みんなの議会

置戸町議会 平成31年第2回定例会 2019年3月10日

町営住宅の運営について

2019年3月10日、置戸町議会の一般質問で、阿部光久議員が「町営住宅の運営について」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
阿部光久 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 阿部光久

通告にしたがいまして町長に質問をしたいと思います。毎月発行される、まちのおしらせ。これに公営住宅、単身者住宅の入居募集が案内をされているわけですけれども、2月号では単身者住宅が若木のシングルピア、川向団地合わせて4戸の募集がされております。町営住宅では、大美団地1戸、勝山団地2戸、第9団地1戸の計4戸の募集がされております。3月号がもう出ておりまして、先程申し上げた数字から少し変わっていることと、このように思います84が、各公営住宅の申し込み資格があり、その条件を満たして初めて選考される仕組みでありますから、それとまた収入基準月額、これによって入居できる条件というのが整うわけであります。この収入基準月額でありますけれども、現行基準になったのがいつからなのかと。また、単身者住宅が結構長い期間空室となっているわけでありますけれども、十数年前から建設をされている民間住宅、そして若者交流センターの長期利用者の状況、このあたりの関連性について伺いたいと、このように思います。また、誰もが快適な環境の中での生活を望むわけでありますけれども、まちなか団地、これを除くどの住宅にも灯油タンク、ストーブ等の暖房機、照明、給湯ボイラー、カーテンの設置がなされていないわけであります。入居にあたっては、それらを入居者自らが購入をしなければなりません。数件でありますけれども、サンプリング調査をさせていただきましたが、いずれも相当の出費をされているようであります。そこで、そうした機器類のリース制度の導入を図ってはどうかということでございます。他市町村では、相当前から導入をされており、入居の際の負担軽減が図られますし、退去の際も自分の荷物だけを持ち出し、それで出て行くということができるわけであります。快適、そんな生活の中には、一時的にせよ大きなお金を出さなくて良いことも含まれるんではないかと、このように思いますが、町長の考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

町営住宅の運営についてというご質問でありますが、本町の町営住宅は、12団地150戸を所有しております。このうち、拓殖第8団地の2戸でありますが、これにつきましては、老朽化によりまして新規に募集しない、ある種、政策的な空家ということでご理解いただきたいと思います。そうしますと、現在148戸のうち、144戸が入居中でございまして、1戸が今月入居決定し、残りは3戸であります。単身者住宅については、3団地24戸中、2月に3戸入居が決定し、残り1戸が空いている状況であります。近年、民間の優良な賃貸住宅の建設によりまして、空家率が高い状況が続きましたが、本年度後半より転入者や新規就職の予定者の申し込みがありまして、現在では勝山団地で2戸、若木9団地で1戸、この若木9団地の1戸は、建築から30年が経過しておりますので、古いということもあって敬遠されているというような状況もありますが、そういうような状況でありまして、概ねそういう意味では、満員の状態だというふうになっております。町営住宅は、ご承知のように公営住宅法に基づいて住宅に困窮する低所得者に対して安い家賃で供給しております。そこで、住宅使用料の収入基準ですが、公営住宅法の改正によりまして、平成8年に現在の体系となり、町条例も平成8年に改廃しております。また、平成21年には公営住宅法で、一度入居すると所得が上がっても、なかなか退去せずに本来の低所得住宅困窮者が入居出来ない状況から、従来の入居収入基準が20万円以下から15万8,000円以下に引き下げられまして、入居者は一層制限される状況になっております。本町も、同法この公営住宅法でありますが、この法により運用しております。なお、入居する人数や個々の状況によりまして、控除や加算等がありますが、複雑になっておりますこともご承知いただきたいと、このように思います。次に、若者交流センターでありますが、短期利用が9部屋、長期の利用が17部屋の合わせて26部屋が利用できるようになっております。現在、長期利用で6部屋空いておりますが、4月からの予85約が2名いる状況であります。つい2年前までは単身者住宅は応募者が多くて抽選により決定することも度々あったわけであります。落選した方は、若者交流センターを勧めておりまして、若年者の住宅供給環境において双方で補完関係にあったわけであります。民間賃貸住宅の建設によりまして、それらの方々の住宅環境は改善されまして、住み替えにより若者交流センターで空室が多くなった経過にあります。そこで、入居する住宅を求める方は、安価で快適でより新しい住宅環境を望んでいるというふうに思います。一般的に民間の賃貸住宅は、議員からもお話ありましたけれども、ボイラー、ストーブ等完備されておりまして、入居時の設備投資は安く抑えられているわけでありますが、家賃は公的な住宅より高く、または退去期間制限、契約期間でありますが、これらを設定していることが多いようであります。一方、町営住宅は、入居時に20万円から30万円程度の設備を揃えなければなりませんが、一部の入居後の所得超過者を除けば、家賃は基本的に安い設定ということになっております。このことから、ボイラーあるいはストーブ等の設備は、町が単独で整備をするということは、現段階では財政的にも制度的にも困難であるというふうに判断しております。なお、議員の方からリース方式の検討でありますが、調査したところ、給湯ボイラーを月3,000円から4,000円で町内指定業者にリース斡旋を行っている町もございます。そのノウハウや業者との協議状況等を確認しまして、本町でも実施の可能性について商工会を通じて町内業者のご意見も伺いながら考えていきたいというふうに思います。また、町の定住対策、住宅政策として平成29年度に作成いたしました、住生活基本計画、公営住宅等長寿命化計画に基づき、公営住宅、民間住宅、個人住宅の建設や改修の促進、さらには住宅供給、空き家の活用、流動化等、総合的に進めてまいりたいというふうに思っております。リースの関係については、今申し上げましたように、商工会にも少し骨を折ってもらわなきゃならないところがありますけれども、一緒になって町内業者の人達とその辺のことについて調整をしたいと、このように思います。

質問 5番 阿部光久

すでに廃止をされました第6団地、そして今回、町長の話では予算が通っての話かなと。いずれにしましても第7団地、用途廃止ということになりますから150戸かなというふうに思っています。それで今のお話をお聞きしていると、住宅の数がちょっと足りなくなるんでないかなというような考えが湧いてくるわけでありますけれども、31年にまちなか団地に1戸、32年に1棟2戸ずつの建築を計画されておりましたけれども、とりあえずこれは中止ということでございますか。いずれにしましても、この先、この状況では建て替えなければならないのかなというふうに思いますが、それと、どの公住も同様だというふうに思いますけれども、入居されているそれぞれの時間の経過とともに、家族構成の変化、または子どもの成長とともに狭隘になり、勉強するために自分の部屋がほしい、そんな要望が出てくるのではないかと、このように思います。そこで、それぞれのニーズに合った住宅に入居するためのチェンジ制であります。それぞれの希望を満たすために行政がコーディネーターとならなければならないと思いますし、引っ越しの手伝いもしなければならないのかもしれません。でも、そのようなことで古いものをしっかりと使いながら進86めている町が北海道にございます。私たちが以前に道内の所管事務調査で訪れました、ニセコ町であります。それぞれそのことについては報告をさせていただきましたけれども、既存住宅の有効な使い方の一つとして、チェンジ制について考えていただきたいと。と言いますか、これから建つであろう3LDKっていうのは、それぞれの子育てを中心にした家族を入居させようということで造るわけでありますから、そこで子どもが一定程度成長して家から出ていきますと、また夫婦2人きりになる。そうなりますと、それを求める家族の方が仮にいらっしゃれば、そこにお譲りをして自分は少し小さなとこで我慢しようかというようなことがチェンジ制であります。かなり簡単にチェンジをするということは非常に難しいところはありますけれども、それを実際にやっている町があるということも含んでですね、町長に考えがあればお伺いをしたいなと、このように思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

3LDKのお話がございました。問題は家賃だと思います。家族構成によっては、その3LDKも必要だということについての認識はできますし、あります。しかし、問題はどうでしょうか。7万円前後の家賃で本当に入っていただけるのかどうかっていうことが非常に心配だということであります。それと今、チェンジ制のお話がありました。そうですね、例えば2LDKなんかでもそうなんですけれども、あるいは3LDKもそうですけれども、なかなか一度入りますとですね、不幸にして、例えば2人にしても、どちらかが欠けた状態になって一人暮らしになったと。そうしますと、家主の立場からすると、3LDKにその人が入ってるとすれば2LDKの方に移っていただきたいというのが率直な思いです。しかし、どうでしょうか。私どもの職員もそうなんでしょうけども、なかなか言い出せないというのか、それと言ったとしても、ここに20年近く住んでいるといろんなものが増えてくると。それと、今は私一人なんだけども、正月やお盆になってくると子どもが孫を連れて帰ってくると。そうなると、今はちょっと広いんだけども、そうなってきたら今の大きさが決して広いもんではないんだと。それはぜひ分かってほしいと言われましたらですね、普段から顔見知りということもあって、職員はそれ以上のことはなかなか切り出せなくて帰ってくると、これが現実だと思います。それともう一つは、私どもとして民間の人たちの力も借りながら住宅政策をやっていこうということで、民間の人たちの力も借りて数戸建てております。そうした人たちと、せっかく行政の要請に賛同していただいてやってくれた業者の人ですから、その人たちと競合するようなことは、極力避けて住宅政策を打ち出していかなきゃならないなというふうに思ってまして、そうしたことも含めてご理解いただければなというふうに思います。

質問 5番 阿部光久

もう一点だけお伺いをしたいというふうに思いますが、それぞれの住宅に今風呂が設置をされていますけれども、今の給湯ボイラーには追い焚きの装置が付いておりません。ですから、お湯がぬるくなりますと、捨ててまた新しいお湯を入れなければならないと、こういうことであります。現在の、今年4月から水道料金が、昨年4月ですね、改定になりました。合わせて下水道の料金も改定になったということで、利用料の減少が昨日一昨日ですか、予算の提案の中で3,400トン減りましたということでありますから、これは値上がりによって皆さん節約の状態87になったのかなというふうに考えたわけですけども、この一人、二人で生活している家庭でありますと、毎日毎日これ風呂、大体普通の家では入浴されるんだと思いますし、一日の疲れを癒す手段の一つだというふうに思いますから、これを毎日風呂の桶一杯ずつ水投げて新しいお湯を入れてっていうことですと、やはり水道料金の定額よりも超過分ということになるわけですけども、今まで定額、もしくは、それよりちょっとぐらいだった人が数千円上がっているという現状も聞いてきました。そんなことを考えると、これから、もしか、そういう新しい住宅を建てて風呂もそういうふうなことであれば、追い焚きの付いた釜を使えるような、そんなものも必要なのかなというふうに思いますし、このことによって清潔感と、誰かが入った後に入るということになりますと気持ちが良くないのかもしれませんが、それはきちっと洗浄することによって綺麗になるんだというふうに思いますから、ぜひそんなことも合わせて考えていただきたいなというふうに思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

いろいろと研究をさせなければならないなというふうに思います。それには、今お話がありましたように、人によってはやはり衛生面で考える人もいらっしゃるし、もう一つはやはり経済的と言いましょうか、そんなことで考える方もいらっしゃるし、いろんな考え方がそこにはあるというふうに思います。それと、時代もと言いましょうか、変わってきてますから、今までは特に必要のなかった装置であったとしても、これからは必要でないかということも含めて、いろいろと利用者の方々のご意見等も含めてでありますけれども検討させたいと、このように思います。

質問 5番 阿部光久

それぞれ前向きなお話だというふうに捉えさせていただきたいと思います。健康的で明るい生活を提供する、こんなことを喜びとする行政であってほしい、こんなことを申し上げまして私の質問を終わります。ありがとうございました。

出典:置戸町議会 平成31年第2回定例会 2019年3月10日 議事録 PDF(84ページ) 間違いを知らせる