ニセコ町議会 令和3年第11回定例会 2021年12月15日
除雪の担い手不足
2021年12月15日、ニセコ町議会の一般質問で、高木直良議員が「除雪の担い手不足」について質問し、町長 片山健也、都市建設課長 黒瀧敏雄、副町長 山本契太が答弁しました。
- 質問者
- 高木直良 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、都市建設課長 黒瀧敏雄、副町長 山本契太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 高木直良
広報ニセコの 12 月号に「除雪にご協力を」という記事が掲載されまして、ニセコ町での除雪事業の現状の一端と、除雪作業に 30 年以上携わってこられた方のご苦労話が掲載されておりました。町民にこうした情報提供することは非常に大事だと思っております。同時に、ニセコエリアで起きている除雪に関する状況の全体像、それを把握した上で課題の解決を図らなければならないと考えます。いま除雪の中心的な担い手であります事業者さんの共通の悩みは、除雪車のオペレーター不足です。除雪の担い手不足は危機的状況にあると私は思っておりますの33で、以下質問します。1 つは事業者オペレーター確保が大きな課題であると考えますけども、町としては現状どのように把握し、評価されているでしょうか。2 点目としては、事業者の共通で喫緊の課題でありますオペレーターの育成や確保を援助する仕組みを町として組織的に検討する必要があると思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまのご質問にお答えいたします。初めに 1 つ目のご質問でありますが、近年倶知安町・ニセコ町エリアを初めとして、ホテルや別荘地の建設などの開発に伴う施設除雪の需要が増え、町道除雪における作業につきましても影響を受けているところでございます。特に除雪車を操縦するオペレーターの人材不足が大きな要因となっているものと思います。また、そのような状況の中で、これまで行ってきておりました私道除雪や、個人の方の敷地内除雪にも支障が出てきているというような情報を聞いているところでございます。町としてもこうした状況を何とか改善できないかというふうに考えているところでございます。次に 2 つ目のご質問でありますが、オペレーターの育成確保、助成などにつきましてお答えいたします。この件に関しましては、オペレーターの人材確保を最優先に行うために、第 1 に機械技能講習会や大型自動車免許、大型特殊免許などの取得に関して、除雪事業経営者との協議のもと、条件付で次年度から支援できるような検討を現在考えておりますので、引き続きご理解とご協力をよろしくお願いを申し上げます。
議員の質問 8番 高木直良
お答えにありましたように、非常にこのオペレーター不足は深刻だと考えます。実際その影響がお話にありましたように、どうしても開発エリアのほうに有利な条件で誘導されるといいますか、それこそそれは民民の話ですけれども、そちらに足りない人材が多くとられてしまってるという状況。それから、逆にそのことによる民民といいますかね、去年まで私道の何百メートルかをある業者さん頼んでいたけども、どうもその値段が上がってしまったとか、あるいは断られたとか、そういうことが実際に起きております。その一方で、うちはこんだけ安くやるからということで頼んだところ、その技術が伴ってなくて、自宅の植木に傷がついたとか、あるいは壁に傷がついたとかそういうことがあって、もう今年はそういうとこには頼まないという方の話も聞きました。ですから、高ければやるっていうのと、安いからこちらへどうぞという極端な現象が起きてきてるというのが実情だと思うんですね。それで私が考えますのは、一つはオペレーターをどうやって確保し育成するかという問題と、私道とか民間の宅地を含めて、やっぱり公正な価格で契約ができる仕組み、やはり一対一ですとどうしても事業者さんの都合から高いお金が提示されて、それに対してどうしても頼みたいので、ちょっと高いけども我慢するとか、そういう状況は起きていると思うんです。そういう意味で、このオペレーター確保については本当に真剣に取り組まないと、この町の基本的な生活が非常に危険な状況、危機的な状況に追い込まれると考えています。それで条件付で来年度、そういった育成についての支援が受けられそうだというお話ですけども、さらにこれは町のみではなくて、例えば振興局とか開発局とい34ったところと問題を共有して、お互いに取り合うのではなくて、どうやったら全体が充実できるのか、人材育成ができるのかっていうことをきちっと協議の場というのを設定すべきではないかと考えます。それから育成ということで、仮にまだ免許を持ってない方で若手の方がこれやってみようということで、その意思を持っても、例えば仕事が冬季間のみということになってしまう、あるいは今ちょっと雪が少なくなってますけども、暖冬でほとんど出動回数がなく事業者さんの収入も減って、働こうと思った方の仕事もあまりなくて収入も落ちてしまうということによる弊害、あるいは冬季だけは働いて収入があるけれども、夏季は全然見通しがない、仕事の当てがないというようなことが起きないように、トータルでこの仕事で安定的に収入もあるし、町の皆さんの生活に貢献できるというような安定した仕事として、地元の産業として定着できる、そういう人材育成の仕組みというものをぜひ検討していただければいいと思います。それで、その関連でちょっと気になったことがありましたのでお聞きしたいと思います。広報ニセコ 11 月号の 11 ページに除雪サービスの支援、これは社会福祉協議会に委託してるものですということで、申出は何日が締切りですという記事が掲載されました。12 月号には 23 ページに高齢者の住宅前の除雪事業ということで、窓口は保健福祉課の福祉係という記事が載せられておりまして、これも締切りがいついつですということが紹介されてるんですね。しかし、ニセコ町としてのこの除雪に関する支援・サービスについてはもう一つあるわけです。今年の仕事の 115 ページには保健福祉課が所管する除雪事業についての 3 つのメニューが紹介されています。一方、都市建設課所管の生活道路の除雪費補助、これは今年の仕事の 38 ページに載っております。いずれも申請が必要です。しかし、広報を見る限り、これを全部網羅してニセコ町ではこういう制度が、こういうメニューがありますので、該当する方はぜひ申請してくださいというふうに総合的に出すべき情報ではないかなと私は思うんです。ですから所管課が違ったり、締切り日が違うということでバラバラに掲載されているんですけども、私はぜひ町がやってる除雪に関する支援とかサービスについて、総合的にお知らせする、そういう出し方が適当ではないかというふうに考えます。改善できると思いますので、その辺の見解をお聞きしたいと思います。
答弁 都市建設課長 黒瀧敏雄(都市建設課長は2023年3月まで)
高木議員のご質問にお答えしたいと思います。確かに今までは都市建設課のほうで高齢者除雪をみていた経緯もありました。補助の関係の一環もありまして、それぞれの所管で分けたといういきさつもありました。今おっしゃったように、ちょっとわかりづらいという部分、掲載の仕方についてはもうちょっと工夫をして、わかりやすいような広報の出し方を今後検討したいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
答弁 副町長 山本契太
今のつけ足しとして、その広報部分についてはご指摘のとおりだと思います。広報編集する上でちょっとこう視点としてはあります。申請の間に合うものを載せたということではないかなと思います。網羅的に記事は載せた上で、申請に関してはこれからのものについてはこうだよとか、ひと工夫が必要だったのかもしれません。もっと知りたい仕事に載っている事業も、網35羅するべく紙面の構成をするということについては配慮してまいりたいと思います。
議員の質問 8番 高木直良
先程提案した支援のシステムで、例えば振興局も巻き込んでとか、そういう部分についてお考えがあればお願いします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
オペレーター不足はニセコ町だけの問題でありませんので、おっしゃるとおり振興局でも今そういう危機感を持っている部署が、特に雇用関係でありますので、少し連携をとって後志町村会含めて、そういう提起を私のほうからもしっかりしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。