開催補助金について質問させていただきます。国のカジノ合法化に向けた動きが加速していると言われています。外国人観光客のさらなる拡大を目指せることや、それに伴う経済波及効果が大きく期待されており、2013 年文部科学省が科学研究費としてカジノ研究に助成をしたことも誘致活動に取り組んできた団体や自治体、そして民間企業が積極的に動いている要因のようです。道内では、昨年第7回日本カジノ創設サミットの開催地となった釧路市が、本年7月 30 日に蝦名市長みずからひがし北海道統合観光リゾートIR誘致協議会の関係者とともに道庁を訪れ、高橋はるみ知事に統合型リゾートに係る取組の推進に関する要望書を提出し、阿寒湖温泉地を統合型リゾート候補地とすることを要請しました。その際、高橋はるみ知事は、治安への影響など課題も多いとしながら、カジノを運営する事業者との接触など、しっかり取り組みたいと述べたことが報道されております。また、道としても昨年、カジノを含む統合型観光リゾート(IR)による経済・社会影響調査の報告がまとめられ、北海道の観光や雇用、新たな税収の確保など、経済効果が期待されているようです。報告書を見ますと、世界のIRは公的財源を必要としない観光振興策の一手段となっていることや、カジノの合法化を行ってきた地域において、統制のノウハウが積み重ねられてきた点で、IR構想が観光産業の中で注目をされている理由のようです。一方、懸念されている治安や青少年教育、依存症に対するリスクも確実に存在することは、報告書の中でも述べられております。中松市長は、現在まで小樽IR構想の効果への期待や情報収集に努めるお話はされているものの、カジノを含めた統合型観光リゾートの小樽市への誘致に関しては、これまでははっきりとした意思表示がなされてこなかったと認識しております。そのような中で、今定例会の補正予算には、日本カジノ創設サミットが小樽市で開催される事業費の一部を助成する 20 万円が計上されており、以下、何点か伺います。今回の助成に至った経緯について、御説明願います。次に、道内他自治体のIR構想の取組状況はどのように把握されているのか、お示し願います。市も参加している小樽国際観光リゾート推進協議会は、平成 24 年4月にまとめた小樽IR構想の実現を目指すため活動されております。カジノ法案の詳細について明らかではありませんが、市民から小樽市長の誘致に関する決断について注目する声があるのも確かであります。10 月に小樽市で開催されるサミットで挨拶される市長は、積極的に誘致活動に取り組まれる意思表示をなさるのか、お考えをお聞かせ願います。また、小樽IR構想は、市のみならず近隣自治体への影響もあると考えますが、いかがでしょうか。札幌市や広域連合町村からの意見などは届いているのかについてもお伺いいたします。この項の最後に、現在、小樽IR構想は、小樽国際観光リゾート推進協議会が中心となって調査・研究が重ねられておりますが、構想の中にあるカジノについて市民から懸念の声が聞かれます。市民に対して、小樽IR構想の情報提供をどのように進められるのか、お考えをお示しください。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
ただいま、第8回日本カジノ創設サミット in 小樽開催補助金について御質問がありました。初めに、今回の補正予算案提出の経緯でありますが、これまでのカジノを含むIRの導入については、地域経済への効果が期待できるとの考えから、小樽国際観光リゾート推進協議会や北海道から情報収集に努めてまいりました。このたび本市でサミットが開催されるに当たり、市としても協議会とともにIR誘致の実現に向けた取組を進めていくために予算案を提出したものであります。次に、道内他自治体におけるIR構想の取組状況についてですが、先月、北海道が実施したアンケート結果によると、「誘致に向け取り組んでいる」と回答したのが本市と釧路市、「情報収集及び誘致に向けた検討を行っている」と回答したのが苫小牧市、「情報収集を行っている」と回答したのが札幌市や倶知安町など 28 市町となっております。次に、誘致活動の意思表示につきましては、先ほども答弁いたしましたとおり、地域経済への効果が期待できることから、サミットの場におきましても積極的な誘致活動を表明してまいりたいと考えております。また、近隣自治体への影響についてですが、IR構想では札幌市との連携によるMICEへの活用や後志圏のリゾートとの組合せによる観光振興も想定されており、広域的な経済効果が期待されるものであります。なお、今のところIR構想についての近隣自治体からの意見などにつきましては、本市には寄せられておりません。次に、市民に対しての小樽IR構想の情報提供についてですが、国会へ提出される法案などの関連情報を市のホームページに掲載するほか、小樽国際観光リゾート推進協議会とともに説明会などを開催し、市民の皆さんにIRに対する理解を深めていただきたいと考えております。