みんなの議会

ニセコ町議会 令和元年第5回定例会 2019年6月21日

児童生徒の議会傍聴について

2019年6月21日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「児童生徒の議会傍聴について」質問し、教育長 菊地博、学校教育課長 前原功治、町長 片山健也、総務課長 阿部信幸が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
教育長 菊地博、学校教育課長 前原功治、町長 片山健也、総務課長 阿部信幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

おはようございます。5番、斉藤うめ子です。議員3期目、初めての一般質問になります。これからの4年間、ハラスメントのない女性が安心して参画できる議会になることを願って質問に入らせていただきます。1件目、児童生徒の議会傍聴について伺います。実は、これまでにこれに関する一般質問は過去4回ほどやっております。子どもの政治教育について、それから選挙の取り組み、それから主権者教育、平和教育、きょうの児童生徒の議会傍聴もこの一環として質問させていただきます。ニセコ町の小学校の児童、中学、高校の生徒たちに政治が私たちの暮らしと密接にかかわっていることを実感してもらうために本会議の傍聴を実施してはどうかと思いますが、教育長の見解を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

それでは、ただいまの斉藤議員のご質問についてお答えをいたします。教育基本法第14条第1項では、良識ある公民として必要な政治的教養は教育上尊重されなければならないとしております。ニセコ町の小中学校では、教育課程において政治参加や地方自治についての時間を設けております。しかしながら、教育課程では限られた時間で多くの教科、科目を学ばなければなりません。議会を傍聴することにつきましては、学習の一つの方法であると考えられますが、実施につきましては学校の考えを聞きながら、全体としての学習効果を検討しなければならないと考えております。なお、ニセコ町まちづくり基本条例第11条では、子どもにおいても年齢にふさわしいまちづくりに参加する権利を有するとしており、夏休み期間には子ども議会を開催し、子どもたちがみずからの意見を発信して実際にまちづくりに参加しております。このような機会はどこでも実施されているわけではございませんので、政治的教養を培う場としても位置づけしながら開催しておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。以上です。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

今教育長がおっしゃいましたように、ニセコ町では子ども議会ですか、これが実施されてきておりますけれども、実際の議会傍聴というのはなかったと思うのです。本議会の傍聴というのはされてこなかったと思うのですけれども、これは現実に本会議で実際の議会を見学して、そして私たちといかに生活と結びついているかということをぜひ実感していただくということは非常に重要なことだと思います。今教育長がそれぞれの学校の計画とか教育基本法、いろいろなことをおっしゃいましたけれども、現実にいろいろとこういう傍聴というのをしている学校は全国で少なからずあるように私は調べた範囲では見ております。そして、そのときの子どもたちの意見なんかを聞いていますと、本当に私たちと密接に結びついている内容であるとか、それから今度のときは選挙に行こうとか、それから生徒さんの中には自分は議員になりたいとか、そういう意見を述べているのもあります。ですから、こういうことは、地域に密着した議会、本当の議会を生徒、児童が体験するということはとても大事なことだと思いますので、また子ども議会とは違うものがあると思いますので、ぜひそれを前向きに検討していただきたいと思いますけれども、これからそういうことをする予定はないのでしょうか、伺います。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

議会を傍聴することについては、学校の教育活動の一環で学校がそうしたいということであれば、それはもちろん議会のほうにもお願いをして参加したいというふうには考えておりますが、実は子ども議会が平成16年に第1回目の子ども議会としてスタートいたしましたが、その子ども議会を始めるに当たって、実際の子ども議会議員が、その前の年になるみたいですけれども、本議会を傍聴しているのです。つまり子ども議会を始めるに当たって、議会とはどういうものかというものをその前に子ども議会議員が傍聴したということが過去ありました。これは、報道等にも大きく載って、そのときに傍聴体験はしております。私は、子ども議会は傍聴体験よりもさらに一歩進んだものというふうに考えております。つまり子ども議会は単なる議会経験を積むというよりも、ご承知のように本町のまちづくり基本条例に従って子どもが実際にまちづくりに参加する。よりよい町をつくっていくために子どもとしての意見を述べる。あるいは、私たちの施策に対して質問をするという場になっておりますので、子どもたちがよりよい、議員おっしゃっているようにこういう議会活動が私たちの暮らしと密接に結びついている経験を子ども議会を通して子どもたちは経験しているというふうに私は捉えております。実際に昨年の様子はごらんになったでしょうか。子ども議会議員が10人の議員がおりましたけれども、私たちの説明員の答弁に納得いかなければ再質問するという子どもたちが何人もおりましたし、終わってから総括をして、その後事後活動としてニセコのまちづくりマップを作成したりしていますので、非常に子ども議会活動は充実をしているところですので、もちろん傍聴についても学校のほうにはご相談していきますけれども、それよりもむしろ教育委員会とすれば子ども議会活動をより充実、活性化を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、ぜひ斉藤議員もその辺を応援していただければありがたいなというふうに思っているところです。以上です。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

済みません。私今第1回目が平成16年と申し上げましたけれども、訂正をいたします。平成14年の1月9日に第1回目の子ども議会が開催され、その前年度、平成13年12月、本議会を子どもたちが傍聴しているという記録が残っておりますので、訂正してお伝えをしておきます。以上です。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

ということは、過去に1回、平成13年に本会議の傍聴があったという、私申しわけありません。知りませんでした。私の調べている範囲ではそれはなかったと思ったものですから。それで、そのときは児童生徒、どういう子どもたちが傍聴して、そしてそのときの感想とか、そういうのは残っているのでしょうか。私は、子ども議会は子ども議会で大切なのですけれども、教育長は本会議を参考にして子ども議会をもっと活性化させることが子どもの政治教育というか、それに役立つということをおっしゃったと思うのですけれども、私はやはり本物をきちっと傍聴する。そして、私たち議員がどういうことを議論しているかということは、今度選挙に出る、将来そういう姿を見て子どもたちが自分も議員になりたいなとか、それから議員活動とはこういうものなのかということを定期的に私はもっと盛んにしてほしいという気持ちがあって、そして質問させていただきました。ですから、ちょっとかみ合わないというか、教育長のお考えとは違うのですけれども、学校が判断するということに、これはするかしないかというのは学校が判断するということになるのでしょうか。

答弁 学校教育課長 前原功治(学校教育課長は2021年12月まで)

それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。私のほうからは議会傍聴された子どもたちについてご説明申し上げます。平成13年の12月議会を16人の子どもたちが傍聴しております。これは、子ども議会に参加する議員16名ということで、初めて子ども議会を開くに当たりまして、実際にどのようなやりとりをされているのかというところを学ぶために傍聴したというふうに聞いております。以上です。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

再度私のほうからお答えをさせていただきますが、先ほど言ったように傍聴を決して否定しているものではないということと、高校生には今18歳の選挙権が与えられておりますので、そういう要望があればぜひ進めてまいりたいというふうに考えているところです。ただ、議員も申しているように、政治が私たちの暮らしと密接に結びついていることを実感してもらうためというのがその目的ではないかなというふうに思います。ですから、その目的、教育というのは目的、目標があって、活動があって、評価しますから、それによって教育活動は行っておりますので、本町の子どもたちは、政治、議会活動が私たちの暮らしと密接に結びついている。ただ単なる傍聴して実感するよりも先に進んだことを本町ではやっているというふうに、私はこれまでの第1回目からずっと積み上げてきたものについて非常にこれはすばらしい活動だなというふうに思ってので、そこをより充実してまいりたいというふうに考えているということであります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。以上です。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

2点目に参ります。高校の中途退学について教育長に伺います。昨年ニセコ高校は、募集人員40人に対し、10年ぶりに定員数を超える45人の出願者がありました。40人が入学しましたけれども、現在教育行政報告では32名になっておりました。ということは8人が退学、学校を去ったことになります。ニセコ高校の過去数年間の入学時点と卒業時点での生徒数の割合を比較し、中途退学の傾向とその原因と理由について、また近隣の高校の中途退学と比較して何か違いがあるのか、そこを教育長に伺いたいと思います。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

ただいまの斉藤議員のご質問にお答えをいたします。ニセコ高校における入学者と卒業者数ということで、それについてお答えをいたします。平成25年からの数字を述べたいというふうに思いますけれども、平成25年入学生は39名、その子たちが卒業したときには31名になっております。平成26年度入学は30名、卒業の段階では27名。平成27年は入学が27名、卒業が24名。平成28年が入学28名に対して卒業生は22名、4年次に進級した子がおりますので、現在も在校生として1名残っております。ここからは、次は在校生になりますけれども、平成29年入学者数が22名、現在17名の在籍。平成30年入学者40名に対して在校生は33名。平成31年入学は17名となっております。ニセコ高校に入学する生徒たちにつきましては、自身や家庭環境などさまざまな事情を抱えている場合があり、ご質問のように中途退学の傾向や理由といったものは一概には言えないと考えているところです。日ごろから学校のほうでは個々の生徒と真剣に真摯に向き合い、対応をしてきているところでございます。また、高等学校の退学者数については、文部科学省が実施している児童生徒の問題行動、不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査により、集計値が公表されております。北海道でも公表しておりまして、直近データは平成29年度のものになりますが、データによると道内における1年生の中退者数は458人、中退率は1.9%になっております。その理由区分としては、学校生活や学業への不適応が34.5%、進路変更が29.3%となっております。なお、後志地区や学校個別の情報は公表されていないということで、ご理解をお願いしたいと思います。以上です。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

ただいま教育長からニセコ高校の入学時と卒業時の生徒の割合が出ましたけれども、その後に平成29年度の道内1年生の退学者率ですか、これは道内全部になるわけですか。これは、定時制も何も関係なくということになる。それは1.9%ということになっているのですけれども、ニセコ高校の割合見ていましたら、これはざっと見て20%前後という割合になるのではないかなと思うのですけれども、かなり割合としては多いと思うのです。そして、1年生、先ほどこれは全道全体のことでお話しされましたけれども、1年生が学校生活不適応というのが34.5%という、これは最新のデータですか。一般的に1年生に入学したときに、学校に合わないとかということが理由で学校を去らなければならなくなるという生徒さんは一番多い、割合としては多いようなのですけれども、その生徒さんたち、学校を去った生徒さんたちがニセコ高校の場合はどういう、それはわからないということでしたか、済みません。これは、そういうことがわかっていれば、1年生にどういう対応をするのが、ニセコという土地に夢を抱いて、ニセコ高校に憧れてこの学校を選んで入学してきたのではないかと思います。ところが、1年間のうちに20%近い生徒たちが夢に沿わなかった。ほかにも理由があるかもしれません。この中で転校生も含まれているのでしょうか、それも後でちょっとお聞きしたいのですけれども、そして去った生徒たちが現在どういうことをされているのか、働いているのか、それとも何か就職を探しているのか、そういうところ、子どもたちの去った後の状況、そういうことも大変重要ではないかと思っています。そして、これは私が手に入れたのはかなり古いデータで申しわけないのですけれども、平成22年、文科省と内閣府が調査したものですから、もう8年ぐらいたっていますので、ちょっと事情違ってきているかもしれませんけれども、理由として一番に挙げられているのは、なかなか学校になじめなかったということが挙がっているようなのです。そして、退学した子どもたちに、これは定時制だけでなくて全国でやったアンケート調査の記録なのですけれども、子どもたちに聞いてみると、高校を中退して、その意見を聞いてみますと、やっぱり学校を中退しなければよかったという意見もかなり出ています。多くは働いているという生徒が多いのですけれども、この中で最初から、このデータでは欠席とかがたまって卒業できそうもなかったことが一番に挙げられていて、その後に学校の校則が合わなかったということ、それから勉強がわからなかったということがあるのですけれども、ニセコ高校では、ニセコ高校の校則とか、それから学力、勉強がついていけないとか、そういうことが原因になっているということはないのでしょうか。そして、その子どもたちをどういうふうに、わかる範囲であるならば、学校としてはそれをどのようにフォローしているのか、そこを伺いたいと思っていますけれども。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

中途退学者の数字は述べましたけれども、一人一人の理由についてここで述べるということは適切ではないと、いろんな臆測を生むもとになりますので、それについては控えさせていただきたいと思いますので、お願いいたします。それから、全道の数字は先ほど述べさせてもらいましたけれども、これはおわかりのように北海道にはたくさんの高校があって、それぞれいろんな、定時制もあれば全日制もある。都市部にあれば地方にもあると、いろんな高校ありますので、一概に北海道の中途退学率と本校の退学率を比較することはできないのではないかなというふうに考えているところです。なお、高校の先生方は、それまでの間本当に一人一人に向き合い、指導や支援、サポートをしております。放課後活動だったり、あるいは寮もありますけれども、寮行事があるときには先生方も一緒に参加して子どもたちと一緒に楽しんだり、そういう行事を先生方自身も楽しんでいると、そういうことも取り組んでおりますので、本校の先生方については3年間学んで無事に卒業してもらいたいという思いで日ごろから接していることをぜひご理解、そしてご支援をお願いしたいというふうに思っております。なお、去った子たちがどうしているかというところの把握はしておりませんので、よろしくお願いいたします。以上です。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

今菊地教育長から一人一人の理由は公表できないということで、プライバシーの問題とかいろいろとあるということで控えたいということで、それはそれとして受けとめておきますけれども、学校としては一人一人の生徒と向かい合ってきて、この子はこういう問題を抱えているのではないか、ここで何とか、この子に何が問題なのかと向き合う、そういうことを先生方も努力なさっていると思うのですけれども、ただこれ割合としてはせっかく少ない子どもたちが来て、そしてまたどんどんやめていく、割合としては、少ない子どもですから、3人でも5人でもやめていくと非常に割合的には多くなりますけれども、こういう子どもたちが一人でも学校を退学しないように、この学校を卒業していってもらいたいという思いが私にはあります。ですから、ほかの成功している学校と言ったらなんですけれども、ここの学校には退学者は本当にいないということを前面に出している学校があります。ですから、ニセコ高校もここの学校からは退学者はいないという、そのくらいの気持ちで、せっかくここの学校に来た生徒たちに対して何とか卒業していっていただきたいという、そういういろんな分析でも研究でもぜひもっともっとしていただきたいと私は思っております。以上です。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

入学した子どもたちが3年間、無事に卒業してもらいたい、こういう思いを誰よりも親、そして高校の先生方が思っているのではないかなというふうに思っております。私たちは、それを全面的に支援してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

5番、斉藤うめ子です。引き続き一般質問を始めさせていただきます。3件目、男性の育児休業について伺います。昨年の日本の出生数は91万人台で、人口の減少は進む一方です。少子化対策、女性の活躍、家族のきずなを強めるために、政府は男性の育児休業取得率を2020年までに13%を目標に掲げておりますが、ニセコ町役場の男性職員の育児休業の状況について町長に伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

それでは、ただいまの斉藤議員のご質問にお答え申し上げます。ニセコ町役場職員の育児休業につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律、職員の育児休業等に関する条例、職員の育児休業等に関する規則に定められております。役場の男性職員が育児休業を取得した実績は現在までのところございません。育児休業の取得については男性、女性の別なく取得が可能な制度ですので、想像としてはそれぞれのご家庭で判断されているものと考えております。また、今後においては、職員からあらかじめ育児休業取得の申し出があった場合は、可能な限り正職員を配置するなど、育児休業を取りやすい体制をとるよう配意してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

町長からニセコ町ではそういう前例がないということで、大変何とも言えない複雑な心境なのですけれども、さきに述べたように、男性の育児休業というのは非常に大切だということはもう大分前から叫ばれていると思うのです。そして、つい先日ですけれども、これは新聞によるものですけれども、自民党の有志議員たちも法改正を視野に、またさらに男性の育児参加に向けて意識改革を進めるということを目標にしているようです。それで、本当に子育てというのは女性だけのものではなくて、今現在男性も女性もほとんど仕事を持っていますので、出産の場合女性が認められた出産の規定に基づいて育児休暇をとられますけれども、同時にこれは子育てというのは女性だけのものではないし、男性も参加して一緒に子育てをすることが本当に大切ではないかと思います。それで私、役場の職員の方だけではないのですけれども、赤ちゃんが生まれた男性の方に育児休業をとっていらっしゃいますかと尋ねてまいりました。そうしましたら、残念ながら男性からは、妻が産休とっているから、もうそれでいいという考え方でいる方が圧倒的に多かったのです。誰も自分はとっていませんという答えでした。女性のほうも私が休みをとっていますからということで、あえて夫に休みをとってほしいという答えはなかったのです。つまりいまだに育児や家事というのは女性が担うものという日本の伝統的観念変わっていないのだなということを感じました。子育てというのは男女が共同で育てるという意識がまだまだ育っていないのではないかということがうかがえました。いろいろ今研究、先ほど申し上げたように、日本少子化対策というのは国挙げての重大問題なのですけれども、男性の育児参加への意識を積極的に進めることによって出生率も向上するという可能性があるということは言われています。そして、女性に偏りがちな育児や家事の負担を夫婦で分かち合って、そうすると女性もまた次の子供を産みたいという出産意欲が高まってきますし、また仕事の継続もできる余裕というか、精神的、身体的にも心身ともに余裕が出てくる可能性が高くなってきます。ですから、次世代を担う子供たちを安心して産み育てるために、男性にも育児に参加していただいて環境を整えていくことが一番の少子化対策になるのではないかと思っています。それで、まず役場職員の男性職員から育児休暇をとるように奨励するというか、そういう雰囲気をつくっていくことが大切ではないかと思います。いろんなお話を聞いていましたら、やはりなかなか男性から仕事を休んでまでとれないという全体の雰囲気というのがあるようなのです。それから、自分も仕事を中断しなければならない。そういうことがあって、なかなか言い出しづらいということがあるようです。そして、役場の職員の方なのですけれども、もうお子さんちょっと大きくなりましたけれども、朝から晩までお父さんがいなくて、休みもいない。お父さんの顔を見ることがなくて、ニセコ町の役場の職員の家族の方ですよ、そういう中で子供が育っていったというお話を一人ならず何人かの方から伺いました。ですから、まず役場からこういうことを率先して育児休暇をとれる環境というのでしょうか、そういうものをつくっていくことが大切ではないかと思いました。そして、男性もとれる改正育児・介護休業法というのが一昨年、2017年にスタートしていますけれども、私も詳しく知らないので、可能な限りいろいろと調べてみましたけれども、一般の事業者と、それから公務員とまた違う法律になっているのです。それで、男性ももちろん改正法によって子どもが2歳まではとれる。ただ、聞いていますと、ノーワークノーペイだということなのです。働かなければお金を払ってくれないということなのですけれども、そのかわりに、そのかわりといいますか、いろんな手当というか、そういうものもついてくるようなので、育休中の給付金だとか、それから非課税、給付金非課税になるとか、いろんなメリットもありますので、全額はもらえなくてもトータルにすると67%が休業していても給付される。休まない原因の一つには給料が減らされるということが大きな原因の一つにもなっているようなのですけれども、多少給料が減らされても、これかけがえのない。男性が育児が嫌いだということは決してないと思うのです。育児がどんなに楽しいものかということを体験というか、実際にとることによって体験していただく、そしてこれを広めていく、それが子どもの出生率にもつながってくる。そして、女性も活躍できる。そういうことにつながってくると思いますので、ぜひまず役場からそういうことを町長、検討していただきたいなと思っていますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

議員おっしゃったとおり、育児休業を取りやすい、そういうことも言いやすい雰囲気というのは重要だと思いますので、そこは職員の啓発も含めて進めていきたいなというふうに思っています。なお、職員組合ではこういう勉強会をやっているというふうに聞いておりますので、可能であれば育児休業をとっていただけるような職場環境を順次整えていきたいというふうに考えておりますので、今後ともよろしくお願いをいたします。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

これ質問ではないのですけれども、改正といっても改正法を読んでいくと最大限乳幼児が2歳までという規定になっているようなのです。でも、子育て期間というのは、成長期間というか、子供を育てる期間というのは夫婦ともに余裕というか、そういうことが非常に必要になってきますので、私はもっと年齢を延長してもいいのではないか。それと、短い時間でも、1日とか半日だとか、必要だったら小まめに1時間でも、例えば子どもが病院に行く、何かをするといったときに30分とか1時間でもとりやすい環境というのですか、小さいお子さんを抱えていらっしゃる方を優先というか、とりやすい環境というのをこれからぜひ検討して、ますますニセコ町がたくさんの子どもが生まれるように頑張っていただきたいなと思っています。以上です。

答弁 総務課長 阿部信幸(総務課長は2021年1月まで)

私のほうから若干役場職員としての育児休業についてご説明させていただきたいと思います。先ほど町長から申し上げましたように、法律、それから条例、規則等に基づきまして、うちの職場としては対応しているところでございます。それと、育児期間中の給料というか、給付の関係でお話ちらっとありましたので、これは公務員の場合なのですが、育児休業給付金というのが共済組合のほうから出ることになっておりまして、先ほど議員おっしゃっていたように67%ということなのですが、公務員の場合180日までが標準報酬月額の67%、180日を超えた以降が0.5ということで、1歳まで共済組合のほうから育児休業給付金が支給されるというのが原則ということでございますので、つけ加えさせていただきます。

出典:ニセコ町議会 令和元年第5回定例会 2019年6月21日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる