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ニセコ町議会 平成30年第8回定例会 2018年12月19日

防災ラジオとコミュニティFMであるラジオニセコについて

2018年12月19日、ニセコ町議会の一般質問で、木下裕三議員が「防災ラジオとコミュニティFMであるラジオニセコについて」質問し、町長 片山健也、企画環境課長 山本契太、副町長 林知己が答弁しました。

質問者
木下裕三 議員
答弁者
町長 片山健也、企画環境課長 山本契太、副町長 林知己

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 木下裕三

通告に従いまして、1件質問いたします。9月に発生しました北海道胆振東部地震に伴い、北海道全体が停電となる異常な事態となりましたが、その際に重要な役割を果たした防災ラジオとコミュニティFMであるラジオニセコについて以下伺います。防災ラジオの町内における貸し出しは、現在どのような状況でしょうか。もう一点、ニセコ町内においてラジオニセコの難聴地区はあるのでしょうか。また、あるとすれば、どの地区なのでしょうか。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまの木下議員のご質問にお答えいたします。防災ラジオは、平成30年4月末現在で貸し出し総数1,814台、一般世帯の貸し出し率は77.1%、事業所への貸し出し率は96.2%で、全体では78.6%の貸し出し率となっております。ただ、本町には会社等の社員寮が多くあり、これらの独身寮の各部屋には設置していないところも多くあるため、貸し出し率自体は多少低く出ているものと思われます。次に、難聴地区についてでございますが、明らかな難聴地区というものは特に指定をしておりませんが、放送局の開設準備の時点で字西富地区、字ニセコ地区などには地勢の状況から一部聞き取りにくい箇所がございます。これまでこのように防災ラジオが聞き取りにくい場所につきましては、附属の室内アンテナで難聴を解消いただき、それでも聞きづらい場合については室外、または屋外アンテナの設置を町予算で行ってきているところでございます。こうした難聴等につきましては、随時お問い合わせをいただいて、対応させていただいております。また、町民の皆様におかれましては、難聴等の情報がございましたら、ぜひお知らせをいただければありがたいと思います。以上で答弁とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。

議員の質問 1番 木下裕三

ラジオ放送というのは、災害時における第一情報提供者として、ファーストインフォーマーと言うそうですけれども、社会的な責務を果たす必要があるというふうに言われています。そういった意味においても、防災ラジオの貸し出し率、先ほどいただきまして、社員寮ということも考慮すると若干低く77.1というふうになっていますけれども、限りなく持っている方、設置されている方を100%近くまで高めるということはやはり重要ではないかなというふうに考えております。以前もちょっと議会のほうで同僚議員のほうからも質問がありましたけれども、防災ラジオの貸し出し率、さらに少しでも。まだ持っていない。その必要性を感じている。今回の地震においてさらにそういった方々ももちろんいらっしゃると思いますし、それはどうしたらいいのだろうというような、もしかしたらどこかで思っている方もいらっしゃるかもしれません。そういった意味も含めて、さらにそれの貸し出し率を一%でも高めるための周知や広報というのを考えているのか、それをどういうふうにしていくのか、この点をまず伺いたいということが1つ。それと、ラジオニセコに関してなのですけれども、今回非常にこの役割というのは先ほど申し上げたとおり重要だったなというふうに私自身考えております。実際に僕自身もずっと聞いていましたし、そのおかげで情報難民というふうにならなかった。また、もしラジオニセコなかったらどうしようかというふうに正直後々考えると、不安なことも結構ありました。そういった意味では、ラジオニセコ、今回の教訓として非常に重要性というのが増したのではないかなというふうに思っております。ただ、つい先ごろまでその体制に不安があった時期があったかと思います。そういうことがあってはならないのではないかなというふうに私は思っています。そういった意味では、今後のラジオニセコの体制づくり、その強化方針というか、そういうものがお考えあれば、教えてください。

答弁 企画環境課長 山本契太(企画環境課長は2020年11月まで)

