みんなの議会

名寄市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月3日

福祉の拡充にかかわって

2026年3月3日、名寄市議会の一般質問で、今村芳彦議員が「福祉の拡充にかかわって」について質問し、健康福祉部長 馬場義人、市長 加藤剛士が答弁しました。

質問者
今村芳彦 議員
答弁者
健康福祉部長 馬場義人、市長 加藤剛士

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 今村芳彦

議長より御指名をいただきましたので、通告に従い、順次発言をいたします。少子高齢化社会が到来して久しくなりました。令和4年名寄市の統計によりますと、令和4年の時点で15歳未満の年少人口は10.7%。65歳以上の高齢者人口は33.2%であり、令和8年となった現在ではより深刻化していることは想像に難くありません。実際に地域を見渡してみますと、高齢者世帯も増加しており、地域コミュニティーにおける高齢者への声かけ、安否確認の必要性も増してきているところであります。本市の高齢者を取り巻く生活環境、とりわけ福祉環境は近隣市町村に比較しても充実をしていると考えておりますが、さらなる拡充に向けた小項目2点にわたりお伺いをいたします。小項目1、民生委員児童委員の現状と課題についてお伺いいたします。町内会などの小規模な地域コミュニティーにおいて、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行う、社会福祉の増進に努められている民生委員児童委員さんでありますが、本市においても100名からの委員さんが日夜を問わず活躍をされております。主に町内会を基本的な単位として委嘱されておりますが、地域によっては成り手不足により空席になっているケースですとか、後継者が見つからず交代ができないなどの状況があるとお聞きをしております。本市の民生委員さんの状況と課題をどのように受け止められているのかお知らせください。小項目の2点目、重層的支援体制の整備に向けてお伺いいたします。重層的支援体制とは、社会福祉法に基づく市町村において対象者の属性を問わない相談支援、多様な参加支援、地域づくりに令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号向けた支援を一体的に実施することによる地域住民の複合化、複雑化した支援ニーズに対応する包括的な支援体制のことであります。厚生労働省の発表資料によりますと、令和8年度において全国で585の市町村が実施をしており、道内近隣でも旭川市、妹背牛町、北竜町、東川町、鷹栖町などで実施あるいは実施予定となっております。本市の状況を踏まえ、同体制の構築は本市においても有効ではないかと考えておりますが、どのようにお考えなのかお知らせください。以上、これからも当たり前の助け合いが続くまちであるよう建設的なやり取りを期待して、壇上での質問といたします。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

今村議員からは、大項目で1点御質問いただきました。私から答弁させていただきます。初めに、小項目1、民生委員児童委員の現状と課題についてお答えいたします。厚生労働省が公表した令和7年12月1日の一斉改選の結果によりますと、全国の定数24万971人に対し委嘱数22万880人、充足率は91.7%となっており、前回の令和4年度改選時に比べて2ポイントの減少となりました。名寄市における一斉改選の結果につきましては、定数100人に対し委嘱数98人で、充足率としては98%と、前回の改選時が96%でしたので、2ポイント増加しており、全国と比べて高い状態になっております。民生委員は、民生委員法に基づき市町村に設置された民生委員推薦会が推薦した者について都道府県に設置された地方社会福祉審議会の意見を聞いて、都道府県知事が厚生労働大臣に対して推薦し、厚生労働大臣が委嘱する非常勤特別職の地方公務員であります。また、給与の支給はなく、無報酬のボランティアとして活動しております。民生委員の任期は3年で、児童福祉法により民生委員に就任すると児童委員と兼務することとなっております。民生委員制度は、大正6年に岡山県で誕生し令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号た済世顧問制度を始まりとします。翌年大正7年には大阪府で方面委員制度が発足し、昭和3年には方面委員制度が全国に普及いたしました。昭和21年に名称が現在の民生委員に改められ、今日に至るまで様々な理由で生活上の課題を抱える人々の支えとなってきました。現在におきましても、自らも地域住民の一員としてそれぞれが担当する区域におきまして医療や介護の悩み、失業や経済的困窮による生活上の心配事など様々な相談に対応していただいております。また、相談内容に応じて必要な支援が受けられるよう社会福祉協議会などと連携を図りながら行政をはじめ、地域の専門機関のつなぎ役としての役割を果たすとともに、高齢者や障がい者世帯の見守りや安否確認などにも重要な役割を果たしており、地域福祉の推進、向上のためには欠かすことのできない存在となっております。このように活動範囲が広がれば広がるほど活動への負担感が増加すると言われており、少子高齢化の進行や独居世帯や母子世帯の増加、長引く景気の低迷など昨今の社会情勢の変化を背景として人と人とのつながりが希薄化し、社会から孤立していく住民が増えているなどが要因の一つと言われており、こういった負担増が課題となっております。また、委員が退任される場合、町内会へ後任の推薦依頼をしているところでございますが、成り手不足で後継者が見つからないケースもあり、担い手確保が課題となっております。厚生労働省による令和6年度第1回民生委員・児童委員の選任要件に関する検討会によりますと、担い手確保が難しかった理由として、高齢者の就労率が高くなり、適任者が探しにくいが73%と最も多く、次いで地域の高齢化で71%、民生委員の制度や活動内容が知られておらず、住民の理解を得にくい、仕事や介護、育児などの理由で時間的余裕のない人が多いと続いており、これらの結果は本市の状況と重なるものと考えております。本市におきましては、市民や町内会の御協力と御理解もあり、これまで少数の欠員で推移しておりますが、人口減少や高齢化などの進行もあり、担い手確保は喫緊の課題と認識しております。担い手確保に向けては、現職委員との意見交換を3年後の一斉改選を見据えて適宜行うこととし、後継者の育成や町内会との連携による担い手確保に向けた協議、活動を進めていくとともに、地域住民へ民生委員児童委員の役割は直接的な支援ではなく、専門機関につなぐ相談のつなぎ役という理解の浸透を図るよう広報、啓発に努めてまいります。次に、小項目2、重層的支援体制の整備に向けてお答えいたします。重層的支援体制整備事業は、高齢、障がい、子供、生活困窮といった分野別の相談支援体制のみでは解決に結びつかないような地域住民の複雑化、複合化した支援ニーズに対応するため既存の相談支援や地域づくり支援の取組を生かし、市町村全体がチームとなる分野横断的な包括的支援体制の下、年齢や性別、障がいの有無などにとらわれない相談支援、多様な社会参加支援、地域づくりに向けた支援の3つの支援を実施する体制を構築し、人々のつながりによってみんなでみんなを支える人づくり、まちづくりの手段とされ、令和3年4月、社会福祉法の一部改正により事業が施行されました。重層的支援体制整備事業における各事業の内容については、社会福祉法第106条の4第2項に規定しており、5つの事業により構成され、それぞれの事業が連携し、一体的に事業を実施することとなっております。5つの事業のうち包括的相談支援体制支援事業につきましては、既存の高齢者の地域包括支援センターや障がい者の基幹相談支援センターなどの相談機関において属性や世代を問わず包括的に相談を受け止め、複雑化、複合化した課題については適切に多機関協働事業へつなげます。2つ目の参加支援事業は、社会とのつながりをつくるため支援を行うほか、既存の社会参加に向けた事業では対応できないはざまの個別ニーズに対応することを目指します。3つ目の地域づくり事業は、障がい者の地域活動支援センター事業やひまわりらんどなどの地域子育て支援拠点事業などの既存の社会づくりに関する事業を生かして、多様な属性の住民同士が交流できる場や居場所の整備を行うとともに、地域における資源開発、支援ニーズと地域資源のマッチングなどを行います。4つ目のアウトリーチなどを通じた継続的支援事業は、支援が届いていない人に支援を届けたり、会議や関係機関のネットワークにより潜在的な相談者を見つけ、本人との信頼関係の構築に向けた支援に力点を置く事業です。最後に、多機関協働事業は、この重層的支援体制整備事業の中核を担う役割の事業で、市全体の包括的な相談体制の構築や支援関係機関の役割分担を図ります。このように重層的支援体制整備事業を実施していくには、従来実施してきている事業のほかに新たに3つの事業を実施していく必要がございます。国が示す社会福祉法に基づく市町村における包括的な支援体制の整備に関する指針では、市町村は当該事業の下での体制整備の方針や体制整備を進める際の具体的工程などにおいて地域住民や関係機関との議論を行い、意識の共有を図ることが重要とされております。重層的支援体制整備事業は、実施を希望する自治体の任意事業となっており、本市では現在まで実施について検討した経過はございませんが、実施に向けてはプロセスが重要と指針でも規定されていることから、本事業の内容や実施することで何が変わるかを理解した上で必要性を検討してまいりたいと考えております。以上、私からの答弁といたします。

再質問 6番 今村芳彦

それぞれ御答弁をいただきましたので、順次再質問させていただきたいと思います。まずもって、民生委員さん、児童委員さんということでありまして、よく民生委員さんといいますけれども、私この児童委員さんという役職があるというのを実は今回調べる中でようやく気づいたというか、不勉強で申し訳ないのですが、ちょ令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号っとまず基本的にこの民生委員さん、児童委員さんという立ち位置の方の業務内容、どういう業務にふだん当たっているのか、また児童委員も兼ねているという状況でありますけれども、これについても具体的にどういう作業に当たっておられるのかといった点、もう一度説明をいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

民生委員児童委員さんの業務の内容についての御質問だったかというふうに思います。独り暮らしの高齢者や子育ての家庭の孤立、それから生活困窮者の増加など地域には様々な課題を抱えて、手助けを必要とされている方々がいらっしゃいます。民生委員児童委員は地域の住民の身近な相談相手として相談に乗り、必要に応じて行政や専門機関へつなぐ相談支援活動や高齢者や障がい者、子供などの安否確認や見守りのための訪問活動、また関係機関との連携や地域福祉活動として地域の行事などの参加だとか、そして必要な知識を得るための民生委員さん方の研修会の参加などが主な活動内容というふうになっております。また、今ほど質問ございました一部の民生委員児童委員は児童に関することを専門に担当する主任児童委員という指名を受けていらっしゃる民生委員さんが、名寄市は100名民生委員児童委員さんがいるのですけれども、そのうち地区が5つございまして、各地区に2名ずつ主任児童委員さんという方々を配置されているところでございます。また、今ほど申し上げましたように、各地区というのは本市の中では東西南北、そして風連の5地区ということになってございまして、5つの民生委員児童委員協議会、いわゆる地区民児協と称しておりますが、民生委員児童委員さんたちはそれぞれのいずれかに所属して活動されており、各地区の民児協は自主的に運営をされているところでございます。地域の民生委員さんにより構成された地区の民児協は、おおむね月1回定例会議を開催されておられまして、令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号委員さんそれぞれの活動について把握する、地域の課題を共有し、対応について検討したり、委員同士の学習の場として研修を実施するなど仲間の皆様と一緒に活動を行われているところでございます。私先ほど主任児童委員さんというふうに申し上げましたけれども、一般の民生委員さんたちは民生委員と兼ねて児童委員さんを地区を持って担当していただいていますが、主任児童委員さんは先ほど申し上げました主に5つの地区の中から2人選出されて、市全体を担当するというような形で活動していただいているところでございます。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

お話を聞く限り本当に責任もありますし、また月に1度ということになるかもしれませんが、それでもあまり軽い負担ではないなというのを私は想像しておりました。そして、今壇上で御答弁をいただきましたが、報酬の関係、基本的には無報酬という話でいただきましたが、これボランティアでやるにしてはかなり負担の大きい部分だと思いますが、この辺の報酬といいましょうか、活動に対する費用をどのようにお考えになっているのかお知らせをいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

民生委員児童委員の活動費についての御質問だったというふうに思いますので、お答えさせていただきます。先ほど述べましたように、非常勤特別職の地方公務員でございまして、あくまでもボランティアであるということから、給与や報酬につきましては支給をされておりません。ただし、日々の活動に必要な通信費だとか交通費などの費用の一部は活動費として支弁されてございます。委員の活動費につきましては、北海道から1人当たり年額6万200円、市独自の補助といたしまして1人当たり年額4,500円分となってございまして、定数分を乗じた額を市の一般会計の民生委員費から先ほど申し上げました地区民児協を束ねております、連絡調整の役割を担っております名寄市民生委員児童委員連絡協議会、通称市民児連というふうに申し上げてございますが、そちらのほうに支出してございます。市民児連の会計でございますけれども、市民児連全体の研修等の事業費だとか研修等の旅費、それから主任児童委員などの委員会活動費以外につきましては、各地区への民児協のほうに活動費としてお一人の委員さん当たり年額5万5,200円を支出しているところでございます。なお、市民児連につきましては、毎年事業計画や事業報告、予算、決算が会長会議において審議、決定され、民生委員さん全体が集まります全体会議において報告、確認されているものと承知しているところでございます。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

今御答弁をいただきまして、年額でおよそ10万円程度ということで、それぞれの活動費と。それが合算した金額が市の民児連さんで一旦受け取っていただいて、その中でさらに全体的な研修ですとか、そういう部分の経費も使いながらそれぞれ個人の活動費に当たっているという認識を私はさせていただきました。年間10万円って本当月で1万円も切るような金額の中での取組ということで、本当に私は尊敬に値すると思います。そして、責任も非常に多いと思うのです。例えば独居の老人さんがいらっしゃいますよとなれば、月に1回なのか、それぞれのペースに合わせて安否を確認しに行っていらっしゃると思うのですが、それがもし本人の都合でいなくなって、例えば旅行でもあって、ちょっと不在にしていますわというときにもし万が一のことがあるとなると、なかなかそこまで責任を、本来負わなくてもいいのかもしれませんが、どうしても負担に感じてしまう責任感の強い方もいらっしゃると思います。そういう意味では、これもっと増やせというのは本当に絶対無理だというか、難しいとは思うのですけれども、これ活動に見合った、無報酬ということになっておりますけれども、なかなか現状に即した状況になるようにぜひこれ北海道なり国なりにちょっと訴えかけというのも必要だと思いますので、これはお願いしたいなと思います。先ほどの御答弁の中で最終的な委嘱をする人が厚生労働大臣だというところでお話をお聞かせいただきましたが、無報酬で執り行っている委員さんを名寄市としてどのように支援をしているのか、皆さんの活動をサポートしているのかという点、改めてお知らせをいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

市としての支援についてでございますけれども、例規集にも載せてございますけれども、本市につきましては名寄市福祉委員設置規則というものを制定させていただきまして、民生委員さんの職にある方々を市として福祉委員として委嘱をさせていただいてございます。この福祉委員の報酬といたしまして、名寄市特別職の非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例に基づきまして、それぞれの民生委員さんに対しまして個別に年額4万円を支給しているところでございます。私先ほどちょっとこちらからの答弁の仕方がよろしくなくて、北海道と名寄市からの活動費の助成というのが大体6万5,000円ぐらいになってございまして、今私申し上げました報酬と合わせますとやや10万円ということになりますけれども、先ほどの活動費が大体6万5,000円で、あと個別に行く報酬については4万円というような流れになっておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 6番 今村芳彦

すみません。今御答弁を聞いていたはずなのに私が勘違いをしてしまいまして、申し訳ありませんでした。というように非常に複雑な経緯というか、お金の流れも含めて難しい部分があるといいましょうか、なかなか一令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号般の市民の方に理解していただくには難しい部分もあったのかなと思いますので、ぜひこの辺ももっと明らかにしていただきながら進んでいただきたいと思うのですが、今金銭的な面でのお支えという話でありましたけれども、例えば研修会ですとか、そういう活動をサポートするような事業について本市の支援体制、改めてお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

民生委員児童委員の市のほうの、市民児連のほうの事務局なのでございますけれども、それぞれ各市や町村のところで民児連さん形成されておりまして、事務局のほうをいろいろ担っているようでございますけれども、市町村によっては社協さんとかに事務局をお願いして、支援、サポートしていただいているところもございますが、私どものところはここ何年かというか、私の記憶する範囲ですので、ちょっと全部分かりませんけれども、少なくとも合併以降はずっと市の健康福祉部の社会福祉課において事務局のほう担わさせていただきまして、様々な研修の対応だとかお手伝い、一応民児連のほうについてはそれぞれの個別の団体というふうになっていますけれども、事務局としてお手伝いをさせていただいて、活動や研修のサポートに乗らせていただいているとともに、先ほど月1回例会のほうを各地区で実施されているというふうにお話ししたかというふうに思いますけれども、例会のほうには担当部局というか、担当課のほうで職員のほうが必ず出席をさせていただきまして、やり取り聞かせていただいて、その中で持ち帰って、例えばほかの部局のところに聞いて、悩み事というか、疑問とかを受け止めて、お返ししたりというやり取りをさせていただいているところでございます。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

承知をいたしました。令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号あくまで民生委員さんの独自の取組を、それをまたサポートしていくというスタンスであるということで承知をさせていただきました。壇上でお答えいただいた中の課題ということで、喫緊だというふうにおっしゃっておりましたけれども、継続的な担い手の確保については非常に苦慮されていると。そういう地域もあると。現状町内会単位でというのが一番選任をするに当たっても、またその地域の実情を知っている方をこれに充てるといったような民生委員さんをどうやって選ぶのかという条件についても合致するのかなと思っております。厚生労働省さんが発表されております、令和6年10月16日付で発表されている資料に民生委員・児童委員の選任要件についてというのがありまして、これ居住要件をでは緩和しようかと。住んでいる人ではなくても知見がある人ならいいのではないかという部分で議論があったのかなと思っています。担い手に関する意見として、例えばこの中では企業にお勤めになっている方がそういうところに選任されてもいいのではないかとか、そういう次のステージ、地域だけではなくというところの担い手に向けた取組が紹介されているのですけれども、この継続的な担い手の確保といった点、どのようにお考えになっているのかお知らせをいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

今年度一斉改選が12月に実はあったのですけれども、その前からの欠員の部分の補充からになるのですけれども、実は今年度から、今議員がお話あったように、基本的にはそこに、地域に住んでいらっしゃるという方を中心に推薦していただいていたところなのですが、一部民生委員法の改正がございまして、今議員からお話ありましたように、企業にお勤めだとか、そちらでお仕事されているとかというような方も基本的には駄目ではないよというような流れになるとかがございまして、実は過去欠員だった地区で一部お仕事をされている方がそちらの町内会さんに企業というか、として町内会さんと一緒に活動しているというような機会もあって、やり取りが実はあって、そちらの町内会さんのほうから、その方は住んでいらっしゃらないのですけれども、そちらの方をぜひ推薦したいということで、御本人の同意も得られましたので、その方をそこの地区の民生委員さんとして選出していただいたという経緯もございますので、今後も、そんなことも今議員からもお話しいただきましたので、各町内会さんや地区のほうにもお知らせをしながら、今後の選出に向けて事務局といいますか、担当部としても努力してまいりたいというふうに思っております。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

なかなかお勤めをされながら民生委員の仕事も兼務されるというのは、本当にお忙しい中での取組だと思いますけれども、それでも今実例があったという話を聞きましたので、少しは裾野の広げ方に向けて一歩が踏み出せたのかなというように思います。ですが、やっぱり町内会単位での選任という状況も非常に多いわけで、例えばですが、町内会で役職に就いて兼務されて、町内会の役員という一つの中であなたは民生委員みたいな感じの選ばれ方をされている町内会もあるというふうにお聞きをしておりまして、こういう町内会の役員ではないとなれないのかなとか、そういう役職が重複されている方というのは非常に多いのかなとも思うのです。こういう状況についてある程度把握されているのかどうかお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

町内会役員さんが、よく町内会さんの役員の中に、私の住んでいる町内会もそうですけれども、福祉委員さんとかというようなことで、町内会独自で民生委員さんとはまた別にそういう役をつくられて、民生委員さんが福祉委員さんを兼任にしていただいているというような事例もあるというふうにもお聞きしていますし、そうではないというところもあるかと思います。また、今議員からお話しいただいたように、例えば役員やっている方では、私どもよく感じているのは町内会長さんが実は町内会から推薦をいただくというような事例というか、お願いしている経緯があって、なかなか多分推薦するのにいろいろ御苦労いただいて、その中で町内会長さん自ら民生委員さんも兼任されるという方々も何人かいらっしゃるということも承知をしていただいて、本当に頭が下がる思いでいるところでございます。昔はかなりのことでもしかすると国のほうでも民生委員さんにいろんな一斉調査とかで調査物のお願いとかというようなことも一定、かなりあったような時代もあったようなこともお聞きしておりますが、先ほども壇上で申し上げましたが、民生委員さんの役割は直接的な支援ということではなくて、あくまでも相談のつなぎ役、それと例えば御近所の方々とか、その方々からまた情報を得て、こんなこと聞いているのだよというようなことで、それを行政につなげていただいて、実際動くのは私ども行政や相談機関が実際動かしていただくということが重要なのかなというふうに思っていますので、そのような中で民生委員さんの御負担を幾らかでも楽にと言ったらちょっと失礼なのですけれども、情報はいただくのですけれども、実際動くのは行政や相談機関が動くというような流れで今後も進めていきたいというふうに思っておりますし、そんな中で民生委員さんの御負担の軽減も図ってまいりたいというふうに思っております。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

地域の困り事のつなぎ役ということで、これは本当に行政側としてもサポートできる部分だと思いますので、これは継続してお願いしたいなと思います。今負担が少ないといったお話も聞かせていただきましたが、この令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号仕事の内容、特に業務量の関係ですが、どうしても地域によって抱えている住民の方ありますし、またその中で独居で住まわれている方というのは本当にまちの中と郊外とのほうではそれぞれ必要な、車が絶対必要であったりですとか、見に行くにしても近くにいるかもしれないけれども、20人も30人も独居の方がいらっしゃるのだという地域とやっぱり差ができていると思うのです。この辺の均一化といいましょうか、委員さん同士での協力体制といった形になるかと思いますが、この辺の状況についてお知らせをいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

活動量の地域によっての差とかというようなところがどうなのだというような御質問なのかなというふうに思います。民生委員児童委員の定数につきましては、都道府県等が一定の基準を参酌して、条例の中で定められるということになってございまして、市区町村ごとの管内の人口だとか面積、地理的条件、世帯構成の類型などを総合的に勘案して、住民に対するサービスが適切に行われるよう地域事情を踏まえた上で弾力的な定数設定を行うということにされておりまして、実は3年に1回委嘱するというような形になっていますので、実は昨今、この間の12月に一斉改選をさせていただいたので、また3年後改選ということになると思いますので、都道府県にそういうようなところの部分の条例改正していただいたりというようなことからいたしますと、今回改選いただいた後にもう既に一定の準備をしながら、今の定数がいいのかどうなのか、地区割りとかもいいのかどうなのかということも含めて担当部局としては一定考慮していかなければならないのかなというふうに思っております。先ほども東川議員の中で人口減少のお話とかもありましたけれども、過去と比べますと世帯構成とか人口の地区の割りが大分変わってきているところもあると思いますので、その辺の中身は十分考令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号慮しながら今後の在り方に向けては検討してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 6番 今村芳彦

弾力的な運用というのは、本当に求められる部分であると思います。ここで私のほうからの提案といいましょうか、仕事量の均一化に向けた部分の負担の軽減といったところにつながるのかも分かりませんけれども、これ活動を知っている方が少ないといった点もありますし、日頃仕事されている方、あるいは学生さんから非常になかなか目につかない部分だと思いますけれども、まずこの辺きっちりとPRしていきながら、例えばですけれども、高校生、大学生といったところと連携といいましょうか、ボランティア部というところもあると思いますので、こういうところと一緒に活動するですとか、例えば作業が忙しいのであれば、それぞれがチームになって分担して作業を行うといった、そういう新たな作業効率の向上、あるいは軽減、または担い手意識の向上の取組といったもの、ちょっと前に向けたお話というのを聞かせていただきたいと思うのですが、現状でお考えがありましたら、お知らせをいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

担い手づくりだとか、あとはチームで行う在り方について何かという御質問、御意見だったというふうに思います。新たにというところのほかに、現状民生委員児童委員さんたちが行っている活動の御紹介も含めてお答えさせていただければというふうに思いますが、例年5月12日が実は民生委員児童委員の日として記念日登録をされていて、私担当してからちょっとその時期を注視していますと、割とコマーシャルでも実は打ったりはしたり、コマーシャルに出たりもしているのですけれども、その期間の1週間を活動強化月間として全国の民生委員児童委員さんが組織的にPR活動を一斉に展開することで活動を知っていただく機会というのを持っていただいているところでございます。名寄市の民児連におきましても啓発用のフリーペーパーなども用いまして、PR活動を各地区民児協に呼びかけておりまして、民児協の中では実は小学校に1年生から4年生に啓発資材を配付依頼したりだとか、あと児童の登校時に合わせまして見守り挨拶活動を行っている地区の民児協さん、あと町内会に啓発資材を回覧して、町内会館の内外に掲示板などに掲示するなどの活動を行われているというように承知をしております。啓発活動というところいきますと、今議員おっしゃるように、高校生だとか大学生だとかに若いときから民生委員さんの活動を知っていただくということで、成人になってからその活動に興味を持っていただく機会というのは非常に有効だというふうに思っておりますので、今後も情報共有行いながら各民児協と実施してまいりたいというふうに思っております。また、チームにおける、チームというか、共同作業といいますか、チーム化の内容につきましてですけれども、先ほど地区の民児協というのがあるというふうに申し上げましたが、訪問させていただく機会が例えばあったときに、お独り暮らしの異性の方のところに訪問するというのが難しいという場合も中にはあるようにお聞きしていますので、そういった場合については担当地区ではない民生委員さんに例えば例会の際とかにちょっと御相談して、一緒に行っていただける方いませんかとかというようなことで、時間合わせて実はお二人で訪問したりだとかというようなやり取りをしていただいているというふうに、もう既にそういう事例があるというふうに聞かせていただいているところですし、あと各地区の民児協の定例会の前後には必ず地区の会長さんたちが集まった民児連の会長会議というのがおおむね名寄庁舎の中で行うことが多いのですけれども、そちらで共有されて、やり取りをさせていただいているという状況でございますので、困り事だとか解決していかなければならないことというのはボトムアップしながらそこの会長会議の中で議論していただいたり、また返すとかというようなやり取りが一定されているものというふうに思っておりますし、私どもそこ事務局として参加させていただいていますので、市としてお手伝いできる内容だとかやり取りについては今後とも努力してまいりたいというふうに思っております。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

それぞれ御答弁いただきました。これまでやっていた事業等の紹介もありましたし、また連携ですとかPRの推進についてこれからも進めていくというお話をいただきましたので、これについてはぜひ進めていただきながら行っていただきたいなと思いますし、また本当に地域に住まわれている方という枠の中でいえば、私は大学生であっても、またあるいは高校生であってもそういうところのきっかけをつくっていっていただきたいなというように思っております。ちょっと民生委員さん最後になりますけれども、そういう地域の皆さんの生活の安全を日頃陰ながら守っていただいている皆さんでありますが、いざ災害となったときにやっぱり率先して高齢者の確認に行くといった状況がもしかしたらあるのかなと思いますが、ただ正義感から非常に危険な、例えば川の向こうにいるのだけれどもみたいな、そういう危ないところに向かわれてしまっては難しいことにもなるのかなと思います。こういう災害時の取組についてどのように安全が担保されているのか、安全性の考え方についてお伺いしたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

議員からありましたように、過去の東日本大震災だとか、様々な災害の中で実は民生委員さん自らが救助に向かわれて、残念ながら貴い命がお亡くなりになったと令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号いう事例があったということを私どもも耳にしております。民生委員さん、児童委員さんになられますと、実は初任者研修というのもございます。実は先月かな、上川管内でもあったのですけれども、その中でも必ずお話をされていますし、年に数回研修があるので、その中でもお話をされているようですけれども、あと地区協でも会長さん方からもお話あることは、まず御自身や御家族の命を守るのが大前提ということでお話をされていて、民生委員さん、児童委員さんについては災害のレスキュー的な仕事をするわけではなくて、日頃そういうときにそういう支援が必要な方々が地域にいらっしゃって、情報を知る中でそういう方がいらっしゃるのでというようなことで、そういうことを支援のつなぎ手になっていただくということが民生委員さん、児童委員さんの仕事だというふうに思っております。実際は救助することの専門家の方ではございませんので、そういうことを日頃の活動の中でそういう発見をされた場合には、私ども行政や相談機関だとか、それぞれの関係機関のところにつなげていただくことが民生委員さん、児童委員さんの仕事だというふうに思っておりますので、そのことをまた今後も研修等を通じてお知らせしていくような場をまた設けてまいりたいというふうに思っております。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

これ地域みんなで助け合いの精神が大切だと思いますので、その辺につきましては今後も変わらない継続のほうよろしくお願いします。続いて、小項目の2番目、重層支援体制ということで、壇上でお答えをお聞きいたしましたら、最後のほう、新たな3つの事業が必要ではあるといったことでありますが、このプロセスが重要だとして、今後についても検討していくというお言葉をいただきました。これについては、ぜひ検討を進めていただいて、この重層支援という名前で令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号事業を進めるのではなくて、あくまで相談体制ですとか庁内の問題、課題解決に向かった体制をではどうやって整えていくのかというところが最も大切な部分でありますので、この重層支援という名前にこだわらず、そういう体制というのをこれからもブラッシュアップするようにお願いをしたいと思いますが、この重層支援体制の中身を見ますと、今お話がありました民生委員さんの取組ですとか、あるいはソーシャルワーカーさんといったような皆さんの取組というのが非常に類似する取組であります。ちょっと再度になるのですけれども、横断的に課題を共有する体制というのをどのように整えていらっしゃるのかお知らせをいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

先ほどの民生委員さんでいえば、地区の例会に職員が行かせていただいて、様々な課題があった場合については職員がそれぞれにつながさせていただいて、問題解決していくというような形になっていくというふうに思うのですけれども、その際にもちろん福祉畑ばかりではなくて、様々な生活支援の部分の課題を持っていらっしゃることが課題として挙げられる場合もありますので、そのつなぎをさせていただいたりをしているところではあるところではございます。現在のところ健康福祉部の中でいきますと、健康福祉部の基幹相談支援センターやこども未来課、地域包括支援センターには一定、ソーシャルワーカーといえば全てが社会福祉だというわけではございませんが、社会福祉の資格を持つ職員を相談担当として配置してございますし、社会福祉は一定課題解決のために庁内はもとより、関係機関につなげるスキルを訓練されておりますので、共有できる体制は整っているものだというふうに考えております。また、社会福祉以外にも相談担当を実は配置しておりますけれども、同様に横断的に課題共有する体制は取っているものと承知しておりまして、今後も社協さんだとか学校はじめ、様々な機関との連携、共有を図ってまいりたいというふうに思っております。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

この重層支援の関係の、これも厚労省が発表する資料もあるのですけれども、こういう資料を見ますと、規模の大きな自治体のほうが導入している傾向があるのです。東京都内ですとか、例えば政令指定都市だったら全てのまちで実施しているという状況があるということでありまして、当然人口の規模が大きければそれほどいろんなパターンの困り事というのもあるのかなと思います。解決の困り事の中で横断的な特徴というのが一番あると思うのですけれども、例えばごみの苦情があったと。ごみ屋敷になっているのではないかといったところからなぜそういう状況になってしまったのか。また、学校に通っているお子様、子供があの人ずっと同じ服を着ているよといったところからの通報があって、家庭の中での状況がそこでやっと判明したと。これが重層支援、横断的な取組の一つの窓口、きっかけ、入り口だと思うのです。こういう学校からの通報というのは今回入れてもいいのかなとも思っていましたけれども、学校と教育部との連携というのはどういう状況になっているのかちょっとお知らせをいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

学校におきましては、児童さん、生徒さんその他保護者との関わりの中で学校だけでは対応が難しい案件だとか、福祉部門に相談が必要と思われる場合につきましては、保護者にこども未来課や基幹相談支援センターなどの相談先を案内したり、保護者の了承を得た上で関係機関に情報提供をしていただいているところでございます。また、学校から対応に関する相談があった場合については、必要な情報提供を行うなどの内容も実施させていただいておりまして、実は昨日も子ども・子育て会議だとか要保護児童対策地域協議会がこの間ございまして、先月、今月と会議のほう開催させていただいて、関係機関の連携の確認だとか、昨日あたりは児童相談所さんに来ていただいたりして、情報の共有等々に当たらせていただいているところでございます。先ほど壇上でも一部お話しさせていただきましたが、そういうやり取りの中で支援が必要なケースを発見するだとか、やり取りが出てくるだとかというところもございますので、そういう連携は今後とも必要に応じて図らせていただきたいというふうに考えているところでございます。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

ごみ屋敷ですとかはちょっと今言い方が悪いですけれども、そういう周囲から見て明らかにおかしいぞという状況に陥ってしまっているということは、その人の人生の、家族という形なのか、人生がある程度崩壊してしまっているということだと思うのです。人生を立て直すお手伝いを重層支援の中で行いますし、また庁内の横断的な体制の取組ということでも解決ができるものと思います。この重層支援体制の出口の事業というのが地域づくりだと。これは、継続的にそういう困り事を解決できる体制をつくりましょうというのが一つと、そもそも困り事を生まないようにしましょうという考え方が一つあると思うのです。例えば何か困り事が解決して、心身の健康を取り戻した後でないと、将来のことって考えることができなくなるというように思っています。例えば元気なうちに家財を始末したりだとか、自分の老後をどうやって考えていくのか、エンディングノートということもあるかもしれませんが、終活についてどうやっていくのか、不動産をどうやって始末するのかといった将来の心配をなくすことにもつながる事業だというように考えておりまして、こういう将来的な本市の健康福祉の増進、これに向けて、せっかくですので、長年続けていただいた馬場部長のほうからどういう令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号将来的な健康福祉の施策についてお考えがあるのかお聞かせいただきたいと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

何か結構重たい御質問でございまして、ちょっとすぐには出てこないかもしれませんけれども、実は令和2年の社会福祉法の改正に基づいて、この重層的支援体制整備事業というのができたというふうに承知をしているところでございますが、そのときの附帯決議で5年後見直しがされるというようなことが附帯決議でなされているようでございまして、実は令和6年6月に国のほうでは地域共生社会の在り方検討会議というのを持たれているようで、もう10回以上のやり取りが行われているようでございまして、実は昨年の5月にその中間取りまとめというのがされたようでございます。その中ではどんなことが言われたかといったら、地域共生社会のさらなる展開に向けた対応だとか、あと新聞にも出ていましたけれども、身寄りのない高齢者の方々への対応、それから成年後見制度の見直しに向けた手法と福祉の連携強化などの総合的な権利擁護体制の充実の方向性、それから医療では一定進んでいますけれども、社会福祉法人だとか、社会福祉の連携推進法人の在り方、それから先ほど災害のこと御質問いただいていました。お話しいただきましたけれども、社会福祉における災害の対応等の検討などがこの在り方検討会議のところで行われているようでございまして、実はその内容、在り方検討会議の中間報告を受けて、昨年6月13日の閣議決定になっていますけれども、地方創生2.0基本構想だとか経済財政運営と改革の基本方針2025が閣議決定されたというふうに承知しているところでございます。恐らく今般の国会で一定の御議論がなされるのではなかろうかなというふうに思っておりまして、多分特別国会が7月中旬ぐらいまであるのかなというふうに思っておりますけれども、その中では新たな市としても取り組まなければならない内容なのが今令和8年3月3日(火曜日)第1回3月定例会・第2号回の社会福祉法改正で取り組まれるのではなかろうかなというふうに思っております。折しも実は再来年度が地域福祉計画の改定年度でございまして、来年度地域福祉計画の策定を一定行うような形になってくるというふうに思います。今議員からいろんな様々な御提言もいただきましたので、今変わりつつある地域の状況や内容について議論して、どのような形が名寄市として一番いい形ができるのかだとか、必要なものや必要な支援がどのような形があるのかということを十分検討してまいりたいというふうに思っております。重層的整備事業が始まって、道内では今6市18町村が実施されているというふうに聞いておりますが、今議員からもあったように、一定大きな都市で実施をされて、小さな都市ではなかなか難しいかなというようなこともあるようでございまして、先ほどの在り方検討会議では過疎地域における柔軟な仕組みによる包括的な相談支援体制や地域づくりを構築する方法ということで機能集約化アプローチということも含めた推進していく必要があるというふうに述べられているようでございますので、そこら辺も注視しながら、私ども次に向けてよりよい方向を模索してまいりたいというふうに思っております。以上です。

再質問 6番 今村芳彦

明るい言葉を聞けたと思います。ありがとうございます。この福祉の課題というのは、極論で申し上げると貧困対策であると私は考えております。倉廩満ちて礼節を知るというのでしょうか、衣食足りて、やっと初めてそこで礼儀がある、社会的な生活ができるといったことにつながるその第一歩としてちゃんと生活できている、自分の生活がきちんとできているということが社会生活の関わり、ほかの地域との関わりの第一歩になるということをこの事業は明白にしている事業だと思いますので、ぜひ当たり前の助け合いの精神を持っていただきながら今後とも進めていただきたいと思っておりますので、ちょっと今までのやり取りを加藤市長においても聞かれていたと思いますけれども、福祉の施策、これからの未来といった点に向けて今後どのように進めていくのか、お考えがありましたらお聞かせをいただいて、終わりたいと思います。

答弁 市長 加藤剛士

重層的支援体制とか何か難しい言葉出てきていますけれども、要するに民生委員さんの話もありましたけれども、それぞれ市民一人一人が主体的にまちづくりを進めていく、そして隣人の皆さんに関心を持って、つながりを持ってみんなが支え合って生きていくと、このことが大変重要なのかなというふうに思います。その中で町内会だとか地域の皆さんの役割、そして我々行政が果たしていかなければならない役割、あるいは社会福祉協議会の皆さんの役割、それぞれのボランティア団体の役割、そうしたことがいろんな形で結ばさって、いい形でのセーフティーネット、あるいはまちづくり、人づくり、つながりができていくと、そうしたことが究極の福祉というか、そうしたまちづくりが理想なのかなというふうに思っております。社会環境が変わる中で状況もいろいろ変わることもあるのかもしれません。制度も変わるかもしれませんが、そうしたことを注視しつつ、市民の皆さんの幸せを追求していくことが行政の究極の役割だというふうに思っておりますので、引き続き議員の皆様にも御指導、御理解いただきながら福祉のまちづくり、前に進めていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

出典:名寄市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月3日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる