みんなの議会

ニセコ町議会 平成30年第6回定例会 2018年9月19日

地域防災計画とその実行性について

2018年9月19日、ニセコ町議会の一般質問で、篠原正男議員が「地域防災計画とその実行性について」質問し、町長 片山健也、総務課参事 黒瀧敏雄が答弁しました。

質問者
篠原正男 議員
答弁者
町長 片山健也、総務課参事 黒瀧敏雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 篠原正男

それでは、さきに通告いたしましたとおり、一般質問をさせていただきます。地域防災計画とその実行性についてであります。全国各地で自然災害等が発生し、尊い命や財産が失われるなど、大変心が痛む日々が続きます。特に9月6日未明に発生しました胆振東部地震につきましては、被害に遭われた方、また残念ながら命を落とされた方にご冥福とお見舞いを申し上げます。災害報道の中においては、住民や行政の判断が早目にあればとか、まだ大丈夫と判断してしまったなど、その判断に悔やむ声がとても心に深く刻まれています。私は、地域防災を考えるときに、高齢者や障害者を持った方々の避難について、日ごろの訓練や行政と地域自治会との連携といったことが欠かせないと考えております。そこで、ニセコ町として地域防災、特に国の定めるところによりますと、地区防災という言葉を使っているようでございますけれども、それらに関しましてどのように取り組まれ、今後どのような方向性を持っておられるか、町長の所見を伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまの篠原議員のご質問にお答えいたします。地域防災計画につきましては、災害対策基本法第42条に基づき、ニセコ町防災会議において町、防災関係機関、町民、事業者の皆さんが果たす責務や役割について定め、町民の皆さんの生命や財産を守ることを目的としています。議員ご指摘の地域防災に関する取り組みとしましては、現在のところニセコ町防災ガイドマップ、平成28年3月策定したものでありますが、これらの配布や「広報ニセコ」、ラジオニセコなどによる啓発を実施しているほか、毎年北海道が主体となる原子力防災訓練の実施に合わせ、ニセコ町も訓練を実施しているところでございます。今年度も10月に予定している原子力防災訓練に合わせて、町の訓練を実施する予定としております。これまで自主防災組織のあり方について、里見地域、中央地域の2つの地域と地域防災活動のイメージづくりを進めてきており、今後も具体化に向けて取り組んでいきたいと考えております。そこで、今後どのような方向性を持っているかについてでございますが、自主防災活動に向けて住民みずから防災活動の意識を高め、被害軽減を図るためにも、まずは防災に関する知識を周知するために、講師による説明会や図上訓練を実施するなど、段階を踏まえ、今後は町内会に出向いて育成強化、整備に受けて防災訓練を実施していきたいというふうに考えております。また、町内会とも連携を強めてまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いを申し上げます。

議員の質問 7番 篠原正男

まず、ニセコ町の地域防災計画につきましては、それぞれ答弁があったとおりだというふうに思いますが、その中で地域の自主的な防災活動の、または防災組織の育成というのがニセコ町の防災計画の中に位置づけられるというふうに思っておりますが、その位置づけについてどのような取り組みを行っておられるのか。先ほど里見地区、中央地区でしょうか、2地区での取り組みとありましたけれども、もう少し具体的にどのように取り組むのかということ。それとあわせて、地区防災の計画について、国の法律では地区防災の計画策定を都道府県、市町村に求めているのではないかというふうに考えておりますが、この地区防災計画の考え方について、再度お伺いをいたします。それから、先ほどの地区の、いわゆる地域の考え方ですけれども、私は行政区域も大切ではありますけれども、ニセコ町が災害が起きるであろう、いわゆる防災マップで指定したところの崖崩れや河川の氾濫といったような緊急性、自然災害における緊急性を要する地区を対象として、まずは取り組むべきではないかなというふうに考えますが、その点をお伺いいたします。

答弁 総務課参事 黒瀧敏雄(総務課参事は2019年3月まで)

ただいまの篠原議員のご質問にお答えしたいと思います。1点目の具体的に自主的な活動をして、どのようなことをやっていたかということについてなのですが、町内会のほうに今、先ほども説明したように2つの地域、里見地区と中央地区ですね、そちらのほうにつきましては、町のほうの防災ガイドマップや広報ニセコなどによる周知、それと一部防災に関する知識の講習を行ってきたという経緯がまずあります。あと、計画についての2点目の地区防災の考え方ということで、どのように今後していくかというところなのですが、まず自治会の防災体制の確立をしっかり図るということ。組織づくり、それと連絡網の体制づくりですね、あと避難場所の誘導体制、先ほども言ったようにニセコ町の防災ガイドマップ、「広報ニセコ」、それと防災知識の講習をしっかりやっていく。それと、防災訓練の実施、これらを2点目の部分としてしっかりと行っていくという考えを持っていきたいと思っております。3点目の部分なのですけれども、今後地域において自主防災的な活動を展開するに当たって、今具体的に考えておりますのが原子力防災訓練ですね、10月22日に予定しておりますけれども、今中央地区を想定とした、住民を対象に大規模な避難訓練を実施していきたいというふうにまず考えております。そのほかに具体的にどのような活動をしていくかというところではございますが、本来であれば9月8日土曜日に研修会として災害と向き合う自助ということで基調講演、Doはぐの図上演習も予定しておりましたけれども、台風と地震に伴う停電において中止しているということなのですが、これについても今年度中に実施していきたいというふうに、地域に目がけて実施していきたいというふうに考えております。以上です。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

まず、防災全体の考え方でありますけれども、ニセコ町防災計画作成しておりまして、ニセコ町においてはこれで全町を網羅して進めていきたいと考えております。ただ、地域個別の課題もこれからたくさんあると思いますので、それは先ほど申しました、担当のほうで申し上げました地区のそれぞれの自主組織の成立とともに検討し、簡易なものであってもそういうものは将来的にはつくっていきたいというふうに考えております。また、今般の停電でコミュニティセンター、非常発電であるとか、そういう面での機能が薄いということもわかりましたので、これらの機能強化につきましてもまた議会の皆さんに補正予算含めてご相談させていただきたいと思っております。それと、一番最後に言われました崖崩れや河川の氾濫箇所、これはニセコ町でも地区指定しておりますので、ここを優先してそういった訓練をやるべきでないかということについては、まさにそのとおりというふうに思いますので、今後検討し、地域の皆さんとどういった形でやるかも含めて協議をしながら、できるだけ早くこういった具体的な訓練活動も行っていきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 7番 篠原正男

なかなか質問が悪くて意見かみ合わなくて、申しわけないです。ただ、私がお話ししたいのは、いわゆる地区防災計画というもの、ニセコ町の地域防災計画があって、そのまたさらに地区ごとの、いわゆるコミュニティを一つの単位とした地区ごとの防災計画があります。それをつくる計画はありませんかというのがまず1つ。もう一方では、この計画というのは行政がつくるという手法もありますけれども、逆に地域がつくったものを防災会議が認定し、ニセコ町防災計画の中に位置づけるという手法もあるということでございます。その点を再度ご回答いただければというふうに思います。もう一つ、いわゆる地域とのかかわり合いを持つときには、ニセコ町全般がそうなのですが、一部署が一業務のかかわりを持つのではなく、地域と行政という大きなかかわりの中で物事を進めていかないといけないのではないかなという考え方を常に持っております。もう少し言いますと、いわゆる防災は防災だから、ここの地区との担当はこういうパイプですよということではなくて、ニセコ町と地区とのパイプの中に防災があります。ごみもありますというような考え方を持ってすべきだろうというふうに思いますが、その点は再度お伺いをしたいと思います。以上です。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

答弁の仕方が悪くて申しわけありません。今篠原議員言われたことは、自主防災組織、これからつくっていきたいというふうに考えております。その中で地域の皆さんとともに、地域ごとの、例えばニセコ町は広域的な集落、制度としてそれぞれコミュニティセンターごとにありますので、その単位でそういった自主防災組織ができ、その中で我々はこういう災害あった、こういう形で対処しましょうという計画ができ上がっていけばいいのではないかというふうに考えておりまして、そのためにはやっぱり自主防災組織づくりもあわせて並行して行っていく必要があるのではないかというように考えておりますので、これらにつきましては今後自主防災組織づくりのモデル地区を定める中から、あるいは広がりの中で進めていきたいと思っております。それと、2点目の地域と行政とのかかわりは、それぞれごとに縦割りでやるのではなくて、町全体でやるべきでないかということは、まさにおっしゃるとおりで、そういう努力を我々はしているつもりでありますが、具体的にここはもっとこうすべきという点あれば、またご指摘賜ればありがたいというように思います。また、かつて地域担当制というものもニセコ町で一時検討して、これにつきましては断念した経緯がありますが、なかなか今仕事上それぞれの仕事の割り振り見ると相当厳しい状況もあって、地区担当性につきましては今現在現実的にはちょっと難しいかなと正直なところ思っております。また、こういった面で具体的なご提案あれば、しっかり検討させていただきたいというように思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 7番 篠原正男

ニセコ町地域防災計画が改定されたのは平成26年だというふうに記憶していますが、現在まで4年経過していて、そういう地域とのかかわり合いが今まさにスタートラインに乗ろうとしているというところでありますが、これは先ほど申し上げました地震災害もそうですし、特に自然災害等においては待ったなしの状態だろうというふうに思っております。スピード感を持って進めるべきだということを申し上げて、質問を終わります。

出典:ニセコ町議会 平成30年第6回定例会 2018年9月19日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる