みんなの議会

置戸町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月16日

ふるさと納税制度の推進について

2020年12月16日、置戸町議会の一般質問で、佐藤勇治議員が「ふるさと納税制度の推進について」質問し、町長 深川が答弁しました。

質問者
佐藤勇治 議員
答弁者
町長 深川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 佐藤勇治

それではふるさと納税制度の推進について一般質問を行います。本題に入る前に若干前置きになりますが、ふるさと納税については平成26年3月定例町議会で前井上町長に対し同僚議員から積極的に進めてはどうかとの質問を行いましたが、前井上町長については、ふるさと納税そのものに対し懐疑的で、後ろ向きな答弁であったと記憶しております。一方、今年11月、町内4地区で行われた移動町長室では、現深川町長自ら積極的な発言もあり、ふるさと納税制度に対するその思いと新たなふるさと納税制度に対する考え方を率直に伺いたいと思い質問させていただきます。本年8月の新聞報道によりますと、令和元年度の納税寄付額の実績ではオホーツク管内18市町村中、本町は382万円とランキング最下位の記事が掲載されておりました。この制度の趣旨は応援したい自治体に対する寄付をすることにより、その地域に貢献したいという思いと地域の特産品を返礼品としてリターンを受け、また所得税や住民税の税の控除の対象ともなり、一方では人口減少や財政的に窮屈な自治体にとっても地方創生に大きく寄与する制度であると認識いたします。総務省のホームページのふるさと納税コーナーの見出しには、ふるさと納税で地方創生あるいはふ24るさと納税で日本を元気になると分かりやすく制度が紹介されております。以下一部の前書きを紹介いたしますと、地方で生まれ育ち、都会に出てきた方には誰でも故郷へ恩返ししたいという思いがあるのではないでしょうか。育ててくれた、支えてくれた、一人前にしてくれた故郷へ、都会で暮らすようになり、仕事に就き、納税し始めると、そこの住んでる自治体に納税することになりますが、しかし、一方税制を通じて故郷へ貢献する仕組みができないか、そのような想いのもと、ふるさと納税は導入されたと、導入のきっかけが紹介されております。令和元年6月からは、国においては制度を見直し、新しいふるさと納税制度を施行し現在に至っております。本町におきましても、オケクラフトはもとより農畜産品を組み合わせ、返礼品としての活用や新たな特産品を開発するなど、さらなる返礼品の選択肢を増やし、東京や札幌のふるさと置戸会会員はもとより、全国に散在する潜在的な置戸の応援団に新たなふるさと納税制度を積極的にPRし、置戸の活力あるまちづくりの戦略として、戦略の一つとして取るべきだと思いますが、町長の今後の取り組みについての考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 深川

