置戸町議会 平成31年第2回定例会 2019年3月10日
認定こども園置戸こどもセンターどんぐりの保育士の確保について
2019年3月10日、置戸町議会の一般質問で、髙谷勲議員が「認定こども園置戸こどもセンターどんぐりの保育士の確保について」質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 髙谷勲 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 髙谷勲
今日はあの9人の方というか、全員がその一般質問するということで、あまり時間を取ってると最後が大変なもんですから、次の質問に移りたいというふうに思います。認定こども園置戸こどもセンターどんぐりの保育士の確保についてということで伺います。認定こども園置戸町こどもセンターどんぐりは平成18年の認定こども園法が成立したことから置戸町に5つありました幼稚園と保育園が当時の旧北農木材工業工場跡地に平成20年4月に開園となりました。幼稚園保育園・子育て支援センターの機能を一つに定員80人でスタートいたしましたが、当時の置戸町の人口動向を考え、10年後には65名の園児になることを想定しておりましたけれども、予想46に反して現在においても常に85名以上を維持している状況にあります。特に乳児部においては常に定員を上回る状況で、新年度予算においても園舎の増改築の実施設計が提案されております。状況においては現状では職員会議のスペースもないような状況というぐらい手狭な状況になっておりまして、職員についてですが、平成30年10月の時点でありますけれども、保育士が13名、その他パート等含めて職員合わせて23名で対応をしておりましたが、4名が退職を希望しており、さらに12名の職員が退職をするのではないかというような状況にあると聞いております。一方で新規の採用としては1名の採用という状況でありまして、理事長が全道をくまなく探して歩くと言うか、そういう状況で1名の保育士を確保するにとどまっております。そこで園としては独自の制度として、どんぐりに就職を条件として、全道どこの専門学校、大学に通学していても、現在受けている奨学金の半額を助成する、あるいはその準備金として10万円を補助する制度をですね、新年度より実施することを決めております。そこで町長に伺いますが、置戸町として現在実施をしております置戸高校に対する福祉の夢サポート奨学金のような制度を立ち上げ、保育士確保のための対策を検討する必要があると思いますが、いかがでしょうか。委託をしている団体の独自の対策ではなくて、行政が制度として確立する必要があると思いますが、いかがでしょうか。施設を充実しても職員を確保できない状況においては、入園を希望しても受けられない状況にあります。待機児童も現状いると聞いており、何らかの対策が必要と考えますが、町長のお考えをお聞きいたします。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
今の状況について詳しく議員ご承知のような感じがいたしますので特に状況についてお話することもないのかなというふうに思いますけれども、まぁ一応申し上げておきたいというふうに思います。議員からもご紹介ありましたけれども、平成20年の4月に町内にありました保育所、幼稚園、そして地域の保育所、これらを合わせまして5つの施設を合わせまして定員85名の保育所型の認定こども園として管内でもいち早く立ち上げることができたわけであります。開園から10年が経過をいたしまして、昨年11月には開園10周年記念式典が行われるなど、多くの記念事業が取り込まれて来られました。定員85名の決定につきましては、平成17年度の策定でありますが、置戸町次世代育成支援行動計画、この計画の中での出生数の推計値をもとにして立てたわけであります。現在まで定員を下回ることなく、特に0歳から2歳については年度の後半に入園する形が多いと、そういうようなケースが多いことから、これまでの各年度末には定員を数名オーバーすることが続いておりました。今年度も4月1日には86名であったわけでありますが、本年の2月1日では90名が在園しております。職員体制でありますが、これも議員の方からご紹介ありましたけれども、開園当初は保育士や事務員あるいは調理員等を含めまして総数25名でスタートいたしました。平成31年2月、今年の2月現在で総数が42名、そのうち保育士は正規の職員、それから有期の職員、それからパートを含めまして22名、保育補助員が6名ということで合計28名。他に施設長あるいは事務長、栄養士、調理職員等で14名であります。25名でスタートした職員数が42名と大幅に増えているわけでありますが、この要因としては3歳未満児の利用あるいは支援を要する園児、こうした内容と言いましょう47か、そうした園児の増加ということが大きな要因だろうというふうに思います。特に支援を要する園児については、基本的にはマンツーマンでの対応ということになりますので、そうした意味からも大幅に職員数が増えているというような実態であります。また、昨年度厚生労働省は技能、経験に応じた保育士の処遇改善を行って保育士全体の賃金の底上げが図られたわけであります。しかしながら全国的に保育士不足は続いておりまして、近隣市や町においても随時保育士を募集している状況にあるわけであります。こどもセンターどんぐりでは昨年の3月に保育士が4名退職され、その後の補充が完全にできていない状況が続いているわけであります。このような状況の中、その対策として議員からも話がありましたように、施設パンフレットあるいは DVDの作成あるいは道内の専門学校や大学等に出向いての募集活動、さらに平成30年4月からは就職祝い金の創設、こうしたことを職員の募集対策に取り組んできた内容でありますけれども、町としても制度の創設に係る助言あるいは財政的な支援を行っているところであります。また昨年の11月には信愛会の独自制度として奨学金返済支援助成金制度というものを創設して人材確保を目指しているわけであります。その概要でありますけれども保育士・栄養士等で正規に採用された職員が大学等の就学時に受けていた奨学金貸与型の奨学金ということになろうかと思いますが、この奨学金の返済に対して、その2分の1相当を助成するものというふうに聞いております。このような努力の中ではありますけれども、先程来申し上げているように職員の完全な補充っていうのはなかなかままならないというのが実態であります。しかし、いろんな問い合わせもありますし、採用希望者について増加傾向がそこにはあるということも含めて考えますと、まあ当面は信愛会のこの取り組みを支援するという形で状況を見守っていきたいと、このように思います。また、今後予定しております施設の増改築についてでありますが、保育環境の向上ということはもちろんでありますけれども、職員の労働環境の改善に向けた、こうしたことについても考慮しなければならないというふうに思ってまして、その点についてのことも合わせて協議を進めたいというふうに考えております。この保育士の問題ばかりじゃありませんけれども、全てのっていうふうにと言っても過言ではないと思うんですが、人がなかなかいないというのが実態であります。またそれを確保するためにいろんな制度を作っているのも事実であります。しかし、いろんな諸条件が絡んできてなかなか来ていただけないというのが、これもまた実態だっていうふうに思います。それと一つの部分だけで捉えると、そこの支援対策だとか制度の設定だとかっていうことについて十分でないように見えるのかもしれません。しかし、総対的なもので見ますと相当な支援をしてるということは間違いのないことでありまして、行政としてもそうした意味では限られた財源でありますけれども最大の支援策は講じてきているというふうに思ってます。思ってますけども、なおかつのそういう実態というのをどうクリアしていくのかっていうのが今率直に言って大きな悩みです。ですからそういう状況を乗り越えるような、単なる支援だけでどうなのかっていう問題も含めて広く検討していかなければならない問題だというふうに認識してます。
質問 3番 髙谷勲
まあ若干職員の数については私が知り得る情報と少し違ってることがありました。42名ということで増えてるようには思えますが、保育士についてはそう増えてないという状況でありますし、当初想定していた10年後には65人になるだろうというようなことで、48施設の規模的なものも含めて現状でいいんだろうというふうに思っていたと思うんですが、実際にはそう減らないで常に85人以上の子どもを受け入れてという部分では、ある意味でその良い方にいっていうか、想定外にという方向でその数字が動いてる部分については非常に嬉しいというか、まあいいというふうに思うんですが、それに対する支援体制としては現状いいのかなという気がいたしますので、その辺について園独自としてそういうものを制度を活用しながらその人を求めていくということでありますけれども、いずれにしろ委託をしながら置戸町からも財政的な部分では支援をしながらというところでは出所が一緒だ、そうであれば行政として明確にその人を確保することの政策としてこういうものも持ち得てますよと、そういうところははっきりそのアピールできるものとしてあった方がいいんじゃないかなというふうに思います。過去、議会の所管事務調査ということでいろんなところへ行ってこういう制度、その保育士だけに限らず、例えば介護士のそういう制度もありました。昨年は苫前まで行きましたけども、実際に制度があってもそれがなかなかその該当するような対象者がいないというところは、人はその対象となる人は少ないことが現実なもんですから、その辺は少し掘り下げて考えてみてはどうかなというふうに思いました。今の支援の話出ました。本年卒園する10何名でしたか、そのうちの6名が新1年生の中で支援の対象となる子どもがいるということで非常に最近この支援と言われる子どもたちが増えてきていて、これ何が要因なのかちょっとわかりませんが、今の小中学校含めても18人ぐらいいるということですし、小学校においてはクラスが三つ必要なぐらいいるわけですけども、この辺のことについても今後ね、そのこどもセンターどんぐりの中でも必ずそういうのはついて回るということで、町長も言ってましたけども、この部分についてはマンツーマンでやらなきゃならないという部分では、多少余裕じゃないですけども必要以上に人材を確保しておかないとこういうものに対処できないということでありますので、その辺についても検討していただきたいなというふうに思います。2月21日の置戸タイムスにどんぐりとしての保育士、それから保育補助員の募集という広告としてあげておりました。人数に謳わないでですね、若干名というような募集の方法で相当数足りないということが現状なんだなというふうに思います。特に乳児部の部分については非常に人がいるという部分ではね、その辺についても行政としてしっかり支援していかなければなかなか確保できないというふうに思いますので、ぜひですね、行政としてそういうその制度を立ち上げるということで検討してはどうかなというふうに思いますけど、いかがでしょうか。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
支援しなければマンツーマンで支援しなければならないお子さんたちが非常に増えてるということについては非常に私も心配しております。いろんな見方、いろんな考え方、そこにはあるんだというふうに思います。それぞれお子さんを育ててきている家庭の中では親御さんとしてどうなのかということも親御さん自身の中でもそういう問題はひとつの葛藤としてあるんだろうというふうに思います。また社会全体でもどんなふうにそのことを捉えていくのかということも大きな課題だというふうには思います。行政としてはその実態というのは十分把握してるつもりです。したがって、それに対してマンツーマンで出来るだけお子さんと接することができるような体制を作らなければならないということで行ってきてるつもりです。しかし、それが十分か十分でないかっていうのはいろんなご意見あるというふうには思います。また行政側としては保護者の方に申し上げなければ49ならないことも中にはあるというふうには思ってます。それは預かっているこどもセンターの責任ある立場の人たちから見てもそういう意見はあるだろうと思います。率直に言ってそうした見方だとか考え方だとか意見だとかっていうことを、やはりなんて言いましょうか、言葉はあんまり選ばないでやり取りできるような、そんな関係を作る中で、より子どもさんにとってより良い形をこどもセンターとして作り上げていくのが、みんなの責任だろうと、大人の責任だろうというふうに思ってます。先程もちょっと申し上げましたけれども、単なるその財政支援だとかいろんな制度を作ったから、それによってすべてを解決しようだとか、また人がそれに応じてくれるんじゃないかって言うだけでは、なかなか今の問題も含めて解決できないだろうというふうに思ってます。大事なお子さんですから、しかもいろんな手を携えることによって、今の状況から脱皮できるという要素は多分に私はあるというふうに思ってますので、そんなことも含めて関係する人たちが一同に会してやりとりしていくと、そしてより良い形にしていくという努力をこれからも続けていきたいとそのように思います。
質問 3番 髙谷勲
行政として、そういうなんて言うですか、スタンスを持ってやってもらいたいという気持ちで今申し上げましたので、その辺についてはぜひ今後についてもですね、検討していただきたいなと、そのように思います。持ち時間あるわけではないですけど、そういうことでね、かってはね、なかなかそういうような、なんていうんですか、支援と言われてるような子どもたちを人前にさらけ出すのはどうかっていうような親の気持ちがあって、なかなかそういうのが表に立って出てこなかったんですけども、最近はやっぱり子どもたちと同じ環境の中で育てたいというような親の気持ちもあって、そういうものが常に表に出てきて、それに対する支援をきちっとやっていかなければならない現状があるということは十分理解しておりますので、それに対する支援をいただきたいなと、このように思います。