みんなの議会

ニセコ町議会 平成30年第6回定例会 2018年9月19日

新庁舎建設について

2018年9月19日、ニセコ町議会の一般質問で、竹内正貴議員が「新庁舎建設について」質問し、町長 片山健也、総務課参事 黒瀧敏雄が答弁しました。

質問者
竹内正貴 議員
答弁者
町長 片山健也、総務課参事 黒瀧敏雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 竹内正貴

8月30日の通告に基づきます、新庁舎建設について質問いたしたいと思います。2021年運用開始を目指し、CO2削減やZEB Readyの建造物である新庁舎の実施設計に入っていますが、進捗状況を伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

それでは、ただいまの竹内議員のご質問にお答えいたします。新庁舎建設の実施設計の進捗状況につきましては、ニセコ町役場新庁舎基本設計に基づき、面積の縮小をさらに検討し、現在執務室のレイアウトや具体的な意匠設計及び構造設計並びに電気、機械設備など、省エネに関する検討を進めているところでございます。議員ご指摘の新庁舎のCO2削減やZEB Readyの進捗状況としては、当初から検討している地中熱ヒートポンプや太陽光パネルなど、持続可能なエネルギーを含め、現在SDGsや検討中の第2次環境モデル都市アクションプランによるLPG、プロパンガスでありますが、これなどの新庁舎のエネルギーについて複数の案を検討中でございます。なお、LPGガスを導入し、コージェネレーションシステムを導入する案の場合、建設時点でZEB Readyとなるか否かは現在精査中であります。ただ、建設当初においてZEB Readyに至らない場合も想定しております。この場合でも、将来コストダウンが見込まれる際に導入したいと考えている太陽光パネルの設置であったり、また技術革新が進み現実的な導入可能性が見え始めた水素ガス燃料が将来採算性のある燃料となった場合にLPGから水素ガス燃料へ転換することも視野に入れながら検討を進めているところでございます。これらが実現した際には、ZEB Readyを超え、限りなくZEBに近づく環境モデル都市にふさわしい庁舎となるものと考えており、LPGによるコージェネレーションの導入案はその第一歩であると考えておりますので、ご理解いただきたくよろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 竹内正貴

今町長の答弁で大体のところは見えてきて、またまだ実施設計については途中だということで、これからまだいろいろ変化していく可能性があるなというのは私自身も理解したところであります。ただ、基本設計の中においての面積が、それから今現在縮小案として出ているところで約464平米ですか。縮小したということで、除雪の関係については庁舎の周りを機械でやれるようになったのかなという感覚では私はいます。そういう方向であってほしいなという気持ちがあるのが1つです。それから、もう一つ、風除室の関係が、やはり夏場は風通しがいいということはいいと思うのですが、冬場の一方通行、今の現状の自動ドアの絡みから見てもわかるかなと思うのですが、その近くに職員が仕事しているという場合においては、その担当職員はかなり寒い思いをしなくてはいけないのでないかという感覚があります。実施設計に入った段階での図面を総務常任委員会の報告の書類を見せていただいた中においても、風除室というか、玄関の入り口はもう少し考える必要があるのでないかなというのがまず1つ。それから、冷暖房については、今LPGガス、それから水素ガスの絡み、また太陽光のパネルについても後日考えるということのお話でした。ヒートポンプについても、その中の対象の一つになっていることだと思うのですが、もしこの中で今単価計算がされているものであるならば、わかる範囲で結構なので、その辺のお話をお伺いしたいというのが2点目です。それから、こういう面で、例えば今実際資材単価が上がったり建築費用が上がってきているのが実際の現状であります。当初計画として20億円の中で取り進めていくという話の中においては、やはり当初のこういう熱源についてはかなり費用がかかっていくのかなという気がします。実際ことし、雲南市の視察に私も随行させていただいた経緯の中においても、地下水を利用してみたり、雨水を利用してみたりという何か努力がされておりました。そういう面を含めて、町としては考える必要があるのでないのかなと思うのです。逆にそこで費用を抑えることによって、例えばコンクリの厚さをふやすことによって断熱効果を上げたり、または採光の、お日様のとり方というのかな、採光方法をもう少し考えることによって、中の職員の生活環境も変わってくるのかなという気もするので、その辺を含めてお話しいただければと思います。

答弁 総務課参事 黒瀧敏雄(総務課参事は2019年3月まで)

竹内議員のご質問にお答えしたいと思います。3点ほどあったと思うのですけれども、1点目が風除室の関係ということで、今入り口については3カ所見ております。全て3カ所を自動ドアにするということではなくて、これからいろいろ検討します。入り方なのですけれども、直接入る形ではなく、よくお店とか行くと交互に入る形をとると思うのですが、今回も風除室をダブルでドアを設けていますので、交互にすることによって風の向きを直接室内に入らないような、そんな仕組みを考えたいというふうに考えています。あと自動ドアも、今バリアフリーの関係とかいろいろあるのですけれども、タッチをして自動ドアがあくシステムにしたほうがいいのか、それともそのままあいたほうがいいのか、いろいろその辺も検討して、風除室の考え方については進めていきたいというふうに思っております。2点目の、今の省エネの関係のどれぐらいの単価というか、概算的なものがかかるかということなのですけれども、今実施設計進んでいる最中なのですが、基本設計の段階では皆様にもご説明したようにヒートポンプと太陽光を用いて省エネを進めていくというお話をしていたのですが、今別ないろんなさまざまなエネルギーの取り組みも考えるという中で、もしヒートポンプをやる場合の概算ということで当初出していたのが大体2億円程度と。これは、あくまでも概算です。これから設計していかなければならないのですけれども、これをもしLPGという方法に変えることによって、かなり金額を抑えることができるのではないかというところで、本当のつかみの概算ですけれども、大体5,000万円程度でできるのではないかなというふうに見ています。その分、例えばLPGないし、そういうエネルギーの方向に持っていくとなれば、その浮いたお金と言ったらおかしいのですけれども、それを建物躯体の、先ほど3点目の質問にあったように、それを躯体のほうに持っていって、例えば壁の厚さを厚くしたり、断熱材を厚くしたりとか、あと窓の性能を高めるような、そういうことを一応検討していきたいというふうに実施設計で考えております。それとあと、最後の20億円というお金、当初のお話としてはありました。極力今実施設計においては、その範囲内で進めていきたいというふうには考えております。しかし、いろんな今社会現象の中で消費税が上がるというお話もあったり、諸経費も年々上がってきているということや、経費も結構上がってきているというところがあるので、この辺も踏まえて十分そこは考えていきたいというふうに思っているのと、先ほど言った雲南市の視察の関係も、私も一緒に見させていただいて、いろんな取り組みをしておりますので、その辺についてはいろいろ窓の開口の大きさとか、ひさしの出し方とか、いろんな部分で極力建物における省エネを持っていって、機械設備だけに頼らない自然光やいろんなものを利用しながら建物の省エネのほうを努めていきたいというふうに今実施設計のほうでいろいろ考えておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

現在、先ほど申しましたエネルギーは大変重要だというように思っております。それから、ご指摘ありました断熱性能、これは極力最大限高めていきたいというふうに考えております。これまで私ども一つのエネルギーで賄うことが集中的にコストダウンにつながるというふうに思っておりますが、今回の停電においても地中熱ヒートポンプを動かすための動力が必要でありまして、実はこれに相当な電力が必要だということもあったり、そういう面では小さなエネルギーを分散して危機管理を行うということも将来にわたっては大変重要ではないかというように考えておりますので、何か一つのものにこだわるよりは、将来の導入可能性をしっかり見きわめながら、分散型エネルギーによってその防災庁舎の機能を高めていくということも重要ではないかと考えておりますので、これらのことも十分検討しながら、将来にわたって持続する、よりよい庁舎建設を目指してまいりたいと、このように考えております。よろしくお願いをいたします。

出典:ニセコ町議会 平成30年第6回定例会 2018年9月19日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる