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名寄市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月8日

市職員の兼業について

2025年12月8日、名寄市議会の一般質問で、水間健詞議員が「市職員の兼業について」質問し、総務部長 木村睦が答弁しました。

質問者
水間健詞 議員
答弁者
総務部長 木村睦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 水間健詞

議長より許可をいただきましたので、壇上より大項目1点について質問いたします。大項目、市職員の兼業について。市内の名寄市の環境を見ると、事業所、個人事業主、スポーツや文化活動、地域活動などあらゆる分野で人手、人材不足が見られます。そして、その傾向は、今後さらに強くなると思われます。そこで、小項目2つについて質問します。1つ目、名寄市職員の兼業に関するルールの現状について。地方公務員法では、営利企業との従事制限、職務専念義務、信用失墜行為の禁止、守秘義務などにより原則禁止と、ただし任命権者の許可で例外許可のルールということになっておりますが、これについてこの名寄市において過去に許可の事例があったのか、それから許可があったのならそのときどういうルールに基づいて許可したのかについて説明願います。2つ目、今後どうあるべきかについて。兼業の令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号許可を制度化している自治体も出てきております。令和7年の調査によると、都道府県、市町村などで64%、その前の調査が令和元年にあったらしいのですけれども、そのときから比べて25ポイント増えているというふうに聞いております。より進むと思われる人口減少、高齢化の中、特に地域貢献型の兼業などをむしろ積極的に位置づけていくことは今後必要なことではないかと私は考えます。また、市内事業者や団体においても通常は就業規則で禁止している場合が多いと思われますが、取り巻く環境は同様で、そういった事業所や団体に波及効果も期待できるかと思っております。今後どうあるべきか、お考えをお知らせ願います。以上、壇上からの質問といたします。

答弁 総務部長 木村睦

水間議員からは、大項目で1点御質問いただきました。私のほうから答弁させていただきます。大項目1、市職員の兼業について、小項目1、名寄市職員の兼業に関するルールの現状についてお答えいたします。ハローワーク名寄管内の9月現在の月間有効求人倍数は1.44倍となっており、北海道の有効求人倍率0.92倍に比べても当地域の人手不足は顕著と言えます。お尋ねの市職員の兼業に関するルールについてでございますが、地方公務員法第38条の規定に基づき、任命権者の許可を受けるべき地位及び許可の基準を定めた名寄市職員の営利企業等の従事制限に関する規則に準じて判断しております。規則では、職員から申請があった場合に、1つとして職務遂行に支障を及ぼすおそれのある場合、2番目に職員が占めている職と兼ねようとする地位または従事しようとする事業もしくは事務との間に特別な利害関係があり、または発生するおそれがある場合、3番目に職員の身分上ふさわしからぬ性質を持つ場合を除き、かつ法の精神に触れない場合に限り許可することができるとしております。さらに、就業時間につきましても兼業による心身の著しい疲労のため職務遂行上能率に低下を来してはならないため、国家公務員の基準に基づき週8時間、また月30時間、また勤務日においては兼業先で1日3時間と上限時間を設けております。こうしたルールに基づき、申請があった場合には、その内容が許可基準に該当するか判断しているところです。これまでに申請があり、許可した具体的なものといたしましては、専門知識を求められる非常勤講師や各種委員会などの委員、国保診療所の医師の他病院への非常勤としての勤務、予備自衛官などについて申請があり、許可しているところでございます。次に、小項目2、今後どうあるべきかについてお答えいたします。総務省は、令和7年6月に営利企業への従事等に係る任命権者の許可等に関する留意事項についての通知を自治体に発出しております。その通知には、地方公務員の兼業については職員による自立的なキャリア形成、自己実現のニーズの高まりや高齢化、人口減少など社会情勢の変化を背景として希望する職員が兼業できる環境を整備することが各地方公共団体に求められており、職員が兼業を通じて地域を知り、人と交わり、そこで得た学びを職務遂行や行政サービスの向上に生かすことにより地域住民の信頼を高め、効率的な公務運営の確保にもつながるものと考えるとされております。また、許可基準を設定するに際し、職務遂行上能率の低下を来すおそれがないこと、相反する利害関係を生じるおそれがなく、かつその他職務の公正を妨げるおそれがないこと及び職員及び職務の品位を損ねるおそれがないことの3点の基本的原則を満たすことが求められております。さらに、国家公務員では原則禁止とされている営利企業での兼業についても、地方公務員においては地方公共団体の実情及び人的資源の有効活用の点から一律にこれを禁止するのではなく、基本的原則を満たす場合において各任命権者の判断において営利企業の従業員との兼業を認めることが可能であるとされております。兼業許可に関する基準を設けている地方自治体も増えていることから、国の通知に基づき本市においても兼業に関する許可制度の必要性について検討してまいりますが、地方公務員であるため、まずは全体の奉仕者として住民の信頼を確保すること、住民の疑念を招くことのないよう取り組むことが重要と考えております。また、兼業については、地域の実情を勘案しながらも、あくまでも職務専念義務が課せられていない勤務時間外における職員の自発的な活動であり、職員の意に反した動員的な運用であってはならないことに留意しなければなりません。地域の実情を把握した上で兼業に関するこれらの課題を整理し、職員が公務のみならず地域で活躍できる人材としての育成や魅力ある職場づくりに取り組んでいく必要があるものと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

質問 4番 水間健詞

よく分かりました。まず、小項目1についてもう少し確認していきたいと思います。過去のこういった事例があったよということでお知らせいただきました。そして、国の通知による内容としては、こういったことに注意しながら整備を進めていったらいいよねというような通知の内容だったと思いますが、そういった通知があるという前提で市の職員が自らのスキルやキャリアを生かして地域課題の解決に仕事という形で関わっていくのはいいことではないかというか、仕事として地域課題に関わることに対してはどう思いますか。いいことではないかって私は思うのですけれども。

答弁 総務部長 木村睦

いいことではないかというか、職員の自立的なキャリアの形成ですとか、あと自己実現、そういったことを自分の中でどういうことをしたいかというところのしっかりと意識を持ってそれぞれそういったお仕事という令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号か、業務というか、そういうことを自立的にやっていただくことはすごくいいことではないかなというふうに思っています。

質問 4番 水間健詞

ちょっと質問の言い方が悪かったと思うのですけれども、そういったことで地域課題に寄与していくというのは誰にとっても、市の職員に限らず、普通に事業所で働いている人にしても自らの技術やノウハウを使って地域に仕事という形で関わって寄与していくというのは非常にいいことだと思います。なおかつ、先ほどの国の通知でもそういう整備していったらいいよねということでなっており、また全体的な日本の各地方公共団体でもそういう整備が進んできているという現状において名寄市で任命権者の許可ルールが明示的に示されていないのはなぜなのかということを伺いたいと思います。

答弁 総務部長 木村睦

示されていないというか、現状は最初の答弁でもお答えしたとおり、名寄市職員の営利企業等の従事制限に関する規則に準じて許可いただいた後に判断させていただいているというところで今はやっているということでございますので、御理解いただきたいと思います。

質問 4番 水間健詞

分かります。おっしゃるとおりだと思いますが、私の明示的というのはこういうことなら許可できますよということを見える化したルールがあったらいいのではないかということを明示的という言葉で表したのであって、その辺を明示的に示していくことが必要なのではないかと私自身思ってこういった質問をしているわけなのですけれども、どのようにお考えでしょうか。

答弁 総務部長 木村睦

それが最初の壇上でも答えさせていただきましたけれども、令和7年令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号6月に総務省から通知をいただきまして、今後そういった兼業に関するルールをしっかりと地方公共団体もつくっていくべきではないかといった発出をいただきましたので、それに基づいてこれから検討させていただきたいと考えているところでございます。

質問 4番 水間健詞

ありがとうございます。私もそう思います。今は、もう制度がなければつくっていかなければならない段階ではないかと思っておりますので、ぜひ進めていただきたいというふうに思います。また、このこと以外でもある程度制度をつくって進めていきながら整備していくということも必要なことだと思いますので、ある程度のスピード感を持って、スケジュール感を持って示して進めていっていただきたいと思います。現状については以上です。次に、小項目2つ目、ある程度今の中で伺ってきましたが、今後どうあるべきかについて、今部長からもそういうところで進めていくということありましたが、具体的なスケジュール感とか、そういったものについて今お話しできるものあればお知らせいただきたいと思います。

答弁 総務部長 木村睦

具体的にいつまでにつくり込むということはまだ考えておりませんけれども、一回ここの部分についてしっかりと総務省の通知を改めて見させていただきたいと思っておりますし、先進的な事例も幾つかよその自治体からも見られますので、そういったところを確認させてもらいながら、地域の実情に合った職員が兼業したいときに働きやすいというか、やりやすい環境づくりにも少し努めていくようなものを少し考えていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 4番 水間健詞

ありがとうございます。今部長の答弁で進めていっていただけるということなのですが、今現在ルールがこれならできるということで手札を提示していないという状態なので、この状態をできるだけ早く解消して、地方公務員法では原則禁止ということで、原則禁止をあまりにも厳格に今後続けていくというのは誰にとってもメリットがないというか、個人個人が持っている技術やノウハウ、スキルというのを地域の中でいろんな形で使える環境を整備するということが地域全体の生産性を高めるというか、特にスポーツ、文化活動なんかで過去にスポーツ経験者、文化活動の経験された方が市の職員でもほかの事業所などでもたくさんいらっしゃると思うのですけれども、例えばそういった方が地域に報酬を得た形で活動していただく、こういったことをあまりにも制限するというか、今基本原則市でも事業所や団体でも就業規則などで禁止している場合が多いと思うのですが、ちょっともったいないなって思って今回こういった質問しています。ぜひある程度、これは市の職員だからもっとあちこち働けって言っているわけではなく、そういったことで働ける条件をはっきりさせてほしいと、そのほうが全体的なメリットになると思います。私、例えば名寄に住んでいる方たちというのはもうみんな仲間だと思って、助け合ってやっぱりこの地域の生産性上げていきたいなと思っています。そして、こういった今議員という立場になってからは、市の職員の皆さんはもう私の家族、木村部長も兄弟同然、そのように思っています。ですから、こんなに距離間詰められても木村部長は迷惑かもしれないのだけれども、そういった感じでお互いやっぱり家族、親戚なのだ、協力し合ってこの地域を盛り上げていこうというふうに思っています。これは、商売やっている事業所、それから地域のさっきも申し上げたスポーツ、芸術活動、それから町内会のような地域の活動や任意団体、いろんなイベント、あらゆることに関わってくると思います。こういったことに市の職員だから、どこどこの兼業禁止の会社に勤めているから、そういったことで一緒に活動することを妨げることがあってはならないというふうに思っています。これは、部長からも今具体的にいついつということは示されないということだったのですけれども、できるだけ早い段階で進めていただきたいと思っています。ちょっと私の話長くなりましたけれども、今現在隠れた副業ということでやられているケースももしかしたらあるかもしれません。これ隠れてそういうことをやる副業ではなく、もっと応援して働いてもらえる、そういったマインドに市の理事者の皆さんのマインドが切り替わっていくという余地はあると思いますか。ちょっと質問が抽象的なのですけれども、そういったマインドの切替えの余地はあるのかということを伺いたいと思います。

答弁 総務部長 木村睦

議員からは、市の職員に対するすごく熱い思いと、またいろんな御意見いただいたところですけれども、やっぱり我々市職員におきましては地方公務員法の中で市職員として市の業務をしっかりと遂行して全体の奉仕者として市民の信頼を確保するということがまず何よりも大前提だというふうに思っていて、その上で就業時間外に自発的な活動として職員が兼業に取り組むということがやっぱり必要なのだろうなというふうに思っています。その上、ルールというものが必ずそこには出てくるので、総務省の通知にもありますけれども、基本的な3つの原則の中で営利企業でも認められるよということがございますので、何でもかんでもっていかないということは御理解いただきたいというふうに思っているところであります。現在も兼業に関しては、先ほどもお話しさせてもらったとおり申請の都度許可の判断をさせていただいておりまして、隠れた副業というようなお話もいただきましたけれども、そういった方がいるかどうかというのは認識していません。就業時間外における兼業ということになりますので、限られた時間の中で自発的な令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号活動といたしまして職員の知識と経験を生かした就業によって地域の活動に貢献している職員も中にはいますので、そういったことで応援してあげるマインドといいましょうか、既にそういった自分の知識を持って外に出ていっている職員に対してはぜひ頑張っていただきたいということは恐らく皆さん思っていることではないのかなというふうに思います。以上です。

質問 4番 水間健詞

やっぱり兄弟だと思いました。私と同じように思っていらっしゃると。そう思っていらっしゃるなら、ぜひ私も今後このことについては注目して見ていきたいと思っていますので、できればどこで所管するのか、どんなスケジュール感でやるのか、早い段階でお示しいただけるように期待するところなのですけれども、どうでしょうか。何かもう少し踏み込んだ御答弁いただけないでしょうか。ごめんなさい。例えばどこで所管するように取り進めていくとか、次年度とか、そういった辺りで。

答弁 総務部長 木村睦

兼業のルールづくりに関する所管は、私のところ、総務部だというふうに思いますというか、総務部でつくらせていただきたいというふうに思っています。先ほどもお話しさせてもらいましたけれども、総務省の通知が7年6月ということですので、改めてここをしっかりと読ませてもらって、先ほども何回もお話しさせてもらっていますけれども、基本的原則というところがございますので、そこにのっとりながら、地域の状況を踏まえながら、課題を整理するところも少し時間もかかっていると思いますし、私も水間議員と同じようにせっかくつくるこういったルール、ガイドラインですので、職員の方にも分かりやすいものがいいと思っています。あまり曖昧にしておくと、何がよくて何が悪いのだというところの線引きというところが兼業したい職令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号員のほうもそうだし、兼業を許可する側もなかなか難しくなってくると思うのです。ですので、そういったところ結構先駆的な事例のところも少し見られますので、そういったところの研究なんかも少しさせてもらいながら、なかなか年度とかいつまでというのは今の段階ではお答えできませんけれども、期待に応えられるよう頑張っていきたいと思います。

質問 4番 水間健詞

ありがとうございます。先ほど申し上げましたけれども、期待を持って注視していきたいと思っておりますので、ぜひ市内のほかの事業所や団体にまで市ではこうやってやっているのだというふうに見えるような形で実施していっていただきたいと思います。以上で私の質問を終わります。

出典:名寄市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月8日 議事録 PDF(51ページ) 間違いを知らせる