みんなの議会

新冠町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月15日

JR日高線の復旧に向けた取り組みについて

2017年12月15日、新冠町議会の一般質問で、武藤勝圀議員が「JR日高線の復旧に向けた取り組みについて」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
武藤勝圀 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 武藤勝圀

3点目。JR日高線の復旧について2点伺います。まず1点目ですけれども、先日あの検討協議会から資料として出されました。これはもうあくまでも検討資料ということで出されたんですけれども、今後各町ごとに意見をまとめるというふう19になっております。今後の問題ですけれども、どういう方法で町の意見を集約するのか。そして、いつまでに、最初にあの協議会ではできれば年内ということを言ってましたけども、もう年内はとっても無理だと思いますけども、いつごろまでにこの町の意見を取りまとめるのか伺います。それから2点目は、10月下旬に管内の町村会でBRTですか。この視察行っておりますけれども、その点についての感想を伺います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

ご質問のJR日高線の復旧に向けた取り組み等についてお答えいたします。まず、1点目につきまして行政報告でも申し上げましたが、公共交通に関する調査報告書につきましては、今後の検討資料としているところでございまして、沿線自治体としてJR日高線の復旧を断念した訳ではございませんので、今後の取り組みにつきましては、管内7町長及びJR北海道担当副本部長、日高振興局長、北海道総合政策部担当局長で構成するJR日高線沿線自治体協議会の中で協議を重ね、オール日高としての動きを強めていきたいと考えておりますし、JR北海道が単独では維持困難とした路線の沿線自治体との連携も必要だと思っております。ご質問のどういう方法でいつまでに町の意見を取りまとめていくか、という点につきましては、管内7町長の意見として1年を目途に結論を出す方向で確認されており、今後の沿線自治体協議会の協議過程において延びることも想定されますが、必要に応じて議会に相談、協議させていただきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。次に、2点目につきまして、去る10月16日、17日の両日管内7町長によりJR東日本が岩手、宮城両県で走らせているBRTの現地視察を行っております。JR東日本盛岡支社でBRTを導入した経緯や、運行状況等の説明を受けましたほか、大船渡線盛駅から陸前高田駅までの間、BRTに乗車しております。BRT路線であります大船渡線及び気仙沼線の復旧延長99キロ内約4割の鉄道敷を専用道化しており、BRT導入に係る整備費は鉄道の全線復旧に必要な経費の約6割に留まっておりますが、専用道整備、車両購入等に260億円程の経費がかかっております。運行時間は、現在のところ鉄道と比べ2割から3割多く時間がかかっておりますが、運転本数は鉄道時代の約1.5倍から3倍に増え、車椅子利用にも配慮した車両構造、さらには沿線自治体から要望に基づいた新駅設置やまちづくりの進捗に応じたルート、駅位置の柔軟な変更等利便性が向上しておりますことに加え、利用者のアンケートでも好評をいただいているとも伺えます。視察の感想として、速達性は鉄道よりも落ちておりますが、利便性が図られている一面も見られます。BRTを日高線に導入するといった場合に鉄道の代替交通の1つとは考えられますが、初期投資が多額であり、公共交通に関する調査報告でもありました専用道の整備に費用を要するため、105億7000万円という額に加え、北海道は幅員や路盤等寒冷地構造となるためさらなる費用増も考えられますことから、JR北海道に費用を求めるのは現実的にハードルが高いと思っておりますし、JR日高線と国道が並行している現状と高規格道路の進捗状況、大船渡線のBRT専用線と国道併用線の運行状況を鑑み、個人的には無理があるのではと思ってございます。以上でございます。20

再質問 3番 武藤勝圀

日高線復旧存続の課題というのは、これからの北海道、日高をどうしていくのかあるいはこの地域を希望ある豊かな社会に築いていくためにあるいは子ども達に明るい未来を伝えていくためにどうしていかなければならないのかを根源的に問いかけている問題だと思っております。もう不通になって3年近くになりますので、急ぐ必要もありますけども、決してあの拙速的な結論は出すべきではないと思っております。三重県に名松線というJR路線があります。三重県の松坂市から三重県の津市、ここはあの平成21年10月の台風18号で被災して、このJR日高線と同じような被災状況だったんですね。で、それで昨年約6年半ぶりに再開しています。今町長から議会とも相談しながら進めていきたいという答弁がありましたけども、やっぱりそのためには多くの町民の声を聞く必要があると思いますし、いかに多くの人の意見を集約するかが鍵だとそういうふうに思っております。かつて静内との合併問題があった時に、私あの記憶に残っているのは多目的センターで集会開いてますよね。集会というか懇談会というか。で、その中で多くの町民が集まって静内との合併がどうなのかと、色々議論したと思いますけれども、今やっぱりああいう集会も計画すべきだと思いますし、町内の各団体、各層の代表による討論会、シンポジウム、フォーラム、講演会等あらゆる方法で意見を取りまとめる必要があると思いますが、その点についての町長の考えを伺います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

お答えいたします。議員の意見を踏まえ、JR日高線沿線自治体協議会の中で協議を重ねてまいりまして、オール日高としての動きを強めていきたいとも考えておりますし、また、JR北海道が単独では維持困難とした路線の沿線自治体の連携も必要と思っておりますので、それらも踏まえまして慎重に取り進めたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。

出典:新冠町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月15日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる