名寄市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日
(1)名寄市雇用促進協議会について/(2)ヒグマ対策について
2025年9月9日、名寄市議会の一般質問で、水間健詞議員が「名寄市雇用促進協議会について」「ヒグマ対策について」について質問し、産業振興室長 櫻田孝臣、経済部長 山田裕治が答弁しました。
- 質問者
- 水間健詞 議員
- 答弁者
- 産業振興室長 櫻田孝臣、経済部長 山田裕治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 水間健詞
おはようございます。議長より許可をいただいたので、壇上より大項目2点について質問いたします。大項目1つ目、名寄市雇用促進協議会について。昨日の東川議員の質問、答弁の中で触れられましたが、労働力不足はあらゆる業種の共通で、かつせっぱ詰まった問題と考えております。そこで、これから申し上げる小項目3つについて質問いたします。名寄市雇用促進協議会について、設立の背景について。昨年7月に設立された加藤市長を会長とする名寄市雇用促進協議会であるが、改めて設立の背景になった現在の名寄の状況について説明をいただきたいと思います。小項目2つ目、現在までの活動と成果について。さきの7月26日から今日までの活動の説明とその活動の中の会議での意見、要望などについて、発言についての受け止めについて、活動実績について御説明いただきたいと思います。3つ目、人材確保の課題について。これまでの活動の中で見えてきた人材確保についての課題、それからそれに加えて人材確保そのものに加えて協議会の活動そのものに何かまだ課題があるのであれば、それについてもお答えいただきたいと思います。続きまして、大項目2つ目、ヒグマ対策について。熊の被害や目撃は、市内はもちろん、全国の報道にも毎日のように登場します。名寄市のヒグマ対策について、これから申し上げる4点について質問いたします。小項目1つ目、ヒグマの出没による市民生活、経済活動への影響について。特に今年ヒグマの出没がイベントの中止など市民の活動にも影響して、農業被害はもちろん、ほかの経済活動にも影響すると考えられますが、影響をどのように評価しているのか、これをお知らせください。小項目2つ目、農業被害及び対策のコストについて。農業被害そのものも問題ですけれども、被害に対して対策するためのコストというのは農産物の生産コストというふうになります。単純に価格転嫁はなかなか難しく、この費用についてどのように考えているのか、ヒグマ対策の費用負担はどうあるべきなのかお知らせいただきたいと思います。3つ目、センサーカメラ・箱わななどによる対策について。昨年導入したセンサーカメラ、それから従前からある箱わなのこれまでの稼働実績、効果などについて御説明ください。4つ目、北海道のゾーニング管理との関連性について。昨年より道のゾーニング管理で3段階のエリアを区分して市としても協調して取り組んでいると考えますが、現在の状況と実際の対策にどうつながるのかについて、特にまずは道のゾーニング管理と市としてそれに関連してどう取り組んでいるのかについてお聞かせ願いたいと思います。以上、大項目2つ、小項目7つについて檀上からの質問といたします。以上です。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
おはようございます。水間議員から大項目で2点御質問いただきました。大項目1は私から、大項目2は経済部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、名寄市雇用促進協議会について、小項目1、設立の背景についてお答えいたします。地方における人材不足は、全国的な問題となっており、本市においても同様に大きな課題となっております。ハローワーク名寄管内の月間有効求人倍率においても令和7年7月で1.35倍と求人数が求職者を上回る状況が続いている状況にあり、中でも建設、土木業や看護、介護業の求人倍率が高く、倍率が高い月は10倍を超えることもあります。このように本市を取り巻く労働者不足状況に対して個々の事業者による人材確保の取組に加え、官民連携による地域全体で人材確保に係る取組を行うことを目的とし、関係機関、各業界団体に参画いただき、令和6年7月に名寄市雇用促進協議会を設立しております。次に、小項目2、現在までの活動と成果についてお答えいたします。協議会においては、18の業界団体や経済団体などに参画いただいております。まずは、各業界の人材不足における現状、課題の情報共有と意見交換を行っております。また、本市が行っている労働実態調査に併せて市内中高生への就業観についてのアンケートを実施し、そのアンケートデータを基に意見交換も実施しております。アンケート結果の内容につきましては、将来に住みたい、働きたいまちへの問いに対して中学生においては名寄市と回答した生徒は67人、名寄市以外は134人、決まっていないは211人と半数以上が将来の目標が定まっていないとの回答に対して、高校生は名寄市と回答した生徒は58人、名寄市以外と回答した生徒は232人と市外希望者が大幅に増加しております。また、高校生向けに名寄市内の企業を知っているかとの問いに対しては、ある程度知っているとの回答は3令和7年9月9日(火曜日)第3回9月定例会・第3号9人、少しだけ知っているが111人、全く知らないとの回答が約半数の141人からいただきました。一方で、市内企業での職業体験や説明会などに参加したいかという問いには、中学生で179人、高校生で120人が参加してみたいと回答があり、市内での就業に興味があるものの、情報量が足りていないということが分析できております。本アンケートからデータを提示しながら、協議会においてはホームページやSNSを活用した市内企業の情報発信を行っていくべきと御意見をいただいております。次に、小項目3、人材確保の課題についてお答えいたします。人材確保においては、全国的にも大都市圏を除く地方の共通の課題となっており、非常に困難な課題と認識しております。国も地方の人手不足対策として、賃金や労働環境の改善による雇用定着、生産性向上や多様な人材の活用、ICTやDXの推進など複合的な対策を通じて人手不足を解消し、持続可能な社会を構築することとしております。人材確保への取組としては、人材を雇用する側である事業者が雇用条件や職場体制など自社の課題を見詰め直し、いかに人材を雇用していくか、またいかに合理化、省力化していくかが重要になってくると考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 経済部長 山田裕治
私から次に大項目2、ヒグマ対策について、小項目1、ヒグマの出没による市民生活、経済活動への影響についてお答えいたします。今年度のヒグマの出没状況ですが、7月に入り増加する兆しが見られたものの、8月末現在で89件と昨年同時期の114件を下回っております。現在までのところ人命を脅かすような事案もなく、居住区域での被害も認められていないため、特に市民生活を制限するような規制はかけておりませんが、出没が確認されている地域では夜間の外出などにおける注意喚起を行っております。また、令和7年9月9日(火曜日)第3回9月定例会・第3号イベント等への影響ですが、7月17日にサンピラーパーク園内においてヒグマの出没事案があり、これを受け、なよろ健康の森、森の休暇村、市立天文台を含めた周辺全施設が閉鎖になったため、期間中に予定されていたイベント中止や施設が利用できない等の影響があったところです。次に、小項目2、農業被害及び対策のコストについてお答えいたします。農業被害における対策については、農作物の作付が広範囲にわたるため、電気柵の設置や侵入経路となり得る場所の草刈りなど予防的な対策の実施を農業者の方に呼びかけて実施をいただいているところであります。箱わな等の設置については、周辺の農作物がヒグマに食べられない状態にあることでわなの効果が発揮されるため、自己防衛対策を講じた上での設置を考えております。引き続き農業者の皆様には、中山間地域等直接支払交付金事業など各種補助制度等活用を検討いただき、適切な対策を講じていただくようお願いしてまいります。次に、小項目3、センサーカメラ・箱わな等による対策についてお答えいたします。センサーカメラにつきましては、早期発見による捕獲活動での迅速化やヒグマの行動範囲及び出没傾向の把握を目的に導入を開始いたしました。実際の運用としましては、ヒグマの行動が活発化する5月から10月末までの運用としており、現在はなよろ健康の森内や河川敷周辺など直近で出没が目立つ地点を中心に10か所設置をしております。今のところ捕獲対象となる個体は撮影されておりませんが、今後もヒグマの出没状況の把握と早期発見並びにゾーニング計画への活用に有効な情報の蓄積に努めてまいります。箱わなについては、計7基所有しており、4月下旬から出没状況等に応じて設置数を増やしながら現在6か所で稼働中となっており、捕獲数につきましては現時点で6頭となっております。次に、小項目4、北海道のゾーニング管理との関係性についてお答えいたします。北海道が示すゾーニング管理については、人とヒグマの空間的なすみ分けによってあつれきの低減とヒグマ地域個体群の存続を両立させるため、ヒグマを保護するコア生息地、人の活動を優先する防除地域、排除地域、その2つのゾーンの間に位置する緩衝帯を設定し、ゾーンごとに適切な出没時対応や防除など管理を行うためのものです。名寄市のヒグマゾーニング計画については、5月1日付で本市ホームページのほうに掲載をさせていただいておりますが、ヒグマ対応の目安として北海道、猟友会名寄支部、名寄警察署との協議の下、策定されたものであり、北海道のヒグマ管理計画に基づいたものとなっております。計画では、緩衝地帯での防除をポイントとしており、中でもヒグマの市街地への侵入経路となるであろうと推測される名寄日進地区、東風連から風連日進地区にかかる一部地域を個体数管理捕獲に取り組む重点推進地域と位置づけております。以上、私からの答弁といたします。
質問 4番 水間健詞
ありがとうございました。よく分かりました。それでは、もう少し詳しく説明いただきたい部分について再質問させていただきます。まず、雇用促進協議会について、小項目の2つ目の活動実績の部分なのですけれども、もう少し会議の回数であるとか、先ほど一部口頭でアンケートの結果報告いただいたのですけれども、そういった何か成果物がまとまったものがあるのなら、こういうものできていますよというようなものがどんなものがあるのか、それについてまず、活動を実施した数字的な回数についてもお知らせいただきたいと思います。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
会議の開催回数と活動実績、成果物ということですけれども、昨年7月に設立をしまして、その後アンケート調査を行ってまいりました。結果については、先ほど答弁した内容のとおりなのですが、そのアンケートを踏まえて10月に協議会、それから翌年1月にもう一回開催をしております。昨年の会議の開催としては3回ということになりますが、今年度につきましては活動の開催というのはまだしていないところであります。あわせて、成果物に関しましてもアンケート調査の結果についてはまとめて報告しておりますので、そういったところは成果物としての実績ということでございますけれども、昨年度の活動実績をまとめたものとしては現在用意しておりません。
質問 4番 水間健詞
分かりました。そのアンケートの結果、アンケートの数字は先ほど報告あったとおりだと思うのですが、そこからどのような知見を読み取っているのかということについて伺いたいと思います。結果から何を読み取っているのかということを伺いたいと思います。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
先ほども申し上げましたけれども、まず中高生に関して言うと、地元の企業の情報量が足りていないといったところで、まずそういったところが課題だということで今年の3月に名寄高校生向けに各業界5団体に御協力いただきながら、地元の名寄の産業、企業、それから仕事内容を知ってもらうことが大事だということで、地域の産業を知る講演会ということで名寄高校で開催させていただいたところであります。こちらもう既に卒業されている3年生はいらっしゃらなく、1、2年生の在校生約100人に対しての講演とさせていただきまして、興味を持っていただくような取組ということでまずさせていただいたところです。
質問 4番 水間健詞
今室長から御報告あったのは、3月19日に名高でやった地域の産業を知るというのだと思いますが、こういった会議以外の外向けの活動というのはこれだけなのでしょ令和7年9月9日(火曜日)第3回9月定例会・第3号うか。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
協議会の取組としては、まず昨年度の動きとしてはそういったところになります。もう一つ、直近になりますけれども、先月産業まつりにおきまして将来の専門職の人材養成というような目的ありまして、物づくりの体験スタンプラリーということで建設業界様はじめ、森林組合様、それから消防署さんですとか、体験ブースの皆様に御協力いただきながら物づくり体験のスタンプラリーということで今回開催させていただいたところであります。こちらのほうには、昨年も好評だったのですが、今回も400名以上のお子様に体験のブースを回っていただきまして、例えば高所作業車の体験ですとか、まき割りの体験ですとか、あらゆる分野の皆様に御協力いただきまして興味を持っていただけるような取組としてさせていただいたところです。あと、アンケートの分析から先ほど中高校生向けの周知が足りていないというところもありまして、ここに関して言うとホームページですとか、そういった情報発信をするプラットフォーム的な部分がないとなかなか一括の情報発信にならないというようなことで、現在遅れての作業になっておりますが、ホームページの作成を今手がけているところでございます。
質問 4番 水間健詞
高校の地域の産業を知るというときに募集したのか、名寄の企業情報発信のメールの登録、卒業生に、メールマガジンでもないのだろうけれども、そういう感じの登録促したというふうに聞いているのですけれども、この辺登録実績とか、どういった情報、もしもう既に発信している情報があるならどういうのがあるのかというのを教えていただきたいと思います。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
こちらは、名寄高校さんの講演する前に卒業生向けに1度試験的令和7年9月9日(火曜日)第3回9月定例会・第3号にということでリクルートメールということで、名寄の今高校卒業して外に出ます、出て就職なり、Uターンで帰ってきたいといったときに名寄の企業の情報をそのタイミングでお知らせしますというようなことでの初めてというか、トライしてみた事業ですけれども、タイミングも含めて卒業前だったということもありまして実際に登録していただいた方というのは1桁になります。そこの情報発信というのが今作成を進めておりますホームページ、こちらができないことには意味をなさないので、そのホームページの作成をもって登録者の方々にこういう情報が出ましたということで発信しようと考えているところです。
質問 4番 水間健詞
では、実際に登録はしてもらった人はいるけれども、まだ動き出してはいないということで理解でいいと思うのですが、今後どんなスケジュール感で発信して、なおかつそのサイトに誘導して、そのサイトを見てもらうような準備が出来上がるのかって、そういうスケジュール感について何か見えているものがあればお知らせいただきたいと思います。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
スケジュール感ですけれども、当初年度当初にと思っておりましたが、ホームページの仕様を含めて1つ作り直しというか、一度作業が止まってしまったというところがございます。というのは、単なる情報発信にとどまらず、いろんな情報をリンクしながらということで仕様を少し見直した形で今作り直しているところでございます。年内にはホームページはもちろん、枠をつくって情報発信できるような取組でというふうに考えてございますので、作業、申し訳ないです、遅れておりますが、御理解いただきたくお願いいたします。
質問 4番 水間健詞
ありがとうございます。やはりせっかく登録してもらっている人、僅かでもいらっしゃるのであれば、できるだけ速やかにこちらの準備も進めていただきたいと思います。それから、小項目3つ目の人材確保の課題について、事業者そのもので採用に向けた取組というか、情報発信、こういったものも課題であるのではないかということで御答弁あったのですけれども、人事部があるような大企業ならともかく、小さな事業所だと採用活動に費やす経営的リソースがなかなか回せないという現状はあると思うのですけれども、そういったところをやっぱりキャッチアップしていくのがこの協議会の役割の一つかなって私は思っているのですが、例えば情報発信といってもプラットフォームは用意しましょうと、しかしコンテンツは社長さんというか、その会社、会社で、事業所、事業所で用意しなければならないということで、やはりそういうこと自体に費やすリソースもないとなかなか厳しいものがあるというのが現状だと思うのですけれども、そういったもの拾っていく何か考え方とか、そういう状態にあることをどういうふうに捉えているのか伺いたいと思います。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
現在各事業者さんにおいて会社の規模ですとか、人員の配置ですとか、そういったところで実際に人材をつかまえてくれないというような実態というのはあるというふうにお聞きしております。やはり今若い世代の方々もスマートフォンからの情報を得るということが主になっているというようなことでありますので、何かしらそこから企業名なり、仕事の内容、問合せ先ですとか、そういったところがないと就職までいかないのかなと思っておりまして、先ほどもちょっと申し上げたのですが、単なる会社紹介のホームページにしては全く意味をなさないので、やはり仕事の内容ですとか、会社の紹介なんかを充実した内容、会社のホームページそのものにならないとは思いますけれども、今持っていない情報なんかを協議会のほうでホームページに情報出していけることによってそういった方々、会社もお互いマッチする機会の一つになるのかなと思っておりますので、そこを重点に協議会としては取組を考えております。
質問 4番 水間健詞
そういった自社の魅力を伝えたいのだけれども、伝えるまでの手間がないというか、そういった企業さんにもサポートしていただいて、ぜひそういう魅力を伝えるお手伝いを果たしていただきたいと思います。あと、名寄高校なんかで今、今年の7月14日の資料があるのですけれども、ジョブ・シャドウイング、高校からの投げかけで、インターンシップともちょっと違うのでしょうけれども、お仕事体験みたいな、高校側からのこれ提案なのかなと思います。それからあと、今年の4月には名寄商工会議所と風連商工会と、あとタイミーさんって隙間バイトの企業さんとで包括連携協定結んでそういう隙間バイトの仕事あっせんというのか、そういったことも取り組まれているので、ぜひ雇用促進協議会においてもう一歩踏み込んだ活動を期待したいところであるのですけれども、その辺何かお考えあれば伺いたいと思います。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
1点目の名寄高校さんと商工会議所さんとの取組の一つということで、ジョブ・シャドウイングというようなことが報道されております。こちら商工会議所さんのほうでも雇用協議会の事務局を担っていただいておりまして、この内容としては学生さんが企業の社員に影のように張りついて仕事の内容や職場の様子を観察すると、そして仕事や将来の働き方、生き方への理解を深める活動というようなことで、こういったところが新たな取組としてこれから進められるということもございます。対応可能な会社ということでお聞きしているのは、市内の52社に協力をいただいているということであります。令和7年9月9日(火曜日)第3回9月定例会・第3号9月以降に企業とこの取組で活動がスタートすることが決まっているというようなことで、そちらの状況も踏まえて今後協議会として取り組んでいきたいと思っております。新たな取組ですので、どういったところが本当に効果があるのかというのもやっていきながら皆さんで協議していきたいと思っております。また、スポットバイトの話もありましたけれども、こちらも協定を結んで取り組んでいただいております。そこの目的もスポットバイトというのを入り口にして会社の風土ですとか、企業の条件というのですか、会社を見られると。そのバイトが就職につながるという例もいろいろ聞いておりますので、各市内の皆さんもそういったスポットバイトを取り入れているというところをお聞きしております。協議会としては、そういった事業を少し効果を見ながらこれから検討していきたいと思います。
質問 4番 水間健詞
効果を見ながら検討していただきたいというか、負けないぐらいに何かいい案を出していただきたいと期待するところでありますが、最後に1個だけ、何か今年度内にこんなことをやるという数値的な目標、例えばさっきメールの登録1桁台にとどまっている、これを例えば全卒業生90%ぐらい登録してもらうとか、そういう数値目標が何かあれば最後に伺いたいと思います。ほかの数値目標でもいいですけれども。
答弁 産業振興室長 櫻田孝臣
今現在でいきますと、数値目標というのは持っておりませんが、今おっしゃられたとおりホームページができて、そちらを紹介して名寄高校さんですとか、そういったところに働きかけるタイミングでまた昨年度のような取組を広げていきながら開催していきたいと思います。メーリング、リクルートメールの登録に関しては、できる限り登録していただけるようにプレゼンをしていきたいと思っております。令和7年9月9日(火曜日)第3回9月定例会・第3号
質問 4番 水間健詞
ありがとうございます。それでは、大項目2つ目のヒグマ対策について伺いたいと思います。ヒグマ対策、小項目の2つ目、農業被害及び対策のコストについてということで、農業被害そのものは商品が食べられてしまったり踏みつけられてしまったりするので、逸失利益というか、失われてしまう利益なのですけれども、自分の畑や田んぼを守るための対策するためにもお金がかかって、これ農産物の生産コストになっていきます。先ほど部長からの御説明でそれぞれの経営者にいろんな補助を利用しながら電牧柵であるとか、そういった対策をしてもらっているということだったのですけれども、おっしゃるとおり基本的には自分の畑は自分で守る、多分害虫を防除する、病気を防除する、雑草を防除する、これそれぞれの経営者が自分の農作物を守るためにやっているので、これはある程度当然といえば当然なのですが、病害虫や雑草というのは元を絶つのはほぼ不可能、自分の畑を守るのが現実的な解なのですが、ヒグマ以外もそうなのですけれども、そういう有害鳥獣というのはその元自体もある程度人間の手が対策を打てる部分だと思います、唯一防除という意味では。したがって、自分の畑を守るのは、経営者が守るのは当然なのですが、元の部分、個体の管理というか、この部分については全体の利益ということで、やはり全体として取り組んでいくことかなって私は思っているのです。この点についてどのような御見解なのか伺いたいと思います。
答弁 経済部長 山田裕治
ヒグマの全体の頭数抑制ということにも関わるかと思いますが、被害低減が図られるための頭数抑制の取組ということでお答えしたいと思いますけれども、先ほどゾーニング管理のところでの考え方のところでもお答えさせていただいたところでありますけれども、今ヒグマに対して、当然ですけれども、わなを設置して捕獲するということを基本に置きながら活動しておりますけれども、これまでは出没の状況、出没があって、それが一定程度頻繁に出没する個体であって問題個体というふうな、ある程度のそういう状況があってからわなの設置をするというふうな、これは北海道も含めて全体的にそういう考え方の下で対策が進められてきたわけでありますが、現状でいいますといわゆる頭数管理を行うという、そういう個体だというふうに認識っていいましょうか、考え方が変わってきたということを受けまして、先ほど申しました緩衝地帯を中心に一定程度わなをその中で通り道というか、出没がある程度予想される、通り道だというふうに予想されるというところにわなを置くというところで出没の抑制が図られるのではないかという、そういうふうな考え方の下で今活動を進めようというふうに考えております。なかなか経路の特定というところまでまだ至っておりませんので、現状でいいますとどうしても出没が確認された地帯を中心にというふうに、いわゆる市民の生活しているエリアに近いところでの捕獲というふうになっておりますけれども、今後できるだけ市民生活のエリアから少しでも遠いところで捕獲ができるというふうな、そういう体制につなげていきたいなというふうに考えております。そういった取組を、当然ですけれども、市内全体を見ながらそういった活動を取り組むことで少しでも農地への出没が抑制され、農作物への被害が低減されるということにつながるよう引き続き取組強化していきたいというふうに考えております。
質問 4番 水間健詞
やはり被害を受けたり、農産物の生産のための経費が高くなるというのは、単純に農家だけではなく市内全体にも関わってくる部分だと思うので、ぜひ引き続き取り進めていただきたいと思います。今の御答弁にも関わるのですけれども、小項目3つ目、センサーカメラ・箱わななどによる対策について、箱わなで捕獲されている熊の属性というか、年齢というか、雄雌だとか、熊だから雄雌と年齢ぐらいしかないと思うのですけれども、何か傾向というのはあるのでしょうか。
答弁 経済部長 山田裕治
特に傾向というか、特徴っていいましょうか、こういう熊がわなにかかりやすいというふうな、そういった特徴は今のところ確認されておりませんので、ある程度運任せって言ったらあれですけれども、設置してすぐ捕獲される場合もありますし、逆に設置からしばらく時間がたってから捕獲されるというようなこともありますので、なかなかその傾向というところがつかめていないというのが現状であります。
質問 4番 水間健詞
というのは、これもよく新聞報道で言われて、特に最近だと知床なんかで熊の人なれというか、数年前にもアーバンベアなんていう言葉、数年前というか、近年もそういう報道あったりしてアーバンベアなんていう言葉も出てきたのですけれども、私自身も経験しているのですけれども、彼らもここ30年以上保護動物というか、保護されていたからいい気になっているのかちょっと分からないですけれども、全然私とか行っても親方今日仕事だったのだねという感じで、どうもみたいな感じで全然気にしていないのです。そういった感じではなく、特に年齢いった熊に対してやはり人間は危険だというふうに認知させていかないと、すみ分けってなかなか難しいのかなと思って今ちょっと熊の年齢ということでお伺いしました。このまま小項目4に入っていきますが、ゾーニング管理、先ほどちょっと説明もいただきましたが、ゾーニング、我々が地図作ったからって熊がそれを見て、もう駄目だ、これより行ったら駄目だなとか理解するわけではないので、ゾーニングしたからにはそれを熊に分からせていくための活動というか、具体的にどんなことに落とし込まれ令和7年9月9日(火曜日)第3回9月定例会・第3号ていくのかについてもうちょっと詳しく説明いただきたいと思います。
答弁 経済部長 山田裕治
ゾーニング管理の考え方につきましては、壇上でもお答えさせていただいたところでありますし、先ほども再質問いただいた中でも緩衝地帯を中心に個体数管理の捕獲という言葉を使わせていただきましたけれども、いわゆる積極的にっていいましょうか、未然に防ぐというふうな考え方の下でわなの設置を中心に捕獲活動に取り組むということを考えております。先ほど少しお話の中に人を怖がらない熊の存在ということもありましたが、特に今年、今年に限りませんけれども、月齢の若い熊が比較的人里に出やすい傾向にあるというふうに認識しております。多分一定程度月齢を重ねてくると、人との生活圏と自分たちが住む生活圏というものを一定程度理解してくるというふうになっているのかなと思いますけれども、多分例えば農作物の周辺の電気柵に触れた経験であったりとか、これは偶発的かもしれませんけれども、鹿の駆除に関わってハンターの方が地域で活動されていると当然銃声ですとか、そういったものを聞く機会があったりとか、そういった様々な機会を通じて一定程度そういう経験がある熊についてはだんだん人里から離れていくということもあるのかなというふうに考えているところであります。したがいまして、月齢が若い熊というのは、どうしてもそういう経験が乏しいというのもあって出てきてしまうという、そういうふうなこともあって比較的月齢の若い個体が捕獲される傾向にあるっていえば、そういう傾向というふうにも言えるのかもしれません。ゾーニング管理につきましては、今後も少し見直しというか、現況を踏まえながら絶えず見直しをかけながらということになりますけれども、どれだけ行政というか、私どものほうでこういうエリアですよというふうに取決めをして緩衝帯にわなを設置するというふうなことを取り組んでも、先ほど令和7年9月9日(火曜日)第3回9月定例会・第3号申し上げましたとおりわなの設置箇所数っていいましょうか、やっぱり限界があるというふうにも考えておりますので、先ほどもお答えさせていただきました地域の中で農業者の方に電気柵を張っていただくということも、これも非常に有効な手段だというふうに思っていますし、先ほど申し上げましたとおりそういった予防策があってヒグマも人里に近づかなくなるというふうな、そういうふうになっていくものというふうに私どものほうでも考えておりますので、そういった意味でそれぞれ農業者の方にも大変御苦労だと思いますが、予防策ということに御理解と御協力をいただければなというふうに考えております。
質問 4番 水間健詞
おっしゃるとおり、大変な御苦労が御苦労過ぎて無理な部分が結構あったり、あとこれも報道なんかでもあるのですけれども、電牧柵の下を掘って入ってきたりとか、飛び越えて入ってきたり、学習して、先ほど答弁の中になかったのですが、人なれの部分ということもあったりして人間と熊の付き合い方がちょっと変わってきて、熊の行動自体も私自身も何か以前と変わってきているのかなってちょっと感じている部分あるのです。うちの母親の年齢とかだと、山の中にカボチャ作っても熊なんか何でもなかったのだけれどもねって言うのですけれども、今はそんなの絶対、ほかのソバ作っても熊に踏まれるような場所でも何でもなかったとか、私のことだけではなくて、熊自体の行動も変わっている部分はどのように、変わっているように私は感じるのですけれども、その辺どういうふうに捉えられているのか、改めてお伺いします。
答弁 経済部長 山田裕治
現象面だけ見ますと、確かに市街地周辺に出没する熊というのが、これは全道的に、全国的なことなのかもしれませんけれども、今報道でもあるとおりそういうふうに傾向が変わってきているというふうになっているのだろうというふうに捉えております。そうした状況を受けて、先ほどもお答えさせていただきましたが、北海道のほうでも管理する個体ということで、これまでの保護するという対象から一定程度頭数管理をするというふうにかじを切ったということだろうと思っております。北海道で言う頭数が増え過ぎて山の中に熊があふれてどうしても山の中の縄張だったりとか、そういう生息する、過密みたいなことになっていることが市街地周辺、人里のほうに熊が流れる要因ではないのかというふうに、北海道のほうでもそういう認識の下でそういう取組がされているのだろうというふうに思っておりますので、現状では私どもも一定そういう考え方が多分名寄市内においても影響しているということなのかなというふうに考えておりますので、そういう意味では極力個体を捕獲していくということに、対策としてはそういうことがまず第一というふうになってくるのかなというふうに思っていますし、これ繰り返しになりますけれども、それぞれの広範な地域になりますので、熊の餌となるものをできるだけ人里の中に置かないということが重要になりますので、農作物作るなということには当然なりませんので、やはり熊の好むであろう作物を作付される際には極力電気柵等で予防を強化していただきたいと、そういうふうなことになるかと思っております。
質問 4番 水間健詞
今のところ名寄市では、人に対する被害というのは出ていないのですが、万が一人間がけがしたり、万一のことがあったら熊も親の敵、家族の敵になってしまって人にとっても熊にとっても大変に不幸な状態だと思います。人に対する被害絶対出ないように、9月から緊急銃猟制度、市町村の判断で熊捕獲していいという制度になったのは御承知のことだと思いますが、これについて名寄市としてはどういうふうに対応される御予定か伺いたいと思います。これを最後に伺って私の質問としたいと思います。
答弁 経済部長 山田裕治
今御質問あったとおり、9月から緊急銃猟ということで、これまでは市街地等に出没した個体に対して鳥獣保護法では住居が一定程度集積している地域での銃器による駆除ということを認めていませんので、警職法という警察の指示に基づいて発砲許可が出るというふうな、そういう仕組みの中で運用されてきました。これまでそういった事例は、実績はないものというふうには思っておりますけれども、9月からは国のほうで市町村の判断で緊急避難的に市街地の中でも安全を確保した上で銃器による駆除が可能となるというふうに制度が改正されたというところであります。制度改正に当たっては、条件が当然ありまして、熊による被害ということも防がなければならないというのは当然ですけれども、銃器の例えば誤射であったり、跳弾などによって、それが人に危害を与えるということあってはならないというふうなことだと思っておりますので、そういった安全を十分に確保してから指示が出るというふうなことになろうかと思います。名寄市の地形でいいますと、市街地の周辺に河川が通っていますし、周辺に山林等、先ほど言ったいわゆる緩衝帯といったものが一定程度ございますので、そこでまず仕留めるということが第一弾というふうになりますが、そこを越えた場合、そうなった場合でいきますと本当に市街地の中に出るということが想定されます。実際に市街地に入った段階で先ほど言いました前方、ライフルの射程4キロというふうに、一般的なものでいうと4キロの射程があるというふうに言われていますので、その前方4キロの範囲に例えば人に当たらない状況をつくるとか、公共交通、例えばバスとか電車とか、そういったものが通らないということを確保するとか、いろいろそういうことを想定しますと、現実的にはなかなかそういう状況下になるということを想定することが難しいなというふうに考えております。例えば倉庫の中に逃げ込んだとか、そ令和7年9月9日(火曜日)第3回9月定例会・第3号ういう閉鎖された空間の中に逃げ込んだという状況であれば、一定程度安全性確保できるということで仕留めるということが可能になるのかもしれませんけれども、なかなかそういう状況も考えにくいのかなというふうに、今までそういう事案がないので、なかなか想定しづらいのですが、そういうふうに制度としてはそういう制度が出来上がったわけでありますが、実際にそれを運用するとなるとかなり条件的にも厳しいものもありますし、その上での判断ということになると指示を出せる条件に持っていくまでがなかなか困難が伴うものかなというふうに思っております。したがいまして、できるだけそういうことに陥らないように、できるだけ市街地の周辺のところでまずは食い止めるということが先決かなというふうに考えております。