みんなの議会

小樽市議会 平成15年第2回定例会 2003年6月24日

(1)財政問題/(2)マイカル問題/(3)「消防署所及び職員の適正配置計画」(1「庁達」で非番の職員を拘束する根拠)

2003年6月24日、小樽市議会の一般質問で、北野義紀議員が「財政問題」「マイカル問題」「「消防署所及び職員の適正配置計画」(1「庁達」で非番の職員を拘束する根拠)」について質問し、市長 山田勝麿、消防長 田中昭雄、教育長 石田昌敏、企画部長 山田厚が答弁しました。

質問者
北野義紀 議員
答弁者
市長 山田勝麿、消防長 田中昭雄、教育長 石田昌敏、企画部長 山田厚

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 22番 北野義紀

選挙後初めての定例会に当たり、日本共産党を代表して質問します。財政問題から質問します。まず、補正予算についてです。財政が危機的状況の下で、選挙後初の予算編成でした。財源がない下でも、市民の要望にこたえ、老人保健の高額医療費過払い返還の本人への通知や、申請手続の簡素化。障害児を初めて放課後児童クラブに受け入れることを塩谷児童センターで実現することを、我が党としても高く評価をするものです。今後とも、山田市長が選挙戦で公約した「はつらつ小樽の創造」のまちづくりの基本姿勢にのっとった市民優先のスタンスで市政運営に当たられることを、最初に強く要望しておきます。市長の見解をお聞かせください。次に、平成15年から3か年の収支不足に関して尋ねます。不足額は150億円とのことでしたが、本定例会へ提案された補正予算編成後の収支不足はいくらとなりましたか、説明してください。本年度まだ計上していない「街路灯維持費補助金」5,000万円程度を除けば、3定以降、本格的予算の計上は考えられませんが、こ、ういう理解で間違いありませんか。また、補正予算の歳入に前年度繰越金3,000万円が計上されていますがこれは平成14年度決算が黒字になることを見込んでの計上ですが、決算見込みは最終的にいくらの黒字となったのか、お聞かせください。9月の第3回定例会に、この前年度繰越金を財政調整基金に積むのか、それとも全額一般財源として使うつもりなのかもお答えください。次は、今年3月の広報おたるで 「第2回定例会に提案する補正予算は、除雪費など11億円程度の財源が必、要となる見込みで、今後この財源対策をどうするかが、大きな課題となります」と述べていました。ところが、提案された補正額は13億1,157万6,000円と、短期間に2億円も見込みを上回りました。この理由は何でしょうか。また、歳入に固定資産税と都市計画税の滞納繰越分、5億3,000万円計上していますが、過大見積もりで歳入欠陥になりませんか。例年と異なる歳入の計上だけに心配です。説明してください。次は、財政健全化計画についてです。、市長は、収支不足150億円のうち、平成15年度で約22億円圧縮できたので、その3か年の効果は66億円であと84億円をどう解消するかが最優先の課題だと説明しています。そして、平成14年度決算見込みと、第2回定例会の補正予算が確定した時点で、財政健全化計画の全面的改正を行っていくとのことです。お聞きしたいのは、収支不足の84億円の解消が最優先課題と言いながら、財政健全化を全面見直しするという根拠をお聞かせください。これまで人件費の削減で9億円、事務事業の見直しで7億円、自然減及び平成13年度から14年度の見直し効果で6億円、合わせて22億円、これの3か年にわたる効果で66億円です。この延長線上では、不足額を圧縮することができないと判断して、健全化計画の全面見直しするという意味な平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録のか説明してください。市長も認めるように、平成16年度以降の予算編成のための財源の見通しは立っておりません。平成15年度、企業会計からの借入れという異例の措置で賄ったために、もう借入可能な財源はありません。市長が取り組んできた収支不足を補う三つの基本方針を今後具体的にどう進めるつもりでしょうか。健全化計画の全面的見直しにも触れてお答えください。財政再建問題で心配なことの一つは、市民への犠牲、しわ寄せが進むのではないかということです。市民から存続を強く望まれているふれあいパスをどうするのか、小学校の統廃合を平成17年度に実施する計画と伺いましたが、保育所、学校給食の民間委託など行政改革で挙げられているいくつかの事業については、どのように進めるつもりか、その財政効果の見通しにも触れて説明してください。二つ目に心配なのは、財政再建団体に転落するのではないかということです。交付税の算定にもかかわる標準財政規模、平成14年度でいえば328億円、この20パーセント、約65億円を超える累積赤字が出たら赤字再建団体に転落するからです。市長は、これだけは避けたいと声を大にして言っているだけに、平成15年度の第3回、第4回定例会並びに平成16年度第1回定例会での補正予算の財源をどうするつもりか、さらに平成16年度、17年度の財源をどうするつもりか、市長の見解をお聞かせください。財政再建で一番大きな心配は、小樽市の財政を破たんさせた要因の一つであり、現に財政を圧迫している石狩湾新港地域開発を、引き続き推進しようとしていることであり、全く納得がいきません。差し当たり凍結を求め、この立場から石狩湾新港推進による財政への影響、見通しについて伺います。初めに、これまで石狩湾新港へ投入した管理組合負担金と新港関連地域からの市税収入の合計とその差額について、改めて報告してください。次に、平成15年度から17年度の事業計画、小樽市の管理組合負担金の見通しについて説明してください。次は、平成8年着工、11年度竣工の中央地区3工区・危険物取扱施設用地について伺います。18.7ヘクタールのうち、分譲面積、分譲価格、分譲割合について報告してください。あわせて、償還期間と償還額の小樽市負担分についても触れて報告願います。仮に、現状のまま売れ残ったとすれば、小樽市が負担する償還額はいくらになるかお答えください。次に、平成15年度に建設費が予算計上されている新港西地区のチップの荷役機械・ベルトコンベアの概算事業内容、予算予定額について説明してください。これは、輸入チップを王子製紙など数社が利用するとのことですが、利用会社名でお知らせください。いずれにしても、これら数社の占用ではありませんか。これをどうして新港管理組合の負担で購入しなければならないのか疑問です。仮に、使用料で荷役機械の償還額が賄えるというなら、利用者が自分で購入すればいいではありませんか。ところで、いまだに新港管理組合に対し、王子製紙などからこの設置予定の荷役機械、ベルトコンベアの利用計画が提出されていません。いろいろ協議を重ねているようですが、採算が合わないからではありませんか。こうなると、償還は管理組合が責任を持つことになり、結果として小樽市もそのツケを払う羽目になるのではありませんか。別の方法があるというなら、その方策をお示しください。一方、小樽の勝納ふ頭に設置されているサイロベルトコンベアは、小樽倉庫事業協同組合の負担で昭和57年4月に本体工事だけで8,474万4,000円で設置されています。使用している品目は、トウモロコシ、麦、その他の雑穀で、年間20万トン前後と聞いています。小樽港では、荷役機械は地元業者の負担で設置しているのに、なぜ石狩湾新港は管理組合が設置してやる平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録のですか。おかしな話ではありませんか。まさに、大企業のために税金を投入しているという我が党の指摘が正しいことを実証しているではありませんか。市長は、こういうやり方に同意するのかどうかお答えください。次は、石狩開発株式会社についてです。小樽市は、石狩開発の破たんで、出資金6,800万円を放棄することになりました。選挙前、最後の議会終了後の3月25日、札幌地裁で再生計画が認可されました。それにもかかわらず、選挙後の議会に何の説明もありません。現状どうなっているのか、今後どのように再建されていく計画なのか、市長は石狩開発の取締役でもあるわけですから、説明してしかるべきではありませんか。また、再生計画に基づく増資が行われ、新体制になったら、市長は引き続き石狩開発の取締役を引き受けるのか、あわせてお答えください。石狩開発の再建のかぎは、小樽市域を含む土地の分譲が進まなければ見通しがないのではありませんか。この見通しについても、市長の見解をお聞かせください。最後に、我が党は、計画の段階から石狩湾新港には反対でした。しかし、小樽市の財政の現状からいって、市長が石狩湾新港推進の立場をとるとしても、小樽市の財政好転まで事業推進を凍結することぐらいすべきではありませんか。市長の見解を求めます。財政問題の最後は、政府の地方財政計画についてです。まず、市長は、小泉内閣の地方財政計画のこの間の具体的方針に対して、どういう見解を持っているか、小樽市財政への影響にも具体的に触れて見解をお示しください。次に、現在問題となっている国と地方財政をめぐる「三位一体」について、市長の基本的見解をお聞かせください。「三位一体」とは、国庫補助・負担金の削減、地方交付税の見直し、地方への税源移譲を含む税源配分の見直しの三つをセットで改革しようとするものです。小泉内閣は 「三位一体の改革」を「国、地方のスリム、」 、化 「地方の権限と責任の大幅な拡大」と説明しています。もちろん、地方分権には財源の裏づけが必要で2001年の地方分権推進委員会の最終答申でも、税財源移譲を提言していました。ところが、今月6日に小泉総理大臣に提出した地方分権改革推進会議の意見書は、地方への税源移譲は増税するまでは先送り、国庫補助負担金や地方交付税の削減・縮小は具体化する。結局、地方への財政支出を大幅に削減するという内容です。これを受けて6月18日、首相が議長の経済財政諮問会議で最終決着が図られました。その内容は、国庫補助・負担金を2006年までに4兆円も削減し、その8割程度を目安に地方に税源移譲する。しかも徹底的な効率化を図った上での移譲です。移譲しない2割、約8,000億円は地方の新たな負担となります。しかも、地方交付税は縮小だけが最終的にうたわれ、地方に新たな負担をかぶせる決着となりました。この決着を受けて、市長は小樽市の財源確保にも直接かかわるこれらの問題をどう受け止め、どう対応されるつもりか、見解をお聞かせください。小樽市への国庫負担金は、義務教育費国庫負担金や老人医療給付費負担金、生活保護費負担金など、市民の暮らしに直接かかわるものばかりです。また、国庫補助金も特定の事務・事業を奨励するものではありますが、公共事業のほか、在宅福祉事業費補助金、私立高校経常費助成金など、地方自治体にとっては欠かせないものばかりです。総体で、社会保障関係が6割、文教関係が2割となっています。これを削減することは地方自治体、とり平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録わけ実際上財政が破たんしている小樽市は致命的な打撃を受けることになりませんか。また、地方交付税は、地方自治体間の財政力の格差を調整する機能、財源調整機能と全国どの自治体でも標準的な行政を行えるよう保証するしくみ、財源保障機能の役割を果たしています。小樽市の歳入に占める割合からいって、地方交付税の削減・縮小は大きな痛手となることは明らかです。それでなくてさえ、経済不況で交付税の財源となっている税収が落ち込んで影響を受けているわけですから、政府は交付税法に基づいて、地方への財源手当をしなければならないにもかかわらず、これを怠り、こともあろうに縮小だけをうたうなど、論外と言わなければなりません。以上の指摘に対しての市長の見解を求めるものです。次に、マイカル問題で伺います。政策投資銀行がポスフールにマイカル小樽の債権を全額担保つきで譲渡をしたことに絞って見解を伺います。我が党は、築港ヤード跡地にマイカルを誘致することに反対した唯一の政党でした。我が党が心配したとおり、マイカル小樽は開業以来、わずか2年半で破たんしました。誘致に賛成した市長をはじめ、自民党、公明党、民主党・市民連合、市民クラブの責任は重大です。ところが、市長も賛成した会派も責任をとろうとしません 「今は責任うんぬんするときではない、マイカルの再建が先だ」と言って、みずからの責任を不。問にしたまま今日に至っています。我が党は、マイカル小樽が破たんしたときも、地元業者、テナントの営業を守る立場から質問、提案を行ってきました。また、マイカル小樽で働く2,700人とも言われる労働者の雇用を守るためにも、市長にその対策を求めてきたことは周知のとおりです。しかし、市長やマイカルを推進した会派は、その後どんな対策をとってみずからの責任を果たしてきたのでしょうか。現在、小樽ベイシティ開発、小樽ヒルトンなどを含むウイングベイ小樽の再建が果たして順調に進んでいるのか、市長から議会に対しても何の報告もありません。それどころか、マイカルを推進した会派は、選挙後の市議会でマイカル問題を集中審議する市街地活性化特別委員会を、我が党の反対にもかかわらず廃止してしまいました。我が党は、マイカル関連会社の再建が果たしてどうなるのか、2,700人とも言われる労働者の雇用は守られるのか、たいへん心配です。この立場から尋ねます。今年3月初め、政策投資銀行は、再建途上の小樽ベイシティ開発、小樽ヒルトン、それに現に生きている企業、マイカル小樽エネルギー供給の全債権220億円を担保つきで、ポスフールに譲渡したことが新聞で報道されました。いくらで譲渡したかについては、新聞報道によれば、債権総額の80から90パーセントを割り引いて譲渡したのではないかとのことですが、実際の額は両者の「機密保持契約」で明らかにされておりません。各新聞は 「マイカル小樽、再建へ前進」などと、あたかもポスフールへの債権譲渡がマイカル小樽の再、建にプラスに作用するかのような報道でした。最大の債権者である政策投資銀行は 「金融機関として債権の、回収に最大限の努力をしなければならないところだが、マイカル小樽の施設を廃きょにしないためにぎりぎりの判断をした」とコメントしています。また、小樽ベイシティ開発の役員の1人は 「マイカル小樽の灯を、消さないために、政策投資銀行に最善の選択をしていただいた」と、果たして額面どおり受け取っていいかどうかわからないことをコメントしています。果たして、債権譲渡がマイカル小樽の再建にプラスに作用していると市長は考えておられるのか、見解をお聞かせください。また、債権譲渡により、マイカル小樽の債権はポスフールが唯一の債権者として再建計画を進めることになりますが、最大の債権者がポスフールに移行したことによって、再建計画に具体的にどういう影響が出る平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録と考えているのか、市長の見解をお聞かせください。小樽ベイシティ開発は、98.5パーセントをカットした一般債権の残、約4億円をこの7月2日まで支払わなければなりませんが、この財源はマイカル小樽エネルギー供給から借りて支払うとの報道です。こんなことで単価が高いと非難が集中している電気代などの引下げはできないのではないかの声も聞かれています。また、6月5日付け新聞報道によりますと 「小樽ベイシティ開発は、今後担保債務140億円について、債権者、のポスフールと弁済協定を結ぶ」とのことであります。OBCの現状に照らして、かなり長期にわたらなければ支払うことなどできません。これを受け入れるほど、ポスフールに経営の余裕があるのかの疑問もあります。ポスフールは 「債権譲渡契約によって資産・損益両面に与える影響は軽微である」と発表しています。、市長は、債権譲渡によりポスフール本体の経営に支障はないと判断しておられるのか、見解をお聞かせください。最大の債権者が政策投資銀行であれば、債権の大幅カットで債権の放棄をすればそれで済むわけです。ところが、ポスフールとなれば、小樽ベイシティ開発に敷金保証金を60億円差し出し、これに対する保全を行っている会社です。債権を全額担保つきで譲渡されたと言っても、ポスフールはみずからマイカルと競合する商業者です。この不況の中で、みずからの経営が成り立つことを大前提にマイカル小樽の再建を目指すのですから、債権譲渡はウイングベイ小樽の再建に新たな困難が生まれるのではないかと判断するのが常識ではないでしょうか。また、ポスフールはウイングベイ小樽再建に新たな条件をつける心配はないのか。このことが再建の支障になる可能性はないか、市長の見解を伺います。この問題の最後に、なぜ政策投資銀行がポスフールの要望に沿う形をとりながら、マイカル小樽から手を引いたのか、大きな疑問が残ります。政策投資銀行は、マイカル小樽再建に当たって、どう考えても商業施設としては無用の長物となったビブレ棟を小樽市に何とか引き取らせようと画策いたしました。しかし、市長が断ったために、別除権協定を結ぶことは難しく、小樽ベイシティ開発の2次破たんとなっては取れるものも取れないということで債権の回収が困難と判断したからではないでしょうか。そうであるならば、ポスフールに9割カットでもいいから買ってもらった方が得策と判断したのではないでしょうか。市長はどう判断されているか、見解をお聞かせください。いずれにしても、政策投資銀行はマイカル小樽を見捨て、銀行の役目を投げ捨てて逃げ出してしまったのは事実ですから、銀行として無責任きわまりない恥ずべき行為と考えますが、市長の感想をお聞かせください。これらの事実は、マイカル小樽の施設は過大であったこと、何よりも、融資した銀行の側からビブレ棟が商業施設としてはどう考えても過大で、再建のお荷物だということが実証されました。マイカル小樽の再建は、計画の失敗を率直に認めるところから始めなければ、再建の根本的対策が立てられないのではありませんか。市長のように 「議会で決めたことを実行したまで」とか、与党のように「今は責任うんぬんするより、マイカル再建が先だ」などと言っていては、再建などできないのではありませんか。このままでは、マイカル小樽の再建の道が見えてきません。テナントの営業やマイカル小樽で働く2,700人の労働者の雇用が保障されるのかたいへん心配です。市長の見解をお聞かせください。次に 「消防署所及び職員の適正配置計画」について質問します。、この6月の人事異動で 「適正配置計画」に基づいて花園出張所の職員を一挙に10人も削減しました。我が、党は、この「適正配置計画」の重要な柱となっている「署所統廃合」や「消防職員の削減」は、消防力の低平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録下を来し、市民の生命と財産を守る立場から認められないと、第1回定例会でその問題点を指摘し 「計画」、の撤回を求めていたものです。ところが、我が党の指摘や市民の不安をよそに 「配置計画」を強行したこと、は許せません。第1回定例会で10人も削減したら、花園出張所からの消防車の出動が2台だったのが1台になるのではないかと、我が党から指摘されました。にもかかわらず、消防本部はあくまでもそうではないと言い張り、そのあかしとしてこの6月6日「本部職員及び花園管内居住者による花園出張所ポンプ車の編成について」と題する消防長の「庁達」を出し、花園出張所は減車にはなりませんと証明したかったのではありませんか 「庁達」は花園の消防車1台減車ではないと言い張るために、花園出張所のポンプ車を本部職員。で出動させる。本部職員が不在の夜間・休日については、花園出張所管内に居住する本部職員を除く非番の職員で対応するとしました。その内容は、消防署の交替勤務者とし、甲非番、乙非番とも3グループに分けて編成する。3グループは、3日に1度のローテーションにより担当する。拘束時間は、平日は午後5時20分から翌朝8時50分まで、土曜、日曜は午前8時50分から翌朝8時50分までの24時間にも及んでいます。まず伺いますが、この「庁達」によって、消防職員は拘束を受けるわけですが、非番の消防職員を拘束する根拠について説明してください。「消防組織法 「地方公務員法 「労働基準法」の関係に照らして 「労働基準法」は、消防職員にも原則的」 」 、に適用となっています。しかし 「休憩時間自由利用の原則」が消防職員のうち、消防吏員は適用除外となっ、ているだけです。この労働基準法の適用除外になっている、だから「庁達」で非番の職員を拘束しても構わないと説明するのでしょうか。また、特定の消防職員が住んでいるところによって「庁達」で労働強化が強いられるのをどう説明するのですか。これが適切な対応なのかについても説明してください。消防職員を含む小樽市の職員の勤務時間は、条例で定められています。1週38時間45分と定められています。これは、消防職員の場合は、通常業務の範囲を意味するのであって、非常事態のときに非番の消防職員を招集することとは別問題です。通常火災消火活動で、非番の職員を拘束することは 「小樽市職員の勤務時、間、休日、休暇等に関する条例」に抵触しないのでしょうか、説明してください。「小樽市消防文書規程」は 「小樽市文書事務取扱規程による」となっています。これによると 「庁達」と、 、は 「職員に対して命令し、又は通達するもの」となっています。明らかに「庁達」は職員を拘束しています。、ところが、消防本部の管理職や署長は、非番の職員を拘束することには無理があると考えている節があります。消防職員への説明で「庁達」によって非番の日に自宅待機になっても 「拘束されないのだから、断っ、てもいい」などというあいまいな説明となっています。こういう説明は 「庁達」との関係でどういうことを、意味するのですか。さらに、こういう「庁達」を出しておきながら 「拘束されないから、断ってもいい」と、説明することが、文書規程に反しているとは考えませんか 「庁達」を発した消防長の説明を求めます。。市長は、消防職員への「庁達」の説明を、どのように職員に行ったと承知しているでしょうか。もし、承知していたとすれば、指摘したような消防職員への説明が妥当かどうか、お答えください。3年前、最上出張所を廃止したとき、花園出張所でこのエリアの大半をカバーするから心配ないと胸を張っていました。しかし、今年の第1回定例会の総務常任委員会で、初期の消火活動で消防車4台そろうから心配ないとのそれまでの説明にもかかわらず、4台そろうには、最上出張所があったときより花園出張所から出動では時間がかかり、最上町の火災現場への消防自動車の到着時間は2分ほど遅れることを認めました。我が党は、この事実を消防力の低下ではないかと指摘しているのです。まず、この事実を認めるのかどうか、改めて市長の答弁を求めます。平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録加えて、最上地区をカバーした花園出張所の職員を10人も削減したことは、花園出張所の消防車の出動がこれまでは2台同時に出動していたのが、事実上1台減ることになるのではないかとの指摘に、これを認めず 「上で仕事をしている本部職員をおろして対応する 。本部職員が帰宅した夜間と休日はどうするのかとの、 」指摘に、ついにルビコンを超えて 「非番の職員で対応する」との答弁に踏み込んでいきました。花園の事実、上の減車を認めたくないがゆえに、こうなったのではありませんか。お答えください。我が党は 「適正配置計画」に反対だから市長とは見解は根本的に異なります。しかし、推進の市長や消防、本部は、この我が党の指摘を素直に受け入れ、1台減ることになるが「近くの勝納や長橋、手宮などから出動させ、万遺漏なきようにします」と、消火活動で消防車の到着時間が従来より遅れることを率直に認め、その上に立った対応をすると説明すれば、非番の職員を「庁達」で通常火災の消火活動に動員することはなかったのではありませんか。「庁達」で非番の職員を動員するにしても、また、職員を動員しないで花園出張所からの出動が必要になったときに、ほかの出張所や勝納などから出動をする、こうして火災現場への消防自動車の出動が遅れることにはいずれにしても変わりがないのです。だから、非番の人を動員すれば、火災現場にこれまでどおりの時間で到着するという保障はないのです。どっちに転んでも火災現場への到着の時間は遅れるのですから、なぜわざわざ非番の人を拘束する面倒くさいことをやったのか、納得がいきません。我が党は 「庁達」で非、番の人を拘束する、こういうやり方はやめるべきだということを要求します。お答えください。市長も消防長もメンツにこだわらず「適正配置計画」の署所の統廃合、消防職員の削減は、消防力の低下になることを率直に認めるべきではありませんか。本議会への提案説明で、市長は「このまちで暮らしを支える防災、消防などの充実を図り、安全、安心なまちづくりに努めてまいります」と今後4年間の市政運営の考え方を述べたばかりではありませんか。これを真っ向から否定することになる「計画」の撤回を改めて要求し、答弁を求めます。再質問を留保して終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

北野議員のご質問にお答えいたします。財政問題について何点かご質問がありました。初めに、市政運営についてでありますが、我々地方自治体を取り巻く環境は、人口減少、少子高齢化の進行、長引く景気の低迷による地域経済の落ち込みなど、ますます厳しさを増すものと思います。こうしたときこそ、みずからの個性に磨きをかけ、創意工夫をこらしながら、確かなまちづくりを進める必要があります。2期目の市政運営に当たりましては、知恵と汗を結集させ、ここに住む一人一人が安心して心豊かに暮らせるまちと思えるよう、そんな地域社会を創造していきたいと考えております。次に、補正予算について何点かご質問ありました。まず、補正予算後の収支不足についてでありますが、平成15年度当初予算の編成に当たり、財政健全化に取り組んだ結果、人件費と事務・事業の見直しで、約16億円の削減効果を上げ、その他の増減も含めて単年度で約22億円、3か年で66億円の削減が見込まれますので、約150億円の収支不足額が、約84億円に圧縮され平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録ました。今定例会後の収支の見込みでありますが、平成14年度決算剰余金と公債費の不用額、税の滞納繰越分を見込んだことにより、合わせて約7億円が改善される格好となり、平成15年度の収支不足額は約16億円となります。その結果、今後3か年の収支不足額は、約77億円の見込みとなっております。次に、第3回定例会以降の予算補正につきましては、今年度もまだ9か月余り残しておりますので、確定的なことは申し上げられませんが、今後の財政需要につきましては、街路灯維持費補助金が未計上のほか、若干の予備費の追加が必要と考えております。次に、平成14年度の決算見込みですが、現在決算数値の分析中でありますが、一般会計においては約1億4,000万円ほどの黒字となる見込みであります。また、決算剰余金の処理についてでありますが、第3回定例会の財政需要額が決まっておりませんが、約1億4,000万円の2分の1を超える程度は、財政調整基金に積み立てる必要があると考えております。次に、補正予算の規模でありますが 「広報おたる」3月号では、一般財源が11億円必要という意味で掲載、したものであり、今回の補正予算は事業費の規模は約13億円余りでありますが、一般財源では10億158万6,000円となっており、公債費の減額分5,500万円と街路灯維持費補助金を前年度並みに5,300万円程度考慮すると、ほぼ見込みどおりの規模であります。次に、税の滞納繰越分の補正計上についてでありますが、平成14年度の決算見込みで例年より多額の滞納繰越額が生じる見込みとなり、厳しい財政状況の中でありますので、滞納分についてはいっそうの徴収に努力すべく計上したものであります。次に、財政健全化について何点かご質問がありました。まず、財政健全化の見直しと収支不足の解消策ですが、これまでも財政健全化に向けて精力的に取り組み、一定の効果を上げてまいりましたが、財政状況は依然として厳しく、このままでは財政再建団体となるおそれもあることから、今後5年程度の収支見込みを再算定し、再建団体転落をどうしたら回避できるのか、そのために何をしなくてはならないかを改めて検証することとしたものであります。したがいまして、今後とも民間委託の推進や人件費の総額抑制、組織機構や事務・事業見直しなど、行財政の徹底した改革と受益と負担の適正化をどう組み合わせていくかなどを含めて検討し、新たな計画に反映させ、実施してまいりたいと考えております。次に、ふれあいパス事業についてでありますが、バス事業者からも利用実態に見合った増額要請などを受けており、現在この制度を継続するために適正な受益者負担の観点を踏まえた見直しを検討中であります。また、具体的な方法などにつきましては、バス事業者との協議が必要なことから、現時点では未定であります。次に、保育所、学校給食などの民間委託でありますが、保育所、その他施設の管理運営の見直しや業務全般の見直しに当たっては、民間委託や嘱託化などの方法も含め、費用対効果をじゅうぶん考慮して検討しているところであります。その中で民間でできるものは民間でを基本として、市民サービスを低下させることなく経費を削減できるものについては、積極的に委託等を進めたいと考えております。なお、今後の進め方や財政効果につきましては、受皿の問題や委託の内容など、現在個別に検討を進めている段階にあるため、現時点において具体的な実施時期や効果額をお示しするのは困難でありますので、ご理解いただきたいと思います。次に、今後の財源手当でありますが、今回の補正予算で年間予算のほとんどが計上できましたので、今後平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録は街路灯維持費補助金が未計上のほかは、若干の予備費の追加が必要と考えておりますが、今年もまだ9か月余りを残しており、大雪などの突発的な財政事情に対応できる財源は、減債基金の残高600万円余りと平成14年度決算剰余金のみであり、市税や交付税の動向も予断を許さない状況ではたいへん厳しい財政運営を余儀なくされると思っております。このため、平成15年度予算の執行に当たっては、常に事務の効率化を図り、経費の削減に努めるよう、全庁挙げて取り組んでまいりたいと考えております。また、平成16年度以降の財源でありますが、市税や国の地方財政対策の動向が不確定ですが、一般財源の状況はさらに厳しくなることが予想されますので、財政健全化の取組についてこれまで以上に精力的に取り組み、着実に効果を積み重ねて、財源を生み出し、財政再建団体への転落は何としても避けたいと考えております。次に、石狩湾新港関連について何点かご質問がありました。初めに、管理組合負担金などについてでありますが、管理組合が設立されました昭和53年度から平成14年度までの本市の負担金総額は、約73億円であります。一方、昭和50年に現石狩市から小樽市域に編入された工業流通団地などからの市税等収入は、昭和53年度から平成14年度までの総額で約43億円となり、その差につきましては、約30億円となります。次に、平成15年度の事業計画についてでありますが、直轄事業におきましては、大型船の入港に対応するため、西地区のマイナス14メートルの航路・泊地・岸壁及び港湾施設用地等の整備を継続して進め、補助事業では西地区の臨港道路や廃棄物埋立て護岸等の整備、起債事業では西地区のふ頭用地整備のための護岸本体工事や中央地区の工業用地等の整備を行うものであります。また、平成15年度の本市の管理組合負担金予算額につきましては、約4億6,000万円を計上しております。なお、平成16年度以降の事業計画等につきましては、今後事業の必要性、緊急性等について精査するとともに、関係団体等の意見もお聞きしながら、検討してまいりたいと考えております。次に、中央地区3工区についてでありますが、現在までの分譲面積は約4,000平方メートルで、分譲価格は約1億8,300万円となっており、分譲割合は2パーセントであります。また、元金の償還期間につきましては、平成18年度から平成20年度までの3か年で償還することになり、償還額は約65億円となる見込みであります。なお、単年度の償還額を試算いたしますと、約3億6,000万円となります。次に、西地区の荷役機械についてでありますが、概算事業内容につきましては機械の本体設置、ヤード整備工事等で約24億7,000万円を予定しています。利用する会社名でありますが、管理組合によりますと、複数の商社や港湾運送関連業者を想定していると聞いております。また、市といたしましては、荷役機械の設置について地元関係団体等へ状況説明を行い、整備時期や整備内容等も含めて、利用者との最終協議が調うまでの間は事業に着手しないこと並びに整備費用の償還に当たっては母体負担を発生させない旨の強い申し入れを行っております。今後とも利用計画の全体について確認しながら、事業の方向性を見定めていかなければならないものと考えております。次に、石狩開発株式会社についてでありますが、まず、同社の再建計画につきましては、民事再生法に基づき、本年3月25日をもって札幌地方裁判所によって認可決定がなされ、その後即時抗告期間を経て、同年4月24日に民事再生計画の認可決定が確定したところであります。今後につきましては、6月25日開催の定時株主総会におきまして、増資を目的とする定款の一部変更や、新しい人事体制などについて審議が予定されております。また、再生計画では、増減資が大きな柱となっておりますが、これにつきましては今後北海道が議会での議決を経て100億円を出資し、合わせて200億円の債務の株式化によって300億円の増資が実現す平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録ることとなっております。次に、新体制後、同社の取締役を引き受けるかどうかでありますが、石狩湾新港地域は道央圏における流通産業の拠点として企業集積が図られており、小樽市域におきましてもこれまでに67社が立地、34社が創業し、1,000名を超える就業があり、本市にとりましても地域経済の活性化や雇用対策につながる重要な地域と考えております。したがいまして、この地域の開発を引き続き推進するため、関係者とも協力しながら再生計画に基づき同社をしっかりと再生することが必要であり、新体制後におきましても取締役を引き受けることといたしました。次に、同社の土地分譲の見通しでありますが、都市計画マスタープランにおきまして、石狩湾新港地域の工業流通ゾーンでは、複合的な施設立地にも対応した土地利用を検討することとしており、社会状況に合わせて立地企業や就業者にサービスを提供するための施設を配置するなど、より弾力的、複合的な土地利用が可能となるものであります。また、再生計画との関係で申し上げますと、金利負担がなくなることによる販売価格の値下げ、債務免除や債務の株式化による抵当権の抹消で、円滑な土地分譲やリースが可能となりますし、新体制による業務の刷新や営業力の強化など、環境が整備されることによる土地処分の促進を期待するものであります。次に、石狩湾新港の事業推進についてでありますが、新港につきましては、小樽港とともに道央圏、日本海側物流拠点港として、背後地を含めて経済状況や貨物動向を見据えながら必要な整備を進めていかなければならないものと考えております。しかしながら、本市のみならず、北海道、石狩市各母体においてもたいへん厳しい財政状況にあることから、従来にも増して事業の必要性、緊急性を見極めるとともに、管理運営経費等の見直しを図り、母体負担の抑制に努めていく必要があるものと考えております。今後さらにさまざまな機会をとらえ、母体負担の抑制を主張するとともに、抑制策などについて検討していく考えであります。次に、地方財政計画についての見解でありますが、まず地方交付税につきましては、地方の税収減や過去の景気対策のために借り入れた地方債などの公債費負担の増などにより、所要額は年々増加してきており、原資となる国税収入が減少する中で、その必要額の確保が困難になっております。そのため、不足分を臨時財政対策債で補うなどの対策が平成13年度からとられ、本市の借入額は平成13年度約6億7,600万円、14年度約16億700万円となり、15年度は約27億4,000万円を予定しており、その償還は全額交付税で措置されるとはいえ、公債費の増加要素となります。交付税制度の維持のためには何らかの改革が必要とは思いますが、将来とも地方の財源保障と財源調整の機能が安定的に持続できて、地方財政の充実強化が図られることが必要であると考えております。次に、三位一体改革に対する見解でありますけれども、地方自治体を取り巻く財政状況は、長引く景気低迷により、税収入や地方交付税など、基本的な歳入の減少が続く一方で、地方分権の推進や少子高齢化の進展により、その財政負担も増大し、たいへん厳しい状況にあります。国と地方の税源配分の見直しに当たっては、税源の潜在能力と規模に個々の自治体で大きな格差があることも踏まえて、財源保障と財源調整機能が安定的に確保された上で、国と地方の役割分担に応じて、地方税財源の充実強化が図られることが必要不可欠であると考えております。また、今後三位一体改革が具体的にどう進められ、地方財政対策がどうなるのか注視しながら、国からの地方への負担転嫁にならないよう、全国市長会をはじめ、地方6団体が一丸となって必要な要請活動に取り組むこととしております。次に、マイカル問題についてお答えいたします。平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録最初に、民事再生申請後の対策についてでありますが、既に特別委員会等でご報告いたしておりますように、基本スタンスは行政として可能な支援を行うことであり、直接金融支援はできない立場を明らかにして各種支援行動をとってまいりました。一、二の例を申し上げますと、小樽ビブレの閉鎖表明に対しては、市議会議長、商工会議所会頭、観光協会会長ともども閉鎖の見直しやビブレの建て直しによる営業存続を要請したのをはじめ、国、北海道、日本政策投資銀行、北海道経済連等々をはじめとする関係官庁、関係団体に対して支援の要請を行ってきております。また、OBCの遊休地売却による事業資金等の確保についても、保留地の転売禁止解除や中高層住宅用地を北海道に取得するよう要請するなど、OBC再生に向けて行政として可能な範囲での支援行動を行ってきております。次に、政策投資銀行からポスフールに債権が譲渡されたことについてでありますが、ポスフールは現在ウイングベイ小樽の主力テナントとして営業しており、みずからの店舗経営の継続と債権保全のため譲渡を受けたと聞いておりますので、再建に向けて努力していただけるものと考えており、債権譲渡は少なくてもマイナスにはならないと考えております。次に、ポスフールが最大の債権者になったことについてでありますが、再建計画に具体的にどう影響が出るかについては、債権者であるポスフールが中心となって、OBC、小樽ヒルトン、エネルギー会社の三位一体で再生するため、リーダーシップを発揮してくれるものと期待しております。次に、ポスフール本体の影響については、財務内容を把握しておりませんので、軽々にお答えできませんが、先ほども申し上げましたが 「ポスフール小樽店の円滑な運営継続のためと敷金保証金の保全強化におい、て有効であると判断した」と聞いており、経営の安定化を目指したものと理解しております。また、債権譲渡後、ウイングベイ小樽の再建に向けて、ポスフールを中心に4者協議を行っていると聞いており、その中で新たな条件が示されたとは聞いておりません。次に、政策投資銀行の債権譲渡についてでありますが、民事再生手続申し立て後、OBCは営業譲渡、自主再建のいずれかの方法による再建の道を探り、別除権者である政策投資銀行とも協議を重ね、自主再建を選択して再生計画案が策定されたと聞いておりました。しかし、政策投資銀行がなぜ債権譲渡を行ったかについては 「ウイングベイ小樽の存続については複合商業施設の運営ノウハウのあるポスフールに再建を譲渡、し、ゆだねるのが最善と考えた」としか聞いておりませんので、その真意はわかりかねます。市といたしましても、OBC再生に向けて銀行側と行政として可能な支援を行う立場で何回か協議をしてきただけに、突然債権譲渡に至ったことについては驚いたというのが感想であります。次に、再建の根本的対策についてでありますが、何度かお答えしておりますが、OBCの破たんにつきましては、マイカル本体の破たんによるものであり、施設全体の販売額が当初計画を下回っているのは、低迷する日本経済の影響で深刻な消費不況が主な要因と考えており、このことを計画段階から予測することはたいへん難しいことであったと考えています。また、再生の見通しについては、エネルギーコストをはじめとする経費の削減や物販施設以外の床利用など、今日の経済環境の中で対応できる施設を目指して努力しており、一般債権者への弁済財源の見通しも立ったとも聞いておりますので、課題は残されておりますが、再生に向けて一歩前進したものと判断しております。次に 「消防署所及び職員の適正配置計画」に関して、いくつか質問がありました。、まず 「庁達」による非番の消防職員を拘束する根拠についてでありますが、消防職員は特別な場合を除き、、非番日、休日であっても常に連絡をとれるようにしておくこと、また、招集を受けた場合は出動ができるよ平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録うにしていることが基本的な心得であるものと考えております。このたびの非番員によるポンプ車の編成につきましては、消防組織法及び地方公務員法に基づき、消防長の職務命令として庁達したものであります。次に 「庁達」で非番の職員を拘束しても構わないのかということでありますが、非番の職員はご指摘の労、働基準法の適用除外には当たらないものと考えておりますが、先ほども申し上げましたとおり、消防職員は命令により特別な場合を除いて、非番、休日であっても常に連絡がとれ、速やかに参集できるようにしておくことが、基本的な心得であると思います。次に、特定消防職員が居住地によって労働強化が強いられるということでありますが、これまでも火災や災害の規模により、管轄居住地の非番職員による予備車を編成したり、また、台風や大雪等の災害に対しても、非常時警備編成により必要な職員を招集する体制をとっているものであります。このたびの花園管内居住者によるポンプ車の編成は、職員の招集方法の追加と位置づけしているものであります。次に、非番職員を拘束することは 「小樽市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例」に抵触しないか、ということでありますが、非番職員の招集から解散までは条例で規定する「正規の勤務時間以外の勤務」に該当いたしますが、招集前の非番職員の一定の拘束性につきましては、勤務時間に該当しないものと考えておりますので、通常火災であるかどうかにかかわらず、条例に抵触しないものと考えております。次に、消防職員への「庁達」の説明について承知しているかということでありますが、庁達の説明方法等については承知いたしておりません。消防職員は、勤務しない日においても、その居場所を明らかにし、常に招集に応じることができるようにしていることが基本的な心得ではないかと理解しております。次に、消防力の低下を認めるかということでありますが、消防車の現場到着時間は、火災現場により異なりますが、消防力の低下を来さないよう、迅速、的確な消防活動に努めてまいりたいと考えております。次に、花園出張所は事実上の減車ということでありますが、現行のポンプ車を維持するという「適正配置計画」の基本的な考えに基づき、花園出張所のポンプ自動車の運用につきましては、平日は本部職員で対応し、夜間及び休日の2次出動で非番職員を招集し、対応するものでありますので、減車とは考えておりません。、 、次に 「庁達」を撤回して、非番職員を拘束することはやめるべきではないかというご指摘でありますが花園管内居住者による編成隊は、特命出動のほかに火災の規模により3次出動、さらに4次出動に備えるものであります。また、別の火災が発生した場合にも出動することとなりますので 「庁達」の撤回ということ、は考えていないところでありますが、今後新しい体制で進めますので、その中で今後改善すべきものがあれば検討してもらいたいと考えております。次に、適正配置計画を撤回すべきではないかということでありますが、このたびの計画は、消防環境の著しい変化に対応するため、消防力の低下や経費の増加を来さないよう、車両の乗換運用や非番員の活用などの効率化を図り、段階的に計画を進めてまいりたいと考えております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 消防長 田中昭雄(消防長は2004年3月まで)

北野議員のご質問にお答えします。職員への説明と庁達との関係は、また、説明内容は文書規程に反しないのかということでありますが、職員への説明はあらかじめ指定された日に招集に応じられないような事情が生じた場合は、かわりの職員が対応することも可能であるなど、庁達内容どおり説明したものであります。また、説明内容が文書規程に反し平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録ないかということにつきましては、庁達そのものが職務命令であると認識しており、職員への説明につきましては、庁達の内容どおり説明したものであり、文書規程に反しないと考えております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

北野議員のご質問にお答えします。小学校の適正配置計画は、平成11年策定の小中学校適正配置計画基本方針及び同実施方針に基づき、本年9月から翌年3月までの間、適正配置の考え方や実施手順などについて、市内教育関係団体などに説明し、ご意見を聞きたいと考えております。その後、具体的な実施計画案の作成検討に入る予定でありますが、平成17年4月実施を決定しているわけではなく、平成16年4月から実施計画の検討に入りたいと考えているところであります。( 議長、22番」と呼ぶ者あり)「

再質問 22番 北野義紀

再質問いたします。まず、財政問題で伺います。今回、提案されている議案第1号一般会計補正予算の歳入で、固定資産税滞納繰越分4億4,400万円と都市計画税滞納繰越分8,600万円の計上は、地方財政法第3条第2項、地方公共団体はあらゆる資料に基づいて正確にその財源を補足し、かつ経済の現実に即応してその収入を算定し、これを予算に計上しなければならないとの規定に反する予算編成ではありませんか。滞納繰越金があるのは現実ですから、それを一生懸命納めていただく努力をこれまでもしてきたと思うのです。それは否定しません。これからも、なおいっそうその点での努力は求められるところです。これは市長の言うとおりです。しかし、そういう大前提で私も市長も認識が一致しているのですが、それでは、これまで過去5年間さかのぼってみましても、補正予算で滞納繰越分を計上したことはありますか。5年間は少なくとも1度もありません。しかも、滞納繰越分は当初予算でも計上されているのです。1億7、8千万円です。これは決算でもだいたいそのとおり、歳入としても入っていると。だから、現実に滞納分を回収するという予算は、当初予算に計上されて、その予算はほぼ執行してきているのです。だけれども、2定以降の補正で滞納繰越金を提案したことはないのです。だから、私は質問で予算計上がいつもと違うから心配だと。財政が苦しいから帳じりを合わせるのに、滞納繰越分を二つ合わせて5億円以上あるから、これを計上してつじつまを合わせると。決算になったら、歳入欠陥でしたというふうに運ぶつもりではないのですか。その辺がいつもと違う予算の計上で、これはどう考えても、今まで職員が一生懸命市長の意を受けて滞納回収に努力してきても、1億7、8千万円しか回収になっていない。それが、何で突然5億円以上も回収できるという見込みなのですか。努力目標と予算で確実に入ってくるものを補足して計上することとは別のことです。これは理事者が今までやっていたとおりです。この点で納得がいきませんので、お答えいただきたい。私は、滞納分を100パーセント回収するように努力するのは、当然のことだと思うのです。しかし、先ほど指摘した財政再建団体に陥らないための努力は、あらゆるところで払わなければなりません。あらかじめ、5億円も歳入欠陥になるような予算を組んでいたら、果たして今年度あるいは16年度で少なくとも黒字に転化できるということになるのかと。相当努力しても、先ほどの答弁では、14年度の決算見込みは1億4,000万平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録円ぐらいだと言っているのですから、5億円の歳入欠陥ということになれば、これはたいへん心配です。お答えいただきたい。それから、市民へ犠牲がかぶせられないかということで、いくつか指摘をいたしましたが、そのことにかかわる財政効果は示せないというふうに言っているのです。しかし、これは教育委員会にもお尋ねしたいのですが、中学校3校廃校によって、いくら歳入になりましたか。また、マイナス面で地方交付税で学校が減った場合、教職員の人数その他でマイナスの査定になるはずなのです。差し引きしてどうなるかということが心配だから、今は1,000万円単位が命取りになるのですよ。だから、財政効果について何も考えていないのかと、そんなことはないと思うので、不都合だから財政効果は示しえないと答えたのではないですか。小学校を数校廃校にするということになったら、交付税が減らされるということも考えられるのです。小学校1校にかかる経費がいくらか、皆さんの方が承知していますから、そういう差引きで財政効果はいくらなのか。それから、ふれあいパス、これは市長の答弁をもってしても、今回の答弁ではないですよ、以前の議会の答弁でも、中央バスからふれあいパスの値上げを要求されているということは、再三おっしゃっています。だから、ふれあいパスの抜本的見直しということは、市長が選挙前の第3回定例会で答弁されているのです。そうすると、抜本的見直しでも、現実的には所得制限を導入するか、一律有料化するか、いろんな方法があると思うのです。そして、市民にかぶせた分を中央バスは10億円よこせというふうにおっしゃっているそうですから、今の差額からいえば、市民から多少ふれあいパスを抜本的に見直して、お金をいただいたとしても、中央バスに支払ったら財政効果はあるのかと。だから、さまざまな問題で財政効果を上げて、赤字再建団体転落にならないで、小樽市の財政再建になるように努力をしているのですから、私は心配だから聞いているのですから、知っている限りのことは隠さないで財政効果についてお示しいただきたい。次、石狩湾新港の問題について伺いますが、一つは中央地区3工区売却分は2パーセントだと。98パーセント、ほとんど売れていないのです。このままでいったら、18年度以降になると思うのですが、3億6,000万円小樽市がその分をかぶらなければならないということになるのです。市長は、石狩湾新港の推進に当たっては、現在の負担を超えない範囲で何とかやっていくのだと、そういうことを道や管理組合にも要求していくということは、再三おっしゃっています。4億6,000万円です。3億6,000万円土地が売れないで、3か年間3億6,000万円ずつかぶったら、小樽市の財政はどうなるのか。市長がこれまで言っている現状より負担が増えないのだったら増えない範囲で新港を推進するという、これまでの答弁に照らして、この3億6,000万円の負担をどう考えたらいいのか、説明をしてください。マイカルの問題で質問いたします。るる答弁があったわけですけれども、まず一つは、政策投資銀行の問題です。政策投資銀行は、マイカル小樽を見捨てて逃げたのではないかと、私は指摘をいたしました。市長も意外なことだというような表現でした。本来であれば、銀行は再建に努力をし、力をかし、貸したお金を時間がかかっても100パーセント回収するように努力をするというのが銀行の基本的役目ではないですか。それをポスフールに売却して、譲渡といっても売却ですよ。そして、最大の動機は、小樽ベイシティ開発がこのままだったら2次破たんするのではないかということで、逃げ出してしまったと。そういう銀行に一言ぐらい文句をつけて注文をつけてもいいのではないかということについては、いかがですか。私は、市長とはスタンスはこの問題では180度違います。しかし、再建を目指しているあなた方にとっても、パチンコ屋のところの4億円余り、それから札幌寄りのアパート、あそこで7億円くらい、合わせて11億円、平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録その中から小樽市の滞納分を差し引いた額を政策投資銀行は丸々もって逃げてしまったのでしょう。民事再生中の企業は、銀行から新たな融資は受けられません。再建途上で七転八倒している、そういう会社が4億円、この7月2日までに新たに用意しなければならないということが、政策投資銀行が債権譲渡したことによって困難が再建の側にとっては出ているのです。何とかなるだろうという程度では済む話ではないし、今すぐではないけれども、7億円、何とか売却してOBCの再建に充てようと思っていたアパートのところの分、それだってあてにならなくなったのですから。11億円も来るのですよ。こういうことをやった政策投資銀行に、挙げて推進した市長として何のコメントもないというのは、全く不可解きわまりない。お答えいただきたいと思います。それから、小さな問題ですが、パチンコ屋に土地を売却しました。地元のパチンコ屋さんから自分たちが出るときは、あそこは景観形成地区だからパチンコ屋はふさわしくないといって進出を断られたと。それなのに、苦しくなったらパチンコ屋に売却したと。たいへん地元のパチンコ屋さんは怒っています。このパチンコ屋さんにどういう効果を期待するのですか。私は一つだけ聞きますが、パチンコ屋さんはエネルギーの隣です。マイカルエネルギーから電気その他のエネルギーを買うという約束で土地を購入しているのですか。お答えください。最後、消防の問題です。消防の問題でいろいろ言われましたけれども、消防職員は非常事態のときは常々駆けつけるということを心がけているということは、私も承知しています。そういう崇高な使命のもとに大火になったとき、あるいは大災害のとき駆けつけると、それは当然のことです。これは、消防ばかりではなくて、小樽市の職員だって同じなのです。私が指摘をしているのは、通常火災のときに非番の人を拘束するのはいかがかということで聞いているのです。大災害のときに拘束するのは当然です。ごっちゃにしているのではないですかということなのです。それから、庁達で自宅待機をしていると。あなた方は、職務上のことでしか答弁されていませんけれども、拘束を受ける職員の側、普段命がけで仕事しているわけですから、ゆっくり休みたいというお気持ちです。若い方は、子どもさんとの団らんもあるでしょう。そういうときに、非番の日に3日に1回は必ずそういう緊張した24時間体制に入ると、新たな問題ですよ。そういうことをやって、平気なのかということを聞いているのです。細かいことは市長に聞いてもあれですから、消防長に伺いますが、今度の非番の人を動員して、実際に非番の方がポンプ車を運行して火災現場に行くということは、大火災でもない限り、大きな火災にならない限り、実際にはなかなかありえないのではないですか。だから、私は先ほど指摘したように、花園から通常であれば、これまでだったら2台一緒に出ていたと。10人減らされたものだから1台しか出ないと。1台減ることになったのではないかと私から言われたら、そうではないのだということで逃げ回っているわけです。しかし、どちらにしても、非番の人を動員しようがしまいが、10人減らしたら火災現場への消防車の到着時間が遅れるということは事実ではないですか。だから、私はあえて非番の人を年がら年じゅう拘束するような、しかも聞いたところ、12月まで予定表をつくって、非番の人は何々の班のどういう職務で3日に1回ずつその拘束を受けるというふうにしてしまう必要はあったのかということです。これをお答えください。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

再質問にお答えいたします。最初に滞繰分の補正予算の関係でございますけれども、確かに我々としても間違いなく100パーセント徴収できるという確信を持って計上はしておりません。しかし、年々この滞繰がどんどん増えてきています。14年度も前年よりも約2億円増えておりますね。そんなこともありまして、我々としては全庁挙げて、やはりこの解消に努めていかなければ、この非常事態の財政を突破できないだろうということもありますので、従来、あまりではありませんけれども、こういう状況でございますので、何とか職員一致結束して徴収体制を組んで取組をしていきたいと、こんなふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。それから、ふれあいパスの関係でございますけれども、ふれあいパスにつきましては、やはり当初制度を開始したときよりも、年々対象者が増えてきているという現状もございますし、さらにこの利用回数も増えている。中央バスの財政負担といいますか、中央バスの負担も当初、バス自体も検証してこれぐらいだという額を言ってきました。そのために、我々もその額が妥当かどうか、そのことについても我々も検討して実際に調べてみて、ほぼ言っていることは間違いないということもわかりましたので、では、これをどう、中央バスの言っている10億5,000万円という額は少し無理な話だとは思いますけれども、少しでも利用者からの負担をお願いして、市も利用者もバス会社も何とかいい方法はないかということで、今検討を進めているということでございまして、所得制限をするのか、一部負担を取るのか、これについてはまだ、今検討中でございますけれども、今後さらにバス事業者と協議して、ぜひいい方向でいきたいと。市としましては、今2億円払っていますけれども、この額を少しでも減額したいというのが本心でございます。したがいまして、中央バスにも一定程度、一つの福祉政策でやっている事業でございますので、ある面ではやっぱり中央バスにも協力を願って、さらにまた、利用者の負担も少しお願いして、この制度を維持していきたいというのが、基本的な考え方でございます。それから、新港の3工区の関係ですけれども、確かに3工区の問題につきましては、ご指摘ありましたようになかなか土地が売れないという状況です。そんな中で、償還が迫っているわけですけれども、先ほども申し上げましたとおり、道の財政、石狩市の財政も厳しいというふうに聞いていますから、この償還については3年間ということではなくて、今後これを少し期間を延ばして、そういうことで少し返還額を縮めていけないかどうか、これは申入れをしていきたいというふうに思います。それから、マイカルの関係での投資銀行の関係ですけれども、投資銀行とのやり取りは先ほど話もありましたように、とにかくビブレ棟を市が無償譲渡を受けてくれということで、相当やり合いました。最終的に、市としてもそういう状況ではないということで断ったわけでございますけれども、その後、どういう経過でポスフールと交渉していたかどうかはわかりませんけれども、いずれにしても我々としては投資銀行のやり方といいますか、マンションの売却代、土地の売却代を全部預かっておいて、そしてそれにツケを設定して、最終的に全部持っていったということのやり方については、非常に不満も持っていますし、これらの点については我々も申入れをしましたし、再三再四にわたって弁護団にも申入れをして、投資銀行に抗議をせということも何回も強く申入れをしました。しかし、こういう結果になって残念なことになったわけですけれども、一応再生債権については一定程度の資金のめどもついたというふうに聞いていますから、今後それはそれで一件落着で次の段階に向けて、また、新たな再建策に向かって進んでいくのだろうというふうに期待いたしております。平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録それから、パチンコ屋の件につきましては企画部長から、消防の問題は消防長から、それぞれお答えいたします。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 企画部長 山田厚

パチンコ店の売却については、特別効果をねらったというよりも、いろんな事情の中で売却をするという申出がございまして、土地利用の方針上、問題が生じないという、こういう中で市としては了解したものでございます。それから、エネルギー会社の活用といいますか、これについては、会社とパチンコ店の方で活用できるかどうかについて協議をお願いするということを、私どもとしては申し上げまして、将来のエネルギー会社の安定供給の一つでも助けになればという考え方は持ってございました。現在、聞いておるのは、エネルギー代金が北電さんとの料金設定等の関係で差が多少あるようですので、施設的には北電さんなり、エネルギー会社から電力を引いてもいいような形のような構造にしておくというようなお話も聞いてございますので、現在そのような扱いをさせていただいてございます。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 消防長 田中昭雄(消防長は2004年3月まで)

北野議員の再質問にお答えいたします。初めに、通常火災で拘束するのはどういうものかということでございますけれども、非番職員の招集につきましては、従前から3次出動、4次出動、また、別の火災が発生した場合にも招集するという体制をとってきたところでございます。このたびの花園管内居住者の2次出動の招集というのは、職員招集体制の追加というふうに位置づけておりまして、必要な体制であるというふうに考えております。それにいたしましても、今の方法で最善というふうに思ってスタートしたところでございますけれども、新体制を進める中で何か改善点があれば、また検討したいなというふうに考えております。それから、非番の人が火災現場に行くことはなかなかありえないのではないかというところでございますが、それから六日に1度にする必要があったのかどうかということでございます。今後、この新しい体制なものですから、今後スタートしてみなければわからないところもございますけれども、いずれにしても、先ほど申し上げましたような、今後体制を進める中で改善点があれば、また検討してみたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

再質問にお答えいたします。中学校適正配置計画での財政への影響という、そういうお尋ねがございましたけれども、細かな内容については承知しておりません。教育長としての立場では、中学校及び小学校の適正配置計画の実施により、教育効果、教育環境の向上ということを視点にしております。小学校の場合、現在1年生から6年生まで1クラスで担任の先生が1人であるという学校がかなりございます。何校その中で考えていくかということは、全く決めておりませんけれども、そこにいる児童の状況を見ますと、一人一人の子どもは1年生から6年生まで同じ教室に存在するので、人間関係が固定化する。あるいは学力の向上があった場合でも、なかなかそれが認められてもらえないといったような事情がございます。また、担任教師にしても、学年の途中でクラ平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録ス替えということもなく、担任替えもないということで、もしある学年で若手の先生、転任してきたばかりの先生が何か悩みを抱えても、相互に相談するという機能がありません。また、学校教育環境も年々変化しておりまして、12学級以上に司書教諭の配置が認められました。小樽、現在小学校で8校に司書教諭がおりますが、1学年1クラスではそういうこともかないません。そういう意味で適正配置計画は、そういう学校環境の向上ということを目指しております。しかし、ご指摘の財政の影響ということがかなり問題になると思われることもございますので、この3月までの説明が終わって、実施計画検討の中で、そういうことについて、さらに考えを深めてまいりたい、そう思っております。( 議長、22番」と呼ぶ者あり)「

再々質問 22番 北野義紀

再々質問します。最初に、教育長に尋ねますが、中学校の適正配置のときに、住吉中学校の土地と建物の売却代金、2億円近くを教育費に参入しないで、借金払いの財源にしてしまったということは、教育のためと言いながら、いったい何をやっていたのかという批判が上がったのです。だから、あなた方が本当に小学校の適正配置も教育のことを考えてやっているのか、疑わしいと思うのです。この点について何か申し開きしたいことがあれば伺いたい。次、消防に伺います。改めて、これは予算委員会でもやりますが、非番の職員はいつでも招集できるというような趣旨をおっしゃいましたが、根拠を私が挙げますから、私の根拠が違っていたら、あなた方の根拠を挙げてお示しいただきたいと思うのです。非番職員を招集する根拠というのは、小樽市警防業務規程第28条、非番職員が招集の命を受けたときは、速やかに参集しなければならない。これを根拠にあなた方は庁達を出しているのではないですか。だけど、これは大きな火災になったときに出動していただきたいから、速やかに参集しなければならないというのは、所管の職場に集まるということでしょう。自宅で待機しろということではないのです。だから、非番の職員を招集する根拠というのは、法令上のどこに根拠を置いて非番の職員を待機させるのか、根拠をお示しいただきたい。それから、消防吏員の休憩時間の自由利用の適用除外、これはおっしゃったとおりです。しかし、これはここしか職員が消防吏員が食事を終わって一休みしようかというとき火災が発生したら、40分、50分休まないでそのまま出ていきなさいよと、それが優先ですよということを言っているのです。それだけの話です。それをもって、消防の吏員を非番の方を集めるということはできるのかという疑問もあるのです。そこで、二つ目の問題ですが、庁達というのは小樽市文書事務取扱規程第21条によれば、庁達とは職員に対して命令し又は通達するものとあるのです。あなた方の庁達は、明白に職員を拘束するのです。そして、自宅待機で24時間待機させておいて、火事がなかったから解除と、お金も払いませんと、こういうことなのです。そして、市長はさきほど遠慮がちに言ったのですが、現場の責任者に改めて聞きます。現場の人たちの管理職の説明で、もし何かの事情で都合が悪いときはかわりの人を見つけると言ったかな。だれが見つけるのですか。自分が都合が悪かったら、自分の責任でかわりの非番の人を見つけれということなのですか。そんなばかな話ないですよ。庁達を出して、拘束しているのは消防長なのですから、消防長の責任でかわりの人を探すというのが当たり前ではないですか。なぜ、当の本人が都合悪かったら自分で探せと。消防長は平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録12月までの予定表出してあるのだから、事情を早くわかるのだからかってにやっていいなんて、こんなふうにはなりません。それから、職務命令に違反したときは、懲戒処分を行うことができるというのは、地公法の第29条です。職務命令は地公法の第32条です。そういうときに、非番で都合悪かったらいいというのだからと、おれは協力しないよという人が出てきたらどうするのですか。2度、3度にわたってお断りしたら、これは懲戒の対象にされるのではないのですか。どうもあなた方の言っていること、わからないです。法令の根拠を示してわかるように説明してください。

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

再々質問にお答えいたします。住吉中学校の売買については、教育委員会が直接関与してはおりませんけれども、2億円ということはお聞きいたしました。教育関係の予算にそれが振り向けられればといったようなことはたいへんありがたいことですけれども、その2億円の売買とは別途に今年度の予算で小学校のコンピュータ配線が2か年で14校ずつ大体決まりました。中学校にも高速回線が予定されるということで、教育環境の整備がそういう意味でも進んでいくということで、私は理解しています。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 消防長 田中昭雄(消防長は2004年3月まで)

何点かお尋ねがございました。初めに、招集する根拠はどこにあるのかということでございますけれども、私どもこの警防業務規程に基づきまして、招集区分なり招集方法を別に定めるということになっておりまして、この別に定めるのが私どもの実施要綱をつくっております。その要綱の中で具体的な定めをしているということでございます。小樽市警防業務規程実施要綱のうちの第11条の2に招集方法とございまして、ここで現行改正をしたというところでございます。招集方法、第11条の2 (1)順次指令の方法、ア、火災時の連絡 (ア)2次出動の、 、連絡、火災状況の変化に伴い、規程10条に定める第2次出動が指令された場合、通信指令係は別表第29号連絡職員グループ一覧表の第1グループ又は第2グループ及び銭函管内を除き、第15グループから第20グループのうち、1グループの職員に対し、次の要領に応じて連絡するということというふうに理解をしております。次に、現場の人にかわり、人を見つけるのは自分の責任で見つけるべきではないのかと、それは消防長の責任で探すべきではないのかということでございますけれども、例えば結婚式があるとか、あるいはおなかが痛くなったとか、それからそういうような個人的な事情も発生することがございます。そういう場合は、やはり消防長ではなくて個人の原因に帰するというようなものですから、それはやはり個人で連絡した上で探していただくのが適当ではないかと、このように思っております。それから、職務命令で32条で、例えばおれは協力しないと、2回、3回断ったらどうなるのかと、こういうことでございますけれども、これにつきましてはやはり今申し上げましたようなしかるべき合理的な理由といいますか、そういうものがあれば順次交代というのができることになっておりますので、こういう2回、3回断るという、その具体的な状況に照らし、判断すべきものというふうに考えております。以上でござい平成 15年第 2 回定 例 会 本 会議 録ます。( 議長、議事進行について」と呼ぶ者あり)「

再々質問 22番 北野義紀

ここでの質問は再々質問までしか認められておりません。しかし、今の答弁を聞いても、私の質問にかみ合った答弁にはなっていません。議長にお願いあるのですけれども、私は先ほど非番の職員を招集する根拠というのは、小樽市警防業務規程第28条しかないのではないかと、根拠を挙げて言ったのです。そこには速やかに参集しなければならないと。それを受けて実施要綱にさまざまな招集の仕方が書いてあるのでしょう。それとは別に非番の人をチームつくって集めるというやり方は、警防業務規程の何条を根拠にしてやっているのですか。大災害が起こったときに非番の人を招集する手順を定めているのを申し上げているだけではないですか。結局、議長、3回しかできないから、これで終わりといって逃げるのだったら困りますから、本会議の進行に私は協力しているのですから、議長としても理事者の方に議事進行に協力するように、一言要請をしてください。答弁あればさせていただきたいと思います。

出典:小樽市議会 平成15年第2回定例会 2003年6月24日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる