みんなの議会

置戸町議会 平成29年第11回定例会 2017年12月21日

本町におけるふるさと納税の現状と今後の取り組みについて

2017年12月21日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が「本町におけるふるさと納税の現状と今後の取り組みについて」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
嘉藤均 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 嘉藤均

通告に従い、本町におけるふるさと納税の現状と今後の取り組みについて町長に質問をいたします。ふるさと納税の制度は、平成20年度から始まり、今年で9年目になります。税制を通じてふるさとに貢献できる仕組みができないか、そのような思いのもとにふるさと納税が導入されました。一つ37には、納税者が寄附先を選択する制度。使われ方を考えるきっかけとなる制度。納税の大切さを捉える貴重な機会になる。2つには、世話になった地域や応援したい地域へも力になれる制度。人を育て自然を守る地方の環境を育む支援となる。3つには、自治体が国民に取り組みをアピールし呼びかける。自治体間の競争が進むこと。選んでもらえるのにふさわしい地域のあり方を改めて考えるきっかけと繋げるという3本の柱があります。また、納税者と自治体がお互いの成長を高める新しい環境を築いていくこと。自治体は、納税者の志に応えられる施策の向上を。一方、納税者は、地方行政への関心と参加意識を高める自治体と納税者の両者が共に高め合う関係です。一人一人の貢献が地方を変え、そして、より良い未来をつくる全国の様々な地域に活力が生まれることを期待しております。全国の自治体や近隣の自治体でも、ふるさと納税を積極的に取り組んでいますが、置戸町においては、そこまでには至っていません。全国の大勢の方々に置戸町への理解を深めてもらい、町の応援団になってもらう一つの手段として、この制度を積極的に取り組むべきと考えますが、本町の現状と今後の取り組みについて、町長の考えを伺います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

ふるさと納税の現状と今後の取り組みについてということでのご質問でありますが、過去にご質問をいただいた方いらっしゃいます。その時にお答えしてますけれども、私のふるさと納税に対する考え方は、基本的に、平成20年度からスタートしてから変わっておりません。しかし一方では、10数億円だとかっていう億単位で、どういう関係か分かりませんけれども、税を納めてくれているという、しかも結果として、どうでしょうか、2~30%の残るっていうか、2~3億円っていうことになりましょうか、そういうような自治体が紹介されますと、ちょっと羨ましい感じはいたします。しかし、基本的な私の考え方について申し上げたいと、このように思います。現状と今後の取り組みということでのご質問でありますが、議員の方からもお話がありましたように、純粋な気持ちでふるさとを思い、あるいは思い入れのある町を応援したいと。考えている方々への税制面での支援を行うため、平成20年度からスタートした制度であります。ご案内のとおりであります。本町における現状を先に申し上げたいと思いますが、ふるさと納税制度の始まりから現在まで、232件、約6,500万円のご寄附をいただいております。直近で申し上げますと、平成27年度は19件で、626万円。28年度が22件で、792万円。平成29年度、今年度でありますが、現在まで18件で、430万円となっております。また、ご寄附をいただいた半数は、町外在住の方でありまして、その金額は、約3,600万円ということになっております。新聞やテレビなど報道では、このふるさと納税を利用した節税対策の記事あるいは自治体からの返礼品の紹介など、ふるさと納税額の増加や知名度アップなど、地域振興に大変役立っているといった事例が多数紹介されております。一方、国、総務省からこの返礼品の送付を強調して、ふるさと納税を募集していることは慎みなさいというような通知があります。あるいは、ふるさと納税の趣旨に反する返礼品。また、地元住民には送付しないことというような制度の趣旨に沿った、責任と常識のある対応を徹底するように通知が来ているわけであります。純粋に置戸町を応援してくださる方への感謝の気持ちとして、例えばでありますが、オケクラフトをはじめ、町の特産品を送ることで、その消費が拡大し、町の経済活性化の手段となるのであれば、検討の余地はあるのかも知れません。内容はともかくとして、納税額が億単38位と聞きますと、率直に申し上げまして今申し上げたように、羨ましいという気持ちがないわけではありません。しかし、私自身は寄附に対する返礼品で結ばれる関係ではなくて、純粋な気持ちでふるさとの置戸あるいは直接的に置戸とは関係ないんだけれども、何か頑張っているところがあるねと。森林の町でオケクラフトというのが随分全国的に知られてきているねと。そういう中で研修制度だとか、いろんなまちづくりにそうした人たちが直接間接役立っているじゃないかと。だから自分も少し手助けできればなというようなことで応援してくれる、私はそういう方に期待をしたいというか思っております。それぞれの考え方があろうかというふうに思いますけれども、寄附本来の精神ということよりも、心のつながりというものを大切にしたいというふうに考えております。今後もあらゆる機会を捉えながら、置戸の魅力などを定期的に情報提供することで、一人でも多くの方に置戸町に対する思いやご支援を継続していただけるよう努めてまいりたいと、このように思っているところであります。先程、ここ3年ほどの寄附してくれた方々の件数と金額について申し上げましたけれども、内容お一人お一人見せていただくと、私はその思いが十分伝わってきているものだというふうに思っております。件数あるいは金額、本当に決して大きな金額、件数ではありませんけれども、私は寄附をしてくれている方々のお一人お一人の気持ちが、少なくても置戸町では受け止めているというふうに考えているところであります。

質問 9番 嘉藤均

ただいま町長から、現状と今後についてということで答弁をいただきました。今、返礼品の関係ですか、返礼品ということで、あまり町長も好まないような意見もありましたけども、確かに、返礼品をということになりますと、町としてもいろいろなことで検討を加える必要があるのかなというふうに考えますけども、置戸町には、先程、町長が言っていたクラフトですか、あと、ほか農産品にしても他の町に誇れるものがたくさんあります。ぜひとも町の活性化ということも含めて、そういうものを利用していただければなというふうに考えていますし、また、返礼品ありきということではなくて、町の施策ですか、町の取り組みに対して全国からいろんな応援をいただいて町の施策に役立てると、町の施策を理解していただくというような形でのふるさと納税もあるのかなというふうに考えていますけども、ただ、返礼品ありきではなくて、いろんな形でのふるさと納税を置戸町として模索していただきたいというふうに考えておりますので、町長の意見をいただきたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

基本的な、この制度に対する私の思いというのは、基本的には変わらないというふうに思います。ただ、この制度を活用しながら置戸の農畜産物と言いましょうか、そういうところまで市場拡大と言いましょうか、そんなことに繋がっていくんだとすれば、それはそれで考えてもいいんだろうなというふうに思います。ただ、私は基本的に税を数億円集まっているところがあるわけです。しかし一方では、本来、納めてもらうべき、もらえるべき自治体にとると、その分減っているということであります。税というのは、そんなものなのかと。私は、経済行為と市場を拡大していくだとか、町の活性化にそれが繋がっていくだとか、経済行為とは明らかに私は違うんでないのかと。税っていうのは、もっと真摯なものだろうというふうに基本的には私はそう思っているものですから、39みんな税のさっきの水道の問題でありませんけれども、やはり税に対する負担という問題は、これは明らかにあるというふうに思います。人によってでありますけれども、そんなことを考えますと、私は基本的にどうなのかと今でも率直に言って疑問を持たざるを得ないというのがこの制度であります。しかし、羨ましいというのも事実であることは否定しませんので、その辺ご理解いただきたいと思います。

質問 9番 嘉藤均

税のあり方ということで町長の方からありました。私も税についてはそういうことを感じているわけではありますけども、今、置戸町の子供たちにもいろんな支援をしております。そういう子供たちがみんな置戸町に残って置戸の住民として小さい時に受けた税を大人になって返すということではありませんけども、そういう思いが他の地域に移った時にでも置戸町の応援をしたいと、小さい時にお世話になった置戸町への応援がしたいとか、そういう意味での税であれば、私は全然構わないのかなというふうに考えていますし、数億円、大きいところでは何十億円もお金が集まってくる自治体もあるということを聞いております。中身的には、子育て支援でありますとか、何かものを建てる時の資金源にしたいということで目的を持ってやるということでは、置戸町においても保育園の無償化とか、これからいろいろ課題の出てくる老人ホームの建て替えに関わる時の資金になるような、そういう準備ができるのではないかということも含めて私は今回、また、町長の考えでは変わらないということではございますけども、少しそこを柔軟にしていただいて、町の為に何とかこの制度を利用していただいて、少しでも置戸町のためになるようお願いをしたいと思いますけど、町長意見あれば伺いたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

一生懸命やられている自治体をどういう言うつもりは全くありません。全くありませんけれども、私は先程もちょっと触れてますけれども、これは返礼品で繋がっている関係だというふうに思います。最近は、魚がなかなか、秋鮭でしょうか、捕れないから冷凍いくらが非常に人気があるというような紹介もあります。そういう繋がりの中で今この制度が脚光を浴びているというふうに思うんですけれども、いろいろとご意見いただきながら、決して固執しているつもりはありませんけれども、基本的な私の考え方を申し上げたわけでありまして、状況によってはどうでしょうか、そう期待できないと思いますけれども、柔軟に考えたいと思います。

質問 9番 嘉藤均

そう期待できないと、今、町長のお話でありましたけども、私は逆に言うと、そういうことを今何て言いますか、取り合いになっているとか、返礼品ですということだけじゃなくて、置戸独自のふるさと納税と言いますか、何とか置戸は違うんだぞというところを見せていただいて、ぜひともこの制度を利用していただきたいというふうにお願いを申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。

出典:置戸町議会 平成29年第11回定例会 2017年12月21日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる