みんなの議会

小樽市議会 平成12年第3回定例会 2000年9月12日

米空母「キティホーク」の入港に関して

2000年9月12日、小樽市議会の一般質問で、北野義紀議員が「米空母「キティホーク」の入港に関して」質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏、環境部長 大津寅彦が答弁しました。

質問者
北野義紀 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏、環境部長 大津寅彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 24番 北野義紀

日本共産党を代表して質問します。初めは、小樽の平和と安全の問題です。最初に、米空母「キティホーク」の入港に関して質問します。今回の入港に関する市長や助役のコメントを見る限り、従来どおりバースの使用を許可するのではないかの危惧を抱かせます。従来の許可条件のポイントである核兵器搭載の有無はアメリカ領事館や外務省に問い合わせ、アメリカ側から事前協議がないから核兵器は持ち込まれないものと判断するということで 「キティホーク」の入港許、可となるのではないか、この心配です。第2回定例会の一般質問で私は、アメリカの艦船や航空機が日本の港や空港へ立ち寄るときは、その艦船や航空機に搭載されている核兵器の日本への持ち込みは事前協議にならないとの日本政府とアメリカ政府合意の公文書がアメリカで新たに公開されたことを示して、事前協議がないから核兵器の持ち込みはないというこれまでの根拠は成り立たないことを指摘をいたしました。市長はこの事実に対し 「米艦船の入港の際には事前協議が行われてい、ないと承知しているので、核兵器を搭載しての入港とは考えていない」との答弁でありました。また、市長は同じ定例会の本会議での私への答弁で、故小渕首相や森首相と我が党の不破哲三委員長のクエスチョンタイムの議事録を引用しながら 「安保条約関連の取り決めは『岸・ハーター交換公文』及び『藤山・マッカ、ーサー口頭了解』のみであり、いかなる密約も存在しないと2人の首相が答弁しているので、自分から言うことはない」と、肝心な答弁を避けておりました。我が党はこの市長の答弁は 「核兵器の搭載艦であれば、当然容認す、るわけにはいかない」と2定の答弁で述べておりますけれども、こういうことであれば、核兵器搭載艦の小樽入港平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録を事実上認めるものになることを指摘せざるを得ません。第2回定例会後、8月30日付朝日新聞は、1960年の安保改定の際に日米両国政府が結んだ秘密合意の全容を、アメリカ国務省の文書をもとに報道しました。これによると、両国政府の秘密合意は、核兵器を積んだアメリカ艦船が日本に寄港したり、朝鮮半島有事で日本国内の基地から出撃したりする場合には、日本との事前協議は必要ないとの内容を明記している。ここまで事実が明らかになっても、市長は事前協議がないから核兵器の持ち込みはないと判断されるのか、お答えください。次に 「キティホーク」の装備並びに艦載機の種類と装備について伺います。、「キティホーク」の主要装備であるシースパロー8連装ランチャーMK29は、最新の装備と判断して間違いないか。そうであれば、これは最新のミサイルで、同時に敵国沿岸地域を攻撃できる戦術核兵器ではないかの疑いがあります。説明してください。「キティホーク」の艦載機は78機ですが、どんな戦闘機を積んでいるか、お答えください。また、その戦闘機の装備は何か。核兵器を装備することができると言われておりますが、この点についても説明願います。また 「キティホーク」の小樽港への入港の背景を市長はどう認識されているか、お尋ねいたします。、3年前の「インディペンデンス」のときは、南北朝鮮の緊張が続いていた時期でした。今回は全く逆に、和平に向けて離散家族の面会に見られ、あるいは今回のシドニーオリンピックで統一行進と、こういう画期的な前進がかち取られ、その継続が期待されています。こういう時期に、日本政府の外交といえば軍事一本やりで、憲法に反する「ガイドライン関連法」の成立で日本を戦争に巻き込むことは、アジアの平和な流れにさお差すものです。今回の「キティホーク」の小樽港への入港は、日本周辺有事の際、この小樽が巨大空母の基地となることを意味するもので、極めて危険なねらいと言わなければなりません。市長は、きっぱりと「キティホーク」の港湾施設使用を断るべきです。あわせて、こういうアジアに平和の流れが強まっているとき、オーストラリアの艦船もアメリカと一体となって演習を繰り返している実績があるわけですから、アジアの平和の流れに逆行するもので、断るのが当然です。お答えください。次は、この7月25日に「周辺事態安全確保法 、地方公共団体、民間の協力の「解説」が政府から示されたこと」に関してです。昨年示されていた「解説案」と比べ、地方自治の本旨が2つの点で大きく踏みにじられています。1つは 「周、辺事態法」第9条第2項の協力の依頼にかかわってです。自治体が管理する港湾の使用許可を既に得ている民間利用者がいるにもかかわらず、後から米軍が使用を申請してきた場合、その調整に国が初めから関与できることを明記いたしました。案の段階では、自治体と民間業者の2者間でまず調整し、それが不調に終わった場合は国が民間業者に米軍の優先使用を依頼するとされていました。ところが解説では、国、港湾管理者及び民間船舶の3者間で、それぞれの意向を踏まえつつ調整を行うことがあり得ると変更されました。調整を自治体、民間任せにしないで、国が初めから積極的に介入できる仕組みを明記いたしました。「インディペンデンス」のときの当時の市長は、民間船舶の使用に障害とならないといって入港を認めました。しかし現在では、関係者がみんな承知しているように、木材運搬船の船会社と日程調整がつかず、1隻を苫小牧港平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録に回してしまったことは皆さん御承知のとおりです。平時にしてこのありさまですから、商業後回し、軍事優先になっているのではありませんか。民間会社は、政府から頼まれれば嫌とは言えないのが現状です。まして、戦争状態になったらどうなるかは明らかではありませんか。軍事優先でないというなら 「キティホーク」の港湾使用を、きっぱりと断って、小樽は平和な商業港であると証明すべきです。お答えください。2つ目は、解説案になかったことですが、地方議会が戦争協力拒否の決議をした場合、また住民請求などで協力拒否がなされた場合も、戦争協力を拒む理由にならないという、まことに乱暴で、ここにも地方自治の本旨を踏みにじることを明記いたしました。地方分権といいながら、憲法を踏みにじる米軍の戦争に地方自治の本旨を踏みにじってまで協力させようという政府のやり方に対して、市長はどういう考えをお持ちか伺います。次は、我が党が提案した「非核港湾条例 (案)についてです。」まず、我が党の提案した条例案についての市長の見解を求めます。我が党も参加している「原水爆禁止小樽協議会」がこの間行ってきた核兵器廃絶を求める「ヒロシマ・ナガサキからのアピール」にこたえる賛同署名が11万筆を超え、市民の7割に達しました。運動が始まった当時の志村市長、林助役をはじめ、当時の小樽市の三役全員も署名しています。我が党の提案は、党派や思想・信条の違いを超えて、これだけ多くの市民が望んでいる核兵器廃絶にこたえることは、行政と議会の責務であるとの立場からです。また、我が党は一貫して 「核兵器廃絶平和都市宣言」にふさわしく、小樽港に核兵器を積んだ艦船の入港を断、るべく 「非核証明書」の提出を求めるよう歴代の市長に要求してまいりました。山田市長に対しても同様の提案、をし、その実現を求めています。これに対して山田市長の態度は、先ほど紹介した事前協議にこだわる不十分さを持っている一方で 「核兵器の搭載艦であれば当然容認するわけにはいかない」と、非核平和の立場からも重要な、答弁もされています。これを真に実効あるものにするために、議会の側から市長答弁を実現しようというのが我が党の提案であります。この点で、市長の核兵器搭載艦の入港を認めないとの態度を真に実現するためには、条例を制定することが有効、 、と考えます。条例化すれば 「周辺事態法」第9条が「法令及び基本計画に従い」とうたっているわけですから小樽市の条例に関係行政機関の長、港湾の場合は運輸大臣も従わざるを得ません 「非核港湾条例」は、小樽港に。核兵器を持ち込ませない確固とした保障となるものです。各党各会派の皆さんの賛成をぜひお願いするものです。この問題の最後に伺いたいのは、1977年のジュネーブ条約追加議定書で、無防備地域や文民への武力攻撃を禁止していることを活用する問題です。憲法の「平和に生きる権利」を国際的に保障しているのが、この追加議定書です。政府はまだこの追加議定書を批准していませんし、これまで議定書は実効性がないなどと言われてきました。しかし昨年、国際刑事裁判所の設置に関するローマ条約が締結されて、実効性を持つ基盤ができました。小樽市が「無防備地域条例」を制定すれば、これを根拠に、戦争へ協力するすべての艦船の入港や、公共・民間問わず施設の米軍や自衛隊の使用を拒否することが可能で、市民の命と安全、財産を守ることが確かな保障となるわけです。この無防備条例について、市長の考えをお聞かせください。第2の質問は、ごみ焼却場の広域化、安全性についてです。平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録ごみ焼却施設は、北後志5カ町村を加え、国・道言いなりに広域化・大型化で対応することに続いて、設置場所も桃内地区が現段階では第1候補と、8月30日の厚生常任委員会で明らかにいたしました。まず、広域化に関連して幾つか尋ねます。第1は、住民との関係です。7月24日に桃内町内会役員と、8月10日に桃内住民との第1回の話し合いが行われ、これから何回かの会合が予定されていると聞いています。町内会からの返事は、広域連合規約を第4回定例会に提案する関係から、11月末から12月初めを市として期待しています。この住民説明会の中で出された疑問について報告してください。その中に、今年2月1日に締結された桃内町内会との協定書に反して、ごみ埋め立ての覆土の不十分さも指摘されました。この協定書の環境保全対策の悪臭対策の項では、ごみ埋め立て処分後の即日覆土の実施がうたわれています。言うまでもなく覆土とは、ごみを埋め立てたら、その上に土をかぶせて、ごみを見えなくし、においも出さないようにするということではないでしょうか。住民から指摘された時点での現状はどうであったか、御説明ください。我が党議員団は、私と古沢、中島各3人の議員で、ごみ回収が休日の9月2日に現地を視察してまいりました。生ごみ特有の悪臭があたり一帯に立ち込めているのに加え、ごみ回収車がごみを直接捨てる箇所は、その日のうちに仮覆土の場所までごみを運ぶことになっていますから、本来、作業終了後、その場所にはごみはないはずですが、ごみ袋が大量に放置されたままになっていました。また、仮覆土を終えた一帯も、至るところでごみ袋が頭を出し、カモメが群がっていました。一番ひどい箇所は、回収車がごみを捨て、その場所からブルドーザーで埋め立てる箇所まで運ぶ、その一帯です。つまり仮覆土の場所です。ごみが押されるときに袋が破れ、ごみがむき出しになるのでしょうか。ここはまさにカモメが一段と群がり、さながらえさ場の様相を呈しており、とても即日覆土とは言えるものではありませんでした。新聞報道によれば、即日覆土の解釈をめぐって住民と小樽市が対立しているようですが、現状のままで済まそうというのでしょうか。そうであれば、協定に照らし、住民の立場からはとても我慢ができないし、約束違反と指摘が出るのは当然のことです。新聞報道から10日たっていますが、市長は6日に現地を視察したようですが、この実態をどう御覧になりましたか。また、協定書に照らして、どのような対策を講ずべきとお考えか、お聞かせください。次に指摘しなければならないことは、広域化に関し、桃内住民への説明の態度です。まず、今年11月末から12月初めにかけての期限を区切って桃内の住民に他町村のごみを受け入れるか否かの返事を求めている問題です。第2回定例会で 「焼却場設置箇所については 『北後志地域廃棄物広域処理連絡協議会』で相談した後でなけれ、 、ば関係住民に説明できない」と答弁していました。これに対して我が党は 「設置場所の最終決定との関係で、余、りにも住民への説明期間が少な過ぎる」と指摘しておきましたが、この心配が現実のものになっています。最終処分場にごみ焼却場建設の了解を求めたときは 「小樽市内のごみだけだ」と住民に説明し、了解をいただ、いていました。ところが市の態度は、小樽市単独の焼却炉建設を認めたのだから、北後志のごみを持ってきても大した量ではない。搬入車も大した台数ではない。圧倒的多くは小樽のごみなのだ。そんなに大きな違いはないのだ平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録と言わんばかりです。先を急ぐ大もとには、焼却場建設が小樽市単独から広域連合に変更したために、この規約を関係市町村が今年の第4回定例会に提案するためには、何としても建設場所を12月初めまでには決めなければならない事情があります。なぜこういうように先を急ぐのか。補助金との関係が大もとにあるのではないでしょうか。この態度は覆土の解釈をめぐる見解の相違となった市の態度とも共通する住民軽視であり、許されないと思いますが、お答えください。次に、焼却場を広域処理で対応することについて尋ねます。厚生省は 「ごみ焼却施設から排出されるダイオキシン類が周辺住民に不安を与え、社会問題化しており、ごみ、焼却施設からのダイオキシン類の排出削減が緊急の課題となっている」との認識から 「ごみ排出量の増大に伴う、最終処分場の確保が難しくなっている。リサイクルの必要性の高まり、ダイオキシン対策の高度な環境保全対策の必要性等、適正なごみ処理を推進するに当たっての課題に対応するため、今後ごみ処理の広域化が必要である」と一方的に結論を引き出し、ダイオキシン類削減対策のうち恒久対策の1つとして、ごみ処理の広域化の推進を打ち出しました。しかし、このダイオキシン対策としての広域処理は、小型焼却炉にダイオキシン類発生の原因を求めるものであ、 、り 「廃棄物処理法」が規定するごみ処理4原則の1つである同一市町村内処理を前提に、ごみの減量化、分別リサイクルを行うという、ごみ問題解決の方向に全く逆行するものです。日本と同様に焼却を中心にごみ処理を行っているデンマークでは、塩化ビニールの使用を禁止しています。厚生省の方針の最大の問題点は、塩素源を遮断する発生源対策が欠落していることです。地球環境を守るグローバルな視点でのごみ問題の世界の流れは、資源を浪費し、ごみを出し続け、増大させることは許さない。ごみになるものはつくらないし、つくらせない、こういう方向です。この世界の流れに沿えば、将来のごみの量的・質的変化に対応できる柔軟な施設、小回りのきく小型炉の一層の開発こそ求められています。また、ごみが減少すれば、高価な大型の処理システムは不要になり、財政負担だけが自治体と住民に押しつけられる結果となります。事実、初期の段階で厚生省の言うとおりにごみの広域化・大型化をやった自治体で、ごみの減量化が本格的に始まったら、3つ用意した炉を1つしか使わなくても十分対応できるということで、運営費あるいは償還費の圧迫に苦しんでいることは幾つもの事例が明らかにしています。この我が党の見解への市長の答弁を求めます。旧来の焼却施設建設時には予想されなかった新たな複雑な事態がダイオキシン類を発生させているのです。市長の見解を求めます。次は、最新の焼却炉で安全が果たして保障されるのかについて尋ねます。まず、高温で24時間連続操業で焼却すれば、ダイオキシン類は分解して消えてしまい、安全だという説明です。伺いますが、ダイオキシン類が高温で分解したら、どういう物質に転化するか説明してください。多くの化学者は、ダイオキシン類の分解の後にどんな物質ができているのかが心配だと既に指摘を始めています。仮にダイオキシン分解後に有機塩素系の物質が少しでもできているならば、そのような物質の多くは化学的には発がん性のものが多いと指摘しています。ダイオキシン類だけに目がいってしまって、高温溶融でダイオキシンはなくなりましたといっても、その後に人間に対して慢性毒性を持つ物質が生成されている可能性があるならば、この平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録処理法は安全とは言えません。ダイオキシン類分解後の安全性が確認されていない焼却炉建設に市長はどんな見解をお持ちか。関係住民の安全を守るためにどういう対策をとるのか、あわせてお聞かせください。次に、広域連合の幾つかの問題点について尋ねます。第1は、第2回定例会の一般質問でも伺いましたので詳しくは触れませんが、地方自治法の広域連合に定めていることで現在報告できることがあれば、お知らせください。第2回定例会では「検討し、議会に報告する」と約束していたのですから、お願いします。しかし、8月30日の厚生常任委員会では、広域連合についての報告はありませんでした。第4回定例会に規約を提案するということですから、この第3回定例会に原案を示し、議会側の意見を聞くことは最小限のことではないですか。お答えください。第2は、広域連合議会の選挙と各市町村ごとの構成をどうするつもりか伺います。これらについては、既にさきの代表質問で何人かの方が伺って、答弁を聞いています。しかし、広域連合は自治権の侵害になる面も非常にあるわけですから、市長が議会に報告する、こういう約束をしている関係上、現在検討している結果、また途中経過であっても報告してください。答弁を広域連合ができてからということで責任を預けた各町村ごとの広域連合議会の議員の配分数は一体どうなるのか。この議会にとっては大変関心の強い問題なのです。これを今度の議会に報告しないで、12月の第4回定例会にぼっと提案したって、審議のしようがありません。詳しく説明することを求めます。次は、介護保険の問題です。今年4月から介護保険がスタートして5カ月経過しました。市長に伺いますが、この5カ月を総括して介護保険の問題、介護保険のどこが問題か、改善を要すべき課題は何であると認識されていますか。我が党はこの間の最大の問題は、サービス費用の1割を自己負担する利用料が重い負担となって必要な介護が受けられない、あるいは今まで受けていた介護を返上もしくは回数を減らさざるを得ないという深刻な問題となってあらわれていることだと考えています。この我が党の問題意識に市長はどういう認識をお持ちか、お聞かせください。この問題にどう対応し、どう解決するかは、介護保険問題に対する基本的態度が問われる重要問題だと考えます。それは、介護保険が介護のためにつくられたものなのに、介護が受けられないというのは制度の根本的な矛盾であって、何をさておいても解決しなければならない問題だからです。それにもかかわらず、森首相は「極めてスムーズに介護保険はスタートしている」と国会で答弁しています。この態度は、介護保険の中心問題から目をそらしているとしか言いようがありません。この政府の態度からは、4月から始まった介護保険は、5カ月たって何の問題もないから、この10月から新たに65歳以上の人から保険料を徴収しても構わないとの結論しか出てきません。これに対する市長の見解を求めます。次に、介護保険を申請しても、実際にサービスを受けられるかどうかは、認定審査のハードルをクリアしなければなりません。介護認定を申請した方々は 4,213人ですが、自立と認定された方は 165人で、申請者の4%です。訪問介護や、あるいは訪問看護を受けたいとの希望が門前払いをされた人たちです。これらの方々のうち、軽度生活援助サービス、生きがい対応型デイサービスを利用されている方もおられますが、市として「自立の方でも利用することができます」と積極的に宣伝しないのはどういうわけか、説明してください。平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録また、生きがい対応型デイサービスも、介護保険利用者でいっぱいになれば、自立者は利用できなくなるのです。自立者と認定された人は本来、介護を受けたいと願った方ばかりでありますから、その希望がかなえられるように小樽市としても対策をとる必要があります。見解をお聞かせください。次に、認定審査に使用されるコンピュータソフトに欠陥があり、とりわけ痴呆の状態が正確に反映されないことも大問題となりました。小樽では1次判定で自立と認定された人は 193人でしたが、2次判定、つまり審査結果で要支援、要介護と変更になった人は47人に及んでいます。小樽の認定審査会で審査員の人たちが実態に合わせて、介護が必要な方には介護を受けさせようと努力をされた結果であって、我が党としてこういう努力に敬意を表するものです。同時に、介護認定のあり方の改善が必要なことを示しています。市長はこの問題にどういう見解をお持ちでしょうか。当初、在宅介護サービス利用者を 3,447人と予想していましたが、現状は1,400人程度です。こうなった原因は何であると市長は考えておられるか、お聞かせください。要介護度ごとにサービス費用の限度額が決められています。小樽市ではサービス利用料の現状はどうなっていますか。また、これまで我が党が何回か資料の提出も求めても明らかにしないこと、在宅サービス利用者の利用料金の平均は幾らで、訪問通所サービスの支給限度額の何%利用しているかの問題です。いくら申請が1カ月あるいは2カ月おくれであっても、介護保険開始から5カ月たっているのですから、いまだにつかんでいないということは許されません。道のアンケートに対しては、ショートステイの利用者が減少していることや、特別養護老人ホームやデイサービスが不足していると回答しているのですから、課題ごとにはつかんでいるはずですから、答えられないということはありません。お答えください。以上、介護保険開始後の幾つかの問題点を指摘しましたが、これらはいずれも利用料の負担が大変な負担となっていることを教えています。政府が即刻、住民税非課税の方の利用料の減額・免除制度を創設することは緊急の課題です。また、利用料の自己負担の限度は3%に抑えることも必要です。政府は特別対策として、訪問介護を利用したことがある高齢者や障害者を対象に、3年間あるいは5年間の時限措置として3%にしていますが、これだけでは不十分です。東京・武蔵野市では、ホームヘルパーの利用料を3%に引き下げたところ、利用者が急増しているとのことです。こうした他都市のすぐれた経験に学ぶことが必要です。我が党は、この議会に議案第33号 「小樽市在宅介護サービス利用奨励手当支給条例案」を提案させていただいています。この提案は、政府が国民の要望にこたえて国庫負担率を引き上げ、これらの対策を講ずるまで小樽市として当面必要なことと考えての提案です。市長の見解をお聞かせください。市長は 「特別養護老人ホームを70床増床する」と答弁していました。ところが、我が党の調査では、北海道は、小樽から増床の希望はないとの認識です。一体どうなっているのか。その進捗状況についてお聞かせください。次は、10月から始まる65歳以上の1号被保険者の保険料の徴収についてです。この8月末に通知書を受け取った方々がびっくりして、市に問い合わせが、電話や直接来られた方も含めると、9月1日現在 788件にも及んでいるとのことです。先ほど指摘した利用料の高負担で多くの方が苦しんでいるのに、この改善もしないで保険料の徴収を本格的に開始することは許されません。しかも、年金から強制的に天引きする、こういうことは許されることではありません。政府に対し保険料徴収の改めての延期を提案し、市長は政府に要求平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録すべきと考えますが、お答えください。最後に、学校適正配置計画について尋ねます。本定例会に議案第30号 小樽市立学校設置条例の一部改正で、石山、東山、住吉各中学校の来年4月1日をもって廃校にすることが提案されています。また、廃校を前提にした補正予算も提案されています。これに関連してですが、8月31日に開かれた学校適正配置特別委員会に配られた資料で、中学校の適正配置の方法、いわゆるアンケートに基づく第3案でいくということを教育委員会として議決したのは、この8月2日となっていました。伺いたい第1は、3月の第1回定例会でアンケートの結果から適正配置の方法を第3案でいくと表明して以来、8月2日まで時間がかかったのはいかなる理由によるものか。具体的に、かつ詳しく説明してください。第2は、中学校の廃校という重要な問題を、8月2日の小樽市教育委員会の議決を待たないで、6月15日に3つの中学校の廃校を前提に北海道教育委員会に要望書を提出するなど事を進めたのはいかなる理由によるものか、説明してください。学校適正配置特別委員会では 「要望書の提出は教育委員会の了解を得て行った」と答弁していますが 「地方教、 、育行政の組織及び運営に関する法律」をはじめ、関係法令のどこを根拠に正式議決前に事を運んだのか、説明してください。、 。第3は、市教委自身が再三にわたり 「父母の意見を慎重に検討し、参考にしていきたい」と答えていました意見や要望は聞くが、その一方でこの3学期に行われたアンケートの第3案どおり事を運ぶというのでは、これは意見は聞くけれども、自分の考えたとおりにやらせてもらいますということで、親の教育権を軽んずる背信行為になるではありませんか。教育に携わるべき者がとる態度ではありません。いかがでしょうか。第4に 「子どもの権利条約」との関係で、子供の意見表明権あるいは親の教育権をどう考えているか尋ねます。、同条約第3条は 「子供にかかわるすべての活動は、子供の最善の利益が第一次的に考慮される」と定めています。、また第12条では 「子供に影響を与えるすべての事柄については、子供の見解が正当に重視される」とうたわれて、います。これに照らせば、学校適正配置の目的を子供にもわかるように説明する責任が市教委にはあります。この「子どもの権利条約」の立場で考えなければならないわけですが、市教委のやり方は拙速過ぎ、子供の意見表明権あるいは親の教育権を踏みにじるやり方で、人類が総意でつくり出した教育の最新の到達点を無視するもので、王道に立ったやり方とは言えません。日本共産党は、教育の基本を踏み外し、行政改革に位置づけ教育予算を削減する学校統廃合は白紙撤回し、30人学級実現、いじめ、不登校、学級崩壊の解決、老朽危険校舎の改築をはじめ教育予算の大幅増額などを含む教育の総合計画を教師、父母、地域関係者などの合意で作成し、小樽の教育を進めることを強く求めます。改めて提案し、見解を求めます。少なくとも多くの父母が適正配置を前提にしつつも、せめて1年延期し、子供や父母の意見をよく聞いて進めてほしいという正当な願いにこたえるのは最小限のことです。見解をお聞かせください。再質問を留保して終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

北野議員の御質問にお答えします。初めに、小樽の平和と安全について何点か御質問がありました。まず、空母「キティホーク」の寄港計画についてでありますが、従来から米艦船の入港に当たりましては、港湾機能への影響、入出港時の安全性とあわせて、核兵器などの搭載の有無を外務省及び在札幌米国総領事館に照会をし、慎重に判断しているものでありまして、今回もこれまで同様の対応により慎重に検討して判断したいと考えております。なお、従来の外務省に対する照会に対しましては、外務省からは「事前協議がない」と、こういう返事が来ておりますので、そのことは核の持ち込みはないと判断せざるを得ない状況でございます。次に 「キティホーク」の装備でございますけれども、艦載機についてでありますが、私どもといたしましては、、これらの具体的な情報を持っておりません。次に、寄港計画の背景についてでありますが、小樽港寄港の目的は、現在入手している情報によりますと、通常入港としており、乗員の休養・親善と認識しておりますが、小樽港寄港計画の背景には米空母の基地化であるという御指摘でありますが、私どもとしてはそういう認識はしておりません。次に 「キティホーク」とオーストラリア艦船の港湾施設の使用についてでありますが 「キティホーク」につき、 、ましては先ほど申し上げたとおりでありますし、またオーストラリアの艦船につきましては、まだ正式な文書が届いておりませんが、事実関係が判明すれば必要な措置について対応してまいりたいと考えております。次に 「周辺事態安全確保法」の解説に関連し、御質問がありました。、まず、小樽港についての考え方でありますが、小樽港につきましては常々申し上げておりますとおり、平和な商業港としての発展を期すものであり、この考えは何ら変わるものではありません。したがいまして、今回の「キティホーク」につきましても、港湾機能への影響も判断要素でありますことから、関係業界等の意向を十分把握しながら検討してまいりたいと考えております。次に、今回示された「周辺事態安全確保法」の解説についてでありますが、これは昨年7月に発表された「解説案」に各自治体から寄せられた質問や意見を集約し、見直ししたものと認識しております。また、この法律の第9条は 「我が国周辺地域における我が国の平和と安全に重要な影響を与える事態 、いわゆ、 」る非常事態だと思いますけれども、自治体に対して求められる協力については、その時点においてケース・バイ・ケースで対応を考えなければならないと思っております。次に、今定例会に提出されました「非核港湾条例」についてでありますが、我が国は非核三原則を国是としております。市といたしましても米艦船の入港に当たりましては、その都度、外務省及び米国総領事館に核搭載の有無を確認し、対応しておりますので、今後もこの考えを堅持してまいりたいと考えております。次に、ジュネーブ条約追加議定書の無防備地域の条例ということでございますけれども、その具体的内容については十分承知しておりませんので、今後勉強してみたいと思います。次に、ごみ焼却場の広域化、安全性についてお答えをいたします。最初に、住民説明会で最終処分場に関連して指摘された事項についてでありますが、1点目は、河川改修後の桃内川に昨年からアオゴケが長く生えるようになっている。2点目は、桃内川河口付近でカモメの死骸が多くなって平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録いて、河口付近の海藻の枯れが目立つ。3点目は、少量の降雨でも川の濁りと泡が立つ。4点目は、桃内川の本支流の合流地点で水を採取しているのは、だれが何の目的で行っているのかというものでございました。これらの指摘につきましては、環境部において既に調査等に着手しておりますが、1点目は、水道局水質試験所の所見によりますと、指摘のアオゴケは小樽の河川で通常生息しているもので、自然河川では川底の石やせせらぎのせいで長くなりませんけれども、コンクリート構造に改修した場合に長くなることがあるとのことでありました。2点目につきましては、後志支庁及び鳥獣保護員に調査を依頼済みで、カモメについては道の環境科学センターで死骸の解剖等の調査を行っております。3点目は、9月8日の汚水処理施設放流水の定期水質検査にあわせて、町会役員立ち会いのもとで桃内本支流4地点で採水し、現在水質検査中です。4点目の河川水の採水は、工事期間中の土砂の河川流入をチェックするため環境部の職員が行っていたもので、工事完了の3月末で終了しています。これらの結果につきましては、逐次町会側にお話をしておりますが、全体を整理して近日中に住民の皆さんにお知らせする予定にしております。次に、覆土についてでありますが、説明会での指摘は、毎日の覆土が不十分で、ごみが全体的に露出しているので、ごみが見えなくなるまで覆土すべきというものでありました。埋め立て開始直後は早急にごみ搬入路から堰堤までの区域の埋立区域の整斉を行うこととの関係もあり、毎日の覆土はごみの飛散を防止する程度として、ごみの埋め立てが 2.5メートルの厚さになった段階で50センチの完全覆土を行うという計画で作業を行っていました。住民から指摘された段階では、投棄したごみを転圧した区域では、覆土はごみを全面的に覆う状況でなかったとの報告を受けております。次に、毎日の覆土についてでありますが、住民からの指摘後に直ちに覆土作業改善について検討を行った結果、埋立区域の基盤づくりを急いで、ごみを投棄する部分を最小限にし、それ以外の区域は、ごみが露出しない状態までに覆土を行うこととしました。その状況については私も現地で確認しており、その際には、ごみを投棄する区域についても投棄終了後の覆土の徹底を指示したところであります。覆土量を増やすことは今後の埋立量に直接影響しますので、現在、毎日の埋立区域を狭くするためのごみ搬入路の工夫や、ごみ投棄終了後の覆土と防臭対策などについて検討させており、引き続き改善に努力してまいりたいと考えております。次に、広域化等の住民説明の期間についてでありますが、厚生常任委員会で説明いたしました日程は住民説明についての目安として申し上げたものであり、地区住民に期限を切ったものとは考えておりません。委員会での説明でも、日程は8月下旬段階のものであり、今後「広域ごみ処理推進協議会」での議論や住民合意との関係で変更もあり得ますので、その場合の弾力的対応についても申し上げておりますので、御理解いただきたいと思います。次に、共産党のごみ処理の考え方についてでありますが、廃棄物の処理については、これまでの発生した廃棄物を衛生的・効率的処理する基本から、廃棄物の発生抑制、再使用、再生利用を基本とする方向に転換してきていることは、この3要素を基本思想とする「循環型社会形成推進法」が成立したことからも時代の流れと認識しております。小樽市としても、このような時代の方向に留意して廃棄物処理行政を推進してまいらなければならないと考えております。次に、ダイオキシン類の高温分解についてでありますが、ダイオキシン類については解明されていない部分も多平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録く、詳しくは承知しておりませんけれども、構成元素が水素、酸素、炭素及び塩素でありますので、高温処理により大部分は二酸化炭素、水、塩化水素になり、施設から排出された後は再合成しないとされています。次に、小型焼却処理施設とダイオキシン類の発生の関係についてでありますが、 100トン未満の施設においても、最近の施設の性能ではダイオキシンを大型処理施設と同様に制御可能と承知しております。現在、国等が進めようとしているのは、ダイオキシン類制御に効果的な24時間連続運転に必要なごみ処理量確保との関係で、施設を集約して広域処理を行うことと理解をしております。次に、焼却処理施設とダイオキシン類の安全性との関係についての見解ということでありますが、現在、国が採用している施設整備の技術性能指針は、国内外で現在確立している最新・最高のものを採用しておりますので、当然これらの性能を備えた施設整備を行うとともに、整備後も技術の進歩に応じて施設の改修整備を行い、その運転・維持管理も含め、安全面において万全の体制で臨みたいと考えております。次に、広域連合の規約で規定する項目についてでありますが 「広域連合設置協議会」においてこれから検討協、議することとしております。協議会での検討経過については厚生常任委員会に報告をし、御意見を伺ってまいりたいと考えております。次に、広域連合議会議員の選挙などについてでありますが、広域連合議会議員の選挙については、これまでの先進広域連合等では直接選挙で行ったケースは皆無のようでありますので、構成市町村議会における選挙による方向で今後検討協議を行うことになるものと考えており、議員の定数や市町村への割り振りも同様と考えております。また、広域連合長は知事の設置許可後、議員同様に構成市町村長の投票により選出することになるものと考えております。次に、介護保険について何点かのお尋ねがありましたが、初めに介護保険の問題点等についてでありますが、1つにはこの制度の趣旨や目的が十分理解されていないことが挙げられます。これまでも住民説明会や広報紙などを通じて周知に努めてまいりましたが、複雑でわかりづらい点がありますので、制度の内容等について再度周知するため、9月15日号の広報おたるで保険料について特集記事を掲載するとともに、10月には介護保険をわかりやすく説明した記事を含め、保健・福祉の事業やサービスを紹介する冊子を全世帯に配布する予定としているところであります。また、このほか、介護認定の1次判定の改善や低所得者対策などについても課題と考えております。次に、利用料負担に伴う利用抑制についてでありますが、ケアマネージャーからも利用料負担を考えてサービスの利用を控えるケースも一部にはあると聞いております。これは従来の措置制度のときに負担がない、あるいは低い負担だった方には、負担感が大きくなったことによる自衛的な動きであろうと考えております。また、国におきましては、制度開始後5年以内に保険給付の内容や水準、保険料等の負担のあり方など、制度全般に関して検討を加え、必要な見直しを行うこととしておりますので、その際には地方自治体や介護現場の意見も十分取り入れていただきたいと考えております。次に、自立者支援事業についてでありますが、4月から「軽度生活援助サービス 「生きがい対応型デイサービ」、ス 「生活管理指導短期宿泊事業」を新たに実施しているところでありますが、これらの事業については、2月に」、実施した住民説明会や広報おたる3月号の介護保険特集で周知を図ったところであります。平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録さらに、要介護認定の結果 「自立」と認定された方全員に対し、認定結果の通知にあわせて自立者支援事業に、ついてお知らせをしております。また今後、10月に全世帯に配布予定の冊子の中でも、自立者支援事業について周知することとしております。次に、介護認定で自立となり、介護保険のサービスを受けられない人への支援についてですが 「自立」と認定、されても援助を必要とする人には、1人1人の生活実態に基づいて必要とされるサービスを提供することは、介護予防の観点からも重要なことと認識いたしております。このため、従来から実施してきた高齢者福祉サービスに加え、4月から新たに「自立者支援事業」を実施していますが、今後これらの事業について、高齢者の実態や利用状況を見ながら内容の見直しや拡充を検討していきたいと考えております。次に、介護認定についてでありますが、介護認定をより公平かつ適正に行うためには、訪問調査員や介護認定審査会委員の研修を充実したものにするとともに、痴呆の問題を含めた1次判定ソフトの改善や認定基準の明確化などが必要であると考えています。なお、国におきまして、2次判定をより適切に行うための変更事例集を市町村に配布するとともに、12年度中に高齢者の介護の実態調査を実施し、13年度以降、具体的な改善方法を検討するなど、1次判定のあり方について検討を進める予定であると聞いております。次に、在宅サービスの利用者が少ない要因についてでありますが、介護認定を受けた人の中にも、家族等で介護できる間は介護サービスを利用しないケースや、身体の状態が悪化して入院しているケースもあり、また利用料の負担感に伴う利用の抑制などが考えられます。なお、在宅サービス利用者については、4月と5月の状況を見ますと増加傾向にあります。次に、在宅サービス利用者の利用料の平均等についてでありますが、サービス事業者から国保連に請求したレセプトに返戻等が多かったことから、全体の正確な把握が難しかったため、お示しできませんでした。まだ実態を正確に反映しているものではありませんが、5月のデータでお答えしますと、在宅サービス利用者の利用料の平均は5,198円、また訪問通所サービスの支給限度額に対する利用率は約30%となっております。次に、共産党提案についてでありますが、低所得者対策につきましては、全国市長会を通じて抜本的に検討し、国費による恒久的な対策を速やかに確立するよう国に要望しているところであります。また、先ほどお答えいたしましたが、国におきましては制度開始後5年以内に必要な見直しを行うこととしておりますので、その際に地方自治体や介護現場の意見も十分取り入れていただきたいと考えております。また、御提案のありました手当の支給は、本市の財政状況や他の施策等との関係もあり、難しいものと考えております。次に、特別養護老人ホームの整備計画についてでありますが、小樽市高齢者保健福祉計画では1カ所の整備が必要として、平成15年度から16年度の2カ年計画で70床の整備計画を後志支庁に提出いたしましたが、後志圏域の調整で最終的に管内の未設置の町に設置することに位置づけられたところであります。市といたしましては待機者の状況を踏まえ、平成14年度中に見直しをする北海道介護保険事業支援計画の期間中においては、最優先で整備させていただくよう要望しているところであり、平成16年度までの設置に向けて努力してまいりたいと考えております。次に、保険料の徴収についてでありますが、1号被保険者の負担軽減など、特別対策として保険料を半年間徴収平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録せず、その後1年間半額にしたところであります。また、第2号被保険者は既に4月から介護保険料相当分を負担しており、負担の公平性を欠くことから、国に要求することは考えておりません。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

北野議員の御質問にお答えします。初めに、中学校適正配置計画の実施計画の決定までの経過についてですが、当初の実施計画案では、平成13年4月1日実施を前提に全学年一斉移行を目指しておりました。その後、関係各学校、地域における意見及びアンケート調査等の結果について検討し、第3学年の母校卒業を前提とすることといたしました。また、そのことについて6月の特別委員会での御論議をいただき、地域にも提示をし、さらに教育委員会での調整、市長部局との協議を行い、今議会に条例提案のため8月2日に決定したものであります。次に、教育委員会の議決前に進めているということですが、適正配置計画実施案の進め方については、その都度お諮りし、了承、支持を得ながら進めているものであり、さらに市長部局とも協議を重ね進めてきたものであります。次に、父母の意見に対する対応についてですが、このたびの実施計画は、保護者、地域及び教育関係団体から提出された御意見等を十分検討し、参考にしながら、変更すべき事項は変更し、追加すべき事項は追加して策定したものであり、再度の説明会などにおいては総体的には了承が得られたものと判断しております。なお、実施に向けて「関連校連絡協議会」を設置し、各学校の協力のもと、今後取り組む中で配慮できるものは配慮していきたいと考えております。次に、子供の意見表明権と親の教育権についてですが、実施方法などについてアンケート調査を実施するなど、子供や親の意見を聞いているところであります。これからも学校を通じて実施計画を説明するなど、児童・生徒の意見を聞いてまいります。次に、学校適正配置計画の撤回などについてでありますが、この計画は、これまでも保護者、児童・生徒及び地域関係者の御意見、御要望などを踏まえながら策定したものでありますので、撤回できないものと考えております。次に、30人学級についてでありますが、現行法上の問題もあり、国において実現されるよう、引き続き関係機関を通じて要望してまいります。次に、いじめ・不登校などの問題についてでありますが、現在これらについてはスクールカウンセラーの配置のほか、関係機関と密接に連携して取り組んでおりますが、今後とも、ともども努力していかなければならないものと考えております。次に、教育の総合計画についてでありますが、教育委員会としては 「21世紀プラン」に基づき各種施策の実現、に向け努力してまいります。最後に、実施期日についてですが、これまでも各学校や地域に対し、説明会やアンケート調査に基づく修正などを行っており 「関連校連絡協議会」を設置するとともに、各学校で実施の取り組みを進めております。教育委員、会としては、実施に当たっての適切な対応のため、今議会に条例の審議や必要な予算について提案しており、計画平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録どおり進めてまいりたいと考えております。( 議長、24番」と呼ぶ者あり)「

再質問 24番 北野義紀

再質問させていただきます。初めは 「キティホーク」と小樽港の安全の問題です。、第1点は、入港の目的は友好・親善と乗組員の休養のためということですが、これは名目上の理由にすぎません。「キティホーク」という艦船は、1961年の就役以来、平和とは相入れない行動を行ってきた艦船です。ベトナム侵略戦争、とりわけ1965年から72年の8年間にわたり、トンキン湾から北爆で中心的な役割を果たしました。アメリカのスパイ船「フエブロ号」が北朝鮮にだ捕されたとき、日本海で作戦を展開し、アジアに緊張をもたらしました。90年代だけに限って見ても、92年から93年にかけて、いわゆる平和強制部隊として、アフリカ・ソマリアでの軍事作戦に参加しています。その直後の93年1月には、イラク爆撃でこれまた中心的な役割を果たしたことは多くの方が承知している点です。94年の……( 空母だからしゃあない」と呼ぶ者あり)「北朝鮮制裁問題では、北朝鮮をにらんで「インディペンデンス」とともに西太平洋地域での2隻態勢を確立し、艦載機だけでも 156機で日本海で作戦を展開いたしました。96年には、日本の海上自衛隊も参加した環太平洋合同軍事演習、いわゆるリムパックですが、これに参加し、そのままペルシャ湾作戦に参加しているわけです。このように 「キティホーク」の役割は危険極まりないものです。、今、自民党の小林議員が「空母だからしゃあない」という不規則発言がありましたが、空母だからこういう行動をとるのは当たり前だから危険だと言っているのです 「周辺事態法」が昨年成立させられたもとで 「キティホー。 、ク」をはじめアメリカ艦船が小樽に寄港中、日本周辺で有事が発生したということになれば、そのままの出撃となるではありませんか。このことは小樽が出撃基地とされると同じことです。この点からも絶対に港湾施設の使用を認めるべきではありません。答弁を求めます。第2点は 「キティホーク」艦載機の種類と装備について、先ほどの答弁では「承知していない 、木で鼻をくく、 」った答弁ですよ。とんでもない話だと思うのですよ。これから慎重に検討するというのですけれども 「キティホ、ーク」そのものの装備や艦載機の装備について承知していないで何を検討するのですか。不謹慎極まる答弁だと指摘せざるを得ません。だから、承知していないというふうに言うから、私から指摘をします。「キティホーク」艦載機の種類は5種類です。F14トムキャット20機、FA18ホーネット36機、EA6Bプラウラー4機、E2Cホークアイ4機、ES2ABバイキング6機、対潜水艦ヘリ・シーホーク8機、合計78機です。そこで、これらの艦載機の主要装備は何か。これはアメリカがホームページを開いているし、私は英語はわかりませんから、ホームページを開いても読むことができません。市役所には有能なスタッフがいるのですから、ホームページを開いてそういうのをなぜ調べて返事をしないのですか。問題は、これから艦載機がどんな装備を持っているか、とりわけ核兵器の有無についてどうなのか、これを極めないで検討したなどということには絶対なりませ平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録ん。お答えください。、 。第3点は 「キティホーク」そのものの装備についてです。ミサイルは最新鋭のシースパローではないですかこれはNATO諸国が共同開発したコンパクトで軽量のNATO製式シースパロー8連装発射機MK29と言われるものです。このミサイルは劣化ウラン弾も使用するのではないですか。劣化ウラン弾とは、原子炉の使用済み核燃料やウラン濃縮の際の廃棄物として得られる天然ウランよりも、天然ウランのウラン 235の含有量が低いウランを使用する爆弾です。湾岸戦争のとき 「キティホーク」が主要な艦船となって、ここからイラクの強固な建物や強、固な地下建造物を破壊するのに使用され、その破壊力が極めてすごいということが実証されたと当時報道されていたではありませんか。その直後にイラクの領土に入ったアメリカ兵の多くが、その後、劣化ウラン弾の放射能を浴びていたことは、マスコミでも大きな問題となって報道されたではありませんか。こういうマスコミで広く報道されていることを考えれば、核兵器の疑いがあるというふうに判断するのは当然ではないですか。第4点は 「キティホーク」は戦闘行動だけでなく、空母自体が一連の事故を引き起こしています。これをどう、承知しているかという問題です。マスコミで報道されただけを拾って見ましても、次のような事故が発生しています。1つは、1965年12月、南シナ海を航海中、機関室で爆発事故、2名死亡、28名が負傷。2つ、73年12月、フィリピン沖で機関室で火災が発生、6名が死亡。3つ、81年9月、艦載機が着陸に失敗、格納庫に入ろうとしていた他の戦闘機に衝突、1名死亡、2名負傷。4、83年1月、ワシントン沖でカナダの駆逐艦と衝突。5、同年11月、カリフォルニア沖でアメリカの艦船と衝突事故を起こす。6、84年、チームスピリット84に参加中、日本海でソ連海軍のビクタークラス潜水艦と衝突事故。7、94年7月、房総半島沖で艦載機の着艦事故で他の飛行中の艦載機が帰還できなくなり、急遽、神奈川県厚木基地に深夜着陸で住民に大迷惑をかける。8、同年11月、発進直後に戦闘機が墜落、パイロットが負傷。9つ、96年2月、着艦訓練中の事故で2名死亡。私はマスコミ全部拾ったわけではありませんが、目についただけでも、こういう一連の危険な事故を起こしているのです。艦に着陸する、そのスペースは80メートル余りですよ。そこでしょっちゅう着陸のときに事故を起こしている。それから、発進直後の事故も起こっているのですよ。だから、今指摘した9つの事故を考えただけでも、いつ大事故を発生させるかわからない危険な巨大空母を何で好きこのんで小樽に入れることになるのですか。お答えいただきたい。この問題の最後は 「キティホーク」や艦載機の装備がはっきりしていないということは市長答弁で明白であり、ます。これが明確にならないうちは港湾施設の使用を認めるべきではありません。市長は「核兵器の積んだ艦船の入港を認めない」と答弁しているのですから、市長答弁に照らして当然のことではないですか。お答えください。次に、ごみ処理について再質問します。第1は 「8月30日の厚生常任委員会での説明は、桃内住民への説明に関しては、広域化を受け入れるかどうか、の期限を区切っていない、弾力的だ」という答弁ですが、そうであれば、桃内住民の返答いかんによっては今年の12月の第4回定例会に広域連合規約は提案できないこともある、こう理解してよろしいのか。第2は 「ダイオキシン類が新焼却炉で焼却して分解して二酸化炭素、水、塩化水素になって、排出後は再合成、しない」との答弁でした。それはそうでしょう。分解してこういうのに、物質にその場で分解されたのですから、それが外へ出た途端、また結合して何か有害な物質になるということはないと思うのですよ。私が指摘したのはそ平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録ういうことではなくて、分解した後、大気中に排出される。そのときに大気中の他の元素、化合物と化合して有機塩素系の物質になる危険性はないのかと聞いているのです。お答えください。それから第3は、広域連合を急ぐ理由ですが、補助金のタイムリミットがあるのではないかということについて、再度お答えください。次に、介護保険に関しての質問です。答弁では「国は5年以内に見直しするから、このときに自治体の意見を取り入れるようにしてほしい」と、甚だ腰の弱い姿勢です。しかし、高齢者には5年待っている余裕なんかないのですよ。今すぐ解決しなければならないのです。在宅サービス利用者の利用料金の平均は 5,198円と答弁されました。この額は決められている支給限度額の30%台ですよ。このことは介護が必要な人がお金の理由で介護が受けられないということを示して、限度額の30%しか介護を受けていないということでしょう。全部ではないとただし書きはついていますけれども、これは重大な問題です。この原因は、我が党が指摘しているように、利用料の重い負担が原因です。市長は他の理由と3つ平均的に並べて、利用料の負担が非常に大きな重みを占めているということを隠していますけれども、これはこういうことではありません。だから、我が党の提案には賛成しないというふうに、支給しないというふうにお答えになりましたけれども、政府に対して低所得者の利用料の減免制度をつくらせることや、それまでの間、せめて小樽市独自で支給条例を実現して、こういう方々の切実な老後を生きる上で欠かせないことに配慮する必要はないのですか。そういう温かい市政を実現するつもりはないのか、お答えください。次は、市教委への再質問です。教育委員会の議決前に、なぜ道教委に教育長名で要請書を提出したのか。法令の何を根拠にしたか聞いているのに、法令の根拠について説明がありません 「地方教育行政の組織と運営に関する法律」第26条第1項の規定等に。基づいて、小樽市教育委員会の事務委任等規則の第2条、委任事項で委員会の権限の属する事務を教育長に委任することが定められています。この中に、教育長に委任していることに学校廃校事務は入っていないのですよ。それは承知の上ですね。それどころか第3条では、教育長は委任された事務であっても、重要かつ異例の事態が生じたときは委員会に付議しなければならないとまで言っているのです。あずかってもいない事務を勝手に進めるということはあってもいいのかということです。また、教育委員会事務専決規定では、教育長の権限に属する事務の専決についても必要な事項が定められています。ここで教育長以外の部長などの専決も特例の網がかけられており、いいですか、市議会に関係があるもの、疑義のあるもの、または将来紛議・紛争する、そういう論争のおそれのあるものは除かれているのですよ。だから、教育長に委任されているものでも、これだけの網がかけられているのですよ。そうしたら、こういう精神は、当然教育長が委任されていない、教育委員会の集団議決の審議しなければならないことにも当然適用されている精神だと私は思うのですよ 「教育基本法」の精神から流れてきているわけですから。だから、そういうことに照らして、。教育委員会の議決前になぜ事前の了解があれば、法令の根拠がなくても教育長の名前で公文書を出しても構わないのか、再度お答えください。教育委員会への2つ目、先ほどの教育長の答弁を聞いていたら 「教育委員会に随時お諮りし、了承を得ながら、平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録進めていたのであり、その都度、市長部局とも協議を重ねて推進してきた」と言っているのですよ。私はここに8月31日の学校特別委員会の議事録のテープを持ってきました。これを聞きましたけれども、教育長以下は私が聞いたことに対して 「教育委員会の事前の了解をもらっているから何でもないのだ」と答えているのですよ。今、本、会議であなたが先ほど答弁したような答弁ではないのですよ。何で特別委員会のときと今の本会議の答弁が微妙に違っているのか。同じ質問に対して答弁が微妙に違うということは、何か魂胆があるのではないかというふうに私に疑問を抱かせているのですよ。抱かせたのですから。なぜこういう答弁、事実上修正を図るのですか。私は、けさ担当者に31日の答弁を確認して 「今日の答弁もそういうことか」と言ったら 「そうです」と言うの、 、ですよ。そのこととも違うのです。だから、議会の準備で議員がいろいろ事前に聞くことあるでしょう。そういうことと答弁が異なるというのは失礼な話ですよ。お答えください。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

ダイオキシンの関係については、環境部長からお答えいたします。初めに 「キティホーク」の関係で何点か御質問がありましたけれども、港湾施設の使用を認めるなと、こうい、う御質問でございますが、先ほどからお答えしていますとおり、港湾活動への影響の問題、入出港の安全の問題、核の問題、その他関係業界等の意見の問題、こういったものを十分整理した上で慎重に判断をしてまいりたいと思います。それから、どんな装備を持っているか、艦載機の関係でございますけれども、この艦載機がどんな装備を持っているかについても、もちろん承知をしておりませんので、核問題についての照会のときにあわせて照会をしていきたいと思いますけれども、当然核の問題については、非核三原則ですから、積んでいないと思いますけれども、一応は確認をしたいと思います。次に、シースパローについてでありますけれども、これも劣化ウラン弾を使用するか否かについても、これは把握をしておりません。また、一連の「キティホーク」の事故の問題でございますけれども、この問題と今回の寄港問題とは直接的には関係はないだろうと、こういうふうに思っています。それから、艦載機の装備がはっきりしないうちは認めるべきでないという御指摘でございますけれども、先ほどから申し上げておるとおりでございまして、そういった状況をいろいろ調査の上で慎重に判断したいと、こう思っております。それから、広域連合の規約の関係でございますけれども、もちろん地域住民との問題、あるいはまた「関係市町村協議会」の中での議論がありますので、場合によっては4定では間に合わないと、こういうことも当然あり得ることだと、こういうふうに思っております。それから、介護保険の関係でございますけれども、これは小樽ばかりの問題ではないのですけれども、全国的にこういった問題が生じておりまして、そのことによって介護事業者が非常に苦労していると、こういう実態でもございます。したがいまして、まだレセプトが5月分までしか来ていないと、間もなく6月分が来るのでしょうけれ平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録ども、そういった利用状況というものを十分把握した上でいろいろな対策を考えなければならないと、こういうことでもございますので、1つは国に対して要望することは要望してまいりますし、市としてどうしていくかということについては、今後いろいろな状況、調査等を含めて、その中で判断をしてまいりたいと思います。以上でございます。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 環境部長 大津寅彦(環境部長は2001年3月まで)

北野議員の再質問にお答えをいたします。1つ目のダイオキシンの関係ですけれども、ダイオキシンが分解をして排出をされた物質についてですけれども、現在の知見では先ほど申しましたように、再合成したり他の化合物になることはないというふうにされているということでの知見だということで承知をしておりますけれども、極めて専門技術的なことでございますので、改めて専門機関等に確かめてみたいというふうに思っております。それからもう1点、広域連合の設置時期の関係についての再質問ですけれども、これを含めたこれらの一連の日程につきましては、桃内の最終処分場の埋め立て計画との関係で平成14年に何とか着工したいと、そういうことの中での日程というふうに御理解をいただきたいと思います。以上です。( 広域連合関係ないの」と呼ぶ者あり)「再度申し上げますけれども、事業主体が広域連合ということで想定をしておりますので、その事業主体でもって平成14年度に着工するために一連の日程を一応目標として定めたということでございますので、よろしく御理解いただきたいと思います。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

再質問にお答えいたします。教育長名で文書を出した、そのことについてでございますが、いろいろと各学校の御意見を聞いている中で教職員の不足が懸念されまして、中学校長会、教職員団体よりその増員について要請をしてほしいという依頼が私のところにまいりました。5月中旬までにそういうお話が何回かごさいましたので、5月19日に教育委員会とは別に教育委員会協議会をお願いいたしまして、そこで経過についていろいろとお話をしたのですが、その機会に、校長会から要望書が出た場合に、その取り扱いについてこのようにしたいとお話を申し上げました。その増員要請というのは、委員会でもお話しいたしましたが、標準法からいきますと、3学年2学級になりますと校長を含めて6名ということになりまして、それが標準法の内容でございます。しかし、要望というのは標準法以外に道の負担で増員をしてくれということですので、そのことについては教育委員会の議決ということにはなじまないので、私の名前で要望させていただきたいということで御了解を得ました。その後、5月30日に中学校長会から要望書が出ましたので、6月15日に教育局に要望に伺い、6月21日の教育委員会では議案でなくして、その他の項目でこういう要望書についてお願いをしてきたということを報告したということが経過でございます。ですから、私としましては、教育委員会のいわゆる仕事について介入したという、そういうことは全く考えてお平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録りませんし、教育委員会規則の第4条にあります、突然の場合に第2条の規定で教育長の職務権限でないことも、それについては職務を執行できると。ただし、その場合は直後に教育委員会を開いて了解をとるようにという、そういう規定がございますが、そのことにも触れないものと考えております。第2点の了解ということにつきましては、委員会というのは1対1でとっさに話をしていきますので、その中で御了解をいただきながらといって、今回は了承という、あるいは支持という答弁をいたしたわけでございますが、当然、私は教育委員会のたびごとに今後の見通しと今後の内容、特別委員会でこういうことがお話しされるというようなことについてはお話をし、協議をしていただいておりますので、そのことで御理解をいただきたいと思います。( 議長、24番」と呼ぶ者あり)「

再々質問 24番 北野義紀

再々質問します。まず、市長にお尋ねしますが 「キティホーク」に関してですが、再質問で要望されて、これから「キティホー、ク」あるいは艦載機のそういう装備等についても検討するというふうに理解してよろしいですよね。それで、そういう答弁をなさるなら、なぜ質問通告して時間があるときにジェーン年鑑なりアメリカ軍のホームページをめくって、私が再質問で1回目に指摘した、そういうことぐらいを調べておかないのですか。だから、そういうことを答弁聞いていると、結局歴代市長と同じように、小樽の港に入港する核兵器搭載可能艦について、つぶさに検討して市民の納得のいく、そういう判断をするということをしていないということになるのですよ。私がこの質問をしなかったら 「キティホーク」にどういう種類の艦載機が積まれているか 「キティホーク」の主要装、 、備について何も検討していないということになったではありませんか。こういうことで重大な疑惑が持たれている米空母「キティホーク」の入港を審議するというのは甚だ不可解だと思うのです。それで、先ほどの市長答弁では、外務省に聞いたら事前協議がないということだから、そういう判断をすると。これは今回のことに関してですよね。そうなると、地方自治体の長として、みずからの判断で行うという自主性が何もないということになるではありませんか。装備については情報を持っていないと。外務省に聞いたら事前協議がないから核兵器積んでいないと。答弁の中心はこの2つなのですよ。何も自主性ないということになる。こういうことについて自主的に判断することが地方自治体の長として大変大事でありますから、先ほどの再答弁のとおり、きちっと調べて、それを議会に報告するように強く要望し、答弁を求めます。次に、教育委員会への質問です。先ほどの教育長の答弁は、経過はそうでしょう。私は経過を聞いていたり、あるいは教育長のできる権限でやっただとか、そういうことを聞いているのでないのです。学校の廃校を決めるのは、これは教育委員会の議決事項なのです。議決しないうちに、なぜ我々に教育委員会から配られた配置計画実施計画、これは8月26日の資料、8月31日の特別委員会で配られた資料ですよ。この中の資料の7ページ、ここで教育長の名前で後志教育局に要望書を出して、石山、東山、住吉3校の廃校が決まったかのように、教員を増やしてくださいと言っているのですよ。私はこういうことが越権行為だと言っているのですよ。議論している最中に何で教育長の権限で、教育委員会が議決もしていないにもかかわらずやったのかということを聞いているのです。そして、事前了解とかそういうことを、私は「事前」という言葉を使って聞いたのですよ。このテープに入って平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録いるのは 「事前に了解をいただいたから」と言っているのですよ。ところが、その事前了解ではなくて、何とか、という表現がある。その「事前」を抜かせば、その後の表現どうでもいいのですよ。事前に了解もらったということと違いますよ。教育長がちらっと逃げ道つくったのですよ。教育委員会の定例会議の議事録、これは情報公開をやってもらえる資料なのですよ。この中の3月の議会と4月26日、5月31日、6月21日、7月は休んで8月2日、定例の会議がやられているのです。それで、その都度報告したと。何か了解をもらっているような話しているけれども、そんなことないですよ。4月26日の議事録には報告したとしか書いていないのですよ。審議してどういう議決をしたとか、どういう了解をもらったなんて議事録なんか何もない。5月31日も同じ。適正配置について報告しているだけ。審議したとは書いていないし、どういう結論が出たとも書いていないのです。適正配置について具体的に展開されたのは6月21日。教育長が6月15日付で道教委に文書を出しているのですよ。6月21日の教育委員会の議事録の中に、さっき教育長が言ったように、議案でもない、報告でもない、その他の項目ですよ。ここで何て書かれているか 「川原主幹か。ら後志教育局に対する学校適正配置計画実施に伴う道費負担教職員の加配方についての報告があった」と、これだけしかないのだから、事務報告でしょう、これは。事前に道教委に教育長の名前でやりますよなんていうことを何も言っていないでしょう。だから、いくらあなたがそうやって答弁しても、8月31日の学校特別委員会で事前に了解をもらったからいいのだと答えていたことは、これはうそですよ。事実と違うことを私たちに説明していたということですよ。こんなことで一番子供の教育にかかわる大事な審議ができますか。審議を踏みにじっているではないですか、教育長自身が。私は絶対これは納得できないと。うそをついていたということですから、これは納得できません。わかるように答えてください。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

初めに、艦載機の関係ですけれども、艦載機は何機積んでいるかという問題ではなくて、艦載機に核があるのかないのかというのを全体として確認するわけでございますから、そのことをもって、どうしてもそのものを聞けというのであれば、あわせてお聞きすることについてはやぶさかではないというようなことで申し上げたのですけれども。それから、事前協議の問題につきましては、事前協議がないので、事前協議を盾に市長は核兵器の持ち込みはないと判断するかというので、今までは事前協議がないので核持ち込みはないものと判断してきたと、こういうふうに答えたわけでして、今回の件でなくて従来はそういう見解で来たと、こういうことでございます。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

お答えいたします。北野議員お話しになりました4月、5月、そして8月の教育委員会は、定例会はそうなのですが、5月19日に教育委員会協議会というのを午後5時から7時半ぐらいまでの間、開きました。その中で経過についていろいろ、適正配置の経過についてお話をし、その中でいわゆる教職員の増員要望が出ているので、そのことについては標準法平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録との関係がないので、教育長が要望書を出すので了解をしてくださいと、そういうふうにお話をしたのは事実でございます。ただ、要望書の中に決まっていない3校の名前が載っていたというのは確かに不手際であったと、そういうふうに思います。しかし、今回8月2日に議決をいただいたのは、条例案を提出するということと予算案を提出するということで、市長部局と協議をいたしまして、長と協議をして教育委員会が意見を言う必要がありましたので、それまでの案をとりまして計画としたことでございますので、御理解をいただきたい。( 議長、議事進行について」と呼ぶ者あり)「「

再々質問 24番 北野義紀

市長と教育長から答弁をいただきましたけれども、納得できるものではありません。特に教育長の答弁は、私が指摘していることに、基本問題に答えていません。8月31日の私への答弁は、事実と異なることを答弁しているということになる。こういうことをそのままにして、今議会で議案として提案されている石山、東山、住吉の廃校の問題、あるいは廃校を前提にした関連の予算、こういうのを審議しろということは甚だ失礼に当たることだと思います。この問題をきちっと決着つけていただくように、議会の運営のベテランである議長に強くお願いしておきます。

出典:小樽市議会 平成12年第3回定例会 2000年9月12日 議事録 PDF(91ページ) 間違いを知らせる