小樽市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月18日
本市事業について
2013年6月18日、小樽市議会の一般質問で、秋元智憲議員が「本市事業について」質問し、市長 中松義治、選挙管理委員会委員長 大渕勝敏、福祉部長 三浦波人、総務部長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 秋元智憲 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治、選挙管理委員会委員長 大渕勝敏、福祉部長 三浦波人、総務部長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 秋元智憲
それでは、3項目めについて質問いたします。本市事業と事務事業評価について伺います。これまで私はもちろん、公明党小樽市議団としても、小樽市における事務事業評価の本格的な導入に向け、何度となく議会で発言してまいりました。事務事業評価は、事業の効率化やコスト削減面での効果は言うまでもありませんが、市職員の事業コストや事業の効率化などの意識改革を進めるためにも重要だと話をしてきましたが、中松市長が市長選挙において公約とした行政評価は、具体的に何を目的とし、どのような効果を出すお考えなのか、伺います。昨年度より、これまでの事業評価の実績を踏まえて134事業の評価を行い、今定例会でその結果について報告があるものと認識しております。市長の任期も折り返しを過ぎました。任期中の本格実施、導入に向けての試行だと思いますが、ちょうど1年前にも伺いました導入時期について、改めて具体的なスケジュールをお知らせください。平成20年の株式会社三菱総合研究所の行政評価の調査では、2009年に導入済みの都道府県は91.5パーセント43都道府県、市区では72.4パーセント355市区であり、都道府県ではほとんどのレベルで大半が成果は上がっていると回答、市区でも50パーセントを超える自治体で効果があったといいます。しかし、実際は、事業数が減り、コスト削減、事業の効率化の効果は実感が少なく、成果を実感した要因としては都道府県、市区で職員の意識向上が最も多く、一方で行政評価担当者からは、やらされ感、作業負担の増大などの指摘があったとのことで、実際に多くの事務事業評価シートには拡充、継続が多く、現状維持との評価がほとんどで、縮小や要改善はごく少数でありました。これまで私が視察した自治体でも、やはり最初は職員のやらされ感や事業を評価する作業の負担感が懸念されていたそうですが、時間をかけ職員に対し事業の目的や必要性を説明し、一定の効果を出すことができたとのことでありまして、小樽市で本格導入に至ったとしても効果が得られるまでには数年の時間がかかるものと思われますが、これまで述べたような他市の実施状況の結果などについて、率直に市長はどのような御感想をお持ちでしょうか。また、多くの自治体で効果があったものの、事業評価では継続や現状維持が多く、事業数削減や効率化にはなかなか結びついていないという結果に対し、その原因はどこにあると感じますか、伺います。バブル崩壊後、経済状況は世界的な景気の低迷が続き、自治体財政にあっては、どの自治体も歳入の減少、歳出の大幅な増加により財政状況は悪化の一途をたどっています。また、このような厳しい社会状況の中で、毎年度、職員数を減らす一方で、事業数はほとんど減ることはなく、1人の職員にかかる業務量は10年前、20年前と比べ、大変な負担になっているのではないかと考えます。だからこそ、事業数の適正化や効率化を図る上で、統合廃止を進めるべきだと思います。そこで、今回示される予定の事務事業評価の評価結果は、どのように活用されるおつもりでしょうか、市長の御見解を伺います。また、結果についての御感想を伺います。新市立病院の統合新築に当たり、現病院の経営などについて、外部評価委員会が設置され、有識者の方々から行政サイドでは気づきづらい問題点や課題について指摘をいただき、経営の改善に向け、病院職員が一丸となり取り組まれている姿を通し、改めて内部評価のみではなく第三者の意見を取り入れる外部評価導入により小樽市役所全体の改革に取り組むべきではないでしょうか、市長のお考えをお聞かせください。次に、生活困窮者自立支援モデル事業について伺います。去る5月17日、生活保護法の改正案と生活困窮者自立支援法案が閣議決定されました。この内容は、生活保護受給者に対しての自立支援策や貧困の連鎖を断ち切る方策が盛り込まれる一方で、生活保護申請の厳格化も明記され、申請の抑制につながるとの声が上がるのも事実であります。私自身、両者からの意見、相談を聞く機会も多くあり、本当に必要な方がこの制度を利用できるようにするべきであり、自立へ向けて本人はもとより国、自治体として取り組まなければなりませんし、あわせて不正な考え方を抑制するような取組は欠かせないものだと考えます。2011年度の生活保護不正受給額は総額173億円で、件数にすると約3万5,000件であり、前年に比べ約44億円、約1万件の増加であるとの厚生労働省の発表があり、生活保護費の全体に占める割合では0.5パーセントでありますが、その金額、件数には耳を疑いました。市民から何度となく、制度の厳格化を国に訴えてほしい、国は何をやっているのだとの意見を聞いてまいりました。納税者側から見ると、自分の納めた税金がどのように使われているのか、使ってほしいのかをはっきりと意思表示することは当然だと言えますし、不正受給者がいることにより本当に必要としている方々までが大変に苦しい思いをしているのも事実です。そのような中、本市においても残念なことに昨年、今年と2件の不正受給者が逮捕されるに至りました。厚生労働省の調査では、不正の内容は就労で得た収入の無申告が一番多く45パーセント、年金の無申告が25パーセント、その他親族から得た仕送りを申告していなかったり、交通事故の示談金を申告していなかったりした事例もあったといいます。不正が見つかったきっかけで多かったのは、自治体による照会や調査が90パーセントですが、平成24年度、本市では何パーセントなのか、また生活保護の収入調査の方法についてお知らせください。現在、国において、平成27年度からの本格実施に向けて25年度、26年度で生活困窮者自立促進支援モデル事業が実施されることになり、自治体の意向を募っていると聞きます。モデル事業においては、生活困窮者の自立に関する相談支援事業を必須事業として、それ以外の就労準備支援事業等は任意事業とし、人口30万人以上のところについては上限6,000万円、30万人以下については上限4,000万円が補助されるようです。この事業に対する認識を伺います。本市としては、これまで独自に生活保護者等に対しての就労支援、自立支援を行ってきていると認識しているところであり、今後も積極的に取り組んでいくこととは思いますが、平成23年度、24年度に行ってきた就労支援での実績をお聞かせください。また、事業継続の上での課題についても伺います。さきに述べた平成25年度から実施している国のモデル事業では、予算的な措置がされ、私としては、このような事業にいち早く参加し、予算面や人材面での課題を調査し、体制を整えていただきたいと思います。もっと言えば、いずれはパーソナルサポートのような事業の実施への足がかりを整えていただきたいと思いますが、市長の御見解を伺います。次に、インターネットを利用した選挙活動が7月の参議院議員選挙から解禁されます。これまでの公職選挙法では、選挙活動での使用を認める文書、図画をはがきやビラに限定しており、インターネットの使用は禁止されてきました。フェイスブックやツイッターなどのいわゆるソーシャルネットワーキングサービスによる投票依頼などが可能になるわけですが、今回の法改正では、政党や候補者に限り電子メールでの選挙活動もできるとのこと。しかし、現状では国民への周知が進んでおらず、私のところへも、何ができて何ができないのかがわかりづらいといった声が寄せられています。今後、どのような方法で市民に対し周知を進めていくのか伺います。また、初めての試みですので、自治体職員や特に直接対応する選挙管理委員会では戸惑いもあると聞きます。市選挙管理委員会への問い合わせなどがあった場合の対応の統一化などはできているのかについても伺います。今回の法改正の目的の一つに、特に若い世代が選挙に行きやすい環境の整備を行い、投票率を上げるという考え方がある一方で、インターネットで投票ができないので、それほど若い世代の投票率が上がらないのではないかとの声も聞かれます。しかし、これまでできなかったことができるようになり、少しでも若い世代に政治への関心を高める努力と投票しやすい環境づくりは、これからも進めていかなくてはならないとも感じます。近年の市内での衆議院議員選挙小選挙区での投票率を見たとき、全国平均は2005年67.51パーセント、2009年69.28パーセント、2012年59.32パーセントであり、これに対し小樽市では、2005年69.79パーセントでプラス2.28ポイント、2009年で71.97パーセントでプラス2.69ポイント、2012年56.37パーセントでマイナス2.95ポイントであり、昨年こそ若干低かったものの、毎回全国平均より高い数値を示しておりましたし、平成19年以降に行われた4回の衆参両院の国政選挙では、期日前投票をされた方が、いずれも1万人を超え、投票所の第2委員会室の前の通路に列をつくっている様子が何度もありました。そのような中、以前より市民の方から小樽市での期日前投票所が市役所本庁舎1か所しかなく、遠くて不便だという声を伺いました。本市は東西に約36キロメートルもあり、地域によっては期日前投票所になっている市役所まで車を使っても20分から30分以上もかかり大変だといいます。高齢化が進む本市では、これまで以上に市民が投票しやすい環境整備を望むものです。総務省では、「投票所及び期日前投票所は、投票の秘密や選挙の公正を確保するために必要な場所及び設備を有し、投票所の秩序を適切に保持することができる場合には、駅構内やショッピングセンター等頻繁に人の往来がある施設においても設置することが可能であるので、当該施設への設置について十分検討の上、積極的に措置すること」との考えを示しておりますし、設置に係る借上料を要する場合の加算規定が設けられたことからも、高齢化や地理的要因も考え、東西に1か所ずつの期日前投票所の設置や商業施設への設置を考えるべきではないでしょうか。既に他市では、期日前投票所を数か所設置したり、多くの市民が集まる商業施設などに設置したりする取組をしているところもあります。那覇市では今年から2か所の商業施設に設置するそうですし、松本市では駅構内、高松市では駅地下の広場などへの実績も既にあります。そこで、仮に東西に1か所ずつ増設するとすれば、会場費や人件費などに係る予算は幾らほどと試算できますか。本市の商業施設やアーケードでの実施を考えるとした場合の課題についても伺います。以上、各項目において再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
ただいま、本市事業について御質問がありました。初めに、事務事業評価についてですが、その目的といたしましては、継続して業務の改善と改革を行うPDCAサイクルを確立し、持続可能な自治体経営につなげていくものであります。効果といたしましては、選択と集中の観点を持って、各事業の今後の方向性を整理することにより、限られた行財政資源を効果的に配分することができるほか、職員の業務に対する目的、成果、コスト意識の醸成を図ることなどが挙げられます。次に、導入時期の具体的なスケジュールについてですが、昨年度は平成18年度以来となる試行として実施しましたが、その中では各部が作成する評価調書の内容のほか、予算へ反映させるための実施スケジュール、客観的な判断材料の一つとなる成果指標の設定など、幾つかの課題が明らかになったところであります。今年度は、それら課題の解決に向けた試行として引き続き取組を継続し、平成26年度からの導入を視野に、評価手法の確立を図りたいと考えております。次に、他市の実施状況に対する感想についてですが、行政評価には決まった手法というものがないことから、本市においても評価方法の検討を行いながら、これまで数度の試行を実施してまいりました。他の自治体の状況を見ますと、やはり試行錯誤しながら時間をかけて取り組んでいる様子が見受けられることから、継続して取組を進めていくことが重要ではないかと考えております。次に、多くの自治体において事業数削減や効率化になかなか結びつかない原因についてですが、各自治体においては、対象事業の選定方法や外部評価の導入など評価の手法が異なるため、一概に原因を特定することはできませんが、多くの事業を対象とすることにより、効果的な評価が難しくなっていることのほか、行政内部だけの自己評価となっていることなどが原因ではないかと考えております。次に、本市における平成24年度行政評価結果の活用と結果に対する感想についてですが、評価結果は、25年度予算編成の参考資料として、活用可能な限り、予算や事業内容の改善に反映させたところであります。一方、今回の試行は、その作業の遅れから予算に反映させるための時間が十分にとれなかったこともあり、引き続き検討を継続する事業がありますので、それら事業につきましては、検討状況の確認を行ってまいりたいと考えております。今回の結果がすぐに大きな効果を生むものとは考えておりませんが、継続して取組を進めることが職員の業務に対する意識の向上や、事業の選択と集中などに確実に結びついていくものと考えているところであります。次に、第三者の意見を取り入れる外部評価の導入についてですが、今年度は平成24年度の試行を踏まえ、評価調書や設計、予算の反映に向けたスケジュール管理など、評価手法の確立に向けた取組を進めてまいりたいと考えておりますが、外部評価につきましては、今後の課題の一つであると認識しておりますので、その有効性などについて、引き続き検討を進めてまいりたいと考えております。次に、生活困窮者自立支援モデル事業についてですが、まず本市において生活保護の不正受給が見つかったきっかけについて、市の照会や調査によって判明したものは、平成24年度では、約95パーセントとなっております。また、生活保護の収入調査の方法についてでありますが、生活保護受給者からの収入申告や会社への照会による調査のほか、毎年、課税部局への照会により、本人からの生活支援課への収入申告額と課税部局への所得申告額との突合作業を行っているところであります。次に、生活困窮者自立支援モデル事業についての認識でありますが、この事業については、本年4月16日付けで北海道から通知が来ており、生活保護の受給に至る前の生活困窮者に対する就労支援と相談支援の体制を構築し、自立に関する総合的な取組を実施する事業であると承知しております。次に、就労支援の実績でありますが、平成23年度については、就労相談人数は延べ1,252人で、そのうち就労した人数は延べ139人、24年度については、就労相談人数が延べ1,445人で、就労した人数は延べ202人でありました。このほかハローワークと連携した就労支援により、平成23年度は10人、24年度には100人が、それぞれ就労したところであります。また、事業継続の上での課題についてでありますが、資格や学歴で就労が困難な場合があること、就労しても人間関係等の問題で長続きしない場合があることなどが課題であると考えております。次に、生活困窮者自立支援モデル事業への参加についてでありますが、事業実施のためには、職場スペースや人員配置の問題、また福祉分野だけではなく、ほかの分野との連携も必要となることなど、さまざまな課題もありますが、平成27年度からの本格実施を見据えた上で、26年度から実施が可能なのか今後検討してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 選挙管理委員会委員長 大渕勝敏(選挙管理委員会委員長は2019年6月まで)
秋元議員の御質問にお答えいたします。選挙関係について御質問がございました。初めに、インターネット選挙における市民への周知方法についてでございますが、現在、市のホームページやフェイスブックを活用し、周知しているところでございますが、今後はこれらに加えまして、広報おたるや町会を通しての参議院議員選挙チラシにより周知を図ることとしております。また、あわせて、他都市を参考にいたしまして、ホームページの充実を図り、市民啓発に努めてまいりたいと考えております。次に、選挙管理委員会に対する問い合わせなどの対応についてでございますが、初めてのネット選挙であり、さまざまな問い合わせが寄せられることも想定されますので、これらに対しましては、選挙管理委員会内での情報の共有に努めることとともに、必要に応じ北海道選挙管理委員会や他の自治体、さらには警察署と連携を図り、適切に処理してまいりたいと考えております。次に、期日前投票所の増設経費についてでございますが、会場によっては、工事費や新たな備品の購入などにより、その経費は大きく変動することが考えられます。そのため、これらを除き、開設期間や時間を現在の期日前投票所と同一とし、参議院議員選挙での経費で説明いたしますと、期日前投票所1か所につきパソコン機器等の初期経費が約50万円、人件費等の運営費が約200万円の計250万円で、2か所設置の場合には約500万円相当が見込まれます。次に、商業施設などで開設した場合の課題でございますが、期日前投票所の増設には、開設経費や職員の確保の問題がありますので、これらの課題に加えまして、商業施設での開設は、市の施設に比べ、民間施設の借り上げのための継続的な借用が担保しにくい、また衆議院の解散等による突発的な選挙に対応することも考えられますので、この点が危惧されているところでございます。さらには、受付パソコンを本庁舎の選挙システムと連携するための安定的なネットワーク環境の構築や選挙会場のセキュリティの確保などが課題と思われます。(「議長、1番」と呼ぶ者あり)
再質問 1番 秋元智憲
何点か再質問をさせていただきます。まず歴史的建造物の考え方ですけれども、詳しくは予算特別委員会で伺いますが、市長としての歴史的建造物を維持・保存していく、また、さまざま観光面でも活用していくという部分を考えて、確かに財政的な制約は当然あると思うのですが、先ほども質問しましたように、平成21年度から25年度までの5,000万円の予算で本当に維持していけるものなのかということを非常に心配しているのです。執行率等も伺いましたが、そこが非常に心配しているところです。確かに民間の方の持ち物であったりしますから、市としてなかなか介入できない部分もあると思うのですが、実際、小樽のまちの将来にわたってのまちづくりをどういうふうに考えていくかという部分では、しっかりと今、維持・保全について確立した考え方を持っていかなければいけないと思います。私たち公明党小樽市議団としても、いろいろと他市を視察させていただきまして、歴史的建造物に対する考え方などを伺ってまいりましたが、本当に簡単な問題ではないですし、一番にお金がかかるということで、非常に難しい問題だとは思うのですけれども、特に運河周辺の一般の民間の方が持っている建物については、開放されずそのままになっているものも多数ありますから、私としては、そういう方といろいろと協議をする中で、例えばどういうふうに活用していくのかということも、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思いますので、そういうことも含めて市長の考え方を伺います。次に、北運河周辺の景観のことですが、駐車禁止にしていいのかどうかということは一概には言えませんけれども、ただ一つとして、運河クルーズのようにたくさんの方が乗って北運河の端まで行き、旧日本郵船を見られるようなものがあるのに、実際には見られずに帰ってしまうということがあるわけです。せっかく市として電柱の地中化をして景観を高めることをしてきているのに、そういう状況も含めて、どういうふうに考えるのか、仕方がないということでいいのかということで、その点も伺いたいと思います。次に、事務事業評価の外部評価についてですが、市立病院の外部評価委員会の話もさせていただきましたけれども、その都度、市立病院調査特別委員会の中でも報告等を見させていただいておりまして、やはりいろいろな視点から指摘をいただいて、非常に効果があるものだというふうに感じております。だからこそ、この事務事業評価については、ぜひ外部の目も入れて、ある意味、内部評価だけに頼らない、外部の目を入れた非常に厳しい評価も必要なのではないかという部分で、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思いますので、この点について、もう一回答弁をいただきたいと思います。平成25年度も実施するということでしたが、私は無理して25年度は継続しなくてもいいのかというふうに思っていまして、26年度、もし市長が本格的に導入するという考えがあるのであれば、準備期間として、昨年度は非常に事業数が多くて、職員の皆さんも御苦労されたと聞いていますので、しっかりと準備するという意味でも、もしかしたら25年度は実施、試行しなくてもいいというふうに思ったのです。市長は25年度も実施するということで、詳細は総務常任委員会で報告されるというふうに伺っておりますが、25年度も試行されるということでいいのか、もう一度確認させてください。次に、生活保護のモデル事業ですが、これも実際に、国から連絡があったのが遅かったというお話を聞いておりまして、6月3日ぐらいまでに返事をしなければいけないというふうに伺っていたのですけれども、いろいろと調べますと、6月いっぱい、7月の頭ぐらいまでは話が聞けるというお話もありました。少し細かくなるとあれですけれども、そういう新しい事業に向けて、市としてたぶんいろいろな情報を模索しながら入手されていると思いますけれども、私としては、そういう新しい事業は、体制も含めて、問題、課題はあると思うのですけれども、財政面での支援もありますので、ぜひ積極的に考えていただきたいと思います。今回は、間に合わないというお話だと思うのですけれども、今後も引き続き、ぜひ考えていただきたいというふうに思います。最後に、選挙管理委員会に伺いますが、期日前投票所の試算を伺いました。予算の問題もあると思うのですけれども、私としては、現在、高齢化が進み、これだけ期日前投票所に来る方がたくさんいる中で、東西に1か所ずつ欲しいという声は、非常に切実なものだと考えます。予算面もそうですが、将来的に必要があるのかないのかという話を伺いたいと思います。また、インターネット選挙の対応については、どこの市町村でも悩みが多いみたいですが、本当に統一した対応ができるのか。一部聞きますと、小樽市で対応できないものは、警察などにすぐつないで電話をしてもらうような対応しかできないということですが、本当にそういう対応になってしまうのかということを確認したいと思います。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
秋元議員の再質問について、答弁させていただきます。最初に、まちづくりに関連いたしまして、歴史的建造物の保全につきましては、やはり歴史的建造物というのは、何といっても私ども小樽の財産であると思っておりますので、今後ともそういった歴史的建造物の保存については、財政の許す限り取り組んでいきたいというふうに思っておりますが、いかんせん今、足元の財政が大変厳しい状況にありますので、どこまで取り組めるかというのは、ここで約束できませんけれども、できるだけ歴史的建造物の保存については取り組んでいきたいというふうに思っております。それから今、運河クルーズに絡めて駐車車両の話がありましたけれども、これも今、警察署といろいろと取り組んでおりますし、せっかく運河クルーズのボートに乗っていただいた観光客あるいは市民の皆さんのボートからの景観が非常に遮られるということもありますので、そのあたりをどうしていったらいいのか、市としても限度がありますので、小樽警察署ともよく相談していきたいというふうに思っております。次に、事務事業評価のことにつきましても御質問がありました。やはり事務事業評価をするということは、行財政の資源をいかに効率的に効果的に配分するかというような問題もありますし、事務事業評価の作業を進めている中で、職員の意識改革あるいは職員として何をどうやらなければいけないのかということも大事なことだろうと思っておりますので、これについては今後とも取り組んでいきたいと思っております。また、私自身も、別なところでありますけれども、外部評価委員などを仰せつかって外部評価をさせていただいたこともありますが、これは客観的に物事を見るといったようなことから言うと、やはり大事なことだろうというふうに思っております。先ほど答弁させていただきましたように、今後、前向きに外部評価の導入について取り組んでいきたいというふうに思っているところでございます。その他については、担当部長から答弁をさせていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 福祉部長 三浦波人(福祉部長は2016年3月まで)
生活困窮者自立支援モデル事業についてでございますが、市長答弁にございましたように人員配置、それから職場スペースのこと、それから他分野との連携システムの構築といった比較的準備時間のかかる大きな課題がございますので、これらについて今年度、可能性について検討しながら進めていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 迫俊哉(総務部長は2015年3月まで)
事務事業評価について、再質問にお答えします。平成25年度については、継続をしなくても、準備の期間に当ててもいいのではないかという御質問がございましたけれども、24年度に事務事業評価の試行に取り組みましたが、作業時間が少し遅れてしまったということで、十分に予算に反映させることができなかったという反省点があります。今年度はそういった反省を踏まえて、1年間かけて事務事業評価に取り組んで、実際の予算に反映できるかどうかを考えていきたいと思っておりますので、予定どおり25年度は継続して実施させていただきたいというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 選挙管理委員会委員長 大渕勝敏(選挙管理委員会委員長は2019年6月まで)
秋元議員の再質問にお答えいたします。期日前投票の効果は、相当期待できる部分でございますが、まず商業地域などでは、市民が買物時に気楽に投票できるという環境もあり、投票率の向上につながるということも考えられます。そのために期日前投票所の増設につきましては、選挙管理委員会でもいろいろと議論しているところでございますので、今後、他市の動向を踏まえまして、検討を加えていきたいと考えております。次に、インターネット選挙についてでございますが、まず、まだ出たばかりで、各町村や北海道選挙管理委員会に聞いても、それ相当の情報を得られるわけではございませんが、ただ心配されることは、なりすましや中傷についての相談、それらのことが想定されるのと、初めてのネット選挙における簡単な御質問や事例についてはよろしいのですが、事案ごとに選挙管理委員会で対応しまして、それを振り分けていかなければならない、それが議論に値するのかということを検討していかなければなりませんので、慎重に対処してまいりたいと考えています。(「議長、1番」と呼ぶ者あり)
再質問 1番 秋元智憲
詳しくは予算特別委員会で行います。ありがとうございます。