名寄市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日
令和8年度予算編成にかかわって
2025年12月9日、名寄市議会の一般質問で、川村幸栄議員が「令和8年度予算編成にかかわって」について質問し、総務部長 木村睦、総合政策部長 石橋毅、教育部長 伊藤慈生、市長 加藤剛士が答弁しました。
- 質問者
- 川村幸栄 議員
- 答弁者
- 総務部長 木村睦、総合政策部長 石橋毅、教育部長 伊藤慈生、市長 加藤剛士
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 川村幸栄
通告順に従いまして、質問をさせていただきます。大項目1点、令和8年度予算編成に関わって伺います。11月1日、令和8年度予算編成方針についての訓令が出され、作業が進んでいることと思います。本市の財政状況については、令和6年度決算から財政の硬直化がより一層進んでいる危機的状況であると述べ、令和7年度においてもこれまでにない厳しい財政状況の下での予算編成となったとしています。特に基金については、このまま毎年度の財源不足分を取り崩し続ければ数年で枯渇する危機的状況に直面していると述べ、選択と集中の実質化を目指すため前例にとらわれな令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号い大胆な見直しを行い、一般財源ベースで5億円削減の目標を掲げました。これに対し、市民からは不安の声が聞かれているところであります。国政では、物価高騰対策は見えず、消費税の減税は期待できず、医療費の抑制などが進み、暮らしの先行きが見えづらい状況にあります。そんな中で、名寄市は5億円の削減を目標としています。人件費の削減や冬の雪対策、高齢者支援など削られるのではないかと不安を感じています。そこで、次の4点についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。小項目1、出を量り入るを制することについて伺います。財源の原則は、出を量って入るを制すことではないかと私は考えます。現状では、収入の範囲内で予算を組むという入るを量って出を制するとなっています。ですから、事業の見直しや削らなければならない状況にあります。訓令の中では、市民にとって真に必要なものは何か、市民の幸せのためにはどうすべきか改めて議論を重ねと言われています。そのためには、入るを制することが必要ではないでしょうか。お考えをお聞かせください。小項目2、DX、デジタルトランスフォーメーションの強力な推進について伺います。行政サービスにおいて複雑化、高度化する社会に対応した業務遂行が求められています。しかしながら、行政における人材の不足は既に発生しており、DXの強力な推進が不可欠としています。市民サービスオンライン化手続などによる市民サービスの向上も併せて進めていくとされています。自治体の使命は、住民の福祉の増進、地方自治法第1条の2です。手続等のオンライン化は必要と考えますが、それを利用できない市民へのサービスや強力に進めることについて危惧されます。お考えをお聞かせください。小項目3、行政における人材不足に対する考え方について伺います。行政における人材不足は、市民サービスの低下につながるのではないでしょ令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号うか。DXで補えることができるのでしょうか。お考えをお聞かせください。小項目4、大学の力を活用したまちづくりを目指すことについて伺います。名寄市立大学の独立行政法人化は、地域の人々から親しまれ、受験生から選ばれる大学として維持、発展していくための取組であるとしています。独立行政法人化後どのような大学の力を活用したまちづくりを目指そうとされているのかお聞かせいただきたいと思います。以上、この場からの質問とさせていただきます。よろしくお願いします。
答弁 総務部長 木村睦
川村議員からは、大項目で1点御質問いただきました。小項目1、小項目2、小項目3については私から、小項目4については総合政策部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、令和8年度予算編成に関わって、小項目1、出を量り入るを制することについてお答えいたします。自治体の財政においては、入るを量りていずるを制す、つまり歳入を正確に計算してから歳出額を決めていくことが財政の基本と考えられることが多いものの、いずるを量りて入るを制すとして、歳出の所要額を基に歳入を決めていくことが財政の基本であるとも言われております。本市の予算編成は、毎年度事業別予算での編成を行っており、1件ごとの査定を通じて真に今市民の皆さんに求められ、必要な事業であるかどうかしっかりと議論をし、必要な施策や事業として歳出の予算措置を確定させるのと同時並行で市税や地方交付税をはじめとする一般財源と交付金や起債などの特定財源を積算し、その額を見込み、最後に歳入と歳出の差額を基金の繰入れで調整することで予算を編成しております。この編成手法については合併以降変わらない編成方法で、毎年度の当初予算編成では歳入のみで歳出を補うことが難しく、財政調整基金をはじめ、各基金を繰り入れての予算編成をしてきております。しかしながら、国からの様々な経済対策に係る臨時交付金の活用や地方交付税の合併算定替えの影響などから、決算時には基金を繰入れすることなく、良好な決算で終えることができた年度もありました。また、本市は将来の財政的リスクに備え基金の積立てを実施しており、一時期は100億円を超える残高を有していました。しかし、令和4年度以降物価や人件費の高騰により様々な経費が増加し、特に経常的経費の増加の影響から財政調整基金など基金を大きく取り崩して、収支の調整を図る状態が続いております。基金を大きく取り崩さなければ収支の調整が難しい状況にあるということは、歳出に見合う歳入が確保できていないということでございます。そのため、まずはこの現下の経済状況に対応し、市民の安全、安心な生活を支え続けることができるよう健全な財政運営を目指し、まずは必要とされる事業に財源を集中させていく取組が必要であると考えているところでございます。次に、小項目2、DXの強力な推進についてお答えいたします。議員お話しのとおり、地方自治体の役割は地方自治法第1条の2に定める住民の福祉の増進を図ることであり、DX推進や手続のオンライン化もその目的達成のための手段であると考えています。本市は、本年度市民の皆様の利便性向上と行政手続のデジタル化を目的にスマートフォンやパソコンから時間や場所を問わず申請できる市民サービスオンライン化事業を進めています。具体的には、住民票の写し、印鑑登録証明書の請求をはじめとする11の手続に対応するとともに、市民文化センターなど5施設の予約をオンライン化する予定です。現在各担当部署において関連する条例、規則の改正などオンライン化後の業務開始に向けた準備を進めております。今後1月までにシステムのデモ環境で最終調整を行い、2月にシステムテストを実施し、3月の運用開始を目指して作業を進めているところです。市民サービスのオンライン化などDXの推進は、職員の人手不足や業務の高度化に対応するため、また限られた資源を有効に活用し、質を落とさずに福祉の増進を図るための重要施策であります。一方で、オンラインなどデジタル技術を苦手としたり、活用できない市民の皆さんへの代替手段や支援策を講じることは、不可欠であるものと認識しております。そのため、本市では市民サービスのオンライン化を進めるに当たり、オンライン化基本方針を策定しました。この基本方針においては、全ての手続について原則オンライン化を目指すことを掲げつつ、同時にデジタルとアナログの共存についても明記しています。デジタル化に伴いアナログでの手続が廃止されるのではなく、市民サービスの向上を目指し、デジタル技術も活用した利用者中心の行政サービス設計を進める方針としております。厳しい財政状況と人材確保の難しさの中で、限られた資源を選択と集中により適切に配分し、誰一人取り残されない行政サービスを実現するために引き続きDXの推進に取り組んでまいります。次に、小項目3、行政における人材不足に対する考え方についてお答えいたします。市民の皆さんが安心、安全に暮らすための市民サービスの維持、向上の遂行に必要となる職員については、現段階では一般事務職は一定数の確保はできてはいるものの、保健師、保育教諭、土木技師などの専門職については応募者数も少ない状況であり、今後さらに人材確保が厳しくなると考えています。そのため、試験内容の変更などによる受験しやすい環境の整備、学校訪問、インターンシップの受入れなどにより選ばれる自治体となるよう取組を進めているところです。今後市民サービスのオンライン化などDXの取組を進めてまいりますが、先ほどの答弁のとおり、アナログでの手続が廃止されるのではなく、デジタル技術も活用した市民サービスを行ってまいります。また、技術内容によってはDXに置き換えることが困難で、対面、令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号対人でなければならない業務もあり、必要な業務に対して適正な配置が必要と考えているところでございます。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 総合政策部長 石橋毅
私からは小項目4、大学の力を活用したまちづくりを目指すことについてお答えいたします。名寄市立大学は、道北のみならず全国から若年人口が集まり、卒業生の地元定着、公開講座をはじめ様々な地域貢献等、これまでもまちづくりに大きな役割を担ってきています。法人化によって大学の自主性が高まり、自立的な管理運営やスピード感を持った意思決定が可能となることに加え、地域や学生のニーズに応える教育研究を推進するとともに、大学の専門領域である保健、医療、福祉分野における企業との共同研究、連携拡大などが見込まれます。また、積極的な情報発信による地域社会との連携を一層進めていくことが学生から選ばれる大学につながり、そして大学運営に外部者、地域人材などが関わることで透明性の向上はもちろん、さらなる地域課題の解決に向けた取組、地域貢献が推進されることにつながり、そのことが名寄市、道北地域の維持、発展にもつながるものと考えております。さらに、これまで以上に地域のニーズを踏まえた優秀な人材を輩出するとともに、学習機会の提供、地域課題の解決や産官との連携による雇用の創出等を行っていくことで、地域住民、市民理解を得ながら人口、産業、文化など多方面のまちづくりと密接に結びつく、この地域になくてはならない名寄市立大学と共に持続可能なまちづくりを進めてまいります。大学の力を活用したまちづくりを進めていく上で、法人移行後は設立団体である名寄市が中期目標を策定し、大学は目標達成に向けた中期計画を策定、実行していくことになります。その中で、様々な行政課題や地域課題の解決、地域貢献などについて指示することも考えられますし、評価指標、数令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号値目標による進捗管理及び学外者で構成する評価委員会で評価を行うことが義務づけられますので、これまで以上に目標に対する実施状況の見える化が図られる仕組みとなります。今後名寄市立大学法人移行推進委員会において、法人の骨格となる定款や中期目標などについて有識者をはじめ、委員の方々と検討、協議を行うとともに、市議会においても適宜情報共有を図ってまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
再質問 8番 川村幸栄
御答弁いただきましたので、再質問等をさせていただきたいというふうに思います。まず、最初に出を量り入るを制するということなのですが、冒頭にもお話ししましたように、収入の範囲内で予算を組むということになると、どうしてもやはり事業の見直しや、また削らなければならない状況になっていくというふうに進んでいくかというふうに思います。ここのところがやはり市民の皆さんにとって、今後5億円の削減が言われている中で、いろんな事業が削られていくのではないかという不安が非常に広がっているところです。極端な話が、バスの市内循環バスがなくなることもこれにつながっているのではないかというような極端な話も出てくるぐらいやっぱり不安を抱えているということだというふうに思っています。ここのところのやはり皆さんへの説明といいますか、これが必要なのだろうなというふうに思っているところであります。まず、この点についてお考えをお聞かせいただければというふうに思いますが。
答弁 総務部長 木村睦
先ほどの答弁でもお答えさせていただいたのですけれども、この間のやっぱり予算編成作業におきましては歳出側から決めていきながら歳入のほうで調整していくことのほうが多かったのかなというふうに思っています。しかしながら、近年の経済状況によっていわゆる基金で調整していく手法でいくと、いつか基金もどうしてもなくなってしまいますし、財政的にやっぱり非常に厳しいときが訪れてしまいますので、そうならないように可能な限り今ある積算できる歳入の中で事業のほうを執行していくべきではないかということで、今このような編成方法でいきますよということで訓令が発生されたと思っています。そういったことにつきまして、市民の皆様方にもこの間5億円削減ということも、今回の目標としてまずは5億円削減ということで、議会の9月の議員協議会の中でもまずお示しさせていただいたと思います。また、さきの予算編成の中でもお話しさせていただいていますので、一定数、今回議員のほうからも市民の皆さんから不安をいただいているということ考えると、そういったことで少し市民の皆さん方にもそういった状況であるということは少しずつ分かってきていただいたのかなと思っているのですが、今後、先ほども谷議員のときにもお答えしましたけれども、3次総計の議論させていただいていますので、次の名寄市を考えていく計画ですので、その際にはこうした財政的な課題というのもやっぱりセットで考えていく必要があると思っていますので、そういった中におきましても議論の中で一つとして考えていきたいというふうに思っていますので、御了解いただきたいと思います。
再質問 8番 川村幸栄
市民の中には、金額がやっぱりどうしても先立ちます、大きな金額ですから。そういうふうになると、不安はどんどん、どんどん広がっていくというか、それで冒頭にもお話ししましたけれども、やっぱり国のほうの政策のところも明るい見通しはないというふうな中で、本当に目の前が暗くなるような、そんなような状況に陥らざるを得ないということになっています。そこで、やはり出を量り入るを制する、そういったところに、入るを制するところに重きを置いて、こういったことに取り組んでいきたいというようなこともまた市民の皆さんに伝わればいいのかなというふうに私は考えているところです。訓令の中で出されていましたけれども、地の利を生かした付加価値の高い産業の誘致、育成を進めるとして、企業の進出も大切であります。昨日のやり取りの中でもこのお話が触れられていたかなというふうに思いますけれども、この点について改めてちょっとお考えをお聞かせいただければというふうに思います。
答弁 総務部長 木村睦
地の利を生かした付加価値の高いというところの部分かというふうに思いますが、令和8年度の予算編成におきましてどうしても全ての事業を進めていくということがなかなか難しいということで、今回集中的な重点事項の一つとして地の利を生かした付加価値の高い産業の誘致、育成ということで掲げさせていただいています。雪質日本一をうたいました寒暖差の高い気候風土ですとか、古くからの交通の要衝である上川北部の中核を担ってきた歴史的背景を踏まえて、さらに農業を含めた産業の誘致、育成を進めること、特に特色のある1次産業創出、喫緊の人材不足の解消など持続可能な経済の充実を図るとされているところだというふうに思っています。豊かな自然と寒暖差のある気候風土というところは、やっぱり私たちの名寄の特色であるというふうに思っています。この特色を守りながら将来にわたって安全で安心で暮らしやすいまちづくりが必要だというふうに考えているところですので、ここが一つの集中的重点事項の1つ目として掲げさせていただいているところでございます。
再質問 8番 川村幸栄
事業だとか、また企業の進出だとか、そういったところも大切だとは思うのですが、今人口減のことも、この間も議論が進んでいたようでしたけれども、人口の流出が増えているという中で、住み続けられる地にしていかなければならないという、安定したやっぱり市令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号税の収入というところら辺では人口の流出を防いでいくことが重要だろうというふうに私は考えています。人口減少、全国的に同じような状況ではありますけれども、しかし中には子育てしやすいまちとか、また高齢者に優しいまちということで増えているところもあるわけです。私たちは、先ほども大学のお話の中で出ていましたけれども、福祉の専門職を育てる名寄市立大学を持つ名寄市です。ケアされる人もケアする人も心豊かに暮らせるまちづくりが期待されているのではないかというふうに思います。そういった方々が定着して、この名寄で住み続けていただくということが必要だろうというふうに思っているのですが、この点についてお考えをお聞かせいただければと思います。
答弁 総務部長 木村睦
今回そういった、繰り返しになってしまいますけれども、どうしても財源が限られている中におきまして全てを行っていくことは不可能なので、選択と集中をしていきましょうと。その中でも集中的に重点的な事項として何点か挙げさせていただいた中の先ほど一つ紹介させていただいたという点になります。議員にお話しいただきました人口減少を含めた対策につきましてももちろん必要な施策であって、今も既にいろんな対策を取らせていただいております。これまでの事業全てやめるというわけではございませんし、しっかりとサービスというか、事業を提供していかなければならない事業につきましてはこれからも継続していくことになりますけれども、やっぱりその中でも今までやってきた中でも効果の薄かったものですとか、ニーズが少し変わってきたものというのがある。そういったものに関しましては、やっぱり少しずつ財源を振り向けていかなければならないということで、先ほどお話しさせてもらった3つのところを集中していきましょうということで掲げさせていただいているところでございます。令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号
再質問 8番 川村幸栄
苦しい中でのいろいろ選択と集中ということになるのだろうというふうには思うのですけれども、ただ福祉の専門職を育てる大学がある地で、そしてやっぱりケアされる人たち、私の周りでも高齢になって、ケアされる方々がここに長く住めなくなってしまうという実態が何人もいらっしゃるというところでは、本当に子供さんたちが心配して、自分のところに一緒に行かれるのですけれども、ただ御本人にしたら名寄でずっと生きたい、いたいのだという思いはあふれているわけです。そういった方々にいてもらう、そしてその人をケアする人がいるというと、人口減少にやっぱり歯止めがかかっていくのではないかという期待を大きくしたいというふうに思っているところであります。こういったところでの安定した市税収入というところら辺につながるのかなというふうに思っているところです。今年国勢調査があって、その結果が待たれるところではありますけれども、少しでも皆さんがここに定着していただくという施策のところをぜひ進めていただきたいなというふうに思っています。あともう一つ、歳入というか、お金を入るところ、入れるところで、部長の事務連絡の中で歳入においてということで財源確保は必須であると。そのために国や道及び関係機関などと十分協議して、可能な限り確実な収入源の積算に努めることというふうなことで事務連絡がされています。このときに、私は数年前同じ上川管内の東川町に視察に行かせてもらったときに、ここの職員さんたちが口をそろえて元町長さんの松岡町長さんが徹底してこのことをお話しされているのだということを聞いてきて、一回ここでも取り上げさせていただいた経緯がありますけれども、こういったことというのは私は非常に重要かなというふうに思っているのですが、この点についてのお考えはどうでしょうか。
答弁 総務部長 木村睦
事務連絡からお話しいただいたのですけれども、やっぱり一般財源が少なくなってきている中におきまして特定財源を見つけてくるということは非常に大きな課題の一つだというふうに思っていまして、事務連絡の中にも国や道と関係機関と連携を密にして注視するように努めるというようなこと、たしか記載のほうがあるかなというふうに思っています。今も、これ予算編成のみならずなのですけれども、この間も各部局におきまして様々な補助金、交付金、さらには有利な何かそういった助成金含めてあれば、庁内の中で連携しながら対応を取らせていただいておりますし、現状そこの意識が結構強くなってきているのではないのかなというふうには思っています。また、今日副市長いないですけれども、特に市長をはじめ国のほうに行かれていますので、そういったところで得た情報なんかも庁議のほうにフィードバックしていただきながら、我々のほうでさらに検索させてもらって、採用させていただくようなことも結構ありますし、庁内の中での掲示板を含めてこういった事業があるので、使いたい方いらっしゃいませんかみたいな投げかけもさせていただいています。そういった面では、これからも予算編成のみならず、そういった特定財源の確保に向けてはしっかりと努めさせていただきたいというふうに思っているところでございます。
再質問 8番 川村幸栄
そういう取組が積極的に行われているということがやっぱり市民に伝わることが重要だろうなというふうに思っているのです。私たち地方自治体だけでは、地方公共団体だけではやり切れないというところの財源の状況には今なっている。特定財源もなければ本当に立ち行かなくなっている状況は名寄市ばかりではなくて、どこもここもそうだというふうに思っているのですが、市民の福祉を守るというためにはやっぱり財源確保というところら辺で非常に重要であって、こういった取組も積極的に行っていただいて、大変なこととは思うのですけれども、その中から、東川町に視察に行かせていただいたときの職員さんのお話では、いろいろ調べてるうちに、そのときに事業が浮かんでくると。これがあったら住民に喜ばれるかなというようなことが浮かぶというような話もお聞きしてきました。そういうことがあると、市の皆さん方がやっぱり市民のほうに顔を向けていろいろ仕事していただいているのだなというところが伝わるのかなというふうに思っておりますので、ぜひまた、大変な中ですけれども、積極的に取組を進めていただけたらというふうに思います。それで、2番目のデジタルトランスフォーメーション、DXのほうに行きたいと思います。私は強力なといったところら辺に、強力な推進というふうに書かれたところに私はびっくりして、戸惑ってしまったのですけれども、先ほど手続のオンライン化のところでデジタル、アナログ、併用しながらやっていくのだよという部長の御答弁がありました。ちょっと胸をなで下ろしているところであります。しかし、まだまだそういうことが浸透していないだろうなというふうに思っているのですが、ここオンライン化のこの事業が、先ほど御説明では1月にシステムデモを行って、3月から実施というふうにお話あったかなというふうに思うのですが、この辺のスケジュールといいますか、このところの周知はどのようになっているのかお聞かせいただきたいと思います。
答弁 総務部長 木村睦
当然ながら始まる前には広報ですとかホームページですとかLINE含めていろいろなものを使わせてもらいながら、こういったことができるようになりましたという周知のほうはさせていただく予定でございます。
再質問 8番 川村幸栄
いろいろ広報等も今回新しい広報になって、目が引くような広報になっ令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号たので、皆さん手に取って読んでいただいているかなというふうには思うのですけれども、やはり皆さんに伝わるような広報をしていただけたらというふうに思います。そして、デジタル化なのですけれども、DXの取組なのですが、私も予算審査の中で見せていただく中で、市財政の中での負担割合の大きさにちょっとびっくりをしているところなのです。ここにこそ、強力なというところに係るので、私は積極的にDX、デジタル化にしていくのだろうというふうな捉え方をしているのですけれども、そういった中でやっぱり選択と集中がこういったところでこそ必要ではないかなというふうに考えているのですが、この点についてどのようにお考えでしょうか。
答弁 総務部長 木村睦
どうしてもデジタルトランスフォーメーションでDX化を進めていく最初の段階では、やっぱりコストというものがかかってしまいます。そういった面で、最初のいわゆるイニシャルコスト的なものでいくと、多分費用の負担が大きいのではないかというような御質問なのかなというふうに思っています。こういったすごく今大変な財政厳しい状況だからこそDXを進めるに当たっては、まさにおっしゃられた選択と集中というのが必要になってくるのかなというふうに思っています。市民の利便性ですとか、職員の業務の効率化、そういったものをしっかりと分析しながら、必要という、費用対効果が低い事業ではなくて、必要と思われる事業に対してDXのほうも施策を集中していくべきだというふうに考えているところでございます。
再質問 8番 川村幸栄
国のほうでもこのDX、推進されているわけですけれども、しかし財政的な部分でいうと今年の4月に経済産業省の津田さんという方が執筆したデジタル経済レポートの中で2035年、あと10年後、日本のデジタル赤令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号字は最大45兆円に達するのではないかというような、こんなデジタル経済レポートも出されています。これは、デジタル分野での海外依存が大きいのだというふうなお話でしたけれども、非常に財政的な部分でのウエートが大きいというふうな中では、先ほどお話ししたように、これだけ財政が大変なときにやっぱり選択と集中が本当に必要なのだろうというふうに考えているところです。ぜひここのところでも職員の負担軽減も含めて市民にどれだけ役に立つのかというところら辺を集中して考えていただければなというふうに思っているところです。デジタル化の中で実はこういったのもあって、これは教育委員会のほうでちょっとお尋ねをしたいなと思っているのですが、読売新聞の中でデジタル教科書のアンケートというのがされていて、出されていました。正式教科書化による学習面などへの懸念が根強く見られたと。デジタル化のことです。各アンケートを調査した各教育委員会からは、紙中心の教科書への支持も高く、意識の隔たりがうかがえる、手書きで思考を育む、学びを実感できるのはデジタルではなく紙の教科書ではないか、こんなデジタル教科書のアンケート結果が読売新聞のほうで出されていました。この点について名寄市の中ではどのような状態なのかお聞かせをいただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育部長 伊藤慈生
国の動きも含めましてお答えをさせていただきます。本年9月に文部科学省のデジタル教科書推進ワーキンググループにおいて、デジタル教科書を正式な教科書として位置づけることや紙かデジタルの二者択一ではなく、両方を組み合わせたハイブリッド教科書も認めることなど、次期学習指導要領の実施に併せて導入していく審議のまとめが公表されたところです。教育委員会としましては今後の国の検討状況を注視してまいりますが、DX化が進む中であっても紙かデジタルかといった二項対立に陥ることなく、紙、デジタル、リアルのそれぞれの利点などを踏まえながら、児童生徒の資質を伸ばす教科書について慎重に検討していくことが必要と考えております。なお、本市の小中学校で使用される教科書の採択の権限は名寄市教育委員会にありますが、採択に当たっては北海道第6地区教科用図書採択教育委員会協議会の構成市町村が協議して、種目ごとに同一の教科書を採択することになっており、名寄市教育委員会の考えのみで採択できないことを御理解ください。以上です。
再質問 8番 川村幸栄
ありがとうございました。先ほどオンライン化の話の中でもあったように、デジタルとアナログ併用でということでした。今教育委員会のほうでもそういうふうな動きがされているというふうな御説明だったかなというふうに思っています。コロナ禍の中でDXがだっと出てきて、私も非常に戸惑ったのですけれども、やはりオンラインでいろんなことができるようになったというのは本当に目覚ましい発展だったなというふうに思っていますし、あまり機械が得意でない私でも御利益にあずかっているというふうなことであります。しかし、先ほども言ったように、それが使えない人、それから今健康保険証もマイナ保険証になって、マイナンバーカードからマイナ保険証にということでなかなか進まないというような話があります。それの中のどうしてかといったところでは、情報等の流出に不安を感じているというふうなことも言われていて、押しつけではないという、やっぱり一人一人が必要としているものを選ぶことができる、そういったことが必要なのだろうなというふうに思っているところです。改めてDXを強力に進めるというふうにありましたけれども、強力というか、押しつけではないのだというふうに私は捉えていきたいというふうに思いますが、それでよいかどうかお答えをいただきたいというふうに思います。
答弁 総務部長 木村睦
議員のほうも先ほど少し御紹介いただいたと思うのですけれども、デジタル技術の力というか、技術というかは本当に目まぐるしく、すごいスピードの中で精度が高まっていっています。いっていると思います。先ほどもお話しいただいたとおり、やっぱり最初は難しいかもしれないけれども、使ってみるとすごく便利になってきたり、利便性の高まるものがあるのかなというふうに思います。これまですごく時間のかかってきた我々の仕事の中でも、やっぱり少しこういったデジタル技術を活用することによって物すごく時間が短縮したり、今まで以上に精度のいい資料ができたりしています。そうした技術の力をやはり活用していかなければならないのではないのかなというふうに思っています。そういったところから業務の効率化することによって今まで私たちが使っていたというか、少し時間がかかっていた時間を市民の皆さんのより丁寧な対応に充てられるですとか、少し施策や事業を考えなければならない時間に時間を使うとか、そういったことがこのデジタル技術をいわゆる強力に推進していくことによってできるのではないかというところだというふうに考えています。今お話しいただいたように、オンライン化の基本方針の中でもデジタル技術も活用してというところですので、必ずしも皆さんに絶対使ってくれというわけではなくて、今はデジタルとアナログも併存してやっていきますよということですので、そこは御理解いただきたいというふうに思います。以上です。
再質問 8番 川村幸栄
ありがとうございます。そのように私の周りのデジタルがあまり得意でない皆さんにもお伝えしていきたいというふうに思います。それで、今お話があったように、職員の皆さん方も大変な中で、デジタルを使うことでま令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号たスムーズにいくもの、そしてまた先ほどの御答弁にもありましたように、DXではできないところは対面でというようなお話もありましたので、ここのところに期待をしたいなというふうに思っています。それで、3番目の人材不足に関してであります。これ全国的にもなかなか募集しても、先ほどの御答弁では一般職は何とかということでしたけれども、専門職が集まらないというようなお話がありました。全国的にも募集しても集まらない、また内定されていても辞退するというケースも多いというふうに聞いているところであります。いろんなところで御苦労されているのだろうなというふうには思っているのですが、この間国のほうでは2005年の新地方行政指針で職員定数の大幅削減、民間委託、アウトソーシングが推進されてきた。また、2018年の自治体戦略2040構想では、人口減少を前提に情報技術の活用で自治体職員を40年までに半減させるという計画もあるといったようなことになっているところであります。こういった中で、地方公務員の定数の全国的な削減ということで調べてみましたら、1995年に地方公務員数、定数が328万人だったのが2024年には281万人に減少しているといったところであります。それと一体になって非正規職員も増加しているということであります。自治体の合併もありましたから、どんどん減少しているのだろうなというふうに思っています。そういった中で人口減も進みますから、地方の衰退だったり、過疎の深刻化なども増えているということになっているのではないかというふうに思っているのですが、こういった国の方針の中での地方自治体の御苦労というところら辺でのお考えをお聞かせをいただければというふうに思いますが、どうでしょうか。
答弁 総務部長 木村睦
そもそも公務員のほうが割と福利厚生面ですとか、そういった面では令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号よくて、民間企業に比べても一定程度公務員人気というのはあったのですが、最近はやはり民間企業のほうがそういった面でもよくなってきておりますので、公務員人気の陰りが見られてきていて、現状はなかなか職員も確保できない状況になってきていると。中でも専門職と言われている方々については、特に厳しい状況が続いていて、我々も今非常にそこについては課題感を持っていて、人事担当している総務部のみならず、それぞれ担当する部局の職員の皆様にもしっかりと連携をしながら職員確保に向けて今対策を進めているところでございます。定数確保については、さきの谷議員のところでお話しさせてもらいましたけれども、必要な事業にどれぐらいの職員数が要るかというところがやっぱりポイントとなっていると思っていますので、こちらについても新しい行財政改革の見直しを策定する際に議論の一つとなるものかなというふうに思っているところでございます。
再質問 8番 川村幸栄
私は、地方公務員と言われる自治体労働者の方々は公共の仕事を担う本当に大切な仕事をしていただいているというふうに思っています。公共の仕事です。ですから、皆さんに広く役に立っていただいているというふうに思っています。大切にしていきたいというふうに思っているのです。それで、先ほどちょっと触れました非正規職員、会計年度任用職員の待遇改善も必要になってくるだろうというふうに思っていますし、特にこの会計年度任用職員には女性の割合が高いかなというふうに思っています。また、私の前で質問されていた保育士の関係も含めて、保育士の半数は非正規というふうになっているかなというふうに思っています。非正規雇用の処遇の安定化、正職員化していくことが私は必要で、この名寄市に定着していただきたいな、いただけるのではないかというふうに考えているのですが、この点についてどうでしょうか。お考えをお聞かせください。
答弁 総務部長 木村睦
会計年度任用職員の方々の処遇改善につきましても、この間いろいろとかなりさせていただいているかなというふうに思っておりますし、今現状、先ほどの定数管理の中の話とリンクすると思いますけれども、これから必要な人員の部分については必要な人数というところを考慮しながら進めていきたいというふうに思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
再質問 8番 川村幸栄
これ厚労省のサイトなのですが、多様な働き方の実現応援サイトというところを見たときに短時間正社員制度の導入というのが出てきました。従来多くは原則としてフルタイム勤務ができる人が正社員として採用、活用されてきたけれども、子育てや介護や自己啓発やボランティア、そんな心身の健康も含めて事情によってフルタイムではないのだけれども、正社員として働けると、そういう制度が今進んでいるということが厚労省のサイトで出されてきました。こういうのもぜひ参考にしていただきながら、やっぱり皆さんが、先ほども言った公共の仕事していただく自治体の皆さん方が働きやすい場になるように検討を進めていただきたいなというふうに思っていますし、先ほど部長のほうで専門職が減っているという中で選ばれる自治体をというふうなお話がされていましたので、ぜひとも選ばれる自治体になるための施策を検討していただくことを求めたいなと思っています。あともう一つは、民間のコンサルタント会社、コンサルに頼むって、いろいろ委託している状況があるのですが、ここも非常に委託料が膨大になってきているのかなというふうに思っていますので、やはり専門職が減っているという中での委託業務につながっているかなというふうに思うのです。ですから、専門職の方々にぜひこの名寄で働いていただく方々を増やしていただく、選ばれる自治体になっていただくようにいろいろ御尽力いただければなというふうに思っておりますので、ちょっと時間がなくなってきましたので、次に行かせていただきたいと思います。最後になりました。大学の力を活用したまちづくりに関わってでありますが、今法人化後どのようなまちづくりを目指すのかというふうにお尋ねしたところでありますけれども、法人化後中期目標を立てて、数値目標も立てて進めていくというふうなお話でありましたので、今はそれほど具体的な中身がない、出来上がっていないのかなというふうに私はお聞きしたのです。産官学の連携というふうなお話はありましたけれども、具体的にこうしてというのはちょっと聞き取れなかったのですけれども、そういうことでよろしいでしょうか。
答弁 総合政策部長 石橋毅
議員おっしゃるとおり、まさにこれから各体制を整えて、そこの議論を深めていくという段階に入っていきますので、よろしくお願いいたします。
再質問 8番 川村幸栄
今大学の力を活用したまちづくりというところら辺でいろいろ私もこの間も質問させていただきましたし、改めて振り返ってみたところであります。約800名を超える学生が名寄市の住民ということであります。消費者として、また働き手としても大いにまちづくりに貢献していただいているなというふうに思っています。毎度言わせていただいていますが、農家での有償ボランティアだとか、また企業との商品開発も進められているところでありますし、先ほども御紹介があったように、コミュニティケア教育研究センターでは学生のボランティア参加やら、また市民公開講座、これもYorocaポイントがつくということになって、参加する方も増えているのではないかなというふうに思っているところであります。ですから、市民と学生とのつなが令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号りというのは、非常に増えているなというふうに思っています。私の住んでいる町内会では、大学と町内会との連携事業支援を活用させていただいて、町内会と学生が本当により身近になっているところであります。今後やっぱり4年間いていただくわけですので、町内会の役員などにもなってもらえたらいいのではないかなというふうな、そんな思いもあります。というのは、実は私の住んでいる町内会では夏休みのラジオ体操を一緒にさせてもらっています、この連携事業を活用して。それで、町内会の役員の皆さんと交代で、大学生の皆さん方にも役割分担して、1週間ごとに交代をして、責任を持って賄ってもらうというふうなことを御本人たちと相談をしながら了解を得てやっていただいているというふうなこともありますので、ぜひ今後大学の力を活用したというところら辺では大学生の皆さんの力をお借りしながら、今困っている町内会の、高齢で困っていて、役員が足りないと言っている人たちの中でぜひ4年間の中で1年でもいろんな形で活躍していただければうれしいなというふうに思っているところであります。さらには、大学院の設置が進めば専門性も高まりますし、大学図書館の市民利用も広がっていければいいなというふうに思っています。いろいろ考えている中で、やっぱり本当に大学生の皆さん方の力を借りながら私たち今まちづくりに、少しずつですけれども、前に進んでいるのを実は実感をしているところであります。といった中で、大学の力を活用したまちづくりを目指すというふうに掲げられた、そこのところについて、これはぜひ市長にお答えをいただければなというふうに思うのですが、大学の力を活用したまちづくりを思い描いている状況等ぜひお話をいただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。
答弁 市長 加藤剛士
大学を生かしたまちづくり、これまでも大学生あるいは大学の知見を活用して様々な地域課題の解決や大学生が地域をキャ令和7年12月9日(火曜日)第4回12月定例会・第3号ンパスと捉えて、様々な活動も行っていただいているということに、これまでの大学の取組に関して心から敬意を表するところであります。一方で、今後、さっきからもお話出ていますけれども、急速にやっぱり大学生の18歳人口が減っていくという中で、今後もこうした学生をしっかりと確保できるのかということは、これは大きな課題であり、危機感も感じているところであります。さらに、大学生、何といっても学生に選ばれて、学生が本当にこの大学で、ここで学び、ここで活躍してよかった、それが本当社会に出てからも大きな力となっていく。真の意味でさらにこの大学が地域に、そして学生のためになるために今さらに改革を進めていかなければならないのではないか、そのための組織の在り方を今しっかり検討していきたいということで、法人化に向けて議論を進めているところであります。これを契機に大学の先生もそうですし、市民の皆さんにもよりまたさらに関心を持っていただく中で、大学のあるべき姿をしっかりと描いていくことが重要ではないかなというふうに思います。まさにここも、さっき市政の大きな転換と言いましたけれども、大学にとっても今いろんな意味で人口動態を考えた上では大きな転換期でありますので、これからもこの地域にあり続ける大学であるためにしっかりと議論を重ねていきたいというふうに思いますので、議員にもぜひお力添えいただければと思います。よろしくお願いいたします。