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置戸町議会 令和2年第3回定例会 2020年3月10日

議事録に件名の記載なし

2020年3月10日、置戸町議会の一般質問で、石井伸二議員が質問し、教育長 平野が答弁しました。

質問者
石井伸二 議員
答弁者
教育長 平野

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 石井伸二

それでは通告にしたがいまして教育長にお尋ねいたします。先に行われた町民憲章推進大会の講演において、講師の山田氏の話の中で一番印象に残っている言葉は、地元で育った、置戸で育った子どもたちが戻って来ない、Uターンして来ない。そんな町には55他の移住者は来ないというお話でした。折しも今回の第6次総合計画の基本目標3、ふるさとへの愛着と誇りを育むまちづくり。その中で未来を切り開き、将来のまちづくりを支える担い手へと成長できるよう、また育むための環境の充実を図ると書かれております。また、教育行政方針においても置戸町の未来を担う子どもたちの健やかな成長とすべての町民が生涯にわたって学ぶことのできる環境づくりに鋭意取り組んでまいります。この教育行政方針には昨年、それからその前の年にも同じことが書かれております。今回の第6次総合計画の他の目標、計画においても担い手の確保、後継者の育成、意欲ある人材の育成等の文言が多く書かれております。それでは具体的にどのように教育環境の充実を図られるのでしょうか。どんぐりでは JA青年部の協力を得て牧場訪問をしたり、小中学校では山に入って植樹をしたり、多少枝きり等をしているというふうに思っています。中学校では当然のことながらインターシップを行っておりますが、今の学校の現場は新たなカリキュラム等でとてもこうやってふるさと教育、勝手にふるさと教育という言葉を造ってしまいましたが、ふるさと教育をしていくのは大変だろうと想像するわけであります。その中で、どのように取り組んでいかれるのかお聞かせを願いたいというふうに思います。次に以前より申し上げている奨学金制度の新たな展開の見通しについてですが、これは本当は町長に尋ねた方がよかったのかもしれませんが、限りある財源の中であっても一定の条件のもと、返済免除、減額ができないかと、これまで随分お願いをしてきたつもりであります。これからのまちづくりを考えた時、どうしても有資格者やマンパワーの不足は目に見えています。今回の新年度予算でも保健師が見つからず派遣してもらうようになっています。本年4月に旭川に道立北の森づくり専門学院が開学するわけですが、森林環境譲与税を原資に入学希望者への支援ができるのではないかというふうに思います。どんぐりでは奨学金返済の一部を補助するということをやっております。福祉医療保健等、人材確保のための新たな奨学金制度、支援方法について教育長のお考えをお伺いしたいわけですが、これも置戸で育ててもらったと。愛着を持ってもらう環境づくりの一つだと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 平野

ふるさとへの愛着と誇りを育むまちづくりについて、その充実を図って愛着をもった人材、そして後継者をどう育成していくかという質問についてお答えさせていただきたいというふうに思います。今、議員が前段で置戸に戻って活躍する子どもを育てることがとても重要だという話をされましたが、私も全く同じ意見であります。第6次総合計画の基本目標3、ふるさとへの愛着と誇りを育むまちづくりにおいて、具体的にどのように教育環境の充実を図って、愛着を持った人材後継者を育成していくかということについてですが、先日総合計画審査特別委員会でもご説明させていただきましたが、学校教育の充実を図るために6点の基本施策の1つ、教育内容の充実においてふるさと教育の推進、小中一貫教育の推進、環境教育の推進、情報教育の推進、教職員研修の充実を掲げています。小中一貫教育の推進では、小学校1年生から中学校3年生までの9年間を見通しての教育課程の編成に努め実施してまいります。その柱の重要な一つにふるさと教育を掲げ、置戸町の産業・施設・自然・歴史さらに郷土資料や秋岡コレクション等について見学・体験・講話を中心とした学びの機会を展開し、積極的にその推進を図ってまいります。その学びの中で置戸町に愛着をもった人材、後継者56をどう育成していくかということについてですが、まず、置戸町のことを学ぶことからスタートして、その学びの中で置戸町の良さを実感させる。例えば先進的に魅力ある農業あるいは林業経営に直接触れて、将来置戸で農業、林業に従事したい。また、手作りの良さを実感させてオケクラフトの作り手として活躍したいという思いを喚起させていくことが重要かなというふうに思ってます。また、これからの置戸町について考え、自らこうまちづくりに参画したいという意欲を育むふるさと教育に持っていく必要があるなぁというふうに考えています。そのためには地域全体で子どもたちを育むという意識を高め、地域の人材や資源を積極的に活用することが重要であり、学校・家庭・地域が一体となって学校教育を推進していかなければならないというふうに考えています。次に2つ目の奨学金制度についての質問ですが、議員も話をされてましたが、あの町長部局での施策になるのか、どこまで教育委員会が主体となって推進していくのかっていうところ、ちょっとあの曖昧な、私の中で曖昧な部分があるんですが、一応あの考えだけ話をさせていただきたいというふうに思ってます。今優秀な置戸高校の卒業生を置戸でこう活躍していただきたいという願いを込めて、福祉の夢を実施してるところですが、あの数は少ないですが、置戸で活躍している卒業生がいるということを考えれば、この施策についてはあの目的は達成されているのかなというふうに考えています。同様に、もう置戸中学校でこう卒業する子どもたちを実際に見てきた私の中では、本当にあの心身ともに本当に健やかにいい卒業生が育っていくという姿を見て、その中で一人でもこう置戸に戻って活躍する姿を本当に見たいなという強い思いがあります。それではどのような環境であれば戻ってくるのか。あの漠然としていますが、考えていることがあるので少し話をさせていただきたいというふうに思います。子どもたちが高校、大学を卒業する時に自分の進路について考えた時に、いろんな選択が出てくるというふうに思います。その選択の一つに置戸で働いてこう活躍したいという思いをさせたい。そのためにはまず置戸がいい町だということを子どもたちに植え付けたいという思いがあって、あのふるさと教育を充実させたいという願いがあります。その選択の一つに、置戸で就職したいという思いが出てきた時に、おそらく子どもたちは置戸に就職口があるだろうか。置戸でちゃんと生活ができるだろうかという不安があの出てくるというふうに思います。その不安をいかに解消してあげるか。それがまず第一に考えなければいけないことかなというふうに思っています。その不安を解消する情報を、じゃあどういうふうに提供していったらいいのかということですが、これについては町長部局の理解を得ながら進めたり、教育委員会が主体となって進めるか、他の課が進めるかっていう、ちょっと難しいところありますが、その就職活動に入る時期に、それぞれあの個々へあの置戸ではあなたがこの置戸で就職し活躍することを願っていますというメッセージを届ける。そして具体的に就職して活躍できる場所。農業の場所であったり、酪農、林業の場所であったり、商業それから老人ホーム、どんぐり。そんな就職先がありますということを、丁寧な就職情報を発信することが大事かなというふうに思います。さらに住宅情報の提供、またどんな形で生活を支援できるのか。具体的に私の中で考えられるのは、あの遠い場所で住んでいれば転居費用なども多くかかるので、あの歓迎するという意味も込めて、あのその転居費用のあの補助ですとか、またあの議員も話をされておりました。あの大きな負担となると思われる奨学金の返済については、できるだけ無理のかからない、あの返済方法提示、あるいは一歩進んで返済額の軽減などのことも考えられるかなというふうに思っています。それらの丁寧な情報57をあの手紙で届けて、抱いている不安を少しでも解消させ、そして本当に君が置戸で活躍していることを強く願ってるんだよ、歓迎しますよというメッセージを届けていくことが重要かなというふうに思っています。

質問 1番 石井伸二

非常に就職の際の情報提供というのは本当に必要だなというふうに思いますし、やはり置戸町がその人材をこうやって求めてるっていうことをこうやって強く発信できればなというふうに思ってるところであります。折しも10年前になりますか、置戸小学校が統合して新しい校舎の見学の際ですね、工作室なんでしょうか。真新しい糸鋸があったり、大きな作業台があって、これはきっと勝山でやっていた木工工作なんかをここでまたずうっとこうやって続けてやってくれるんだろうなと。やっぱり木のまちですから、一生懸命こうやって木工工作など、木に触れてほしいなという思いがあったんで期待をしておりましたが、あまりその後聞かなくなったのかなというふうに思います。秋田小学校の何て言いますか、ふるさとカレンダーっていうか、版画のカレンダーももうすっかり見なくなってしまいました。非常に残念に思ってるんですが、そういったことがやっぱりその地域が故郷への愛着を持つような勉強なんだろうなというふうに思ってるんですが、きっと時間が取れないですとか、また指導者がいないということで、これ消えていったのかなというふうに思ってるわけですが、実際にこの学校教育の現場で本当にどれだけの時間が取れるのかなと心配をしてるところなんですが。具体的にその週何時間ですとか、月何時間とか、そういったものの考えというのはあるのでしょうか、お聞かせ願います。

答弁 教育長 平野

あの今議員が話をされた部分も非常に重要だなというふうに考えてますし、あの少しでも時間を取りたいというふうに考えているところですが、それ以上に私はもう少しあのふるさと置戸の後継者を育てる意味では違う場所でこう時間を取りたいなというふうに考えています。農業・林業、本当に若い力を置戸には必要としています。私が上渚滑に行った時に本当に親しくさせていただいた酪農経営している田村さんという方がいらっしゃるんですが、その田村さんは子どもたちを集めて、30人ぐらいの子どもたちを集めて農業学校を開いています。私が校長の時に始めたので、もう18年経ちます。また、あの若い世代を積極的に受け入れて研修を行ってます。そして田村さんのその最大の目的は後継者を育てるということが最大の目的です。田村さんの話を聞くと、酪農を営んでるけれど、酪農のイメージはどちらかというとあまり綺麗な環境の中で仕事はしていない。それからあの匂いがきつい。また、あの生き物を育てているので、なかなか自分の時間が、楽しむ自分の時間が取れないという、そんな印象があるけれど、まずそれをそうじゃないんだということを伝えたい。それを最大の目標にするんだという話をされて研修を行ってます。田村牧場を見ると、本当に綺麗な環境の中で花いっぱい運動なんかもありますが、花壇やなんかはあの紋別市の写真で紹介されたり、情報誌で紹介されたりして、本当に綺麗な環境の中で酪農経営を行ってます。さらにあの匂いについては本当に意図的にあの搾乳をする場所、そしてそれを戸を一枚隔てて、そこであの食事をとる場所を作って、そこで研修した子どもたちにあの食事をさせたり、研修に来た若者たちに研修の食事を取らせたりしています。そこは本当に臭いがしません。すぐ1枚隔てた横に搾乳の場所があるのかっていうことを全く感じさせない場所になってます。また本当に自分58の時間を作って謳歌してます。あのご主人は音楽が好きで音楽活動を積極的に行ってますし、奥さんは写真が趣味で写真を撮りに出かけたりなんだり、そんな様子はあの田村牧場のデイリーというブログの中で紹介されていて、それを読んでいる方々もいらっしゃる。そんな中で子どもたちが研修し、あの若い世代が研修して、「これなら、あの酪農やってみよう」ということで、そういう意欲は高まって、実際にあの酪農に従事している若者が出てきています。そんな状況を考えた時に、やはりそういう視点であの農業経営、酪農経営にあたってる方々のもとで、子どもたちを研修させたいという、それが必要なんではないかなというふうに強く今思ってます。ですので、地域で子どもたちを育てるふるさと教育。そこの鍵になるのは、そういう視点で経営をされている方々、そこの場所へ行って、子どもたちが実際に体験活動する。それがあのとても重要だなぁというふうに今考えていて、そんな方向であのふるさと教育を進めていくことも大切だなというふうに思っています。

質問 1番 石井伸二

非常に貴重なお話を聞かせていただきましてありがとうございます。本当に何て言いますかね、自分の仕事、また度外視してそういった教育と言いますか、研修をこうやって受け入れる。また、研修をされるような方がいらっしゃると本当にいいのかなというふうに思うわけですが、結構中学校のインターシップ等で来てくれるのはいいけれど、どう教えていいのか、どういうことを伝えればいいのかと、結構あの事業者さん等で悩まれてるのかなというのを目にしているところです。やはりあのインターンシップもしっかりとこうやって目的をもって本当置戸の職場環境っていうものを、こうやって明確に伝えることをできるように努力していただきたいなということを申し上げて私の質問を終わりたいというふうに思います。

答弁 教育長 平野

その研修の中で、最後にやっぱり研修場所で伝えていただきたいというか、それはやっぱり君たちの力が必要だ。これからの置戸には必要なんだよっていうことで伝えてもらうことが重要かなというふうに思いますので、そんな思いもあのその研修をさせていただく方々に伝えていきたいなというふうに思っております。

出典:置戸町議会 令和2年第3回定例会 2020年3月10日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる