ニセコ町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月16日
高齢者、障害者の見守りと対応について
2020年3月16日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「高齢者、障害者の見守りと対応について」質問し、町長 片山健也、保健福祉課長 桜井幸則が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、保健福祉課長 桜井幸則
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
2件目に参ります。高齢者、障害者の見守りと対応について、町長に伺います。町内には、現在80歳以上の独り暮らしの高齢者だけでも90人、長期入院とか不在などの方も含まれるようですが、おります。ふだんから町は独り暮らしの高齢者の方や高齢者のみの世帯、体の不自由な方に対してどのような対応をされているのでしょうか。また、民生委員と地域包括支援センターとの関係はどのようになっているのかお伺いします。また、今回の新型コロナウイルス感染症について、高齢者、障がい者に対して何か対応をされていることがありましたら町長に伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
それでは、ただいまのご質問にお答え申し上げます。ご質問にあります90人というのは、台帳に登載させていただいているご高齢の方の人数でございますので、ご承知おきいただければありがたいと思います。まず、高齢者声かけ支援事業というものをやっておりまして、65歳以上の独り暮らしまたは65歳以上のご高齢者のみの世帯に社会福祉協議会のヘルパーが定期的に訪問し、安否確認や健康状態の確認を行っております。現在の登録者数は25名ということになっております。また、町の単独事業として行っている介護予防及び生活支援事業というものにおきましては、65歳以上の方または65歳未満でも必要と認められる方を対象に配食サービスや除雪サービス事業などを実施しているところでございます。このほか、介護保険制度に基づく介護認定がなされている方には、必要に応じ通所介護、いわゆるデイサービスなどの介護サービスを利用されているところでございます。次に、民生委員と地域包括支援センターの関係でございますが、定期的に行われている民生委員会議において社会福祉協議会職員や地域包括支援センター職員も同席し、高齢者等支援事業に係る情報共有を行っております。また、個別に支援が必要な方につきましては、関係者で構成するケア会議を開催し、具体的な対応を行ってきているところであります。今回の新型コロナウイルス感染症につきましては、これまでの感染症予防対策同様、手洗いやうがいの励行しているほか、3月行政推進員配布では予防等に関するチラシの配布及びニセコ町ホームページとラジオニセコにおきましては、新型コロナウイルス関連情報の提供を随時行ってきたところでありますので、よろしくお願いを申し上げます。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
私は、今町長がおっしゃったように、いろいろな対策をされていることをお話しされましたけれども、実際この民生委員さんとか主任児童委員の活動をよく知らないという方がいらっしゃるように思うのです。それで、この民生委員さんの働きというのは少子高齢化が進む中でこれからも新たな地域福祉のために大変重要な役割を果たす存在ではないかと思っております。それで、町長もただいま説明されましたけれども、3月の初めですか、このチラシですね、地域包括支援センターだよりで高齢者声かけ支援事業をご存じですかという、こういうチラシが来ましたので、私は取っておきました。この中で、先ほど町長は高齢者の声かけ運動に登録されている方は25名というふうにおっしゃったのですけれども、この対象となる基準というのがありまして、先ほど町長がおっしゃったことと繰り返しになりますけれども、65歳以上の独りの方とか65歳以上の高齢者のみの世帯、それから身体や物忘れなど生活上心配のある方、それからデイサービスやホームヘルプサービスを受けられている方は対象外となっていて、ただこの上にさらに以上の点に該当して、さらに町が定める基準ということがあるのです。この町が定める基準というのはどういう基準になるのかということと、高齢になりますと、やはり耳も遠いとか目も見づらいとか、そういうことでこれを知らない方が結構というか、私もそんなにたくさん事例を調べているわけではありませんけれども、知らなかったという方が多いように思うのです。この25名という方は、今町長がおっしゃった、町が定める基準ですね、この基準に該当している方になると思うのですけれども、簡単でいいのですけれども、どういう基準だとそれに該当するのか。それから、民生委員さんの働きなのですけれども、15名中、主任児童委員さんを除くと13名の方が地域の担当をしていらっしゃって、これも今年この一覧表を配布されましたので、私もこれを取っておきました。そうしますと、13人の方が、特に高齢者とかの担当になるかなと思うのですけれども、それだけではないと思いますけれども、そうなりますと高齢者、65歳以上の方の進行というのは、去年の11月時点でのデータですけれども、1,343人、大体1,300人前後いることになるわけです。この中で障がい者の方もいらっしゃるかと思いますけれども、この民生委員の方が、お一人が何人ぐらい受け持っていらっしゃるのか、そこを教えていただきたいなと思います。高齢者の方も、民生委員さんはボランティアなので、大変忙しそうだから、お願いしづらいという声もあるのです。それで、民生委員さんからもお聞きしたのですけれども、担当している地区を年1回声かけられたりぐらいかなということをおっしゃっていた民生委員さんも一人ならずいらっしゃったのですけれども、それで実際に高齢者の方にお聞きしたら、3年か4年前に一度来て、元気かと言われたので、おお、生きているよと言ったら、それからもう何年か連絡はないというお話もありました。民生委員さんも本当に大変な、お仕事をされた上でボランティアとしてされているわけですから、非常に厳しいことはわかりますけれども、例えば独り暮らしであっても、町内に親族がいるとか、それから近隣に親戚がいるという、そういう方たちはこういう訪問というか、対象外になるのでしょうか。全然そんなの知らなかったという方もいらしたので、なかなか高齢になると、先ほども申し上げたように、わかっていると思っていることが結構伝わっていないということもありますので、もう少しこういう方法がありますよということを高齢者の方にもお伝えするということも必要かなというふうに今回感じております。それで、この民生委員さんのお仕事というのは、申し上げるまでもなく、地域の方たちの状態をよく見て、そしてそれを行政のほうに橋渡しするというのでしょうか、行政をつなぐパイプ役を、こういう方がいて、こういうヘルプが必要ではないかということをつなぐ役目をしていると思いますので、やはりまず民生委員さんがここにどういう方がいて、ヘルプが、支援が必要かどうかということを確認するというか、そういうことが非常に大事ではないかなというふうに今回感じております。特に今回コロナウイルスのことで高齢者の方は、一人の方は家に閉じこもって接触しないようにということで、食料が尽きてきたという方もいらっしゃいましたので、そのあたりのところはどのようになっているか伺いたいと思っております。
答弁 保健福祉課長 桜井幸則(保健福祉課長は2024年12月まで)
それでは、斉藤議員の質問にお答えいたします。何点かあったと思いますので、分けてお答えしたいと思います。まず、後半のほうですか、町内に親戚等がいる場合は声かけ、支援事業の対象にならないのかというところですが、それは関係ございません。対象になる場合もございます。それと、声かけの制度、基準についてなのですけれども、実施要綱のほうを定めておりまして、こちらのほうを読まさせていただきますと、まず対象者につきましては、65歳以上の独り暮らしの者または65歳以上の高齢者のみの世帯に属する者、これが1つ目。それと、2つ目として高齢者声かけ支援事業審査基準を満たす者、これは世帯状況、年齢、介護度、特別加算、これらを点数に置き換えて評価するものでございます。ちなみに、7点以上が当該事業の利用制度の該当となります。それと、もう一つ、訪問サービス、通所サービス、福祉用具貸与及び居宅介護、介護予防支援を利用していない者、サービスの利用回数が月1回程度の利用者を除く者。以上の3点が対象者としてまず基準が定められてございます。そのほかに第2項といたしまして、この規定によるもののほか、災害及びその他の事由により声かけ支援が必要であり、ニセコ町地域包括支援センター長が特に必要と認める者については該当とするということですので、まず対象者の基準が3点あって、それ以外に特に必要と認める者については対象とするという、こういう制度の仕組みになってございます。続きまして、民生委員の件でございます。議員おっしゃるとおり、今現在ニセコ町に民生委員、児童委員さん、13名おられます。この基準につきましては、国で定められている基本200世帯を1人の民生委員さんが持つという基準ですので、当然基準なので、それを超えた数を持っている民生委員さんもおりますし、あるいは周辺の地区におきましては200世帯に満たない民生委員さんもいるところでございます。民生委員さんが住民、それと行政をつなぐという重要性につきましては、これはもう当然必要なことでありますし、推進していくべき事項ではございますが、現在の状況ですと町外から多くの人が入ってこられる、あるいは団地などにつきましては物すごい数の対象者がいる中で全てを民生委員さんが網羅するというのはなかなか今の時代難しいなというふうに担当として感じているところでございます。その中でも、できる限り何かあったら役場にご連絡いただきたいということで情報提供をしていただいているところでございまして、それが功を奏して事が大きくなる前に解決したという事案もございます。これからも、民生委員さんと協力しながら地域の福祉向上に努めていければいいなというふうに思っているところでございます。以上でございます。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
質問の中にありました知らない人がいると、周知が足りないのでないかというようなご指摘でございますが、現在我々としては、精いっぱいいろんな手だてを通じてお知らせしておりますが、確かに移住される方も、その時点では知らない方も多くおられると思いますので、できるだけそういう方がいれば、議員各位のほうからもお伝えいただいたり、また気軽に、役場のほうで今保健師さん中心にしてかなり親身な対応をさせていただいておりますので、いろんな機会を通じてご相談賜れば大変ありがたいなというふうに思っています。よろしくお願いをいたします。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
今桜井課長は、基準があって、民生委員さんは1人200世帯とおっしゃったのですけれども、先ほど申し上げたように65歳以上の方が、独り暮らしでない人も全部含めて1,300人ぐらいですから、13人いたら、単純平均すると100人にも満たないのかなというふうに思っていますけれども、実際ニセコ町では大体何人、一番多く受け持っている民生委員さん、それから少ない民生委員さんというのは何人ぐらいいらっしゃるのかと今思いました。それで、何よりも、まず橋渡しをするという、そこが大事だと思うのです。ですから、基準をおっしゃったのですけれども、その基準のテストというのは、それは町のほうに民生委員さんか何かが連絡しなければ、それを受けられないわけですから、そこのプロセスがどうなっているのかなというふうに思っています。そして、何よりも、民生委員さんの方もお忙しくて大変でしょうけれども、民生委員さんの方が活動しやすい環境、それから地域住民の方々も相談しやすい環境づくりというのをお互いに構築していくということが一番基本の大切なことではないかと私は今思っております。
答弁 保健福祉課長 桜井幸則(保健福祉課長は2024年12月まで)
お答えいたします。まず、民生委員が何人の高齢者を受け持っているかというところにつきましては、すみません。今その詳細な資料はございませんので、そこについては今ここで即答できることはございません。地区によっては、例えば昔からいる方が住んでいる町内会では、当然高齢者の数も多くなるでしょうし、あるいは単身住宅、公営住宅などでは当然高齢者の比率は少ないというようなことが言えるのかなと思っております。それと、民生委員を通して町、行政に対して困っていることとかを伝えれない場合はどうなるのだろうという不安があるということのご質問でしたけれども、実際民生委員さんを通してお困りされている方の情報をつかむというのもございますが、実はそれ以外のほうが情報としては意外と多くあります。例えばそれは近所の人ですとか、あるいはヘルパーさんが声かけを回っているときに、実はその人以外の隣の家の人もこんな感じだよとか、いわゆるその地域のコミュニティーから伝わってくる情報というのが非常に重要であります。その中の一つとして、議員さんからもいろいろと情報をいただいているところでございますので、引き続き斉藤議員からもそういったお困り情報があれば随時こちらのほうに情報提供をいただければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。