ニセコ町議会 令和3年第6回定例会 2021年6月22日
道路除雪による堆雪と春耕時への影響について
2021年6月22日、ニセコ町議会の一般質問で、篠原正男議員が「道路除雪による堆雪と春耕時への影響について」質問し、都市建設課長 黒瀧敏雄、町長 片山健也が答弁しました。
- 質問者
- 篠原正男 議員
- 答弁者
- 都市建設課長 黒瀧敏雄、町長 片山健也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 篠原正男
先の通告に従いまして、一般質問を行いたいと思います。道路除雪による堆雪と春耕時への影響についてであります。昨年度の町道等の除雪作業にあたっては、例年になく大雪となり、町職員はじめ関係者には大変なご苦労があったと推察いたします。除雪時、特に農地に隣接する町道の除排雪が堆積し、そのままの状態で融雪期を迎え、春耕時に支障をきたすため、農業者自ら重機等による雪割り作業を行った個所もあると聞いております。そこで、町としてこのような状況をどのように把握されているのか、また、何らかの対策も必要10と考えますが、町長の所見を伺います。
議員の質問 1番 篠原正男
ただいまの篠原議員のご質問にお答えいたします。現在町道等の除排雪につきましては、地元事業者であるニセコパブリックメンテナンス協同組合に委託業務として発注をしているところでございます。議員ご指摘の農地に隣接する町道脇の堆雪が、農作業の始まる春の耕作に支障をきたすとのことについてお答えを申し上げます。町道の除雪につきましては豪雪地帯の宿命でもありますが、道路わきに堆雪せざるを得ない状況となっております。また、農地に隣接する雪割についての具体的な対策については、明らかに道路用地から出ているものなど、状況を見ながら個別の実情に応じて対応させていただいてきたところでございます。今後とも除雪事業にあたっては、極力農地に道路の雪を入れないよう事業者の方々と協議していき、農家の皆様にも引き続きご協力をあおいでいきたいと考えております。なお大きな支障が生じているような案件につきましては、これまで同様個別に即して対応さ せていただきたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。
議員の質問 1番 篠原正男
ただいまの答弁では業者が委託により行っており、もし支障があるところがあれば個別に対応しているというような趣旨であったと思いますが、ここでお 伺いしたいのは、道路の除雪、いわゆる雪が堆雪するというのは致し方のないことであり、過去に置き雪の問題も取上げられたと記憶していますが、それとは全く別個の問題だというふうに私自身は認識しております。ただ、その春耕期に溜まった雪がやっぱりどうしても支障となるという状況を、ニセコ町としてどのように把握されているのかということを、まず 1 点目お聞きしたわけでございます。それに対しての答弁が特にないようなかたちで、いま町長のほうから答弁があったわけですが、再度その点についてお伺いをしたいというふうに思います。
答弁 都市建設課長 黒瀧敏雄(都市建設課長は2023年3月まで)
春の雪の関係について具体的なものは町として把握しているかっていうところだと思うのですが、一応町としてはこれまでいろいろ苦情等があれば、我々のほうで現地を見に行ったり、そういう対応をさせていただいております。昨年は雪も多かったということもありまして、2 件ほど農家の方からご指摘がございました。その関係がありまして現地のほうを見させていただいて、そういう状況があれば対応させてもらったという次第でございます。具体的に農地に入っている部分がございましたら、我々にお話をしていただければ状況見て今後も対応したいと思っております。ただ、全体的にパトロールも含めまして、事業者も数が限られており、我々も 2 人しかいないのですけれども、パトロールもしながら現状の把握を極力今後もしていこうとは思っております。今後そういうことも踏まえて進めていきたいと思っています。あと町道除雪は全体で約 128km ありまして、そのうち市内が 108km、郊外が 20km というところで、郊外の部分については拡幅排雪事業というかたちで年に 5 回ぐらい、あとは状況に合わせて、ひどいときはちょっと回数を増やして行うようなことも、今後検討していきたいと思っていますので、そういうところで農家の方々のご協力をいただければなと担当として思っておりますので、どうぞご理解いただきたいと思います。
議員の質問 1番 篠原正男
状況については理解できました。ただ、ここではやはり私自身の問題意識11としては、先ほどの課長の答弁の中にあった 2 人しかいない、しかいないという発想は、これ根本的に私は問題ではないかというふうに思っておりまして、状況の把握は、例えば融雪期、 3 月から4 月の中旬まで約 20 日もしくは一か月ぐらい余裕はあると思います。問題としてもう一つは、いわゆる道路としてとらえるのではなくて、私が言っているのは農地という面もあるのです。であれば、なぜ農政課のほうの問題意識がここで出てこなかったのか。答弁として出てこなかったのか。そこは、いわゆる先ほど最初に申し上げたとおり、2 人しかいないという発想に全てつながっていっているのではないか。農業者から見れば雪という一つの視点かもしれないけれども、そこに関わる行政としては土木行政もあり、農政もあり、農地の開発もあり、様々に絡み合っているわけです。その絡み合ったものをしっかりとコントロールして、役割分担をして対応すれば簡単なことではないかと思っています。特に問題があれば言ってくれればいいじゃないか、何かあれば言ってくればいいじゃない、そういう姿勢で果たしていいのでしょうか。状況を先に把握するというのが、まず 1番ではないでしょうか。あまりにも待ちの姿勢、これは町(まち)ではなく待ち です、の姿勢が多いのではないかと感じます。農業者であっても、また町民であっても、直接町に対して声をあげるというのは、相当な勇気と努力がいります。その点を踏まえて、積極的に町のほうから状況を把握し、それに沿った手だてを講じていく、そんな姿勢が雪という問題に対して、浮き上がってくるのではないかと考えておりますがいかがでしょうか。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただ今の篠原議員のご質問ですが、農業全体の問題も当然あるのではないかということでありますが、ご指摘はそのとおりのことが多いというふうに思います。行政が全てやるっていう時代から、住民自治で住民自ら考え、行動し、行政がやる役割自体も住民でやっていくっていうのは、私どものまちづくり基本条例の姿勢かなとも思いますが、確かに管理という面ではもう少し連携をとってやる必要があると強く感じておりますので、都市建設課と農政課との連携をとりながら、農地のそういった雪が堆積されているような状況のパトロールを来年3月、4月には行えるよう、内部で調整をして進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。