ただいまご質疑がありましたふるさと納税制度についてでございます。今のご質問の中でもありましたように、移動町長室でも各地区でこのふるさと納税について私の考え方を述べさせていただいたところもありますが、改めて今議会で私の考え方を申し述べさせていただきたいと思います。ふるさと納税の推進についてのご質問に対しまして、ふるさと納税制度につきましては議員もご承知のとおり純粋な気持ちで故郷を思い、あるいは思い入れのある町自治体へ応援したいという考えのある方々が税制面での支援を行うため、平成20年度から設けられた制度でございます。本町におけるふるさと納税の現状でございますが、制度開始をされた平成20年度から現在まで293件、約7,600万円のご寄付をいただいております。直近の年度で申し上げますと、平成30年度が12件、114万円。昨年令和元年が21件、382万円と管内最小額と、先程議員がご質問の中でも言われました管内最少額と新聞で報道された実績額でございます。また、全国のふるさと納税額は毎年増加しており、昨年度は全国で4,570億円を超える金額が実績として集計されてございます。相当な金額になってございます。本町の本年度の実績は現在までに23件、536万円となっております。また、過去からこれまでご寄付いただいた約半数は町外在住者からで、その金額はそれも半数の3,800万円となっております。本町ではこれらの寄付に対して返礼品をお送りしておらず、ふるさと納税制度以前のご寄付同様に、その寄付額により町内外在住を問わず、町表彰条例に基づく善行表彰を行ってまいりました。制度開始以降はホームページでPRや寄付の問い合わせ申し込みがあった際には、返礼品がないこと、住民税等の控除があること、または寄付者の意思を確認して、その活用目的別の基金などの説明を行って寄付をいただいておりました。本町では一貫して寄付者に対し返礼品などで結ばれる関係ではなく、本来の精神であるふるさと置戸、またはご縁があって応援する心のつながりを第一に考え、寄付者に対して返礼品を送らず、ふるさと納税として受けてまいりました。近年、新聞やテレビなどでふるさと納税を利用した節税対策、各自治体の返礼品の紹介などが報道25されております。ふるさと納税額の増加や知名度アップなど、地域振興にとても役立っている事例なども報道されているところです。また、一方では総務省の通達に反した返礼品や加熱しすぎた自治体ごとの返礼品競争も問題視されているところでございます。私は今後の本町のふるさと納税制度の推進については、本町を応援して下さる方々への感謝の気持ちといたしまして、オケクラフトなどの特産品やサービス提供をすることで町の財源確保だけではなく、特産品の販売や開発、さらには雇用・移住・定住・町の活性化の有効な手段とし、また全国に置戸町の名を広めてPRにも繋がることから町外寄付者に特産品をお送りしたいと思っております。その際はふるさと納税制度のルールを遵守し、これまで同様心のつながりを大切にしながら令和3年度から返礼品を導入するよう取り組んでまいりたいと思います。また、返礼品につきましてはオケクラフトなどを中心に、今本町で用意できるものから始め、本町の返礼品にふさわしい産品や商品、サービス等について、町内企業はじめ団体組織などとも協議し、アイデアをいただきながら、徐々にその品数を増やしてまいりたいと考えております。過疎化や人口減少が加速する中で、本町においても少しでもそれを食い止める方策、活性化の手段として、このふるさと納税返礼品導入に取り組みたいと考えております。今後もあらゆる機会を捉えながら置戸の魅力を情報発信することで、置戸町に対する応援やご支援をいただけるよう努めてまいりたいと考えております。

質問 4番 佐藤勇治

具体的にはですね、まぁ令和3年度、明年からですね、従来ですと返礼品は送ってなかったんだけれど、具体的に返礼品、特にあのクラフトなどを中心に送りたいということと、まぁ送っていただく方の心を大切にしたいと、結びつきを大切にしたいと、そういう回答であったかと思います。それでですね、まぁ一つ課題としてはですね、私が考えるにはやっぱり2つ程ですね、当面の課題があるのではないかと思います。1点目は今言われたとおり返礼品として置戸にどのようなものがあるか。また、何があるのか。今後どうやってそれを開発していくかっていうことも一つの大きな課題になろうかと思います。先程も申したとおりですね、まぁあの町長も申しておりましたが、オケクラフトは別として、地場産品としてのですね、これから期待するところのワインだとか、あるいは従来の白花豆焼酎あるいはヤーコン、これは現実には、ヤーコン茶も開発されております。それから畜産品では、篠原牛などもすでにブランド化されて売られておりますし、生椎茸、これはまぁ乾燥椎茸も作っているようですが、こういった椎茸。それから蜂蜜、それからあのこれは特殊だと思うんですけど牛乳豆腐などもですね、パッケージにすればで売れるんでないかと思うんですが、まぁ返礼品になるんでないかと思いますが。今言ったとおりですね、いろいろですね、町民の皆さんのですね、声を聞いたり知恵を出してですね、今後ですね、置戸の特産品を開発する大きな要素になるということだと思いますが、まぁさらにですね、今あの言ったほかにですね、一つの考え方としてですね、サービスという話が出てました。具体的には移動町長室はですね、全国的な例としてはですね、非常に例外的な例なんだけども、お墓の掃除だとかね、そういうのも一つの返礼品の一つとしてやってる自治体があるということが紹介されてましたけど、そういったこともですね、置戸町として何ができるかということも一つのキーポイント26になろうかと思います。そんなことですね、まず1点目はその返礼品としてどのようなことが、まぁより深掘りしてですね、どうあるかということを、1点目として課題として提起したいと思います。それからの2点目としてはですね、このいただいた寄付金をどのようにまちづくりに活用するかと。基本的には使いみちや成果を明確にし、いわゆる寄付者とのですね、継続的な繋がりを持つ取り組みが必要であるということが言われております。当然ですね、全国的にもこの取り扱ってる自治体はですね、基金を設けて、いわゆる目的基金って言いますか、そういったものをですね、特定した基金を設けて、それに基づいてですね、使いみちを明瞭・明確にしていくという、そういうことが大事であろうということが言われております。この課題としてのですね、返礼品に対する考え方、それから寄付金を基金化すると。そういったことについてのですね、考えが、まぁ来年度からスタートするということであれば、当面基金についてはですね、早急に取り組まなければならないと思いますし、まぁ条例化の取り組みも必要だと思いますし、ほかに目的基金とする置戸町にはですね、数々の基金がありますから、寄付者の意志っていうかね、そういうものに基づいて、それに合致するものであれば従来の今ある既存の基金に充当することができると思うんですが、一般的にですね、まちづくりに寄与したいということであればですね、このふるさと納税寄付金をですね、明確に寄付金に一度基金に納めて、今後ですね、実現に成果をですね、明確にしていく必要があると思いますが、この2点についてお伺いいたします。

答弁 町長 深川

先程答弁させていただきましたが、まぁオケクラフトなどということだったんですけれども、議員からも今お話がありましたように、従来から置戸ではワインや白花豆焼酎、ヤーコン、篠原牛、それぞれいろいろなものが特産品としてあります。しかしながら、なかなかその物流としてそのロットが応えられるかっていうような課題もありますので、まぁ今あのいろいろな生産者の方とも接触をしながら可能なのかっていうことを探っているところでありますし、今後新しい商品を作っていくということも大事な活性化の方法だと思います。先日も、あの手作りのものづくり団体の奥様方の団体で乾燥野菜を、こういうものができてますよと。ぜひこういうものも活用してくださいという話もありましたし、乳製品を取り組んではどうだろうかというようなお話もあります。あのこれに向けていろいろな方々と話し合いをしたり、アイデアをいただきながら方策を進めてまいりたいと思います。サービスの面ではですね、あの移動町長室でも申し上げましたが、いろんな町で工夫されておりまして、墓の清掃をやっていただいている自治体もありますという事例も紹介させていただきましたが、私はあの一番最初に頭に登ったのは、浮かんだのは、置戸町でいけばゆぅゆのコテージ。これからまた今回議会でも提案させていただきますトレーラーハウス等の宿泊券など、そういう観光体験にも活用できるようなサービス提供も考えていけるんではないかなということも念頭にありました。いずれにいたしましても、この返礼品につきましては各市町村工夫を凝らしてやってます。この管内でいけば、紋別市が昨年70億円を超えるふるさと納税が海産物を中心に実績が上がったというお話も聞いておりますが、まぁうちはそのようなことにはなかなか難しいんだろうなとは思いますが、いろいろな置戸らしい産品、返礼品を工夫していきたいと思っております。27また、ふるさと納税に対しますその金額の使い道なんですけども、まだ正式に整理はしておりませんが、議員がおっしゃるとおり、従来からの基金があります。本町には8基金が設定されて今もあります。ふるさと納税で今までいただいた寄付もこの中に活用したものもありますし、一般寄付として当該年度でその財源を使って行政運営に使った部分もあります。私はこのふるさと納税で額が上がってくれば、その目的に応じてですね、地域活性化に役立つような循環をしていきたいと思います。例えば、今先程第1点目であげられましたように、ふるさと納税の返礼品を使う、作るためのいろいろな費用、それから置戸で住むため、定住をするための費用、それから子育てや福祉を充実する、置戸に住み続けたいと思うような持続的な経費になるようなことも想定して使い道を定めていきたいと思いますし、多くの自治体では使い道を公表しながら寄付を集めている自治体も多いようですし、その方が訴える力が大きいという事実もあるようでございます。その辺私も整理をしながらこれから進めてまいりたいと思います。

質問 4番 佐藤勇治

まぁ、あの縷々説明がありました。まぁ置戸らしい産品をこれからいろいろ開発していきたい。また、あのソフト的にはですね、定住対策にも結び付けたいというそういう意思がありました。まぁ、これらについてはですね、どの程度寄付金が集まるかということにもあると思うんですが、じっくりこれからですね、戦略を練っていただきたいと思います。で、あの全国的な先進的な例としてですね、若干紹介したいと思うんですが、まぁあの今の答弁と重なる部分もあるかもしれませんが、道内ではですね、特に隣と言いますか、管内は違うんですが、十勝管内の上士幌町ですね、上士幌町はですね、子育て支援の充実による人口増を図るということで、今紹介が出てました。分野的には教育や子育てに充てるんだと。そういう上士幌町のあの成果をですね、まぁ出てました。それではもうちょっと、これもホームページの中にあったんですけど、人口増に本当になってんのかどうかっていうことは、このあれで見たんですが、実質的にですね、まぁ成果が出てると。いわゆる平成28年度に13年ぶりにですね、人口が31人増加したと。さらに平成29年には、翌年ですね、さらにですね、71人の人口増がありましたということで、隣の上士幌町についてはですね。非常にまぁ人口の減少の歯止めをかける以上にですね、増加もしてるということで、これはあの特殊な例かもしれません。あとですね、具体的な紹介は差し控えますが、これは長崎県の五島市。五島列島の離島の市なんですが、これはあの離島のハンディを乗り越えるためにICT教育の充実ということで、まぁ教育の充実ですね、過疎地も同じだと思うんですが、やはり中央から離れてる、しかしですね、まぁ今言われてるいろんなIT事業を積極的に取り入れてまぁ距離感をなくすと。そして子どもたちもですね、のびのびと教育してると、そういった事例がありました。その他にですね、岐阜県の高山市では木の温もりでつなぐまちづくり。まぁそういったことで木を中心にしてですね、まちづくりを積極的に進めると。それから京都府の綾部市ですね、これはふるさと納税で水源の里をもっと元気に。そういうキャッチフレーズでですね、あの積極的にですね、水源の里をですね、売り出してですね、地域の活性化につなげてる。まぁ集落のですね、水源を積極的に活用しながらですね、活性化を図っていくというそういう事例がありました。この中ではですね、そのふるさと納税で得られた資金をですね、特産品の製造に必要な真空パック28機だとか保管庫だとか乾燥機だとか、そういった備品の購入あるいは生産量の増加だけでなく、新製品の開発や販路拡大に生産者が積極的に取り組んでいく。まぁ、そういった事例もこの綾部市ですね、取り組んでいるという紹介がありました。また、福島県の昭和村ではですね、築80年の木造校舎。まぁ置戸には木造校舎はないんですけど、この古い木造校舎をですね、解体しないでそのまま残してですね、まぁ観光のスポットとして、そしてあるいは交流の場としてですね、これを積極的に活用してると。そしてこれらの古い校舎をですね、あの積極的にいわゆる寄付金を利用して維持管理費に充てているという、そういった事例があります。まぁ以上大まかに5つ程ですね、こういった全国的ないろんなユニークなですね、取り組みをしてるってことでありますんで、今後ともですね、ぜひ置戸は置戸らしいですね取り組み、そういったことでですね、皆さんの力でですね、まぁアイディアと言いますか、そんなことでこれから期待したいと思いますが、それらについて、町長の考えがありましたら伺いたいと思います。

答弁 町長 深川

やはり議員がおっしゃられたとおり、置戸らしい産品であることが、これは総務省の通達でもありますけども、あのなんでも得だからいいと。それから他のものよりも素晴らしいからいいっていうだけではなくて、置戸らしさを、この特産品を返礼品として、この町内置戸町の活性化につなげていきたいと思っております。あの金額はどうなるか分かりませんが、やはりそのふるさと納税に応えるように産業も育成していかなければ、なかなかその展望が見えてきませんので、このふるさと納税の返礼品を一つのツールとして活性化に寄与していきたいというふうに進めてまいりますのでよろしくお願いいたします。

質問 4番 佐藤勇治

今後ともですね、ふるさと納税制度については期待したいと思います。次にですね、消防団の現状と団員確保についてを質問させていただきます。前段、本題の質問に入る前にですね、今年の秋の叙勲で旭日双光章を受章されました前消防団長の木村茂廣さん、そして藍綬褒章を受章されました現消防団長の沼津一憲さんの2氏に対し、心から受賞のお喜びを申し上げるとともに、永年の消防団活動の功績とその尽力に感謝申し上げる次第でございます。この消防団のことについては平成29年の6月に定例町議会で、井上前町長に質問をしたこともありますが、前進的な回答はなかったと思っておりますが、再度町長が変わりましたので、深川町長に考え方を伺いたいと思います。人口減少と少子高齢化の進行により、本町だけでなく全国的に地域の防災の要である消防団の取り巻く環境は年々厳しい状況にあると認識しております。特に消防団の高齢化と定数に対する団員の充足率は低下しており、欠員の増加は地域防災体制を築くために憂慮すべきことと思っております。そこで現状の消防団の実態と今後の消防団員の確保、消防団の充実強化あるいは定数の見直し、組織の見直しなど、どのように考えておられるか町長に伺います。

答弁 町長 深川

消防団の現状と消防団員の確保についてのご質問でございますが、議員よりは平29成29年にも消防団についてご質問がありましたので、その間の変化も踏まえてお答えしてまいりたいと思います。消防団員ですが、町内で就業しながら自らの地域は自らで守るという共同愛護の精神に基づき、消火活動をはじめ、近年では地震や風水害など大規模な災害時の避難誘導・救助活動など、災害防御の任務として、地域の安全安心のために地域防災の中核として貢献いただいているところでございます。議員からもお話がありましたように、近年人口減少や少子高齢化が進む中で、消防団組織の維持または人員の確保が全国的な課題となっていると承知しております。さて、現在の置戸消防団の組織でございますが、ご承知のとおり置戸・勝山・境野・秋田の4分団と女性部で構成され、団員定数127名に対し現在95名と、定員に対しましては32名の減員となっております。本年度は久しぶりに新入団員もあったそうでございますが、3年前は団員106名でありました。議員が前回ご質問された時は106名で、さらにそこから11名減ったという現状でございます。北見地区消防組合全体でも本年4月現在では820人の定員に対しまして671名と149名の減員となって、充足率は82%に留まっております。この置戸消防団の定数は、昭和47年北見地区消防組合発足時の定数でありまして、当時置戸の人口は8,000人を超えております。世帯数も今よりも倍以上ありました。現況との乖離が大きいことから、本町からも定数の見直しを本部に申し入れを行っており、現在は消防本部で構成市町村を含めた適正な定数の見直しについて協議検討をしているところでございます。充足率は全体でも先程申し上げましたとおり82%と、他の消防組合内の市町村でも同じような現象が起きているところでございます。そのことから検討を行っておられます。今後の団員確保及び消防団の充実強化策についてでございますが、本町では11事業所に協力をいただきながら団員の確保を行ってきました。今後も団員の高齢化や年齢構成を考慮すると、引き続き事業所に対し消防団活動への理解を得ながら団員の確保を図るなど、随時団員の募集を図ってまいりたいと考えておりますが、しかし、近年消防職員の増員や充実強化、火災の発生状況から現在の団員数で活動に大きな支障が出ているとは考えておりません。しかしながら、年々団員が減少しているのも現実であります。私が就任時に消防団長より団員確保の一つとして職員の入団も検討してほしい旨要望がありました。その際、災害時の町職員はそれぞれの任務もあることから少し時間をいただきたいと。当分の間、より一層消防と職員の連携を図り、理解と協力体制を構築してまいりますとお答えをしたところでございますし、本年は消防職員を講師に職員研修の一環といたしまして救命研修を行ったところでございます。団員の確保は北見地区消防組合共通の課題であり、令和元年12月より消防組合内消防団員の加入促進検討会を立ち上げ、随時検討協議を行っているほか、町内におきましても協力事業所の新規開拓、消防団員の女性、特に女性団員の加入促進などを取り組んでおります。現在4地区4分団体制の維持継続のために新規入団者の掘り起こしや団員の皆様にはより長く勤続いただけるよう消防機器の軽量化など、近代化を図って活動の支障のないように整備をしていきたいと思っております。また、地域防災力の向上のためには各地で自主防災組織が結成されておりますので、そちらとも連携を図りながら自分たちの地域を自分たちで守ろうと、消防団と同じ思いで立ち上がった組織ですから、その組織30と消防団が連携をすることで地域の防災力の強化が図られると思います。消防団の持つ専門的な知識や提供など、先程も申し上げましたとおり、職員の研修でも講師となって学習をさせていただきましたが、地域の防災研修等にも消防団の方が出向いてですね、連携強化を図っていくように推進してまいりたいと考えておりますので、当分の間町職員の入団については検討させていただきたいと思います。

質問 4番 佐藤勇治

まぁあの若干踏み込んだ答弁を期待してたんですが、北見地区消防組合全体でですね、この団員の確保については取り組んでるっていうお話でしたが、まぁでも1市2町それぞれ事情が違いますし、常備とする職員の数も違いますんで、それぞれが自分たちのまち、自治体をですね、防災から守らなければならないということで取り組まなければならないと思っています。それでまぁ重なるかもしれませんが、令和2年度のですね、北見地区消防組合の行政執行方針がですね、毎年2月に管理者、いわゆる北見市長がですね、我々消防議会議員に対して示されるわけですが、その行政方針の中にもですね、消防団の充実及び地域防災力の強化等への取り組みということで、項目として挙がっております。であの消防団のですね、充実ということではですね、総務省の消防庁が示す基本施策に基づき、充実強化をしていく。その中に5つの重点項目が示されております。あの北見地区消防組合の行政方針の中でですね、それで1点目は消防団協力事業所表示制度の充実ということで、これは置戸町も取り組んでいただいておりますし、機能別消防団員制度の推進、これはちょっと私もちょっと理解はしてないんですが、機能別消防団員制度の推進ということも述べております。そして3番目は学生消防団活動認証制度の推進ということで、まぁ置戸には大学がございませんし、北見は大学がございますんで、多分そのことを念頭に入れてですね、学生の消防団活動認証制度の推進ということを項目に挙げてるんだと思います。それから4番目は公務員等の入団促進ということ。5番目は消防団応援の店事業の拡大ってことで置戸も1店か2店、消防団応援の店っていうのがあろうかと思いますが、この以上5つがそれぞれ北見地区消防組合の行政方針の中で消防団の評価ということで謳っていますが、その中で今言われたとおりですね、置戸にとっては非常に事業所の方々がですね、ご理解いただいてですね、積極的に従業員の方が消防団に入っていただいていることも十分理解しております。そんな中で、農家の方あるいは個人事業主もですね、消防団に入って活動されていることも十分理解しております。ただ、今後においてですね、これからこういった商店だとか農家だとか、個人事業主だとか、あるいは法人等がですね、どれだけ若い方が入ってきて消防団の活動を支えていただけるかということは相当に厳しい状況にあると思うんです。それで私は前にも井上町長にも質問しましたが、今回のこの4番目のですね、公務員等の入団の促進にぜひ着眼してですね、本町もですね、町職員のですね、積極的な入団促進を図るべきであると私は常々思ってるところでございます。ただ、防災計画の中では職員の位置付けというのは明確になっておりますんで、すべての職員がですね、消防団に入るということは不可能であるし、一定程度のですね、人数しか入れないと思うんですが、しかしですね、これは全国的にもあるいは隣の町の訓子府31もですね、町職員はですね、まぁ一定の数ですけど入団を進めているところがあります。これはですね、ぜひですね、前向きに検討していただきたい。置戸分団はですね、4部制で、今んとこ4部制なんですが、少なくてもですね、各部に1名くらいずつのですね、町職員がですね、その部に入ってですね、消防団の活動を自ら体験し、自ら消防団員としてですね、活動していっていただきたい。そのことをですね、強く私は要望したいと思います。そして入ってですね、まあ20年30年と、そういう長い期間ではなくて、せいぜい8年か10年ぐらいの間ですね、一定程度年数が過ぎた段階で若い職員にまたバトンタッチしていくということでですね、そのローリングを繰り返してですね、少なくとも役場のこの置戸の中の事業所で一番の事業所ですし、最近は一番年齢が若いと。37歳、平均年齢が若いということを聞いてますんでですね、ぜひ若い職員の方がですね、積極的に自分の意思として町長自らですね、あの上から指示するんじゃなくて、自らそういった意思でですね、消防団に入って町の防災をガードするんだと、そういう思いを持ってですね、消防団に入っていただければですね、すごく消防団としてもですね、力強いものになるかと思いますが、再度ですね、しつこいかもしれませんが町職員のですね、団員としてのですね、勧誘について町長のお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 深川

29年の答弁とそんなに変わってないなっていう率直なお話だったと思うんですけども、まぁあの北見地区消防組合みますと置戸消防団は先程言いましたように定数を大きく割ってはいるんですが、定数については少し過大なんだろうというふうに率直に思っております。隣の訓子府町と比較して訓子府がどうだからっていうことは言いませんが、比較対象といたしましては、訓子府は今団員が98名しかおりません。その中に公務員と言われる方22名。ということは、置戸は公務員が入ってなくても先程の数字を確保してるってことは、地域で働いてる方々がそれぞれその意識を持ってですね、消防団に加入されているんだなぁという思いがあります。その中では定数の見直しも先程申し上げましたとおり、上申しておりますが、なかなか組織全体の中ではそうならない。先程議員もおっしゃられましたように、消防庁の方から組織強化の指示が出ておりますので、団員をどんどん確保して行きなさいという指示もある中で、定数を減らすのはなかなか課題があるんですということもお聞きしておりますが、実数といたしましてはですね、本町今の数字をなるべくまぁ大きく減っていって4分団体制が叶わないと、車両も運行できないというようなことになるようなことがあればですね、公務員の投入ということも考えなければならないと思いますが、先程申し上げましたとおり、火災発生の防災にも備えていかなければならないことから、そのような時にはそれぞれの任務がありますので、そちらの方で活躍いたしますし、以前も申し上げましたとおり前町長が答弁しておりますが、大サイレンが鳴った時には職員は置戸町内にいる者はすべからくですね、24時間、聞こえてる、寝てて来られないっていう人もいるようですけども、あの必ず消防には駆けつけるように。これはあの皆さん意識を持ってます。そして消防と連携をしながら消防のサポートになれるようなことが何かあるのかということを模索しながらですね、あの消防そして町職員防災にそれぞれ力を発揮していきたいと思いますので、今しばらくこの団員の減少を見ながら、すぐには町職員の入団を進めるということはちょっと躊躇しているところでございます。まぁあの将来このように3年ごとに調査をすれば10人ずつ減っていくと。消防車も動かせないよ32うなことが見えてきましたらですね、その時に向けて検討はしてまいりたいと思いますが、今段階では入団については少し後ろ向きな答弁とさせていただきたいと思います。

質問 4番 佐藤勇治

まぁあの後ろ向きというか、一番言いたかったことのいわゆる町職員の団員としての活動を私は求めたんですが、確かにですね、私も職員でしたから、サイレンが鳴ると緊急事態ということで非常招集と、そういうことで職員として消防の庁舎に駆けつけました。ただですね、まぁ火災の場合なんかはそうなんですが、行ってあそこに駆けつけてですね、何をできるんだと。火事でですね、消防車何台かありますけど、役場の職員がですね、消防車の団員さんが駆けつけて来る前にエンジンをかけるとか、そのスタートする段取りをするとか、そういうことは一切できないし、ホース1本ですね、触ることはできないんですよね。そしてまぁ火災っていうのはですね、1分1秒を争うものだと思っていますが、これはあの北見市の事例でですね、ある出張所でですね、まぁこれは人数限られてるんですが、置戸より多いかな、もう10数名の出張所の職員が勤務してるわけですが、それは3交代でやってると思うんですが、そんな中でですね、救急と火災が重なったんですね、たまたま救急が先に出て、救急隊が現場に行ってると。ところがほかの現場で火災が発生したと。そうすると出張所にいる消防車が現場にたどり着くことが出来なかったと、そういう事態もありました。まぁそれについてはですね、北見の市議会でいろいろ議論があって、職員の充足っていうことで取り組んでおるのですが、それにしてもですね、やはり職員の数ってのは限られるし、やっぱり地域にある力をですね、ぜひやっぱり活用すべきだと思うんですね。この職員が消防団員になるってことはですね、地方公務員法上のですね、制約も何もないし、あるいは地方自治法の制約もないと思うんですね。ですから全国的にはですね、過疎の町だとか、小さな自治体はですね、消防団員も町職員が兼ねてるんだと思うんですが、早晩ですね、もう少し時間をほしいっていうことですが、ぜひですね、これはですね、もう何て言いますか、じり貧になる前にですね、それは取り組んでいただきたいと思います。そしてやっぱり職員がですね、積極的にですね、あの現場に駆けつけれるようなですね体制。それはまぁ訓練にもよると思うんですが、サイレンが鳴ってですね、ただ事務所に駆けつけてですね、何をしていいんだろうかっていうことではなくて、少なくても訓練を受けた、あるいは消防団員という立場でですね、職員が配置されているならばですね、消防車を出す準備とか、あるいはですね、一定程度現場に駆けつけるようなそういう体制ですね、ぜひですね、取り組むようですね、今後お願いしたいと思います。

答弁 町長 深川

十分あの議員のお考えは理解してるつもりです。あの今年から先程も何度も申し上げましたが、私たち役場の職員が何が消防の助けになれるかということも含めて救命講習をやったり、それから先程例示されましたけども、大火事があって大サイレンが鳴っても消防庁舎に詰めても何もすることがなくて手持ち無沙汰で待ってるだけだと。本当はもっと何か手伝うことがあればという思いで来てる人も多くの職員が駆けつけて来てるんですが、まぁ待機してるだけのことが多いもんですから、何か手伝えることがあればというものを模索しながら今後運営を進めてまいりたいと思いますし、連携を図ってまいりたいと思います。33

出典:置戸町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月16日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる