小樽市議会 平成13年第1回定例会 2001年3月5日
(1)平成13年度予算について2 (仮称)小樽まち育て情報センター運営について/(2)中心市街地における街づくりについて/(3)商工会館について/(4)対岸貿易について/(5)観光行政について/(6)少子化対策について/(7)環境問題について
2001年3月5日、小樽市議会の一般質問で、見楚谷登志議員が「平成13年度予算について2 (仮称)小樽まち育て情報センター運営について」「中心市街地における街づくりについて」「商工会館について」「対岸貿易について」「観光行政について」「少子化対策について」「環境問題について」について質問し、市長 山田勝麿が答弁しました。
- 質問者
- 見楚谷登志 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 見楚谷登志
平成13年、2001年、21世紀、 100年間の幕開けの年の小樽市議会第1回定例会において、自由民主党の代表質問者として、市長及び理事者の皆様に質問できますことに感謝と21世紀へ向けての小樽市が抱えております諸問題と財政再建に向けての後半2年目を迎える山田市長の手腕に期待をいたしまして財政問題より質問いたします。最初に、小樽市の財政は逼迫の状態にある中での平成13年度の当初予算案を拝見いたしますとき、市長並びに理事者の並々ならぬ努力が見受けられるところであります。申すまでもありませんが、この第1回定例会は多くの地方議会においても向こう1年間のその自治体における予算を審議する大変に重要な議会であり、私もこれまでその時々の審議に与党の立場として参加し、意見を申し述べてまいりました。若干振り返りますと、私が市議会に籍を置かせていただいた平成3年度は、政策予算を盛り込んだ2定予算ベースで、それまでの数年と比較してみましても大変高い伸び率であったと記憶をしております。予算規模のいかんだけで重要施策の予算上の多寡を判断をすることはもちろんできませんが、これ以降は総じて低い伸び率で推移していることからすると、国や他の自治体の傾向と同様に、ここ数年ある意味では大変苦しい財政運営が続いていることを物語っているものと思われます。山田市長は、まさにこのような厳しい状況下で市政のかじ取りという大変な重責を担われることとなったわけでありますが、任期折り返しの年となる今回の、平成13年度予算編成を前にして、市長が取られた新たな取り組みの中に財政健全化計画の策定がありました。行政のトップとして、また、政治家としてはある面、事業を抑制せざるを得ないこのような計画の策定は、大変な決断のいることであったと思います。その健全化計画を土台として作業に当たられた今回の平成13年度当初予算編成を振り返り、市長はまずどのような感想をお持ちなのか、また、苦心された点などを含めて率直なお気持ちをお聞かせください。住民要望や地域要望が多様であればあるほど、その声を反映する議会各会派の政策要望も、また多種多様でありましょう。そのような声を受け、特に厳しさを増す財政状況の中であっても、様々に配慮された予算を編成されたそのご努力に対しまして、我が党といたしましては高く評価をいたすところでありますが、市長としてこの予算案の中で特にアピールをしたいとお考えの事業は何か、主に新規事業を中心にお答えをいただきたいと存じます。また、平成12年度の決算見込みについて、改めてこの機会にお伺いをしておきたいと思います。今定例会に提案されております平成12年度補正予算によりますと、事業費精査及び市債等の財源調整を行った結果として、最終予算ベースでは財政調整基金と減債基金とを合わせて、およそ11億円を取り崩すとのことであります。前年度から比べるとかなり厳しい状況にあるように思われますが、現時点での、平成12年度の決算見込みをどのようにお考えなのか、市税等の動向なども合わせてお伺いをいたします。次に (仮称)小樽まち育て情報センター運営費補助金導入について、お尋ねいたします。、情報の受発信機能と企業間取引等のコーディネートを行い、産学官連携のもとに各種施策を推進する機関として発足するとありましたが、受発信機能を備え、企業間取引のコーディネート作業をするということは、専任の業者又は人員配置が必要になると思われますが、この小樽まち育て情報センター開設の趣旨と意義についてお伺いいたします。また、現在実施されておりますアドバイザー派遣制度とのかかわりはどのようになるのか。さらに産学官との連携はどのように進められるのか、お伺いいたします。市内の経済界では、経済センターの建設が待望視されております。同所に経済センター機能を併設することも視野に入れてはいかがでしょうか。また、地場産業の振興を目的としての情報センター設置であるわけであり、中小企業センターを同所に移すことも検討されてはいかがでしょうか、ご所見をお伺いいたします。次に、情報技術、いわゆるIT関連についてお尋ねをいたします。総務省は、来年3月末までに成人人口の 5.5%に当たる全国 550万人を対象にした情報通信技術講習推進事業を提唱しており、小樽市でも約 6,900人を対象として、基礎技術の習得を目的とした講座が実施される事業であります。しかし、全国の各自治体においては講師の確保、講習会の会場の確保、講習時間も1人当たり12時間程度とされ、初心者が習得するには余りにも短時間過ぎる等大変なご苦労をされていると新聞報道がなされております。小樽市としてはどのような取り組みをされるのか、お伺いいたします。国からの事業ではありますが、私はこの事業を市の単独事業として14年度以降も継続すべきと思います。理由として短時間での講習では、初級程度の技術でも完全に習得するということは、私たち中高年者と若者とでは習得能力を考えても時間差があるのは当然であり、中級、上級とまではいかないまでも、講習を完全に習得できるまでは市独自の事業として政府事業が終了以降も引き続き事業展開を望むものであります。当然人員の限定、講習時間の制約もあろうかとは思いますが、技術指導を民間委託事業として検討することも含めてご所見をお伺いいたします。次に、中心市街地におけるまちづくりについてお尋ねをいたしますが、さきの市街地活性化特別委員会での質疑応答にて明らかになった事項もございます。しかし、私の質問事項は事前に通告をいたしておりますので、通告どおり質問をさせていただきます。小樽駅前中央通地区の土地区画整理事業の現状については順調に進み、運河寄りの街区より小樽らしいレトロ調の新しい街並みが形成されつつあります。また、街区内にあり、歴史的建造物に指定されております北海道紙商事につきましては、既に引き屋が終了しており、北海経済新聞社につきましても、ことし引き屋工事に取りかかると承知をしております。新年度予算にも中央通地区の事業特別会計として24億円もの予算が計上されており、街区内建物の移転についても14年度内で大方終了するものと考えております。そこでお伺いいたします。中央通地区土地区画整理事業も前段で申し上げましたように、最終段階に来ているものと考えます。都市基盤の整備と、都市の魅力を十分に高めるまちづくりの促進を図るために、次年度以降の見通しにつきましてはどのような展開になるのか、お伺いをいたします。また、街路事業につきましても、いよいよ平成13年度より平成15年度までの3年間で北海道が施行することになっており、さきの特別委員会ににて13年度は本通線から東通線まで、14年度は東通線から大通北線まで、最終の15年度では大通北線から国道5号線までの区間が施行されると報告がなされております。これにより、市民はもとより小樽市を訪れる大勢の観光客にとりましても、安心で快適な街路として生まれ変わるものと大いに期待を寄せるものであります。そこでお伺いいたしますが、この中央通の街路整備の特色をお示しください。中央通が小樽の玄関先の顔として整備されることにより、観光客の流れも変わり、どちらかというと市内観光のスポット的な観光から線的、あるいは面的な広がりを持った魅力的な観光にますます変化することが期待されます。既に堺町から運河周辺には多くの観光施設が立地し、観光客で大いに賑わっておりますが、中心部の商店街まで回遊させるには、それを結ぶ街路の整備が重要であると考えます。特に、観光客が回遊する臨港線はメルヘン交差点周辺から運河まで多くの観光客が集まり、散策を楽しんでいるところであります。臨港線歩道も石張りの舗装で、小樽の歴史を感じさせる歩道となっておりますが、景観を考えますとき、電線類がむき出しのまま頭上にあり、せっかくの景観を台なしにしている感が否めません。そこで中央通は電線類の地中化が行われる予定であります。臨港線においても早急に地中化に着手すべきであると考えますが、道に対しての要望も含めて市長のご所見をお伺いいたします。次に、中央通区画整理事業に関連した商店街の活性化について、お伺いいたします。中央通では、現在建物の再建がなされており、新たな店舗の立地も進んでおります。都通り商店街のアーケードや一部の店舗については、区画整理事業に関連して移転する必要があると考えられますが、計画はどのようになっているのかお知らせください。次に、商工会館についてお尋ねいたします。商工会館は、昭和35年に市内の繊維卸業界が中心になって菓子やゴム製品、木工、その他の業界が道内外の小売業者をこの会館に集め、商品の展示販売を推し進める中心的施設として小樽市に建設を要望し、市には当時の金額で 2,000万円を寄附し、昭和36年4月4日地鎮祭を挙行、着工し、年末ぎりぎりの12月20日完成をした会館であります。翌年の「広報おたる」によりますと、戦後は札幌、旭川をはじめ、道内の新興商業都市の進出が目立ってきており、伝統の小樽商権をより広く根強いものにするため、常設展示場的な性格を持つ会場の必要が強く叫ばれておりましたが、このほど鉄筋コンクリートづくり、地下1階、地上3階建て、総工費 5,500万円の小樽市商工会館が完成しました。1階ショールームでは13社が色とりどりの自社製品を展示して人目を引き、既に70商社が参加しての総合繊維展をはじめ、各種の会合に利用されており、予約も全国的な催しを含め相当数あります。商都小樽発展のかなめとして、今後の活動に期待されます、と報道されております。この商工会館は結婚式の会場としても多くの方が利用され、地元はもとより大勢の市民が催物会場や会合の会場として利用されてまいりましたが、ことしで築40年を迎え、老朽化が進み、窓枠等に至っては鉄製のため腐食が激しく、地元の方々は落下の危険性を懸念しているところであります。そこでお伺いをいたします。過去には地元の町内会の役員の方々や繊維卸業界の方々との懇談会等も行っておりましたが、現在はどのようになっているのかお知らせください。また、当時どのような要望が出されていたのかもお知らせください。庁内では築40年になろうとしているこの商工会館については、検討をされているのではないかと思われます。この会館の場所は南小樽地区の中心的な場所と位置づけられており、南小樽地区の活性化のためには再開発事業が今後の最大の課題となっております。