みんなの議会

新冠町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日

町有地の利活用とスーパーシティ構想について

2021年3月9日、新冠町議会の一般質問で、長浜謙太郎議員が「町有地の利活用とスーパーシティ構想について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
長浜謙太郎 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 長浜謙太郎

議長より発言の許可をいただきましたので通告に従い、町有地の利活用とスーパーシティ構想についての一般質問いたします。公有財産である町有地の利活用は、大きな可能性を秘めた当町の伸び代であります。日高自動車道の延伸による、にいかっぷホロシリ乗馬クラブの移転に伴う西泊津町有地の再開発という実績を例に、公共施設の移転場所や建設予定地ともなり得、宅地、居住施設や商工業用地として環境整備をすれば、移住促進や企業誘致へつながるものであります。町としてある一定程度は保有しておくべき割合などもあるのでしょうが、積極的に利活用を望む場所については公的機関や民間企業官民問わず、改めて広く周知するべきと考えます。そして、近々に差迫り避けてとおることのできない議論として小中学校、診療所、恵寿荘4などの建てかえが挙げられます。現時点では当然公表できるものでもなく、まだ具体的にその段階にはないのでしょうが、大方の目星はつけていることでしょうし、10 年前の 3.11の教訓から災害対策を意識したまちづくりとなり、津波や洪水からの何を逃れるためにより高くとの考えが求められます。これらの構想に着手し移転、改築となった際には候補地として、まずは町有地を軸にその中から選定をしていくものと思われますが、現実的に実現可能である潜在的町有地は果たしてどのくらいあるのでしょうか。想像しただけでもおのずとある程度に絞り込まれます。日高自動車道の工事により発生した残土を受け入れて埋め立てている西泊津地区のBゾーンは高台であり、景観や防災という観点からも魅力的な立地条件ではありますが、水源という問題があります。ですが、逆にいうと水の確保についてこの問題が解消されるならば、将来有望なエリアとなるでしょう。また、町有地という特性だからこそ取り組める事業もあるでしょう。ことしで光回線の敷設が町内全域で完了することでICTインフラの土台は整いました。テクノロジー開発の分野では5Gの先、6Gを見据えた最先端技術の応用に向けて日夜研究が続けられております。例えば、そう遠くない未来において地域公共交通に寄与すると思われる自動運転技術をはじめ、地方が直面する課題解決のためデータの蓄積により医療、福祉、教育、物流、防災あらゆるジャンルで先端的サービスを実用化する実証実験場所として、スーパーシティ構想へ名乗りを挙げることは世間の注目も浴び、当町の知名度向上にも貢献します。そこで、町有地の利活用とスーパーシティ構想について伺います。1、遊休地を含め公有財産である町有地の利活用の現状と今後の展望は。2、町有地の利活用に際し改正国家戦略特別区域法に基づく、スーパーシティ構想に取り組む考えは。コロナ禍の名のもとに、こういうご時世なのでというまくら言葉を銘打てば、いついかなる場合でも免罪符となってしまう世の中です。先行きは不透明で困難を極める中であっても、引き続き町政のかじ取りを担うと決意し、持続可能でよりよい町のために時期の出馬表明をした町長に敬意を表した上で、見解を伺います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

長浜謙太郎議員からご質問の町有地の利活用とスーパーシティ構想について、お答えいたします。まず初めに、町有地の中で遊休地となっている主な箇所につきましては、旧節婦小学校グラウンド、東町の東栄団地敷地内の未利用地がございます。現状の利活用状況としては、一時使用として日高自動車道の工事を始め公共工事における資材置き場や現場事務所として使用させておりますが、今現在、これといった利活用方は持ち合わせてございません。また、西泊津地区のB・Cゾーンにつきましては、議員ご指摘のように日高自動車道の残土受入れにより、景観に恵まれた広大な敷地となることが見込まれますことから、隣接する乗馬施設をはじ、既存施設との利活用を含め今後のまちづくりの中でどのように活かし5ていくか十分な検討が必要と思ってございまして、町有地の遊休地とあわせ今後のまちづくりを進める中で、諮問機関や議会とも相談しながら、総合的に調査検討してまいりたいと考えているところでございます。次に、2点目のスーパーシティ構想に関しまして、昨年5月に国家戦略特別区法の一部を改正する法律、いわゆるスーパーシティ法が成立しており、医療や教育など生活全般の課題にビックデータやAIといった先端技術を取り入れて、地域課題を解決するサービス実装、行政や医療など、複数分野間のデータ連携などを実現するもので、内閣府に公募して区域指定を受けると、国家戦略特区として事業実施に向けた大胆な規制改革が可能となるもので、十勝管内の1自治体で公募に向け取り進められてございます。スーパーシティ区域の指定を受けるにあたりましては、おおむね5分野以上の先進的サービス提供、民間事業者等の関与、構想全体を企画する者であるアーキテクト、地方公共団体の公募による必要な能力を有する主要事業者候補の選定、住民の意向の把握、データ連携基盤の互換性確保及び安全基準の適合性、住民等の個人情報の適切な取り扱いなどの指定基準をクリアする必要がございます。町有地の利活用に関しまして先ほども申し上げましたが、現時点で将来的な方針が定まっていない中、構想など定めるプロセスの中でスーパーシティ構想というものが、町が進める町づくりにふさわしいか否か、先進事例を含め慎重な調査研究が必要と考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

再質問 2番 長浜謙太郎

スーパーシティ構想について確認させていただきたいと思います。町長の答弁の中では、まだその段階にはないということで、考えはないということだったのでしょうが、1月8日にZOOMによって行われた自治体への説明会がございました。これに関しまして、検討そして参加の有無について伺いたいのが1点と、このスーパーシティ構想に関しましては、当初の締め切りは3月 26 日までとなっておりますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、4月 16 日までに延期されており、また 2021年秋以降に2回目の公募を予定するという報道もあります。状況にもよると思いますが、改めてスーパーシティ構想についての考えが改まった際には検討、そして議論の余地はあるのでしょうか、お伺いいたします。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

長浜議員の再質問に対し、総合的に答弁させていただきたいと思います。町有地の利活用方に当たって、町として特段利用制限があるものでもございませんが、利用する案件や目的によって法規制にかかる場合や地域住民とのコンセンサスが必要となる場合もあると考えておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。また、昨年 12 月末内閣府地方創生推進事務局から各自治体宛てのメールにて、スーパーシティ区域の指定に関する公募開始と合わせ、説明会をオンライン形式で年明けの1月8日6に行う旨の通知文が届いております。当町としては、先に申し上げましたがプライバシーの保護を含めた倫理管理、職員の専門的知識や配置人数に加え、コンサル業者との連携など課題も多く、今回のスーパーシティ構想の取り組みを進めるには時期尚早と考え、オンライン説明会の参加を見送ることといたしました。しかしその一方、議員のご提言のように知見を広めることは大変重要と考えますので、再びこのような機会のありましたなら、ぜひとも職員を参加させたいと思っているところでございます。繰り返しとなりますが、町有地の利活用検討も含めスーパーシティ構想が町が進める町づくりにマッチするか否か、慎重な検討が必要と考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。また、外部コンサルタントのあり方につきましては、いろいろな考え方があることも十分理解するところですが、職員の限られた能力と人数にあって、本構想の実現のためには専門性や総合戦略性を備えたコンサルは必要だと考えているところでございますので、あわせてご理解いただきたいというふうに存じます。以上でございます。

再々質問 2番 長浜謙太郎

ありません。ありがとうございました。

出典:新冠町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる