みんなの議会

名寄市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日

(1)不登校への支援にかかわって/(2)従来の健康保険証の利用停止にかかわって/(3)旧名農キャンパス跡地利用について

2025年9月10日、名寄市議会の一般質問で、川村幸栄議員が「不登校への支援にかかわって」「従来の健康保険証の利用停止にかかわって」「旧名農キャンパス跡地利用について」について質問し、教育部長 伊藤慈生、市民部長 松田慎司、総合政策部長 石橋毅、経済部長 山田裕治、市長 加藤剛士が答弁しました。

質問者
川村幸栄 議員
答弁者
教育部長 伊藤慈生、市民部長 松田慎司、総合政策部長 石橋毅、経済部長 山田裕治、市長 加藤剛士

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 川村幸栄

通告順に従いまして、大項目3点にわたって質問させていただきます。大項目1、不登校への支援に関わって伺います。子供の不登校がこの10年で3倍と急激に増加し、全国では35万人近くになりました。これまで少なかった小学校低学年でも増えています。今こそ不登校について子供も保護者も安心できる対応が求められます。そこで、名寄市における不登校への支援について伺います。小項目1、子供の権利を尊重し、子供も保護者も安心できる支援を。不登校は、心が傷つき、休息が必要な状況です。子供は、安心して休む権利があります。子どもの権利条例では、休息の権利です。安心して休むことができる子供たちの居場所、学びの場が必要です。そして、子供の休息と回復を支えるには、保護者への支援が必要です。不登校児ケアも介護休業のような支援が必要です。お考えをお聞かせください。小項目2、子供たちが通いたくなるような学校を。子供を押さえつける過度の管理ではなく、個人の尊厳を大切にし、子供が自由に意見を言える場であるべきだと考えます。全国学力・学習状況調査について昨年の全国知事会では、都道府県別の公表に意味があるのかという声が相次いだといいます。市町村と学校を点数競争に巻き込んでいるのではないでしょうか。教員、生徒にプレッシ令和7年9月10日(水曜日)第3回9月定例会・第4号ャーを与え、ストレスの要因になっているのではと危惧されます。お考えをお聞かせください。小項目3、教員の多忙化を解消し、教員に授業準備と子供と向き合う時間を求めます。教員の長時間労働で精神性疾患で病休となる教員が急増と言われています。子供と向き合う時間がないと訴える先生たち、子供と教員の温かい触れ合いが少なくなれば学校は楽しくありません。教員の定数を増やし、教員の多忙化を解消し、子供と向き合う時間の保障が必要です。お考えをお聞かせください。大項目2、従来の健康保険証の利用停止に関わって伺います。マイナ保険証への一本化に向けて、12月2日以降従来の健康保険証の利用を停止する方針です。資格確認書が届いていますが、まだマイナンバーカードを作っていないので、病院にかかれないなどの声を聞きます。今までは、保険証1枚あればよかったものが複雑になって何が何だかさっぱり分からないという声が多く聞かれています。そこで、名寄市の対応をお聞きします。小項目1、資格確認書の発行状況について伺います。マイナ保険証を持たない国保の加入者には、7月末までに自治体から資格確認書が送られています。後期高齢者医療制度の加入者は、マイナ保険証を持っている人も含めて全員に資格確認書が送られています。発行状況をお知らせください。小項目2、周知状況について伺います。資格情報のお知らせでは、国民健康保険に限り来年3月末までこの資格情報のお知らせを提示すれば医療費10割の自己負担を回避することができるといいます。国保と後期高齢者医療のみの暫定的な対応として、期限が切れた保険証でも来年3月末まで10割自己負担を回避できますなど紛らわしい内容に市民は困惑しています。分かりやすい周知を望むところです。名寄市のお考えをお聞かせください。大項目3、旧名農キャンパス跡地利用について伺います。名農の跡地利用決まったの、草が生い令和7年9月10日(水曜日)第3回9月定例会・第4号茂っているし、寂しい気持ちになるなど名農の卒業生等から心配の声が上がっています。北海道に任せたままでよいのでしょうか。市の中心地ではないにしても、荒れたままにしておくわけにはいきません。名寄市として積極的な働きかけが必要なのではないかと考えます。そこで、小項目1、名寄市と北海道との協議等について伺います。協議は行われているのか、行われているのであれば進捗状況についてお聞かせください。協議が行われていないとなれば、名寄市の求めるものはどのように進めるのか伺います。小項目2、北海道大学の取組についての進捗状況をお知らせください。今年1月に行われました北海道大学IRAFFセミナーは、大変興味深い内容でした。その後の取組についてお知らせをいただきたいと思います。以上、この場からの質問とさせていただきます。よろしくお願いします。

答弁 教育部長 伊藤慈生

ただいま川村議員から大項目3点にわたり御質問いただきました。大項目1は私から、大項目2は市民部長から、大項目3の小項目1は総合政策部長から、小項目2は経済部長からの答弁となりますので、よろしくお願いします。初めに、大項目1、不登校への支援に関わって、小項目1、子供の権利を尊重し、子供も保護者も安心できる支援をについてお答えします。不登校の子供たちの居場所や学びの場の確保については、本市では児童センター内に教育支援センターを、各学校には校内教育支援センターを設置するほか、名寄中学校や名寄東中学校、風連中学校にはお昼休みに教育相談センターの相談員に相談できる相談室を設置するなど居場所や多様な学びの場の確保に努めているところです。次に、保護者への支援については、教育相談センターでは電話相談や毎月1回開催する保護者つどいの会などを行い、不登校で悩みを抱えている保護者に対する支援を行っております。不登校児童生徒に係る介護休業については、今年4月1日から段階的に施行されている改正された育児・介護休業法に基づき、事業者が常時介護を必要とする状態であると判断すれば取得できることから、教育委員会としましては不登校児童生徒の状況に応じて保護者に生徒の情報提供を行うとともに、保護者から相談があった場合に備えて介護休業制度の内容についてより理解を深め、個々の状況に応じて適切な対応ができるよう努めてまいります。次に、小項目2、子供たちが通いたくなるような学校をについてお答えします。教育委員会では、児童生徒の個人の尊厳を大切にし、児童生徒が自分の思いや考えなどを伸び伸びと発言できるような共感的な人間関係や安全安心な学校風土の醸成は学校づくりの基盤と考えており、適宜学校に対して指導、助言を行っているところです。全国学力・学習状況調査については、その目的は義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握、分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ることや学校における児童生徒への学習指導の充実や学習状況の改善などに役立てることであるほか、こうした取組を通じて教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立することであり、各学校には調査の目的を踏まえて活用するようお願いをしているところです。教育委員会としましては、本調査が教員、児童生徒双方にプレッシャーを与え、ストレスの要因となることがないよう配慮して活用しているところです。次に、小項目3、教員の多忙化を解消し、教員に授業準備と子供と向き合う時間をについてお答えします。文部科学省の令和5年度公立学校教職員の人事行政状況調査によりますと、精神疾患による病気休職者数は年々増加し、令和5年度は過去最多の7,119人となり、その要因としては児童生徒に対する指導に関することが26.5%で最も多く、次いで職場の対人関係が23.6%、事務的な業務に関することが13.2%と続いております。このように多様な要因で精神疾患による病気休職の教職員が増加していることは、今日的な学校教育の課題であり、本市においても課題と考えております。教育委員会としましては、本市の教職員が安心して働くことができるよう学校の管理職には校長会、教頭会などを通じて心理的安全性のある職場づくりについてお願いをしているほか、教職員に対してストレスチェックを実施し、メンタルヘルスの不調を未然に防止するよう努めております。また、精神疾患による病気休職者の要因の一つである教職員の多忙化を解消するため、学校の課題に応じた教職員の定数加配の活用や校務DXによる業務の効率化などに取り組んでいるところです。私からは以上です。

答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)

私からは、大項目の2、従来の健康保険証の利用停止に関わって、小項目1、資格確認書の発行状況についてお答えをいたします。昨年12月2日に現行の健康保険証の新規発行が終了し、健康保険証の利用登録をしたマイナンバーカードを基本とする仕組みに移行されました。各保険者ごとで健康保険証の有効期限に違いはありますが、本市の国民健康保険では令和7年7月末日に現行の保険証が有効期限を迎えることから、国民健康保険及び後期高齢者医療保険加入者の方に資格確認書または資格情報のお知らせを送付したところです。国民健康保険加入者の方につきましては、マイナ保険証の登録をされている方へは資格情報のお知らせ、マイナンバーカードを取得していない方またはマイナンバーカードを取得しているが、マイナ保険証としての利用登録をされていない方には資格確認書を送付しております。また、後期高齢者医療保険加入者の方には、北海道後期高齢者医療広域連合から被保険者全員に資格確認書を送付しているところです。資格確認書令和7年9月10日(水曜日)第3回9月定例会・第4号の発行状況につきましては、名寄市国民健康保険の方で加入者全体の約3割強の1,358件、後期高齢者医療の方は全被保険者である5,125件に発行をしているところです。次に、小項目2、周知状況についてお答えをいたします。従来の健康保険証がマイナ保険証を基本とする仕組みに移行したことにより、昨年の健康保険証の更新時に併せて令和6年12月2日以降は新規の保険証は発行されなくなること、今後はマイナ保険証または資格確認書を使用していただくことになるなど記載をしたチラシを同封しております。市のホームページや広報なよろ等により、マイナンバーカードをマイナ保険証として利用登録するための手順やマイナ保険証がなくても必要な方には保険証に代わる資格確認書が交付されることなどを掲載するなど、これまでどおり変わらずに医療が受けられることを周知してきたところです。今回7月末日で健康保険証の有効期限を迎えるに当たり、資格確認書及び資格情報のお知らせを送付した際にも制度変更の説明のほか、医療費が高額になったときや入院時の食事代など国保全般に関わる手続を記載したチラシ、またマイナンバーカードをマイナ保険証として使うための利用登録方法を記載したチラシなどを同封しているところです。また、後期高齢者医療の方には、北海道後期高齢者医療広域連合から従来の被保険者証と新たな資格確認書の見本と資格確認書の使い方や注意事項などの説明が書かれたチラシ、またマイナ保険証として使うための利用登録方法やマイナ救急などの利用例が書かれたチラシなどを同封し、保険証の新規発行が終了した後も今までと変わりなく医療機関にかかることができる旨お伝えをしているところです。今後も市民の皆さんがスムーズに安心して医療機関にかかれることができるよう、様々な方法で工夫をしながら市民周知に努めてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 総合政策部長 石橋毅

私からは、大項目3、旧名農キャンパス跡地利用について、小項目1、名寄市と北海道との協議等についてお答えいたします。旧北海道名寄産業高等学校の跡地利活用につきましては、閉校の令和6年度までは北海道名寄産業高等学校跡地等利活用検討準備会議として令和5年2月21日を皮切りに計7回開催されました。閉校後の今年度からは、検討に向けた準備ではなく本格的な検討を進めていくということで検討準備会議を検討会議と変更し、先日の9月5日に第1回目の検討会議が開催されました。検討会議では、事務局は上川教育局が担い、委員として上川総合振興局や北海道教育長、名寄市も参画して旧名農キャンパスだけではなく旧光凌キャンパスの跡地利活用についても協議を進めているところであります。旧名農キャンパスの跡地利活用の協議の進捗状況につきましては、当跡地には広大な敷地や校舎棟、屋内体育館、柔剣道場、寄宿舎、実習棟などがあり、全ての土地、建物を利活用できる事業者がなかなか現れていただけない状況にあります。幾つかの民間事業者が利活用について興味を示されましたが、やはり広大な土地や全ての建物についての利活用の検討には至りませんでした。今後北海道に対しては、土地や建物の一部のみを売買できるような形を模索していただくよう検討会議の中で協議してまいりたいと考えております。このように関係者が定期的に一堂に会し、実務者レベルで様々な情報交換や具体的な検討を行う場を設けることは、利活用の実現に向けて有効でよい方向に進むきっかけになるものと考えておりますので、引き続き北海道と名寄市が情報共有し、今後の跡地利活用に向けた取組の足がかりになればと考えているところです。以上、私からの答弁といたします。

答弁 経済部長 山田裕治

私からは、小項目2、北海道大学の取組について進捗状況はについてお答えいたします。名寄産業高校が今年3月末をもって閉校になったことに伴い、名農キャンパスも教育施設としての役割を終え、現在は北海道において跡地活用について広く募集されております。本市といたしましては、これまで北海道等と連携を図りながら名農キャンパスの活用方策について検討を進めるとともに、企業、団体へ情報提供を行ってきたところ、道北地域における農林業活性化の可能性検討を目的として今年1月に北海道大学J―PEAKS、リジェネラティブ農林水産プロジェクト、IRAFF主催のセミナーが行われました。IRAFFは、北海道をフィールドに環境再生型の持続可能な食料生産システムの構築を目指す新たな拠点として北海道大学内に設置され、今回のセミナー開催に当たっては道北一円を研究フィールドの一つと捉え、名農キャンパスの存在や本市における薬用作物栽培を含む道北地域の農林業のポテンシャルに注目されたものと受け止めております。今後につきましては、北海道大学の学内組織IRAFFと趣旨に賛同する企業、団体などによる新たな組織を立ち上げ、様々なプロジェクトを展開する予定と伺っておりますが、研究拠点の選定については明確に示されておらず、名農キャンパスの活用は不確定な状況です。市としましては、様々な機会を通じて情報収集に取り組み、状況を確認しながら跡地活用につなげていきたいと考えております。以上、私からの答弁といたします。

再質問 8番 川村幸栄

それぞれ御答弁をいただきました。再質問等させていただきたいと思います。まず最初に、不登校への支援に関わってお尋ねをしたいと思います。私の前に高野議員の一般質問にもありました。全国的な数を私のほうではお示しをさせていただいたのですが、市内でも年々数が増えているというふうな報告がされたところであります。不登校になる要因というのは、本当に様々だというふうに思います。教育長からもどの子も起こり得るというふうなお話もありました。また、地元紙の特集の中でも理由が特定できずに要因が絡み合っていると、こんなふうに書かれているぐらい本当に複雑なのだなというふうなことで心を痛めるところであります。だからこそ、いつでも心を休ませることのできる場が必要ではないかというふうに強く感じています。そこで、先ほども少し触れてありましたけれども、各学校内に教育支援センターが配置というふうなお話もありました。大都市では、フリースクールがあったり、子ども食堂があったり、また私的な居場所があったり、いろんな場所があって、その子、その子の通いたいところに通って心を休ませているという状況があります。そこでは、勉強が中心ではなくて、子どもの権利条約に則した本人の最善の利益を尊重するということを大事にしながら居場所づくりに取り組んでいるところに子供たちが通っているという情報が数多く聞かれるところであります。先ほども教育支援センターの話などもされていましたけれども、改めてこういった子供たちの心を休ませる場についてのお話をいただければというふうに思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

今フリースクールのことについてお話がありましたが、フリースクールについては一般的にですが、不登校の子供たちに対して学習活動などの活動を行っている民間の施設のことをいうということで、基本的には民設民営で行われるものというふうに考えております。したがいまして、私どもとしましては現在のところ、川村議員のほうからも今お話ありましたけれども、児童センターのほうに教育支援センターを設置して、あとは各学校に校内教育支援センター、また利用している子がいなくてもすぐに利用できる状況をつくっているということと、あとは先ほど高野議員にも答弁させていただきましたが、縫令和7年9月10日(水曜日)第3回9月定例会・第4号いぐるみを置いたりですとか、そういった配慮もしながら子供たちを休ませる場ということに心がけているところです。

再質問 8番 川村幸栄

いろいろな条件が、地域的な条件もありますから、フリースクール、これも本当に私的なところのものでありますから、非常に難しいかなというふうな中で市と市教育委員会としては教育支援センターを準備していただいていると。これが各校に置かれていて、スクールカウンセラーの配置も含めて取り組んでいただいているなというふうには思っているのですが、引き続きそのことを求めるものですが、先ほどもちょっとお話ししましたけれども、子供たちのおうちに在宅でいらっしゃる方々にはオンラインの支援があるというふうなお話もありました。なかなか支援センターにも行かれない子供たち、おうちで過ごしている、保護者の方と1対1でおうちで本当に悶々としながらいるのかなというふうに思ったりしているのですが、実はNPOの中で調査されたのがあって、不登校と言われている子供たち、家で過ごす子供たちに対応するために保護者の4人に1人が離職や休職をしているというふうな、こんな調査も出ています。不登校やひきこもりの子供に保護者が対応する場合でも先ほどちょっとお話ししました介護休業の対象、これも皆さんにお知らせしていただけるという先ほどの御答弁がありましたけれども、ぜひお願いしたいなというふうに思っています。保護者の方々の月1回の集まりもあるというふうにお聞きしました。ここでぜひお伝えしていただきたいなというふうに思います。この制度、実は要介護状態にある対象家族の1人について通算で93日間まで3回を上限として分割取得できる制度といいます。そして、介護休業給付金もあるわけです。賃金の67%を補償、そして介護休業期間中に一部給与が出る場合は合わせて80%になるように給付になるという、そういった対象になるというふうに言わ令和7年9月10日(水曜日)第3回9月定例会・第4号れていますので、ぜひこれは保護者の方々にお伝えいただきたいなというふうに思います。仕事に対する心配、不安が軽くなれば、子供へ対応する、接する気持ちも顔も穏やかになるのかなというふうに思います。この点について再度御答弁いただければと思いますが。

答弁 教育部長 伊藤慈生

今回川村議員から御質問いただいて、私も恥ずかしながらこの制度を知らなかったということで、この法律の改正についていろいろ私なりに勉強させていただいたというところでございます。この制度の中身なのですが、93日というところで、これが実際に十分なのかどうなのかというところは議論があると思います。ただ、この期間については、不登校という部分で今後どうしたらいいのかというような考える時間というところでは非常に有効であるのかなというふうには思っております。今後につきましては、教育相談センターの職員についてもこの制度について、先ほどの答弁でもお話ししましたが、より理解を深めていく中で、これにつきましてはある程度の条件を満たさないとなかなか取得できないというところはあるのですけれども、そういった状況にある保護者の方がいましたら、そこは私どものほうから事業者の方にこういったことで相談してみてはどうですかというようなアドバイスができますので、そういったところで対応していきたいというふうに考えております。

再質問 8番 川村幸栄

ぜひお願いしたいというふうに思います。子供も保護者も安心しておうちで休養できるのがいいなというふうに思っています。あと、先生方に対するところのことを質問させていただきたいと思います。実は、文科省でもいろいろアンケートをしたりなんだりしていますけれども、全日本教職員組合が時間外労働に関するアンケート結果、先日、本当に先日発表しました。それで、97%の先生方が定時に退勤できないといったアンケート結果が出ています。97%です。3%の先生方だけが定時に退勤できると。過半数が校内で1時間半以上いらっしゃる、1割が3時間以上の先生方もいらっしゃる、こんなことが明らかになったところです。それで、定時ではなくて校内に残っている、そこで仕事の内容はどんなことをしているのかというのを聞いたところでは、翌日の授業や単元の準備をしているという先生が82%でした。校務分掌関係、学校のいろんな仕事、それが80%です。それで、提出物やテストなどの添削やチェックをしている57%、打合せ55%、また保護者や地域対応で49%などが挙げられていました。これは、複数回答にはなっています。それで、所定の勤務時間内で本来ならば教員としてどうしてもやっておかなければならない授業の準備などが時間内で十分にその時間を取れなくて時間外に行わなければならないという、こういった実態が明るみに出たということでした。先ほど最初の御答弁いただいた中では、先生方の加配なりをしながらというふうなお話もありました。この点についてもう一度お考えをお聞かせいただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。

答弁 教育部長 伊藤慈生

名寄市のまず現状からいいますと、国が時間外等在校時間について月45時間というところを目標にしている中で市としても同様な目標を設定しながら進めているところです。現在のところ約30時間というところで目標は達成をしております。ただ、あくまでも小中の平均なので、小と中で見てみますと、中学校のほうがやはり小学校よりは多いということがございます。その大きな要因としては、部活動の部分というふうに考えております。川村議員も御存じだと思いますけれども、教職員の働き方改革というのも部活動改革というか、地域展開の一つの目的ではありますので、そういったことを今後進めることで教職員の時間外というものも削減につながるというふうに思っておりますので、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。

再質問 8番 川村幸栄

先日新学習指導要領が出されて、そういう部活動の部分だとか、それから情報分野、パソコン使ったりする、そういった部分での授業も増えてくるというようなことでますます先生方大変になるかなと。この部分については、今日は触れないでいこうとは思うのですけれども、ますます大変なときになるかなというふうに心配をしています。名寄市内ではないのですけれども、教員で体調を崩して休んでいる方もいらっしゃいます。ですから、教員残業代ゼロ制度、こういうのも国の制度ですから、いろいろ言えないのですけれども、残業代はきちっとそういうふうな働いたら働いた分の導入というのも必要かなというふうに思いながら、またそれが過重にならないような働かせ方というところら辺では引き続き加配の対応もしていただきながら、先生が疲れた顔して教室にいるのでは、先ほども保護者のこともお話ししましたけれども、疲れた顔しているのでは子供たちも心安らかになれないという部分もあるかなというふうに思っています。今年3月、北海道こども基本条例が公布されました。名寄市立大学の特命教授の塚本先生は、北海道のこども基本条例ができたのだから、子供たちの意見を聞く、子供の権利を子供たちに伝える、このことを広げていくチャンスになるのではないか、そんなふうにお話をされています。先ほども言ったように、子どもの権利条約をしっかり守って子供も保護者も安心できる支援を強く求めて、次に移りたいというふうに思います。それから、大項目2つ目です。マイナ保険証なのですけれども、資格確認書と資格情報のお知らせがよく分からないです。すごく分からないです。すみません。資格確認書と一緒に入れていただいたこの文書もあるのですけれども、やっぱり非常令和7年9月10日(水曜日)第3回9月定例会・第4号に分かりにくい、どうして1枚で済んだものがこんなふうになったのかというふうにして私なんかは腹立たしく思っているのですが、今までの保険証と替わってこの資格確認書を使うのですよというのであれば分かりやすいかというふうには思うのです。基本的には、マイナ保険証を持たない人に交付されているので、マイナ保険証を持っている人はこれが送ってこないのだけれども、どうなっているだろうかという不安も出てくるということで、他の自治体ではマイナ保険証持っていても持っていなくても後期高齢者医療制度みたいなふうにして全員に送っているといったところもあるようですけれども、その辺についてのお考えはどのようになっているでしょうか。

答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)

保険証がマイナ保険証というものに移行したという仕組みのおかげで、資格確認書というものと資格情報のお知らせというようなものが出てきたというところになります。マイナ保険証は、保険証ということになりますので、保険証としての機能が備わったままマイナンバーカードの有効期限中はそのまま使えるということで、以前であれば保険証については一定程度期限が区切られている中で、その時期が来れば更新されるというようなことで新たな保険証が来るのかなというふうに思っております。マイナ保険証については、マイナンバーカードになりますので、大人だと10年に1回になりますし、二十歳未満のお子さんだと5年に1回というような形になろうかというふうに思います。保険証自体がそれに組み込まれたということで、マイナンバーカードをお持ちでない方については保険証に代わるものということで資格確認書ということで、国のほうでは保険証という言葉を使わずに資格確認書というものに統一したというところになっております。保険証のほうがなじみがあるというのは、重々承知なのですけれども、国の制度としてこういうふうに変わったということで、保険証お持ち令和7年9月10日(水曜日)第3回9月定例会・第4号でない場合については資格確認書が保険証なのですということがなかなか伝わりづらいのかなというふうに思っていますので、ここの部分についてはそれぞれ保険者が違いますので、それぞれ入っている健康保険者のほうから通知が行くのだろうというふうに思っていますし、国民健康保険については全世帯にこういった資格確認書を送ると余計混乱をされるだろうというところもありまして、マイナ保険証登録されている方についてはそのままそれが保険証ですよというような御案内、お持ちでない方または保険証としてのひもづけをマイナンバーカードにされていない方に資格確認書が送られているのだよということをチラシのほうで説明させていただいていますけれども、議員おっしゃるとおり分かりづらいということですので、これについては工夫をしながらといいますか、もう少し分かりやすくなるような形でのチラシの構成はしていかなければいけないなというふうに感じましたので、毎年資格確認書も発行ということになりますので、マイナ保険証にひもづいていない方には時期が来ましたら送らせていただくような形になりますので、その際にはもう少し分かりやすくなるようなチラシの構成をしていきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 8番 川村幸栄

国民健康保険証を持っていた、また普通の健康保険証を持っていた、それで医療にかかっていた、私たちもさっきから言っているように分かりづらくて混乱しているのですけれども、それを取りまとめているといいますか、扱う自治体の皆さんも本当に苦情言うのも申し訳ないなというふうに思うぐらい何かよく分からない制度だなというふうに思って、何回も言いますが、腹立たしく思っているのですけれども、資格情報のお知らせというのもまたよく分からないです。それで、例えばマイナ保険証、マイナンバーカードを作ったときに保険証もつなげると便利になるよって言われてマイナンバーカードに健康保険証の利用登録をしたと。してみたけれども、なかなか病院に行ってスムーズにできればいいけれども、できないっていったところだとか、それからある病院ではカードリーダーがちょっと不良っていいますか、ちょっと不都合があって資格確認ができなかったと、そういったときにこの資格情報のお知らせを見せてもらえると病院にかかれるのだよ、保険証と同じようにしてかかれるのだよということです。これがよく分からない、お知らせなのにどうしてなのということなのです。すみません。そういうことなのです。一つ一つ切替えがぱっぱっぱっとできればいいのですけれども、切替えがなかなかできないです。ですから、お知らせなのにどうしてこれで受診ができるのかと。でも、できるのですよというのは、やっぱり徹底してもらわないとならないのかなというか、それでせっかく送ってもらったのもお知らせで、ああ、分かったよって言ってどこかにしてしまうということもあり得るかなというふうなことでいうと、やっぱり徹底した周知です。ここが非常に求められるところかなというふうに思います。再度周知についてお考えをお聞かせください。

答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)

非常に分かりづらいということで議員のほうから御指摘ありましたけれども、資格情報のお知らせというのは今議員も言っていただきましたとおり、基本的にはマイナ保険証さえあれば医療機関にはかかれるのですけれども、機械の不調ですとか、そういったことがあったときにマイナンバーカードに入っている保険証になりますから、券面上は保険証かどうかも分からない、ひもづいているかどうか分からないということで、機械に通しても通らなかったときのために持ち歩いてくださいというようなのは国のほうからも併せて周知してくださいというふうには言われていて周知をさせていただいているのですけれども、資格情報のお知らせについては、それが基本ではなくて、やはりマイナ保険証のほうが基本になっているので、そういったデジタル的なエラーというのが解消されていない場面に対して使うものになるのと、自分が入っている保険機関というのを確認するという意味で送らせていただいているというふうに理解をしているところなのです。周知についてになりますけれども、それぞれの保険者で対応するというところになってございまして、広く国民健康保険の方もいれば、その他の保険の方もいらっしゃいますので、市全体的に周知をするとさらに混乱を招くのかなというふうに思っていますので、それぞれの保険者からの通知をもってよく内容を御理解いただきたいなというふうには考えるところです。我々としては、国民健康保険扱っていますので、そちらについては今議員にも少し見せていただきましたけれども、私も見ていますけれども、文字面だけというような形のチラシにもなっていますので、もう少し絵を入れたりなんかしながら分かりやすい説明ができるようなチラシの作成はしていきたいなというふうに思っていますので、それぞれ個別に周知をさせていただくということで御理解いただければというふうに思います。

再質問 8番 川村幸栄

大変なお手数をかけますけれども、ぜひ皆さんが分かりやすいように、そしてとにかく病院に行くときに必要なものですから、ふだんの買物に必要なのとまた違うわけですから、分かりやすいことが必要かなと。資格確認書は、マイナンバーカードがなくても大丈夫だよというふうなことだとかも含めてお知らせをいただきたいなというふうに思います。私は、引き続き保険証が使えるようになってもらいたいなというふうな願いを大きな声で言わせていただいて、次に行きたいと思います。大項目3です。旧名農キャンパス跡地利用について、先ほどもお話ししましたけれども、私と同年配の皆さん方はやっぱり名農キャンパス、名農令和7年9月10日(水曜日)第3回9月定例会・第4号の卒業生の方々本当に愛着があるわけです。そのキャンパスが今本当に草ぼうぼうになっていて、入り口はもちろんいろんな人が入ってこられては困るので、通れないように封鎖はしていますけれども、その状況についてやっぱり心を痛めている状況であります。本当にこのままでいいのだろうかということであります。先ほど御答弁いただきましたけれども、準備会のときは7回行われたけれども、新たに跡地利用についての検討会議は9月5日に第1回目というふうなお話でした。ここまで長引いたのは、半年以上開かれていなかったというところら辺については、どういった状況があったのかお知らせいただければと思いますが。

答弁 総合政策部長 石橋毅

今御質問いただいた1回目ということに限定したことではなくて、背景も含めてちょっとお話しできればと思いますけれども、我々としても実はここ難しい案件が続いておりまして、何かというと王子跡地、それから高校跡地ということで、ここで共通しているのはやはりともに市の土地ではないという案件が続いております。高校跡地の話でいうと、実は現地視察を希望される事業者の方とかおられた場合には我々現場の職員はそこは一生懸命今対応させていただいていると。当然現地視察の場合には、北海道の所有地なので、北海道に許可を得ながらということで、会議体は1回ということですけれども、そういう機会があればその都度我々としては北海道のほうにアポを入れながら情報共有はさせていただいているということで、先ほども答弁させていただきましたけれども、一堂に会して改めてしっかり情報共有するという機会が9月5日であったというふうに御理解いただければというふうに思います。このような我々現場の努力も、最終的には売買の判断というのは北海道にあるといったところは、これはもう変わらないということでございまして、我々としても可能性を感じた事業者がおられましたら、そこにはしっかりと情報令和7年9月10日(水曜日)第3回9月定例会・第4号提供を続けているということと、そういったことで我々ができることは継続して努力していく、これに尽きるのかなということで、現在我々名寄市としても総合政策部のみならず経済部、それから関係する教育委員会も含めて連携しながら、そういった横串を刺した中で取組を続けているということで御理解いただけたらと思います。

再質問 8番 川村幸栄

今部長から王子の跡地のこともお話しされて、私もあそこはいち早く取組を進めていらっしゃったのにどうして名農キャンパスは進まないのかというふうにお聞きしようというふうに思っていたところだったのですけれども、今いろんな本当に御苦労されているだろうなとは思うのですけれども、やはりそこら辺はなかなか市民には伝わっていないのです。伝わってきていないのです。だからこそ、見ただけです。草ぼうぼうになっている跡地、そして大きな校舎だったり、実習棟であったり、寮であったり、これが寂しく建っているところに心を痛めているわけです。だから、やっぱりそういったことがどこまで話せるのかというのもあるのかもしれませんけれども、情報が伝わってこないというところかなというふうに思います。それと、今いろんな企業さんから視察の申出もというお話がありました。名寄市としては、どういった形にしていきたいのかと。例えば勝手にするわけにはいきません、北海道のものですから。だけれども、こんなふうにというような市民の方々からの声も届いているのではないかというふうに思うのですけれども、その辺いかがでしょうか。

答弁 総合政策部長 石橋毅

もともとが名農キャンパスということで農業に供する研究、勉強する敷地でしたので、土地もそのような形で今残っているということですから、先ほど経済部長のほうからも御答弁がありましたとおり農業系の例えば研究機関だったり、そういったことに使っていただけるということであれば、多分用途としても一番なじむのだろうというふうには想定しているところですし、そういったお話をいただいたからこそ我々もそこに連携しながらこの間取り組んでいるというふうに認識しております。

再質問 8番 川村幸栄

農業の部分でいうと、牧草を植えていたり、田んぼがあったり、いろいろあったわけです。そこを農業として活用してもらえると一番いいのかなということだったと。先ほど分割してのような、そんなお話もちょっと触れていたかなというふうに思うのですが、その点についてもう少し詳しくお知らせいただければと思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

この間、期間を経てなかなか進捗しないという現状を踏まえて、やはり課題になっているのはあの大き過ぎる規模感ということですから、ここについてはもともとそのスケールメリットを生かした活用方法ということを第一優先でこの間取り組んできたということですけれども、そこでなかなか結果が出てこないということであれば、それぞれの建物、それから土地、そういった部分の部分的な活用が見込めるものをもし可能性があるのであれば、そこの要件も少し緩和しながら検討できないかということでの提案ということを考えているところであります。

再質問 8番 川村幸栄

そういうことが先ほどお話があった9月5日の第1回の検討会議等々でお話がされたのかどうかなのですけれども、こういうところにされているとすれば、もっと積極的に私は発信してもいいのではないかなというふうに思うのです。何回もあれですけれども、道のものだからなかなか口出しはできないのだということでは私はないと思うのです。名寄市の中にどんとあるあの大きな中でいるわけですから、市の活性化の中でも大きな影響を与えるだろうと思われる大きな土地です。ですから、道のほうでこうするというふうなのを待つだけではなくて、名寄市としても積極的に発信していくことも必要ではないかというふうに思っているのですが、これは市長にお聞きしたらいいでしょうか。

答弁 市長 加藤剛士

今日も名農キャンパス跡のことを議員が取り上げていただいて、これもまた記事になるので、これも発信になるのかなというふうに思います。一方で、いろんな議論があって、言えない議論もやっぱりあるということもぜひ御理解をいただく中で、我々もしっかりと可能性についてはいろんな形で模索をしていますし、北海道とも協議をしているということで御理解いただければと思います。

再質問 8番 川村幸栄

言えないところもあるというふうなことでした。王子さんとのやり取りのときも企業が相手なので、なかなか言えないことがたくさんあるのだというふうなお話もありました。今回は、名寄市と北海道という地方自治体のやり取りの中ですから、確かに一から十まで全部というふうには思いませんけれども、ある程度市民も心配していますから、不安になっていますから、やっぱり明らかにしていく必要があるだろうというふうに思っています。例えば、これを言っていいかどうかというふうに思っているのですが、名高と産業高校の統廃合のときは名寄市から提案もされてきたというふうな経緯もある中ですから、やっぱり名寄市からしっかりとこういった形のものでどうだろうかという発信が重要だと思うのですが、再度お考えをお聞かせいただければ、いかがでしょうか、市長。

答弁 市長 加藤剛士

これまでも発信をしているつもりでありますし、何を発信したらいいのかちょっとよく分からないのだけれども、北海道は令和7年9月10日(水曜日)第3回9月定例会・第4号北海道で教育委員会でホームページで跡地活用についての発信をしています。また、先般の9月5日の会議、これは非公表ではないと思うので、我々としてはさっきお話ししたように全体でなかなか、あれを全て一括で引き受けるってなかなか難しいということだとすると、例えば分割あるいはサウンディングという可能性の調査について北海道教育委員会のほうに投げかけをして、ぜひそこは前向きに検討するというような議論もいただいているところであります。なかなか言えないというのは、この間いろんな敷地どうだろうというアプローチはいろんな企業さんやいろんな団体からある、そこについてはなかなか言えないという話でありまして、そこについては北海道教育委員会とも共有しながら可能性については模索をしていますけれども、なかなか全体をどう処理していくかという中で今のところ発表できるものはないということでありますけれども、引き続きその議論については全く隠すつもりもないし、我々は発信しているつもりでありますし、何を知りたいということであれば言えることと言えないことはしっかりと我々のほうも今後とも発信をしていきたいというふうに思います。

再質問 8番 川村幸栄

議論経過をということよりも、名寄市がどういう方向でやっていきたいのかなというところをやはり市民は知りたいのかというふうに思いますので、よろしくお願いします。以上で終わります。

出典:名寄市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日 議事録 PDF(112ページ) 間違いを知らせる