小樽市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月11日
(1)財政に関わることについて/(2)少子化に関わることについて/(3)議案第 25 号及び第 26 号に関わることについて/(4)市職員の旅費に関わることについて/(5)各種予防接種に関わることについて/(6)学校のいじめに関わることについて
2012年9月11日、小樽市議会の一般質問で、吹田友三郎議員が「財政に関わることについて」「少子化に関わることについて」「議案第 25 号及び第 26 号に関わることについて」「市職員の旅費に関わることについて」「各種予防接種に関わることについて」「学校のいじめに関わることについて」について質問し、市長 中松義治、教育長 上林猛、財政部長 堀江雄二が答弁しました。
- 質問者
- 吹田友三郎 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治、教育長 上林猛、財政部長 堀江雄二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 吹田友三郎
平成 24 年第3回定例会に当たり、一新小樽を代表して質問させていただきます。初めに、本市の財政収入の主なものは市民税、固定資産税であり、年次的に見ますと、市民税では 20年前の平成3年度では個人市民税が 58 億 4,800 万円、そして 10 年前の平成 13 年度では 45 億 8,600 万円、昨年平成 23 年度では 43 億 1,800 万円と、人口減少の中で 24 ポイントの減少となっています。これに比べ、法人市民税は 20 年前の平成3年度では 27 億 2,800 万円、10 年前の平成 13 年度では 13 億 1,300万円、そして平成 23 年度では 13 億 3,700 万円と 20 年前に比較して 51 パーセントの減少となっております。固定資産税では土地、家屋、償却資産があり、土地については 20 年前の平成3年度では 14 億 4,800万円、10 年前の平成 13 年度では 19 億 3,200 万円、平成 23 年度では 12 億 2,700 万円と、20 年前より13.5 パーセントの減少です。家屋は 20 年前の平成3年度では 26 億 3,100 万円、10 年前の平成 13 年度では 41 億 700 万円、昨年平成 23 年度では 37 億 6,000 万円と 20 年前と比較しますと 42.9 パーセントの増加となっております。このように税収を見てまいりますと、これから本市の進むべき道は、市民の住みやすい環境は負担の少ないことが重要であり、常に言われることは税金が高いとの言葉をいただきますことを改善すること、法人市民税の増収を図るためには、グローバルな企業展開ができる企業の誘致、育成が急務であり、企業誘致、育成の中で、本社機能を本市に置くことが重要であり、このことにより大きな雇用の機会が出てくると考えますので、市長は長らく銀行経営にも携わっておられましたので、この点についてどのように進められるか、お尋ねいたします。私は、今後の地方自治体の運営には、毎年度の事業費を節約し、将来に必要となる資金の積立てを行うこと、福島市では震災前の2月に市庁舎を免震構造で建て直し、震災時には全く被害を受けずに、市民サービスが行われたのです。この市庁舎の建設資金は、42 年前に議会も含め先人が庁舎建設基金として積立てを行い、全く市債を組むことがなかったとのことです。庁舎は平成 23 年度に西棟の建設を予定しておりましたが、除染作業を優先し、建設を先延ばししたそうです。福島市は資金を用意して事業を進めるやり方で、これはいかに節減して後世のために蓄えるというすばらしいやり方であると感銘しました。福島市は人口 29 万人ほどで、市会議員が 38 名と 7,600 人に1人という中で議会運営が行われており、このようなことも基金の財源となっているものと考えます。本市も借金をつくらず、事業を進める方法を取り入れることが必要と思います。例えば、新市立病院を建設した段階で建替え用の資金の積立てを経営努力で行うことなど、市長は本市の事業運営の基本をここに置くべきと思いますが、お考えをお聞かせください。次に、本市の少子化は住民基本台帳のデータから見ますと、出生数は平成 10 年までは何とか 1,000人台を保っておりましたが、平成 11 年には 900 人台、平成 16 年には 800 人をわずかに超えましたが、翌平成 17 年には 700 人台へと進みました。昨年、平成 23 年には 688 人と危機的を超えている状況で、今年も7月までの出生数は 367 人、年平均に換算すると 629 人となります。急激な減少に対する施策は現在どちらも持ち合わせていないと思っております。この問題は市町村で対応できる問題とは思いません。視点を広げ、北海道の子育てを取り巻く動向を見ますと、戦後の第1次ベビーブームの昭和 25 年では 14 万 7,055 人が生まれましたが、60 年後の平成22 年では4万 158 人と、3割弱まで減少しております。合計特殊出生率から見ましても、最近の北海道は 1.1 台から 1.2 台に低迷しており、全国は大体 1.3 台となっており、若干上回っているようです。道は少子化の影響について、子供への影響として、子供の自主性、社会性が育ちにくくなる、社会面への影響は家族の形態の変容、高齢社会等による地域活力の低下、経済面への影響として、労働力の減少などによる経済成長への悪影響を危惧しております。このことは本市も全く同様と考えております。北海道は、平成9年度に北海道エンゼルプランをスタートさせ、平成 16 年 10 月 19 日に「北海道子どもの未来づくりのための少子化対策推進条例」を制定し、「北の大地子ども未来づくり北海道計画」の第1期計画を 17 年度から 21 年度、そして現在進行しております第2期計画を 22 年度から 26 年度の間、取り組んでおります。北海道の第2期「北の大地子ども未来づくり北海道計画」の保育サービスの取組の数値目標については、地域子育て支援拠点事業は、平成 20 年度実績で 220 か所を、平成 26 年度目標は 313 か所に拡大、通常保育児数は 20 年度で6万 5,322 人ですが、26 年度では6万 6,228 人に拡大、延長保育は 20 年度実績で 369 か所から 26 年度目標は 537 か所へ、休日保育は 19 か所から 55 か所へ、病児・病後児保育は 15 か所から 50 か所へ、一時預かりは 240 か所から 377 か所へ、トワイライトステイは5市町村から9市町村へ、ショートステイは 21 市町村から 23 市町村へ、ファミリーサポートセンターは 31 か所から 56 か所ほど拡大する計画となっております。本市もおたる子育てプランとして、次世代育成支援行動計画において進めておりますが、本市の出生数の回復には環境整備も手法の大きな要素であり、北海道の計画に連動させて乳児保育の充実、一時保育、休日保育、病児・病後児保育、そしてファミリーサポートセンターの拡充を図り、それらの事業費の財源負担を国、都道府県がしっかりと対応し、市町村が財政負担を極力減らすことが必要と考えますが、市長はどのようにお考えでおられますか、お伺いいたします。ここで、前から申し上げておりますが、子供を産む産まないのは個人に任せたとしても、人間社会の構成要素が欠ける状態を放置することなく、その解消には経済的支援を含め、余裕があればもう少し子供を生み育ててみたいと考えている若い世代がおりますことは、さまざまな調査でわかっており、私は若い御夫婦が2人の子供までは御自身の責任で、3人目以降の子供については国が養育にかかる費用を補てんする保障をする仕組みをつくることが一つの政策としてあると思います。例えば、里親制度という大切な制度がありますが、この制度で子供を育てる費用として、北海道では里親に対する里親手当が1人目月額7万 2,000 円、2人目からは3万 6,000 円を加算、子供の生活費として、乳児の場合で1人につき月額5万 4,980 円などを支給しております。私は社会的養育費用を考えたとき、先ほどの3人目からの国の負担は前述の負担を参考にしてよいものと考えており、3人目以降について特別養育手当、仮称であります、金額的に月額8万円から 10 万円程度で行うとよいと考えます。この手当は地域に対する経済効果は大いに期待でき、このような政策を国が進めることについて、市長のお考えをお伺いいたします。次に、このたびの提案の議案第 25 号及び第 26 号の工事請負変更契約について質問をさせていただきます。議案第 25 号は長橋中学校校舎耐震補強ほか改修工事の工事費4億 1,160 万円を4億 2,626 万 8,500円に、税抜きベースで 1,397 万円、3.4 パーセント増額、また議案第 26 号では桜町中学校校舎耐震補強ほか改修工事の工事費2億 6,483 万 1,000 円を2億 6,718 万 3,000 円に、税抜きベースで 222 万円、0.84パーセントの増額の変更契約が提案されております。ここでお尋ねいたします。本市の公共事業はさまざま行われておりますが、このような変更が行われる原因、そして契約を変更する法的根拠はどのようになっておりますか。また、議案を提案せずに変更契約が行われているケースもあると考えますが、そのような場合には、どのような部署のどのような方がかかわり、そしてどなたが決めることになっておりますか、お伺いいたします。このたびの変更契約には予算が伴っておりませんので、当初予算の範囲であることと思います。私はさまざまな工事契約の中で、当初の内容に大きな乖離が生じた場合に、その内容を精査し、変更も必要と思いますが、工事契約が当初よりも廉価で行われた場合には、契約金額の減額契約も考えられます。過去の変更契約で金額を増額したもの、また減額したもののその件数と金額はどのようになっておりますか、お尋ねいたします。私は変更する場合のめどを、工事契約の5パーセントを超える場合、またその金額が当初契約金額から差し引いた額が工事予定金額の8割を切る場合に適用するべきと考えますが、市長はそのような基準をつくることはできませんか、お伺いいたします。このたびの事案ではありませんが、公共事業の特定の業者しか対応できないものを除き、入札応札者が1社のみなどとなることは、そもそも競争という語句を使うのであれば、入札参加者の資格基準の拡大を図り、市民の血税をいかに適切、有効に使用するかを今後検討する必要があると考えますが、市長のお考えをお尋ねいたします。次に、旅費についての問題に触れさせていただきます。このたびの新聞紙上に旅費の二重払いというようなことが話題となっておりましたが、ここで出ておりますホテルノースシティの所有者、運営機関、ホテル建設の目的はどのようなものですか、お伺いいたします。公務員が宿泊されるときは、公的私的を含め、宿泊費に助成金が出て、宿泊料として1泊 3,910 円で泊まることができるものです。この助成制度はどのような仕組みで行われておりますか、お伺いいたします。本市の旅費規程では、宿泊料は甲地、乙地に分類し定額を支払っておりますが、私は議会の質問の中で、宿泊料の実費弁償を提案しております。そうすることは、職員の皆さんがさまざまな特典を利用し、安く宿泊することにより、本市の経費節減に寄与するものと思いますが、市長の御見解をお尋ねいたします。東京には本市の東京事務所が都市センタービルにあり、ここは地方自治法第 263 条第2項の規定により設立された公益的法人の社団法人全国市有物件災害共済会が所有となっております。この法人は、火災、水災、震災、その他の災害について、全国各市の委託を受けて市の所有する財産が火災、水災、震災、その他の災害に被災したときに一定の損害の補償をすることを主な事業とした法人で、このビルは事務所部分の中に全国の市の東京事務所として賃貸で提供しているところもあり、本市は月 30 数万円、年間 400 万円弱の費用を払っているものです。そして、このビルはホテル機能も持っており、22 階建てのすばらしい景観のホテルにもなっており、このホテルは全国各市職員は1泊1万 2,600 円の宿泊費が34 パーセントオフの 8,316 円で宿泊できるようになっております。このホテルの運営は民間に委託されておりますが、なぜ市職員が優遇されるようになっておりますか、お伺いいたします。東京都内は現在の本市旅費規程では、甲地の宿泊料となっていると思いますが、その宿泊料はどのようになっておりますか、お伺いいたします。次に、今定例会の議案第1号の一般会計補正予算には保健所費当初予算9億 4,002 万 6,000 円の中で、予防費が前年度より 8,671 万 3,000 円減額の2億 2,290 万 9,000 円が計上されております。予防費には各種予防接種費として1億 756 万円が計上されております。このたび、提案されておりますことは、不活化ポリオワクチン、平成 24 年9月接種開始、そして4種混合ワクチン、ジフテリア、百日咳、破傷風、プラス不活化ポリオワクチン、平成 24 年 11 月接種開始、対象者は生後3月から 90 月に対する予防接種として新たに 3,700 万円の増額補正を組むこととなっております。この予防接種費は本市の単独事業としての負担となっております。乳幼児の健康には大変重要な施策で、積極的な負担は大変よいことではありますが、この負担は一般会計に影響するものと思います。少子化対策の中で乳幼児の健康に関する責任の度合いを考えるとき、市町村が先行して対応してよいとしても、このような部分の負担は国がするべきと考えます。本市はこのような問題についてどのように考えておられますか、今後の取組についてお尋ねいたします。また、各種予防接種の実施状況はどのようになっておりますか。そして、接種の完全実施の今後の取組についてどのように考えておられますか、お伺いいたします。最後の質問となります。いじめの問題についてであります。学校生活の中でのいじめの問題は、人間社会の縮図の一つとして戦後の教育の中で存在してきたものではないかと思います。多くのいじめは、被害者がみずからの命を持って訴えなければ国民が関心を示さない、そして、そのことを教訓として生かされることなく、新たないじめが行われているのが現状ではないかと考えております。私は、いじめの問題は幼少期から小学校の間にしっかりとした指導、教育によりいじめというものの定義、そして被害を受けた者の痛み、そしてそのことによる責任について丁寧な指導が必要と考えております。いじめは遊びの中のものなどという加害者がおりますが、そのくらい事の重大さを認識していないものと思われます。今日のいじめは大変根深く、その件数も全国的には非常に大きいものと思います。このような中で、被害者を確実に救うことを最優先に進めることが必要であると考えます。そこで、教育委員会にお尋ねいたします。いじめの本市における定義となるものは、どのような事象と考えておりますか。学校においていじめの事実の確認が行われた場合は、どのように対応されるようにマニュアル化しておりますか。いじめの対応にはどのような関係機関、そして関係者のかかわりにより問題の解決をしているのですか、お尋ねいたします。私は、精神的な苦痛を含め、被害者が傷害を受けた場合には、警察への届出、そして警察がかかわると考えており、教育委員会、そして学校現場はどのような事態のときにみずからの責任でそのような行動をとることとなりますか、お伺いします。学校内で行われているいじめの事実を教員が確認したときは、児童虐待の対応においても行っておりますように、その証拠の保存が必要であります。その後の裁判等における被害者の救済に重要なものであり、その取扱いはどのように規定されておりますか。また、裁判等におきましては、業務上で知り得たことについては、教育委員会において業務命令で証言をさせることが必要と思われますが、この点についてどのような取扱いとなっておりますか、お伺いいたします。このたびの滋賀県大津市の事件では、尊い命が失われ、とても心が痛んでおります。教育委員会、そして学校の対応は、立場の弱い被害者への対応は全くなっておらず、いじめを防ぐ取扱いにも保身と事なかれ主義がはっきりと読み取れるところであります。そして、加害者側は裁判で遊びの中であり、自分たちは罪には当たらないと言っており、事の重大さを全く感じていないものであります。私は、今回の事件で現場の教員が殴られて重傷を負ったとの報道がされておりましたので、滋賀県の教育委員会にこの件を問い合わせましたところ、県ではこの傷害事件について確認がとれていないので内容がわからないということです。県では市教育委員会からの報告もないとのことですが、私にすれば教員は県の職員であり、労働災害としての対応がされるべきと考えておりますが、全くそのようになっておらず、一般の健康保険の範囲で治療がされていることが推察されます。そこで、お伺いします。本市でこのような事案が発生した場合には、労働災害の対応でしっかりと教員を守ることになっておりますか。また、けがが第三者行為による場合には、第三者加害事案として共済保険は使えないことを、教育委員会、学校そして教員が認識されておりますか。そして、そのような手続をされておりますか、お伺いいたします。道の教育委員会に尋ねましたところ、23 年度で教職員の公務災害は 400 件ほどであり、そのうち9件が児童・生徒からの事案として管理されています。ただし、児童・生徒が関係した労働災害については、その後の第三者加害の対応、内容については全く把握していないとのことで、教職員個人がそのことを進めなければならないとの認識となりました。本市では、道費教員の公務災害はここ5年間で 21 件あり、そのうち第三者加害件数は3件、うち児童加害件数は1件、平成 20 年度に発生とのことですが、特に第三者加害件数の事件について、どのようなかかわりを教育委員会は持ちましたか、お伺いいたします。私は、生徒加害の場合には、医療費、休業補償、慰謝料等の第三者、つまり加害者にしっかりと対応させることにより、事の重大さを認識させ、将来にわたり犯罪を犯さない人づくりをすることが必要と思いますが、教育長はどのようにお考えですか、お伺いいたします。5日の報道では、文部科学大臣がいじめの問題は地方の教育委員会、学校に対応してもらい、国が積極的な関与をしてこなかったと言っておりますが、今後は各学校に必要な人的配置、スクールカウンセラー等について、重大な事案が発生したときにはとの発言をしておりましたが、直らない学校の環境に対して、国、都道府県、市町村の教育関係者が一体となって取り組むことが最優先であると思います。何度も続く尊い命が失われることについては、最終的には最高責任者の文部科学大臣が責任をとるべきと考えます。東京都品川区では、いじめの加害者の児童・生徒から被害者を守るため、出席停止処分を積極的に進めることが関係者の会議の中で説明されておりました。これは規則で行うことができるものですが、本市では過去にいじめ等でこのような措置をとったことがありますか。その停止の理由、ここ 10 年ほどの件数、そしてその結果の評価について教育長にお尋ねいたします。このいじめの問題が本市では1件もなくなるようにしていただきたいと思いますが、教育長のいじめ問題に対する基本姿勢を最後にお聞きいたしたいと思います。再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
吹田議員の御質問にお答えします。初めに、財政にかかわることについてお尋ねがありました。その中で、法人市民税の増収についての取組でありますが、企業誘致は税収増や雇用機会の拡大につながることから、極めて重要であると考えております。御提案のとおり、企業の本社機能が本市に置かれることで、市内従業員数が増え、さらに税収増につながることも考えられます。このため、本年 11月に首都圏の企業を対象として、企業立地トップセミナーを東京で開催し、小樽のブランド力と企業立地の優位性についてプレゼンテーションを行います。このセミナーは本市で初めての試みとなりますが、これを契機として参加企業との緊密な関係を構築し、今後も個別に企業を訪問するなど、本市への企業立地促進に向けたさらなるアプローチを図っていきたいと考えております。次に、将来必要な資金は積立てを行い、借金をつくらずに事業を進めることを事業運営の基本に置くべきとのことでありますが、本市の財政状況は平成 22 年度に一般会計の累積赤字を解消したものの、24年度の予算編成においては、除雪費の予算計上を一部留保し、収支均衡を図っており、公共施設等の整備のために積立てを行える状況にはないところであります。また、財政運営はみずからの歳入に見合った歳出構造の下で行われることが基本でありますが、学校や病院など、公共施設等の建設事業には単年度で多額の財源が必要となることから、その所要資金を調達し、事業の円滑な執行を確保するとともに、建設時の住民だけではなく、将来便益を受けることとなる後世代の住民にも負担してもらうという、住民負担の世代間の公平という視点などから、地方債制度が認められているところです。いずれにいたしましても、地方債の発行は将来に債務を残すものでありますので、今後とも市民ニーズを踏まえ、事業を厳選していきたいと考えております。次に、少子化にかかわることについて御質問がありました。まず、子育て環境の整備と市町村の財政負担についてでありますが、病児・病後児保育や休日保育などの保育サービスについては、財政措置の拡充が図られるよう、全国市長会において国に要望しております。次に、3人目以降の子供を生み育てる場合、国が負担する月額8万円ないし 10 万円の特別養育手当を創設すべきとの御意見についてですが、こうした手当支給は子育て世帯の経済的な負担軽減につながるものでありますが、仕事と家庭を両立できる雇用環境の整備や多様化するニーズに対応した子育て支援なども必要であると考えており、今後も国において実効性ある少子化対策を、財政負担も含めて総合的に推進していただく必要があると考えております。次に、議案第 25 号及び第 26 号にかかわることについてお尋ねがありました。初めに、設計変更が行われる原因と法的根拠についてでありますが、設計変更の理由は主に設計図書と工事現場の状況が異なる場合や発注者の都合による場合等が原因と考えられますが、特に本市では発注する工事の多くが当初設計において工事数量の全部又は一部を概数で積算し、契約後に工事を進めていく中で数量の確定を行う手法をとっていることによるものであります。また、法的根拠につきましては、契約書における条件変更等の条項に基づき、発注者と請負人が協議して行うことができることとなっております。次に、契約変更する場合、どの部署がどのようにかかわって決定者はだれかとのことについてでありますが、設計変更の必要が生じた場合、初めに工事の予算を持ち、工事の設計監督を依頼する部と設計監督を行い工事を担当する部で予算措置と工事施工の整合性などの協議を行い、設計内容及び仕様書を作成します。その決定者は事務専決規定に基づき工事を担当する部の部長若しくは課長になります。次に、その変更内容に基づき、契約を担当する部において工事請負者と契約変更の事務を行っております。次に、過去の変更契約の増額と減額の件数の変更などについてでありますが、請負金額 500 万円以上の工事でありますが、平成 21 年度の増額は 46 件で約1億 2,673 万円の増、減額は9件で約 976 万円の減、平成 22 年度の増額は 40 件で約 5,807 万円の増、減額は 14 件で約 2,352 万円の減、平成 23 年度の増額は 54 件で約1億 8,393 万円の増、減額は 13 件で約 833 万円の減となっております。次に、契約変更する額の基準をつくることについてでありますが、契約を締結する際、市と請負人は設計図書の条件を同意し、契約締結していることから、設計内容に増減が生じた場合、その変更内容に即した契約変更を行うことが基本と考えておりますので、契約変更する額の基準をつくることは考えておりません。次に、入札参加資格基準の拡大を図り、競争性を高めることについてでありますが、複数の入札参加者による入札は、競争性を高めるためには重要なことでありますが、安心で安全な質の高い施設をつくるためには、入札参加者についての技術者や施工実績など一定の参加基準の設定は必要であります。全国的に、より競争性を高めるため、入札方法の検討は行っているところでありますが、本市におきましても、他都市の例を参考に、今後も引き続き競争性などを高めた入札方法を検討してまいりたいと考えております。旅費について何点か御質問がありました。まず、ホテルノースシティにつきましては、北海道都市職員共済組合が所有、運営し、組合員及びその家族の保養、元気回復を目的に建設されたものです。次に、宿泊費の助成制度の仕組みにつきましては、組合員及びその家族がホテルに宿泊する際に、組合員証を提示の上、フロントに常備している直営宿泊施設利用券に必要事項を記載して提出することにより、宿泊費の一部が共済組合の事業費から助成されることとなっております。次に、旅費の宿泊料についてでありますが、当市においては国に準じて旅費条例で宿泊料の支給を定額支給としております。実費支給とした場合には、金額の確認など事務が煩雑となり、その費用対効果を考えると、どの程度メリットがあるか不明でありますが、他都市の事例も研究しながら必要性がある場合には検討を行いたいと考えております。次に、都市センターホテルについてでありますが、ホテルを含むビルについては全国の都市会議、各市の事務所、研修所及び宿泊施設などとしての利用を目的としております。ホテルについては、市関係者の利用を妨げない範囲において、一般の利用にも供するという趣旨から、一般利用料金を割高な設定にしていると聞いております。次に、本市の宿泊料についてでありますが、旅費条例にその額が規定されており、東京都など甲地区地方における市長及び副市長の額は1万 4,800 円、一般職員の額は1万 2,000 円となっております。次に、各種予防接種にかかわるお尋ねがありました。まず、各種予防接種の費用負担についてでありますが、現在、国では任意で実施している水痘ワクチンやおたふく風邪ワクチンなどについても、予防接種法の定期接種に追加する検討を進めるなど、国の施策としてワクチンによる疾病予防を推進しています。公費負担となる定期接種は、地方交付税措置がなされていますが、種類が増えますと市町村の費用負担も増えることになります。今後さまざまなワクチンが定期接種に追加されることを考えますと、安定的な接種体制を維持していくためには、国が接種費用に係る十分な財源を確保すべきと考えます。このようなことから本市といたしましては、全国市長会を通じて十分な財源措置を求めてまいりたいと考えています。なお、このたびの第3回定例会で提案させていただきました不活化ポリオワクチンと4種混合ワクチンに係る各種予防接種費の補正予算につきましては、年度途中のため地方交付税措置がなされませんので、この点につきましては機会をとらえて国へ予算措置を求めていきたいと考えております。次に、各種予防接種の接種率についてでありますが、平成 23 年度の実績では、主なものとしてBCGと3種混合ワクチンを挙げますと、接種率は 95 パーセント以上でありますが、麻しん、風疹ワクチンでは第1期が 86.8 パーセント、第2期が 89.0 パーセントと、国が目標としている 95 パーセントを下回っています。本市ではこれまでも予防接種予診票の個別配付のほか、広報おたるやホームページで接種勧奨を行っていますが、引き続き予防接種の必要性について啓発を行い、接種率の向上に努めてまいります。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)
吹田議員の御質問にお答えをいたします。初めに、本市のいじめの定義についてでございますが、文部科学省によると、「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」において、いじめとは「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」と定義をしており、本市においても同様の考え方で扱っております。次に、いじめが確認された場合のマニュアルについてでございますが、教育委員会では、いじめや事故が発生した場合に、直ちに学校がとるべき初期対応、連絡すべき警察などの関係機関、校長会や教育委員会などとの連絡体制、学校内での役割分担、危機管理の際の心構えなどを示した危機管理体制の整備というマニュアルを作成し、各学校に配付をしております。次に、いじめの解決について向けた関係機関のかかわりについてでございますが、学校はいじめの事実を確認をし、個々の事案により学校だけでは対応が困難な場合には、教育委員会に報告し、その助言を受けながら関係機関と連携し解決を図りますが、特に暴力や恐喝などがある場合には、警察や児童相談所などと連携を図って具体的な対応をする場合があります。また、民生委員からは、地域における家庭や子供の様子について伺ったり、スクールカウンセラーには子供たちの心のケアを行ってもらうことなど、いじめの解決に向けて取り組む場合もあります。次に、いじめの問題にかかわり、どのような場合に警察に通報するかについてでありますが、文部科学省が9月5日に公表した「いじめ、学校安全等に関する総合的な取組方針」によりますと、いじめは犯罪行為に当たる可能性があるとの認識の下、学校や教育委員会の能力を超えて犯罪として取り扱われるべきと認められる事案に関しては、早期に警察に相談し、連携して対応するとともに、特に児童・生徒の生命、身体の安全が脅かされているような場合には、直ちに警察に通報する必要があるとしております。教育委員会では、今後、各学校にこの趣旨の周知徹底を図ってまいりたいと考えております。次に、校内で教員がいじめの現場を確認したときの証拠保全などの対応についてでございますが、重大な傷害を負うなどのいじめの事案が発生した場合には、先に述べました文部科学省の取組方針に基づき、警察に通報し、証拠等の保全については警察の指示に従って行われるものと考えております。次に、教職員が裁判で証言することについてでありますが、教職員には地方公務員法上、職務上知り得た情報の守秘義務があり、裁判で証言する場合は、市町村教育委員会の許可が必要となりますが、市町村教育委員会は法律に特別な定めがない場合、許可をすることになっております。次に、教職員の公務中のけがについてでありますが、地方公務員災害補償法により、公務災害の適用を受けることになっております。次に、第三者加害による取扱いについてでございますが、教職員が公務中に第三者の加害行為によりけがをした場合、公務災害として認定されることになります。この場合、当該職員の身分上の保障はされますが、治療費などの費用は加害者側が負担することになります。なお、この制度については、各学校に事務の手引を配付しており、適切に手続が行われるものと承知しております。次に、第三者加害による公務災害の対応についてでありますが、被災害職員は公務災害の発生状況など必要事項を記入した公務災害認定請求書を作成し、学校に提出し、学校ではその内容を確認の上、教育委員会に提出することとなっております。教育委員会では学校から提出された書類の内容を精査の上、北海道教育委員会へ進達することになっております。次に、加害者及び保護者への対応についてでございますが、当該校の校長は加害者とその保護者に対し、学校における教員に対する暴力は絶対に許されない行為であることをしっかり指導するとともに、医療費や慰謝料などの負担を伴うなど、大きな社会的責任があることを説明することが求められております。教育委員会としては、今後、校長会などを通して、毅然とした態度でこのような事態に対応するよう、指導してまいりたいと考えております。次に、いじめ等による出席停止の措置についてでございますが、本市においては過去 10 年間に該当する事案はございません。最後に、いじめの問題に対する基本姿勢についてでございますが、いじめはどの子供にもどの学校にも起こり得る問題であるという緊張感を常に持ちながら、子供たちにはいじめは絶対に許されない行為であるということを、徹底的に身につけさせることが何よりも重要であると考えております。そのためには、学校は日常のあらゆる教育活動において互いを思いやり、尊重し、生命や人権を大切にする指導などを行い、子供のわずかな変化にも見逃さず、保護者との信頼関係を築いておくことが大切であると考えております。このことを通して、小樽の子供たちが毎日明るく元気に登校できるよう、全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。(「議長、4番」と呼ぶ者あり)
再質問 4番 吹田友三郎
再質問させていただきます。まず、契約変更という問題について今、御答弁がありましたけれども、今回は1億 5,000 万円以上の契約ですから、議会に出てまいりましたけれども、それ以外のものは私たちには全然わからない形になっているのかなと。今、市長の御答弁で、こういう形のことが通常に行われるようなイメージでお話しされたのかなと考えておりまして、そうであれば、こちらのほうで入札が幾らで終わったというような感じのものが、これで工事が終わるというようなイメージには、今後ならないと考えたほうがいいですか。いわゆるこの細かなもので、確かに毎年ここにあるのは、40 件から 50 件の範囲で増額のものがありますよと。そうしますと、これらについて原課では必ずそういうのが来ることを想定しながら、その仕事に当たらなければだめだと、そういう状況になるのかと考えるのですけれども、私はそういう部分について、例えば今回もこういう形がありましたけれども、この中ではどの程度のものが当初の契約の中でおさめたものがあるのかと。このことは予算特別委員会で聞いたほうがいいのかもしれませんけれども、ただ言えることは、大変失礼なのですけれども、今回の御答弁を聞いて、この契約というのは、全然最後の形にならないのだということを私としては感じまして、これで変更するということはそれだけ皆さんの大変な事務的作業が要るのかと。現場の確認も含めて、原課の課長なり、それから契約の関係の方なり、また場合によってはトップのほうで調整されると思いますけれども、そういう形のやり方というのはいかがなものかなと。これだけなるべく仕事を増やしたいという感じで考えているのであれば、この辺のところがもう少し検討する必要があるのではないかという感じがしております。それと、先ほどは私のほうで旅費の関係について定額でなく実費弁償という話をして、これは大変な作業が行われるのだという御答弁であったのですけれども、やはりそこにきちんと泊まったかどうかを確認できる作業というのは、やはりこれしかないと私としては考えておりまして、そういう面ではきちんと甲地に泊まった、乙地に泊まったということを確認するためには、やはりそういう作業も必要な部分かと思っておりまして、この辺について私はそういう部分で、例えば1万何千円の旅費が例えば 3,000円で収まったとかだったら、その費用たるは私にすれば大変な費用の大きさだと。だから、これが1回に 500 円、1,000 円違うなら私は何も問題がない、そこまで行かなくていいのかなと、こう考えていますけれども、この辺についてお考えをまたお尋ねしておきたいと考えています。次に、いじめの問題の関係なのですけれども、この辺でこういう健康保険の使い方について、私は聞いた話だけですので、実際にそれを確認したものではございませんけれども、多くの場合は、教員が一般の健康保険を使って対応しているというのが現実だということは、長年そうやっていますよということはよく聞くのです。だから、私はやはりそういうものについて、それは教員の判断でやってらっしゃるのか、それとも学校なり教育委員会のそういうある部分の指導でやってらっしゃるのかということについて、逆に言えば、しっかり聞きたいという感じがしておりまして。古い教員、現場を離れた方々は、いや、こんなことはそもそも表に出したくないから、普通の健康保険で対応してますよというような話はよく聞く機会があるのです。だから、それはやはり本来は法律を守ることを教えている方々ですから、正しいことを正しく教える方々が本来、そういうことをしないというのは私は大変問題があると考えていまして、やはりこういうものについても、そういうことがきちんと行われるような形のものというのは必要と考えますけれども、教育長のお考えをお聞きしたいと思います。3点ありますけれども、それについて質問して、終わりたいと思います。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
まず、議案第 25 号及び第 26 号については、担当部長から説明をさせていただきます。旅費については、先ほど、国の基準によって定額でという答弁をさせていただきました。それを実費という吹田議員の御質問でありますけれども、先ほども答弁させていただきましたように、実費となりますと、その後の事務が物すごく煩雑になりますので、その辺のメリット・デメリット勘案しながら検討していきたいというふうに思っております。それから、ちなみに私のことでありますけれども、私は東京出張するときには1万 4,800 円を旅費条例でちょうだいをしております。この旅費の中には宿泊と合わせて夕食、朝食も含まれているところでございます。都市センターホテルに泊まりますと、大体部屋の料金が1万 1,600 円、1万 1,000 円はちょっと超えておりますけれども、それでございます。それから、あのホテルにはレストランと和食の食堂がありますけれども、レストランは大体朝食の会場になって、地下が和食で、これが夕食専用になっております。和食の夕食の代金は大体 2,000 円から 6,000 円ぐらいの価格でございます。それを私は最低の 2,000 円のを食べたといたします。それから、朝食は一律でございます。バイキングになっておりまして、1,500 円でございます。そうすると、私は大体1万 5,000 円を超えるのです、これでいうと。でも、1万 4,800 円しかもらってないわけです。そのときに、今、吹田議員がおっしゃるように実費であれば、その上回った分ももらえばいいじゃないかと、こういうことなのでしょうか。吹田議員の御質問は、実際には旅費の宿泊費は実際よりも多いのではないかと前提でお話をされているのではないかというふうに思いますけれども、今の都市センターホテルに私が泊まるときの状況は、こういうことでございますので、御理解をいただきたいと思いますし、それから実費と定額についてもただいま申し上げましたように、どちらのほうがよろしいのか、そのあたりもよく計算をして検討して取り扱っていきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 財政部長 堀江雄二(財政部長は2014年3月まで)
吹田議員の再質問にお答えいたします。契約の変更の関係で何点か再質問ございました。議会に諮るのは1億 5,000 万円以上の工事費ということで、これは地方自治法の規定に基づいて小樽市の条例の中で決めさせていただいている金額でございます。ですから、議会に議案として出ていくのは、工事費であれば1億 5,000 万円以上の工事となりまして、その変更等があれば、増える場合、減る場合につきましても、議案として出すことになってございます。ですから、それ以下の工事費につきましては、議案としては出ないというか、規定に基づきそれは議会には提出してございません。それで、増減の内容につきましては、先ほど市長から答弁していただきましたように、増減それぞれあって、金額等も出てございます。それともう一つ、吹田議員からの御質問の中で、変更の場合の基準というお話もございました。当然、工事費ですので、皆様からの血税というか、税の中からも工事費を払っている部分がございます。当然にその中で工事の変更となりますと、必要な部分、必要でない部分、さらには安全性、そういうものも加味しながら当然契約の変更等をやっているわけでございまして、それをある一定の基準でもってやるのはなかなか難しいのではないかと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)
吹田議員の再質問にお答えいたします。議員がおっしゃるのは、たぶん生徒による教員への暴力ということにかかわっての話だと思いますが、暴力に至るさまざまな原因がその事案によって違いますので、一概には言えませんけれども、これまではどちらかというと、加害者の子供の行く末といいますか、将来のことを考えれば、教員が一般の共済組合員証を使ってけがを治すということは、たぶん考えられることだと思います。しかし、今回大津の事件を契機に、文部科学省が9月5日に公表した「いじめ、学校安全等に関する総合的な取組方針」が改めて出ましたので、適切に対応するように学校へ趣旨の徹底に努めてまいりたいというふうに考えております。(「議長、4番」と呼ぶ者あり)
再々質問 4番 吹田友三郎
再々質問でございませんけれども、市長は、先ほど1万 4,000 何ぼで食事の何かとこうおっしゃったのですけれども、私は日当がそれに当たると考えているのですけれども、それは間違いだったでしょうか、失礼なのですけれども。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
吹田議員の再々質問でございますけれども、日当は昼食と市内の交通を利用したときの交通費に充当するというふうにしております。ですから、夕食と朝食は宿泊費の中で賄うということで、日当は昼食を賄うという、こういうようなことで私どもは決めておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。