まず、配付率を高めるということについては、おっしゃるとおりでございまして、定期的に広報、それからホームページ云々とやっていますが、だからといって格段に九十何%までいったとか、そういう実態になっていないのは確かでございまして、これからもそれらの告知については定期的に行いたいと思います。それから、こういう方法いいのではないかというのがあれば、ぜひご教示いただければありがたいなと考えるところでございます。ちなみになのですけれども、今回のブラックアウトがあった後からでいっても、現在までに新たに借りていなかった方が借りたというのは48台、新たに配付したという状況がございました。この方々については、確かになかったということで、今回のことで思ってということで役場に受け取りに来てくださったということでございますが、48台であったという実態がございまして、これからもそれらの部分は周知を続けてまいりたいと思います。以上です。よろしいですか。

答弁 副町長 林知己(副町長は2020年11月まで)

ラジオニセコの体制につきまして私のほうからご説明させていただきます。ラジオニセコの重要性につきましてご評価をいただきまして、まことにありがとうございます。ご心配をいただきました体制につきましては、ご指摘のとおり課題がございましたけれども、現在ラジオニセコに当初からおります職員1名、現在放送局長でございますが、それとことし採用いたしました放送局員2名、それと来年4月1日から採用を予定しております職員、この職員は今大学生ですので、木曜日から金曜日まで札幌から出勤してのアルバイト勤務になっておりますが、職員3名と1名アルバイトの体制で今行っているところでございます。よって、来年4月からは4名体制でラジオニセコを運営するという形になってございます。放送事業、イベント等々進めておりますけれども、中でも災害対応につきましては、本当にことし災害が非常に多くて、特に胆振東部地震、また台風災害においてもその機能と対応が発揮されたのではないかなというふうに私どもとしても思っております。ただしかし、今回いろんな災害対応をする上で新たな問題もいろいろと出てきております。ご指摘のとおり、今回の教訓をしっかり押さえて、またその体制整備とともに災害対応の内容整備についても図っていきたいなというふうに思っております。災害対応強化、そしてラジオニセコとしての社会的な責務というもの、木下議員からもありましたので、それらの体制強化に向けましてまた充実強化をさせていただきたいというふうに思っておりますので、今後ともご協力のほどお願いしたいというふうに思います。以上でございます。

議員の質問 1番 木下裕三

新規に48台というのは、非常にいい数字ではないかなというふうに思っております。最後に、難聴地区に関して先ほど町長のほうからもご答弁いただきましたけれども、クリアに聞こえるということが重要なのではないかなということを考えると、根本的な対処ということも考えるとすると、もちろんご存じかと思いますけれども、総務省の補助事業で3分の2のそういった事業もあるというふうに聞いておりますので、そういったものを利用したりとかして根本的な解決を図るという手もあるのではないかなと思います。いかがでしょうか。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

これまでも、先般も総合通信局の局長さんともお話ししたところでありますが、すぐというわけにはいろんな手続あっていけないと思いますが、将来的には、アンテナの位置をもう少し高い位置に上げるとシャワーのように落ちるものですから、以前スキー場のリフトに光ファイバーを添架してという事業があって、それでちょっと動いて調整したことあるのですが、なかなか事業費がかさむということで、ちょっと保留になっておりますので、国の事業の中でもそういったものの模索を今後して、ある程度高いところから降らせることを検討したいと。それから、もう一点、昔は各町村アンテナ1基ということになっていたのですが、現在改正になって、一つのラジオ放送局が同一町内で2つアンテナ上げてもいいですとか、あるいは稚内においては出力を倍増させて放送させている事例もあって、特別な理由がある場合については出力アップも可能ということでありますので、今回のブラックアウトしたとき、ニセコ町内のみならず、かなり多くの皆さんが実はラジオニセコの放送を頼りに聞いていた。それから、車の中でも相当数の皆さん聞いていたという情報を受けておりますので、その辺また関係機関と協議しながら、少しでも皆さんに放送が届くような仕組みを検討してまいりたいと、このように考えております。あと1点だけ、先ほどの関係で、とにかく寮がうちの場合は400を超えて、小さな部屋、小さなと言ったら大変失礼なので、適正な部屋にそれぞれ入っていて、1棟寮あれば、そこに1つは最低置いてくださいとお願いしているのですが、将来的に、従業員の皆さんいろんなシフトして夜中とか朝とか働く人たちいる中で、1件1件置いてもらうのは会社によっては相当ハードル高いのかなとか思いまして、その辺実情なんかも把握しつつ、少しでも多くの皆さんが放送を聞いてもらうように配置のほうを検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:ニセコ町議会 平成30年第8回定例会 2018年12月19日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる