名寄市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月18日
(1)地球規模の気候変動問題にかかわって/(2)JR宗谷本線の維持存続にかかわって
2020年6月18日、名寄市議会の一般質問で、富岡達彦議員が「地球規模の気候変動問題にかかわって」「JR宗谷本線の維持存続にかかわって」について質問し、市民部長 宮本和代、総合政策部長 石橋毅、総務部長 渡辺博史、副市長 橋本正道、産業振興室長 田畑次郎、市長 加藤剛士が答弁しました。
- 質問者
- 富岡達彦 議員
- 答弁者
- 市民部長 宮本和代、総合政策部長 石橋毅、総務部長 渡辺博史、副市長 橋本正道、産業振興室長 田畑次郎、市長 加藤剛士
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 富岡達彦
議長から御指名をいただきましたので、大項目2点について通告順に質問をさせていただきます。大項目1、地球規模の気候変動に関わって。地球規模の気候変動の脅威とそれに対処する緊急の必要性を認識し、産業革命前から地球の気温上昇を2度未満に抑え、5度未満に抑える努力をすることを目標とした国際条約、パリ協定が2016年に発効されました。しかし、その後も世界のCO2の排出量と世界の気温は観測史上最高値を記録を続け、現在既に1度上昇しています。国連は、パリ協定に基づく各国のCO2削減目標が達成されなければ、今世紀末には世界の気温は3度上昇し、人間の力では元に戻せない状況に陥ると警告を発しています。既に気温の上昇と地球全体の過熱化によって世界各地では熱波、台風、ハリケーンなどの巨大化、大規模森林火災、豪雨、洪水、海面上昇、干ばつ、氷床融解や逆転極化の大寒波や豪雪、猛吹雪など極端な気候変動が頻繁に引き起こされている現状です。日本国内でもこれまでに経験したことがないと言われる異常気象が常態化し、気象災害が深刻化しています。地球46億年の歴史の上、類を見ないスピードで気候変動は進行し、世界各地で人々の生命や暮らしが危険にさらされ、地球生態系や生物多様性が損なわれています。今世界を震撼させている新型コロナウイルス感染パンデミックもこれら人間の産業活動のグローバル化による地球規模での気候変動、気候危機によってもたらされた災禍であると言われています。皮肉なことに新型コロナパンデミックによって世界の経済産業活動が停滞、縮小されたことでCO2排出量が8%ほど減少する見込みがあるとIEA、国際エネルギー機関は発表しています。しかし、国連のグテーレス事務総長もコロナ禍によってCO2の排出量の減少は認めているものの根本的な解決には至らないと述べ、これを機に再生可能エネルギーへの投資を強化すべきと発しています。このような深刻な状況下の中、昨年の国連気候行動サミットでは世界の77か国が2050年までにCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを表明しました。小泉環境大臣も気候変動の現状はもはや気候危機であると警告を発し、昨年スペインのマドリードで開催されたCOP25での議論を踏まえ、2050年までにCO2の排出ゼロを目指す先進的な取組を推進していくことを表明されています。それらを踏まえ、以下小項目3点について質問をさせていただきます。小項目1、本市における地球温暖化対策について。温室効果ガス、CO2削減の取組の現状と課題について伺います。そして、今後の取り組み方と目標について伺います。小項目2、脱炭素社会実現への再生可能エネルギー導入に向けた考え方と取組について。今定例会の行政報告にも発せられておりました、王子マテリア名寄工場の継続が難しい場合を想定した新しい産業の創出の一つに掲げられておりました再生可能エネルギーも一つの柱と位置づけて検討しながら進めていくとのことですが、再生可能エネルギー導入に関する具体的な選択肢の検討と可能性について導入に向けた取組の考え方と進め方について伺います。小項目3、2050年CO2排出ゼロ表明について。昨年9月のグローバル気候マーチにはスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんの怒りの演説につき動かされた未来世代の若者を中心に185か国、760万人が参加をしました。また、昨年11月のグローバル気候マーチでは、持続可能な未来を守るべく国内25都道府県で若者を中心に000人が参加をしています。5月7日までに全国91の自治体が表明をしている2050年CO2排出ゼロへの表明参加についての考え方についてお知らせください。また、世界で100を超える自治体が宣言を発している気候非常事態宣言の表明に対する考え方についてもお知らせください。大項目2、JR宗谷本線維持存続に関わって。新型コロナウイルス感染症の世界的なパンデミックは、世界のあらゆる経済や産業に急ブレーキをかけました。