ニセコ町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月10日
ニセコ国際高校のよりよい運営のために
2026年3月10日、ニセコ町議会の一般質問で、高木直良議員が「ニセコ国際高校のよりよい運営のために」について質問し、教育長 片岡辰三、総合教育課参事 阿部信幸、町長 田中健人、総合教育課参事 中川博視が答弁しました。
- 質問者
- 高木直良 議員
- 答弁者
- 教育長 片岡辰三、総合教育課参事 阿部信幸、町長 田中健人、総合教育課参事 中川博視
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 高木直良
2問目に移ります。ニセコ国際高校のよりよい運営のために。新年度からニセコ国際高校が始まり、新たな寮の運営も始まります。これを可能にした多くの関係者、教育委員会や学校教職員、給食センター、基盤整備に当たった業者さんなど、皆さんの努力には敬意を表したいと思っております。その上で、一方、改革のスピード、あるいは多様なメニューに追いついていけないケースはなかったか、こういった危惧も生まれております。また、来年度予算案にあるように、まだ多くの残された条件整備の課題も残っております。そして何よりも、生徒たちを教え、指導に当たられる教員の皆さんへの期待は大きなものがございます。新たに着任される教員の方も含めて、お一人お一人の努力はもとより、教師集団全体の力、この力をどう発揮し、どう実現するかが学校の在り方を左右するというふうに思いまして、以下、2点質問いたします。①教職員の情報共有、率直な意見交換の場つくりが極めて重要と思うが、その現状と課題への対処について伺います。②教職員間の信頼関係において、近年のハラスメント事案からの教訓をどう生かしているか。また、メンタルヘルスへの対応についてどうされるか伺いたいと思います。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
それでは、高木議員のご質問にお答えいたします。まず最初に、本年4月のニセコ国際高校の開校に向けた取組、また、生徒たちを受け入れるニセコ町教育交流センター、いわゆる寮の建設に当たり、町議会をはじめ関係各位の皆様のご理解、ご協力を賜りましたことに深く感謝申し上げたいというふうに思います。さて、1点目でございますが、これまでのニセコ高校の教職員はもとより、ニセコ国際高校の開校に当たり新たに着任する教員も増えることから、教職員間での情報共有や意見交換の場づくりが重要であるというご指摘でございますが、そのとおりであると考えております。24これまでニセコ国際高校の開校に向け、校内で意見聴取を行いながら、教育委員会と学校長のリーダーシップの下、方針を決め、その方針に沿った具体的なカリキュラムなどの具現化を図ってまいりました。高校では、これら意見の聴取においても、各委員会や分掌のリーダーとなる教職員から意見を求め、教職員が何をしたいかを経営方針に加えるなど、教職員の意見も生かした学校運営を進めてまいりました。課題としては、新しく開校するニセコ国際高校は、ご承知のとおり全日制の進学型単位制総合学科の高校として設置されます。一方、ニセコ高校は定時制の農業学科の高校であり、両者は制度が異なることから、両者の教職員の意識改革を図ることが重要であると考えております。そのため、教職員間の共通理解の下、新たなニセコ国際高校の教育方針への理解などを深めていくことが大切であると考えます。それゆえ、教職員間において、より自由に意見表明ができるような場を設定し、学校の魅力化を進めていけるよう指導や支援をしてまいります。2点目でございますが、ハラスメントやメンタルヘルスについては、道教委の通知、通達や資料を活用して、服務規律の保持等を含めて、校長会議、教頭会議で注意、指導しているところであり、現在、ご指摘のような事案はございません。また、近年は働き方改革の推進が求められており、1月13日に開催した校長研修会や12月12日に開催した教頭研修会において、特に労務管理の重要性について指導してきたところでございます。メンタルヘルスについてでございますが、役場職員と同じように、年1回のストレスチェックを全職員に実施し、自分が抱えるストレス要因を客観的に把握できるようにしております。また、何か心配事などがある教職員には個別面談を実施するなど、職員の心理的不安を軽減する対応を取っているところでございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
議員の再々質問 3番 高木直良
これも分けて再質問、再々質問に進みます。1点目の改革に伴っての意見交換とか情報共有が大事であるということを再確認するわけですけれども、私は、この質問に先立ってちょっといろんな資料、頂いた資料を振り返ってみて思ったんですけれども、やはり本格的に動き出したというのは非常に短期間なのですよね。令和5年度から7年度のこの3か年というのは物すごいスピードです、短期間です。特に外部にその内容の発信が始まったのは令和6年度ですね。広報もそうですし、それから議会での全員協議会の場での説明とか、そういう発信がばんと続いたわけですけれども、その中身はやはり相当多岐にわたっています。改革ということなので、やむを得ない側面があると思うのですけれども、かなりのメニューがあって、そういうことについて、私がいろいろ学校祭へ行ったり、あるいは説明があるときに顔を出してきましたけれども、やはりこんなにたくさん改革が進んでいって、教職員の皆さんは大変だなというふうに、それは実感です。そういう思いを強くしました。そういった意味で、短時間の、本当に特色ある、全国に先駆けたような内容が含まれている中でしたので、果たして教職員の間に全体が共有され、消化されてきたのかという心配があったのです。それはいろいろ伺いながらそういうふうに思ってきました。その意味で、先ほどお話があったように、自由闊達に職員間でも意見交換ができる場を設けていきたいというのは、まさにそれをやっていただきたいなというふうに思っております。25その上で、やはりこういった状況でたくさんの情報が出たりして、説明は確かにされて、資料も私たちは受け取っていますけれども、その中でやっぱり欠けていたのは、それにどれだけの予算がかかるのか、それをどういうふうに工面していくのかとか、そういった財政に関わる情報というのはほとんど頂いた資料の中にはなかったんです。そういう中で、実際は実行するためには予算がなければできないということで、私たちの目の前に出されたときには相当の額の予算額が出され、それからさらに来年度も引き続いて残されたハード面のお金を使うということで、ちょっとその辺の情報の提供というのは、職員間もそうですけれども、外部に対する情報提供も弱かったのではないかと思いますけれども、その辺について何かこうすればよかったなという反省みたいなものがあれば伺いたいと思います。
答弁 総合教育課参事 阿部信幸(総合教育課参事は2026年3月まで)
高木議員の再質問についてお答えさせていただきます。最終的に、意見交換の場を設けるということについてはご了解いただけたのかなと思うのですが、予算の関係ですね、期間が短い中で進めたということで、全体の予算が見えない中で進んできたのではないかというご趣旨かと思います。確かに全体の予算を最初にどの程度かかるかというところの見極めが不十分の中で進んできたというのは事実かと思います。ただ、都度、予算に関しましては、議会の皆様のほうにお知らせしてきてやってきたというふうに我々は考えてございます。その都度が、全体的な計画で幾らかかるのかというところが欠けていたということかと思います。その辺につきましては、繰り返しになりますけれども、期間が短い中で進めてきたというところでご了承いただきたいと思います。来年の予算につきましても、今回の令和8年度の予算、当初予算を審議していただきましたけれども、校舎の改修ですとか、寮の改修等々、まだ大きなハードの事業も残っているということで、今回の8年度の当初予算でご説明させていただきました。今の私の考えでいくと、ハード的な部分についてはこれで一応一段落するかなというふうには考えてございますので、ご理解いただければと思います。以上です。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
補足でございますけれども、高校のいろいろな取組、特に国際教育と起業家教育という大きな2本立てではありますけれども、そこにぶら下がっているいろんな取組は多種多様ありますけれども、基本的には大きな国際教育と起業家教育という2本柱で進んでいるということでございます。また、現在、農業高校ということもあって、その中でやっているので、非常に多様に見えると思いますけれども、新しいニセコ国際高校に向けては、その2つの大きな柱で進めていくと。実際、先生方の中でも、やはり理解の早い人もいれば、なかなか理解できない人もいらっしゃいます。そういう中で学校としても最終的にそういう調整を図りながら進めているということでございます。また、今、阿部参事のほうからもご回答がありましたけれども、予算の件については、本当に毎回提案する中でご指摘いただくところで、私も本当に大変申し訳ないということではございますけれども、高校改革に関わっては、やはり出願者がどうだったか、あるいは、今回も寮生の人数がある程度26固まったので、いろいろな対応ができることで、急遽、臨時寮を教員住宅にですとか、あるいは希望ヶ丘寮を改修して子どもたちのために使うというようなことになってきますけれども、やはり予算を当てずっぽうに出すというわけにもいかず、今回の校舎改修のほうにつきましては、実施設計ができて具体的な数字ができたというのは今年度のことということもありまして、そういう意味では、私どもとしては、そういう制度の段階を踏みながら進めている中で、どれだけ早く進めるかということも、今。1年後ろに下げると、黙っても1割、2割が建設費が高くなるということもある中で、最大限、そういう財政に関わっては、町の財政担当とも十分連携を図りながら進めてきているところではございますけれども、その出だし出だしがどうしても煮詰まってからの提案になるということで遅れているということは、これからもできるだけそういう情報は早い段階で全員協議会等でご説明を丁寧にしていきたいというふうに思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
答弁 総合教育課参事 阿部信幸(総合教育課参事は2026年3月まで)
先ほどの答弁の中で、ハードについては一応一段落だなというふうに思いますということでお答えしたのですけれども、実はこれも前々からご指摘いただいてるところなのですが、農業高校の農業施設の関係はまだ残りますので、その施設の利活用を含めて、農業高校が廃校というか、終わるまでの間には、今後どのように利用していくかということがございますので、ハード面で、その施設の利活用についての予算が今後も見込まれるということで付け加えさせていただきたいと思います。以上です。
議員の再々質問 3番 高木直良
再々質問なのですが、実はこの今の緑地化観光コースを含めて、全国的に先駆けた現在のニセコ高校、この改革がこういうふうに姿を見せたのは、1989年、平成元年です。それで今、当時の教育長で尽力された米田さんの文書というのか、振り返った文書、これは改革の4年ぐらい後の振り返りなのですけれども、これは、このときはやっぱり定時制高校が生徒が集まらないという状況で、廃校の危機ということから、改革しようということで、いろいろな議論がされて、当時は何か特別委員会もできたというふうに書いてあったのですけれども、そういった議会ぐるみでもあって、今の全国的に珍しい観光コースのある緑地観光科ができました。それからさらに時代が進んで、今、新たな改革に一歩進んでいます。それで、当時を振り返って、最後のところに書いてある教育長の言葉なのですけれども、創業は易く守成は難し、創業というのは業をつくる、これは何か唐の時代の偉人の言葉らしいのです。それを教育長らしく引用しているのですけれども、要するに、改革で始めるのはたやすいけれども、その中身をつくっていく守成、これは非常に難しいというか、それが大事なのだという戒めのような言葉が出ています。ここに書いてあるのですけれども、やっぱり改革した当初は、40名定数に50人ぐらいが何年か続いたというふうに書いてあるのですよね。そういう意味で言いますと、もうまさにこの今の改革が、この言葉どおりどう継続していくか、中身の充実をどうしていくかということが鍵だと思っています。その一番のポイントなるのは、私が先ほど言いました、教師の集団、個々の教員の努力も必要です27けれども、教員同士が力を合わせて、同じような目標にちゃんと向かって子どもたちを育ててくれるのかということが大事だと思っておりますので、改めて教員同士のコミュニケーションとか、あるいは校長や教頭との上下の関係も含めて、どのように風通しよくやるか、改めて質問したいと思います。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
今、髙木議員の再々質問になるかと思いますけれども、やはり創業は易く、守成は難しということで、私もいろんなところでそういう学校改革を進めて、その後どうなるかということが本当に重要だというふうに受け止めています。私自身も、これまで関わったことから、今回30年かかって改革になったということですので、今の時代のスピード感からいけば、もっともっと早く、あるその必要なタイミングで、少しずつでも時流に乗るような改革を進めていくところが大事だというふうに思っておりますので、これがずっと続いて、なくなってからじゃなくて、その兆しが見えるときに、それぞれ目指すべき柱を検討するなどしながら進めていきたいというふうには考えてございます。また、実際の教師集団ということになるわけですけれども、やはりこの2年間については、これまでの定時制のニセコ高校と全日制のニセコ国際高校が2年間は同居する形で進みますけれども、そういうところを一体的に、教育目標ですとか、シビックプライドを持ったグローバル人材の育成というようなことで、そこを共有化を図って、できるだけ一体となれるような、会議等も一緒でそれぞれ進めていくというような、別々の学校のようですけれども運営としては一つの学校というような形で進めていくと、そういうことで共通理解を図っていくというようなことに努めたいというふうに考えております。
議員の再々質問 3番 高木直良
2点目の再質問です。先ほども申し上げたとおり、今度の改革では相当いろんなことが行われてきます。これまでもそうですけれども、校内イベントをはじめ、校外との交流、いろんなところと、大学、高校、それから民間企業、そういったところとの交流が多岐に盛り込まれています。現在も既に経験はしていると思うのですけれども、そういった中で、新しく着任する先生を含めて、生徒たちの大学の受験についても力を入れるということですし、それから民間への就職、こういった指導など、多岐にわたる先生の業務がございます。それで、今朝の道新の一部に先生たちのメンタルヘルスの特集がありました。それで、教職員のメンタルヘルス、精神的な負担から休職されている方が道内においても200名を超える数字が上がっているのですけれども、そのようにやっぱり真面目、真面目というか一生懸命取り組むのだけれども、いろいろやっぱりトラブルとか困難にぶつかるわけです。そういったときに必ず、やっぱり一人だけですと不安になったり、なかなか人間関係がつくれないとか、そういうことでメンタルヘルスで不調を起こす方が増えて、増えるとは言いませんけれども、そういう方も出てくる。それを未然に防ぐ、あるいは、早めにそれを気づいてカバーしてあげるという、そういう体制がどうしても必要だと思います。現在、ニセコ高校ではありませんけれども、町内の学校でそういう事案もあるようなので、ぜひともそれは力を入れていただきたいと思いますが、その点についてもしコメントがあれば、ぜひ述28べていただきたいと思います。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
高木議員のご心配の向き、私どもも昨今、教育現場ではいろんな意味でストレスが高くなっているということもあり、また、保護者の方もいろいろな方もいらっしゃる中で、そういうメンタルになったりする先生方もいるという実態はございます。町内の中でも、そういったようなことでお休みになる方もいるということですので、先ほどの町のメンタルヘルスのストレスチェックなんかも利用して、実際に産業医との個別面談を希望する先生方もいらっしゃって、そういう面談をしてちょっとすっきりしましたというようなことで言ってくれる先生方も実際に最近おられましたので、そういったことで、そういった個々の先生方のメンタルな部分やいろんな働き方を含めて、教育委員会、あるいは学校の管理職も含めて積極的に関わりを持って、一人で抱え込むようなことのないような、そういった明るい職場づくり、健康な安心・安全な職場づくりを目指して取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の再々質問 3番 高木直良
3項目めであります。
議員の再々質問 3番 高木直良
はい。
議員の再々質問 3番 高木直良
3番高木です。続きを、3問目です。ニセコ町のスキー文化継承について。ニセコ町は倶知安町などと並んでオリンピックスキーヤーを排出し、現在ニセコ高校3年生の藤村一慶さんがフリースタイルでスキーワールドカップで活躍するなど、スキーの町として誇ることができる町です。しかし、近年、外国人客の増加や、リフト代、宿泊、飲食の値上がり傾向で、日本人客の数や割合は減ってきています。地元住民の中でもスキーをしない人口が増え、スキーの町とは言えない状況になることが不安視されています。その要因として、現在の親世代のスキー離れが子どもたちにも影響しているのではないかと言われております。地元の子どもが自然にスキーに触れられる環境を守ること、これが長期的にはニセコ町に根づいてきたスキー文化を守る最も大きな意味を持つものと考えます。質問します。1点目、観光の側面からだけではなく、地域の文化の面からスキー離れ現象をどう評価しているか。2点目、スキー場のある地元住民が気軽に楽しめるように、町民はリフト代は無料というような思29い切った施策が必要と思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
それでは、高木議員のご質問にお答えいたします。1点目の質問についてですが、スキー離れ現象は、日本のスキー場を中心としたウィンタースポーツについて、1990年代と比較すると、1998年の1,800万人をピークに、2024年には420万人となり、4分の1以下程度に減少したというふうに言われております。その要因としては、少子化、娯楽の多様化、スキー場の老朽化など、様々な要因が重なっているものと認識しております。ニセコエリアではほかのエリアとは多少状況が違うかもしれませんが、インバウンドによる海外からのスキーやスノーボード客の増加により、スキー場エリアがにぎわっている状況があることから、日本人のスキーヤーの利用が他の地域より目立たなくなっているものというふうに思います。2点目のご質問ですが、ニセコ町においては、これまでもウィンタースポーツ事業への取組や助成を行ってきており、過去の実績では、児童生徒の1日券の利用率約70%や、シーズン券購入率約55%、おおむねここ数年一定となっており、コロナ禍のとき、それ以降、シーズン券購入は約40%と少し増えている状況にあります。児童生徒がスキー場に行きやすい環境を確保するため、スキー場事業者の皆様のご協力により、一部保護者を含めた児童生徒へ、あるいは未就学児童へのスキーリフト券の配付や児童生徒へのシーズン券の助成を継続的に行ってきております。本年度においても、保健体育総務費の約19%をスキー事業として確保しているところでございます。全町民リフト料金無料とするためには、町が全てを負担すると仮定すると、その経費は概算でも年間約2億6,000万円以上の財源が必要となります。それを持続的に町が負担していくには財政的な面からも極めて厳しいところと考えております。まず、ニセコの子どもたちが気軽にスキーを楽しめる環境を第一に整えていきたいと考えております。令和8年度予算では、スキーリフト券などの助成は例年どおりとしてございますが、一部保護者を含めた児童生徒のリフト券の利用については、実施方法を含め、現在、見直しを行う予定としてございますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
答弁 町長 田中健人
町長にも回答を求めるとありましたので、私からも簡単にでございますが、ご質問にお答えしたいと思います。教育長の答弁のとおりでございますが、ウィンタースポーツの振興については、様々な事業に対して現在も支援を行っております。教育委員会とともに連携を図りながら、町民がウィンタースポーツ、特に今回で言うスキーに触れる環境の整備を進めていきたいと考えておりますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
議員の再々質問 3番 高木直良
1項目めの再質問なのですけれども、現在、ニセコ町はスキーヤーでにぎわっていると、先ほど答弁にありましたインバウンドがかなり増大して、そう見えています。しかし、実態的に見ますと、今、富裕層が楽しむ場、あるいは内外の資本が収益を上げる場というふうに変質し30てきているというのが私の認識です。そういう中で、地元の人々がもっとスキーを楽しむという状況を守るという意味では、先ほどのスキーリフト券の補助などがありますけれども、そのほか、そもそもスキーウエアとか、スキーそのものとか、それからお昼にかかった場合には食事だとか、もろもろの経費がかかるわけです。そういう状況の中で、親子で休日に行くというのも、なかなか親のほうが仕事のことも含めて行きにくくなっているという状態があると思うのです。リフト券の補助はありがたいし、それをもっと使い勝手のいいように、いろいろ町政懇談会にも出ているように、時間券ですとか、もっと使い勝手のいいものにしてほしいという声があったと思います。そういう意味での工夫、先ほど再検討といいますか、見直しもしていくということですが、改めてどのような具体的な見直しをされるつもりか、お聞きしたいと思います。
答弁 総合教育課参事 中川博視(総合教育課参事は2025年12月まで)
高木議員のご質問にお答えします。リフトシーズン券及び保護者に対する部分のものに関しては、各種索道会社、ニセコ町はほかの町村と違いまして3件あるものですから、1件ずつ丁寧に相談して、それを全体でまとめてという形もあるので、こういうふうにやりたいという部分を言っても、なかなかずれてきてしまうことがあるので、一回、今回に関しては、どういうふうにスキー場とやっていくかというのを詰めながら、各スキー場と話しながら一定の部分を煮詰めて回答していきたいなというふうに思ってございます。以上です。
議員の再々質問 3番 高木直良
2点目の再質問です。ウィンタースポーツとしてのスキーの活性化、スノボーも含めてですが、確かに先ほど最初に言ったように、かつてはオリンピック選手、それで現在も、ニセコ高校生、もう卒業するのだと思いますけれども、そういう活躍する方も出ているのは確かです。そういう意味で、競技スキーの中で競技で上位を取るような、そういった方を、例えば民間のスキー団体とか、あるいは学校の部活とかというのも大事だと思っています。同時に私は、子どもから大人までスキーを、やっぱりこの地域の中で気軽に楽しめると。それは子どものときから高齢になっても、生涯スポーツを楽しむと。それが健康だとか交流だとかという役に立つ場になるわけです。そういう意味で言いますと、生涯スポーツとしての位置づけをどのようにされているかお聞きしたいと思います。
答弁 総合教育課参事 中川博視(総合教育課参事は2025年12月まで)
高木議員のご質問にお答えしたいと思います。競技スキー、民間スクール等々の部分、今回に関しても、藤村さんだけではなく、ニセコには今いないですけれども、ほかの方々も割と活躍されていたり、競技に関しても多種多様の部分があったり等々しているかと思います。ただ、いかんせん最近のニセコの町のスキーの傾向が、楽しむという部分のスキーの傾向で、スクールとか、そういう部分の参加者も徐々に減ってきて、子どもたちが減ってきているという状況もあるので、取りあえず、そこの部分の前の参加できるような体制、要はスキーをまず楽しんで、そこから競技に行ってもらったり、そのまま楽しんでもらったりという環境をつ31くるのに、今のやり方の部分で徐々に進めていこうと。大人に関しても、去年から保護者に、4歳からのスキーの部分の幼児センター部分に関しても、スキーチケットを、一日チケットを渡せるようにはしているので、そこの部分も含めて今後いろいろ考えていきたいと思います。以上です。
議員の再々質問 3番 高木直良
すみません、時間がないのですけれども再々質問ですが、スキーもいろいろ楽しみ方があって、アルペンもあるけれども、クロスカントリーもある、あるいはもっと緩やかに歩くスキーというようなことで、散歩の林間のコースを歩くとか、多様な楽しみ方があります。そういった楽しみ方の多様性をどう普及していくか、そういうことも大事だと思いますので、ぜひ何とかそれを普及していただきたいと思います。お考えがあればお聞きします。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
高木議員ご指摘のように、競技スキーとかゲレンデで滑るようなスキーのほかに、クロスカントリーですとか、いろいろ歩くスキーも含めてございます。昨年度も、近藤のほうでクロスカントリースキーのそういう指導もやったところなのですけれども、残念ながらちょっと指導者が急遽欠けたということになりまして、今年はできなかったということですけれども、今後とも幅広い、そういったスキー人口が広がるような、そういった方向で取組を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。