新冠町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月14日
子供子育て支援について
2023年3月14日、新冠町議会の一般質問で、酒井益幸議員が「子供子育て支援について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。
- 質問者
- 酒井益幸 議員
- 答弁者
- 町長 鳴海修司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 酒井益幸
8番、酒井益幸です。議長より発言の許可を得ましたので、通告に従い、子供子育て支援について、一般質問いたします。少子高齢化社会が地域社会の喫緊の課題であり、まちづくりの観点から子供子育て支援施策は、持続可能で安心して住み続けるために重要と考えます。少子化問題は深刻であり、国と地方が連携し、課題解決のために共有しながら、安心して結婚、出産、育児ができる環境の整備、学びでは、幼児教育から高等教育まで、できる限り寄り添って支援策を講じていかなければならないと考えます。当町と同じように10万円を子供誕生祝金として、独自事業している公表された地方自治体に対しまして、私は直接電話で、今後どのようにされるのかということを意向調査させていただきました。北海道檜山管内の厚沢部町は、人口約3500人規模の町であります。ここは継続して支給する。芦別市、人口約1万2千人の町であります、市でありますけれども、継続して市内限定で使用できる10万円のクーポン券を支給する。岡山県備前市、ここは人口3万2千人で10万円を継続して支給する。長崎県東彼杵町、約7500人規模の町でありますけれども、ここも10万円を継続して支給するなど、5件電話したんですけれども5件とも、支給するということでありました。大手シンクタンク日本創研は、全国で、今年の出生数は、コロナ禍の影響もあり、前年81万人から4万人減の77万人と予想しており、80万人を割り込むだろうと、8年前倒しとの報道がありました。決して他人事ではなく、当町も過疎化に加えて少子化は深刻な状況であり、今年度の出生数は20人程度で、同様に影響を受けていると考えます。課題解決のために、継続的かつ効果的に支援が重要と考えます。昨今では、社会背景として、経済的問題、児童虐待、いじめ、不登校など、子供をめぐる状況は深刻であり、子供を持つこと自体、リスクと考える若者も増えています。国は、妊娠期5万円、出産時5万20円、計10万円の応援給付金と、特に精神的、経済的御負担が多い時期のゼロから2歳児に対しまして、伴走型相談支援を組合せた子供子育て応援給付金事業を創設しました。当町も1月から本事業を開始したところであります。しかし、今定例会、町政執行方針にて町長が述べられた子供誕生祝い金を廃止決定する旨の発言を重く受け止めまして、疑義が生じたところであります。平成30年度から、町単独事業でありました子供誕生祝い金交付金事業を廃止する説明も受けたところであります。本年2月28日、社会文教委員会、全員協議会での子育て支援や経済支援策は本来、国が支援策を構築すべきとの認識をしており、国に対し再三要請を行ってきた。子供誕生祝い金交付金事業の役割は終えたものと判断を示されました。しかしながら、お子様は未来の希望であります。持続可能なまちづくり、地域の活性化からの観点からも、欠かせませんし、国の支援策と同様に、町独自の子育て支援、経済支援も必要であると思います。今後ますます少子高齢化社会の時代の中で、社会情勢が複雑化、希薄化する可能性が考えられますが、子供の悩みは多様化する時代に適用しなければならず、監護者は、苦労されることが増していくと思います。また、子供たちの意見や考えを聞き取り、反映しやすく、置き去りにしない子供真ん中社会の実現、そのあらわれが、令和5年度からの国の子供家庭庁の発足と言えます。令和4年度は、国と町の事業を合わせて、出産された世帯に1人当たり20万円を支給するわけでありますが、令和5年度から、1人当たり、国の給付金のみ10万円となり、町の予算は、事業費10万円の町負担6分の1で済むことになります。当町は、子供誕生祝い金交付金事業を検証し、どう判断されたのか。本事業を廃止し区切りをつけ、国の事業に移行を提案しましたが、様々な社会情勢や物価高、過疎地域における利便性を鑑みますと、上乗せしてもよかったのではないでしょうか。また、現時点での当町は、新たな新規支援策もなく、国の事業に移行し当町の子供子育て支援策が後退した印象を受けます。多少なりとも他町より、子供子育て支援策で優遇されなければ、今まで以上に人口減少は早く進み、定住移住の推進に関しましても、影響があるのではと懸念されます。子供子育て祝い金交付金事業を継続した中で、子供子育て応援給付金に上乗せし、支給する考えはなかったのでしょうか。本事業を廃止前に議論した上で判断すべきであると考えますが、2点について見解を伺います。子供誕生祝い金交付金事業を廃止する考えでありますが、判断基準は。2つ目、子供誕生祝い金交付金事業は廃止ではなく、国の子供子育て応援給付金事業に上乗せして実施して維持するべきでは。以上所見を伺います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
酒井益幸議員から御質問の、子供子育て支援についてにお答えいたします。当町では、子どもの健やかな成長を支援するため新冠町子ども子育て支援事業計画に基づき、妊産婦新生児に対する保健指導や、小中学校の給食費無償化、更には高校生への通21学費の一部助成など、子どもの成長過程に応じた様々な支援を行っておりますが、今回見直しを図る子ども誕生祝金交付金事業は、平成30年度から町単独事業として、出生時の子育て世帯の負担軽減を目的に、出生児1人につき10万円を交付させていただいているものでございます。私は、本来このような子育てに対する経済支援策は、国が先導して実施すべきであるとの基本的考えを持ちつつ、この間、国に対して制度の創設について要請してきたところでもありますが、今般、国が子育て支援対策として、同様の制度を創設いたしましたことから、町単独事業を見直すこととしたものでございます。そこで1点目ご質問にある、祝金交付事業を廃止するに至る判断基準についてでございますが、特に廃止を判断するにあたっての基準はございませんが、このたび国が創設した制度は、相談支援と経済支援を関連付けた出産、子育て支援交付金事業として、妊娠時と出生時に併せて10万円を交付する制度でございます。本制度は、単に祝金を支給するものではなく、町の母子保健事業として実施する保健師活動と連動させた伴走型の支援策で、相談業務を維持する上でも効果が期待できる制度であると判断しており、当町も本年1月から事業を開始しているところであります。町はこれまで、子育て期間における出生時の経済支援制度が少ないことから、独自事業を創設してきたわけでありますが、国が出生時の支援策を創設したことをもって町独自事業の役割は終えたとものと判断したものでございます。次に、2点目の、祝金交付事業は廃止ではなく、国の給付金事業に上乗せして維持するべきでは。についてでございますが、このことについては国から自治体独自で妊娠出産期の経済的支援を実施している場合は、上乗支給による支援強化の考えも示されておりますが、これはあくまで要請であると捉えており、私は、子ども子育支援を必要とする時期や内容は、点でとらえるのではなく、長期間に及ぶ子育て期間全体を見通した中で、必要な時期に必要な施策を行うという視点が必要であると考えております。従って出産時期に支援が必要であると判断した町独自事業を国の施策に委ね、次のステップに進むという考えも必要ですし、一方で、限られた財源を子育て以外の事業に充て、町づくりを進めることも必要な考え方であると考えています。子育て支援に限って言えば、国は異次元の少子化対策を具体化する方針を示しています。私どもは国が主体性をもって実施する支援策の内容を注視しつつ、町独自の新たな支援対策の必要性についても見極めていく必要があるとも考えていますが、この度の見直しによって、出生時の子育て支援対策が低下するわけではありませんし、他町と比較し子育て支援対策も充実させてもおります。行財政改革や財政健全化に取り組む町として、限られた財政事情の中、事務事業の見直しは必要との考えで、国の制度への上乗せ支給を実施する考えはありませんのでご理解願います。
再質問 8番 酒井益幸
今の答弁を聞きまして2点質問したいと思いますけれども、まず22町長の答弁で、子供子育て以外に使うこともという、今、御発言がありました。それと、伴走型支援についても取り組むような考えも示されたように思いますけれども、今後も当町は、国の交付金財源を確保し、まちづくりを進めていかなければならないと思います。国による、今般の施策に関しまして新たな支援策も、国の動向を見極めていく必要性も示されておったと思います。一方で伴走型支援の検討、それからこの事業の、また違う使い道も発言があったことから行財政改革も進めつつ、施設大型改修も控えていますし、行財政改革は私も賛成であります。慎重な判断であると思いますけれども、今後も、子供子育て支援拡充に望む声はありますので、2 点質問させていただきます。1点目、子供誕生祝金交付金事業を廃止した場合の削減の予算について、これはどのように、今の考えでいいんですけれども、考え方についてが1つ目と。2つ目、子供子育て支援策、新事業でありますけれども、今後伴走型支援の可能性については、保健師が主になってくるのかなというふうに思いますけれども、それについての御所見を伺います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
再質問についてお答えしますが、伴走型というのは、まず、国の事業であるということを御理解いただきたいと思います。それと、答弁繰り返しとなりますので、その辺も御了承願いたいというふうに思ってございます。私の施策の一つとして、平成30年度から子供誕生祝金交付金事業を実施してまいりました。しかし今般、国が出産子育て応援交付金事業を創設し、今後においても異次元の支援対策構築方針が示されましたので、町が身を切ってまでしました子育て支援対策が国へ届いた結果だととらえ、町単独事業として実施してまいりました、本事業を一区切りとさせていただき、子育て対策を含め、今、何が町に求められている支援策かを検証しながら、次につなげてまいりたいと考えておりますので、御理解を願います。また、このことは、次の施策構築のステップであり、支援策の後退とは捉えてございませんので、あわせて御理解願いたいと思います。決して、子育て事業をやめるということではないということを改めて申し上げて、答弁とさせていただきます。
再質問 8番 酒井益幸
答弁を聞いて十分理解はするところではありますけれども、1点、確認なんですけれども、伴走型支援の今の町長の答弁の中で、国の事業だということは私もそれは承知しております。ただこれは公募型によりまして、町がこの施策に関して計画を立てて、それを国から補助金をいただいて、町もその6分の1だったと思うんですけれども、そのような形の中で、国と地方が連携した伴走型支援ということなので、各市町村にとってそれは委ねられているというふうに私は説明を受けてきたわけでありますけれども、その点についてもう一度答弁お願いします。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
お答えいたします。ですから、これから何ができるのか何がいいのか、その辺を協議した中で、当然国にも要求してまいりますし、その事業を実施していくつもりでおりますので、御理解いただきたいと。