ニセコ町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月13日
こども子育て施策の充実について
2024年12月13日、ニセコ町議会の一般質問で、高木直良議員が「こども子育て施策の充実について」質問し、町長 片山健也、こども未来課長 齋藤徹、都市建設課長 橋本啓二が答弁しました。
- 質問者
- 高木直良 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、こども未来課長 齋藤徹、都市建設課長 橋本啓二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 高木直良
通告に従いまして2問質問させていただきます。1問目、こども子育て施策の充実について。現在、2025年度、令和7年度予算策定作業が進められております。子ども子育て支援に関わる事業の充実及び子育て世代の家計支援に関する下記の項目に関して予算化すべきと考えますが、現時点でのお考えをお尋ねいたします。①今年度、第2子以降に無償化が拡大された給食費の完全無償化の実施について。②国民健康保険税18歳未満の均等割の軽減拡大による子育て家庭の負担の軽減。③子育て保護者から要求の強い「病児保育」の実現。④ちびっこひろばに猛暑の健康対策ともなる水遊び場の実現。以上について質問いたします。23
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの高木議員の御質問にお答えいたします。一つ目の御質問ですが、学校給食費の完全無償化の実施について、現在、国では本年6月12日に「こども未来戦略方針」を踏まえた学校給食に関する実態調査の結果を公表しております。令和9年9月1日時点で、全国で約3割の自治体が、小中学校の児童生徒を対象にした学校給食費の完全無償化を実施している結果でございました。なお、調査結果を踏まえての国による学校給食費の無償化の実施予定時期はいまだ示されておりません。これまでの国における異次元の少子化対策における3年間のこども未来戦略に給食費の無償化が含まれていないため、3年後の見直し時にずれ込む可能性が高いのではないかというふうに考えております。ニセコ町議会においても給食費無償化の採択をいただきましたことから、義務教育における給食費の無償化につきましては、財源確保の状況なども鑑みて、予算編成の中で実施の有無を検討させていただきたいと考えております。なお、本町ではこれまで、学校給食費の保護者負担軽減として、平成23年度から13年にわたって給食費単価の据置き、値上がり分は町費で負担をしてまいりました。また、平成27年度からは第3子以降の学校給食費の免除を、さらに、令和6年度からは第2次以降に免除を拡大してこれまで実施してきているところでございます。学校給食費の完全無償化につきましては、日本国憲法が定める義務教育費の無償化の観点から、国が実施すべきものというふうに考えておりますが、国や北海道に対しても、今後とも、無償化への要請を行ってまいりたいと考えております。二つ目の御質問につきましては、現在、国の制度の下、国民健康保険に加入する世帯のうち、小学校入学前の子どもについては均等割の5割を軽減するということになってございます。現在、ニセコ町では、これまで積み立ててきた国民健康保険基金を活用し、高校生までの子どもに対して独自に全額を軽減できないか検討しているところでございます。ただ、独自削減に対応した課税情報を算出するシステムの改修や、北海道が令和12年度に保険料を全道統一することを決定しているなど、制度導入に向けて調整をしなければならない課題がありますので、この課題解決ができましたら軽減策を講じてまいりたいと考えております。次に、三つ目の病児保育について、御質問にお答え申し上げます。病児保育とは、児童福祉法、子ども・子育て支援法において規定されておりますが、保護者が就労している場合などにおいて、子どもが病気の際に自宅での保育が困難な場合に、病院、保育所などにおいて病気の児童を一時的に保育するほか、保育中に体調不良となった児童への緊急対応を行うことで、安心して子育てができる環境を整備し、児童福祉の向上を図ることを目的とする事業でございます。現在、幼児センターにおいて依然として保育ニーズが高く、より多くのお子様をお預かりし、様々な御要望にお応えするため、職員数の維持や確保に尽力しているところでありますが、例えば病児・病後児の児童を保育するための実施要件を国が定めており、さらなる保育士の加配や看護師の常駐、専用スペースの確保が必要となっており、実現には幾つかのハードルがあるということを御理解賜り24たく存じます。現在策定中の第3期ニセコ町子ども・子育て支援事業計画のために行ったアンケート調査の結果では、病気などで保育を利用できなかったことがあるかという設問に回答した77人中67人がありと回答しており、その中で病児保育を利用したいですかという設問に対しては、30人が意向ありというふうに回答していることから、一定のニーズはあるものというふうに考えております。現在ニセコ町で実施しているファミリーサポート事業においては、一定の条件の下、病児・病後児をお預かりすることが可能となっておりますので、幼児センターで対応できない場合の一部の受皿として御利用いただいているところでございます。ニセコ町では多様な保育ニーズが高まっているほか、幼児センターだけでは全てのケースに対応することは困難であり、その隙間を埋めていくための一つの手段として、ファミリーサポート事業をさらに推進していきたいというように考えております。その一環として、現在、常時利用しなくなった民間施設の一部をファミリーサポート事業における預かり場所の拠点として活用できないか、現在、施設の所有者の方と協議を進めております。実現できれば、今まで対応が難しかった長時間の預かりや、将来的には病児保育の実現へというふうに可能性が広がるのではないかということで考えております。まだまだ多くの課題はありますが、子育てする皆さんのニーズに合った取組について、引き続き教育委員会と協議を進めてまいりたいと考えております。4点目の御質問のちびっこ広場再整備における基本計画は、令和2年に幅広くアンケート調査を行い、水遊び場の実施設計について、令和3年に実施をしているところでございます。その後、引き続いて令和4年に水遊び場の工事を実施する予定としておりましたが、市街地に供給する水道水量に若干の不安があることから、現時点まで延びている状況となってございます。現在、ニセコ町では住宅不足による建築が急ピッチで進めているほか、水道につきましては住宅を優先ということで現在供給しており、今後、事業のバランスを見て、早期にできるだけ進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 3番 高木直良
議長にお願いなんですが、ここに4項目出しているんで、1項目ずつ再質問あるいは再々質問を進めさせていただきたいと思うんですが、よろしいでしょうか。
議員の質問 3番 高木直良
いろいろお答えいただきましてありがとうございます。1点ずつ確認をさらにしていきたいと思っておりますが、まず、1点目です。小中学生の給食完全無償化、これについて予算審議の中で、予算のやり取りの中で可能であればという方向性が示されていたと思います。私が強調したいのは、先ほども紹介ありましたように、この6月議会で陳情を採択して、完全無償化へ、ぜひ実現してほしいという要望が出されております。それで、現在調査によりますと、小学生が在学286名、中学生が在学148名、直近では計434名在籍と。そのうち小中合わせて第1子は233人、これは若干数字が動くかもしれませんが、約230名程度、これに関わる無償化をもし一遍にやるとしたら予算額は年間およそ1,300万円ぐらいになるのではないか。先ほど紹介ありましたように、給食費が食材の値上がり等で単価が上がってきているというこ25とも含めて、それを織り込んで見ても、およそ1,300万円ぐらいであれば実施できるんではないかというふうに私としては見積もっております。その上で、今回庁内での予算策定に向けての今後そのやり取りが原課とともにやっていくと思いますが、ぜひ実現を前向きにといいますか積極的に、実現可能なような取組をぜひしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの再質問にお答えいたします。学校給食費自体の全体の給食費にかかわらず、料金につきましては2,699万3,000円ほどとなります。現在、第2子を以降減免しておる関係で、第1子相当に関わる給食費、これが1,793万円ほどとなっておりまして、新年度予算でこれまで実施しているほか、第1子分を無償化した場合は1,790万円予算を追加するということになります。これにつきましては、その持続性というのはすごく大事だと思っていますので、何とか実現できるように最大限の努力はしていきたいと思います。後年度の見通しをしっかり立てた上でやっていきたいというふうに考えておりますので、その点について引き続き御支援を賜れば大変ありがたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 3番 高木直良
2項目めの国民健康保険税の均等割部分です。これについて軽減していただきたいということに対して、先ほどかなり前向きな回答がございました。紹介されておりますように、令和4年度から、これらの厚労省が進めた、決定した施策として、現在未就学児の均等割については一律2分の1の軽減が行われております。また、令和6年1月1日から、出産する被保険者については、税そのものを無償化するということで、4か月分が無償化というのは、昨年11月1日以降ということで、これも厚労省が進めるということを決定しております。さらに、ニセコ独自でということになりますと、これは子どもではなくて高齢者に対してです。高齢者に対しては町独自の減免制度というのを策定しております。そういう意味では、先ほど紹介されておりますように、今後、基礎自治体が所管するこの国民健康保険、これを都道府県に収れんしていくという過程にあるわけですけれども、そういう過程にあっても、こういった現在既に町独自の減免制度を実施しておりますし、先ほどお話がありましたように、18歳まで無償、この部分をなくすということについて検討中ということでありますので、このシステム改修も含めて進めるという方向が示されましたので、ぜひこれをか確実に実施していただきたいというふうに思いますので、改めて御答弁お願いします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの関係につきましては、町としてはぜひやりたいというふうに思っているんですが、実は今、事業者にシステム改修の見積りを依頼してございます。相当実は簡単に手作業ですぐできるという仕組みになっておりませんので、どこまで踏み込んでシステム改修ができるのか、間に合うのか、あるいはシステム改修に相当額の、100万円単位でないお金がかかるのではないかということもあるものですから、その辺、ちょっと全体像を見て、できることなら新年度から実施していきたいと思って考えておりますが、その事務作業の関係も総合的に判断をして、また御報告26させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
議員の再質問 3番 高木直良
3番目の病児保育の実現について再質問させていただきます。先ほど町長のほうからも御紹介ありました第3期ニセコ町子ども・子育て支援事業計画策定に当たって、そのニーズ調査、アンケート調査が行われて、その報告書が今年度3月に発表されています。これは町のホームページにも載っておりますし、これが非常に私は大事な調査だったと思って、そこを十分、今回のこの問題だけに限らず、読ませていただきまして、様々な課題を今後の子育て支援に対しては必要な事業があるなというふうに感じました。その上で、とりわけ切実だなと思ったのが、この病児保育の実現です。先ほど読み上げて御紹介がありましたとおり、このアンケート等の自由意見欄にはかなり切実な声が書かれております。本当に、御自分の父母、祖父母、遠方にいるということで、病気のときは頼る人がいなくて、有休を取ったり早退をしたりして仕事で調整しているという声もございました。本当に病気の場合でも、急性期を過ぎたら病児保育で預かっていただければ本当に安心できると、ありがたいという声が書かれております。そういった声に応えて、先ほども、直接こども園では難しいので、民間のファミリーサポートを活用すれば、そういう体制が取れるのではないかというお話で、その場所としての施設についても、施設所有者との交渉をされているということがございました。この施設についてなんですけれども、およそどんなような施設で、客観的に見てどのように評価される施設なのか、お答えいただければ、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 こども未来課長 齋藤徹(こども未来課長は2026年3月まで)
ただいまの高木議員の御質問にお答えします。ファミサポ事業において今、民間の施設について折衝中であると。実際に今、施設の管理所有者とも折衝しているところであります。まだちょっと交渉中ですので、具体的な名称は控えさせていただかなければならないなとは思っているんですが、何か詳しく話すと、もうばればれだろうみたいな感じなってしまうような気がするんですけれども、基本的には町内のある程度市街地の中で、ある程度面積もあって、ある程度区分けもできて、そういったところがやはり向いているんじゃないかなと考えているところであります。そして、それと病児保育が関連してくるとなりますと、先ほど幼児センターで対応するのはなかなか難しいとお答えしたのは、やはり看護師を独自に雇わなければならないだとか、保育士の加配をしなければならないという部分があるので、ファミサポであれば、資格を持っているサポーターもいらっしゃったりとか、そういった可能性もありますので、そういったものに対応できるような施設というふうに今ここで申し上げておきたいなと思います。以上でございます。よろしくお願いします。
議員の再質問 3番 高木直良
どうもありがとうございました。およそイメージが湧きました。では、次の4問目です。ちびっこ広場の水遊びの場の実現について、先ほど御紹介ありましたように、相当以前に具体的な実施設計まで進んで、それにアンケートとか、いろんなワークショップなどで、本当にお母さんたちも期待した設備なんですよね。それで、とりわけクーラーの設置が問題にな27っておりますように、本当に考えられない猛暑が例年続いてきているという状況の中で、子どもたちを安心して外遊びさせるという意味では、この水場といいますか、じゃぶじゃぶ池とか、プールとか、そういった水の施設についての要望が、やはり先ほど紹介したアンケートの中にもたくさん書かれている状態です。夏のテレビのニュースでよく出てくるのは、札幌の大通公園、あそこでやはり子どもたちが水遊び、噴水だとかあるいは小さなプールで楽しそうに遊んでいるという場面がよく紹介されます。ニセコ町でも、その実施設計まで進んできたこの計画について、先ほどお話がありましたように、市街地の水供給に心配があると、その不安がまだ解消されていないということが大きな要因で実現に進めないんだというお話だったと思います。それで私も、市街地における水源対策で度々政策案件においても、どのような設備をどのように、どのぐらいお金かけてやるんだという説明は聞いてきました。ですから、非常にそれに担当の方は苦労されているというのは重々分かります。その上で、市街地のその他の住宅施設も含めまして、見込みを持ってそういう設備の更新あるいは建設のために努力されていると思います。それで、その検討で実現に向けてということのおよそのスケジュールといいますか、大体例えば1年後なのか2年後なのか、あるいは3年後になっちゃうのか、それについて改めてお聞きしたい。それと、もし例えば3年以上もたたないとできないというのであれば、こういった水遊びできる設備、設備というとお金がかかりますけれども、それに何らかの代わるような、代替の対応策というのはないのか、これについてお答えいただきたいと思います。
答弁 都市建設課長 橋本啓二
高木議員の4点目の再質問にお答えいたします。ちびっこ広場の再整備については、当時、私が係長のときから担当してやっておりましたので、非常に強い思いはございます。しかしながらですが、現段階でも見通しが立たないというのが現状でありますが、先ほど町長からも答弁がありましたように、なるべく早急にできるように何とか考えていきたいと思っております。水に関しては、ほかの対策もいろいろ考えては実はおります。まず、有島灌漑がちびっこ広場を横断しているので、それをまず利用できないかということも一応調べたんですが、子どもたちに適さないようなものが検出されておりますので、そちらのほうはできないという判断をしました。あと、地下水です。ちびっこ広場に地下水を掘って、やろうかと考えたんですけれども、ほかの事業で近くにボーリングを掘ったデータが何か所かあったので、ちょっと専門家の方に意見を求めたところ、水が出る可能性は非常に低いと。ただ、もし出た場合も、鉄分等が非常に多いので、そのろ過施設に毎年多額な費用がかかるということで、こちらも断念している状況でございます。そんな状況の中ですので、お約束はできないんですが、なるべく早く対応させていただきたいなと思っております。あと、代わりにはならないかもしれないんですが、子ども議会のほうからも遊具をちょっと増やしてほしいという要望がありましたので、令和7年度に向けて2基ほどちょっと検討しておりますので、どうか御理解のほどよろしくお願いいたします。以上です。28よろしいですか。