ニセコ町議会 令和2年第11回定例会 2020年12月16日
教育長の教育ビジョンについて
2020年12月16日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「教育長の教育ビジョンについて」質問し、教育長 片岡辰三が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 教育長 片岡辰三
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
おはようございます。5番、斉藤うめ子です。通告に従いまして一般質問を行わせていただきます。1件目、教育長の教育ビジョンについて伺います。去る10月1日に教育長に就任された片岡教育長は、34年間、公立学校の教職員のみならず、教育行政にも携わり、さらに8年間、私立専門学校、高等学校、大学教員と合わせて42年間教育に関わってこられました。北海道の教育に豊かな経験と造詣が大変深いと理解しております。そこで、片岡教育長の教育ビジョンについてぜひお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
どうぞよろしくお願いいたします。斉藤議員のご質問にお答えいたします。教育ビジョンにつきましては、令和3年度ニセコ町教育行政執行方針に具体的に述べる予定でございまして、現在取りまとめているところでございます。具体的にはそのときにご説明をさせていただきたいというふうに思います。さて、私が10月に着任して以来2か月少々過ぎたところで、私自身も少しずつ地域の様子も分かるようになってまいりました。そういう中で、教育長として現在考えていることについて考えを述べさせていただきたいというふうに思います。特に学校教育につきましては、各学校が主体性を発揮し、様々な特色ある取組を実践できるよう支援する所存でございます。その上で、各学校が多様な取組を展開できるようにするため、他の高校や大学及び団体などと連携するなどして新しい情報を吸収し、多様性のある教育環境を充実したいというふうに考えてございます。そのためには、選択と集中の考えの下に、具体的に何をしたか、何ができるようになったかを検証しつつニセコ町の教育を推進してまいりたいというふうに考えてございます。教育におきましては、これまでも不易と流行ということがよく使われておりますが、変えるべきでない基本的なものは堅持し、その時代、その時々の教育的、社会的ニーズを踏まえ改善していくことが重要であるというふうに受け止めております。私は、ニセコ町の教育推進のために、特に地域住民には移住者が増えてきており、多様な価値観や考え方の人たちが多いというふうに伺っておりますことから、共通性と多様性を基本として、具体的な取組について選択と集中の考え方で具体的に改善していく所存でございますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
今教育長、来年教育ビジョンをまた発表されるとおっしゃいましたけれども、ただいまの答弁の中で主体性とか多様性とか、具体的に何ができるか、共通性とか多様性という言葉を繰り返し述べられているのですけれども、私がお聞きしたいのは、まず教育長が就任の翌日の道新の取材に対して、ニセコならではの特色を生かした教育に取り組む、それから観光や英語など特色ある教育で地域と連携して町の活性化にも役立てればというふうに答えられております。こういう言葉はこれまでも繰り返し、片岡教育長に限らず、耳にして伺ってきましたけれども、特色を生かした教育というのはもう少し具体的にどのような特色を生かした教育を考えられているのか、それから観光や英語などの特色とあるのですけれども、そして町の活性化をということで、実効性あるものにするにはどういうことを考えておられるのか、もう少しその辺りを具体性をお話ししていただきたいと思います。お願いします。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
斉藤議員のご質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、やはり教育行政を進める上ではどうしても総花的な執行方針等になりがちな部分がございますので、私としては小中学校、高校を含めて今いろいろ話し合っている中では、このニセコ町にたくさんの外国の方がいらっしゃったりしているグローバル教育とか、そういう中では具体的には学校教育の中で英語教育を進めていきたいというふうに考えております。そういう中では、特に物的、そういう資源も大事ですけれども、人的な資源、それを支える教職員、そういったことをしっかり支援できる、そういう体制を考えてございます。それから、もう一点念頭に置いているのは、GIGAスクール構想で1人1台端末ということが今施策として進められて、本町におきましても年度内にはそういう体制ができて、授業を進められるというふうになっております。実際にこういうコロナの状況で、リモート授業ですとか、そういったことが非常に大切であるし、これからもさらにまた学校が休業というようなことがあれば、そういったICT教育、あるいはGIGAスクール構想にのっとった施策が大切であるというふうに考えています。そういう中で、特に人的な支援と、それからソフト面での支援、具体的に先生方がそういった授業を展開できるようにするために、先生方が活用できるソフト面での支援についても今後検討していきたい、進めていきたいというふうに考えてございます。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
ありがとうございます。私ちょっと思い出すのですけれども、以前ですけれども、海士町の島前高校の例をすぐ思い出すのですけれども、これ教育長ではないのですけれども、海士町の町長が就任した当初、ちょっと読んだことがあるのですけれども、今はもうインターネットにも何にも載っていませんけれども、そのときはどん底の状態の高校の中で、10年以内に必ずこの高校から国立大学の入学者を出すという信念の下に高校振興策を打ち出して、そして見事にそれを実現させたということが大変印象深く覚えております。ですから、具体的にこういうものを必ず実現するという、そういう目標、ニセコでこれだけは実現させたいというしっかりとした目標、具体的な目標というのがあればぜひ伺いたいと思います。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
2か月少々のところで具体的にこれだけはというところははっきり今申し上げられませんけれども、私としては、まず高校の問題がいろいろありますので、生徒募集を積極的にする中で、生徒がたくさん入ってくる、そういう中でより優秀な学生がぜひニセコ高校に来たいというようなことが町内はもとより道内、全国から来ることによって全体的に生徒の質の向上等も確保されていくものというふうに考えてございます。ニセコ町の観光ですとか、そういったことを前面に出していくということは基本的なこととして考えてございます。そのためには、高校問題として課題である生徒募集や寮の問題、そういったことをまず具体的にきちっと実行していく。その上で、さらに議員のご指摘のようなそういうビジョンをぜひ打ち出していきたいというふうに考えてございます。