みんなの議会

小樽市議会 平成18年第2回定例会 2006年6月14日

道州制特区について

2006年6月14日、小樽市議会の一般質問で、斎藤博行議員が「道州制特区について」質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲、福祉部長 中町悌四郎が答弁しました。

質問者
斎藤博行 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 菊譲、福祉部長 中町悌四郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 斎藤博行

平成18年第2回定例会に当たり、民主党・市民連合を代表して質問します。最初に、道州制特区についてです。道州制特区に関する経過は、今年2月1日自民党道州制推進議員連盟が北海道道州制特区推進法の骨子を、そして3月6日には内閣府が北海道道州制特区推進法案の基本的考え方を出しました。また、4月5日には政府が北海道道州制特区推進法案の基本的考え方を示し、最終的には5月19日道州制特別区域における広域行政の推進に関する法律案を閣議決定しております。政府が進める道州制の問題点は、第1に、道州制特区推進に名をかりた国の出先合理化を北海道で先行実施する点、第2には、道州制という分権国家を展望した地方分権改革とは全く違うものである点、第3に、市町村合併の推進を改めて提起し、北海道であまり進まなかった合併について北海道に強権的に合併を推進させるものである点、そして第4には、事務事業の移譲による特例措置により道民生活への影響も懸念されるにもかかわらず、道民や道内各市町村への説明責任が十分になされていない点にあります。4月6日開催の北海道議会第1回臨時会では、第1に、北海道特例を含め、これまで国が要していた金額を一括交付金化すること、第2に、8年後の財政措置の検討規定は削除することという意見書決議を行っています。憲法第95条では、「一つの地方公共団体にのみ適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票において、その過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。」と定めています。こうした認識に立ち、質問いたします。最初に、今回、閣議決定された道州制特別区域における広域行政の推進に関する法律案に対する小樽市長としての見解をお示しください。次にこの間、道は知事を先頭に政府及び自民党と協議を重ねてきております。道は自民党道州制推進議員連盟が北海道道州制特区推進法の骨子を出した段階で、道の提案に一定程度配慮されていると評価しつつも、改めて再検討を求めたと聞いております。道州制特区に関して、道と小樽市の間でどのような協議がなされているのか、お示しください。この項最後の質問です。道州制特区と支庁再編成と市町村合併はどうしても切り離せない問題ではないかと考えます。最近の支庁再編の議論がそれを示しています。支庁制度の見直し、再編に関して、道と小樽市との間で協議等が行われているのでしょうか、お示しください。次に、高年齢者雇用安定法の改正に関して質問します。今年4月1日から高年齢者雇用安定法が施行されました。今回の改正の大きなポイントは、今まで努力義務であった65歳までの雇用確保が義務化されたことです。これにより、年金支給開始年齢までの安定した雇用を確保することが目的です。具体的には現状で65歳未満の定年の定めをしている事業主は、次の三つのうち、いずれかの措置をとることが義務づけられます。一つは定年の引上げ、二つには継続雇用制度の導入、つまり定年年齢そのものを改定することなく、事実上定年到達後もその者を引き続き雇用する制度です。三つには定年の定めの廃止です。昨年末の厚生労働省の発表によりますと、9割以上の企業で継続雇用制度を選択する方向にあるとの結果が出ています。まず最初に、今年4月に改正された高年齢者雇用安定法について、小樽市はそのねらいがどこにあると理解しているか、お示しください。次に、小樽市としてこの法の改正の趣旨を市内の企業等に徹底を図るために、どのような手だてをとられているのか、お示しください。次に、高年齢者雇用安定法の改正と地方公務員法第28条との関連についてお示しください。再任用制度が凍結された状態のままの小樽市の現状は、改正された高年齢者雇用安定法や地方公務員法との関係で問題はないのでしょうか、見解をお示しください。この項の最後の質問ですが、凍結中の小樽市の再任用制度の今後の取扱いはどうなるのか、お示しください。次に、個人情報保護条例について質問します。小樽市をはじめ、地方自治体は国以上に市民生活に密着した多くの個人情報を具体的に日常的に取扱い、保管しています。また、国の進める電子政府化の進展により、住民基本台帳ネットワークも稼働しています。こうした情報ネットワーク社会において、自治体は従来以上に個人情報保護と情報セキュリティを基本に市民の自己情報コントロール権を確立し、情報化社会における市民の人権を守る責務を負っています。私はこうした観点から、平成15年第3回定例会では、その年の5月30日に国の個人情報保護法が公布された点を指摘し、さらに8月25日には住基ネットの第2次稼働が開始された事実を踏まえ、小樽市個人情報保護条例の制定を求めました。そのときの答弁は、国の個人情報保護法の趣旨を踏まえ、総務省からの手作業処理関係の情報や既に制定済みの関係条例の見直しも含め、なるべく早く一定の方向を出すというものでした。また、平成17年第2回定例会では、平成17年4月に国の個人情報保護法が全面施行された点を指摘し、改めて小樽市における個人情報保護条例の制定を求めました。そのときの答弁は、罰則の検討など国の行政機関が保有する個人情報の保護に関する法律に準じた内容とすべく作業を行っており、今後、小樽市個人情報保護審議会の御意見を伺い、条例を制定したいというものでした。それからまた1年たちました。条例制定に向けての作業の進ちょく状況をお示しください。小樽市個人情報保護審議会は開かれましたか。今、何を審議していますか。具体的にお示しください。私は住基ネットの本格稼働開始に当たり、住基ネットシステムに重大事故や事件が発生したときには、市民の個人情報を守るべき立場の小樽市としてシステムからの離脱又は切断の道を確保しておくように求めました。この問題についての小樽市の考えをお示しください。最後に、私が問題提起し、小樽市が国に準じ、条例制定を約束してからずいぶん時間が経過したわけですが、条例制定に向けた今後の日程等がありましたら、お示しください。次に、指定管理者制度について質問します。私は昨年の第2回定例会の代表質問で、今後拡大されていくであろう指定管理者制度についてそのメリットを最大限発揮させるためには、指定手続の透明性の確保と自治体責任の確保が必要であるとの立場から、何点か具体的な提案を行いました。そのときの答弁は、指定管理者制度においては、公の施設の管理に民間のノウハウを生かし、地域協働の観点も生かし、管理経費の節減とともに利用者へのサービス向上が図れる。自治体責任の確保は現行条例等に基づく適正な運用で、また指定の取消しや守秘義務についてはその都度協定書の規定に盛り込む。利用者の声を反映させるため、指定管理者にアンケートなどの実施を求めるというものでした。そこで質問です。各施設で行った利用者に対するアンケートの結果を施設ごとにお示しください。次に、利用者との間で運営上・管理上の問題はありませんでしたか、お示しください。次に、指定管理者制度の導入により、施設の公性が市民から見えにくくなるのを避けるために、施設を所管する部局名と指定管理者の企業名又は団体名を明示したプレートを、すべての施設の正面玄関か窓口に設置すべきと考えます。このことにより指定管理者もやる気を高めることになると思いますが、御見解をお示しください。次に、先ほど述べたプレートに、施設の管理・運営に関する疑問や苦情等の連絡先も明示してほしいと思います。その際、その連絡先は各部にまたがる施設を一元化した専用窓口とし、原課と関係のない第三者的なところに設置してほしいと考えます。市民オンブズマン制度を展望した当面の措置として、このような独立した「指定管理者110番」の設置に向けた検討をお願いします。見解をお示しください。次に、障害者自立支援法について質問します。私は、今回の議論をこども発達支援センターを利用している子供とその保護者に限定して争点を絞っておりますので、あらかじめ御了承願います。法改正により4月1日からこども発達支援センターの1回ごとの利用料が引き上げられました。施設を利用する際の負担の考えを応能主義から応益主義に変えたことによると聞きました。この問題はさきの臨時会において専決処分の報告という形で私たちに提示されました。これでは議論のしようがないと思いました。ここで質問です。こうしたことは、国の通知が来るのが3月末と遅れに遅れたことに起因すると聞きましたが、国のこうした対応について市長としての見解をお示しください。また、4月1日実施に関し、理由はともかく負担増の話ですので、市民の皆さん、特に利用者にどのような説明を行ったのか、示してください。次に、こども発達支援センターの現状についてお尋ねします。最初に、今回の改正、つまり応能主義的考えの支援費制度から、応益主義的考えの障害者自立支援法の適用により、負担額が増えた方は何人、何パーセントで負担額が減った人は何人、何パーセントか、お示しください。次に、利用している子供の年齢別人数をお示しください。次に、利用している子供を障害児と障害の疑いのある子供に分けて示してください。次に、小樽市こども発達支援センター条例の第1条、「設置」では、このセンターの役割を障害児及び障害の疑いのある児童に対し、日常生活における基本的動作の指導、集団生活への適応訓練等を行い、もって当該児童の健やかな育成を図るとしております。また、小樽市こども発達支援センター条例施行規則の第5条、「利用許可の申請等」、また第6条、「使用料等の納入」では、この施設を児童デイサービスを提供する施設としています。ところが、障害者自立支援法第5条の7で、「この法律において「児童デイサービス」とは、障害児につき、児童福祉法第43条の3に規定する肢体不自由児施設その他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、日常生活における基本的動作の指導、集団生活への適応訓練その他の厚生労働省令で定める便宜を供与することをいう。」となっています。さらに、児童福祉法第43条の3では「肢体不自由児施設は、上肢、下肢又は体幹の機能の障害のある児童を治療するとともに、独立自活に必要な知識技能を与えることを目的とする施設」となっています。少し長くなりましたが、要するに早期発見による早めの対処を目的として、障害児やまだ認定されない段階の子供も相手にしているこども発達支援センターと障害者自立支援法で言う児童デイサービスや児童福祉法で言う肢体不自由児施設とは、もともと役割や求められる能力が違うのではないかと考えますが、見解をお示しください。こども発達支援センターを利用している子供がすべて障害児とはいえないと考えます。そう考えると、今回の障害者自立支援法の適用によって、負担区分を一律改正した今回の条例改正は問題がないのでしょうか、見解をお示しください。最後になりますが、利用者の障害に関する実態や施設の役割の違いを踏まえ、今回の料金改定を凍結し、再検討すべきではないかと考えますが、見解をお示しください。次に、新博物館建設について質問します。最初に、JRとの協議についてです。今、交通記念館や関連施設が並んでいる手宮1丁目119番1と119番16の土地のうち、119番1は旧国鉄、今のJRの土地です。当初そこには鉄道記念館という国鉄の歴史保存館的な施設が建っておりました。それが、その後交通記念館となり、今度は科学館と博物館と3館統合により新博物館になろうとしています。施設の性格がずいぶん変化してきたと思います。地主であるJRとどのような協議が行われてきたのか、お示しください。次に、JRは土地を無料で使わせてくれているわけですが、これは先ほど述べた鉄道の歴史、言いかえれば国鉄の歴史博物館が建っているとの考えから出た方針ではないかと思います。改めて聞きますが、JRは今回の3館統合による新博物館建設に関して、基本計画を承知して同意していると考えていいのですか。次に、議事録等によりますと、科学館運営委員会や博物館協議会の委員は、示された基本計画を具体化するに当たり、話合いがあると理解しているようです。しかし、今年に入ってから大変重要な時期だと思うわけですが、まだ一度も各委員会・協議会が開かれておりません。なぜ話し合わなかったのか、理由をお聞かせください。次に、広く市民の声を聞いて新博物館をよりよいものにすると、私たちの会派の山口議員の質問に答えています。その後、それはアンケートやインターネットで行われていると聞きました。そこで質問ですが、市民の声を聞く際に、基本計画を添付しないまま行われているのはなぜですか。基本計画は見直さない考えと聞いておりますが、その基本計画をよりよくするための市民の声だったはずです。それを添付しないアンケートにより市民に何を求めたのですか。また、現時点でアンケートの結果が公表されておりませんが、なぜですか。いつ公表されるのか、お示しください。次に、今回、実施設計に関する予算が出されているわけですが、実施計画を外注する前に、どんなものをつくりたいのか、新博物館のコンセプトと言うべき基本計画があるべきと考えますが、そうした手順を踏まないのはなぜですか、理由をお聞かせください。このままでは、今回の第2回定例会終了後に工事費の見積りが行われ、工事予算が提案されると思います。今後の実際の流れを考えますと、第3回定例会終了後、つまり10月中旬ごろに改修工事の業者が決まり、工事開始となるわけでして、来年4月リニューアルオープンは時間的に大変厳しいと考えますが、見解をお示しください。また、新博物館のオープンとなりますと、日本全国各地に新しい施設を売り込むポスターやデモテープ、チラシ等の準備が必要となります。デザインから校正、印刷、そして配送等に必要な時間をどのぐらいと考えているのか、お示しください。次に、新博物館のオープンともなりますと、記念の特別展も必要となります。ところが、今回の計画では重要文化財の三番庫の工事は平成19年いっぱいはかかると聞いております。来年4月に盛大にオープンしても、目玉施設の一つがまだ工事中では、来館者の期待を裏切ることになるのではないでしょうか、見解をお示しください。また、実際開館してからの工事現場をどう繕うのですか、お示しください。この項最後ですが、来年4月オープンに逆規定された不自然で無理やりの今回の計画を見直し、広く多くの市民、関係者の声を聞き、本来の社会教育施設としての新博物館建設のスケジュールに立ち返るためにも、オープンの時期を再検討すべきと考えますが、見解を示してください。次に、学習到達度調査についてお尋ねします。私は、前回の第1回定例会の最終日に、この学習到達度調査について予算案には賛成の立場から発言させていただきました。その要点は、第1に、テスト万能主義、テスト至上主義には反対する。第2に、今子供たちが過酷な競争にさらされている事実と子供の成長や学力向上を願う親のニーズが多様化している事実もきちんと受け止める必要があること。第3に、今回の学習到達度調査を実施するに当たり、保護者、生徒、さらには学校現場での話合いが不十分であること。そして第4に、3月15日の予算特別委員会での「よく話し合ってやっていきたい」との教育長答弁を一定程度評価するというものでした。まず最初に、学習到達度調査の実施経過についてお尋ねします。保護者や生徒への周知方法をはじめ、どのように実施されたのか、お示しください。また現在、調査の結果は、小樽市への報告書作成過程にあると考えますが、どの段階なのか、お示しください。次に、今回の調査では、生活学習意識調査というものも一緒に行ったと聞いておりますが、この調査は具体的には何をどのように調査するものなのか、お示しください。また、こうした調査を今回の学習到達度調査の中に一体のものとして行う意義はどこにあるのかもお示しください。次に、調査結果の取扱いについて何点かお聞きしたいと思います。一つは、調査結果の公表の件です。私は今回の質問を行うに当たり、実施した問題のうち、特に学習到達度調査についてその内容を研究したいと考え、コピーをいただけないかと打診しました。しかし、返ってきた答えは、調査会社との契約により、問題用紙はコピーして出せないことになっており、見せることしかできないというものでした。私は、こうしたテスト用紙は知的財産権を有するものであることは理解しており、あくまで今回の大変な議論を経て実施に至った学習到達度調査の全体像と意義を理解するための要望であることをお話しましたが、結果として契約があるとの理由でテスト用紙は見せていただきましたが、コピーはいただけませんでした。しかし、調査結果の公表は既に約束していただいておりますので、その部分でお尋ねします。調査結果は、どのような形で市民に公表されるのか、お示しください。このことは、結果を学校別にして学校ランキング的な意味で聞いているのでは決してなく、生のデータを出してほしいという考えからです。生活学習意識調査の項目に、「あなたは学校が好きですか」という質問がありましたが、この質問に何人の、又は何パーセントの生徒が好きと答えたのかというように、質問項目ごとの生データを出してほしいと思います。考えを示してください。次に、調査結果は生徒本人、そして保護者にどのような形で返されるのか、お示しください。最後に、全市的にまとめられた調査結果を受け、どう活用していく考えなのか、お示しください。私の質問もこれが最後です。小樽港の平和利用についてです。5月29日、アメリカ海軍空母キティホーク、そして翌日には随伴艦ミサイル巡洋艦カウペンスの小樽入港計画が明らかになりました。これが実現すると3度目です。民間港では小樽港だけが全国で唯一米空母の入港が繰り返されます。入港の目的は友好親善となっていますが、本当は補給と休養のための小樽港の拠点化です。1997年の空母インディペンデンスの小樽寄港は新ガイドラインの合意が背景にありました。また、2000年の空母キティホークの寄港は周辺事態法がありました。今回の2006年キティホーク入港も、そうした日米両政府による防衛協議を抜きに考えられないと私は思います。5月23日、高知県宿毛港に駆逐艦ラッセン、5月25日、長崎県佐世保港に原子力空母リンカーン、5月26日、静岡県清水港に駆逐艦シャウプが相次いで入港しました。今年に入ってからの米艦船の入港数は16隻で、昨年1年間の17隻に迫っており、小樽港入港となると半年で昨年1年間分となります。何が起きているのでしょうか。米軍再編の協議の中で、民間港の使用問題が取り上げられ、中間報告で空港や港湾を含む日本の施設を自衛隊と米軍が緊急使用するための検討作業を進め、二国間の枠組みや計画手法を向上させ、民間と自衛隊の飛行場及び港湾の子細な調査を実施すると決められました。また、新聞の報道によりますと、在日米軍再編の日米協議が決着し、新段階に入った日米同盟をより実効性のある内容にするため、緊急利用する民間施設などを細かく規定する日米共同作戦計画の見直しや、周辺事態が発生した際の空港や港湾の提供など、国への協力を地方自治体に義務づける周辺事態法の改正が検討段階に入ったと言われています。まさに今回の空母キティホークの小樽港への入港は、米軍再編と民間港の軍事利用の自由化の先取りとしてあると考えます。お尋ねします。1997年のインディペンデンス、2000年のキティホーク入港に際し、小樽市長は苦渋の判断をした後に見解を出しています。改めてそれぞれお示しください。また、今回、日本の商業港で唯一3度目の空母入港について率直な感想をお聞かせください。次に、小樽の入港判断3条件は港湾法を根拠とした自治体の港湾管理権の行使の一形態だと考えます。しかし一方で、こうした小樽方式、その評価はいろいろありますが、それ自体を否定する動きが強まることが危ぐされる昨今です。米艦入港に際し、外務省、アメリカ総領事館はどのような形で回答を寄せているのか、お示しください。次に、今回、文書による回答がなかったときには、核兵器廃絶平和都市宣言を持つ小樽市としては、核兵器不搭載との判断すらできなくなり、入港を認めるわけにはいかないことになると考えますが、見解をお示しください。また、こうした文書による回答を受け、核兵器不搭載の判断をする方法は一定の限界はありますが、今後も変わらない、変える必要もないと考えますが、見解をお示しください。次に、聞くところによりますと、空母入港による経済効果を期待する声もあるそうですが、2000年に空母キティホークが入港した際の経済効果はどのようなものであったのか、お示しください。次に、キティホークが接岸する勝納ふ頭はソーラス条約によるフェンスがめぐらされ、立入りが禁止されています。法の趣旨から考えて、このフェンスは許可がない者は何人もその目的にかかわらず越えることはできないと考えます。つまり、不特定多数の人間を対象とした空母の一般公開はできないと考えますが、見解をお示しください。次に、キティホークは他の4隻の空母と一緒にイラク戦争において延べ3,500機の爆撃機を発進させました。イラク戦争の開戦理由がでたらめであったことは周知のとおりです。また、空母の乗組員の一人が、母港である横須賀で殺人事件をそれこそ偶発的に起こしています。こうした空母の3度目の入港を拒否すべきだと考える市民もたくさんいます。市民感情にも配慮するとの考えを明らかにしてきた市長として、小樽市の3条件に市民感情を加え、入港を拒否すべきと考えますが、見解をお示しください。港湾法を根拠に、市長は小樽港の平和利用を追求することを明言できます。中国、ロシアや韓国との友好関係を維持し、平和で開かれた小樽港の将来のためにも市長のき然とした見解を求めます。再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

斎藤博行議員の御質問にお答えいたします。初めに、道州制特区推進法案についての御質問でございますけれども、本来道州制は地方分権の推進に当たり、国・都道府県・市町村の役割を抜本的に見直し、新たな行政システムを構築するという観点から議論されてきているものと考えております。今回の道州制特区法案の第1条には、その目的として地方分権の推進、行政の効率化、地方の自立的発展などがうたわれており、そうした目的が達成されることについては期待いたしております。しかしながら、平成16年8月に道がまとめた道州制特区に向けた提案の具体化についての中では、国と道の連携、共同事業及び権限移譲など合わせて33項目が提案されていたことに比べ、結果的には移譲対象事務事業が8項目にとどまっており、この法案では内容が後退していると感じております。次に、道州制特区に関する北海道と小樽市の協議でありますけれども、道州制の考え方や道から市町村への事務権限移譲については、説明会や市町村の意見集約がございましたが、道が国の素案に対して再検討を要請した過程においては、道から市に対しての協議は行われておりません。次に、支庁制度見直しに関する北海道との協議でありますけれども、北海道からは平成17年3月の支庁制度改革の具体的な取組である支庁制度改革プログラムの策定に向け、平成16年度意見照会が4回来ており、意見交換会が2回開催されております。平成17年度には支庁制度改革プログラムの策定を受け、新たな支庁の機能等に関する論点整理などの意見照会が2回、意見交換会が1回開催されております。市といたしましては、これらの意見照会に対し、支庁制度改革は道州制とのかかわりが深く、道州制特区の具体化にあわせて各市町村への十分な説明と連携が図られることや、北海道の行財政改革の観点だけではなく、道及び市町村全体で効率的な行政体制として整備が図られるように要望しております。次に、高年齢者雇用安定法の改正についての御質問でありますけれども、初めに改正の趣旨についてでありますが、少子高齢化の急速な進展や年金の支給開始年齢の引上げなどの状況の中で、高い就労意欲を有する高年齢者が長年培った知識や経験を生かし、少なくとも年金支給開始年齢までは働き続けることができる環境の整備が必要であるため、法改正がなされたものと理解しております。次に、改正趣旨の周知でありますけれども、基本的には国が行うことでありますけれども、市といたしましては、昨年10月に行った市内企業を対象とした労働実態調査にあわせて、改正後の対応について調査するとともに、改正趣旨の周知を図ったところであります。また、市も参画しております小樽まち育て運営協議会が開催する人事労務講習会におきましても、市内の事業主等に対し、改正点などの説明を行っているところであります。今後ともハローワークなど関係機関と連携しながら、周知徹底に努めてまいりたいと考えております。次に、高年齢者雇用安定法と地方公務員法との関連でありますけれども、改正された高年齢者雇用安定法自体は、国家公務員及び地方公務員にも適用になります。しかし、同法では定年の引上げ等についての規定は国家公務員及び地方公務員には適用除外とする旨規定されております。なお、地方公務員法では「定年退職者等の再任用について定年退職者等を従前の勤務実績に基づく選考により、1年を超えない範囲内で任期を定め、常時勤務を要する職員に採用することができる」と規定されております。次に、再任用制度の凍結をしている小樽市の現状が法的に問題ないかとの御質問でありますけれども、先ほど申し上げましたとおり、改正された高年齢者雇用安定法における定年の引上げ等についての規定は、公務員には適用されませんので、議員の言われた三つの措置のいずれかを講ずる必要はないことになります。また、地方公務員法では再任用しなければならないということではなく、再任用することができる旨を規定しております。したがいまして、本市が再任用を凍結している現状は法的に問題はございません。次に、凍結中の再任用制度の今後の取扱いでありますけれども、厳しい財政状況の中で公務員優遇という批判もあり、平成14年度にスタートさせた再任用制度については1年のみ実施し、平成15年度からは凍結してきております。しかし、年金が満額支給されるまでの間に支給される部分年金の支給期間が次第に長くなってきており、さらには平成25年度から年金が全く支給されない年金支給停止期間も生じてくることから、凍結解除については市民の理解が得られるよう、時間をかけて検討してまいりたいと考えております。次に、個人情報保護条例についての御質問でありますけれども、まず条例制定の進ちょく状況でありますが、これまでに条例の見直しについて関係部局と協議を行い、見直し素案を整理し、4月7日開催の個人情報保護審議会において小樽市の個人情報保護制度の見直しについて諮問いたしました。審議会は現在まで3回開催されておりますが、審議に当たりましては国の行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の規定に準じ、保護の対象を「紙に記録された個人情報」に拡大し、新たに利用停止請求権や罰則規定などを定める内容の参考条文、その他の資料をお示しして御審議をいただいているところであります。次に、住基ネットの問題ですけれども、住基ネットにかかわる個人情報の保護に関しましては、住民基本台帳法で不正利用の防止や秘密保持の義務づけが規定されており、その罰則は地方公務員法などより加重なものとなっているなどの措置が講じられております。また、市といたしましても、「小樽市住民基本台帳ネットワークシステムに関する組織管理運営要綱」を定めて運用しており、個人の情報保護が図られていると考えておりますが、住基ネットの取扱いについては小樽市個人情報保護審議会の中で御意見をお聞きすることも重要なことと考えております。したがいまして、現在、審議会において審議中の制度の見直しの中で、条例の「電子計算機の結合の制限」に関する規定に、新たに「個人情報の漏えい又は不適正な取扱いにより、市民の権利利益の侵害のおそれがあると認めるときは、当該結合の停止、その他の必要な措置を講じなければならない」とする条項を追加する案をお示ししております。次に、今後の日程等でありますが、審議会から答申をいただく時期により変更もあると思いますが、答申後に関係部局等と再度協議を行い、最終的な条例改正案を取りまとめ、第4回定例会までには提案したいと考えております。次に、指定管理者制度について御質問でございますけれども、初めに施設の利用者アンケートでありますが、本年4月から指定管理者制度を導入した各施設では、基本協定書で利用者の利便性向上のため、利用者アンケートを実施し、業務の改善に活用することを求めております。既に一部施設では、利用者の方に自由に意見を出していただくことを目的とした御意見箱を設置しておりますが、制度導入からまだ日が浅いこともあり、アンケートの内容についての報告はまだいただいておりません。また導入した各施設で運営上、管理上の問題でありますけれども、本年度から新たに導入した28の施設について運営上、管理上の問題が発生したとの報告は受けておりません。次に、施設への所管部局等の掲示と苦情処理窓口の一元化でありますけれども、基本的には施設利用に係る苦情等については指定管理者の責任において処理すべきものと考えております。しかし、指定管理者だけでは解決できないものも想定され、そのためにも市の所管部局や連絡先を掲示することは市民サービス向上の観点から有効であると思いますので、今後検討したいと考えております。また、苦情処理窓口の一本化につきましては、市民の利便性の向上にもつながるものであり、他都市の状況なども調査の上、検討してまいりたいと思います。次に、障害者自立支援法について何点か御質問がございましたけれども、初めに障害者自立支援法の一部が4月1日に施行になるのに対し、これに関連する省令、告示の多くが3月下旬に示されたことについてでありますけれども、全国市長会でも以前から明確な運用基準や制度の詳細等について速やかに情報の提供を行うよう要望してまいりました。しかしながら、実際には施行日の直前に公示されたわけで、準備期間の短い中でのことでもあり、事務的には大変苦慮したところであります。今後10月1日の本格施行に向けて速やかな国の対応が必要であると思っております。次に、こども発達支援センター利用者への説明でありますが、児童デイサービスがこれまでの支援費制度から障害者自立支援法に基づく介護給付へ移行し、原則として自己負担1割の定率負担制度に変わっていくことを2月から3月にかけて説明したところであります。それにあわせまして、予定される負担金額や負担上限額及び減免の手続等について個別に説明をさせていただいたところであります。次に、負担額の増減でありますけれども、17年度に引き続き18年度も支援センターを利用している60名について見ますと、負担が減った方は7人で約12パーセント、負担が増えた方が51人で約85パーセント、前年度と同様負担の生じない方が2人で約3パーセントとなっております。また、年齢別人数は本年6月1日現在で1歳児が4名、2歳児が5名、3歳児が20名、4歳児が29名、5歳児が7名、小学生が11名、中学生4名の合計80名となっております。このうち身体障害者手帳を所持する児童が21名、療育手帳を所持する児童が5名、手帳を持たない、若しくは明確な診断がついていない児童が54名となっております。次に、こども発達支援センターと児童デイサービス及び肢体不自由児施設との役割でありますけれども、いずれも日常生活における基本的な動作の指導、集団生活への適応訓練を行うものとなっており、基本的にその役割は同じであると考えております。また、障害認定の有無にかかわらず一人一人のニーズに応じた指導・訓練を実施することも、それぞれの施設に共通する役割であると考えております。次に、条例改正でありますけれども、ただいま申し上げましたとおり、支援センターは障害認定の有無にかかわらず、契約に基づいて支援を必要とする児童の指導訓練を実施する施設であります。今回の条例改正は、児童福祉法に基づく児童デイサービスが障害者自立支援法に基づく児童デイサービスに移行したことに伴い、支援センターの使用料に係る規定などの改定が必要になったことから行ったものであります。次に、利用者負担でありますけれども、障害者自立支援法の考え方の一つに、安定的な財源を確保するため利用者にも応分の負担をしていただこうというのが法の趣旨でありますので、支援センター利用者にも応分の負担をお願いしているところであります。なお、10月からの本格実施に向け、利用者負担について制度全体の中でどのような対応が可能なのか、研究していく必要があるものと思っております。次に、小樽港の平和利用についての御質問でありますけれども、初めに前回及び前々回の空母入港当時の市長見解についてでありますけれども、双方とも基本的には日米安保条約及び地位協定がある中で、核兵器搭載の有無、入出港時の安全性の確保、港湾機能への影響、警備体制の問題等総合的に判断したものであるとしておりますが、加えまして前々回、平成9年当時の新谷市長は「寄港は一時的なものと考える。再度ということになればもう一度原点に戻って判断する」としております。また、前回、平成12年は私でありますけれども、「頻繁に艦船が入ってくることによい印象はないが、平時であり、目的が友好親善なので、バースの競合などがなければ認めざるを得ない場合もある」と言っております。次に、今回の入港要請についての感想でありますけれども、小樽港は大型艦船が接岸できる施設を有していることや札幌市に近い地理的条件にあることなどから、本港の使用を希望してくるものと思いますが、小樽港は商業港でありますので、米艦船の入港については必ずしも好ましいとは思っておりません。しかしながら、日米安全保障条約や地位協定など国の施策がある中で、港湾管理者としては、これまでどおり商業港としての機能を損なわれないなどの一定の判断基準をもって慎重に判断していかなければならないものと考えております。次に、外務省、在札幌米国総領事館からの回答についてですけれども、従来は外務省からは「核の持ち込みについて事前協議がないので、非核三原則は守られており、核持ち込みはないことに疑いを有していない」との回答ですが、米国総領事館からは「米国海軍の水上艦等には核兵器を搭載しないことが米国政府の一般的な方針であり、特定の艦船等に関して核兵器の搭載の有無については議論をしない。米国政府は日本人の核兵器に対する特別な感情を理解しており、安全保障条約に基づく義務を着実に履行してきている」との回答をそれぞれいただいております。次に、核兵器不搭載の文書回答でありますけれども、市といたしましては、外務省及び在札幌米国総領事館への核兵器搭載の有無の確認については、文書回答を基本と考えております。また、今後もこの考えを堅持してまいりたいと考えております。次に、前回、空母入港時の経済効果でありますけれども、当時の聞き取り調査によりますと、JR、バスなどの公共交通機関においては通常を上回る利用がありましたが、飲食や物販、さらに観光施設におきましては、特に大きな影響はなかったと伺っております。次に、一般公開でありますけれども、これまで過去2回の空母寄港時につきましては、勝納ふ頭に接岸しておりましたが、現在、当該ふ頭はソーラス条約に基づく制限区域を設け、関係者以外の立入りを禁止しております。この制限区域に立ち入るためには、身分の確認や目的の確認等が必要でありますので、仮に寄港を受け入れた場合であっても、前回行われたような不特定の見学者を対象とした公開は難しいものと考えております。次に、小樽市の3条件に市民感情を加え、入港を拒否すべきとの御指摘でありますけれども、確かに米兵による事件が発生しているようでありますが、これらのことも含め、総合的に判断してまいりたいと考えております。また、小樽港につきましては、今後も平和な商業港としての発展を期してまいりたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

斎藤博行議員の御質問にお答えいたします。初めに、JR北海道の敷地についてでありますが、これまで交通記念館の敷地として無償でお借りしてきました。このたび教育委員会としては、博物館、科学館との3館を統合するという基本計画案をお示しし、協議を重ねておりましたが、今後も引き続き使用させていただくことでおおむね御理解をいただいております。次に、科学館運営委員会、博物館協議会の開催についてでありますが、昨年7月から11月まで、科学館4回、博物館は3回にわたりさまざまな角度から御意見をいただき、基本計画案としてまとめる作業を行ってまいりました。また、12月からは多くの皆様からの御意見をお聞きすることを目的とした意向調査の準備を進め、この4月からは調査結果のまとめを行う中で、これらを実施設計の発注作業の参考としてきております。教育委員会としてはこれらの作業が整理した段階で、できるだけ早い時期に運営委員会や協議会を開催し、御意見を伺ってまいります。次に、このたび実施した意向調査は、新しい博物館に対して利用者の皆様がどのような期待と要望を持っているかを把握するために実施したものであります。また、結果の公表につきましては、まずは今議会でお示しし、議会報告後の早い時期にホームページによる公表や今後予定している懇談会の中などでお知らせしてまいりたいと思っております。次に、博物館の基本設計についてでありますが、基本設計に相当する作業は意向調査の結果などを参考にして、独自に新博物館開設準備室において進めてきております。次に、博物館開館に向けてのスケジュールについてでありますが、今議会に計上しております補正予算を御承認いただいた後、実施設計の業務委託を行うことになります。実施設計完了後、展示・内装工事などの発注を行い、工事の完了は3月末をめどとしております。しかしながら、フィールドの整備やオープンに向けた諸準備を考えますと、4月オープンは厳しい状況にあると思っております。次に、ポスター、チラシ等についてでありますが、新博物館のオープンに向けたPRは何よりも必要なことであり、開設準備室ではこれら広告宣伝物の準備にはおおむね3か月をかけて進める予定でございます。次に、重要文化財機関車庫3号の修復工事との関連についてでありますが、修復工事の施工期間は平成19年末までを予定しており、新博物館のオープン時にはまだ工事中であります。しかしながら、重要文化財の修復工事を直に見るまたとない絶好の機会でもあり、安全を確保した上で、来館者にも喜んでいただける企画として検討してまいりたいと考えております。また、開館後の工事では、敷地の周囲に高さ2メートルの鋼板により仮囲いを設け、万全な安全対策を施す予定でおります。次に、博物館の開館時期についてでありますが、これまで議会において19年4月中をめどとして進めるとお話ししてまいりましたが、雪解け後のフィールド整備に一定の時間を要することなどから、開館時期を若干遅らせ、夏休みをめどとしていきたいと考えております。次に、学習到達度調査についてですが、5月10日に市内各中学校において1年生を対象に国語と数学及び生活・学習意識調査を実施し、約1,000名の生徒が調査を受けております。周知の方法でありますが、実施の2週間ほど前には各学校において保護者の方々に実施日や調査目的などについて文書を配布し、理解を得ております。また、生徒に対しても調査結果が成績に関係しないものであることなどについて説明をし、理解を得るための生徒向けの文書も配布しております。なお、調査結果の取りまとめにつきましては、現在、設問ごとに集計を進めているところであります。次に、生活・学習意識調査についてですが、家庭での学習習慣や生活の様子、学校での勉強に対する考え方などについて調査するもので、例えば「学校の授業時間以外に1日大体どのくらい勉強しますか」などの質問事項に対して、選択肢から選んで生徒が回答するものです。この調査の回答状況と国語、数学の調査の結果との関係について分析するなど、学校での学習指導の改善や家庭と連携して、あおばとプランの大きな柱となっています確かな学力の育成に取り組む手だてについて考察していきたいと考えております。次に、調査結果の公表についてですが、全市的な学習状況についての分析や学習指導上の課題、改善の方策などについては報告書にまとめ、各学校等に報告してまいりたいと考えております。また、報告書において、国語、数学の調査の概要及びその通過率や生活・学習意識調査での質問項目及び回答状況のデータについても示していきたいと考えております。次に、調査結果の活用についてですが、個人ごとの結果につきましては、観点別の学習状況についてレーダーチャートを示すとともに、これからの学習のポイントについて文書でお知らせします。その際、中学校においては今後、学習に目標を持って取り組むことができるよう、教育相談の場を設けるなどの取組をお願いしていきます。また、小学校においては、全市的な調査結果等について指導計画や学習指導改善の基礎的な資料として生かしていただきたいと考えております。(「議長、16番」と呼ぶ者あり)

再質問 16番 斎藤博行

何点か再質問させていただきたいと思います。まず最初に、空母の入港に関して市長に聞いた中に、特に感想という意味では民間港である小樽市だけが全国で唯一3回寄港しているということに対する感想をお聞きしているというふうにしたつもりですので、そういった角度での答弁をお願いしたいというふうに思います。また、一般公開についての見解については、そのとおりだと思いますが、条件等の部分については今後の委員会の中で少し議論させていただきたいというふうに思っております。それから、こども発達支援センターの役割の部分でちょっと教えてもらいたいのですが、児童福祉法第43条3項では、この障害のある児童を治療するというふうにその役割が書かれているわけなのですけれども、治療するというのはどういうことなのかということ。そのために、どういった資格の条件があるのだろうかというふうに考えます。逆に言いますと、小樽市のこども発達支援センターがこの児童福祉法でいうところの障害のある児童を治療する体制になっているというふうにお考えなのかどうか、その辺について見解を求めていきたいというふうに思います。それから、教育委員会の方に、運営委員会等の皆さんとの話合いを今後するというようなことですけれども、どの辺に、例えばもうすぐ第2回定例会が終わったら、すぐ作業が始まると先ほどおっしゃっているわけでして、非常に日程的にはタイトだと思っております。そういう中で、運営委員の皆さんとの話合いというのも、こうなりましたという話ではなくて、そこにいろいろな思いを反映させる作業が必要だと思うわけでして、回数等を含めて結構なボリュームというのが必要でないかと思うわけでして、そういう意味で今やる話合いといいますか、運営委員会を開くというふうなお話になっているのですけれども、具体的にどの時期に開くべきだと、何をやる前に開いておかなければならないとか、何ができたら何が決まる前に開くべきだというようなポイントがありましたら、お聞かせいただきたいというふうに思います。それから、今日の御答弁で来年の4月1日オープンを夏休み前まで延ばすというようなことをおっしゃられました。私は何回かこういうお話の中で、オープンの時期を例えば4月1日と切れ目のいいときとか、ゴールデンウィークの前という変な商売っ気を出したり、夏休みの前というふうに何となくビジネスライクに物を考えているのかなというふうに思うわけなのですけれども、順調にといいますか、丁寧に作業をしていくというふうに考えたときに、先ほど言いました一連の予算化の問題、それから議会での予算の議決の問題、それから入札等々の作業を1度きちんと並べ直して、1枚のフローチャートといいますか、そういったものにして、例えば先ほど準備というか、ポスターをつくるのに3か月かかるというふうに御答弁いただいているのですけれども、例えばこういう博物館の展示物というのは、やはり生きた状態でないとなかなかポスターにならないというふうに言われていると聞いています。要するにただ写真に撮るだけではなくて、実際そういう展示物を置いてみて、全体的な空間といいますか、展示物のレイアウトも含めて、若しくは例えば科学館的な要素で言うならば、実際やってみて、その雰囲気をポスターなりに生かしていかなければならないというふうに、写真を撮るときには既にそういう段階になければならないというふうに思っているわけなのです。そういうふうに考えますと、3か月ぐらいかかるのだということは、相当早い時期に実際もう展示物が並んでいて、お客さんといいますか、入館者が入ったときの人の動きとか雰囲気とかは経験しないとつくれないというふうに思うわけなので、そういった今言っているようなことを含めて全体の流れ図といいますか、そんなに時間はないわけですから、もう一度示していただきたいと思います。それはこの次の委員会まででいいのですけれども、そういう工程表を出してもらいたいと思います。それから、夏休みの前というのは、夏休みというのは7月20日ぐらいから普通始まると思うのですけれども、大体しっかりしためどがあるのであれば、いつをめどにしているかもう少し具体的に御答弁いただきたいと思います。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

3回目の入港で感想はというお話ですけれども、まだ3回目は決まっていませんけれども、従来から入港に関していろいろ札幌総領事館に行ってお話しするのですけれども、非常に小樽の人気というか、札幌に近いこともあって非常に人気が高いのだと。香港とどこかと3本の指に入るとおだてられているわけではないのですけれども、そんなことも言われておりますけれども、特に札幌雪まつりのころが何か回数が結構多いのですけれども、そんなこともあるのかなという感じはしています。いずれにしても先ほど申し上げましたとおり、あまり好ましい状況ではないと思いますので、あまり頻繁に来ていただいては困ると、市民感情もありますから、そんな感じは持っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 福祉部長 中町悌四郎(福祉部長は2008年3月まで)

再質問のありましたこども発達支援センターの児童の関係ですけれども、児童福祉法でいいます43条の3の肢体不自由児施設ですけれども、こども発達支援センターはこの肢体不自由児施設という位置づけではございませんで、障害者自立支援法でいいます児童デイサービスということで位置づけられますので、こども発達支援センターの条例でいいます目的も、障害児及び障害の疑いのある児童に対しまして日常生活の基本的な動作の指導、集団生活の適応訓練を行う。そして、この障害児及び疑いのある児童の健やかな育成を図るということです。そういったことで、この発達支援センターの中ではそういった活動を行うのですけれども、それとあわせまして、関係機関、療育センターというのがありますから、そこと連携しながらこういった目的のために業務を行っていると、そういうことで御理解いただきたいというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

斎藤博行議員の再質問にお答えいたします。まず、1点目でございますが、まず意向調査の精査を終えましたことから、今議会にこの内容についてお示ししてまいりたいと思います。その後、できるだけ早い時期に各委員会等を開催するよう考えてございます。その中でまた貴重な御意見をいただいてまいりたいというふうに考えてございます。次、工程表のことについてお話がございましたが、このことについては委員会のときにまたお話しさせていただきたいというふうに考えてございます。なお、新博物館の開館時期を夏休みをめどにしましたのは、先ほど答弁しましたとおり、まずフィールド整備が雪解け後でなければできないということ、二つ目には博物館や科学館の事業の空白をできるだけ少なくして、事業の継続性を期待しております子供たちや市民の期待にこたえることを重視したことも挙げられますし、さらに三つ目は重要文化財機関車庫3号の修復工事という日ごろ市民が目にすることができない貴重な学習機会があるということであります。このことにつきましては、鉄道資料を中心とした博物館にとりましては、小樽市内外に発信する絶好の機会である、その工事現場を遠くからでも見ていただくのが絶好の機会であるととらえまして、夏休み中にということで、決して商売うんぬんとかそういうことを考えているものではございませんことを御理解いただければと思います。

出典:小樽市議会 平成18年第2回定例会 2006年6月14日 議事録 PDF(80ページ) 間違いを知らせる