当初展開がなされておりましたような展示施設も含めて、コミュニティーセンターや公的施設等も考慮に入れて早急に検討すべきと思いますが、今後の取り組みについてはどのようにされるおつもりなのかをお知らせください。次に、対岸貿易についてお尋ねいたします。日ロ定期航路の再開は、対岸貿易の促進にとりまして、将来に期待を抱かせる大変喜ばしい出来事でありました。しかし、ロシアにおける経済情勢にいま一つ明るさが見えてこない中、サハリン7号の運航は厳しい状況が続いていると伺っております。ことしの運航状況と平成13年度の運航予定についてお知らせください。この定期航路は開設当初から、いかに貨物を集荷するかが大きな課題とされておりましたが、昨年4月の航路再開以降の状況を見るとき、残念ながら採算ラインに達するほどの集荷ができていないと聞き及んでおります。小樽市として業者に対してはどのような要請をし、荷主探しをされているのか、現状をお知らせください。日ロ定期航路は、さきに述べましたように、極めて厳しい見通しの中にあり、輸出入業者とのワーキング会議等、幅広く意見交換を重ねることも検討してはどうかと思いますので、ご見解をお伺いいたします。市長は、昨年公務多忙の中、日程調整をされて中国の大連港等を視察されております。我が党といたしましても、小樽港復興のためには隣国である中国や東南アジア諸国との貿易の道を新たに切り開く努力をすることが商業港小樽の生き残るすべと考えております。港の整備や予定されておりますミニクレーンの設置による荷役作業の効率の向上等により小樽港にかつての活気を取り戻す大きな原動力となり、期待されるところであります。昨年、小樽市は港湾振興室を開設しておりますので、21世紀幕開けの平成13年度をポートセールスに全力を注ぐ小樽港復興の年と位置づけ、中国、韓国、東南アジア諸国との貿易振興促進に努力すべきと思いますが、市長のご所見をお伺いいたします。また、ナホトカ市、ダニーデン市と同じように姉妹都市の締結をも考慮に入れた国際交流・経済交流の場を広く求めることも対岸貿易を促進させることにつながると思いますので、重ねてご所見をお伺いいたします。観光行政についてお伺いいたします。昨年の有珠山噴火が影響しているとは思いますが、毎年増加の一途をたどっておりました観光客の入込数が減少の見込みであると聞いておりますが、今年度の入り込み見通し数をまずお知らせください。次に、修学旅行や研修旅行で本市を訪れる児童・生徒の増が滞在型観光に大きく貢献していると思われますが、過去3年間にわたっての滞在型と通過型との傾向についてお知らせください。また、諸外国からのお客様も増加しているのではないかと思われますので、調査されていれば国別の入り込み状況の概要をもお知らせください。我が党は一貫して、後志広域観光をルート化するには小樽市を訪れる観光客が市内に宿泊することが第一条件であり、小樽市を起点としての広域観光が定着するものと訴えてまいりました。小樽の観光行政をさらにグレードアップさせることにより、国内外からの大勢のお客様を小樽に迎え、今、私たち日本人が忘れかけている心のゆとりを取り戻し、リフレッシュしていただく観光へと大きく転換させることで、小樽観光はさらに飛躍することにつながっていくと思われます。例えば、現在のようにただ温泉につかるだけの観光や急ぎ足で観光地めぐりをするだけの観光から脱皮し、農家の皆様に協力をお願いをしていただき、農家に民宿施設を設ける、また問題はあろうかと思いますが、農地を開放し、親子で土に親しむ体験観光拠点を設ける。小樽市は海という大きな自然観光資源が広がっており、釣りや海水浴を楽しみながらの海洋観光拠点、オートキャンプ場等、郊外にも宿泊施設を完備するなど、数日間滞在する大型レジャー観光都市と位置づける。また “おもてな、しの心”をより一層推し進め、運河を拠点とした見る観光からガラス、陶器など、物をつくる体験型観光、市内には世界各国の飲食店が数多く点在しておりますので、グルメめぐり観光コース、現在存続問題で揺れております日本銀行小樽支店をはじめ、小樽市指定の歴史的建造物をめぐる文学散策観光コース等、観光ルートを確立し、全国へ発信することも観光行政の一環と思いますが、見解をお伺いいたします。以上の事柄からも、小樽市を「商工港湾都市」から観光を含めた「商工港湾観光都市」とし、さらなる観光都市基盤を構築して、国内はもとより東南アジアをも含めた大きなターゲットとして全国に発信すべきと思いますが、市長のご見解をお伺いいたします。この項の最後になりますが、さきの我が党の代表質問で、滞在型観光交流空間モデル事業についてお尋ねをし、市長より同事業の検討会議の中で後志・小樽地域の観光地評価のための調査が実施されており、今年度中に報告書が作成されるとのご答弁をいただきました。現時点では報告がなされているのか、また、内容はどのようになっているのかお伺いをいたします。次に、少子化対策についてであります。本市における高齢化比率は、既に23%を超え、道内10万人以上の都市の中でも一番高い高齢化率を示しております。これは公衆衛生水準の向上や医学の進歩による平均寿命の伸びと少子化が同時に進んでいるためであり、今後もこの状況は、当分の間、続いていくものと思われます。特に、昨年小樽市内の出生数を見るとき、残念ながら 1,000人を切っており、さらに小樽市の少子化に拍車をかける結果となっております。このような状況の中、小樽市の少子化対策の中で、重要な核となっております保育行政についてお尋ねをいたします。バブル期以降、日本全体の景気の低迷や女性の社会進出に伴い、保育所の需要が高まっているようでありますが、現在の待機児童数及びこれまでの解消への取り組みや今後の解消策については、どのように考えておられるのかお尋ねいたします。次に、今年の4月にオープンが予定されております子育て支援センターは、本市のエンゼルプランでは平成20年度までに1カ所の設立という目標になっておりましたが、時期を繰り上げて早期に実現できるということは小樽市の少子化対策を重視していかなければならないとの認識を示されたものと思っております。また、近年の核家族化の進行により子育てに関する知識や知恵が継承されにくくなり、子育てに不安や悩みを抱えている母親が多くなっていることからも、このたび小樽市が子育て支援センターを開設されることは、子育て中の母親にとりましても大変に喜ばしく、大いに期待されるところであります。これからの保育所のあり方としては、通園している子供たちの保育のみならず、地域の子育て支援の核的施設としての役割も求められているのでないかと考えております。そのような意味からも、先日広報でも紹介されておりました子育て支援センターの行う事業である園開放事業を地域のほかの保育所でも実施することも検討ができないのかと考えますが、ご所見をお伺いいたします。次に、平成13年度では延長保育を実施されることになっておりますが、その内容と将来展望をお聞かせください。この項の最後になりますが、高島保育所と赤岩保育所の新築統合についてであります。この計画が持ち上がったのは、たしか平成5年だったと記憶をしております。この間さまざまな問題があり、紆余曲折がありましたが、いよいよ新年度に実施されることになったわけであります。この新しい保育所が市民や子供たちにとってはどのような効果が期待できるのか、お伺いをいたします。最後に、環境問題についてお尋ねいたします。最初に、ごみ処理施設整備事業についてであります。昭和40年11月に竣工した天神町のごみ焼却場は老朽化が進行し、また、ダイオキシン類による環境汚染等の関係もあり、今年度末をもって焼却場としての用途を廃止して、小樽市内のごみ焼却作業を終えることになりました。このことにより、新年度からは資源化リサイクル事業を強化するとはいえ、大部分のごみは昨年7月から埋め立て開始をした桃内最終処分場での埋め立て処理となります。かつては道内の主要都市でもごみ処理を埋め立て中心で行ってきていた経過がありますが、旭川市では平成9年度よりごみ焼却処理中心へと切りかえ、また、現在なお埋め立てにより対応をしております釧路市においても、広域ごみ処理による焼却処理へ転換することを決定したと仄聞しております。今後のごみ処理は、資源循環型社会形成の原則ともなる「3つのR 、すなわち排出抑制のリデュース、再使」用のリユース、再生利用のリサイクルの徹底が要請され、これら対応の結果どうしても処理しなければならない最小限の廃棄物を効率的に処理することが基本になりますが、最終埋め立て処分容量の極小化のため、焼却等の中間処理を適正に行うことが重要であります。こうした状況からすると、本市においても桃内の最終処分場の効率的埋め立て等のためには、天神焼却場の後継施設への整備が急がれます。この対応として、小樽市では国や道の指導のもと、北後志6市町村による広域ごみ処理施設整備を推進するとして、平成12年3月にその基本計画を策定し、昨年の7月にはこの事業を具体的に推進するための推進協議会を発足させております。この事業を推進するに当たっての基本的にして最大の課題は、この広域処理施設をどこに建設するかということについてであり、これまでにもたびたび指摘をされてきたことは承知をしております。本市においては、平成8年3月に策定したごみ処理基本計画で、小樽市単独のごみ焼却施設としてではありますが、桃内最終処分場に隣接して整備する方向を打ち出し、最終処分場用地と一緒に用地が確保されていることや、処理するごみの80%以上が本市内より排出される等の状況からも、この場所を広域ごみ処理施設建設の第1候補地として協議会発足直後より関係町内会への説明会等を開催してきていることが報告されております。昨年秋の段階では、地元町内会との協議に時間を要している等の状況から基本計画で方向づけた14年度着工の計画を1年遅らすことになりましたが、その後の町内会との協議経過及び現況については、どのようになっているのかお伺いをいたします。次に、ごみ焼却処理施設整備事業とも関連すると考えられます事項としての生活系家庭ごみ処理の有料化についてお伺いいたします。最近のごみ処理施設整備には、処理費用として1トン当たり 4,000万ないし 5,000万円とも言われます巨額の経費を要すると言われております。小樽市が計画しております施設規模はおおむね1日 200トンの処理とされておりますから、焼却処理施設だけでも約80億から 100億円ということになります。室蘭市では平成10年度にごみ有料化に踏み切っておりますが、その契機として廃棄物処理施設整備事業の円滑な推進があったと承知をしております。小樽市の財政は、さきの健全化計画でも示されているとおり、非常に困難な状況で推移することとなり、小樽市がこのような状況の中でごみ処理施設整備事業を推進するということでは、ごみ有料化の問題についても検討課題の1つになるのではないかと思われますが、現段階での市長のご見解をお伺いいたします。また、資源物分別収集事業を月2回に拡大し、約1万 5,000世帯分を増加させ、全世帯数の4割に当たる約2万 7,000世帯からの資源物が排出されるわけでありますが、リサイクルセンターの処理能力がついていけるのか心配されるところであります。現在の資源物処理の状況と増加により心配される処理能力について、お伺いをいたします。最後に、21世紀最大の地球環境問題といわれる地球温暖化対策についてお伺いいたします。、 。小樽市では、この地球温暖化対策として昨年12月に 「環境に優しい小樽市民ルール」を策定いたしました内容を見ますと、ある意味では当たり前のことを市民全体が守るべきルールとして掲げておりますが、その実行は簡単なように見えて、いずれもが私たちの毎日の生活にしっかりと根を下ろしている事項だけに、徹底をすることは容易ではないと受けとめられます。市長はこのルールが市民全体に浸透するための対策をどのように考えておられるのか、また、市では地球温暖化防止対策のための温室効果ガス排出量削減のための実行計画を検討中と承知しておりますが、その内容等も含めてお伺いをいたします。以上、再質問はいたしませんので、市長の明快なご答弁を期待しつつ、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
見楚谷議員のご質問にお答えいたします。初めに、財政問題について何点かご質問がありましたが、まず平成13年度の予算編成を終えての感想ということでありますが、今回は税収の伸びが依然として低いと思われる中で、下水道会計への繰出金の大幅な増加が見込まれるなど、昨年以上に難しい編成となることが予想されましたので、懸案事項や重点事業については従来以上に十分な検討時間を設けるなど、早くから危機感をもってその作業に当たってまいりました。申すまでもなく、財源不足をいかに圧縮するかに最大の苦心をしたわけでありまして、市民要望の強い施策を少しでも多く予算化するため、財政健全化計画を念頭に置きながら正規職員数を当初予算計上人員での比較でありますが、全会計で47人減員とするほか、管理経費の縮減にも可能な限り努めたところでありますが、最終的には昨年度を上回る財源不足となり、総体的に見て大変苦しい予算編成であったと考えております。次に、新年度予算の中で、特に強調したい点ということでありますが、ただいま申し上げましたとおり、大変難しい編成でありましたが、その中にありましても、私といたしましては家族介護支援事業や延長保育の実施、リフトつき自動車の運行、さらには赤岩地区における新しい保育所の建設といった福祉施策と全中学校でのインターネット接続や菁園中学校の増改築のほか、サッカー・ラクビー場、パークゴルフ場の建設着手といった教育施設の充実に重点を置いて編成をいたしました。さらに、懸案でありました旧手宮線跡地の用地取得や図書館業務の電算化のほか、勝納地区での市営住宅建設やIT関連事業などの計上にも可能な限り努めたところであり、また、地場産業振興会議における議論経過も踏まえて、産業振興のための補助金等も新たに計上したところであります。次に、平成12年度の決算見込みについてでありますが、市税につきましては、現時点ではほぼ予算額並みの収入を見込んでおり、また、地方交付税は今月中旬に最終決定される特別交付税を前年度並みと仮定しますと、おおよそ1億 5,000万円の増収が期待されるところであります。一方、歳出面におきましても、市債利子や職員給与費などで、若干の不用額が見込まれますので、全体といたしましては現在予定をしております7億 8,000万円ほどの減債基金の取り崩しを減額することができるものと考えております。しかしながら、単年度収支や減債基金の残高など総合的な視点で前年度と比較いたしますと、やはり厳しさが増すことは避けられないと考えておりますので、残された年度内の期間におきましても、収入の確保等に最大限の努力をしてまいりたいと考えております。次に (仮称)小樽まち育て情報センターについてでありますが、平成11年12月に小樽市地場産業振興会議を、産学官連携のもとに設置をし、本市の地場産業の振興と新しい産業の創造を図るため、検討協議をお願いいたしました。こうした検討の中から、本センターはITという新しい時代に求められている戦略で、起業家の育成や広く市民の皆さんに情報技術を浸透させ、活用していただく場として開設することとなりました。この中で多くの起業家が輩出され、さらには市内企業の情報ネットワーク化が構築されることなど、産業情報が集積された本市の情報受発信の実践の拠点として、大いに活用されることが地場企業の振興に結びつくものと考えております。次に、アドバイザー派遣制度とのかかわりについてでありますが、この制度は商店街や店舗の近代化を目指す団体や個店が、巡回相談を受けたり、活性化計画の策定についてのアドバイスを受けるものであります。今後ともこの制度の積極的な活用を進めてまいりますが、一方、まち育て情報センターにおきましては、ITを機軸としたコーディネート事業を中心として、商店街のホームページ作成や更新、情報ネットワーク構築のサポートなどの分野に特化した支援を進めてまいります。また、このセンター全体の運営に当たりましては、小樽市、小樽商科大学ビジネス創造センター、小樽商工会議所、さらには各企業や商店街などの連携のもと、運営協議会を設置の上、各事業の企画、実践を進めてまいりたいと考えております。次に、経済センター機能を本センターへ併設してはどうかとのことでありますが、経済センターの必要性につきましては、市としても十分認識はしております。しかし、本センターは民間施設の 400平方メートルを有効に活用し、IT関連の新規起業家の誘致や学生起業家本部の設置などによる地場企業のIT化、さらには新規起業家を育成するコーディネート事業の拠点として開設するものであり、経済センター機能の併設につきましては、難しいものと考えております。現在、商工会議所におきまして、経済センターの建設に関する検討が進められておりますので、それらの推移を見守ってまいりたいと考えております。なお、中小企業センターの移設につきましては、現在のところ考えておりませんが、今後、市としてのかかわりや協力体制について検討を進めてまいりたいと考えております。次に、情報通信技術講習、いわゆるIT講習についてでありますが、高度情報化社会に備え、国が提唱する「全国民がインターネットを使えるようになる国民運動」の一環として実施するもので、文書の作成、インターネット利用及び電子メールの送受信の基礎技術の習得を目的とするものであります。本市においては、成人の 5.5%に当たる約 6,900人を受講目標人数とし、講習時間は原則として12時間、1講習当たり20人を対象に、講師1名、助手1名を配置して行う予定であります。5月から7月までを第1期とし、公的施設をはじめ、民間施設を会場に、約 2,000人を対象として講習を行う予定であり、その状況を見ながら8月以降の第2期、第3期の講習を計画してまいりたいと考えております。講習については勤労者、主婦、高齢者などの対象者や地域的利便性等も考慮し、講習時間や曜日、会場の設定など、できるだけ受講しやすい講習パターンをお示しし、実施してまいりたいと考えております。なお、次年度以降の対応につきましては、13年度の実施状況を見きわめた上で検討してまいりたいと思います。次に、中心市街地におけるまちづくりについて何点かお尋ねがありましたが、まず、中央通地区土地区画整理事業の次年度以降の見通しについてでありますが、一般移転補償契約は全体で 148件で、これまでに 109件、73.6%を終了し、平成13年度は31件、平成14年度は8件で完了する予定となっております。建物再建につきましては、今後も建物外観形成の支援などを行い、街路と一体となった賑わいのある街並み空間が創出されるよう努めてまいります。次に、中央通の街路事業の特色についてでありますが、中央通は小樽市民や来街者などが、小樽の歴史や文化を感じ、そして潤いと憩いのある小樽市のメインストリートとしてふさわしい特色を持った街路を目指し、北海道と協議を重ねてまいりました。整備内容につきましては、高齢者や障害者など、交通弱者が安全で安心して歩ける歩道空間とするため、歩道の段差解消、電線類の地中化、歩道照明灯の設置など、バリアフリー対策を講じることとしております。また、冬期対策として、歩道ロードヒーティングやバスシェルターを設置し、休憩施設として植樹ますなどにベンチを設置いたします。さらに景観に配慮した歩道舗装材、縁石、植樹ますに自然石の白御影石を使用するとともに、歩道面のデザインはイチョウ模様とし、照明灯につきましては運河にあるガス灯をイメージしたデザインといたします。また、市民などが参加するイベント用の電源や草花に散水する給水栓を設置することとしています。次に、道道臨港線の電線類地中化についてでありますが、これまで市といたしましては都市景観の向上や快適な歩行者空間の確保のため、さらには中央通との一体整備を進めるため、北海道へ整備について要望していたところであります。このたび北海道より臨港線の地中化について、今年の秋ごろまでに北海道電線類地中化協議会に認定申請をし、平成14年度、15年度の2カ年で実施したいとの意向が示されたところであります。また、計画区間は市道寺町線昭和製器付近から市道仲一小路第2線カニ倶楽部付近までの約 860メートルであり、平成13年度は占用支障物件の調査及び予備設計を予定していると聞いております。なお、歩道舗装材については、現在のピンコロ石部分を歩行しやすい素材に配慮していただくよう、お願いしているところであります。次に、土地区画整理事業による都通り商店街のアーケードなどの移転計画についてでありますが、都通り商店街地区の街路整備は、平成15年度を予定しているため、道路拡幅部分のアーケードについては平成14年夏ごろまでに解体撤去をし、地区内の建物についても平成14年度中には移転を完了する予定となっております。また、これを機に、アーケード両側の入り口部分を小樽らしいデザインを凝らしたものに再建するとともに、中間部分に、新たにドーム型のアーケードをかけるなど、商店街環境の向上と魅力づくりに向け取り組む予定となっております。次に、商工会館についてのお尋ねでありますが、まず地元町会や繊維業界との懇談会についてでありますが、平成7年度に地元の住民の皆さんを中心に、南小樽地区の地域活性化策を検討する懇談会が設立されました。その後、平成8年度には「南小樽地区まちづくり協議会」を設立すべく準備委員会を数回開催しましたが、残念ながらその後は開催はなく、現在に至っております。また、当時の議論の中では、商工会館を核とし、JR南小樽駅周辺の整備や歩道、街路灯の整備など、多くの方々から南小樽地区全体の活性化を目指すご意見が寄せられました。次に、商工会館の今後の取り組みについてでありますが、ご質問にもありますように、商工会館は本年で築後40年目を迎え、建物の老朽化が相当進んでおり、維持するためには全体的な大改修が必要となっております。しかし、市といたしましては貸ホールの利用増も見込めない状況にあることから、この建物をどうするのか、抜本的な検討が必要な時期に来ていると考えており、南小樽地区全体のまちづくりを考える中で、地元町会や関係団体の皆さんと十分協議の上、一定の方向性を出していかなければならないものと考えております。次に、対岸貿易につきまして何点かお尋ねがありました。まず、日ロ定期フェリーの平成12年運航状況と平成13年の運航予定についてでありますが、小樽とサハリン州ホルムスクを結ぶ日ロ定期フェリーは、昨年4月に再開され、以降毎月1往復で、延べ9往復の運航をし、乗客は 539人、貨物は製材や建設用機械など、約 5,200トンの輸送実績であります。また、平成13年度の運航は、6月は船舶の定期点検のため休航となりますが、毎月1往復で、12月までの運航が予定されております。次に、集荷等の状況についてでありますが、小樽市対岸貿易促進協議会や北海道が事務局であります日ロフェリー定期航路利用促進協議会などと連携を図りながら、運航スケジュール、貨物助成制度などを盛り込んだパンフレットを作成し、ロシア貿易に関係のある道内外の商社や荷主などに、本航路の利用促進をPRし、貨物の増加に努めてきたところであります。また、関係業者との意見交換などにつきましては、これまでも集荷拡大のための課題等について船社の日本側代理店や輸出入業者を含め協議を重ねてきておりますが、昨年の運航実績により定期航路としての信頼度も高まってきており、今後さらに課題別にワーキングで検討するなど、航路安定化につなげてまいりたいと考えております。次に、中国、韓国、東南アジア諸国との貿易振興についてでありますが、近年我が国においては韓国や中国の船社による外貿コンテナ航路の増加に伴うコンテナ貨物量が大きく伸びていることや、小樽港における中国航路開設に関心を示している船社もあることなどから、小樽港での外貿定期コンテナ航路の開設を目指しているところであります。今後とも既存貨物の維持・拡大、新規貨物の開拓など、小樽港の利用促進を図るとともに、昨年4月に再開されました小樽・ホルムスク間の日ロ定期フェリー航路の安定化と中国との定期コンテナ航路開設を重点目標として官民一体となり、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。次に、姉妹都市締結を考慮に入れた国際交流・経済交流による対岸貿易の促進についてでありますが、現在の姉妹都市でありますナホトカ、ダニーデンにつきましては、木材やマトンなどの貿易を通じて、姉妹都市提携に至っており、また、日ロフェリー定期航路開設の経緯の中で、港湾相互の友好関係を発展させるために、ホルムスク港と姉妹港関係を結び、人的、物的交流の拡大を図ってきております。ご提言のありました姉妹都市提携を視野に入れた対岸諸国との国際交流・経済交流は大事なことと認識しておりまして、今後関係者等と協議しながら対応してまいりたいと考えております。次に、観光行政についてのお尋ねがありましたが、まず、本年度の観光客の入込数の見通しでありますが、4月から9月までの上期においては、有珠山噴火や航空法改正などの影響により、対前年比で約15%減少しており、夏場以降、回復傾向を見せているものの、平成12年度全体で見ますと、前年度並みの入込数を維持することは難しいのでないかと考えております。次に、観光客の旅行形態についてでありますが、本市におきましては日帰り通過型観光が大勢を占めておりますが、近年修学旅行や研修旅行、そして海外からの入り込みの増加により入り込み全体では約10%を占め、宿泊者数としては年々ふえ続けていることから、宿泊滞在型観光への傾向を示していると受けとめております。また本市を訪れる外国人観光客につきましては、台湾や香港からの入り込みが前年度に比べ2倍から3倍の伸びを見せるなど、東アジア地域からの観光客の増加が著しく、欧米なども含め、全体としても年間を通じて増加傾向にあると考えております。次に、新たな観光ルートの確立と情報の発信についてでありますが、本市の観光振興の方向として、宿泊滞在型観光をより一層推進するとともに、本市を拠点とした後志広域観光を定着させていくことが重要であると認識しております。ご提言のとおり、農村地域や漁村地域と都市との交流を図る、いわゆるグリーンツーリズム、マリンツーリズムは本市の新たな観光の魅力づくりの1つであり、今後研究すべき課題であると受けとめております。さらに製作体験型観光をはじめとした本市の特性や豊かな観光資源を活かした観光ルートの確立が必要であると考えております。これまでも「小樽散策モデルコース」を設定し、訪れる観光客から好評を博しておりますが、今後は本市のみにとどまることなく、後志の各町村との結びつきの中で、恵まれた自然環境を活かした観光ルートを検討するとともに、全国に向けITを活用した観光情報の発信に努めてまいりたいと考えております。次に、商工港湾観光都市ということでありますが、本市の都市イメージは、これまで商工港湾都市として周知されているところでありますが、観光は本市の基幹産業の1つとして位置づけられるまでに成長したと考えております。したがいまして、今後は観光を含めた商工港湾観光都市としての都市イメージを全国に向け発信してまいりたいと考えております。また、近年、台湾、香港などを中心に、外国人観光客の入り込みが急増している現状を踏まえ、昨年、一昨年と台湾で開催された国際旅行博覧会に出展し、誘致・宣伝活動を積極的に展開してまいりました。今後とも韓国や中国なども視野に入れた誘致・宣伝活動を行って、小樽観光を積極的に売り込んでまいりたいと考えております。次に、滞在型観光交流空間モデル事業についてでありますが、去る2月23日に開催された第2回検討協議会において、事務局である社団法人日本観光協会より「しりべし観光まちづくりプログラム」案について提案がありました。内容につきましては、基本的な考え方、地域の総合評価、整備基本方針、エリア別プログラムメニューとなっておりますが、この原案に対し、各委員から出された意見、要望を踏まえて、再度検討し、3月下旬に開催予定の第3回検討協議会に改めて提示されることとなったものであります。次に、少子化対策について、何点かお尋ねがありましたが、初めに保育所の待機児童についてでありますが、平成13年2月1日現在で、78名となっております。待機児童解消策としては、平成12年度において銭函保育所をはじめ、新光保育園、中央保育所で、建物の増改築等を行い、入所定員を35名ふやしたほか、龍徳保育園においても建物の増築を行い、新たに産休明け保育が可能となったところであります。今後につきましても、保育所の増改築や国が示した定員を超えての入所枠拡大等の活用により、待機児童の解消に努めてまいりたいと考えております。次に、子育て支援センター事業として実施予定の園開放事業についてでありますが、この事業は在宅の児童と保育所入所児童との交流などを通じて、子供の健全な成長と親の育児不安の解消を図るものであり、他の保育所への拡大については、奥沢保育所で実施する子育て支援センターの成果を見ながら検討してまいりたいと考えております。次に、延長保育についてでありますが、昨年保育所に通っている児童の保護者を対象に、延長保育に関する調査を実施したところ、午後7時までの希望が多かったことから、平成13年度より銭函保育所とさくら保育園において実施することとしたところであります。今後は13年度の実施状況や保育需要などを見きわめながら拡大に努めていきたいと考えております。、 、次に (仮称)新赤岩保育所の効果についてでありますが、この保育所は建物が老朽化し、敷地も狭い高島赤岩両保育所を統合して新築するものであり、子供たちの保育環境の改善が大きく図られるものと考えております。また、新築に伴い定員の拡大を図るほか、市民要望の高い産休明け保育を含むゼロ歳児保育を実施するほか、延長保育についても検討してまいりたいと考えております。次に、環境問題についてのご質問でありますが、初めにごみ処理施設整備事業の地元町内会との協議についてでありますが、町内会は昨年12月16日に住民が最も危惧しているダイオキシン類についての勉強会を衛生工学専門家を招いて開催しております。勉強会では焼却施設のダイオキシン類発生抑制技術、施設建設前の環境影響調査と公害防止協定等の必要性について、詳細な説明を受けたとお聞きしております。また、2月25日と一昨日、3月3日には、苫小牧市と札幌市発寒のごみ処理施設を視察し、その際、札幌市においては施設の近隣町内会役員とも懇談するなどして、施設の環境に与える影響等についての調査を行っております。町内会はこれらの取り組みの積み重ねを踏まえ、近々、会員の意向調査を実施する予定と報告を受けております。市といたしましては、町内会の取り組みに協力するなど、誠意を持って積極的に対応し、地域の皆さんのご理解が得られるよう引き続き努力してまいりたいと考えております。次に、生活系家庭ごみの有料化についてでありますが、道内都市では室蘭市、滝川市、伊達市など、また、後志管内でも仁木町、倶知安町などで実施しており、全国的にも有料化する自治体が増加する傾向にあると承知しております。この有料化導入は、昨年実施した事業系ごみの場合と同様に、家庭ごみの減量が期待でき、このことは循環型社会形成の基本の1つである「ごみの発生抑制」に寄与するものと考えられています。本市としても、ご指摘のごみ処理施設整備事業費などとの関連を含めて、検討すべき課題として、先般第2次改訂を行った新行政改革実施計画においても、今後取り組みを進める項目に位置づけをしております。いずれにいたしましても、市民に新たな負担を求めるものでありますので、道内他市の動向などにも留意して慎重に対応してまいりたいと考えております。次に、リサイクルセンターでの資源物処理の状況についてでありますが、現在は毎月20日間、月曜日から金曜日に1日平均約 4,000世帯を対象に、収集した約4トンの瓶・缶・ペットボトル・紙パックの選別処理を行っています。次に、月2回の収集地区拡大の対応についてでありますが、現在、収集・選別の作業を行っていない土曜日に収集と選別作業等を実施することにより、業務実施日がひと月に4日間ふえて、新たに約1万 5,000世帯の対応が可能となりますので、現施設で十分対応できると判断しております。次に、地球温暖化対策についてでありますが、市民の皆さんのご意見をいただきながら 「環境に優しい小樽、市民ルール」を策定いたしました。このルールの市民周知の第一歩として、本年2月1日に啓発リーフレットを市内全戸に配付いたしました。新年度においては地域説明会のほか、ルール推進の市民組織の設置などを通じて、市民参加で、その普及啓発と進行管理を図ってまいりたいと考えております。この市民組織では、普及啓発の手法などについて検討いただくとともに、地域や職場のリーダーの方を対象とした学習会を実施し、環境配慮行動を広げていく人材の育成に努めてまいります。また、温室効果ガス排出量削減のための実行計画についてでありますが、市民ルールと同様に、温室ガスの削減のため、具体的には職員1人ひとりが日常業務の中で省エネルギー、省資源、グリーン購入の3つを指針として率先行動することを定めようとするものであります。本市では、昨年8月から市の温室効果ガス排出実態調査などの作業を進めており、平成11年度には二酸化炭素換算で約4万トンの温室ガスが排出されていることが把握できましたので、現在、各部局において削減目標について調査検討中であり、新年度の早い時期に計画を策定する予定であります。以上です。