みんなの議会

小樽市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日

(1)稲穂小学校1年生受入れについて/(2)通学路の除排雪について

2013年6月19日、小樽市議会の一般質問で、中島麗子議員が「稲穂小学校1年生受入れについて」「通学路の除排雪について」について質問し、市長 中松義治、教育長 上林猛、生活環境部長 前田孝一、建設部長 工藤裕司が答弁しました。

質問者
中島麗子 議員
答弁者
市長 中松義治、教育長 上林猛、生活環境部長 前田孝一、建設部長 工藤裕司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 20番 中島麗子

一般質問を行います。初めに、2013年度稲穂小学校の1年生受入れについて質問します。第1点は、学級編制についてです。今年度の新1年生の総数は、5月1日時点で通常学級が790人です。市内の小学校24校中、受入数が多いのは、朝里小学校で87人、稲穂小学校73人、桜小学校60人、銭函小学校59人でした。現在の学級編制は、文部科学省の基準では40人で1学級、41人いると2学級になります。しかし、少人数学級推進の運動が実り、1年生は法定で、2年生は北海道教育委員会の事業という違いはありますが、35人で1学級編制になっています。今年度の3学級編成は朝里小学校1校、2学級編制は11校、1学級編制及び複式学級は12校でした。稲穂小学校の新1年生は73人ですから、基準では3学級で24人学級が2学級、25人学級が1学級になりますが、実際は36人と37人の2学級のため、3学級と比べると1学級10人も多くなっています。このことは法の趣旨に反するのではありませんか。今年度、新1年生の通常学級1学級当たりの平均児童数は、複式学級を除いて23人ですから、稲穂小学校の1年生は市内で一番学級人数が多いわけです。本来、新1年生の受入れは、教員にとって大変な激務ですし、児童にとっても新しい生活になれるため緊張の毎日です。そのため教員が1人ずつの子供の対応を十分にできるよう、少人数学級が実現したのです。今回は、教室数が足りないということで2学級編制になったと聞きますが、3月には入学数は把握していたはずです。受入れ教室の確保のための検討はされたのか、教員、新1年生の保護者をはじめとしたPTAへの説明はどのようになされたのか、この間の経過について説明を求めます。現在、教育委員会は学校適正配置計画を推進中で、稲穂小学校は、中央・山手地区の統合校として色内小学校からの受入れ計画があります。5月9日に稲穂小学校で行われた学校再編の地区別懇談会では、色内小学校からの全受入れ数は、平成28年4月推計で26名という説明でした。しかし、学校再編の経過で廃止になる学校ではなく、初めから統合校に行きたいという指定校変更を認めているため、児童数の把握が流動的です。今年度は、新1年生の指定校変更数は、全体で67人で、うち稲穂小学校の受入数は10人で、一番多い数でした。今後、色内小学校からの受入れを含め、稲穂小学校を希望する指定校変更の児童も受けるなら、また教室が不足することになるのではありませんか。今後の稲穂小学校の教室数についての見込みと対策をどのように考えているのか、お聞きします。少人数学級は、一人ずつの児童に行き届いた教育を実践するために、全ての保護者、児童、教員の共通の願いです。40人学級の基準を見直すことのない教育行政の中でも、国の基準を下回る学級編制基準が可能になり、平成17年度は、45都道府県で小学校の低学年を中心に、40人を下回る少人数学級が実施されています。北海道では、平成16年度から小学校1年生、翌17年度から2年生まで拡大されています。このような取組で進めてきた少人数学級基準を利用せず新1年生を受け入れることは、児童にとっても大きなデメリットであり、よりよい教育環境のあり方としても大きな後退ではありませんか。一日も早く必要な教室数を確保して、新1年生を3学級にすべきと考えます。しかし、既に1学期が始まっており、学校生活になれるために頑張っている児童への影響を考えると、途中での学級編制見直しが適切かどうか判断が必要です。現在、北海道教育委員会は、3学級分の教員配置として3人の教員を2学級につけていますが、小樽市の負担で1人採用し、1学級に2人ずつの教員配置で多人数学級の対策をすべきではありませんか。教育長の見解をお示しください。次に、新1年生の受入れにかかわって、稲穂小学校の放課後児童クラブ受入れについて質問します。今年度は、全体で800人の新1年生のうち246人、約3割が放課後児童クラブに登録しています。小樽市では1年生から3年生まで受け入れており、平成24年度から特別支援学級の児童は6年生まで拡大しています。稲穂小学校の放課後児童クラブは、勤労女性センターの2階で実施していますが、定員が39人です。ところが、今年の当初の希望は、1年生21人を含め54人になり、小樽市は、3年生13人を待機扱いにして、1、2年生のみ受入れにしました。定員数を大幅に上回ることが明らかになったのはいつごろで、4月の入学式までの間、児童の受入先についてどのような検討がされて3年生の受入れをやめ、待機扱いにしたのか、この間の経過について詳しくお聞かせください。