小樽市議会 平成13年第3回定例会 2001年9月17日
(1)財政問題について/(2)小樽市職員の再任用制度導入について/(3)「健康おたる21」事業について/(4)学校5日制と生涯スポーツ振興について/(5)これからの学校施設のあり方について/(6)教育行政のあり方と教職員に対する処分に関して
2001年9月17日、小樽市議会の一般質問で、佐々木勝利議員が「財政問題について」「小樽市職員の再任用制度導入について」「「健康おたる21」事業について」「学校5日制と生涯スポーツ振興について」「これからの学校施設のあり方について」「教育行政のあり方と教職員に対する処分に関して」について質問し、市長 山田勝麿、学校教育部長 奥村誠、保健所長 外岡立人、社会教育部長 池田克之が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木勝利 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、学校教育部長 奥村誠、保健所長 外岡立人、社会教育部長 池田克之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 21番 佐々木勝利
第3回定例会に当たり、民主党・市民連合を代表して、市長並びに関係理事者に質問をいたします。初めに、質問に先立ち、9月11日、世界中を震撼させた米国同時多発テロによって、今日現在、行方不明者も含め 5,404名もの犠牲者を出したことが報道されました。いかなるテロ行為も許されるものではありませんが、このたびの米国で起きたテロ行為は、民間航空機をハイジャックし、それを破壊の手段としたことは、どう形容しても表現できないほど非人道的・非人間的行為であり、断じて許されるものではありません。二度と起きないように厳しく対処しなければならないと考えます。しかし、21世紀最初の戦争と位置づけているようですが、聖戦に対する聖戦としてはならないと思います。冷静に受けとめ、報復ではなく、抑止と予防、根本原因の解明と解決策が求められており、平和への一歩とすべきと考えます。5,000人を超える多くの犠牲者とその家族に心からの哀悼の意を表し、あわせて世界の平和を限りなく求めていく決意を新たしているところです。では、質問の最初は財政問題についてです。2000年度、平成12年度の決算について確認を含めて何点か質問をいたします。まず、一般会計について伺います。歳入総額は 709億 8,400万円で前年度に比べて 8.6%、67億 1,900万円の減少で、一方、歳出総額は 705億9,800万円で前年度と比べ 8.0%、61億 3,600万円の減少となっており、3億 8,600万円の剰余金が生じております。また、繰越明許費に充てる財源を差し引いた実質収支でも3億 4,900万円の黒字となっています。これは税収などが伸び悩む中で、健全化への取組の成果が表れたものと考えますが、前年度からの繰越しや繰上償還などの要素を取り除いた実質収支では、1億 2,200万円の赤字となっております。各会計の繰出金の増加などもあり、厳しい財政状況には変わりはないと考えますが、見解を伺います。また、財政健全化計画との比較においてどうなのか、今後の見通しについてもお伺いいたします。次に、特別会計決算についてですが、大半は収支同額となっておりますが、繰越明許費に充てる財源を除くと、水産卸売市場事業82万円、老人保健事業で 2,500万円、介護保険事業で2億 3,700万円、それぞれ剰余金を生じていますが、その要因についてお聞かせください。また、国民健康保険事業、介護保険事業についての今後の見通しについても、あわせてお聞かせください。次に、企業会計決算についてでありますが、病院事業会計におきましては、収益的収支で1億 4,500万円の剰余金が出ており、不良債権も4億 2,100万円解消されていることから、市長がかねてから言われていた単年度の収支の均衡が図られたものと考えますが、その感想についてお伺いします。しかし、一方では依然として44億円の長期借入金があるわけですが、その解消についてはどうお考えか、お伺いいたします。次に、厳しい財政構造の現状について何点か伺います。まず、経常収支比率、財政力指数及び公債費比率について、ここ3年間の推移を、その問題点を含めてお聞かせください。さらに、これらの三つの数値が他都市と比較してどうなのか、また、それぞれの改善策についての考え方をお聞かせください。次に、市民にわかりやすい台所事情という観点で、市民一人当たりの税収額と使用された費用の比較において、その特徴についての見解をお聞かせください。次に、平成14年度予算編成方針についてでありますが、これまで述べたように、平成12年度決算について概括に質問してきましたが、大変厳しい財政状況であることには変わりないと思うわけですが、一方、国においては骨太の方針が示されるなど、地方への影響も危惧されるところです。そういった状況の下で、平成12年度決算を踏まえ、地方財政確立に向けた決意と考え方を平成14年度予算編成方針を含めてお聞かせください。さて、地方財政の状況はというと、地方財政は、景気低迷、景気刺激のため、減税により地方税や地方交付税の原資となる国税の減少、公共事業の推進による地方債の増発など頻繁に行われた結果、地方債、普通会計債の残高は、国全体で2000年度末には 187兆円になっている現状です。一般財源比率においては地方債依存度は12%になっている。その結果、使途が限定されていない一般財源のうち、地方債の元利償還金の割合、いわゆる公債費負担比率が全体都道府県の3分の2が警戒ラインである15%以上になり、危険ラインである20%以上の団体は6団体となっており、非常に地方財政の危機に瀕していると言われます。借金ができるかどうかを見る起債制限比率は全自治体の10.3%になっており、20%を占めると、新たな起債は許可されない現実です。人件費、公債費等の義務的経費が一般財源を制約するという経常収支比率が高くなっており、自治省の財源指導では、都道府県で80%程度をよしとしていた比率が高まり、全国平均で過去最高の91.7%になっています。これらの結果、将来の財政需要に備える積立金、いわゆる財政調整基金、減債基金、その他特定資金は、92年以降、年間財政調整として機能できない状態になっていると言われています。地方財政は、地方自治体の本旨、地域住民にとって、基礎的な身近な自治体として公共的ニーズに対応するための施策を推進しなければならないにもかかわらず、財政均衡主義、緊縮財政が進められ、特に、教育、福祉が切り捨てられようとするのが現実ではないでしょうか。地方財政が危機になっている背景としては、大きく税・財政システムの仕組みによるもの、日本経済や日本の抱えている構造から来るものがあります。そこで、市長にお伺いいたします。痛みの伴う小泉聖域なき構造改革の考え方の中で触れられ、また、地方交付税に手をつける。また、財政悪化を招いた要因の一つに、地方自治体が長い間地方交付税に頼り切りしたことがあるのではないかと指摘し、地方財政を立て直すためには、経団連が、地方交付税を廃止し、その分を独自財源である地方税を拡充することだと提言したように、地方独自の財源で賄う仕組みからの構築を求める声が上がっています。今後、地方交付税廃止論の是非について、避けて通れない問題として論議しなければならない情勢にあると思います。この問題についての市長の認識と見解を伺っておきます。次に、議案29号小樽市職員の再任用制度導入についてです。急速な高齢化が進展する中で、年金制度を本格的な高齢社会にふさわしいものに見直すことが必要になったことから、平成6年の公的年金制度の改正により、年金の減額支給開始年齢が、平成13年度以降、段階的に引き上げられ、最終的には支給開始が65歳と定められました。この改正に当たり、60歳代前半の5年間は、雇用と年金の連携により生活を支えることが官民共通の課題と位置づけられたことから、国においては、平成13年4月1日から、60歳代前半に公務内で働く意欲と能力のある者を再任用することができる新たな再任用制度を導入したものです。また、関係法案が99年の春に国会に提出され、7月に成立した高齢者の豊かな知識と経験の活用は官民共通の課題であり、多くの民間組合で、この2000年春闘の最大の課題として闘われてきたことは周知の事実です。活力ある高齢社会実現に向け、高齢者の豊かな知識と経験の活用、雇用と年金の接続を図る福祉・社会保障制度の確立と安定のために導入されるもので、特に、少子高齢化の中で支える側を増やすことが重要であり、また必要であると考え、重要な課題となっております。その意味において、官民の区別と関連を押さえて導入することが大切であり、官が民をリードする必要も、また、生じていると考えます。地方公務員の新たな再任用制度導入・実施は、これまでの検討経過、国会における附帯決議もされ、妥当性があると判断できるところです。そこで、小樽市職員の再任用制度導入実施に当たって、安易ではなく、手順、手続を含め慎重に検討を進めてきたことを評価しますが、検討に当たって希望者の把握、具体的な賃金等の労働条件と手順、手続を含め、今後の日程をお示しください。次に、市民の健康づくり「健康おたる21」についてです。近年、国民の生活水準の向上や医学・医療の進歩により、感染症などの急性期疾患を減らすことができ、今日において日本は世界一の長寿国となりました。しかし、その一方で、がん、心臓病、脳卒中などの生活習慣病が増加してまいりました。さらに、寝たきりや痴呆のように高齢化に伴う障害も増加しております。生活習慣病は生命を脅かすだけでなく、身体の機能や生活の質を低下させる原因となります。ここに、厚生省、平成10年調べによる生活習慣病による死亡の割合を示すグラフで見ると、全体で62.3%、うち、がんが30.3%、心臓病15.3%、脳卒中14.7%、糖尿病 1.3%、高血圧症 0.7%となっています。また、現在の日本では、急速な出生率の低下とともに人口の高齢化が進行し、2020年には4人に1人が、2050年には3人に1人が高齢者という超高齢社会になることが予想されます。したがって、このままでいきますと、20世紀の日本は病気や介護による負担が極めて大きな社会となると考えられます。このため、国民1人ひとりが病気や寝たきりなどにならないように、日ごろから健康づくりを実践し、健康で明るく活力に満ちた社会を国民みんなで目指すことが我が国の21世紀の大きな課題となっております。これからの健康づくり運動として、我が国の健康づくり対策としては、昭和53年から第1次国民健康づくり対策及び昭和63年からの第2次国民健康づくり対策があり、どちらかというと、老人健康診査体制の確立、施設整備、人材の育成指導や活動指針の策定などの基盤整備を進めてきたところです。これからは、これらの成果を踏まえ、21世紀の健康寿命の延伸のため、新たに第3次国民健康づくり対策として「21世紀における国民健康づくり運動」が定められたところであります。このような国民が主体的に取り組める健康づくり運動を推進していくには、個人の力に加え、社会全体で支援していくことが重要になります。そこで、まとめて質問いたします。一つ目は、提起されている「健康おたる21」と、既に「市民と歩む 21世紀プラン」の中における健康づくりとの関係はどうなっていくのか。二つ目に、これまでの健康づくりの組織と、その活動との関係においてお知らせください。三つ目、策定までの手順、スケジュール。そして、四つ目に、当面する取組と市民周知の点についてどうお考えなっているのか、お聞かせください。次に、生涯スポーツについてお伺いいたします。特に、学校5日制と生涯スポーツ振興についての考え方について提起したいと思います。今現在、生涯スポーツというふうに呼ばれている「市民と歩む 21世紀プラン」の中に、生涯スポーツの振興、だれもが日常生活の中でスポーツ・レクリエーションに親しめるよう、子供から高齢者まで市民ぐるみの健康増進運動を促進するというふうになっております。いわゆる市民参加型の各種スポーツ行事を開催し、市民スポーツの拡大を図るということ。直近になって、現在、これが生涯スポーツ社会づくり、いわゆる、いつでも、どこでも、だれでも気軽にスポーツを楽しむことができる社会の実現と銘打って、生涯スポーツ社会、そして、その中核となっていく地域スポーツクラブの促進に今力が入っている状況です。これまでの日本でのスポーツというと、どうしても勝利至上主義、根性主義といったイメージにとらわれ、能力のある若い人々に限られた活動と考えられてきました。しかし、スポーツは人生を豊かにする活動であり、活動それ自体を楽しむところに本来的な意味があると考えます。まさに、文化の根源と同質のものがスポーツにあると考えられます。今、学校教育の中では、学校体育が中心になって進めております学校体育と生涯スポーツの関係についてです。学校体育では、今述べたように生涯スポーツの基礎づくりが重要となってまいります。生涯スポーツを地域で十分に展開していくためには、現在、学校体育や学校活動に過度に組み込まれているスポーツを学校から開放し、地域で受けとめられるように、学校体育では生涯スポーツの基礎となるような活動が展開できるようにしてみたいと考えます。そして、文化としてのスポーツという観点から、みずからが、あるいは人々との交わりを通して楽しみ、生活を豊かにしていくという発想こそが必要であり、生涯スポーツの基礎づくりにほかならないと考えます。あわせて、今、学校教育の中で部活動の問題が取り上げられております。部活動の地域への移管が必要です。本来、学校外教育であるべき部活動が、現在、学校教育に位置づけられている現状の中で、部活動の過熱化に伴う弊害が生じ、その解消に向けた取組が進められております。その意味において、部活動を地域に移管して、その地域に住む教職員及び指導者の下で子供たちが放課後や週末を過ごし、ほかのチームや個人との間で交流を図ったり、競技力の向上を目指すようにすべきではないでしょうか。そのためには、スポーツ行政を転換し、権利としてのスポーツを確立できる措置を講じる必要があると考えます。この点について市教委の見解を求めておきます。地域に根ざした文化としての生涯スポーツを充実させるためには、西欧諸国のように「スポーツは基本的人権であり、個人の自発な活動であり、健康福祉の基底になるものである」との認識が確立されなければなりません。そして、地方分権を推進し、その行政の下で住民が各種のサービスを受けられるようにすべきと考えます。行政は、地域住民の意向を踏まえ、それぞれの関心と興味に応じてスポーツを選択することができ、楽しみの幅を広げていくことができるように各種スポーツを提供し支援を行い、協力していくという立場に徹するべきと考えます。文化活動としてのスポーツ活動を行うには、施設の拡充とネットワーク化を図ることが必要です。行政としては絶えず住民のニーズや状況を把握し、それに見合った質の高い体系的なプログラムを開発するように努力してほしいものです。中でも、優れた指導者の養成や派遣などは極めて重要な行政上の課題と考えます。さらに、民主的、自主的に運営される地域スポーツクラブが積極的に結成されるように支援を行う必要があると考えます。そのため、社会体育関係職員の役割は、これからも大きく充実が求められていくものと考えます。そこで、現在、地域スポーツクラブの動きをつかんでおられますか。また、今後についてもどのように考えているか、お聞かせください。学校教育の部活動についても、高度な技能を習得しなければ運動を楽しめないという考え方では、楽しさを教える場ではなく、過度に競争主義なものとならざるを得ないと言えます。小学校のときから大学まで、教育という名の下で、本来的にスポーツの持っている体を動かして遊ぶ楽しさを奪い取るような偏ったスポーツ観を持たせることは問題が生じます。このような形で教育された子供たちにとって、スポーツは日常生活からほど遠いものとなり、楽しさを核とする生涯スポーツから疎外されていくという課題を持っていると思います。そこで、何点かまとめて質問いたします。学校5日制に向けて部活動の社会教育移行の動きをつくる問題。二つ目には、コミュニティエリア、中学校区単位による地域スポーツクラブを創設し、支援する体制を充実する考え方について。三つ目に、学校での運動部文化活動は、将来的には地域スポーツクラブに移行する、その考え方について。スポーツセンターを設置して、地域スポーツクラブの活動をサポートして地域支援体制を充実する等々を含めて、国、道等の動きを見守るのではなく、積極的に取り組むことを要望して、この項の質問は終わりたいと思います。次に、学校施設の在り方についてです。これまでも学校適配による跡利用、菁園中学校新築に関していろいろと議論されておりますが、一つには、学校施設設備の現状であります。片側廊下の4間・5間の教室にぎっしりに並んだ机、黒板の中のクラス別一斉授業に対応した画一的校舎、5Kトイレ、汚い、臭い、暗い、怖い、壊れている、空調設備がない教室、一般の官公庁の建物や家庭での水準に比べても学校の施設設備は時代の変化に取り残され、子供たちにとって魅力のない場所になっているのが現状です。これは、学校が子供たちに知識を教え込むことを最優先してきた結果ではないかと感じ取れます。イギリスやアメリカでは、1960年代に一斉授業から児童・生徒1人ひとりの状況に適合した学習が展開できることを目標とした個別授業システムが提起され、多様な学習のできるオープンスペースを基調とした校舎が生まれております。日本では、1976年にオープンスペースの学校が初めてでき、1982年に多目的スペースの補助が導入されて以来、全国で1割の学校で多目的スペースが導入されております。学校の施設設備に関しては、本来は設置者の負担ですが、全国的に一定の水準を確保する必要があることから、国がその経費の一部を負担しているのが現状です。どのような学校施設設備にするかは「学校施設整備指針」に記載されていますが、具体的には、国庫負担にかかわる補助のための法律でその内容が決められています。公立学校施設災害復旧費国庫負担法、義務教育諸学校施設費国庫負担法、産業振興法など、そのため、全国的に画一的な学校施設設備に必要な傾向があったと言えます。現状の中でも、地域や学校の独自性を十分に生かしたものとすることは可能であり、学校の施設設備を、どのような教育を目指すのか、また、学校がどのような機能を果たすのかに大きくかかわっていると言えます。今後、1960年代から1980年代にかけての児童・生徒の急増期に建てられた校舎が大規模改造の時期を迎えます。児童・生徒の急増に合わせるため、画一的な建築になっていたと言わざるを得ません。今後、これからの学校の計画的な大規模改造を推し進める必要があります。安上がりのものか、質の高いものを求めたかによって異なりますが、市教委の現状認識と考え方をお示しください。参考になります。これからの学校建築に求められているものとしては、学びに応じた学習空間、子供たちに快適な生活空間、生活する場所として住居に近い学校、きれいでさわやかなトイレ、男女別更衣室、楽しく食事ができるスペース、談話できるスペースなど、そして、地域に開かれた学校に、地域の文化の拠点としての学校の再生、生涯学習の場に合わせた学校、高齢者福祉施設などの複合施設化、そして、防災のための施設設備、環境に優しいエコスクール、例えば、太陽エネルギーの利用、屋上の緑化、雨水利用の散水システムなどなどです。基本的にはコスト減の問題はありますが、地域コミュニティーの拠点としての学校をつくるという観点から、計画の段階から子供、保護者、地域住民、教職員が参画し、意見反映を行うことが大切です。また、より充実した施設にするためにも公立学校施設整備の大幅増額が必要です。この点についての市教委の考え方について伺います。学校統廃合を地域で論議をしていかなければならない状況にあると思います。この項の最後に、庁舎内に設置された学校跡利用検討委員会の検討内容と、その経過についてお聞かせください。次、教育行政の在り方、そして教職員処分にかかわる問題であります。道教委は、7月27日、今春の卒・入学式における日の丸・君が代強制に反対した教職員に対する処分方針を決定し、とりわけ日の丸・君が代の実施率が低い小樽市の教職員に対しては、大量85人もの訓戒処分を相当とすることを決定しました。この方針の通知を受けた市教委は、8月28日、ほぼ道教委方針に基づいた訓戒処分を決定しました。処分をめぐる問題、承服できない処分理由など、問題が解決されないまま市教委は不当な処分に走った感は免れないと考えます。なぜ、教育現場ばかり国旗・国歌の強制が行われなければならないのか、お答えください。2年前の国旗・国歌法制定以来、とりわけ日の丸・君が代の学校現場への締めつけが強まり、希望に満ちた楽しい入学式や卒業式を息苦しいものにしています。今回の学校現場での混乱を招いた要因は、学校での日の丸・君が代の完全実施を目指す政府の強硬な姿勢と、それを受けて文部科学省は道教委に、そして市教委に国旗・国歌の徹底指導という名の下に圧力をかけていったわけであります。日の丸・君が代の実施率が低かった北海道、とりわけ小樽市がねらい撃ちされた、そのことが「処分」を誘発したことは否定できないと思います。昨年、道教委は完全実施を求めて校長を個別に呼び出して指導し、札幌市教委は校長に職務命令を出しました。また、道教委が教職員の実態調査で国旗・国歌の指導内容をチェックしようとしたことや、文部科学省の圧力があるとはいえ、良心の自由という面に教育行政が踏み込むことは許されません。その責任は重大であり問われるべきであります。問題は、国の強い指導をバックに処分を学校の式典の締めつけに使うことです。厳罰主義で日の丸・君が代が浸透・定着すると考えているのか、お答えください。形式は内容を規制します。日の丸・君が代の形式だけを強要するのではなく、大いに教育論議をし、卒業式、入学式などの式典は子供たち、保護者を含めた学校現場の自主性を尊重し、重要視するのが市教委の立場であり、憲法、教育基本法の立場から、そのための条件整備をするのが市教委の役割と考えます。市教委の見解をお聞かせください。その他の項で質問・要望をいたします。このたび、マスコミに大きく報道されたマイカルの動向について市長に質問と要望をいたします。新聞報道によると、市長は、マイカル本社の副社長を兼ねる篠田伸生氏、OBC社長と種々お話合いがなされたと伺っておりますが、市長の受けた印象をまずお伺いいたします。この件については、マスコミの活字が余りにも大きかったので、マイカル小樽に働く 3,000余名の雇用者はもちろん、市民の中にも不安が広がっております。冷静に受け止めるためにも、市長は情報の収集に一層努め、市民に情報提供をされるよう、会派を代表して要望いたします。再質問を留保し終わります (拍手)。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
佐々木勝利議員のご質問にお答えいたします。平成12年度決算に関連して何点かお尋ねがございました。まず、一般会計決算についてでありますが、予算では財政調整基金及び減債基金を約12億 6,800万円取り崩すこととしておりましたが、結果として取り崩さずに約3億 4,900万円の黒字とすることができました。これは利子割交付金や特別地方交付税など一時的な収入増もございましたが、財政健全化への取組の成果も表れたものと考えております。しかしながら、前年度から約9億 6,900万円の繰越金があり、実質単年度収支では約1億 2,100万円の赤字となっておりますし、他会計への繰出金も約20億円増加するなど、依然として厳しい財政状況であると認識しております。次に、財政健全化計画との比較ですが、計画上の収支見通しでは平成12年度で12億 6,800万円の収支不足となっておりましたので、それから見ますと16億円ほど収支が改善されました。これは行政改革による財政健全化への取組の効果もあり、人件費をはじめとする管理経費が縮減されたほか、特別交付税や利子割交付金等、一時的な収入増の結果であります。今後の健全化計画の見通しについてでありますが、平成14年度の国の予算編成では地方交付税等において大変厳しい状況が予想されますので、引き続き事務事業の見直しを徹底するなど、行政改革を着実に推進しながら健全な財政運営に努めてまいりたいと考えております。次に、平成12年度特別会計の剰余金についてでありますが、水産物卸売市場事業につきましては、使用料の増加などにより剰余金が生じたものです。老人保健事業及び介護保険事業の剰余金につきましては、主に給付費等の概算交付制度の中で、国、道及び支払基金からの交付金等が超過交付されたためで、いずれも平成13年度において精算されるものであります。次に、国民健康保険事業の今後の財政見通しについてでありますが、平成12年度については、老人医療費の一部が介護保険制度に移行したことにより収支の改善が見られましたが、平成13年度については、再び老人保健拠出金等の増加により収支は厳しい状況が見込まれております。現在、国保に限らず、すべての医療保険において、高齢化に伴う老人医療費の増大や経済の低迷による保険料収入の伸び悩みなどに伴い、その財政は危機的な状況にあり、国においては、来年度の実施に向け、医療保険制度の抜本的改革について検討を進めておりますので、その状況を注意深く見守ってまいりたいと考えております。また、介護保険事業の今後の財政見通しについてでありますが、保険給付費が計画を上回り、準備基金への積立てを行えないなど厳しい状況となっており、保険料の水準や市の負担増が懸念されるところであります。介護保険は、3年ごとの保険料の見直しに併せて介護報酬の改定が予定されており、また、国においては、平成16年度までに被保険者や受給者の範囲、保険給付の内容や水準、保険料負担の在り方など全般的に検討し、必要な見直しを行うこととしておりますので、その推移を見守ってまいりたいと考えております。次に、病院事業会計の決算状況と長期借入金44億円の解消についてでありますが、平成12年度の決算状況については、平均在院日数の短縮や事務事業の見直し、病院職員の接遇の改善などにより、入院・外来収益が増収となったほか、一般会計からの繰入金約3億円の増により収益的収支では1億 4,500万円の黒字となり、不良債務額は大幅に減少し、単年度収支の均衡が図られたものであり、今後、なお一層経営改善に努めてまいりたいと考えております。しかし、長期借入金44億円の解消については、病院事業会計独自での解消は難しいものと考えており、一般会計の財政状況を総合的に勘案し、解消に向けて引き続き検討してまいりたいと考えております。次に、経常収支比率などの3年間の推移についてでありますが、まず、経常収支比率は平成12年度94.9%となり、前年に比べて 1.6ポイント悪化しましたが、平成10年度の96.7%に比べると若干改善されております。しかしながら、道内主要都市10市の中では最も高い数値となっております。財政力指数は、平成10年度 0.497、平成11年度 0.476、平成12年度 0.465と税収が伸びないことなどにより、少しずつ悪化してきており、道内主要都市の中では最も低い数値となっております。公債費比率は、平成10年度17.3%、平成11年度17.8%、平成12年度17.9%で上昇傾向にあり、道内主要都市の中では七番目となっております。これらの数値の改善策につきましては、財政健全化計画でもお示ししておりますが、人件費をはじめ、交際費を抑制するなど、新行政改革をより積極的に推進することにより改善に努めていかなければならないと考えております。次に、市民に一人当たりの税収と費用についてですが、平成12年度の市税収入につきましては、人口一人当たり11万 369円となっており、道内主要都市10市の平均12万 5,487円に比べますと、約12%低くなっております。また、人口一人当たりの総支出額は47万 4,268円で、道内主要都市の平均44万 9,395円と比べますと、 5.5%ほど高い数値となっております。このことは、本市の場合、地方交付税や国庫支出金などに依存しながら事業を進めている状況となっていることを示しているものと考えております。次に、平成14年度予算の編成方針についてですが、新年度の予算につきましては、まだ編成作業に入っておりませんが、平成12年度は、財政調整基金、減債基金を取り崩さず決算することができました、しかしながら、平成13年度予算では、現時点で約17億 3,000万円の取り崩しを予定しており、市税収入が低迷し、国の構造改革が進む中で、本市を取り巻く財政環境はますます厳しくなるものと予想されます。このような中で、財政健全化計画の試算によると、平成14年度は約20億円の財源不足が見込まれており、新行政改革実施計画の積極的な推進はもとより、現在進めている事業につきましても、事業評価を活用し、事務事業の徹底した見直しをして財源を生み出す必要があります。いずれにいたしましても、健全財政を保ちながら21世紀プラン第2次実施計画の着実な推進が図られるよう、平成14年度の予算を編成していきたいと考えております。なお、地方財政の確立につきましては、社会産業基盤の弱い北海道の特殊性を踏まえ、地方財源の確保など、全道・全国市長会等を通して要望をしてまいりたいと考えております。次に、地方交付税の見直しについてでありますが、現在の地方財政は、景気の低迷による税収減や公債費の増加等により財政構造の硬直化が一段と進んでおり、地方の自主財源の充実強化を実現することは、地方自治体共通の緊急な課題であると認識しております。このような状況の中で、国、道では、地方交付税について廃止を含めたさまざまな見直しが取り上げられておりますが、税財源の移譲なしに一方的に削減されることは、地方財政を著しく悪化させることとなります。とりわけ事業費補正としての交付税措置の見直しは、景気対策として行われました減税や補助率の削減に伴う財源不足を補うために発行した地方債の償還財源でありますので、国による一方的な見直し、削減を認めるわけにはまいりません。既に、この地方交付税制度の維持・存続については、全国の地方自治体共通の要望として全国市長会等を通じて国に要望しておりますが、今後、平成14年度の地方財政計画の策定段階で見直し内容等が具体化されてくると思われますので、その動向を注視するとともに、地方負担の増とならないよう要望してまいりたいと考えております。次に、職員の再任用制度導入に当たって何点かご質問がありましたが、まず、再任用の希望者の把握についてですが、現在のところ本人への調査は行っておりませんので、何人の職員が再任用を希望するのか、把握をしておりません。次に、具体的な給与などの労働条件についてでありますが、勤務時間については正規職員の勤務時間の2分の1を基本に考えており、給与等につきましては、市民の理解が得られる適正な内容となるよう関係団体とも協議してまいりたいと考えております。また、今後の日程についてでありますが、再任用の条例案が成立しましたら、なるべく早い時期に対象者に再任用の希望の有無を確認するとともに、配置可能な職場の調査等を行い、関係団体とも協議を進めながら、第4回定例会に関係条例の一部改正案を提案してまいりたいと考えております。次に 「健康おたる21」についてのお尋ねでありますが 「健康おたる21」と「市民と歩む 21世紀プラン」、 、との関係については 「健康おたる21」は、今後の本市における健康づくりの指針と位置づけられる計画となり、ます。一方、本市の21世紀プランは、まちづくりの指針として位置づけられております。このため、今後策定いたします「健康おたる21」の計画内容は、21世紀プランの健康づくりに関する施策を補完するものであります。内容的には、本市の現状把握、評価に基づく目標設定と、その目標の推進を図ることとしております。この計画の実行に当たっては、地域住民をはじめ、保健にかかわる関係団体の協力により、食生活、スポーツ、心の健康づくりなどの分野の目標達成を目指すこととしております。これまでは、小樽市総連合町会の協力の下で、地域保健委員団体と健康推進員の方々にご尽力をいただきながら健康づくりを目指してまいりましたが 「健康おたる21」の本格的な計画を策定する中で、さらに、健康づ、くりに関心のある市民の方々の参加もいただき、活動しようとするものです。策定までの手順・スケジュールについてでありますが、本年度は、市民参加による健康会議の設立と専門家も交えた計画策定のための委員会を設立し、平成14年度末までに計画策定を完了させる予定としております。そのための当面の取組と市民周知につきましては、健康推進員の方々への説明会の開催と、市の広報、新聞報道による市民公募を実施し、さらに、講演会の開催による市民周知も予定をしております。次に、学校の跡利用についてでありますが、本年5月24日に助役を委員長とする学校適正配置に伴う跡利用検討委員会を設置し、これまでに3回開催されております。その内容と経過でありますが、利用目的の重要度、緊急性や起債の償還方法、建物の老朽度と現状での維持補修費用や解体費用の試算、また、利用目的によっては国庫補助金の返還を要することから、各種事例による国への照会など、基本的な問題点等について検討しているところであります。したがいまして、検討委員会としましては、現時点では、3校それぞれの跡利用についての具体的な方針を決める段階に至っておりませんが、基本的な考え方としましては、公共施設又は公用施設に転用する場合は補助金の返還を要しないとする国の財産処分の考え方などを勘案いたしますと、公共用又は公用としての利活用を優先的に考えるとともに、今後、地域の要望にも十分配慮しながら、さらに検討していく必要があるものと考えております。次に、マイカルについてでありますが、9月14日、マイカル本社の法的整理によって子会社である小樽ベイシティ株式会社が今後どうなるのか懸念されましたので、情報収集に努めてきましたが、明確な方向性を確認できませんでした。そのため、9月15日夕方ですが、電話でマイカル本社の篠田副社長、この方はOBCの社長でもありますので、マイカル小樽のデベロッパーでありますOBCの存続について要請をいたしました。それに対しまして篠田社長からは、現在、マイカルとしてOBCを存続するためには法的処理しかないので、このことについて現在弁護士と協議中であるとのお話がありましたので、重ねてOBCの存続と経営継続をお願いしたところであります。なお、その後、特別な情報はありませんが、引き続き情報収集を行ってまいりたいと思っております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 学校教育部長 奥村誠(学校教育部長は2002年3月まで)
佐々木勝利議員のご質問にお答えいたします。初めに、生涯スポーツ振興について何点かご質問がありました。まず、スポーツ行政の転換についてでありますが、国は生涯スポーツ社会の実現を図るため、スポーツ振興法に基づき、長期的、総合的な視点から、平成12年9月にスポーツ振興基本計画を策定したところであります。これを受け、市教委におきましても、本市の実情に即したスポーツの振興に係る計画を策定する必要があることから、現在、学校関係者をはじめ、スポーツ振興審議会、体育協会、体育指導委員会、スポーツ少年団など、関係団体と連携をとりながら調査研究を進めているところであります。市民のだれもが、それぞれの体力や年齢、技術、興味、目的に応じて、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに楽しむことができる生涯スポーツ社会の実現に向けて、より一層努力してまいりたいと考えております。次に、総合的地域スポーツクラブについてでありますが、同クラブは、スポーツ振興基本計画の中で、生涯スポーツ社会の実現に向けて地域のスポーツ環境を整備するための重要な施策の一つであります。年齢に関係なく、それぞれのレベルに応じてさまざまなスポーツ活動ができるものであり、地域の皆さんが主体的に運営していくものと認識しております。現在、道内では、広域スポーツセンターとして旭川市、総合的地域スポーツクラブとして士別市や釧路市などが既に取組を始めていますが、市教委といたしましては、これら先進都市の動きを注視しながら、国のモデル事業を視野に入れながら、小樽の地域に合った同クラブの創設に向けて研究しているところであります。次に、部活動の社会教育への移行についてでありますが、運動部活動は、学校の指導の下にスポーツに興味と関心を持つ同好者で組織し、スポーツの楽しさや喜びを味わい、豊かな学校生活を経験する活動であり、学校教育活動として大事なことと認識しております。現在、国が進めているスポーツ振興基本計画の施策の柱の一つとして、生涯スポーツ及び競技スポーツと学校体育・スポーツとの連携を推進することとなっており、ご提言の運動部活動の充実については、国の新しい提言についても研究するなど、この取組を進めてまいりたいと考えております。次に、コミュニティエリアに地域スポーツクラブの創設についてでありますが、国のスポーツ振興基本計画の中で、総合型地域スポーツクラブは、日常生活を送る上で無理なく施設に通える程度の範囲、中学校区が理想であるとされていることは承知しております。今後、本市のスポーツ振興基本計画の策定に向け、国のモデル事業を視野に入れる中で、エリアの課題を含め、どうあるべきかを研究してまいりたいと考えております。次に、学校での運動・文化活動の地域スポーツクラブへの移行についてでありますが、生涯にわたる豊かなスポーツライフの実現に向けて、子供たちの多様なニーズにこたえるには、学校と地域社会、スポーツ団体との連携がより一層必要であると認識しております。ご提言については、基本計画策定の取組の中で、学校関係者をはじめ、関係団体と連携をとりながら研究してまいりたいと考えております。次に、スポーツセンターの設置についてでありますが、スポーツセンターは総合型地域スポーツクラブの育成や運営を支援することを目的に、スポーツ指導者の養成・確保やスポーツ施設の充実、さらには、住民のニーズにこたえた的確なスポーツ情報の提供を行うなど、ハードとソフトの両面があるものと承知しております。スポーツセンターの設置に当たっては、指導者の育成をはじめ、既存の体育施設や学校開放の活用なども視野に入れながら、基本計画策定の取組の中で検討していく課題であると認識しております。次に、学校施設の現状と考え方についてですが、ご指摘のとおり、どの学校におきましても国の補助基準を踏まえながら計画しますので、校舎内部の構成や広さなどは画一的な傾向にならざるを得ないと思っております。しかしながら、近年建設した学校は、多目的ホールや教室などを設置し、ゆとりや多様な学習などに配慮しているところであります。今後におきましても、独自性やゆとりなどは期待が高いものと考えておりますので、校舎改築時に合わせて、学校のご意見を伺いながら検討してまいりたいと考えております。次に、学校施設の在り方についてですが、利便性や効率性ばかりでなく、ゆとりや、また、ご指摘のありました地域コミュニティーの拠点となるような視点から取り組むことが大事なことと思っております。このことにつきましては、国の学校施設に対する施策などを見極めながら、また、教職員をはじめ、子供や保護者、さらには、地域の意見を参考にしながら検討していくことが必要なことと思っております。なお、建設予算についてですが、関係部局と協議をしながら、所要予算の確保に努力してまいりたいと考えております。次に、学校における国旗・国歌の指導についてですが、児童・生徒が我が国の国旗・国歌の意義を理解し、それを尊重する態度を育てるとともに、諸外国の国旗・国歌に対しても同様に尊重する態度を育て、国際社会に生きる児童・生徒に必要とされる基礎的・基本的な内容を身につけるために行うもので、児童・生徒の思想・良心を制約するものではありません。次に、処分で国旗・国歌が学校現場で浸透、定着するかについてですが、卒業式、入学式において国旗・国歌を掲揚、斉唱することは、学習指導要領に基づき行うもので適切なものと考えております。今回の訓戒措置は、教職員として国旗の降旗という不適切な行為があり、行ったものでありまして 「先に処、分ありき」とは全く考えておらず、今後とも、国旗・国歌の扱いについて学習指導要領に基づく指導を進めてまいります。最後に、卒業式、入学式における市教委の立場と役割についてですが、学習指導要領に基づき、校長の指導の下、卒業式、入学式について各学校の取組を尊重することは大切なことと思います。市教委といたしましては、卒業式、入学式が児童・生徒にとって最も印象に残り、人生のその時期において大事な教育活動になるよう指導助言に努めていくことにあると考えます。以上であります。( 議長、21番」と呼ぶ者あり)「
質問 21番 佐々木勝利
地方財政問題等々については、委員会の中で掘り下げていきたいというふうに考えます。それから、二つ目の問題ですけれども、健康づくりの問題ですが、私の方で聞き漏らしたのか受けとめがちょっとなのか 「健康おたる21」と「市民と歩む 21世紀プラン」の関係なのですけれども、21世紀プランを補、完する形で「健康おたる21」があるというふうに聞いたのですけれども、その辺の関係です。私は、まちづくり健康推進は、それはそれでいいのですけれども、市民挙げて健康づくりをしていくためには、21世紀プランの部分を補強するという意味ではなくて、これが21世紀プランでなくて 「健康おたる21」が、メーンになって進めていかなければならないのではないか、こういうふうに考えているものですから、そこの関係をちょっと説明してください。それから、教育委員会の関係で、一つは部活動の取扱いなのですけれども、学校5日制も含めて部活動が現在どうなっていて、今後どうなっていくのかということについて触れていないので、その動きについてお知らせください。それから、処分問題の関係です。学習指導要領に基づいて云々ということで一貫してきているわけですけれども、ここに外部的な圧力、それから行政指導、とりわけ行政指導というと、いわゆる通達になるか、強い行政指導において、現場に対して学習指導要領どおりに行ってくださいというところから外れて、いわゆる強制ということが実際にあったという、こういうことに対する責任といいますか、問題のとらえ方、この点が欠けているのではないかなというふうに思うので、その辺のところをもう一度聞かせてください。それから、結論から言うと、憲法、教育基本法の尊重するという流れからすれば、今後とも、現場の中での議論なり受けとめ方なり、そういうことをきちんと整備していく、こういうことが市教委の役割だというふうに思っていますので、その辺のところを含めてお答えください。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 保健所長 外岡立人(保健所長は2008年6月まで)
ただいまの質問の「健康おたる21」と21世紀プランとの関係についてでありますが、どちらが補完するかと問われたならば、今、市長答弁のとおりでありますけれども 「健康おたる21」は国から、下りてきた施策でありまして、その前に「市民と歩む 21世紀プラン」がありまして、その総合計画であります。国から下りてきた「健康おたる21」は、かなり自由な形でやっていいというふうに言われておりますので、21世紀プランの中の一環として、かなり地域に密着した自由な形で施策をつくっていこうと考えておりますので、表現としては補完という形になりましたけれども、あくまでも、どちらがメーンか、どちらがサブかという関係ではなくて、長期的に見たときに21世紀プランを中心として、また、自由な形で「健康おたる21」を国の施策にのっとって策定していこうと考えております。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 学校教育部長 奥村誠(学校教育部長は2002年3月まで)
先に、国旗・国歌にかかわる問題につきましては、私からご答弁申し上げまして、部活の関係につきましては、社会教育部長から答弁させていただきます。それで、前段に質問ございました強制にかかわってのご質問でございます。これにつきましては、私ども教員は、学習指導要領に基づき、国旗・国歌について適切に取り組むことが求められてるものと考えてございまして、このことについて校長なり教員委員会が指導することは強制につながるものではない、そのように考えてございますので、ご理解をお願いしたいと思います。それから、2点目の教職員の考え方を整理して受け止めてというお話でございましたが、私ども、そのことを基本として、校長会を通じて、あるいは職員団体等を通じまして、いろいろこのことについてお話をいたしたところでございますけれども、共通理解が得られず、このようなことになり、結果的には処分を見た。このことについては厳しく受けとめております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 社会教育部長 池田克之(社会教育部長は2002年3月まで)
再質問にお答えをいたします。部活の関係でございますけれども、まず、その重要性でございますけれども、児童・生徒がスポーツに親しみ、その楽しさや喜び、こういったことを味わう、そういった機会を確保するという意味で部活は重要である、このように認識してございまして、先ほど答弁をさせていただきました国のスポーツ振興基本計画、この計画につきまして、現在、小樽市の特性を生かして小樽の基本計画の策定を進めていくということで、現在、体協を初め、関係スポーツ団体とその協議を進めてございまして、そういった中で、この部活の問題、今後のあるべき姿、こういったものを具体的に探っていきたいと思っております。いずれにしましても、学校をはじめとして、地域、それからスポーツ団体、こういったところと具体的にその辺の話を今後進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。( 議長、21番」と呼ぶ者あり)「
質問 21番 佐々木勝利
私の聞き方が整理つかないのか、なぜ、教育現場に強制にわたる指導が行われなければならないのかと聞いています。それと処分との関係なのです。適切な指導と現場の受止め、それと強制処分、この関係が―処分ありきではないと言うのだけれども、その辺のところが整理ついていなのでないかということを言っているのです。だから、なぜ教育現場にばかり国旗・国歌の強制があるのか、これに明快に答えていないのです。それが一つです。それから、外的な圧力なり、そういうようなことがあったことによる強制と。だから、処分ありきでないと言うけれども、処分を誘発させた原因というものは、きちんと精査しなければならないのじゃないか。憲法や教育基本法までに触れる問題になってきているよということを言っているのです。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 学校教育部長 奥村誠(学校教育部長は2002年3月まで)
再々質問にお答えいたします。前段の強制の問題でございますけれども、先ほどお答えしましたとおり、私ども、学校現場で国旗・国歌を取り上げるということは、学習指導要領に基づいて行われているものでございまして、その中で、国旗・国歌について努めるということとされてございますので、私どもは行っているところでございます。また、指導することは強制ということでなくて、これは教員に求められているもの、そのように考えてございます。それから、2点目の処分との関係でございますけれども、これは、あくまでも今回の教職員の行為というのが、道教委の考え方にもあるのでございますけれども、服務上に照らし不適切な行為であり問題がある、そういうことでございますので、その行為に着目をいたしまして、行為に応じた処分をしたということでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。それから、3点目の外部的な関係でございますけれども、外部というのはちょっと私は理解はできないのですけれども、私どもは、道教委の指導を受けつつ、市教委独自の判断の中で今回の処分をした、こういうことでございます。以上です。