置戸町議会 平成31年第2回定例会 2019年3月10日
町有財産の売却処分について
2019年3月10日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が「町有財産の売却処分について」質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 嘉藤均 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 嘉藤均
通告にしたがいまして、町有財産の売却処分についてということで67町長に質問をしたいと思います。先程のお昼休みには中学校リコーダー部の方たちが心地よい演奏をいただきまして、心は潤されたような状態でありますし、全国でも皆さん、こう楽しい演奏してきていただきたいなというふうに思いまして、それでは質問させていただきます。ふるさと銀河線が廃止されて4月で13年になります。大部分は旧ふるさと銀河線跡地利用計画の中で整備をいたしてまいりました林道やイベント広場、まちなか団地、農地への売却、宅地分譲と様々な利用が行われてきましたが、学友橋から下1.2㎞は当時鉄道記念公園としての整備が計画されていたものの、河川用地や北側壁面部分の崩落の危険性があり、安全を確保するために数億円かかるとのことから計画を断念した経緯があります。そこには多くのレールや枕木がそのまま残っていますが、今後の売却や処分をどのように進めていくのかをお伺いします。また、その他でも宅地や他の目的として銀河線跡地あるいは町有地を町が貸しているケースも相当あると思います。地代の支払い金額が安価なことから現状を望む方も大勢いますが、中には購入を希望する方もいたとお聞きしております。町有地の売却等はいろいろなケースがあるとは思いますが、借地に個人の建物が建っている場合や野菜畑としての利用等、貸付や売買に対してどのような対応をしているのかをお聞きいたします。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
旧ふるさと銀河線跡地にある、町有財産の売却あるいは処分についてというご質問でありますが、平成18年4月21日、ふるさと銀河線が廃止になったわけでありますが、それから13年の歳月が経過しましたけれども、当時の記憶は今も鮮明に覚えております。廃線後全国最長の140㎞の鉄路あるいは関連施設については沿線の1市6町が一部有償で譲渡を受けまして、各市町は跡地利用計画を策定いたしまして利活用しているのが現状だと思います。本町においても計画は鉄道跡地整備・交通安全対策・ふれあい空間整備事業など、6つの区分。事業の数にして22の事業を設定して、一部では計画変更しながら事業を行い現在に至っているわけであります。平成19年にレールと有価資産の売却を行いました。また、町民に鉄道敷地でありますけれども、砂利やあるいは電柱などを売却したり譲渡を行いました。平成22年には境野・豊住・北光地区の銀河線時代からの利用者である方々に土地の売却も行っております。平成19年のルール延長約置戸の部分としては17㎞、それから橋桁等の鉄材1,670トン及び付属が195トン、枕木2万3,500本の売買入札には道内の6者の応札によりまして、予定価格のまあ実は私どももびっくりしたんですが、結果としては約2倍で売却することができました。その際に学友橋から下手の1,032m、市街地区で270m、これらについてはふれあい公園整備事業で活用する目的で処分から除外をいたしまして、レール、枕木を現存しております。計画を断念したというふうに言われましたけれども、まだ完全に断念したわけではありません。そのことはオフレコくらいに聞いておいてください。また、用地につきましては貸付地やあるいは遊休地、それぞれ混在してますけれども、貸し付け者については契約更新、もちろん有償でありますけれども、契約更新をしながら使用してもらっています。過去には一部買い取り希望者がおられまして、いろいろ交渉を重ねるなかでは売買条件があったりして、断念した案件もいろいろありました。それ以後返納される方はおられませんでしたけれども、その後新規の貸付あるいは売却希望っていうのは、その後は1件もないというような状況であります。なお、68現在は未活用の町有地または利用計画のない土地については購買を基本に売却が可能であります。しかし、その利用目的あるいは現況整備費用または測量及び地積確定費用の負担などを考えますと、十分協議の上慎重に判断していかなきゃならないなというふうに思います。慎重に判断するというのは今もって土地の名義が鉄道省なんていうような名前が出てきたりするような、そういう100年に及ぶ歴史の資産を処分ですから、なかなか難しいところはあると思います。ただ、周辺に住んでいる人たち、あるいは本当に必要とする人たちがいらっしゃるならば、できるだけ遊休地にならないような形で処分してやってあげることも必要かなと、そのように考えているところであります。
質問 9番 嘉藤均
歴史と言いますか、今までの処分あるいは対応の仕方ということでお答えをいただきました。平成19年には相当の量のこの6者による入札って言いますか、そんな中でも相当な額のお金が町に入ったというお話も聞いておりましたけども、もう先程来質問しております、学友橋下の関係については、まあオフレコって言いますか、まあ断念したということではないような話もありましたけれども、現実的にもう13年が経過した中で、あの部分を処分撤去するということになれば早いうちにやった方がいいのではないかと。いつまでもこう置いといても価値が下がるだけで、その後の売り込みにはあまり期待ができなくなるのではないかという思いがありますので、少しでも早く処分してほしいなという考えがあります。それともう一つはその時にですね、まあ売ることが困難って言いますか、今ずいぶん人件費等が上がっていて採算も合わなくなってきているという部分もあるという話も聞いておりますので、その部分はもし可能であればあの加工して付加価値をつけてですね、売却するようなこともできれば町のためにもなるのではないかというふうに考えておりますけど、町長の意見を伺います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
まず今の施設で処分して、少しお金になるんじゃないかっていうふうに考えられるのは線路の部分です。鉄道線路っていうのはご承知のようにあの普通の鉄材というよりも品質っていうか、性能的には非常に良いということもあって高く売れました。当時は17キロを処分するのに確か6,000万円ぐらいの処分料として出さなければならないっていうふうに思ってたのが、逆に1億ちょっとお金が入ってきました。その理由はなんなのかっていうことで応札された業者の人に聞きましたけれども、北京オリンピックが想定されて、そのことによっての市況かという話もしたんですが、そうではなくって自動車メーカーがその新車を作ってそれを保管するのに倉庫といった方がいいのかな。そういうような物をつくるのに鉄道の線路が今必要なんだと。しかもこういうような屋根になるわけですけどね、そういうのにはとてもその線路は有効なものなんだということでお話があって、そして 1 億をちょっと超えるような金額で応札してくれたという経過でした。今回もちょっと似たような時期でもあります。2020年に東京オリンピックがあるじゃないかと、こういうような感じもないわけではありませんけれども、しかし一方では議員からもお話がありましたように、労務費だとかが非常に上がってきてるという状況があって、まあ担当の方ではなんとかお金にしてみたいというようなこともあったんでしょうけれども、入札してくれた業者に紹介をしたようであります。今はお金が私共に入ってくるって言うんじゃなくて、出さなければ処分できないというような状況にもあるようであります。ですから鉄鋼市況って言いましょうか、そういうことも含め69て判断していかなければならないだろうというふうに思います。まあ、いずれにいたしましても100年に及ぶ池北線そしてふるさと銀河線の歴史ですから、その歴史を後世にきちっと伝えていくっていう責任が私の方にあるというふうに言うことは、まあ前々から申し上げてきていることでもあります。しかし、いつまでそういうものを保有していくのかという問題もありますので、置戸のその歴史を残すということについて有効な形がどんなものなのかということを含めて検討してみたいと、このように思いますので、少し時間いただきたいと、このように思います。
質問 9番 嘉藤均
今、町長から歴史という言葉がありました。確かにこのふるさと銀河線と言っておりますけども、その昔は明治44年から網走本線という形でここの敷設された線路であります。本当にあの町の歴史をそのものだと思いますし、これからも大事にその歴史を伝えていっていただきたいというふうに思います。まあ一方で今回の議題にしました町有財産の売却処分ということでありますけども、先程町長の方から過去に売買の件でうまくいかなかった部分があったという話をしておりましたけども、実際には町民の方にお聞きしたんですけども、役場との間でちょっとこうギクシャクした関係になってなかなか前に進まなかったということがあったと記憶をしております。まあこれからにおいてはそういうことがないようにしていただきたいというふうに思っておりますし、まあ質問は町有財産の売却処分ということでありますけども、銀河線に限らず、他の町有地においてもいろんな形で売却はあるいは利用をしていかなければいけないというふうに思っております。先日のテレビを見ていますとですね、ある町の方ではすごく坪単価を下げて安価で売って町民っていうか、住んでいただくような形とか、またあの家を建てた宅地そのまま、家ごと20数年住んでいただければ、そのままの所有者のものになるようなことをやっている町もあるというふうに聞いております。町有地を有効に利用して、これからの定住対策あるいは入ってくる人にも使いやすいような町有地としての利用を求められるのではないかというふうに考えておりますけども、町長からあれば一言お聞きしたいと思いますけど。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
まあ、それほどの土地価格でもなくてもですね、やはり一つの固定資産っていうか、その財産を処分する場合には行政の立場としては非常にやっぱり慎重にならざるを得ません。ということはもちろん取得したい人にすれば少しでも安い方がいいわけですし、私どもとしても遊休地になってるよりは、やはりその求める人にとって有効なものになってくことを期待するわけですから、できるだけ売りたいというような思いはもちろんあります。ありますけれども、やはりその周囲の人たちにすると、あんまり相場と違うような値段をね、打ち出して、そして売買が成立したんでは、自分たちの財産そのものが落ちてしまうと。だからその慎重になってもらわないと困るよということも、これまたあるわけです。したがって、そうしたことも含めて慎重にならざるを得ないということでありますけれども、しかし先程来申し上げてるように、まあできるだけ早く必要とする人たちに処分をして有効に使ってもらえるようなことを考えていった方がいいんじゃないかっていうふうに思ってることは事実であります。70それとふるさと銀河線の土地の処分について言えば、やはりあの当時のですね、会社の社長とのいろいろなその覚書みたいのがありましてね、それで簡単に処分できなかったっていうこともありました。しかし、それに10数年要したと思うんですけれども、その間で借りてきた人にすると、10年前に売ってくれてたら今頃は自分のものになってたから、今さらその10年経って今さらその要りませんかって言われても、もう年齢も年齢だからいいですよと、要らないわというような事例も過去にはありました。これもですね、一定程度の条件もあってですね、結果としては保有せざるを得なかったっていうことも事実としてありますから、その辺は私共もそれから必要としている方にとってもあの理解していただければなというふうに思います。いずれにしてもあの遊んでる土地を少しでも整理をしていきたいっていうのが町としての考え方でもありますから、その辺のことを慎重にと言いながらも、できるだけ求める人たちにとってもっていうことを考えていきたいと、このように思います。
質問 9番 嘉藤均
まあ慎重さと有効にということで、今お話を伺いました。実は私この質問する時にですね、ある町民の方からですね、あの古い町有財産ということで、あの旧図書館があるんですけども、そこのお話になりました。この図書館のことについてどうなんだということでちょっと調べてみましたら、昭和39年に建てられた建物で、その当時置戸町として初めての鉄筋コンクリート造りの建物だったそうです。まあもちろん皆さん歴史は知ってると思いますけども、図書の貸出率日本一ということを何度もそこで達成した図書館でもあります。そんな中でちょっと担当の課を訪れて中身を尋ねたところですね、中に今何入ってるんだよっていう話をしたことがあるたんですけども、その時に私は、いやあ、今になったら塵や埃や空気しか入ってないんじゃないかなという話をしたんですけども、ある職員の方がですね、いや違いますよと。実はその中には夢と愛情がたくさん入って詰まっているんですよという話をされました。私は思わず座布団3枚と言ってしまったんですけども、そういうような心が温まる話をしていただいた職員にも感謝を申し上げたいと思いますし、私またこういう機会があるとすればそういう温かいまちづくりにも参加したいと考えておりますんでよろしくお願いして私の質問を終わりたいと思います。