みんなの議会

小樽市議会 平成12年第3回定例会 2000年9月13日

今後の取り組み方について

2000年9月13日、小樽市議会の一般質問で、大畠護議員が「今後の取り組み方について」質問し、市長 山田勝麿、環境部長 大津寅彦が答弁しました。

質問者
大畠護 議員
答弁者
市長 山田勝麿、環境部長 大津寅彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 大畠護

平成12年第3回定例議会に当たり、一般質問をいたします。質問に当たっては、前の質問者と重なる部分があると思いますが、通告をしておりますので、通告どおり質問いたします。初めに、ごみ埋め立て処分の有料化についてであります。昭和52年に塩谷4丁目に開設されたごみ最終処分場は、本年6月をもって23年間使用し、その役目を終えました。また、新たに桃内2丁目に、埋立計画期間が15年の新埋立処分場を総事業費67億円の巨額を投資して建設。7月1日から埋め立てが開始されたことは御承知のとおりであります。この新しい処分場をいかに長い期間使用することができるかが、市民1人1人に与えられた大きな課題であります。私たち消費者は、毎日の暮らしの中から出る雑排水やごみの処理方法をめぐって、これは生活を守る身近な環境問題として、お互いに戒め合って、その意識を高めながら、ごみの減量化、自然環境保護に努めなければなりません。市は市民に対して、これらの啓蒙活動をさらに推し進めなければならないと思うのでありますが、今後の取り組み方についてお尋ねいたします。次に、ごみ事業の概要についてお尋ねいたします。ごみを大きく分けると家庭系と事業系の2つに大別され、ここ数年、事業系の増加が著しく、その処理に要する費用が増大しているというが、過去10年間の廃棄物処理場埋め立て実績はどのようになっているのか、お尋ねいたします。また、平成11年決算による清掃事業原価計算による、ごみ関係部門の収集に関する直営と委託業者とを比較して見ると、管理部門配賦額、部門総原価は委託業者のそれぞれ約 3.3倍、また部門直接原価や部門原価はトン当たり約 2.4倍となっております。議会や委員会などでも委託業者と直営とのこの格差がたびたび指摘され、改善を求められているのでありますが、いまだ解決されておりません。市長にお尋ねいたしますが、この格差をどう受け止めておりますか。行政も経費節減のために積極的に取り組まなければ、市民からの理解は得られないと思います。ごみの収集の直営事業を見直し、民間に委託すべきと思いますが、いかがですか。あわせて市長のお考えをお聞かせください。次に、新処分場の埋め立て開始について、住民からの訴えでございます。去る9月1日、桃内に住む1人の住民の方が市民クラブの控室を訪ねてきました。その方の話によりますと、埋め立てが開始されてまだ2カ月も経過していない処分場に関する内容でありました。8月27日の朝に写したという平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録埋め立て現場の写真を持ち、地元町会と小樽市が取り交わした協定書の環境保全対策第4条、4悪臭対策のごみ埋め立て処分後の即日覆土の実施に関する事項の違反行為ではないのかとのことであります。また、新焼却場の建設には同意をしたが、それはあくまでも小樽市のごみの焼却場であり、広域処理の焼却場は認められないとのことでもあります。さらに、桃内川の水を利用している農家や同河口付近での磯まわり漁の異変などであり、行政に対する不信感や怒りの訴えでもありました。市長にお尋ねいたしますが、迷惑施設の建設に同意をしていただいた地元町会、住民の皆さんとは、市はこれからも長年にわたっておつき合いをしていかなければなりません。新聞の報道によると、環境部は市が取り交わした協定書の確認事項の内容についても、市と住民の認識の違いを強調し、協定書を取り交わした際には説明不足だったといえば、そうかもしれないとも報道されているが、これらの内容がもし事実とすれば、余りにも市民や住民を愚弄した市の対応ではないのか。市は桃内町会、地域住民に対して、改めて協定書の内容について誠意のある説明をする必要があると思いますが、いかがですか。市長の御所見をお聞かせください。また、桃内川流域の農・漁業関係者から、汚水処理水との因果関係について問題があるのではと疑われております。徹底した調査・分析が必要であり、結果を関係者に対して説明する必要があると思いますが、いかがですか。お答え願います。汚水処理については、将来にわたって厳重な水質管理と設備管理が必要であります。市長はこれらについてどのような考えをされておられるのか、お答えください。8月30日に開かれた厚生常任委員会において、北後志ごみ広域処理場の建設に当たり、事務的なタイムスケジュールの報告がなされました。建設に当たって、初めに「桃内ありき」で物事が進められているのではないのか。協定書の第2条第2項に「甲は、センターに新たに廃棄物処理施設を設置しようとするときは、あらかじめ乙に協議するものとする」と記されているが、地元住民の理解は得られているのかもお尋ねいたします。次に、事業系ごみ有料化についてお尋ねいたします。事業系一般廃棄物と産業廃棄物について。人間は便利なものをどんどん工夫、開発するが、同時に、要らないものまで残して公害問題まで発生しています。経済が高度成長を遂げ、社会資本が充実すればするほど、産廃が増大する悪環境を繰り返すのであります。今では、人間はごみとかかわらないで生きていくのは、できない時代と言ってもいいのではないでしょうか。とりわけ人間生活から出るごみ、汚水は、みんなの負担で処理しなければならないことは承知のところであります。これと同様に産廃についても、国民の生活や文化の向上に貢献した残骸として発生し、その処理のために巨額の事業費をかけて山を切り崩して処分場や焼却場などを建設し、処理をしているのが現状であります。また、本年7月1日より実施された事業系のごみの有料化は、市民や事業関係者に大きな戸惑いを与えたことは、6月の議会でも論議されたところであります。その後も寄せられる苦情や怒りは、ごみの排出量の大小にかかわらず、その声は絶えることがありません。収集業界の関係者の話によると、今までは業界内で料金のダンピング競争があったために、規定の料金を大幅に値下げを強いられていたのが現状であり、経営も苦しかった。有料化を契機に業界として適正な料金に戻し、お客さんとは十分協議をして理解を得、料金設定をし、契約を結んでいるなどであります。また、ごみを大量に排出している事業者からは、このままではごみ料金のために会社経営に多大な影響を及ぼすという危機感から、ごみの減平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録量化に積極的に取り組んでいるという話も聞くところであります。一方、市内には 7,000件とも 8,000件とも言われる事業所のうち、 4,500から 4,600は従業員数3人以下の少量排出業者であります。その業者は小樽市指定ごみ袋、事業所別に色分けされた袋を購入し、それを利用しているのでありますが、余り利用されていないように見受けられますが、これらはどのような状況にあるのか。さらに、少量排出事業者に対する市の指導はどのようになっていますか。あわせてお尋ねいたします。次に、ごみ埋め立て処分手数料及び焼却処分手数料についてでありますが、本年第1回定例議会において、ごみ処分手数料などに関する条例改正案が議会に提出され、可決されたことは承知をしております。今年6月に関係者に配布された、ごみの有料化を知らせるパンフレットに記載されている料金一覧表の処分費用は何を基準にして設定されたのか、お尋ねいたします。7月から実施された有料化、わずか2年数カ月で手数料が約2倍に値上げを予定しておりますが、公共料金がこんな短期間に値上げされた例があるのか、お尋ねいたします。先ほども申しましたように、ごみを排出する業者も 「有料化は時代の流れで認めるが、今、減量のため努力を、始めたばかり。値上げしても、もうしばらくの期間的余裕を与えてほしい」との切実な声が寄せられているのであります。市長はこれらの多くの声をどのように受け止め対処するお考えか、御所見をお聞かせください。次に、祝津漁港副港についてお尋ねいたします。祝津漁港に接する副港は、昭和51年、漁港の整備によって支障物件になった祝津マリーナ、市立ヨットハウスなどの代替港として建設されたことは御承知のとおりであります。この地域、水域は全国・全道に先駆けて海上レジャー発信地でもあり、設備も整い、その後の各地のマリーナ建設のモデルケースとして、多数の関係者の視察が相次ぎました。また、市立ヨットハウスにおいては、青少年の健全な育成の場として現在も利用されております。しかし、漁港の整備が進むに伴い、海流の変化によって、ここ数年来、2月から3月の大しけによって副港内、(通称)マリーナに大量の岩石が流入し、港内が使用できない状態が毎年続いております。道に対して、しゅんせつを依頼しているのでありますが、しゅんせつ状況はどのようであったのか、お尋ねいたします。また、毎年のことですが、4月のマリーナやハーバーのオープンにしゅんせつが間に合わず、不便を来しているのが現状であります。一方、観光シーズンが始まると、小樽港から祝津漁港まで観光遊覧船が就航しますが、祝津港の発着場が一定せず、遠いなどの理由から、利用客から不評を買っております。市長にお尋ねしますが、祝津地域の観光振興の立場からも、副港整備には観光船の発着場も含めた防波堤の抜本的な整備方を道に対して提案をしていただきたいと思うのでありますが、いかがですか。市長の御所見をお聞かせください。質問の最後に、祝津前浜の整備についてお尋ねいたします。初めに、旧小樽水族館の残骸。昭和33年、北海道博覧会が札幌を主会場に開催され、第二会場として小樽港と祝津前浜に新たに市立小樽水族館を建設し、多くの人々で両会場がにぎわっていたことがまだ記憶に残っております。その後、水族館は昭和49年に現在地に移転し、同時に社名を株式会社小樽水族館公社に変更し、小樽市は資本金の51%を出資したのであります。しかし、移転をした跡地の整備は小樽市の責任で整備をしなければならないのに、26年を経過した現在も、いま平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録だ当時の構築物や残骸が放置され、今年の夏には悪臭を発生する藻が大量に発生し、地域住民の方から市に苦情が寄せられております。この跡地整備の責任は経済部の所管であります。市長は、かつて経済部次長としてかかわった時期もございます。市長、一度現地の状況を御自分の目で確認してください。いかがですか。そして、これらの後始末をどのようにするつもりか、市長のお考えをお聞かせください。また、この地域は昭和38年に国定公園小樽海岸に指定された地域でもあり、関連の法律によって開発や環境、景観の保護などが厳しく規制されていることは今さら言うまでもありません。また、当時の施設の一部を生けすとして利用し、長年地先で営業を続けてこられた方が今年廃業されました。この施設もまた荒れ放題であります。行政がみずから手本を示さなければ、民間の協力は得られないのではありませんか。いかがですか。国定公園にふさわしい海岸公園地域に整備を願うものであります。市長のお考えをお示し願います。再質問を留保し、質問を終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

大畠議員の御質問にお答えいたします。初めに、ごみ処分有料化に関連して御質問がありました。ごみの減量についての市民啓発についてでありますが、今年度から新規に実施しました資源物収集の全市実施などの施策の推進には、何よりも市民の理解と協力が必要であるということで、地域住民説明会の開催、それから、ごみゼロ広報の発行、さらには市民ニュースによる広報活動、各種リーフレット等を利用して市民への周知に努めてまいりました。今後もこれらの手法の積み重ねのほか、インターネットの活用、環境にやさしい市民ルールなどの方法を駆使して、市民啓発、周知の徹底に一層努めてまいりたいと考えております。次に、事業系廃棄物排出量の推移についてでありますが、平成2年度において約3万 7,000トンであったものが平成11年度には約6万トン、約 1.6倍強となっております。この間、平成5年度は3万 9,000トン、8年度は5万 1,000トンとなっていますが、とりわけ平成7年度においては前年度より 7,000トンの大幅増加の4万7,000 トンとなっております。なお、今年度かなりの量の減少傾向が見られることから、今後の動向に注目してまいりたいと考えております。次に、路線ごみの直営収集と委託収集の経費の格差についてでありますが、これは主に収集人員の体制の差によるものであります。直営人員体制については、これまでも逐次見直しを行って、その経費の節減に努力してきており、今年度も6名を減員しております。路線収集ごみの運搬先が桃内最終処分場へ移行したことによる運搬時間延長ということもあり、路線収集運搬体制全般について見直しを行う中で、直営と委託の体制についても今後検討してまいりたいと考えております。次に、桃内の最終処分場に関連しての御質問でありますが、最初に桃内町会との協定についてでありますが、この協定書は、桃内町会から提示された原案について、市と町会の検討委員が協議して集約したもので、締結後に町会全世帯に写しを配布しております。より十分な理解を得るため、今後説明会の開催について町会と協議していきたいと考えております。平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録次に、汚水処理水との因果関係についてでありますが、住民説明会の折の発言等により概要を承知しておりますが、一部は既に専門家等に調査を依頼しているほか、その状況と原因の調査の方法等について照会等を行っております。速やかに専門家等による調査を実施し、その結果について町会関係者にお知らせするとともに、対策が必要な場合は、その対応策について町会と協議を行い、地域住民の疑問の解消に努めてまいりたいと考えております。次に、汚水処理水の水質管理についてでありますが、最終処分場の浸出水処理は長期にわたり高水準の水質管理が必要なことから、高度・最新の処理機能を有する設備を導入したものであり、これを万全に維持管理していくことにより、法定の維持管理基準はもとより、町会などと協定している基準を満たすことができるものと考えております。次に、新焼却処理施設建設の地元住民の理解についてでありますが、桃内に施設建設を決定したものではなく、建設第一候補地として地元住民の方々に対し、これまでの経緯や広域処理という新しい要素の説明等を町会役員会の了解のもとで行っているものであります。今後も説明会の開催や協議を重ねて、地元の皆さんの理解が得られるよう努力してまいりたいと考えております。次に、ごみの少量排出事業者の指定ごみの使用状況についてでありますが、この袋による収集・運搬を行う一般廃棄物収集・運搬許可業者の業務体制が、現状では大口排出者の対応に追われていることや、店舗併用住宅では生活系ごみと業務用ごみとの分別が難しい状況や、環境部の指導も、制度のスタートに当たって、中心市街地の事業者を重点的に指導したこと等から、必ずしも当初予想した利用とはなっていない状況にあります。今後、許可業者の対応も徐々に増大することが期待できますので、生活系ごみとの分別の徹底と指定ごみ袋の使用について、商店街や業界団体の協力を得て説明会を開催し、また事業所訪問などのきめ細かな対応により、その普及に努め、公平な負担を目指してまいりたいと考えております。次に、ごみ処理手数料等の算定基準についてでありますが、これはそれぞれの処理経費について原価計算を行い、その処理原価に基づき、大型粗大ごみ等の生活系ごみについては処理原価の2分の1の額を、事業系一般廃棄物については事業者処理責任の観点から生活系ごみの 1.5倍の額を、産業廃棄物については全面排出事業者処理責任の観点で処理原価額をもって、それぞれの処理手数料等の算定根拠としたものであり、道央主要都市の同種の手数料額と比較しても、かなり低い金額となっております。また、この手数料額等を即時適用した場合の負担を軽減する趣旨で、平成12年度から14年度の3段階実施としたもので、短期間での大幅値上げをいたしたものではありません。段階的実施期間の延長については、有料化を開始してまだ2カ月余りでありますので、現在のところ考えておりません。次に、祝津漁港の副港についてでありますが、ここ2年ほど連続して、冬期間のしけにより、港の出入り口付近に岩石が堆積し、漁港管理者である北海道がしゅんせつしたところであります。なお、しゅんせつにつきましては、昭和58年度から必要に応じ実施しておりますが、平成11年度は 660立米、12年度には 366立米の堆積土砂を処分したものであります。今後とも状況の把握に努め、適宜北海道に対し、しゅんせつを要請してまいりたいと考えております。次に、防波堤の改修についてでありますが、手法としては防波堤の延長やかさ上げなどが考えられます。しかし、平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録これらの実施に当たっては、漁場への影響などが懸念されますので、今後地元業者や漁協など漁港利用者の意向を聞き、北海道と協議してまいりたいと考えております。次に、祝津前浜の整備についてでありますが、この地域の環境整備につきましては、これまでも不法投棄された廃棄物の撤去や転落防止さくの設置などの整備を進めてきたところであります。御指摘の旧水族館の工作物等につきましては、景観上好ましい状況ではありません。先日、私も現地を視察しましたが、今後とも地権者と協議をしながら整理をしてまいりたいと考えております。以上です。( 議長、9番」と呼ぶ者あり)「

