ニセコ町議会 平成30年第4回定例会 2018年6月20日
公営住宅の整備について
2018年6月20日、ニセコ町議会の一般質問で、竹内正貴議員が「公営住宅の整備について」質問し、町長 片山健也、建設課長 高瀬達矢が答弁しました。
- 質問者
- 竹内正貴 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、建設課長 高瀬達矢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 竹内正貴
6月14日通告しました公営住宅の整備について質問いたします。近年人口の増加で公営住宅が不足しているようですが、民間アパートに頼り切るばかりでなく、古く狭い公営住宅の建てかえや高齢者世帯、子育て世帯向けの公営住宅整備を早急に進めるべきと考えます。町長の所見を伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
竹内議員のご質問にお答えいたします。本町の公営住宅は、これまで総合活用計画や長寿命化計画に基づき改修を中心に整備を進め、現在11団地400戸の住宅を供給しているところでございます。公営住宅に住んでおられる人口及び世帯数における人口における公営住宅の利用割合というのは、人口、世帯とも15%程度となっております。これは、全国、全道の市町村との比較でも、公営住宅の保有率は高い自治体というふうになっております。近年民間賃貸住宅の建設が急速に進み、多くの住宅が供給され、慢性化していた住宅不足も少しずつ緩和されつつある状況ではありますが、議員ご指摘の階段がなくバリアフリーが求められる公営住宅や部屋数の必要な子育て世帯が利用しやすい住宅は、いまだ不足している現況にあります。今後も高齢者人口の増加が予測されることから、ご高齢の皆様に優しい住宅の整備や本町の懸案であります公営住宅の広さと居住世帯人数のミスマッチを解消し、子育て世帯についても適切な住宅が確保できるよう公営住宅の整備についても検討してまいります。また、本町における住宅不足、宅地不足に対応するため、SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業においても土地の分譲や民間等によるエネルギー消費に配慮した建物、あるいは集合住宅の建設等を通じて、各世代層の住宅ニーズに対応していけるよう検討を行ってまいりたいと考えております。なお、SDGsにおきましては、持続可能な開発目標と訳されておりますが、ニセコ町はこれに先導的に取り組む自治体として、先週15日、全国で選定の29自治体に選ばれるとともに、さらにそのうちから国が支援する10自治体に選定をいただき、先週15日に内閣総理大臣から選定証を授与されましたので、あわせてご報告を申し上げます。以上、よろしくお願いをいたします。
議員の質問 5番 竹内正貴
今町長のほうから住宅の供給実績としては大体15%ということで、多いほうではないかというお話でございました。世帯数で大体2,556世帯ですか、あるということで、私も15から20ぐらいの部分は必要ではないかという考えではいました。ところが、実際問題として、先ほども申しましたが、建物がいかんせん古い。一番古いのは、有島団地の昭和44年の建設と。ここも全面改修されていることはいるのですが、狭いというのがやはりあります。あとまた、本通A団地における4戸建てにつきましては、34年でしたか、廃止計画を立てているようでございますが、実際問題としてこういうような状態からいくと新しい町営住宅、公営住宅をどこかで考えていく必要があるのではないかと。また、当然ミスマッチという段階にいきますと、予算の中での組み方が昨年は26万円あったが、今回は30年度は13万円の金額しか見ていないという形がありますので、そういう面からいきましても高齢世帯、寄せるという言い方はおかしいのかもしれないのですが、地区の中に溶け込んで皆さん今生活されておりますけれども、やはりその中に含めましても狭い住宅をなくする。また、ひとり暮らしの高齢者の方々をこういうミスマッチの中においていて、3LDKのところで生活している方が何件か見受けられます。この辺を整理という言い方はおかしいのですけれども、移転していただくということを踏まえますと、移転補償費なんかも含め金額が少ないのではないのかなというふうに私は考えます。また、別の予算書の中においても住宅建築費が56万4,000円でしたか、そしてまた住宅環境整備で976万2,000円ほど、合わせても1,000万円程度の住宅絡みしか見ていないという金額の中で、町の財政として厳しい面があるのかもしれないのですけれども、一般の町民の方々、また新しく越してこられてニセコ町に住みたいという方々を含めて、多少なりともそこを住宅供給していく面においては必要でないかと、新しい住宅が必要でないかと思うのですが、再度その辺をお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 建設課長 高瀬達矢
ただいまの竹内議員のご質問にお答えしたいと思います。順番にお答えしたいと思いますけれども、古い住宅、有島については既に改築が終わっていて、確かに部屋は2Lでも小さく、あとは1Lで、単身の高齢者の方には非常に評判よく使っていただいているのかなと。ただ、家族持ちの部分については、やはり狭いというようなお話を聞いているところでございます。それから、本通A団地のほうの4戸建てですけれども、昭和52年に建築されたもので既に40年が経過して、平成27年につくった長寿命化計画では、45年ぐらいたつと耐用年数が終わるというようなことで、将来取り壊しをして、そのときの計画ではそこに平家の2戸建て1棟を建築してはどうかというのが平成27年の計画のときに協議されているところでございます。そこについては、今後、現在入居3戸されておりますので、住まわれている方々と協議を進めて、ある意味子育てをしている世帯なものですから、公営住宅のほうに誘導をしてはどうかなというふうに現時点で私ども建設課では考えているところでございます。一番のご質問ですけれども、高齢者の住宅というか、新規の住宅を進めるべきではないかということで、これにつきましても平成27年につくった中では50戸程度さらに必要ではないかというような数まで示されておりますが、そのときには民間の民賃住宅の動向を踏まえて今日に至って、相当数の住宅が供給されているのかなというふうに考えておりますが、先ほど町長からお答えしたとおり、高齢者向けとか大家族向けの住宅がちょっと進んでいないのかなという私認識しております。できれば次年度以降どのような形の住宅がいいのかを含めて、作業を進めていきたいなというふうに考えているところでございます。あと、ミスマッチの部分で、確かに平成30年度1件分の13万円の移転補償しか予算化しておりません。29年はゼロ件、予算は2件見ていましたが、これについては必要に応じて補正予算も提案させていただいて、審議していただければなというふうに思っていますので、必要に応じて予算を確保したいなというふうに考えております。以上でございます。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいま答弁申し上げましたとおり、必要な住宅検討してまいりたいというふうに思っております。ただ、13年か4年前だと思いますが、一応ニセコ町では公営住宅はできるだけつくらなくて、民間住宅をお願いしたいといった時点では、人口の今微増状態でありますので、15%ぐらいの公営住宅の比率ということでありますが、当時は18%超えておりまして、その当時が全道、全国との比較は普通大体7から8、それで10%を超えると財政圧迫要因が多いというのが一般的な財政を研究している学者の中でも言われておりまして、ニセコ町はそういう面からいくと相当多い公営住宅占有率ということで、やっぱりこれからは民間にシフトすべきでないかということもあって、実は民間の皆さんにできるだけ整備をお願いしたいということでありました。しかしながら、ミスマッチがなかなか進まないという現状もありますので、今課長が説明しましたとおり、今後こういった必要な需要に応じてのものは将来の財政負担を検討しながら整備を検討してまいりたいと、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
議員の質問 5番 竹内正貴
今町長のほうからパーセント的なものでニセコは多いほうだよというお話でした。確かに今の中においてこの人口割の中のおいては、多いという形がとられるのかもしれないのですが、ただ町外からニセコ町に通勤されている方も500名くらいいらっしゃるというお話や、当然そうなるとそこに家族がついて回るから1,000名以上の方たちの絡みも人口増加においては予備軍として考えられるのかなという形を私は考えていました。そういう面からも必要かなと。あとまた、高齢者の方も当然今の自分の住んでいるところから公営住宅に、民間住宅に入ると今いかんせん金額が高いという絡みがありますから、なるべく公営住宅で住まいをしたいという方々の意見もかなりあるやに聞いています。そういう面からもどうしても、今課長のほうから2棟考えているよというお話だったので、1つは明るい希望かなと。当然そこに財政の絡みが必ずついて回りますから、予算の張りつけとかというのが出てくるのだと思いますが、29年度末で公営住宅の事業債が大体8億6,300万円ほどあると。元金償還で約1億円支払いしていますよという形があって、だからかなり重たいものがあるというのは私も理解はできるのですが、ニセコに住まいを持って、そしてここで子育てをしたいという方、また見守り育てる高齢者の方々の住宅というのは、もう少し考える余地があるのではないか。財政としてももう少し金額の張りつけが必要ではないかと思うのですが、再度お願いできればとお伺いします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
最初に、竹内議員さんが言われた金額は、多分公営住宅の維持補修費の額を言っておられると思います。町では、長寿命化計画をつくっておりまして、それに基づいては団地ごとにお風呂ですとか室内のリニューアルは別な予算で、建設のほうの予算で「もっと知りたい」にも計上させていただいておりますので、そこはきちっとリニューアルをしつつ、次世代に引き継ぐことはやっていきたいと思います。それとまた、先ほどミスマッチ解消の予算であるとか、そういった面も全体的に少ないのでないかというご意見もありましたので、それらは意見としてお伺いして、できるだけそういったことの投資も怠らないように考えてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。