ニセコ町議会 令和4年第5回定例会 2022年6月10日
高齢者や交通弱者により優しいニコットバスの運用改善を
2022年6月10日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「高齢者や交通弱者により優しいニコットバスの運用改善を」について質問し、町長 片山健也、企画環境課長 高瀬達矢が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、企画環境課長 高瀬達矢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
3 件目に入ります。高齢者や交通弱者により優しいニコットバスの運用改善を。国から高齢者に対して、運転免許証の積極的な返上や運転を控えるようにとの勧告が出され、町内でも車の運転をやめる方々が増え続けています。そのため、今後ますます公共交通機関であるニコットバスの必要性が増してくるものと思われます。一方で、利用者の中に利用しづらいと思っておられる方も少なからずおられます。同じ方向に向かうものであっても、申込むタイミングが僅かにずれたことで受付してくれなかったり、1 日によっては乗車が必要なときがあっても、終日予約済みで申込みができなかったりすると聞いています。これでは他に交通手段を持たない方は、通院や買物など生活に必要な外出ができないことにもなります。このことは早急に改善しなければやらないと考えています。町ではこれらの10状況を把握し、具体的な対応に取り組んでいるのか、町長に伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
にこっとバスの運行は予約方式によるデマンド交通サービス事業として、道路運送法に基づき、北海道運輸局・国土交通省の許可を得てニセコバス株式会社が事業を実施しており、予約のない方への弾力的な対応は原則できないということになっております。これまでのまちづくり懇談会においても、予約者と同じ会合に参加している人が同じ方向に帰るので乗車させてほしい旨の要望をいただいておりますので、例えば乗車場所と降車場所が予約者と同一の場合など、こういった一定のルールによって予約対応することができないかどうか、事業主体であるニセコバスと協議を進め、可能であればそういった柔軟な対応を検討してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
このバスの問題はですね、実は前にも質問してたと思うんですけれども、町長はそれをできるだけにこっとバスさんのことをニセコバスさんに話して、善処するという回答をおっしゃってました、ここで。ところが現実にはなかなかそうはいってないわけですね。今町内を走る地域公共交通といったらにこっとバス、デマンドバスしかありませんのでね。このままの状態だと本当に大変なことになるのではないかなというふうに思っています。現在、前からもそうですけれども、1 台 9 人乗りの車に、運転者が入っているのかな、平均が 1.5 人ですよ。これこそもったいないです。CO2 削減には適さないのではないかなというふうに思っています。それでですね、ニセコバスさんの運用の係の方に私も直接問合せのお電話をしました。そしたら、いややってますよって、申込みをしてないけれども、そういう人がいたら載せてますよっておっしゃったんですけど、いやこの間乗れなかった人がいらっしゃったようですって言ったら、そのドライバーさんの考えでいいよっていう人と、それからそうでないっていう人とバラバラのようなんですね。ちゃんとオペレーターに申し込むのが原則にはなってます。でも、そういう急なときは、ドライバーさんはちゃんと無線機を持っていて連絡とれるようになってるそうです。そのドライバーさんによって受け付ける人と受け付けない人といて、そしてまた町のほうからそういう指示はなかったのでしょうかっていうことを申し上げたら、いやそれは聞いておりません、町からはそういう場合はどうしたらいいかっていう相談も受けてないということでした。おひとりの担当者の方ですのでね、もうちょっと詳しく調べる必要があるかと思いますけれども、ただ乗れなかった人にとっては非常に悔しい思いもあるでしょうし、やはりこのにこっとバス、先ほど申し上げたようにニセ コ町の地域公共交通、非常に重要性が増してくると思うんです。福井では助け合い交通とかいろんなサイドでやっぱりされてますけれども、これドライバーさんとかオペレーターさんの対応によって、まだばらつきがあるようなんですけれども、町とニセコバスさんとその辺のところを調整というかお話合いをされたんでしょうか、されたことあるんでしょうか。ニセコバスさんはされたこと、それは聞いてないっておっしゃってるんですけれども。これは何とか改善、一歩でも改善できないかなというふうに思っています。それでバスを申し込んでも断られて、そして忘れもしない、その方亡くなったんですけど、1 月 3 日、ニセコ町の町から家まで 9 キロ歩いた、80 代の方ですよ。もう本当にしんどかったってそんな話ばっかりされてました。それで私の個人的なことですが、夜・夕方だとか道路歩いてる方を見かけたときは、本当によくいるんですけど声かけてます。私も 6 回ぐらい声をかけたら、ニセコ高校の生徒さんだったり、1 人は昆布までずっと行かれる方だったり、国道 5 号11線を歩いてるんですよ、夕方。それとか板谷の奥のところ、そこは片道で 2 時間 40 分かかるそうです。雨降りでした。そんなときに傘差している人、誰だかわからないんですけれども、勇気出して車戻って声かけたら、たまたま町内会の方だったので、載せてお送りしたいんですけれども、それこそ助け合い交通は大事なんですけど、全く知らない人の場合はすごく怖いんですね、何かあったらどうしよう、でもやってきました。で、何も問題はないんですけれども、そういうことをしなければ片道 2 時間とか 3 時間近くかかって、しかも冬のみぞれのときとか 11 月とか、そういうときに歩いてらっしゃるんですね。だからこれは現実問題として、もっともっと検討していく必要があると私は思ってます。町長、デマンドバスのニセコバスさんと話し合うとか、これから予定はないでしょうか。
答弁 企画環境課長 高瀬達矢(企画環境課長は2023年3月まで)
ただいまのご質問ですけども、企画のほうで担当しておりますけども、ニセコバスさんとは常日頃打合せは実施しているところでございます。過去にこのようなお話があったということもお聞きしてるんですけども、そのときには基本的にはお断りしてるということをお聞きしました。先日、責任ある者にも担当係長から通して、今回の件についてお伺いしたいんですけども、予約のない方については国交省の申請に対して懸念があるということで、お引受けすることは簡単にはできないという回答でございました。先ほど斉藤議員からドライバーによって載せたり載せなかったりしてるのがあるとお聞きしたので、これについては後日ニセコバスさんと申し入れほうをしていきたいというふうに思ってます。ただ、町長から答弁あったとおり今回打合せの中で、同じ会合に出席していた場合、同じ場所に降りる場合であれば、何とかオペレーターと乗務員のほうに周知すれば可能性があるということなので、この件についてはもう少し詰めていきたいなというふうに思ってます。乗務員も 2 人 3 人で対応してるということではなかったようです。たくさんの乗務員が入れ替わりでデマンドバスを運転しているということも今回承知しておりますので、ニセコの町をしっかりとわかってない乗務員も今後出てくるというようなことも予想されますので、ただいまの弾力的な対応については、一定のルールをきちっとうちとニセコバスで決めていきたいと思ってます。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
重ねて申し上げますけれども、やはりこれを利用される方は車のない方、そして免許証を返上してしまった高齢者、もう弱者なんですよ。そういう方に対して、やっぱりできるだけどうしたらそういう方たちの交通、足を、これ本当に重要なことなので、町の将来にも関わってくることだと私は思ってますから、もっと真剣に、もっと人にやさしい、弱者に優しい思いやりのある施策をもう一度検討し直してみてはいかがかなと思いますけれども、町長いかがですか。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
このデマンドバスはタクシーとは全く違うんですよね。そのことの周知を私どももう少ししたいと思います。この時間にこういうことで予約したのに何で遅れるんだとか、よその人を乗せていて遅くなってどうしてくれるんだっていうことも当然あるわけですので、やはり相互扶助で助け合う交通だと、時間どおり走るタクシーではないですよ、多少ゆとりある枠でお願いしますっていう周知も私たちはできるだけしていきたいと思っています。斉藤議員は今そういうふうにおっしゃいましたけど、当初は時間どおりじゃないということでだいぶん私も斉藤議員から怒られた記憶があります。そこはタクシーとは違うんだと、みんなで譲り合って利用するバス、12どこだって意識があれば、もう少し 2 人、3 人と乗車率も高まるんじゃないかというふうに思います。そこの啓発は私ども足りないと言われればそのとおりかもしれませんので、今後できるだけ皆さんが助け合うんですよという前提で周知活動も行っていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。