受入先である勤労女性センターが、施設内の改修をして新たな受入れ施設の検討をしていると聞きましたが、放課後児童クラブを担当する教育委員会、福祉部との連携、協議はどのようになされたのか、お知らせください。保護者が仕事をしているため放課後児童クラブを利用する児童です。今回、定員オーバーで利用できなくなった児童はどうしているのか把握していますか。私は、児童クラブの目的から見ても、放課後の児童の安全・安心な居場所づくりは、小樽市が3年生まで受けることを掲げているのですから、最優先課題として対策を立てるべきだったと考えます。なぜ4月までに児童の居場所確保を決められなかったのか大変残念です。現段階では、一日も早い受入れ態勢をつくり、待機している児童を受け入れるべきだと思いますが、市長の見解をお聞きします。今後、いつまでに受入れ態勢をつくるのか、待機している児童や保護者に対してはどのように説明して了解を得られているのか、お聞きします。この項目の最後にお聞きします。稲穂小学校1年生が3学級編制の対象であるにもかかわらず2学級にしたことは、議会や市長に一切報告されていませんでした。また、放課後児童クラブが定員を大幅に上回り、3年生を待機扱いにして受け入れなかった件も、市長に報告されていませんでした。市が市民に約束した事業にこのような変更があるとき、市長は知らなくていいのでしょうか。市長、教育長、それぞれの見解を求めます。一般質問の2点目は、冬期間の児童の通学路の除排雪についてです。平成24年度の除雪予算は、例年にない大雪のため、2回の補正予算を追加して、全体で15億130万円という予算になりました。現在は、市内を六つの地域に分けて、車道や歩道の除雪、排雪、砂まきなどを含む地域総合除雪業務として6か所の除雪ステーションに業務委託をしています。市は、除雪や排雪の実施、特に歩道の対応については、業者とどのような契約を交わし、実施状況についてはどのように把握していますか。市の除雪出動基準では、歩道除雪は車道除雪の1種、2種路線と共通ということですから、各道路除雪と同様に歩道除雪が実施されるはずですが、実際には平成24年度で、車道除雪と歩道除雪の平均対応回数にどれくらいの差があったのでしょうか。また、平成24年度決算見込みでは、全体の除雪委託費に占める歩道除雪費用はどれくらいになるのか、お知らせください。最上は市内でも雪の多い地域ですが、大きな道路として道道小樽環状線と市道千秋通線があります。通学路の除排雪は、児童の安全対策として重要ですが、市全体の歩道除雪が不十分な中では、通学路とはいえ、優先的に対応することは難しいことはわかります。最上小学校は、千秋通線と最上小学校上通線が交差する角にあるため、この二つの道路は、まさに通学路として除雪対象になる路線です。ところが、冬期間、千秋通線という大きな道路に接しているのに、恒常的に歩道が確保されていません。時には、一部除雪がされているのに、途中で中断して雪山になっている場合がありました。最上小学校上通線は、学校のグラウンド沿いと通りを挟んで道営住宅側の両側に歩道がありますが、学校グラウンド側は雪が堆積したままで、歩道がつけられませんでした。最上小学校では、安心・安全マップを作成して児童の通学路の危険箇所を示し、安全対策に取り組んでいますが、このような安全マップなどを利用して具体的な除雪路線を確認する必要があると思います。通学路の除排雪箇所については、通常どのように決め、具体的に除雪路線の確認はされているのか、お答えください。最上小学校周辺の主要通学路について、平成24年度の車道除雪と歩道除雪の平均除雪回数と比較してお答えください。積算価格は、除雪は距離、排雪は排雪量で実施されるそうですが、歩道除雪はどのように積算され、ここを含む松ヶ枝地域での歩道除雪費用を平成24年当初契約時でどれぐらい見込んでいたのか、お聞かせください。最上小学校の通学路除雪業者の話では、雪が多くなると、歩道除雪の機械は力が弱いため、歩道除雪を途中で中断し、行きどまりになったということです。市は、2週間に1回、ステーション会議を開き、業務の遂行状況を確認しているそうですが、昨年度のような異常な大雪に対しては、現場の業者と具体的な改善策を検討すべきであり、臨機応変な対応が必要だと思います。会議には代表業者しか参加しませんので、松ヶ枝地域における具体的な歩道対策が図られるような工夫が必要と思います。見解をお聞きします。現在、第2ステーションでは、からまつ公園奥に雪堆積場がありますが、平成24年度から30年度までに道道小樽環状線の最上地区から塩谷までの急勾配、急カーブの解消を目的とする最上トンネル建設工事が実施されると、雪推積場としての利用面積が小さくなります。また、第2ステーション事務所と隣接する雪堆積場所は、学校適配計画で最上小学校・緑小学校統合新校舎の建設予定があり、ここも雪堆積場所として利用できなくなる可能性があります。近隣に雪堆積場所を確保できないときは、さらに経費が増加するため、新たな雪堆積場所の検討が必要です。旧東山中学校のグラウンドなどの検討も含めて、今後の雪堆積場所の確保について市の見解をお聞きします。以上、再質問を留保して、一般質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

中島議員の御質問にお答えいたします。初めに、稲穂小学校1年生の受入れについて御質問がございました。まず、勤労女性センター内の放課後児童クラブについて、稲穂小学校の3年生を待機扱いにした経緯ですが、平成25年度の申込みが定員を大幅に上回ることが明らかになったのが、新1年生の申込期限の3月1日でありました。その時点では、勤労女性センター内の講習室等が使用申込みを受け付けている状況にあったため、センター内にすぐに放課後児童クラブを増設することが困難であったことから、生活環境部が福祉部、教育委員会それぞれと協議をし、センター以外での開設も含めて検討しましたが、4月から希望する児童を全員受け入れることは難しいと判断いたしました。そのため、4月以降の各家庭における対応を考慮し、3月8日に1、2年生の入会を優先し、3年生13名全員を待機扱いとすることを決定し、保護者にその旨を通知したものであります。次に、放課後児童クラブを担当する部局との連携、協議についてですが、関係する3部により庁内連絡会議は設置されており、随時、会議の場を設けたり、庁内メール等を通じて情報交換したりしており、今回の勤労女性センターにおける3年生の待機扱いの件につきましても、これまでと同様に情報を共有するとともに、今後の対応について連携しながら協議を重ねております。次に、待機者がどうしているのかの把握についてですが、それを目的とした調査はしておりませんが、保護者と接する機会があった際、個別に聞いたところでは、「近くの祖父母の家に行っている」「習い事をさせている」「兄や姉と遊んでいる」とのことであります。次に、早く受入れ態勢をつくり、待機している子供たちを受け入れるべきとのことですが、放課後児童クラブは、仕事と子育ての両立支援、児童の健全育成対策として重要な役割を担っていると認識しておりますので、夏休み開始を一つのめどに、勤労女性センター内で希望する3年生の受入れについて検討を進めているところであります。また、待機をしている3年生の保護者の皆さんには、退会者発生に伴う入会希望調査や増設に向けての再調査を通じて現時点での入会希望を確認させていただくとともに、現在、受入れに向け検討している旨をお知らせしております。次に、稲穂小学校の1年生の学級編制について、教育委員会から私への報告でありますが、小・中学校の学級編制につきましては、法に基づいて教育委員会において判断すべきものであり、適正に執行されているものと承知しております。次に、放課後児童クラブの待機扱いの件について私に報告がなかったとのことでありますが、3月初旬に生活環境部長から報告は受けております。次に、通学路の除排雪について何点か御質問がありました。まず、業者との契約についてでありますが、歩道も車道と同様に、市が定める出動基準に基づいて、適切な除雪作業の実施による通行の安全確保を目的とした契約となっております。次に、実施状況の把握についてでありますが、出動基準に基づいて適切に作業が実施されていたかを、業者より提出される作業日報で出動状況を確認し、道路パトロールで作業後における道路状況の確認を行うとともに、業者から定期的に実績報告を受けることにより、執行済作業量の確認を行っております。次に、平成24年度の車道除雪と歩道除雪の平均対応回数の差についてでありますが、市内6地域の幹線道路の平均回数で、車道除雪は約34回、歩道除雪は約25回という実績でありますので、その差は約9回となっております。また、歩道除雪の委託費用の除雪委託費全体に対して占める割合についてでありますが、平成24年度の決算見込みでは除雪全体の委託費は約8億円、歩道除雪の委託費は約3,000万円でありますので、約4パーセントを占めております。次に、通学路の除排雪箇所の決め方についてでありますが、8月に除排雪計画を決定する際において、前年度に小・中学校から提出された通学路の除排雪要望書に基づき、除排雪の箇所を決めております。さらに、除雪の必要路線の確認については、その後、11月に学校から提出される通学路の除排雪要望書で内容を確認しておりますが、今後は、学校で作成している安心・安全マップにある情報も現場作業の参考としながら、通学路の安全確保に努めてまいりたいと考えております。次に、最上小学校周辺の平成24年度の車道除雪と歩道除雪の回数比較についてでありますが、主要な路線においての平均の車道除雪は約29回、歩道除雪は約26回の作業を実施しております。次に、歩道除雪の積算方法についてでありますが、各対応必要路線の延べ延長から稼働時間を想定して必要数量を定め、歩道除雪費用を算出しております。また、この地区を含む松ヶ枝地域での歩道除雪費用についてでありますが、当該地域の当初費用は、200万円程度を見込んでおりました。次に、大雪時の歩道の確保についてでありますが、本年3月にこれまでにないまとまった降雪があったため、歩道の確保が一時困難な状況が発生し、対応は少し遅れましたが、局部的な排雪作業を行い、歩道の確保に努めたところであります。今後におきましては、現場の道路状況を道路パトロールの強化により的確に把握しながら、当該地域の共同企業体の作業連携をより一層深めることによって、早めの局部的な排雪の実施や緊急時における歩道除雪の方法論を研究していきたいと考えております。次に、雪堆積場の確保についてでありますが、この地域を含め市全体として除排雪作業を円滑に進めるためには、継続的に雪堆積場を確保していく必要があります。今後におきましても、旧東山中学校、現教育委員会庁舎のグラウンドを含め、学校適配計画に伴う跡地活用の可能性や、海域の雪処理場における処理能力向上などの調査研究を進め、雪堆積場の確保に努めてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

中島議員の御質問にお答えいたします。初めに、稲穂小学校1年生の受入れについて幾つか質問がありました。まず、今年度行った稲穂小学校の1年生の学級編制が法の趣旨に反するのではないかということについてでありますが、小学1年生の35人以下学級は、平成23年4月22日付けの公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部改正により法定化されたものであります。また、同法では、学級編制における従うべき基準が標準としての基準に緩和され、市町村教育委員会が地域や学校の実情に応じ、より柔軟に学級を編制できる弾力的運用が導入されるとともに、都道府県教育委員会への事前協議制が事後届出制に変更されております。今回の稲穂小学校の1年生は、この弾力的運用の趣旨に沿って2学級に編制したものであり、法の趣旨に反するものではないと考えております。次に、受入れ教室の確保のための検討経緯についてでありますが、本年1月中旬に入学通知書を送付した段階では、稲穂小学校の新1年生は67人と把握しておりましたが、その後の指定校変更を考慮すれば70人を超えることが予想されたことから、3学級での受入れについて検討を始めたところであります。稲穂小学校では、全学年がオープン教室で授業を行っております。オープン教室を1学級分増やすとすれば、内部改修が必要であり、工期の関係で新年度に間に合わないことから、体育館棟1階のクラブハウスを転用し、1学級を確保する方向で検討いたしました。しかし、この転用教室はオープン教室とフロアが別で、かつクローズ教室であることから、他の教室と著しく教育環境が異なるため、2学級編制とするほうが適切であると判断したものであります。この間、学校では、1学期中旬に校長から職員会議の場で状況を説明するとともに、PTA役員との相談の上、2月中旬には新1年生の保護者会で説明し、3月上旬にはPTAの評議員に説明をし、それぞれ理解をいただいたものであります。教育委員会としては、この間、学校から随時、状況の報告を受け、北海道教育委員会とも相談しながら、最終的に2学級編制とすることが適切であると判断したものであります。次に、稲穂小学校の今後の教室数の見込みと、その対策についてでありますが、本年5月1日現在の在校生の実数及び住民登録に基づく推計によれば、平成28年4月の色内小学校との統合時には稲穂小学校の学校規模は、通常学級では1年生、2年生が3学級、3年生から6年生が2学級の計14学級、特別支援学級は1学級と見込まれますので、統合までには全ての教室がオープン教室となるよう内部改修を行うなど、教育環境の整備を図ってまいりたいと考えております。次に、市の負担で教員を1人採用して、1学級2人ずつの教員配置をすることについてでありますが、現在、1年生2学級に対し3人の教員が配置され、1人が1年生の副担任として交互に学級指導に当たっております。また、1年生の担任の1人が初任者であるため、その指導教員も学級指導に当たっていることから、自主的に2学級4名の指導体制をとっており、きめ細かな教育が実践されているものと承知をしております。次に、稲穂小学校の1年生の学級編制についての議会や市長への報告でありますが、学級編制は、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律第4条に基づき、「都道府県の教育委員会が定めた基準を標準として、当該学校を設置する地方公共団体の教育委員会が、当該学校の児童又は生徒の実態を考慮して行う」こととなっており、今回、稲穂小学校の場合においては、児童の教育環境や保護者、PTAの理解など、学校現場の実態を踏まえ、教育委員会として同法の弾力的運用の趣旨に沿って2学級とすることが適当と判断したものであります。また、放課後児童クラブの待機の状況については、私としても報告を受けており、関係部課と連携を図り、早期に解決するように指示していたところであります。(「議長、20番」と呼ぶ者あり)

再質問 20番 中島麗子

再質問をいたします。答弁を聞いていて疑問に思うことは多々あるのですが、最初に稲穂小学校1年生の学級編制の問題ですけれども、今、教育長のお話では、平成28年に色内小学校と統合するときの学級は14になると言っていましたけれども、この3月9日の説明会の資料では13学級で説明をしておりましたから、調整をされたのかと判断しております。ただ、そういうふうに将来的には学級数を増やさなければならないということを見通していた教育委員会が、今年度の小学校1年生が70人を超すということについては、予測していなかったということでしょうか。その最大の理由は何だったのでしょうか。こういう意味では、この見通しのつかなかった結果、本来3学級体制で出発できた子供たちが2学級になったということですから、経過はいろいろ説明を受けて了解を得たと、いろいろ検討もしたけれども難しかったと言っていますが、その予測ができなかったというところに一番の大きな問題があると思いますから、そのあたりについての見解をもう一度聞きたいと思います。それから、各学級を増やすときに、指定校変更というのを続けていけば、今後もまた足りなくなる可能性はあると思うのですが、法定事業である少人数学級編制を推進するための努力という点で、1年生の受入れというのは、大変基本的な生活習慣を含めて養育上の課題も多くて、学習環境や学校生活になれるという点でも、また学校が楽しい、そう思って通えるかどうかの最初の場面でもありますから、すごく大事な時期だと思いますし、だからこそ少人数学級の対象として実施してきたのだと思うのです。それは教育の現場にいらっしゃる皆さんが一番よくわかっていることだと思います。先ほどの説明では、教室の検討もしたけれども、フロアごとに分かれていて、新たな教室をつくってもフロアが別になり、クローズ教室になって他の教室と環境があまりにも違いすぎるために、人数が多くても2学級体制のほうがいいという判断をしたということですけれども、これは1年生の対応ではなくて、例えば1年生にはオープン教室を充てて3学級使って、5年生、6年生のもっと年代の大きい児童に一部のクローズ教室を充てるということもあり得たのではないかと思うのです。そういう意味での検討はどうしてなさらなかったのかなということを聞きたいと思います。さらに、北海道が35人以下学級を実施してから、平成16年度から今年度まで10年たちます。この間、今おっしゃったように、弾力条項というものができましたけれども、小学校1年生が少人数学級の対象でありながら、今言ったような教室数の問題や学校のさまざまな都合で少人数学級を実施しない、弾力条項、例外規定というものを実施したところがありましたか。このことについてもお答えください。教員配置の問題では、実質的に1学級2人になっているとおっしゃいますけれども、1年生の担当は3人の教員です。あと1人の教員というのは、2年生の教員に一部来ていただいているというふうに聞こえたのですけれども、これが本当に1学級2人体制といっていい体制なのかどうかちょっと不明確ですので、再度そこをお聞かせいただきたいと思います。あと、放課後児童クラブの問題ですが、今の御報告では市長は、適正に対応されていると思うと、市長としてそういう情報を受けなかったことについては特に意見はないと、そう聞こえたのですけれども、私は本当にそれでいいのかなと、そういうところを確認したいと思います。さらに、放課後児童クラブの問題では、各課と相談をして、そして3月8日には13名の待機を決定したといいますけれども、実際には3月1日の時点で、2月末で1年生以外の2年生、3年生の希望者が決まり、3月1日時点で1年生が何人希望するかが決まるという予定だったと聞いています。それから、3月8日には無理だといって通知を出しましたとおっしゃいましたけれども、この間、放課後児童クラブの連絡会議で関係課長と主査が集まったのは3月28日です。それから、関係部長も含めて集まったのは4月30日です。これは検討とか相談ではなくて、結果報告の会議ではないですか。具体的にどのように受け入れるかというあたりでどのような議論がされたのか、無理だからやめますという報告だけして終わったのではないかということを私は大変心配するのですが、このあたりのことを、本当にどのような話合いになって、受け入れるための最大の努力はされたのか、お聞かせいただきたいと思います。さらに、待機している児童については、夏休みまでの間に何とか対応したいということですけれども、これは具体的に教室を増やすということなのか、どのような対策で対応するのか、この点もお聞かせいただきたいと思います。それと、教育委員会も、この少人数学級が実現できなかったことを市長に報告しなかったことについては、基準どおり行っているから問題ないとおっしゃっていますが、このような形でいいのかというのは正直言って疑問に感じます。やはり小樽の児童に対する支援として、本来なら実施できた少人数学級が実現できなかったことについては、今後の教訓のためにも問題として共有する、そういうことが市長にも届くべきではないかと思います。このあたりについても、私は強く希望しますが、本当に必要ないと思っているのか、その辺も再度お聞きしたいと思います。あと、学童保育のほうは、報告を聞いたと言いますけれども、聞いた時点でそれでいいという判断をしたのか、何とかもっと方法がないのか、そういうことを市長のほうで発信しなかったのですか。そのことも、私は心配なのです。そのあたりのことをお聞かせください。通学路の問題では、今回の答弁で、歩道除雪の基準というのが車道と同じだと、車道の1種、2種と同じように出されることになっているけれども、全体の調査をしたら、車道除雪より歩道除雪が9回ぐらい少なかったと数字で表されております。実施状況も、パトロールで見るとおっしゃっていますけれども、見たらよくわかるはずではないですか、大変な状態だということは。それがなかなか改善されなかったということについては、今後の歩道除雪のあり方について課題が多いというふうに思います。それと、歩道除雪といっても、雪が多かったら結局除雪できないわけです。それははっきりしました。そして、排雪という行為をどうやって組み合わせるかということを考えない限りは、歩道除雪もできないということもはっきりしましたので、あわせて、こういう問題を来年、この次の冬に進めていくために、検討課題があれば、今考えていることがあればお知らせいただきたいと思います。

答弁 生活環境部長 前田孝一(生活環境部長は2014年12月まで)

中島議員の再質問にお答えいたします。まず、放課後児童クラブの市長への報告の件でございますけれども、私どもが記憶している限りでは、ちょうど予算特別委員会の最中でございました。その間に、あまり長い時間はとれませんでしたけれども、市長、副市長には私から直接報告したところでございます。ただ、要するに物理的な問題といいますか、狭い施設の中での話だったものですから、とりあえず4月での受入れは無理だということで報告いたしまして、その際には、引き続き受入れの検討について指示を受けています。それから、2点目の3月1日に定員がオーバーすることが確定して3月8日に決定した、この間の議論ということですが、確かに庁内連絡会議そのものはその間は開いていませんけれども、関係する3部で常に連絡をとりながら、私どものほうで、例えば教育部のほうで稲穂小学校での空き教室の状況、あるいは隣接しております生涯学習プラザでの対応は困難なのか、そういったことも確認してございます。また、福祉部で、総合福祉センター内に、とみおか児童館という位置づけの場所がございます。そういった中での受入れが可能であるかどうか、こういったことも随時、関係する3部の中で協議しながら検討はいたしましたけれども、残念ながら、それぞれ事情もございまして、すぐにそれらの施設での開設は難しいという結論になりまして、先ほど市長答弁もございましたけれども、またあまり引っ張りますと、それぞれの御家庭で対応策といいますか、そういった時間も必要という判断の下で、3月8日に決定したということでございます。それと、今後の予定でございますけれども、当初は、私どもとしましては、勤労女性センター内に新たな教室を増設することで進めてございました。いろいろ改修に係る見積りですとか、そういったものを取り寄せてはおりましたけれども、その後どんどん情勢も変化してきまして、一つには、1、2年生からの退会者が既に出ている状況にいます。また、3年生につきましても、随時、入会意向というのをこれまで2回ほどとっていますけれども、その間に入会希望者も減っている状況にございます。今の状況では、若干定員オーバーにはなるのですけれども、何とか現有施設での対応が可能な状況になってきているというふうに判断してございます。ですから、今後につきましては、定員オーバーの受入れということになりますので、指導員の勤務体制等の組合協議等もございますけれども、それが整い次第、早急に増員する指導員の募集をいたしまして、先ほど市長から答弁がありましたとおり、夏休み前には何とか受入れ態勢を整備するよう準備を進めているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 工藤裕司(建設部長は2015年3月まで)

通学路の歩道除雪の関係ですけれども、昨シーズンにつきましては、特に想定を超える降雪と低温の中、除雪作業につきましては、私どもも非常に多くの課題と反省を持っているところでございますが、歩道につきましては、議員もおっしゃいましたが、今後、ステーション会議のあり方ですとか、非常事態が発生したときの対応マニュアル等の検討につきまして、今、雪対策課とともに検討しておりますので、対応を考えてまいりたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

中島議員の再質問にお答えいたします。1点目の1年生の人数の予測のことについてでございますが、対応が遅かったのではないかということですが、先ほども答弁いたしましたが、1月中旬の段階で新1年生が67名で、その後、指定校変更が出始めて、どうやら70名を超えると予測されたのがもう1月の末から2月という状況で、内部改修をする工期を考えれば、その時点で、もう1学級分は足りなくなるという状況でありました。そこで、内部の施設の転用ということで考えたのが、階の違う、体育館がある棟の1階のクラブハウスを転用するということでございましたので、その意味では予測というよりは、工事がもう既に間に合わない状況にあったということは御理解いただきたいと思います。また、クローズ教室での対応を1年生で考えないで、他の学年でということでございましたが、他の学年を移すにしても、今までオープン教室だったのが、3年生、4年生、5年生、6年生でクローズ教室に移るということであれば、同じく教育環境が学級によって変わるということですので、それも結果としては、教育環境は異なるということでは同じではないのかと考え、その考え方は当初から想定はしておりませんでした。それから、他市の状況でございますが、平成20年度からの状況で言えば、私どもが押さえているのは、20年度は全道で中学1年生1校、それから21年度に中学1年生が2校、それから22年度に中学1年生が1校、23年度に中学生1校、それから24年度に小学2年生で1校、中学1年生で1校、25年度で小学校1校、これは稲穂小学校で、ほかに中学1年生が2校ということで言えば、弾力的運用をしてから小学校1年生に適用するのは稲穂小学校が初めてという状況だと押さえております。それから、先ほど申しましたが、きめ細かな教育ということについて言えば、2学級で3人の教員がついているということで、半分半分で、それからそのうちの1人が初任者であったために、今1年生と3年生に初任者がおりますので、その指導教員は1年生半分、3年生半分というふうについているので、そういう意味で言えば半分半分で、実質2人というふうな考え方で、きめ細かな教育というふうに先ほど申し上げました。(「議長、20番」と呼ぶ者あり)

再質問 20番 中島麗子

稲穂小学校の学級編制のことですけれども、そういう判断をされて1年生は2学級で始まったわけですけれども、今どのような状況か実態をよく御存じでしょうか。市内の母親の話を聞きますと、「先生が怒ってばっかりいる」と児童が言っているそうです。母親は「先生も大変なのでしょうね」と感想を言っておりましたけれども、1年生が三十六、七人、1学級にいるわけですから、大変なのは私たちも想像がつきます。そういう今の児童の状況に対して、また保護者の児童に対する思いも含めてきちんと状況を把握して、大体実質2人の教員がついているとおっしゃっていますけれども、適正な教育環境として進んでいるのかどうかよく私は見ていただきたいと思いますし、本来ならすぐ学級をつくって3学級に分けるべきだと言いたいところですけれども、4月から入って今、ようやく必死でなれている児童にまた学級編制をし直して、さらに2年生になったらまた直して、3年生でまた二つというふうに、こういうことが本当に児童にいいかどうかといったら、必ずしもそれは勧められないことかもしれません。ですから、始まってしまったものは、どうやってその補充をするかということを考えれば、児童と教員、学級の状況をつぶさに点検、また指導、状況を見ていただいて、本当に不適切な環境になっていかないかどうかということを頑張っていただきたいと思いますし、当然、本来なら学級をつくって3学級で出発するべきだったという意見は変わりませんので、今後そういうことがあったときには、学級編制をやはり少人数学級優先で考えていただきたいと思います。なにせ、今おっしゃったとおり、平成20年度から25年度まで小学校1年生を少人数学級の適用外にしたのは、小樽の稲穂小学校が初めてです。どこの学校でも、1年生には少人数学級適用のために努力をされてきたのだと思います。そういう残念な歴史をつくったわけですから、そのことについては、今後の反省点としてしっかり押さえていただきたいと思いますので、御意見を伺っておきます。あと、放課後児童クラブですけれども、小樽市の放課後児童クラブの受入れは、1年生から3年生までとなっています。しかし、小樽市の受入れの都合で3年生は受け入れないと、こういうふうに今回は決めたわけです。私は、これについては、もっと努力してほしかったと思います。今おっしゃったように、とみおか児童館にも相談したけれども、ここは月曜日休館で無理だと、ではこの児童のためだけに体制が整うまで、せめて月曜日だけ手当をして受け入れることはできなかったのか、そういう意味での受け入れることを前提とした追求が足りなかったのではないかという感じが否めません。そういう点での御意見を伺って質問を終わります。

答弁 生活環境部長 前田孝一(生活環境部長は2014年12月まで)

中島議員の再々質問にお答えいたします。受け入れる努力が足りなかったのではないかとのことでございますけれども、先ほども言いましたように、最終的に受け入れられなかった場合の保護者の方々のその後の対応策、そういったこともありましたので、一定程度時間的な制約がございました。そういった中で最大限、関係する部局といろいろ協議しながら決定したということで御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

児童の実態についてでありますが、さまざまな御意見はあろうかと思いますけれども、教員、又は指導教員、それから1人の副担任ということで、それぞれ努力はしているのだろうと思いますが、今後、1年生の2学級の児童の状況については、校長を通じて十分に児童の指導の徹底を図るようにということで、私からも特に申し添えておきたいと思いますし、また基本的には学級編制の3学級ということが基本でございますが、今ある2学級をすぐ3学級にするということについて言えば、子供たちの状況でありますとか、保護者の御意見でありますとか、そういうもろもろの条件を十分しんしゃくした上で判断をしてまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日 議事録 PDF(103ページ) 間違いを知らせる