みんなの議会

置戸町議会 平成27年第2回定例会 2015年3月15日

置戸町表彰条例にもとづく被表彰者の選考について

2015年3月15日、置戸町議会の一般質問で、細川昭夫議員が「置戸町表彰条例にもとづく被表彰者の選考について」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
細川昭夫 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 細川昭夫

それでは次の質問に移ります。置戸町表彰条例にもとづく被表彰者の選考についてお尋ねいたします。置戸町表彰条例の第6条2項に、本町の産業、経済、社会、教育文化、スポーツ等の活動を通じて、町の発展に尽力し、また貢献したと認められるものと規定があります。私が直接関わることで言いにくい面もあるのですが、置戸ぽっぽ絵画館が開館して以来、国内で活躍されている作家の100点余の作品が展示され、町内外から多くの賞賛を得ています。この絵画館の仕掛け人であり、多大な私財を投じて置戸町の文化の振興に寄与された2人が表彰審議会の俎上に載らないことはいかがなものか、町長の考えを聞かせて下さい。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

置戸町表彰条例にもとづく被表彰者の選考についてでありますが、議員からもお話がありましたけれども、この町の政治、経済、文化、社会、その他各般にわたって町政振興に寄与し、多くの方々の模範と認められる行為があった方を功労、勤続、善行、社会貢献の4種類に分けて表彰することとしております。被表彰者の選考でありますが、役場の各課から推薦のあった方を課長会議において条例に定める選考基準と、別に定める表彰条例取り扱いがございますので、これらに照らし合わせまして候補者を選定しております。この候補者を選定して、町長が表彰審議会に諮問をし、答申をいただき、そして被表彰者を決定するということになっております。審議会の構成でありますが、町議会議員あるいは学識経験者からの6名の方に審議会委員をお願いをしておりまして、その審議の過程で諮問をした候補者以外にも新たな候補者として提案しあるいはご審議をいただいているところでもあります。なお、候補者の選考に当たっては、特定の業界あるいは個人に偏ることなく広く、選考基準に照らして公平、公正に行われていると思っております。ご質問の方につきましては、個人の功績やあるいは審議会運営に関わることでもありますので、答弁は控えさせていただきたいというふうに思います。

質問 5番 細川昭夫

次に、ふるさと納税の積極的な取り組みについてお尋ねいたします。昨年3月の定例議会で小林議員から同じ質問があり、寄贈者への特典は今後も考えられないとの町長の答弁でした。しかし、この1年で特典することにより10億円を超す自治体もありました。近隣では、上士幌町が9億円を超えています。しかも、道庁は今年2月1日、東京のホテルで寄附者1、000人を抽選で招き、感謝祭を開きました。このニュースを聞いて、私は何もそこまではとの思いがありましたが、上士幌町長は納税を機に、町に興味を持った人が縁を深め、町のアピールができたと言っておりました。この感謝祭を視察した石破地方創生相は、努力しないところにお金は集まらない。上士幌町の努力に大勢の人たちが共感しているのだと思うと述べております。行き過ぎた特典合戦にゆうパックとの批判もありますが、国はさらに奨励する方向で、個人住民税の1割程度の上限を15年度から2割程度に引き上げる方向を示しています。さらに、ふるさと納税制度の手続きを大幅に簡素化して、サラリーマン等の給与所得者に馴染みの薄い確定申告をしなくても控除が受けられるようにして利用者を増やす方向を示しています。この制度で寄附した人が、どれほどの税額控除になるか税務係に調べてもらいましたが、所得や家族構成によって一概には言えませんが、おおよそ平均で、国税、地方税合わせて4~5割程度が控除64されると思います。置戸町においても、寄附をしていただいた額の3割から5割程度を目途に、オケクラフトのセットを贈る特典を打ち出せば、町の収入と合わせて、オケクラフトの販売が増えることになります。勿論オケクラフトに限らず、置戸市場で扱う魚介類や農畜産物、置戸ワイン等、都会の人の目につくメニューを考える必要があります。また、関東地方のある町では、町民の森を整備するのに500万円が必要であると訴えて寄贈者を募ったところ、1年足らずで1,000万円近い寄附があったと報道がありました。置戸町でも福祉高校生の奨学金資金制度の充実、クラフトパーク構想の実現、人間ばん馬40周年記念大会の充実等を訴えて指定寄附を募ってもよいのではないでしょうか。自分に関わることですが、ぽっぽ絵画館にも時々寄附を受けております。この制度を利用して、町が寄附を受けて運営委員会に交付することができればもっと件数も増えると思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

ふるさと納税の積極的な取り組みについてということでありますが、ふるさと納税制度が設けられた趣旨につきましては、議員もご承知のことと思いますが、純粋な気持ちで故郷を思いあるいは思い出のある町を応援したいと、こう考えている方への税制面での支援を行うために設けられた制度であります。また、私自身の考え方も、寄附に対する特産品等で結ばれる関係よりも、寄附本来の精神というものを大切にしたいという思いは、これまでもお話している通りであります。議員からお話のありました、ふるさと納税ですが、地方創生の観点から制度を見直し、寄附金が増額することで地方の財源確保への支援を行うとしております。国の制度拡充では、まだ案の段階でありますが、特例控除額の増減の引き上げ、個人住民税所得割の1割から2割へというようなお話がありましたけれども、これらの上限の引き上げあるいは申告手続きの簡素化、ワンストップ特例というふうに言われておりますけども、これらがありますが、ふるさと納税の趣旨に反するような過度な返礼品等については、自粛も求められているわけであります。現時点では、他の市町村で行っているような寄附金の額に応じた特産品等の返礼については考えておりません。純粋に置戸町を応援して下さる方への感謝の印として特産品等でお礼をということであれば、検討の余地はあるかも知れません。また、そのことがきっかけで特産品の商品が拡大し、町の活性化に有効な手段ということになれば、ふるさと納税制度の活用策について再考する必要はあるだろうというふうには思います。いずれにいたしましても、地方創生に関連して、このふるさと納税制度の見直しが行われますので、置戸町の総合戦略の策定の中で改めて検討したいと、このように思っていますが、現時点においては、先程申し上げたような考え方にあるということで、このようにご理解いただきたいと思います。

質問 5番 細川昭夫

純粋な気持ちは町長が言った通りなんですけども、何か聞いておりまして、武士は食わねど高楊枝のように聞こえるんですが、いかがですかね。それは、金、金の世界ではないにしても、やはり限られた財源の中で3,200人の町をどのように運営していくかということで、その予算に汲々しているわけで、詰めるところは詰めるし、福祉の関係でも、もっと予算がほしいと言っても、我慢して下さいということになるわけですから、やはり金は何ぼあってもいいわ65けですし、先程言いましたけれども、特産品が売れるわけですね。例えば、オケクラフトに合計で1,000万円寄附があって、500万円のオケクラフトをお返ししますよとなれば、自ずと500万円のオケクラフトの売り上げが増えるわけですから、ですから、本当にゆうパックではないのかという話もありますし、なんかゆうパック以上の素晴らしいもの作ってますね、九州なんかのテレビでやってましたけど、そこまでやらないにしても、やはり空刷りの紙、裏表ぐらいのものでちょっと出して、町民にも、身内なり知人にアピールしてくれということになれば、町民もよその町へ出る人たちにアピールして、置戸の財源、そして特産品を売ると言うことに繋がると思うんですが、そこのところ、もうちょっと柔軟に考えていく必要があるんではないか。国がとにかくその方針で進んでいるわけですから、是非、町長にもう少し柔軟に考えてほしいと思うんですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

先程申し上げましたように、決して固まって考え、固めているわけではありません。議員からもお話がありましたように、この地方創生、特に地方創生の部分では、今月の6日にも安倍総理は衆議院の予算委員会でこういう発言をしています。地方の責任と判断にもとづく創意工夫を応援すると。アイデアの競争をし、意欲を持ってきちんとやるところは伸びていくと。自治体の奮起を促すという意味での発言だっただろうというふうに思います。間違いなく国は、そうした方針を持っていると言うことであります。そのことはきちっと抑えなければならないというふうに思っていますし、そういう姿勢は前から言っている通りであります。そうした意味では、このふるさと納税の制度の問題についても、決して精神論だけで言うつもりはありません。ただ、始める以上はきちっとした特産品を提供できるだけのものが、置戸としてきちっと確保できるのか、安定的にそれを返していける品物として、置戸として自信を持って贈れるものなのかと、その製品の生産についてもきちっとその体制が組んでいけるのかどうかと、勿論そういうことも含めて検討しなければならないと言うふうに思っております。決して柔軟に考えられないと言うことではありません。総合戦略の中で、地方版の総合戦略という、この5年間の計画がありますから、その計画の中にこの問題もどうするかという議論はきちっとしていく必要があるだろうと、このように思っております。ただ、士幌のお話もありましたけれども、私はそこと積極的に競争しようというふうに思っていません。置戸は置戸の町に対するいろんな人たちの思いがあるというふうに思っています。ふるさと置戸会、東京置戸会の中でも本当に小さいですけれども、ふるさとの思いを少しでも広げたいということで、いろんな人たちに呼びかけてやっている部分もあります。そして、その中での売り上げと言いましょうか、そういうものについて町にも寄附していただいていると、そういう歴史もあります。また、この人がどういう関わりを持っているのかなというような人が、たまたま置戸に来て、置戸の施設を見て、それは図書館とか工芸館とか、あるいはゆぅゆのお風呂に入ったとか、高々それだけの経験ですけれども、そのことが非常に良かったということで、正直言いまして驚くようなと言いましょうか、そういう寄附をしてくれている人もいるわけであります。いろいろ聞くと、そんなに特別置戸との繋がりがある人でなくても、そういうような人も一方ではいると言うことでありま66す。しかし、今、国の一つの政治の流れの中で言われていることについては、きちっと認識をしながらこうした問題についても対処していきたい、考えていきたいと、このように思っています。

質問 5番 細川昭夫

今、町長言われたように、確かに記念品なんかのバックアップもうかつなことでね、寄附受けたわ、後であたふたしても困ることですけれども、例えば、置戸市場なんかでも、こんな小さな町でどうして置戸に卸売市場が成り立つんだ。経営は苦しいにしても、12月に入ってからのカタログ販売がびっくりするような数なんですね。今、この通信販売と言いますか、ああいうネットを利用した売り上げがものすごいわけでありまして。ですから、このふるさと納税に対するバックアップも、そんなとこも十分に調査してみる必要もあるかと思いますので、そのことも考えていただきたいと思います。勿論、私もなりふり構わずどんどんやれというわけではありません。おそらく何処の町も同じくやりだしたら、どっかこっかパンクするわけですから、国もその内、制度も変えてくれるように思うんですけれども、とりあえずは今はやるべきかなと。上士幌の例もありましたけど、1万円、2万円という寄贈者が多いんですね、見ず知らずの。それによって返ってくるものがあるものだから、口から口に伝わって、それが9億円を超えるという、そういう金額になっていっているということなんです。精神論からいきますと、ぽっぽ絵画館でも先程言いましたけども、全く見ず知らずの、置戸が何処にあるのかも分からないで、口から口へ伝わって、置戸がこんなことやっているということで、それなら私たちも賛同しましょうということで、10万円、20万円、何処の誰か分からないですけども、その趣旨に対しての寄贈が去年あたりは100万円近い、これも3団体以上が集まって次々と協力して寄贈してくれたと、そんな例がありますので、置戸がお礼としてオケクラフトでもお返ししますよということがあれば、我々もさらにそういうことで宣伝していけるのかなと、そう思っておりますので、是非もっと幅広く寄贈者が集まるような取り組みをしていただきたいと思います。そのことで、これで終わりたいと思います。

質問 5番 細川昭夫

次に、木道プロムナード整備の是非についてお伺いいたします。昨年、12月定例議会の一般質問に、町長は木道プロムナードの試験施工を町民に見てもらい、雪解けの後、町民との意見交換を行うとの答弁でした。それは、あくまでも実施を前提としたものであり白紙に戻すことではない。町民3,200人の意見はいろいろあり、それを積み重ねて集約して、最終的に議論するのがこの議会の場であるとの答弁をいただきました。私は、これまで議員の一人として協議会も含めて幾度か議論に加わり、かなり遠回しではありますが反対の意見を述べてきましたが、今はっきりと反対の立場を表明いたします。行政に限らず、一般に事業計画をたてる時、まず費用対効果を論じます。それを論ずる以前の問題として、1億、2億の大金を投じて為す事業なのかどうか、今一度検討する必要があります。町長は、大通り商店街と中央公民館、スポーツセンター、図書館、森林工芸館を一体化するということですが、そのことは私も賛成します。しかし、その手法としての木道プロムナードが必要とは考えられません。ぽっぽと工芸館を結ぶ通路としては有効かも知れませんが、それなら既存の道路が367本もあり、わざわざつくる必要はありません。鉄道100年の歴史をしっかりと伝えることが大切と町長は言っていますが、私も大賛成です。であるならば、現状のまま残すことが最善ではないでしょうか。砕石の上に乗った枕木と線路をプラスチックで覆って隠してしまっては、景観はもとより、せっかく残した鉄道100年の歴史が消えてしまいます。町の南北を結ぶ町民を結び、町民に日常的に利用される憩いの場としての活用を図るというのも私は賛成します。ただ、大金を投じていろいろな工作物を作るのではなく、現在、南側に桜が一列植わっています。線路側にも一列から二列、三列と植樹して線路以外は一面緑の芝生にして移動可能なベンチを数カ所置くだけの方が景観は良くなります。公園には東屋がつきものという発想はとりあえず置いて、後年、住民からの要望が強くなった時に改めて検討しても遅くありません。藤棚の構想は反対しません。しかし、その代わり付近住民の目隠しのためとの発想では駄目です。やるなら駅舎から線路の切れるところまでつくり、6月には置戸町へ行って藤の花を見ようと全道から人が集まるようなことをして下さい。設置費用も後年の管理費用も他の植栽物よりは安いと思います。毎年の維持管理費を考慮した公園を造成し、木道プロムナードの設置費用を今後益々増大していく福祉や産業振興等の基金に組み入れるべきと思います。長い時間をかけて積み上げてきたものが白紙に戻ることは、町長には考えられないことかも知れません。しかし、この事業を本当に住民が望み、住民の幸せに繋がるものか、今一度冷静に見直すべきと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

木道プロムナードの整備の是非についてということでありますが、木道プロムナードの整備につきましては、平成23年度に議論の叩き台として市街地区銀河線構想図というのを作成し、その後、関係機関あるいは議員、町民の皆さんからもご意見をいただきながら、平成25年度に基本設計を終えております。また、昨年9月には、木道プロムナードの試験施工に係る予算を計上させていただきました。現在、5月頃までを目途に冬期間の管理方法、利用の際の安全性の確保あるいは施工方法等の確認のため、試験施工を行っているところであります。同時に町民の皆さんに実際に歩行体験をしていただき、アンケート方式による意見をいただいております。これまでも多くの皆さんからご意見をいただくために住民説明会あるいは関係機関との意見交換会、さらに基本設計段階ではワークショップ等も行ってまいりました。しかし、プロムナードに使用する素材の議論はあったと言うふうに思いますが、木道として整備することへの反対意見はあまりお聞きしておりません。ご質問の中で、議員からは反対とのご意見をいただきました。実施中のアンケートでも反対のご意見がございます。いずれにしましても、試験施工後に予定しております意見交換の場で、更に多くの町民並びに議員の皆さんからのご意見をいただいた上で実施設計の内容を決定していきたいと、このように思います。先程も申し上げましたけれども、平成23年度からこの問題については、いろんな場面あるいは時間をとって説明し、協議もしてきたつもりであります。仮称という形ではありましたけれども、置戸の町が木材で森林で発展してきた町でありますから、それに大きく関わってきた鉄道が100年とい68う歴史の中で、平成18年の4月に廃線になりましたけれども、私はこの歴史というものを鉄道の歴史と同時に森林が持つ意味合いというものを後世に若い人たちに繋いでいく責任が、今生きている私共に、そこにあるんだろうというふうに思っています。先程、道路が3本もいらないんじゃないかというお話がありましたけれども、それは、単なる道路としての機能を考えるから、そういうことだろうというふうに思います。しかし、今、木道プロムナードと言っているあのエリア一体が、私は一つの公園だというふうに考えております。そうした中での一つの散策道路だというふうに、ジャンル的に言えば、それは道路に入ってくるかも知れません。しかし、そこに持つ意味合いというのが、単なる道路ではないという一つの置戸の町がこれまで大通り商店街もそうでありますけれども、いろんな形で工夫をし、綺麗な町だと言われるようなレベルになってきたというのは、いろんな人たちの苦労や努力があったからここまできたんだというふうに思います。私は、廃線になった平成18年4月に、その時にも申し上げましたけれども、不幸にしてこうなったけれども、今まで線路で二分されていたこの地域と言いますか、町を一体化させたいということを申し上げてきました。私は、あの線路は、線路の残し方というのはいろいろあるというふうに思います。いろいろあると思いますけれども、やっぱり町の中で日々の置戸町民の人たちが生活している中で、やっぱりそこにあるから忘れないということは、人間社会の中では強くそのことはあるんだというふうに思います。確かに、枕木と言う部分は、この木道プロムナードの今の基本構想からすると、見えなくなるかも知れません。しかし、線路だけは間違いなく皆の目にも映るようにしていきたいと、こういうふうに思っているわけであります。東西あるいは南北を一体的な町にする、あるいは今の置戸の町をさらに一段階高いと言いましょうか、そうした町にするために、この事業の必要性を私は感じているわけであります。勿論、これから高齢社会の中であるいは経済が非常にコンパクトと言いましょうか、小さくなっていく心配をする中で、財源について心配されることは、私もよく理解をします。しかし、この財源というか、財源対策と言いましょうか、こうした内容についてもきちっと検証し理解し、そしてこの事業についてどうなのかという議論を、あるいは理解をきちっとしていただきたいものだなというふうに思います。現金そのものがそのままストレートにここに投資するわけではありません。釈迦に説法みたいな話ですけれども、町の財政運営というのが、単に3億円かかるから3億円全てが現金だということではありません。いろんな制度を活用する中で、あるいは起債を起こす中で、その起債の償還の問題等も含めてやっていくのが、あるいは、やってきたのがこの小さな町での財政運営だというふうに思っております。少なくても今の財政状況は議員もご承知のように、規模は小さいですけれども、間違いなく健全財政を心掛けながらやってきたつもりでありますので、今一度お考えいただければなと、そのように思います。

質問 5番 細川昭夫

今、答弁いただきましたように、置戸町の財政基盤、安定してきております。まさに今、井上町政の力量だと思っております。このプロムナードも鉄道が廃止になった時の基金を活用するということも十分承知しております。しかし、先程のふるさと創生基金の寄附の話でもありましたけれども、今現在、十分とは言えないまでも安定した町財政の中で町を運営してい69くわけでありますから、これでいいということはありません。何よりも本当に町長が言うように、プロムナードが本当にいいのかどうか、住民が希望しているのかどうかということ、ここに疑問を持つわけですね。去年の補正予算を組んで試験的に150メートルやると言ったことに、私は反対しなかったですね。大抵の町民が、何のことか、プロムナードの意味も全然分かっていないんですね。それなんですか、細川さんと言っても、なかなか言っても説明つかないし、おそらく議員の皆さんも、どんなものにどうなるのかというのは分からないし、まずは試験的にでもやってもらうことにすれば、どんなものができたか目で見てもらえれば分かるのかなと。そういうことで、去年12月、雪が融けてから全体を見回して、住民と議論をして頂きたいと提案したんですが、先程も言ったように、それはあくまでも実施を前提としたものであって、白紙には戻すものではないということで、私は今回、改めて反対の立場をとらせてもらったんです。町長言ったように、平成23年でしたか、4年、5年かけて積み上げてきたと言いますけども、もとを正せば、もともとあそこの土地にあった線路を残せと言った張本人ですから、いかに活用するのかということは、僕も頭を悩ませていました。当時、私の頭にあったのは、せっかく空いた駅舎をどのように有効に使うか、全国から人が来てくれるような方法を使って、そしてオケクラフトの工芸館に、その人たちを誘導するための鉄道を利用した歩道がいいのかなと、そんなことが頭にあったわけです。そんなことが頭にあった中で、当時の企画課長が説明に来まして、私も商工会長という立場で呼ばれて、当時10人ぐらい、とっぱじめの座談会が開かれたんです。役場から、行政側から、こういう計画ですと説明があって、そこで私は、ところで駅舎をどのように活用するんですかと尋ねた時に、駅舎はここでは関係しておりませんとはっきり言われたので、駅舎が何も活用ないのに遊歩道だけつくって、どうやって、どんな人を工芸館に案内するんですかとしつこく食って掛かったんですけど、そんなこと、この場では二度と駅舎のことは口に出さないでくれ、名前まではっきり言われて、細川さん、これからの会議も何回あっても二度と駅舎の話はしないでくれと青筋立てて怒られたんですよ。それが第1回目です。ですから、これは2回目以上言ったって、これはもう話にならないのかなということで、正直言って、2回、3回召集がありましたけども、私は顔を出したことはありません。風の噂で聞くと、段々集まる人も少なくて、4人、5人と減ってきた中で回数だけが重なってきた。そんな会議に長々かけていてもしょうがないんじゃないのという、そんな風の噂を聞きました。そもそも町長、何回も積み上げてきた議論が、あくまでも木道プロムナードありきで会議にかけているわけです。こういうことをやりますので、どういう方法がいいですか。プロムナードが良いか悪いかということは、住民に全然説明していないんですよ。ですから、そのことをまず説明しないと、何回町民を集めて説明聞いても、私はやる方向、行政がやってしまうことになり兼ねないかなと、そう思うんです。先程も言いましたが、網走本線として開通した町と鉄道と同時に置戸の町も栄えてきた、それがふるさと銀河線になって廃線になったわけでありますが、あの鉄道をああやって隠してしまったら、町長が言うように、思いを残すことに僕はならない。あれはあのままずっとプラスチックで囲ってしまったんでは、私は鉄道の歴史は何もなくなってしまうと思うんですが、ここら見解の相違ではないと70思うんですが、そのことを真剣に住民に解いてほしい、そう思うんですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

前段の職員の説明なり、また、駅舎のことについての話、非礼があったらお許しいただきたいと、このように思います。それから、議員も集まりに参加しなくなったんだというお話がありましたけれども、先程来申し上げているように、ぽっぽでの集まりが中心だったというふうに思いますが、そこでいろいろ説明してきたつもりです。また、議員の皆さん方には、議員協議会と含めて、いろいろと構想もお話してきたつもりでありますし、また、図面等でのポンチ絵的なものだったでしょうか、そうしたものを提示しながら説明もしてきたつもりであります。決して上げ足を取るというつもりはありませんけれども、町民の人たちが木道プロムナードっていうのは、どういうものなんだというふうに聞かれた時に、私共として説明が不十分であるという反省もしなければなりませんけれども、しかしベテランの議員さんですから、それはこういうものなんだというくらいなお話はしていただきたいものだったなというふうに今でも思います。それが行政と議会と一緒になって町政を進めていく私は基本だろうというふうに思います。そこには、賛成も反対もあって当然だというふうに思います。私は、議員の皆さん方にもお話してきたつもりですし、また、町民の人たちにもお話してきましたけれども、私は基本的に、先程も申し上げましたけれども、置戸の町がどういう歴史の中で発展してきたという中での木材あるいは森林というものを考えた時に、今、議員の方からこの素材についてお話がありましたけれども、私は基本的に、許されることならば木でやりたいぐらいな思いです。ただ、木でやると、製材したものでやると、そんなに長くは持ちませんし、変色していきますので、これはちょっと無理だなという思いの中で、森林というか、製材の部分については諦めたわけであります。それに代わるものとして何か素材がないかなということでいろいろ探しました。探したものとして、再生木材というブロックのようなもの、それが見つかりました。いろいろ調査もしました。強度的に心配ないのかと。そして、冬期間はどうなんだと、そうしたことも含めて限りなく木材に近い材質でつくれないものだろうかということでの提案でもあります。その時もいろんな意見ありました。いろんな意見ありましたけれども、どうでしょうか、概ね理解していただいたように思います。そんなことで今日まで進めてきたと言いましょうか、いうことでありますので、決して何て言ったらいいのでしょうか、強引にとかっていう思いは全くありません。平成23年にこういうものをというふうに申し上げてきてから数年が、私も議員の中には、こんなに時間をかけるのかというふうに思っている議員さんもいらっしゃるかも知れませんけれども、それぐらいな時間なり、あるいはいろんな情報なり含めてでありますけれども、努めてきたつもりであります。まだご意見あろうかというふうに思いますので、言っていただければと思います。

質問 5番 細川昭夫

少なくても町会議員の立場で住民に説明できないのか、お叱りに似た言葉ありますが、それは十分説明はしています。分からないんです、どんなものかね。今回、ああやって試験的にやって、しかもアンケートを出して下さいって町内に回覧板まで回したわけですね。それで、一体それは何だ、そのこと自体、やること自体知らない人が、我が町内に限って言えば、ほとんどが知らない。これは何ですか、細川さんということになって、実は、こういうことです。実際71に行って見て来て下さいということで説明はしているんですけども、そもそもそう言う人たちは、なしてそんなものつくるのと。あそこにつくって誰が歩くのということになるんですね。そもそも覆うということ自体が、私は何としても納得できないですね。せっかくの鉄道の歴史を残した線路を隠してしまうことになるわけですから、そこんとこが、今ここで何ぼ町長と議論しても時間くってしまいますから、これはまた後の議論にしたいと思いますが、5月に住民との懇談会もやるということですので、これはあくまでもプロムナードをやるという前提じゃなく、本当に良いか悪いかという、そんなことも町民にもう一度問う必要があるのかなと思うんですよ。なかなか一住民にしてみたら、町長に直接ものを言うなんていうことは、本当に町長そう思っていないか知らないけど、何かの宴会の席とかそういうとこは別にして、まともに話をする時には、それは町長にものを言うと言うことは、本当はゆるくないんですよ。だから我々にどんどん言ってきて、とにかく細川さん何とかせいということはあるわけで、私自身もその思いと重なっているものですから、今回強く反対の立場をとっているわけなんですけれども、是非、5月の懇談会では、住民の意見を真摯に聞くことで進めていっていただきたい、そのことを願っているわけなんですが、どうでしょうか。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

いつもご意見は真摯に承っているつもりであります。私は、この木道プロムナードの説明会とか、先程申し上げました、ワークショップだとかいろいろ開催しておりますけれども、私が出席している回数は少ないと思います。所管の課長を中心にして、説明会だとかそういうことをやっていただいたというふうに思っております。勿論、必要な時に私も出席をして説明をしてきたつもりであります。そのまんま残すのがいいんじゃないかというご意見がありました。そういう残し方も勿論あると思います。しかし、200メートルを超える、しかも砕石で残される鉄道跡地ですから、これらの草取りも、先程の公営住宅の話ではありませんけれども、なかなか維持していく、綺麗な状態で管理をしていくというのも、これもなかなか大変なことじゃないのかなというふうに思います。残し方の方法として、できれば違う方法があるんだとすれば、十分議論をしたいというふうに思っていますが、いずれにいたしましても、基本的な部分では、残そうと。いわゆる鉄道の歴史を残して後世に繋いでいこうじゃないかという、その一点では議員と私の考えと同じであろうというふうに思っていますが、是非、前向きな議論なり、またご提案をいただければなと、このように思います。

質問 5番 細川昭夫

冒頭に言いましたけれども、私がここへ立つのは、おそらく最後でありますので、夏の草刈りのことも言いましたけれども、鉄道が走っている時は何も草は生えていないわけですから、それはローカルの方へ行ってしまうと、山の中は草は生えてますけども、駅構内は少なくても綺麗になったわけですから、それほど管理は難しくないと思うんですね。私最後の言葉として、私自身大きな町の町議会とか市議会と違って野党でも与党でもありません。行政と共に限られた予算をいかに住民の幸せづくりに繋ぐことができるのか、常にそのことを頭に議員を務めてきました。このプロムナードが一般会計40億円を執行する行政にとって、それほどの金額ではないのかも知れません。また、交付税とか過疎債等のように、7割戻ってくる資金を使うわけでありますから、そ72れほど3億円なら3億円の金が全部出費するわけではありません。しかし、一般庶民の感覚と言いますか、一住民の立場に立って私は見直しを願ってやみません。

出典:置戸町議会 平成27年第2回定例会 2015年3月15日 議事録 PDF(64ページ) 間違いを知らせる