再質問 9番 大畠護

2~3点再質問いたします。まず、ただいま答弁をいただきました処分場の埋め立てに関して、住民の訴え。お話を聞いていますと、塩谷のごみ処分場と全くダブって聞いたのです、私は。といいますのは、過去に塩谷において住民と協定を結んで、行政みずからその協定書を破っている経過がございます。例えば、その1つに汚水の問題がございました。この方のお話を聞きますと、農家の方が桃内川の水を利用して、イチゴに水をかけた。株数も言っておりました。全部枯れてしまった。場所を変えてまたやったけれども、同じだった。今まではこういうことはなかった、そのようなことでございました。もう一つ、桃内川の河口で今年のウニの漁が実入りが非常に悪い、河口付近。これも漁師さんのお話でございます。ということをお話をしておりました。そうしますと、工事の関係も長かったし、あるいはまた、特に5月から小樽の場合はウニ漁が始まっております。もしかして、これらとも何か因果関係があるのかどうなのか、この点を私も心配をしております。そのようなことから、この住民の方も大変心配をされております。疑っております。それらのことから、水質管理についても十分管理をし、そしてまた疑いを持っている方々には、関係のある方々には十分な説明をしていただきたいと、そのように思っております。塩谷の二の舞は絶対避けていただきたい、このことだけは市長にも私の方からも強く要望するところでございます。特に汚水については、隠しパイプをつくり、夜間、タイマーをつけて塩谷川に放流をしていた経緯がございます。これは記録を見ますと、昭和54年には当時の塩谷のガス会社に - ガス会社は沢水を利用して工場の中で使っていたと。その補償金を支払っております。二度とこのようなことのないようにお願いをしたい。しないだろうと思いますけれども、お願いをいたします。また、ごみの飛散の話もしておりました。これは覆土に関することなのですけれども、このことについては、ごみの飛散については、伍助の農家の方が本当に苦労しておりました。キツネの発生、ネズミ、カラス。歌の文句ではないけれども、何とかが種まきゃカラスがほじくると、あのとおりだったそうです。そのようなことから、平成6年か7年ですか、新たにまた飛散防止のネットを張った経緯がございます。あるいは、この桃内については、市街地からかなり山の中に入っております。それだけに目につくことも少ないだろうと思いますけれども、くれぐれも塩谷の件を参考にして安全対策をお願いしたいと強く望むところでございます。平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録それから次に、祝津漁港についてでございますが、ただいま市長の答弁では平成11年、12年それぞれ、11年は660 立米、12年は 360立米のしゅんせつをしたと。このしゅんせつの場所が問題なのです、市長。しゅんせつの量ではないのです。確かに毎年、防波堤の外のテトラが漁港付近の入り口に波で流されて、それはしゅんせつをしております。ここに私が調査をしました1992年、平成11年です、2月27日の状況がございます。これは本来なら2メートル以上あるところの港の中が、ひざまで立つのですよ、ひざ下なのですよ。ひざまで立つのです。だから、今までとはこの2年間は違いますよ。これはなぜかといえば、防波堤を保護している消波ブロック、これが全部目詰まりしてしまったのです。そのために、2月、3月の大しけで防波堤を乗り越えて港内の中に入っているのです。入り口ではないのです。これは当時の原課の課長さん、同じ私の調査資料を、海の中も陸上も写真をつけて渡しております。だから、入り口付近というのは違うのですよ、市長。だから、問題があるよということなのです。そしてまた、大型のヨットにおいては、おもりが随分長いのです。約2メートル近くある、長い船では。底を突っかえて壊した船もあるのです。そのような状況ですから、この際、観光船の発着場も含めて抜本的な改修をできないだろうかと。そのことを道に提案をしていただきたいと。これはもっともっとすごくなるだろうと予想しております。そんなことで、この点についてももう一度お願いいたします。それから最後に、祝津浜の前浜の整備。これはもう、またかと皆さんもお思いでしょう。しかし、これもひどいですよ。本当にひどい。地権者と相談をして。これは、がけは国ですよ。ここのトイレについては、一度直しているのです。直したというのは、修復をしているのです。私は取り壊したらどうだと言っているのです。ところが、当時の担当の次長さんは、いろいろ言っておりましたが、これはブロックを積んだだけです。ブロックを積んで、そのブロックにがけと同じような色を塗ったのですよ。結果どうなっていますか、今。崩れているのですよ、市長。市長さん先ほどの答弁で現地を見たということで、おわかりだと思います。シロクマのこのがけは、まだこのとおりですよ。がけに白い屋根がついているのですよ。地権者は国ですよ。トドのダイビング、このとおりです、まだ。当時、ガヤやヒラメや、底ものを蓄養して見せていた船入り場がございます。ここに堤防を築いているのですよ。これもそのまま。その後、地主さんがヒラメの養殖のためにということで、ある市内の業者にお貸ししました。それは、かさ上げしているのですよ。その結果どうですか。その業者の方は、もう商売をやめております。今年は20センチ以上を超える藻が、悪臭を発する藻が発生しているのです。それは環境部の方で整理をしております。一方、ここに天望閣、水族館、もう一つお店の名前がございます。ここの看板を立てるに、これは同じ、目と鼻の先ですよ。デザイン課の指導を受けて、これは別件でございます。そして、こういうふうにしたらいいのではないかということで、慎重に協議を重ねてつくった看板ですよ、これ。同じ敷地内ですよ。そして、このたび水族館の駐車場の看板が見えないということで、一番下に下げました。これもデザイン課と協議をして、デザイン課の指導のもとでやっているのですよ。同じ地先ですよ、市長。片や26年間放置ですよ。国定公園ですよ。その辺のことを十分協議をしていただきたい。地権者と協議をするというのは、これは生けすの問題でしょう。去年まで使っていた生けすの問題が、今、放置平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録されておりますから。地権者というのは、あとそこだけでないですか。あとは、がけは国ですよ。そして、せっかくあれだけの 6,000平米、約 1,800坪の新たに岩石が寄って、市民の憩いの場所ができました。大変、人が集まっております。これらも整備されれば、もっともっと景観を生かした本当にすばらしい、名実ともにすばらしい国定公園の一角を担うものではないかと大変期待をしているところでございます。市長の答弁をお願いいたします。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

汚水処理水との因果関係につきましては環境部長からお答えしますけれども、汚水処理の関係、水質管理につきましては、これは大事な問題ですから、御指摘のとおり、これは十分注意して万全を期していきたいと思っています。それから、漁港の関係は、ちょっと場所の問題といいますか、よく質問の趣旨が理解できていなかったものですから、よく原課と原部の方と相談して対応したいと思います。それから、祝津前浜の問題につきましては、何もやらないというのではなくて、整理をしていきたいと、こういうふうに申し上げました。それで、今お話あったように、トイレの問題、シロクマのがけの問題、これは何か屋根を取れば、がけ崩れが起きるのではないかという現地の人の話もありまして、そんな話も聞いてきました。それから、地権者が違う部分もありますので、そういう方々とも協議しながら整理をしていきたいということでお話し申し上げておりますので、御理解願いたいと思います。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 環境部長 大津寅彦(環境部長は2001年3月まで)

大畠議員の桃内の最終処分場の水処理に関連しての再質問にお答えを申し上げます。1点目の浸出水処理施設の管理のことについてですけれども、今のお話の中にありましたように、伍助沢での経験が、ああいったような一種のトラブル、事故を起こしたことが、その後の処分場の運営に非常な面で支障状況になったということを肝に命じておりますので、今お話ありましたように、管理には万全を期していきたいというふうに思っております。具体的にあった野菜の水かけのお話ですとか海の状況が変化しているという話は、既に私どもも承知をしておりまして、一部はもう既に調査を依頼している部分ありますし、先日も定期の浸出水処理施設の放流にあわせて河川で採水をして、水質検査にもう既に手をつけておりますので、そういった状況について結果が判明次第、関係の方にお話しをして、よくお話し合いをさせていただきたいなというふうに思ってございます。それから、2点目のごみ飛散の問題でありますけれども、幸いなことに埋立処分場で今処分をしているのは、埋め立て処分の一番低い部分でございますので、比較的あそこの網が有効に働いていまして、かつての伍助沢であるような形でのごみの飛散というのは基本的にないというふうに、地元の方からもそういったことの指摘は受けておりません。なお、これから徐々にごみの埋立処分場が上部の方へなってきますと、網を超えるような状況、あるいは風の状況というのもございますので、十分気をつけて、これは委託業者も含めて我々も含めてですけれども、管理には十平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録分配慮して、そういった環境汚染になることのないようにしてやっていきたいというふうに思っております。以上でございます。

出典:小樽市議会 平成12年第3回定例会 2000年9月13日 議事録 PDF(131ページ) 間違いを知らせる