置戸町議会 令和元年第4回定例会 2019年6月18日
現状の今の置戸町の福祉施設あるいはその該当する年代層のことについて
2019年6月18日、置戸町議会の一般質問で、澁谷恒壹議員が「現状の今の置戸町の福祉施設あるいはその該当する年代層のことについて」質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 澁谷恒壹 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 澁谷恒壹
それでは、通告に従いまして私の一般質問に入りたいと思います。今、石井議員に対しての町長の答弁を聞いておりますと、非常に私が質問しづらい内容になっているかなと思って苦慮しているところでございますけれども、現状の今の置戸町の福祉施設あるいはその該当する年代層のことについてですね、石井議員と全く同じような思いを持っていたわけですので、それらをもとに私自身、一応考えながらですね、普段から考えておりましたことを若干述べさせていただきたいと思います。近年、高齢化率が年々上昇している昨今ですが、自分自身あるいは周りの同年代の人たちを見た時に、体力、視力の衰え等、不安はないわけではありません。日頃、先輩の方々と接することが多く、それぞれの行く末を案じながらも、健康な日常を送っている時期だからこそ協力できること、あるいは参加できることに満足していただき、定住の一端を担ってもらい、同時に仲間意識の高揚につがると思います。そこで、提案になるかもしれませんが、我々の団塊世代が後期高齢者に向かっているわけで、当然、福祉施設等の世話になるのは時間の問題と思います。今でも待機者が多く、入所するとしても時間がかかっている現状ですので、福祉施設に入る前の人たちのためにも、将来のためにも、相互扶助の形を元に日常の生活ができるような施設が必要と思います。置戸町の総人口に対し、先程、町長が申されましたけれども、65歳以上の単身者は257名と1割になっているのが実態であります。また、そのうち6割が在宅の現状と聞いております。この単身者が年々増加し、減ることはないと思います。健康な、そして判断能力もあり、自活出来ている時期に情報交換をしながら調査をしてはどうでしょうか。ケアハウス的な住まいの中で共同生活することにより、今日の高齢者の社会問題になっている40事柄の一部でも改善していくことと思います。また、この施設を町の中心あるいは集約出来る場所を設けることにより、日々の生活に充実感を感じていただくことができると思います。現状を見ますと、冬期間の除雪が大きな問題となっていることから、冬期間に数日間あるいは数か月間体験していただく方法はどうでしょうか。共同生活の希望のない人もいると思いますが、希望者を募り進めていき、まずは体験をしていただくことが重要であり、町民に情報の提供を流すのが第一と思います。今年度中にまとめる第6次総合計画の早い時期に入れていただくことを期待しております。町の方でも、いろいろ考えがあろうかと思いますけれども、町長の考えをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
ケアハウス等の福祉施設の設置についていというご質問でありますが、初めに、施設等の現状を申し上げたいと思います。ご承知のとおりでありますが、特別養護老人ホームで50名、養護老人ホームで80名、グループホームで18名、置戸赤十字病院の療養型病床で48名の定員で、合わせますと196名が利用可能であります。キャパシティとして196名が可能だということであります。これを単純に65歳以上の1,273名ということで割り返しますと、15.3%の方が施設等を利用できると、算術計算的にはそうだということであります。この数字は、他の市町村と比べますと、施設の整備率としては、かなり高い状況になっております。また、養護あるいは特養は広域型の施設でありまして、両老人ホーム合わせて130名の定員枠ということになりますが、他の市町村からの高齢者の転入もあるわけでありまして、これが高齢化、結果として高齢化率が高くなる要因の一つでもあるわけであります。平成29年に実施いたしました高齢者ニーズ調査において、介護が必要になった場合の生活の場所をどうするかというような調査におきまして、40%の方が自宅だと、そして39%の方が施設を希望しているということであります。まあ半分半分というふうに言えるかと思います。しかし、施設を利用する場合の問題は、使用料ということになってくるんだろうというふうに思います。月額8万円以下の希望が75%を占めております。ケアハウスあるいは介護付の高齢者住宅では、月額の使用料が10万円から20万円の負担が必要となることから、施設を希望される場合は、町民税均等割の課税者以下の方を対象とする養護老人ホームの希望者が多いという、これが現状です。一方、施設利用者の年齢を見ますと、昨年度、常楽園の入所者は10名でしたが、入所時点の平均年齢は、86.2歳。そのうち66歳の方が10名のうちのお一人が66歳の方がいらっしゃいましたので、その方を外しますと、平均年齢というのが88.4歳ということであります。また、緑清園、特別養護老人ホームでありますが、緑清園では11名の入所者で、84.3歳ということになります。本町の場合は、持ち家の方が多いわけでありまして、家があるのに利用料を負担して施設を利用するのは、いよいよ90歳って言いましょうか、90歳近くになってからという考えの方が多く見受けられます。加えて、家庭菜園あるいはいろんな趣味、またはボランティア活動等を高齢になっても続けている方も多く見受けられるわけであります。これらのことを踏まえまして、ご質問のケアハウス等の必要性についてということでありますが、高齢期の生活不安を解消していく上からも、これまでもいろいろと検討してきた経過がありますが、現在のところ需要は少ないんじゃないかというふうに判断をしているところであります。今後におい41ては、現在行われている地域での支え合い活動、サロン活動等の自助・共助の取り組み、あるいは介護予防事業、さらには、100歳体操の普及等の取り組みにより、いつまでも健康的に住み慣れた地域で生活が出来るよう、一層の普及や充実に努めたいというふうに考えているところであります。また、冬期間の体験事業については、新たに施設を建設するのは難しいところですが、ニーズの把握等に努めて、空き室の利用だとか、今後の遊休施設等の再利用といったことも含めて、状況を見ながら検討を加えていきたいというふうに思っております。もちろん、ケアハウスのようなものがあって老後を心配することがないという保証があれば一番安心できるわけでありますが、まだまだ今の置戸の状況ばかりじゃないかもしれませんが、十分でないということは承知しております。しかし、ケアハウスに象徴されるように、実際には、使用料の問題、利用料の問題が一番課題になってくるわけでありまして、当然入所する人に取りますと、低額で利用できるということを期待してのケアハウスということだというふうに思います。なかなかそんなふうなことを考えますと、先程来申し上げているように、なかなか厳しいものがあるというふうに思っています。いずれにいたしましても、この平均年齢が益々上がっていって、高齢化がさらに一層町全体を覆うという現状は、これは避けられないわけでありまして、そのことを十分認識しながら、これからの高齢者の人たちに対する対応というものを行政としても、また関係の皆さん方のご意見もいただきながら考えていく必要があるだろうというふうに思います。
質問 5番 澁谷恒壹
今、町の考え方と、あるいは実態調査をした上でのお話をお聞きしましたけれども、確かに、管内的に見れば入所率も他の町村からすると高いのかもしれませんけれども、それ以上に高齢化率の方が高く、そして一人暮らしの家庭が増えてくるんじゃないのかなと。やはり冬の交通機関というのが一番皆さん案じておられますので、そういったことをいくらかでも解消できるようにするためには、やはりある程度元気なうちにそういった施設に入りながら暮らしていくと。それによって離れているお子さんたちが安心、安全な町だなと言われてもらえるような、そんなふうに考えられますので、何とかそういう方向で考えられないものなのかなと、そういうふうに感じておりました。高齢化の問題については、全国どこも同じですけれども、その中にもやはり置戸らしさ的な、置戸だからできるんだというものが出てこないのかなと、そういうことが対策として新しいことができないのかなと常日頃考えている一人でございますので、何とかその辺できれば総合計画の中に入れてもらえれば、もっと皆さん安心できるのかなと。確かに、今の段階では希望者は少ないのかもしれませんけれども、実態調査の先程の話を聞くと、40%ぐらいしかないという需要が、そう言っておりましたけれども、これがやはり高齢化が進むと、そういった数字がまた上がってくるのであろうと、そんなことも予想されますので、できればもう一度町長の方から聞きたいんですけれども、考えが何かもっと今私が言っていることについてですね、もう少し希望に沿っていくような考えがあれば、先程の答弁だけで終わりであればそれでいいんですけれども、できればお話を聞きたいのですが。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
ケアハウスっていうのは、ご承知のように、軽費というのは軽いという意味ね。軽費老人ホームの一つでありまして、これが創設されて30年ほど経つんだと思いますけれども、議42員の気持ちと私の気持ち同じだと思うんです。そういうところに入所する、先程来申し上げているように、やはり利用料の問題が大きな問題として出てくるんだと思います。その時に、推測ですよ。推測では、行政として一定程度支援するという前提でのお話でないかなというふうに思うんです。問題はそこです。問題はそこなんですよ。施設をつくっても当然ながらその施設を運営するわけですから、人の問題だとか、それから、施設の老朽化に対応する改修の問題だとか、いろんな経費がかかってくるわけです。それと、日常的な生活に必要なお金に対して、先程来8万円っていうようなお話もありましたけれども、それが10万円とか15万円になっていった時に、その差をどう埋めていくのか。入所する人に取りますと、それをどう対応していくのかっていうことが大きな課題になるんだと思うんです。本当にそれを行政として支援するような施設として考えていくんだとすれば、先程来、何人かの方からもお話がありましたけれども、やはり何かを我慢しなければならないということだと思います。それもこれもということになると、やはり行政のって言いましょうか、町の台所としても対応しきれないということが明らかなわけでありますから、当然どこで線引きをしていくのか、どの部分を我慢していかなければならないのかっていうことが、これはやっぱり明確にして、そして物事を進めていかなければならないというのが行政としての責任だと思うんです。思いや考え方っていうのは、何も特に議員と私の考え方も違っているとは、私も全然思わないですけれども、置かれている立場って言いましょうか、そういうことから考えますと、先程来申し上げて、今も申し上げましたけれども、その辺の整理って言いましょうか、落としどころをどうしていくのか、これがやっぱり最大の課題になるんだろうというふうに思います。
質問 5番 澁谷恒壹
確かに、施設を維持することによっての維持管理費とか、いろいろ人件費も含めてですが、かかっていくのは当然のことでありますけれども、私の心配しているのは、それ以上に人口が減っていくのかなと、逆に。そういう部分でいくと、やはり歯止め策の一つとして、こういったことも考えるべきかなと、そんなことも感じておりましたので、それとですね、やはり高齢者が非常に年々、先程言いましたように、町長の方からも報告ありましたように、40数%という、44%ですか。これが50%、60%と、そういうふうに高齢化率が上がっていくと思われますので、せめてその人たちの流出を防ぐためにもそういった手立てをやはり検討していかなきゃならないんじゃないのかなと。いわゆる子育て世代の支援と、そういった年齢層の高齢者に対しての部分と両輪でいかなければならないんじゃないのかなと、そういうことを考えた時に、やはりこの施設については、それほど大きな施設でなくても小規模なところから始めて、様子を見ながらでも歩んでいけるのかなと、そんなふうに思ったところもあったものですから、こういう形で質問をさせていただきました。町長の先程来の答弁からしますと、当然無理だなと思いながらも私自身、現状を把握して考えていくと、やはりこういうことも考えていかなければならないのかなと、私はそう思って質問させていただきました。そういうことで、町長の方の答弁は、これ以上の答弁は出てこないと思いますので、私の質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
特に申し上げることはないんですけれども、少子高齢社会と言いましょうか、加43えて人口減少も含めてでありますけれども、これは全国的な問題としてきちっと国が捉えなければならないという大きな課題です。もちろん地方自治体として、その一翼って言いましょうかね、担わなければならないのは当然であります、そこに町民がいるわけですから。そのことを一番に考えなければならないというのも当然のことだと思います。しかし、全国でそういう状況だということを国政を預かる人たちは、もっと真剣にこの問題について真正面から取り組んでほしいというふうに私は思ってます。その中で地方自治体がやれる部分をやっていくということになろうというふうに思います。それと、それを最大のテーマとしてやるとすれば、先程来申し上げているように、何かを我慢するということが必要だということです。そのことをないがしろにして町政運営はできないということです。そのことをやはり皆で共通の課題であり認識として考えていかなければならないのがこの問題だと思います。いろいろとお考えもあろうかと思いますので、またお聞かせ願えればというふうに思います。
質問 5番 澁谷恒壹
私の方からは特別ございません。以上で質問を終わらせていただきます。