名寄市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日
(1)新たな経済活動へ向けた取り組みについて/(2)強固な農業経営環境の構築へ向けた取り組みについて
2021年3月9日、名寄市議会の一般質問で、今村芳彦議員が「新たな経済活動へ向けた取り組みについて」「強固な農業経営環境の構築へ向けた取り組みについて」について質問し、産業振興室長 田畑次郎、総合政策部長 石橋毅、経済部長 臼田進、副市長 橋本正道、市長 加藤剛士が答弁しました。
- 質問者
- 今村芳彦 議員
- 答弁者
- 産業振興室長 田畑次郎、総合政策部長 石橋毅、経済部長 臼田進、副市長 橋本正道、市長 加藤剛士
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 今村芳彦
議長からの御指名でありますので、通告順に従い、順次質問を行います。大項目1、新たな経済活動へ向けた取組についてお伺いをいたします。昨年のコロナ禍にあっても名寄市の基幹産業である農業は堅調に推移をし、JAによる取扱高は過去最高の92億円を超えると推測をしております。各農業者にとってもよい年であったなと感じています。その一方、市内経済は依然として厳しい状況が続いております。名寄市内においても経済格差の拡大があると認識をしているところでありますが、行政として経営支援対策、あるいは学生への給付をはじめ多くの施策を打ち出すことで市内経済、市民生活の下支えを行ってまいりました。このことは広く市民に理解をされており、特に影響の大きな業種の方々から感謝の声を聞く場面が多くあることをこの場で申し添えておきます。新北海道スタイルもすっかり定着をし、リモートワークやオンライン会議が普及した現在、人や物の流れ、お金の流れ、働き方や生活習慣全てにおいてコロナ禍以前から大きく変化をしました。このことは、これまで以上に将来予測や長期的な計画立案が難しくなったことと直結すると考えております。今後ワクチン接種が始まることで一連のコロナ対策についても一段落つくように感じられることから、改めてアフターコロナ、ウィズコロナの名寄市を見据え、質問を行います。小項目の1、中小企業振興条例に基づく店舗支援事業等についてお伺いいたします。さきに述べたように、昨年度は農業者のように堅調な業種もある反面、飲食関係に代表する経営悪化した業種もあることから、税収への影響は避けられないと考えております。その中にあって、市が行っております経済対策でもある名寄市中小企業振興条例に基づく店舗支援事業は多くの利用があり、コロナ禍にあっても前向きな投資を行う事業者が一定数あることは非常に明るい材料だと考えておりま令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号す。経済効果の長期的な循環が期待されることから、大変重要な施策でもあると考えております。さらなる経済活動の発展を踏まえ、当該事業の利用実績と効果についてお伺いいたします。小項目2、企業版ふるさと納税についてお伺いいたします。信金中央金庫の事業として地方創生応援税制における寄附、いわゆる企業版ふるさと納税として000万円の応援をいただきました。名寄市が推進をしている再生可能エネルギーによるまちの活力アップ事業への支援であることから、物流拠点への推進が期待をされております。今後の取組についてお知らせください。小項目3、名寄高校駅に伴う各種計画の見直しについてお伺いいたします。公共交通機関の利用拠点でもあるJR駅が移設をされ、市街地の近傍となることは学生に限らず、一般市民にとっても大きな利点となり、名寄高校の近郊を含め徳田地区における将来性が大きく変化する可能性を秘めていると考えております。しかしながら、名寄市の総合計画、まち・ひと・しごと創生総合戦略、立地適正化計画といった名寄市の骨格をなす各計画はもとより、名寄市地域公共交通網形成計画においても明記をされておりません。当然今後は新駅の利用促進に向けた取組などの施策展開を行うものと考えておりますが、計画の見直しについて名寄市のお考えをお伺いいたします。大項目2、より一層の強固な農業経営環境の構築へ向けた取組についてお伺いいたします。小項目1、有害鳥獣対策について質問いたします。昨年大豊作の陰で山間部を中心にエゾシカの被害が多発をしました。予防策として地元猟友会による駆除が行われておりますが、さらなる被害軽減へ向け個人だけではなく、地域全体の圃場へ侵入を阻害する電気放牧柵の設置について提案をいたします。現在中山間地域等直接支払制度による補助はありますが、個人での導入及び施工となることから、地域全体でエゾシカの侵入を阻む体制づくりが必要ではないかと考えております。名寄市の令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号有害鳥獣対策の現状と課題についてお伺いいたします。小項目2、土壌診断についてお伺いいたします。農業振興センターで行っている土壌診断は、簡易なpH、EC測定からより専門的な微量要素の診断まで細かい測定が可能となっております。昨年の水稲作況指数は名寄市で107と近年まれに見る大豊作ではありましたが、やはり天候に左右される部分が非常に多く、今後さらなる温暖化、それに伴う集中豪雨、あるいは異常高温についても対処することが求められてまいります。現在の取組についてお伺いいたします。小項目3、国のコロナウイルス感染症対策支援事業の活用についてお伺いいたします。昨年施行されましたコロナウイルスの影響で減収をした農業者に対し行われた国の施策では、交付金を活用し、次年度以降の作業機械や資材への投資の補助が可能となるなど柔軟な運用となった経過があります。先日の常任委員会で報告がありましたが、一次申請と二次申請合わせて172件、191戸の利用があり、その決定額は1億212万円となっております。この補助金は、さきにも述べたように、機械や資材の投資、すなわち新しく導入する技術体系への助成とみなすことができます。ここから農業者が今後はどの分野にどの程度の投資を行うのか、どの作目、あるいは作柄、あるいは技術が今後必要とされているのかがある程度予測が可能であると。そして、今後の農業施策の策定に当たり参考とすることが必要かと考えております。同事業の実施状況についてお伺いをいたします。今回大項目2点にわたり質問を行いましたが、根底には市内経済を効率よく循環させることで市民生活全体への寄与すること、そして名寄市の独自財源の増加へ向けた取組を強化すること、この2点が今後の市政運営に大きく寄与するとの考えからお伺いをするものであります。市内交流人口の増加はもちろん、利益のあった企業や人から市内へのトリクルダウンを誘導する、端的に申し上げると少しでももうかった人や企業のひもを緩めさせる施策を打ち出すことで一刻も早くこのつらい状況を皆で乗り越えられるように期待をして、壇上からの質問といたします。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
今村議員から大項目で2点にわたり御質問をいただきました。大項目1、小項目1については私から、大項目1、小項目2及び3については総合政策部長から、大項目2については経済部長からそれぞれお答えいたします。まず、大項目1、新たな経済活動へ向けた取組について、小項目1、中小企業振興条例に基づく店舗支援事業等についてお答えいたします。当該事業については、新型コロナウイルス感染症に対する経済対策の一つとして昨年6月に名寄市中小企業振興条例施行規則を一部改正し、補助基準の拡充、緩和を行いました。これは、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい経済状況において中小企業の積極的な投資を後押しし、地域経済の持続を図ろうとするものです。改正内容は、新型コロナウイルス感染症の影響により減収が見込まれる令和2年度の特例として補助率のかさ上げ、補助限度額の引上げ、下限事業費の引下げを実施しております。名寄市ホームページ、名寄商工会議所及び風連商工会から各会員へのお知らせ、地元新聞社による報道などにより市内事業者へ周知を図るとともに、昨年8月に事業者及び施工業者向けの説明会を開催し、事業概要や改正ポイント、申請手続などを説明いたしました。2月末日時点での補助金の申請状況について、中心市街地近代化事業、申請件数40件、交付決定額1億884万000円、店舗支援事業、申請件数89件、交付決定額756万000円、創業支援事業、申請件数13件、交付決定額598万000円となっております。具体的な改修事例として、店舗入り口のドアを非接触の自動ドアに変更、手洗い場の蛇口を自動水栓化し、センサー式蛇口に改修、壁紙や床板に抗ウイルス、抗菌加工を施すなどウィズコロナ、アフターコロナを見据えた改修が目立っており、市内店舗の新型コロナウイルス感染症の感染予防対策が着実に進んでいることがうかがえます。また、多くの事業者に活用いただいている状況から、経営意欲の向上につながっており、ひいては雇用の維持に寄与しているものと考えます。閉塞感漂うコロナ禍において市内事業者の設備投資ニーズに応える事業として好評を得るとともに、事業を請け負う市内施工業者からも高い評価をいただいているところでございます。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 総合政策部長 石橋毅
私からは大項目1、新たな経済活動へ向けた取組について、小項目2、企業版ふるさと納税について申し上げます。議員からお話ありました信金中央金庫による企業版ふるさと納税につきましては、信金本店が所在する地方自治体が申請可能という事業であったことから、昨年末申請をさせていただきました。再生可能エネルギーへフォーカスした取組で、全国的にも珍しい事業内容となっていたこともあり、上限額いっぱいの認定を受けることができました。地球温暖化対策は国としても喫緊の課題であり、各産業ごとでは知恵を出し合い、世界へ貢献すべく努力を重ねていることと思います。今回は道北の課題である持続可能な物流の構築に資する取組としてエネルギー転換の実証試験を行うものとなっており、物流の幹線輸送で使われている冷凍、冷蔵ボックスの充電を太陽光発電によるエネルギーへ転換が可能か、名寄が充電拠点となり得ることができるかを確認させていただこうと考えております。現在市内事業者との連携など打合せを始めておりますので、今後事業設計ができましたらお知らせしていければと考えております。その他事業などへの企業版ふるさと納税の活用につきましては、対象事業が名寄市まち・ひと・しごと創令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号生総合戦略へ掲載された考えに資する取組が対象となっており、有効な財源として企業側との調整が整えば取組を進めてまいりたいと考えております。次に、小項目3、名寄高校駅の設置に伴う各種計画の見直しについて申し上げます。令和3年度に設置工事に着手する名寄高校駅ですが、通学される生徒の皆さんにはかなりの利便性向上になると考えております。また、JR北海道と連携した利用促進に資する取組として次期宗谷線アクションプランにも掲載する予定となっており、国において地域の主体的な取組として評価されることと思います。総合計画を最上位計画とする各計画につきましては、昨年末議員協議会で報告をさせていただきました総合計画中期実施計画の見直しの中で主要施策、地域公共交通の取組の中に名寄高校駅設置事業を追加させていただきました。計画の中に直接書き込む想定はしておらず、あくまでも計画の具現化へ向けて取り組む実施計画事業として位置づけておりますので、御理解いただければと思います。新駅の利用促進に向けた取組につきましては、駅名からも分かるように目の前が大切な地元高校でありますので、高校の魅力の一つとして活用いただくなど地域、圏域から愛される高校になっていただけたらと思いますし、生徒に大切にされる駅となるよう維持管理も含め高校と連携してまいりたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 経済部長 臼田進(経済部長は2022年3月まで)
続きまして、大項目の2、強固な農業経営環境の構築へ向けた取組について、初めに、小項目の1、有害鳥獣対策について申し上げます。本市の有害鳥獣による農業被害につきましては、エゾシカやアライグマによる食害が主であり、JAの調査によりますと令和元年度の被害額は約770万円と推計され、過去5か年の平均被害額、約910万円と比べ減少となっております。本市令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号における農作物の被害防止対策といたしましては、名寄市有害鳥獣農業被害防止対策協議会におきまして猟友会の協力の下、エゾシカ、キツネ、アライグマを対象に捕獲、駆除を実施しております。これに加えて、農業者による自主的な被害防止対策といたしまして電気柵による有害鳥獣の農地への侵入防止や箱わなによるアライグマの捕獲が取り組まれており、これら全市的な取組が農業被害の減少に結びついているものと受け止めてございます。電気柵設置への支援につきましては、中山間地域等直接支払制度交付金を活用し、名寄地域、風連地域、それぞれの協議会事業として取り組まれており、電気柵設置に必要な資材購入経費に対し2分の1以内の支援となっております。近年の設置状況につきましては、平成19年度には両協議会合わせまして51件、総延長で約69キロの新規設置がございましたが、令和2年度では6件で総延長約6キロと大きく減少する一方で、更新が8件、総延長約6キロとなっており、これまでの事業を通じて一定の整備が進み、更新期を迎えていると考えられます。議員から御提案のありました電気柵の共同設置についてでありますが、設置者の合意形成など前提となる条件も想定されますが、個々に整備するよりも低コストで広範囲をカバーすることにつながるものと考えられ、未設置の農地や電気柵の更新時期を迎える地域も少なくないことから、今後の被害防止策の有効な手段の一つとして受け止めたいと考えております。なお、先ほど申し上げましたように、電気柵への支援事業につきましては中山間事業を活用した名寄、風連地域協議会による取組でありますので、今後地域からの御相談や会議の機会などを通じまして情報提供を図ってまいりたいと考えております。次に、小項目の2、土壌診断について申し上げます。農作物の安定生産と品質の向上には土作りと適切な肥培管理が重要であります。特に気象変動の激しい近年は作物への影響も大きく、圃場間での収量、品質差も見られますことから、天候不順の影響を制限するため地力の増進は欠かせないものであります。作物に適した土壌条件をつくるためには輪作体系の構築や排水対策などの取組に加えまして、土壌の現状把握と適正施肥に取り組む必要があることから、農業振興センターにおきまして土壌診断と診断結果に基づく施肥設計、指導を実施しているところであります。これまでの利用実績といたしましては、令和元年度の利用農業者数が181人で微減傾向にあるものの、診断件数は年間約700件で横ばいとなっております。しかし、利用農業者数は全体の約4割程度であること、作物や地域別の利用割合にも偏りがありますことから、利用者の拡大、土壌診断の定着が課題となっております。また、これまで蓄積された土壌診断結果から土壌に含まれる肥料成分に偏りがあることが分かり、作物に必要な成分とこれまで施肥されてきた肥料の成分や量がかみ合っておらず、土壌中に含まれる成分に過不足が生じている状況も明らかになっております。こうした状況を踏まえまして、本年度過去5年間の土壌診断結果を基に作物ごとに整理した土壌の傾向とともに肥料成分の有効な働きと欠乏状況、過剰状況の説明、各作物の要素障害の写真やイラストを載せた冊子を作成し、本年2月に各農業者へ配付をし、土壌診断の普及、定着と利用促進に取り組んでいるところでございます。今後も講習会の開催や各生産部会における研修会などの機会を通じ情報提供に取り組むとともに、生産者からの御相談や指導において土壌診断の有効活用を促し、一層の安定生産を図ってまいります。次に、小項目の3、国のコロナウイルス感染症対策支援事業の活用について申し上げます。新型コロナウイルス感染症に伴う国の農業支援策として、感染防止対策や経営継続のための取組を支援する経営継続補助金及び売上げが減少するなどの影響を受けた高収益作物の次期作に向けた取組を支援する高収益作物次期作支援交付金が国の第一次、第二次補正予算に伴い講じられ、当地域におきましても事業の要件に沿った設備、機械の導入などが取り組まれております。このうち事業の継続、転換のための機械、設備などの導入を目的とする経営継続補助金では、申請件数172件のうちドローンや自動操舵装置などスマート農業関連機器の導入が46件で全体の約27%、営農の継続に必要な移植や耕起、選果などの作業機が98件で約59%、フォークリフト、トラックなど運搬作業機が27件で約16%となり、省力化やスマート農業に向けた機器導入の動きが進んでいる状況ということがうかがえます。また、この事業では複数農家による共同申請が可能でありまして、10件の共同申請のうち7件がドローンを導入しており、共同化により作業が限られる機器の利用効率を高め、導入経費の軽減を図る取組も見られました。今後も農業者における作業機械、設備のニーズを把握し、国の支援制度などの情報収集と提供を通じて農業者の負担軽減に努めてまいります。また、多くの生産者が取り組んだ今回の事業をはじめといたしまして、各種事業などにおける生産者の皆さんの意向や平時からの相談や対応、会議などの機会を通じて得る情報などを併せまして今後の農業施策に反映してまいりたいと考えてございます。以上、私からの答弁とさせていただきます。
再質問 6番 今村芳彦
御丁寧な答弁をいただいたと思っております。順次再質問させていただきます。まず、大項目の1番、中小企業振興条例に基づく店舗支援について御説明がありました。かなりの件数の利用があったということで、特に入り口のドアですとかセンサー式の水道というような本当にコロナウイルスの対策という部分にもそぐう内容で取り組まれているのかなというふうに思います。ハード面についてはこれである程度整備が可能かと思いますが、ソフト面、例えば誰かが何令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号か行うといったようなコロナウイルス対策に係るような取組についても今後補助を行うのかどうかという点についてお考えをお伺いいたしたいと思います。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
今回の中小企業振興条例施行規則の改正の際ですけれども、先ほど例示をさせていただいた3つのハード事業でありますが、そのほかにソフト事業であります街なかにぎわい事業、これは商店街の活性化を推進するためのものですけれども、これについても補助率のかさ上げというものを実施させていただいておりました。これを既に活用していただいておりまして、具体的な活用の事例といたしましては名寄地区、風連地区の飲食店が実施した新北海道スタイルの徹底や消毒液の設置などの感染予防対策への取組ですとか、風連地区飲食店の新規開発メニューなどをタクシーで自宅や職場に届ける風連出前館などのソフト事業についても支援をしておりまして、コロナ禍を乗り越えようとする地域自らの発案によるこうした取組については大変心強く感じているところでございます。
再質問 6番 今村芳彦
こちらがといいましょうか、この施策の中である程度想定していない、かつそれでも効果的な経済対策という部分についても広く支援をされているなという印象があるように思います。中小企業というのは、本当に名寄市の根幹をなす経済構造の一部であると考えております。先ほどの壇上でも申し上げましたが、この中小企業がしっかりもうけるというところを重点的に執り行っていただくことというのが今後経済対策の一つの軸になるというふうに強く考えております。またさらに、今後の展望といいましょうか、このコロナウイルス、今コロナウイルスだけに対策をしているだけではないですけれども、コロナウイルスの拡大を防ぎながら経済を今生き残らせようとしている対策というのが主なのかな令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号と思いますが、そうではなく、さらにもう一つ、コロナが終わってからさらにV字回復を目指すような、そういう対策についてお考えがあれば、お伺いをしたいと思います。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
現在コロナの影響が長期化している状況で、先が見通せない状況にあります。ただ、議員おっしゃるとおり、真の意味での経済の活性化のためには感染防止対策を徹底した上で地域経済を回すために必要な施策に取り組むことが重要だと考えております。まさにそうした意味では、この中小企業振興条例に基づく補助事業というのは地域経済を回すという意味での施策だと思っております。ただ、先ほど答弁させていただきましたが、これは令和2年度の限定した限定的な措置となっております。一方で、名寄市の商工業振興に係る基本計画を今策定している最中で、これに併せまして施行規則のいわゆる補助事業につきましても見直しを進めておりまして、中小企業振興審議会、あるいはその検討部会においても審議をいただいてるところです。ただ、これについては令和4年度からの施行というものを目途にやっているところでありますので、そうしますと令和3年度というところが少しどうかなというところがありますが、そこについては長期化するコロナ禍の中にありまして、これまで同様商工会議所、商工会、3者と連携しながら、あるいは産官金連携なよろ経済サポートネットワークにおいて金融機関の意見をいただいたりしながらその都度必要な施策について検討する必要があると思っておりまして、国や道の施策、市の経済状況なども注視しながら適宜必要かつ持続可能な対策は講じなければいけないと考えているところでございます。
再質問 6番 今村芳彦
先ほど壇上でも申し上げましたように、農業者は結構もうかっている農業者が多いと。お金の使い道に困っているところもあるというような話を一部伺って……私ではないです。すみません。一部伺っていることから、農業者から少しでも上前をはねると言ってしまったら変な言い方ですけれども、いかにもうかった企業から経済をトリクルダウンに向かっていくかというところしっかりと取り組んでいただきたいなと思います。特に今回民間が主体になっておりますタクシーの配達事業というのは、本当に農繁期にお食事を届けていただけるような取組につながってくるというふうに考えております。これ将来的にわたって定着をしてきたらまた新たな一つの産業の形として形づくれるのではないかなというふうに思います。これからまた、令和3年がまだちょっと不足をしているという部分があるそうなので、どんな状況になるか分かりませんけれども、そういう民間の執り行いというのもしっかり拾いながらぜひ取り進めていただきたいというように思っております。どうぞよろしくお願いします。続いて、小項目の2番、企業版ふるさと納税について再質問いたします。取りあえず現状このまち・ひと・しごと創生総合戦略に資するものとしての取組ということで再生可能エネルギーによるまちの活力アップを図っていくと。まだまだ研究段階ということで、具体的な数値目標というのは今後煮詰めていっていただけるのかなというよううにも思います。そこで、今後まちづくり会社というものが恐らく起きてくるのではないかなと思いますが、そことの連携、あるいは市民生活に直接どういう影響があるのかといった点、お考えがあればお伺いをしたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
まず、まちづくり会社ということでお問合せありましたけれども、この間答弁をさせていただいておりますとおり、そういった市内の事業者の中でまちづくりに関する取組について参画いただける一つの事業所が増えたということで、我々としても非常にたくましい、期待をしているところであります。まちづくり、どのような恩恵があるかといったことでいうと、代表質問の中でも市長のほうから答弁させていただきましたけれども、やはりこの先王子という工場が停機をすることが見えておりますし、その後しっかりと、総合計画にもありますこの地の財産を生かした取組として再生可能エネルギーというのは非常に可能性を感じておりますし、そういったものが新たな産業として定着することでそれに関連する事業が活性化されたり、いわゆる好循環が生まれる起爆剤になれば非常に明るい材料を提供していけるといったことで、そして当然ここでお住みいただく、お住まいいただくということでは雇用という部分も非常にキーワードになってくると思いますので、そういった産業をしっかり定着させるべく努力を続けて、雇用の受皿としてもしっかり対応していければと考えております。以上です。
再質問 6番 今村芳彦
雇用対策ということにもつながるということでありました。これは、そのとおりかなというように思っております。また、今回信金中央金庫さんからの寄附でありましたけれども、この企業版ふるさと納税という仕組みは企業が寄附をした9割を損金で計上することができるという法人税法上の特例措置を使ったものであると考えておりますので、これもちろんほかの企業さんにとってもある意味プラスになる部分、先ほど言いましたけれども、もうかって黒字になっている企業にとってはいいことになってくるのかなと。そしてさらに、名寄市とのある程度コネクションもつくっていくということを考えれば、名寄市が企業にとって魅力あるまちなのですよとしっかりPRをしていくことが今後さらにこの企業版のふるさと納税を増やしていくことにつながるのかなというように考えております。自由に使える000万円だと私は考えておりますので、こういう財源を独自に増やしていけるような取組、令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号これからもぜひ進めていっていただきたいというようにお願いをして、ここは閉じさせていただきたいと思います。続きまして、小項目の3、名寄高校駅に伴う各種計画の見直しでありましたが、まず総合計画の一部でありましたか、具現化に向けた事業で記載があるということでありました。確かに私が持っている公共交通網形成計画も令和元年の計画でありますから、高校の駅ができる前の計画でもあったということで、これ仕方ないのですけれども、新しい駅ができてくるというところで、例えば中心市街地にある名寄駅と高校駅、あるいは風連駅、智恵文といったところの地方の駅との連携といいましょうか、ダイヤの改正状況等、現状お話しできることあれば、お伺いをしたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
今回提案させていただいております名寄高校駅ですけれども、こちらは主に今まで調査してきた内容から見ても利用者がほぼ名寄高校の生徒さんが利用されているといったような東風連駅、こちらについてはそういったような利用状況でありました。そんなことから、それであればそばに寄せてあげて、利便性をしっかりと高めてあげることが地元高校の利用促進につながると、進学促進につながるといったことで取り組まさせていただいております。公共交通網形成計画の考え方ですけれども、JR、いわゆる鉄路というのは公共交通の幹線の位置づけであることは間違いありません。その計画の中でも幹線の中心を担うのが名寄駅といったところで、名寄駅を中心にいかに二次交通、三次交通を効率よく伸ばしていくのかという考えの下、ちょっと構成をさせていただいております。そういうことですので、議員からも最初の質問の中でも入っておりましたけれども、計画へ溶け込ませるといったような思いというのは十分我々も受け止めさせていただいておりますけれども、私の考えとしてはそれぞれ予算化させて具現化していく事業、政令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号策ありますけれども、そういったものは当然我々も市民の皆様は当然ですけれども、いろいろな方々から御意見をいただきながら提案をさせていただいて、それをしっかりとやはり説明、そして議員協議会、それから各委員会、そして予算委員会、決算委員会と、しっかりとそこで議論を深めていくことが重要かなと考えておりまして、そういったことを重ねていくことで総合計画をしっかり前へ進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 6番 今村芳彦
あくまでまち全体のバランスを見ながらというようなお答えだったのかなと思っております。今回名寄市の各計画というのを自分も調べている中で、名寄市都市計画用途地域というところになると思います。これですけれども、この名寄高校の周囲というのが第1種中高層住居専用地域というところに指定をされているというところで、これ住宅が建ってもいいよという地域なのかなという認識をしております。ですが、これを航空写真等の、グーグルマップで見ますとかなり農地がまだ占めている部分があると。今後農地の転用して住宅地を造成していく、あるいはコンビニでもできるのかなというようなことが正直考えられると思うのですが、そういうことが今後起きていくように私は感じられているのですけれども、ちょっと考え方お聞かせいただきたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
いわゆる市街地が広がっていくといったような傾向、まさにそのことを一定程度将来ビジョン、計画をつくって見せることによって我々が市民の皆様と一体となって進めるコンパクトなまちづくり、コンパクトシティーのイメージをしっかりとお伝えするというのが今回の区域の設定をさせていただいた目的でございますので、当然これからいろいろなまちづくりの政策、施策出てくると思いますけれども、ここは立地適正化計画をやっぱり根底に据えた政策をこれから展開していかなければならないと考えておりますので、そういった広がりについては我々の計画の中では、そういったことをなるべく避けるためにつくった計画でもありますので、御理解いただければと思います。
再質問 6番 今村芳彦
実際コンパクトシティーを目指すに当たりなかなか難しいバランス感覚が必要とされる問題なのかなという認識も私もしております。ですが、というわけではありませんけれども、客観的に見て、例えばハザードマップを見てもここの地域は洪水の想定される地域からも外れていることですとか、現状徳田地区のショッピングセンターが近傍にある、あるいは学校が近傍にある、そして駅が近いとなったら、どうしてもそこに対する期待度というのが市民目線で広がってしまうのではないかなという懸念を私は抱えております。純粋に経済だけを考えると、そこに住んでくれる人が増えるというのは非常にありがたいことなのですが、全体を見る、まちづくりの将来をちゃんと見ていくという中ではある程度厳しく制限をかける、あるいはもっと強く中心地に向かって誘導していくという施策展開が今後必要になってくると私は考えているのですけれども、なかなか現状、郊外に向かって市街地が広がっていくというのを止められない状況にもあると思います。今後その状況を打破していく、打開していくためにちょっと強い決意というものがあれば、お聞かせをいただきたいと思います。
答弁 副市長 橋本正道
今立地適正化計画と、それから公共交通網の2つの側面からというのが今のやり取りの中で少し浮かび上がってきたかと思いますけれども、立地適正化計画の中で居住誘導区域、そして都市機能誘導区域、これはまさにコンパクトシティーをつくっていくという一つの考えであります。これは、私どもの反省でもありますけれども、なぜコンパクトシティーが必要なのかということについては再度市民の皆さんに改めていろんなデータを用いながら周知させていただきたいと思います。例えば今お話しになっています徳田地域ですけれども、確かに民間のアパートですとかたくさん建っておりますけれども、そのアパートに居住される方、もう少し具体的に想像しますと、例えば比較的若い御夫婦の方だとするとあと20年、30年たつとそこはどうなるのかといった、そういう時間軸の問題等も出てくるかと思います。そういったことですとか様々な財政的な課題、それからそういったものをもう少し丁寧に御説明できる機会があれば、私ども積極的にそこはさせていただきたいと思います。ただ、コンパクトシティーといってもそこだけにぎゅっと凝縮する、市街地、中心部にぎゅっと凝縮するのではなくて、様々な歴史的な経緯ですとか、あるいはお話しになったような事業活動による集積もあるかと思います。そこをどういうふうにつなげていくのかというのが公共交通網のネットワークの話ですので、この2つの側面から将来のまちづくりについては時間軸と現状も丁寧に御説明しながら、様々な意見をいただきながら、しかも計画自体はこの状況ですと必ずどこかで見直さなければなりませんので、それも含めて適宜進めさせていただきたいと思います。
再質問 6番 今村芳彦
これについて適宜なタイミングでぜひ見直しを図っていただいて、なおかつ中心市街地の利便性を向上していく、再活用を行っていく、駅前の、申し訳ありませんけれども、アーケードがかなりシャッターが目立ってきてしまっているという現状、本当に心苦しく感じておりますので、ぜひ外に何か生かせないかと、まちの真ん中で商売やって、住んだほうが絶対プラスになるのだよ、これからの若い人、分かったというような、そういう気持ちで取り組んでいただければなというようにこれお願いをして、次の令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号大項目に移りたいと思います。それで、大項目2番、有害鳥獣対策についてということでありました。現状被害額が若干少なくなっているというところで、昨年の秋口ぐらいに報告いただいたときには前年の捕獲頭数を上回っているというような状況もあり、被害額が減少したというところに驚きがある部分もありますけれども、これ地域全体を、一人一人が自分の圃場を囲むのではなくて、地域全体で山から鹿の侵入を防ぐという取組が効果的であると認めていただいた部分があるのかなというふうに私は理解をいたしました。これ大変ありがたいことだなと思います。これの提案をいたしました一つの理由として、やはり農業者、自分で設置をするには高齢化もあり、特に山の急斜面、中山間地ですから、斜面を設置して歩く、あるいは回収するという作業、かなり難しくなってきてるという現状もございます。これ補助自体は中山間地の直接支払制度で2分の1が柵としてかかりますけれども、それをうまく使う、あるいは農業者自身が自腹を切る等によって業者に施工をお願いしてしまえばいいのではないかと、そういうような考えもありました。これは農業者、では自分でやればいいではないかというわけではなく、共に助ける共助という意味合いから市役所として農業者が被害にちゃんと困っているということを聞きながら、なおかつ市内のそういう施工を行えるような事業所に向けて話をすることでお互いが利益を循環できることにもつながっていくというように考えておりますので、これはぜひ取り進めていただきたいというようにお願いをしておきたいと思います。続いて、小項目の2番、土壌診断についてもお伺いいたします。土壌診断、土壌の成分、肥料成分等を分析するということでありました。私のところにも過去のデータを頂いたまとめた資料等ありました。その中で、まだまだ全体の40%の利用にとどまっているというところから、今後展開を進めていきたいというお話だったと思いますけ令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号れども、これがなぜ進まないかという一つの要因で、これ風連の農業者に多いと思いますが、翌年の肥料を秋のうちに購入をしておくという文化がちょっとあります。秋のうちに購入してしまうので、作付が終わってから土壌診断をしても意味がないのだと、そういうような考えにどうしても達してしまう場合があるのです。これ非常にロスになると。農業者自身も余計な肥料をまいてしまい、環境負荷をかける、なおかつ収穫量が上がるかといえばそうでもないと。お互いにとってメリットのないことを今やっているケースがあると思いますので、ぜひこれをまず打開するのが必要であると。そのためには意識づけということも必要だと思いますが、栽培歴という何月に何の作業を終えてというところのペーパー、昨年の協議会のほうの資料で頂いていますけれども、その中に例えば秋に土壌診断を行うというような作業の体系として一つ組み込む方針ですとか、あるいは1戸当たり2点の土壌診断を名寄市が行いますよと。そして、土壌成分のばらつきを全町的に把握をして、マッピングをして、そして全町的な傾向を分析しましょうといったような取組を行うことで肥料成分を全町的に有効活用できるようになるのではないかなというようにも考えております。なかなか肥料の細かい話をしてしまうと臼田部長も答弁されるのが大変かなと思いますので、避けておきますけれども、まず肥料の状況等をしっかりと分析する、また圃場の地域特性というのがかなり変わってきますので、それも求めて細かな指導や施肥設計を行えるような専門の職員を配置してはいかがかなと考えておりますが、ちょっとその点お考えをお伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 臼田進(経済部長は2022年3月まで)
今村議員が言われるように、土作りは非常に大切なことでありますので、土壌診断を基に適正な施肥をしていくということが作物の安定生産につながりますし、場合によっては所得の向上、あるいはコストの削減にもつながる、あるいは環境への負荷の低減にもつながるということで、あらゆる面において効果があるものだというふうに思っています。それの必要な策として土壌診断の専門的な技術員が必要ではないかということでありますが、ここについては農協からの派遣により土壌診断については特定の人の派遣をいただいているということが一つあります。それと、土壌診断に専門ということではありませんけれども、ここについては農業の専門的な技術員も2人配置をしておりますので、決して土壌診断に対して専門的な知識がないということではないと思いますし、またこれまでのデータ、あるいは指導の積み重ねの中からもそういったノウハウを十分振興センターの中で有しているというふうに私どものほうでは把握をしてございます。
再質問 6番 今村芳彦
施肥設計を行える方がいないというような印象を受けてしまったのは非常に申し訳ないなと思いますが、現状その2人の方がいらっしゃるのは私も承知をしております。その2人もなかなか圃場の夏場といいましょうか、圃場に出て作業をするうちというのはそっちにある程度集中をしてしまう場合も考えられます。細かく診断をしていくという、あるいは先ほどの答弁でもあったかと思いますけれども、ドローンですとかICT環境という新しい分野というのはなかなか我々農業者にとっても理解しづらい部分もありますし、当然専門のある程度見識がなければそこ理解することができない、広めることもできないと考えております。ぜひそういうICT関係も特化したような人材を育成できるよう取り計らっていただければありがたいなと。これ要望としてお願いをしておきますので、ぜひ一考いただきたいと思います。もしこの土壌診断、しっかりと全農家、農業者が行って効果があるかどうかという話ですけれども、例えば水稲においてケイ酸分が少ないといった場合にケイ酸の補給をすると必ず収穫量が上がります、品質も向上します、必ずもうかります、農業者がもうかると必ず市は潤いますというので、これ自分たち農業者だけがもうかるような話ではなく、名寄市全体の利益に対するものでありますので、ぜひお考えをよろしくお願いしたいと思います。そして最後、小項目の3、コロナウイルス感染症対策の事業の活用ということで、この中で非常に多くの金額が投資に回ったなというように私も思います。172件で1億000万円、本当に1件100万円以上の金額をかけて、さらなる投資、増収、あるいは新しい技術といった挑戦的な姿勢が今回見てとれたというのは非常にありがたいことだなというように思っています。ここで問題として私が捉えているのは、確かに今後ドローンや自動操舵、人手不足というところから考えても合致すると考えております。どんどん人手が要らない農業が増えてきてしまうというように感じております。この人手が要らない農業というのは、もちろん地域人口が減少することに合っているようで、実はそれを進めているのではないかという懸念、そしてアスパラ、あるいはスイートコーン、カボチャといったような人間の手が必ず介入する作物に対して今度作付意欲が減退するのではないかというような懸念を抱いております。これ全国的な傾向かもしれませんが、名寄市としては本当に広い面積の水田、そして手工業的なアスパラ、あるいは寒締めホウレンソウももちろんそうですが、そういう特産的な取組というのを両立今後していかなければならないというように考えております。その両立に向けてお考えがあれば、お話をお伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 臼田進(経済部長は2022年3月まで)
今、今村議員から言われたところがまさに今名寄の農業が直面している課題なのかなと思っています。間違いなく1戸当たりの経営規模が拡大しているという状況がある中で、その面積を効率的に栽培していくとすると、その一つは作物を転換していくということに令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号なるでしょうから、いわゆる大規模畑作に向かうところがある、そういう傾向がどうしても出てくるのだと思います。ただ、一方で名寄市の農業の強みというのは様々な農産物があることによってリスクの回避がされているということがありますし、作物の中にはまさに地域を代表するような特産品なんかもありますので、そういった多品種のものをどう維持していくかというのがもう一方では課題になっていくのだと思います。ICTの活用は確かに省力化のところがありますけれども、決してそこだけでは今後ないのだと思うのです。そういった多品種のもの守るための一つの技術としてICTを活用することもできるのだというふうに思いますので、ここ様々な技術ですとかノウハウを生かしながら今、今村議員が言われたように、やはりこの地域の農業の特色を消さないような形でぜひ今後も努めていきたいと考えておりますので、御理解いただければと思います。
再質問 6番 今村芳彦
やはりもちろん大規模で均一な農作物というのは必要になりますし、それに併せて一つの経営の柱として野菜関係、必ず存在しておりますので、ぜひ両立できるような支援策、今後検討していただきたいというように思います。1つの面積の中でいろんな作物を作ることができる。だけれども、それをできないのは人手がいないからだということになるということは、名寄市内の多くの水田、あるいは農地の潜在的な能力をまだまだ使い切っていないということに私はなると考えております。例えば本当に市内で仕事がない、暇な人がいるのだったらちょっと仕事しに来いと。そういうような人が安定的にある程度仕事できるようになれば農業者ももうかりますし、そういう仕事がない人たちの雇用対策に必ずつながってくると思います。まだまだどういう施策展開ができるかというところまで私も勉強不足ではありますけれども、名寄市内の人口、あるいは農地全てをしっかりと使いながら新しく利益を令和3年3月9日(火曜日)第1回3月定例会・第3号生んでいくというような姿勢、今後必要になってくると考えておりますので、ぜひ取組を進めていっていただきたいというように思います。時間もありませんので、最後に加藤市長の口から今までの創業支援等も含めてまだまだ名寄市が大丈夫だよというようなお話から我々農業者、我々と言ったら語弊が出ますけれども、ちゃんともうかった農業者含めて利益循環できるような取組をしたいというようなお話をちょっと分かりやすく元気よくいただければありがたいなと思いますので、お願いをしたいと思います。
答弁 市長 加藤剛士
様々貴重な御提言をいただきまして、ありがとうございます。コロナ禍の中でも1年近く以上は経過をしている中で名寄市としても、繰り返しになりますけれども、様々な国や道の施策をしっかりと遂行していくことに加えて、独自の政策をいろんな形で行っていくことによって最小限に経済の落ち込みを防げているのではないかというふうに承知をしているところであります。一方で、まだまだ厳しいというお声も聞いていますので、これは逐次しっかりと機を捉えて様々な政策を打ち出し、対応していきたいというふうに思っています。一方で、いやいや、厳しいところでなくて、もうかっている業種もあるのだと。特に俺はもうかっているというお話もありましたので、ぜひとも今後V字回復していく中でそうした皆さんの力も大きく活用しながらしっかりと経済を前に進めていくための様々な施策も展開していきたいというふうに思います。なかなかコロナ禍によって大変先行きが見えないというお話もありますけれども、一方で地域にとっては大きなチャンスでもあるというふうに私はいろんなところで言っているし、捉えているところでありまして、これをしっかりと追い風として捉えて、今後名寄市が発展していくようにまた様々な施策を短期、あるいは中長期で展開していきたいというふうに考えておりますので、今後とも御支援をいただければと思います。