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小樽市議会 平成15年第3回定例会 2003年9月18日

(1)教育委員会について・教育委員の選任方法・小中学校選択制・授業参観の一般公開/(2)市の審議会、委員会、会議等における委員等の委任方法について/(3)札幌圏への通勤市民の現状について・住民票交付窓口等の土日対応実現ついて

2003年9月18日、小樽市議会の一般質問で、大橋一弘議員が「教育委員会について・教育委員の選任方法・小中学校選択制・授業参観の一般公開」「市の審議会、委員会、会議等における委員等の委任方法について」「札幌圏への通勤市民の現状について・住民票交付窓口等の土日対応実現ついて」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏が答弁しました。

質問者
大橋一弘 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 大橋一弘

教育委員の構成についてお尋ねいたします。千葉県流山市では教育委員を8月に公募したところ 74名の応募者が出て 市としては応募条件を市民に限ったので これほど多いと思わずび、 、「 、っくりした。教育に対する市民の関心と改革への期待のあらわれだろう」とコメントをしておりました。教育委員会の在り方が議論される中、現在の市の教育委員は、学校長経験者、PTA経験者、商工会議所推薦者、医師会推薦者によって構成されていると認識していますが、選考基準はどのようにしていますでしょうか。また、在職年数の基準と現委員の在任年数はどうなっているでしょうか。小中学校に子どもが通っている親たちの意見と情報、現役子育ての感覚を行政に反映させるために、PTA、青少年活動に携わっている市民の中からも委員を選任してほしいと思っていますが、いかがでしょうか。次に、小中学校選択制導入と授業の市内学校一斉公開についてお尋ねします。江別市では2005年に、希望する小中学校に入学できる小中学校選択制の導入を決めております。子どもの個性に合った学校選択ができること、いじめ、不登校等、学校に合わないとき、転校が容易になること、学校間に競争原理が働くことにより、教師の意欲が向上するなど、利点は多いと思います。また、それに先立って、市内どの学校の授業も参観できる授業の学校一斉公開も行い、授業内容、学校の雰囲気等、教育情報公開を行うことにより、子どもの個性に合った学校を選べる環境を整えていただきたい。とかく小樽の教育の閉鎖性が指摘されることもある中、その打破のため、選択制導入と授業の学校一斉公開を実現していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。次に、市内の人材発掘のために、審議会、委員会等のメンバーに幅広く新しい市民を参加させることを検討してほしいと思います。公募の割合は増えていますが、団体への推薦依頼、市からの就任依頼の場合は、。 、 、同一人が何種類も兼任することも見受けられました 今までは顔となる人が就任し 行政にオーケーを出す行政の市民に聞きましたという形をつくるための会議かなということもあったように思います。環境に優しい市民ルール推進会議のように、年齢・職業も多様で活発な会議もあり、その委員の中からボランティア、NPO活動のリーダーが育つ兆しもあります。当市は高齢化のため、若い市民の割合が減り、将来の人材不足が懸念されます。多くの市民が参加できるためにも、団体や業界に推薦依頼する場合にも、会長のみが何度も出てくることを避けるような指針づくりも考えていただきたいと思います。次に、札幌圏への通勤市民の現状についてお尋ねをいたします。不況の長期化で、市内の歴史ある企業も倒産・整理し、リストラも厳しく行われています。札幌通勤者でも失業者は出ています。中高年の市内求人は少なく、札幌で探すしかないと言われますが、それも困難な現実です。札幌、石狩に通勤する通勤者の数はどのように変化していますでしょうか。また、逆に、札幌、石狩から市内への通勤者の数はどうでしょう平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録か。市内に職場をつくる政策として、銭函に工業団地を造成し、築港にマイカルを誘致しました。しかし、工業団地の従業員の半数近くは札幌圏の市民との話もあり、マイカル変じてウイングベイにおいても、相当数が札幌市民とのことですが、そのように認識していますでしょうか。札幌へ就職した人は小樽から出ていき、札幌から小樽へ就職した人は転住してこない傾向があると思いますが、札幌の通勤圏で唯一人口の減っている小樽としては、その原因を見極め、対策を立てることが人口減少を止めるため急務であり、市の生き残りの課題であると思います。原因分析と対策をお聞かせください。また、通勤している市民から、日曜日に市の住民サービス受付が開いていないのでとても不便であるという声もありますが、住民票交付等の土日対応はできないのでしょうか また ほかに 市長への手紙 等を通じて通勤者からの要望事項はあります。 、 、「 」でしょうか。再質問を留保して、質問を終えます (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

大橋議員のご質問にお答えいたします。まず初めに、教育委員の選任でありますが、教育行政の執行に中立性を確保し、市民の多様な意向を反映させる必要があることから、これまでもその選任に当たりましては、特に選任分野や基準を設けず、委員の年齢、性別、職業等に著しい偏りが生じないよう配慮いたしております。あわせて児童・生徒の保護者や、いろいろな形で青少年活動とかかわりのある方も含まれるよう努めているところであり、今後とも、それらの点につきましてはじゅうぶん留意してまいりたいと考えております。なお、教育委員の在職年数の基準と、「 」 、 、いたしましては 地方教育行政の組織及び運営に関する法律 の中で 任期は4年と規定されておりますが本市では安定性、継続性の確保を図る観点から、近年は再任期間を含め、おおむね2期8年程度就任いただいているところであります。また、現委員の在職年数につきましては、教育長を除き、4人の委員につきましては、7年、6年、4年、3年の在職となっております。次に、各種審議会や懇話会等の委員の選任でありますが、これまでも、それぞれの設置目的等に応じ、各種団体からの推薦のほか、学識経験者や一般公募による市民の参加もいただきながら、幅広く選任することを心がけてきております。しかしながら、各種団体からの推薦委員の中には、結果として一部に複数の審議会等の委員を兼ねている例もありますので、今後とも委員の推薦をいただくに当たりましては、その趣旨や目的をよく説明した上で、可能な限り幅広く人選されるようお願いしてまいりたいと考えております。次に、札幌圏への通勤市民の現状についてお尋ねがございましたが、初めに、小樽市から札幌市、石狩市、 、 、 、へ通勤する人数でありますが 国勢調査によりますと 平成2年では9,994人 平成12年では8,997人であり997人の減少となっております また 逆に 札幌市や石狩市から小樽市へ通勤している人数は 平成2年で。 、 、 、4,429人、平成12年では8,328人であり、3,899人増加しております。次に、銭函工業団地やウイングベイにおける小樽市以外の通勤人数でありますが、正確な人数は把握しておりませんけれども、ウイングベイではおよそ500人、銭函工業団地についてはおよそ230人が小樽市外から通勤しているとお聞きしております。次に、人口減少の原因と対策でありますが、当市の人口は昭和40年代前半から減少し続けておりますが、平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録これは企業の札幌市への移転や金融機関の撤退など、雇用の場の減少、そして、昨今では、出生数の低下と死亡数の増加による自然動態の減少が著しく、加えて、企業の倒産や新卒者の雇用の場や良好な住環境などを求めて、市外へ移動しているものと考えております。人口対策に抜本的、効果的な対策はなかなか難しいものがありますが、平成12年の国勢調査によりますと、市外から小樽市へ通勤・通学している流入人口が流出人口を初めて上回ったことから、今後は、さらに雇用の場の確保はもとより、良好な住環境の整備をはじめ、子育て支援など、従来に増して複合的に施策を推進していかなければならないと考えております。次に、住民票交付のための土曜日、日曜日の窓口の開設でありますが、札幌圏に通勤している小樽市民の方が住民票の交付を受ける際に不便があることは承知しております。このため、現状では窓口での交付のほか、郵便による交付請求制度や、このたびの住基ネット2次稼働による広域交付サービスを利用していただくことになろうかと思います。お尋ねのありました土曜日、日曜日の窓口の開設につきましては、人員配置や経費等の関係もあり、難しいものと考えておりますが、現在、サービスセンターや連絡所の業務の見直しについて検討を進めており、この中で住民票の時間外交付等、市外通勤者へも配慮した市民サービスについて、あわせて検討いたしております。次に、市長への手紙についてでありますが、通勤に関する要望はこれまで3通ございます。1通は朝7時台の札幌行きの列車を増やすことや、朝の通勤時間帯に快速列車を走らせること、さらには、市内のJR各駅からバスの接続をよくすることなどの要望であります。2通目は、小樽・札幌間の高速道路の通行料金の引下げの要望です。3通目は、ほしみ駅発札幌行きの列車の始発駅を銭函駅とするようにとの要望でございます。これらの手紙の内容につきましては、JR北海道など各交通関係機関に伝えたところ、現状では難しいとの回答を得ましたことから、それぞれの投書者にその理由を説明しながら、ご返事しているところであります。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

大橋議員のご質問にお答えいたします。まず、学校選択制の導入についてですが、現在、学校の小規模化が進んでいることから、小樽市小中学校適正配置計画基本計画に基づき、中学校に引き続き、小学校が適正な学級規模となるよう、計画の策定に向けて準備を進めているところであります。当面、市内小学校の学級規模の適正化の取組を進めることとし、学校選択制の導入については、今後の状況を踏まえて対応してまいります。次に、授業参観の一般公開についてですが、平成14年4月に施行された小学校及び中学校設置基準におい、 、 。 、て 授業や行事の公開 学校運営についての情報を積極的に提供するよう求められております これまでも各学校においては、保護者や教職員を対象とした授業公開が行われてきましたが、今後、さらに積極的に地域の方々に公開されるよう願っております。市教委といたしましても、市内全学校一斉公開について検討を進めてまいります。( 議長、3番」と呼ぶ者あり)「

質問 3番 大橋一弘

ただいま市長にご答弁いただきました小樽の人口の問題に関して、雇用、住宅環境、子育て支援などの政策をとっていきたいというご回答をいただきました。この問題は新しい問題ではなくて、ずっと小樽で、どうして小樽に人が移ってこないのだろう、小樽の人口が増えないのだろうというこ平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録とで議論してきた問題ですから、急激に対策があるというふうには思っていません。しかし、同時に、小樽の根幹として考え続けていかなければならない問題です。、 、 。 、以前から言われていたのは 朝の桂岡を周辺とする国道の渋滞の問題で 通勤に時間がかかる それから小樽に良質な住宅地がない。土地代が高い。それから、アパート代が高いために、銭函の工業団地なんかに勤めている若者が手稲に引っ越すという問題もありました。それから、小樽の教育環境が嫌われて、サラリーマンが子どもを残してくるという問題も指摘されていたと思います。現在、そのうち国道は拡幅され、宅地の問題も中心部が空洞化し、非常に宅地が駐車場化しているような形で、土地の問題に関しても状況は変わってきているように思います。私がもう少しお聞きしたいのは、雇用の問題につきましても、小樽に職場をつくるという政策でした銭函の工業団地、それからウイングベイの問題も、決して小樽に職を増やすのではなくて、結果的に勤めている人の数は増えていますけれども、札幌の人が勤めているというような、そういう現状になって、小樽市の活性化に思ったほどの効果は上げていない。そんなことがありますので、もうちょっと、今、指摘したような問題につきまして、具体的に、これから小樽としてどこの部がどういう形でもって小樽に人口を、定住する人たちを増やしていくのか、そういうことについて研究していくのか。そして、今、私が指摘した問題も含めまして、どの辺に問題点を感じ、具体的に直していける部分は何なのか。その辺について、もう少しお聞きしたいと思います。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

人口対策の問題でご質問がございましたけれども、非常に難しい問題だろうというふうに思っています。現在、進めていますのは、何とか市外に住んでいる新婚さんを小樽へ引っ張ってこようということで、テスト的に家賃助成をやっています。3年間助成しましょうということで、試行的にやっていますけれども、一応昨年も、予定以上に15世帯程度の募集に対して20世帯以上の応募がありました。今年もそういうことで来ていまして、小樽へ来まして子どもさんが生まれているという状況ですので、一定の効果があるなというふうに思っています。言われていますのは、やはり小樽の良好な住宅といいますか、家賃が高い、そして、おまけに品物といいますか、物がよくないといいますか、そういうことが指摘されて、小樽商大へ通っている学生も、入学当時は小樽に住むけれども、どうしても安くて通学に便利な札幌へ行ってしまうという、そういう実態もあるというふうに聞いておりますし、また、働く、アルバイトする場所も小樽にはないのだと、そういうことでいろいろ指摘されておりまして、そういった問題を一気に解決するというのは難しいのでしょうけれども、しかし何とか小樽に人口が定住するように、これから人口減少の時代を迎えますから、非常に難しいとは思いますけれども、何かみんなでまた知恵を出し合って、対策を考えていきたいというふうに思っております。いろいろご指摘ございましたけれども、先ほども申し上げましたけれども、やはり小樽に住みやすいとい、 、 、いますか こういう環境をどうつくっていくかと それを総合的にやっていくことが必要だと思いますのでそれらをこれからもじゅうぶん研究しながら人口対策を進めていきたいと、こんなふうに思っています。( 議長、3番」と呼ぶ者あり)「

質問 3番 大橋一弘

あと細かい質疑につきましては、予算特別委員会でしたいと思います。終わります。

出典:小樽市議会 平成15年第3回定例会 2003年9月18日 議事録 PDF(85ページ) 間違いを知らせる