本市内においてもほぼ全域にわたって多くの事業者がマイナス影響を受け、市の中小事業者への支援を受けながら、活用しながら、あえぎながらも生き残りを模索しているところです。新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う国や道から発出された緊急事態宣言によって不要不急の移動、特に県境をまたぐ移動は自粛するよう要請され、とりわけゴールデンウイークを一つの書き入れどきとしていた業者、事業者にとってはこれまでに経験したことがない減収の打撃を被ることとなりました。JR北海道は2031年度の経営自立を掲げ、2019年度から経営改善の一歩を踏み出した途端コロナの災禍に見舞われ、出ばなをくじかれた格好になっています。2019年度、JR北海道全線区は6年連続の赤字計上となり、営業損益は過去最大の551億円を超えたと報じ令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号られております。本年5月の鉄道運輸収入は前年度比で74%の減少、最新の予測では今年度の減収額は200億円から300億円に達すると見込まれています。緊急事態宣言が解除され、明日6月19日から移動自粛要請も緩和されるようでございます。7月1日からは間引きされていた列車についても全便通常ダイヤで運行に戻るようですが、この夏はどうみん割やGoToキャンペーンの施策を投入したところで一朝一夕に観光客、とりわけてインバウンドの回復は見込めそうにありません。JR北海道が単独で維持することが困難とされている線区については、これから一層危機感が募る状況となりそうです。今定例会の行政報告によりますと、宗谷本線維持存続に向けた事業計画アクションプラン1年目の目標達成率が90%という高い評価でありますが、前途多難が予測される今後、宗谷本線活性化推進協議会は沿線自治体を取りまとめながらどのような対策を講じていくのか、以下2点について伺います。小項目1、宗谷本線アクションプラン1年目の取組と成果について、項目ごとの具体的な取組とその成果について評価を含めてお知らせください。また、コロナ禍の影響を鑑み、2年目の取組の仕方についても伺います。小項目2、ふるさと納税の財源実施項目への明記について。本市にふるさと納税をされている方の希望する納税金使途選択項目に宗谷本線の維持存続や市内の駅維持管理、改修などの項目を加えることができないかについてお伺いします。以上、この場からの質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
富岡議員からは、大項目で2点にわたり御質問いただきました。大項目1は私から、大項目2の小項目1は総合政策部長から、小項目2は総務部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、地球規模の気候変動問題に令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号関わって、小項目1、名寄市の地球温暖化対策について申し上げます。現在の地球は過去400年で最も暖かくなっていると言われており、地球規模で平均気温の上昇のみならず気候の変化や水、生態系などあらゆる面で深刻な影響が生じていると考えられています。地球温暖化の主な原因は人間の活動による温室効果ガスの増加である可能性が極めて高く、特に二酸化炭素の影響が最も大きいと言われています。本市におきましても地球温暖化防止対策の推進に関する法律に基づき名寄市地球温暖化防止実行計画を策定しており、現在第3次計画により名寄市役所の全事業拠点を対象としたCO2の削減に取り組んでいるところです。ウオームビズや公用自転車の活用など各施設での省エネルギーの取組により、平成30年度のCO2換算排出量は基準年の平成28年度と比べて2%の減少となりました。また、昨年度は新たな取組として、一般財団法人省エネルギーセンターによる省エネ無料診断を10か所の公共施設で実施いたしました。診断の結果、設備の更新だけではなく、設備運用の工夫で省エネルギーに取り組める事項も多く見つかり、今後の施設運営に参考となる情報を得ることができました。今後も公共施設の診断に活用するとともに、民間企業にも情報を発信することによりCO2削減の取組の広がりを図ってまいりたいと考えております。次に、小項目2、自然再生可能エネルギー導入に向けた取組についてお答えいたします。本市におきましては、名寄市総合計画(第2次)の基本目標3、自然と調和した環境に優しく快適で安全なまちづくりの中において環境との共生を主要施策の一つとして掲げており、化石燃料の燃焼が主な要因である地球温暖化問題の解決に向け、豊かな自然環境の保全と環境負荷の減少を目指しております。再生可能エネルギーの普及推進には、市民一人一人が地球温暖化問題やエネルギー問題を自らの地域の問題として認識することが必要であることから、昨年度は名寄消費者協会主催の消費生活展において燃料電池自動車普及啓発展示ブースを開設し、一般市民向けに普及啓発を行ってきたところであります。今後も市民への普及啓発に努めるとともに、新たな公共施設整備や大規模改修の事業の際には再生可能エネルギー導入に向けた検討を進めてまいります。続きまして、小項目3、2050年CO2排出実質ゼロ表明についてお答えいたします。2015年に合意されたパリ協定では、平均気温の上昇幅を2度未満とする目標が国際的に共有されています。また、2018年に公表された国連の気候変動に関する特別報告書では、気温上昇を2度よりリスクの低い5度に抑えるためには2050年までにCO2の実質排出量をゼロにすることが必要とされ、全国94の自治体で2050年までにCO2排出実質ゼロを表明しております。地球温暖化の問題は、世界規模で非常に重要な問題であり、引き続きCO2の削減に向けた取組や啓発を進めてまいりますが、現時点におきましては名寄市としてCO2の排出実質ゼロ、また気候非常事態宣言などの表明を行う考えにはまだ至っておりませんので、御理解をお願いいたします。以上、私からの答弁といたします。
答弁 総合政策部長 石橋毅
私からは、大項目2、JR宗谷本線の維持存続に関わって、小項目1、宗谷本線アクションプラン1年目の取組と成果について申し上げます。平成31年4月に策定されました宗谷線アクションプランの1年目の取組の成果につきましては、本年4月にJR北海道より検証結果の報告がされております。1年目の目標達成率90%とされた成果といたしましては、利用促進及び経費節減の各項目ごとの取組に対しての達成率となっており、利用促進の取組では、観光列車風っこそうやの運行による観光誘客、沿線の活性化や利用促進、観光事業の創出につながったほか、宗谷線フォトコンテストの受賞作品のパネル展を行い、宗谷本線の魅力PRやマイレール意識の醸成が図られたことなどから、目標達成となっております。また、経費節減におきましては極端に利用の少ない駅の廃止についての協議実施などが挙げられており、目標達成及び達成見込みを合わせて90%を超えた結果となっております。コロナ禍における今後の取組としては、アクションプランの着実な実行に向け進めてきたところですが、新型コロナウイルス感染症の影響により十分な取組が行えない現状に加え、5月20日、宗谷本線の特急列車の運休実施が発表されました。この発表を受け、宗谷本線活性化推進協議会をはじめ影響のあるほかの沿線地域の各期成会と合同で、5月22日にJR北海道に対し新型コロナウイルス感染症終息後における早期運行再開の申入れを行ってきたところです。その後、5月25日の緊急事態宣言の解除を受け、6月10日のプレス発表では、先ほど議員からお話があったとおり、7月1日からの減便特急の再開が発表されたところです。また、今年度は観光列車、花たびそうや号の運行が中止となりましたが、協議会としては引き続き利用促進策として宗谷線フォトコンテストを実施し、受賞者へは応募作品を掲載した宗谷本線活性化推進協議会公式オリジナルカレンダーを作成し、贈呈させていただくことや昨年度好評でありましたステーションカードを発行させていただくなど沿線地域とJR北海道が協力し、取り組んでまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
私からは、大項目2の小項目2、ふるさと納税の財源実施項目への明記についてお答えしたいと思います。本市では、平成20年に名寄市ふるさと応援寄附条例を制定し、寄附金の使途を5つの事業の中から指定する形でスタートいたしました。その後、平成29年度からの名寄市総合計画(第2次)の策定に併せまして、重点プロジェクトに位置づけられている施策や申込みの際にその他の事業で指令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号定されることが多かった分野の中から特色ある事業として農業と子育ての2つを加えて、全体で7つの分野に関する事業を掲載することとし、また併せて利雪・新雪を含む冬季スポーツの拠点化事業の見直しを平成29年3月に行いました。その見直しの際の議論の中では、先ほど申し上げた分野のほかにも幾つか項目を追加してはどうかとの意見もありましたが、選択肢を増やすことで一つ一つの印象が薄まり、本市の特色が分かりづらくなる可能性があることから、使途事業の項目につきましては7つにしたところでございます。今般使途項目の選択肢に宗谷本線の維持存続や市内の小さな駅の存続、それを加えることはできないかとの御質問をいただきましたが、宗谷本線の維持存続に向けては現在宗谷本線活性化推進協議会においてJR北海道と一体となって利用促進等の取組を進めている、そういうところでございますので、今後も沿線自治体が一つになっての活動を推進することが大切であると考えております。また、個別の事業を使途項目に加えることは、平成29年の議論経過から考えますと難しいと判断しているところでありますので、御理解をいただきたいと思います。なお、本市ではいただきました寄附金につきまして、名寄市ふるさと応援寄附条例に基づきまして地域振興基金等に一度積立てを行い、その翌々年度の予算編成時に使途指定に合致した事業で寄附金を活用させていただいておりますので、宗谷本線や駅の存続のためなど使途を指定した寄附があった際には寄附者の意思に沿う形で活用させていただきますし、寄附のあるなしにかかわらず、その事業が本市の施策等と照らし合わせて必要であると判断した場合には、これまでも予算や補正の審議を経て対応してきておりますので、その点につきましても御理解をいただきたいと思います。以上、私からの答弁とさせていただきます。
質問 1番 富岡達彦
それぞれに御答弁をい令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号ただきました。再質問をさせていただきたいと思います。第3次名寄市の地球温暖化防止実行計画において、平成の28年から2021年、令和3年の目標値、3%の削減目標を掲げておりました。その中で平成30年、おととしですか、早くも目標値をクリアした2%の削減を達成されたということは大変これ評価に値することだなというふうに考えるところでございますけれども、令和元年度の行政評価結果報告書によりますと、温暖化対策の啓発、公害対策事業などなど見ますと、一次評価のランクがBランクということで、理由には今後監視業務のみならずSDGsやCO2の排出抑制など国の動向、気候変動適応法とかパリ協定などの潮流に鑑みて、総合的な施策の展開と研究、拡充を必要とされるというようなことが書かれていたわけでございますけれども、今後その辺についてはどのような検討を重ねていくおつもりでいるのかお伺いしたいと思います。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
今議員のほうから御指摘がありました様々な部分につきましては、なかなか一朝一夕にCO2の削減をしていくというのは難しい部分があると考えております。また、先ほどの答弁の中でも触れさせていただきましたが、身近なところから見直しを行っていく省エネ診断ですとか、また第3次名寄市地球温暖化防止実行計画に基づく取組を着実に進めていくことで成果につながっていくと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。
質問 1番 富岡達彦
身近なところから、こういう大きな問題というのは一朝一夕にはなかなかいかない部分があるのかなというふうにも思うのですけれども、1つ疑問があったのですけれども、本市はSDGsというものを掲げてはいないようではあるのですけれども、導入自治体が全国的に増えて、2030年にありたいまちの姿を目標に進んでいるという部分があり、行政評価調書の中にもSDGsという文言が出てくるわけですけれども、本市においてはSDGsが掲げているこの17の大項目と169の小項目というものがほぼほぼこの名寄市総合計画(第2次)の中に網羅されているというような位置づけとして捉えていいのかどうなのかということをちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
SDGsということで御質問いただきましたけれども、議員がお話ししたとおりだと思いますが、実はSDGsは非常に広範囲な、人権の問題からいろいろな課題が網羅されて、それを分かりやすく配置したものが最終的には169というふうに分割されて表示されていますけれども、ここについては総合計画との整合性というのは当然そこは包含された考えが全て収まっているというような位置づけという認識ではあります。ただ、今現状その部分については名寄市としてはSDGsという部分について強く意識した形での位置づけについてはまだ至っていないというような現状でございます。
質問 1番 富岡達彦
分かりました。広範囲で、この中に、総合計画の中に様々な部分が網羅されているというのは文言を読むと読み取れる部分があるので、その辺は理解させていただくところなのですけれども、国の気候変動適応法が発せられて、これを受けて、北海道が北海道気候変動適応計画というものを立てて、さらなる次へ向けたビジョンを描いていこうとしております。その中で、昨日佐久間議員の名寄市総合計画(第2次)の補強に対する答弁の中で、環境負荷の軽減と気候変動に対応したことも考えていくというような御答弁があったかと思うのですけれども、今こそ温暖化防止の実行計画の中に名寄市が定めている第3次の温暖化防止実行計画の中にも気候変動適応計画というのを包含させていく必要があると思うのですが、その辺というのは多分恐らく各部、各課、横断的に捉えた視点、論点が必要になってくるかと思われるのですけれども、その辺についてのお考えがあればお聞かせください。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
現在の温暖化の第3次計画につきましては、平成29年度から令和3年度までの5か年の計画となっておりまして、今後見直し作業を進めていくことになりますが、その中で、今議員のほうからおっしゃられました気候変動の適応計画ですか、こちらの部分も盛り込んでいけるのかどうかも含めて研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 富岡達彦
ぜひよろしくお願いいたします。そういった形で一つ一つ進めていくことによって一朝一夕にはできなかったものが恐らく実現に近づいていくのだろうなというふうに考えます。平成の26年5月に名寄市は低酸素まちづくり計画というのを策定しております。名寄市総合計画(第2次)の中にも恐らくその辺が盛り込まれるのかなと思いますし、あとは20年後の名寄市の姿を見据えた中で都市計画マスタープラン、それとこれから進んでまいります立地適正化計画、こういったものとも恐らくその辺は連携、リンクしていくものではないかなというふうに考えております。その中にカーボンオフセット、こういう機能を含めた森林整備の計画というものも恐らく入ってこようかと思います。この辺については、またの機会に森林の全般の質問とさせていただきたいところではあるわけですけれども、森林環境譲与税の独自的な配分とか取組なども森林組合などと連携しながら、恐らく気候変動の抑制とか気候災害防止の観点から進めていく必要があるのではないかなというふうに考えております。また、公共交通網形成計画の中でも過度な自動車の利用令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号脱却に向けたという文言もありますので、その辺交通機関のシームレス化と利便性の向上によって自動車をあまり使わないで済むようなやり方というのもできるのかなというふうにも思います。そして、昨日清水議員の防災に対する質問にもありましたけれども、これから極端化する気象災害を視野に入れた中での防災計画、この中にも災害時の初動態勢として、より実効性のあるものとして市内業者との災害協定は結ばれていると思うのですけれども、その辺の具体的な進捗と連携の強化というのも日頃から話を進めていく必要があるのではないかというふうに考えております。その辺について何か御答弁していただけるものがあれば、お願いしたいなと思うのですが。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
市内業者との災害協定ですとか、その関係で御質問があったと思います。建設業ですとか、あと建設業等、様々な部分で協定を結んでおりまして、その都度協議させていただきながら連携しているというところで御理解いただきたいと思います。
質問 1番 富岡達彦
恐らくその辺市民との共同作業としても、午前中にも五十嵐議員からも質問がありましたけれども、ごみの削減ですとか省エネルギーですとか、そういった取組というのはやはり市を挙げて、そして市が音頭を取りながら、民間も巻き込みながら進めていくということが恐らくこれからのCO2排出削減目標を達成させていくビジョンを明確に打ち出すことにつながっていくのではないかなというふうに考えております。小項目2のほうに移らせていただきます。地域の低酸素のまちづくりや温暖化防止の計画によって一層実効性を高めていく上で、再生可能エネルギーの模索は重要な課題であり、現時点で活用度としては民間の企業のメガソーラーが旧風連町の中学校の跡地にあります。それが500キロワ令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号ットですか。あとは、名寄小学校の北側校舎の屋上に太陽光パネルが出力10キロワット、そして雪氷冷熱の利用としては低温倉庫としてのゆきわらべ雪中蔵や農産物出荷調整利雪施設というのもあるようですけれども、今後コロナ後の社会の基盤の大きな変化というものを視野に入れて考えたときに、恐らく地域における産業構造の転換とか、また新たな産業振興の面から見ても地産地消型のエネルギー開発というのが必要になってくるのではないかなというふうに考えておりますけれども、その辺について見解をお伺いしたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
答弁の中にも条約の話が出てきたりとか、日本国内というよりも世界的な人類としての課題というような位置づけのお話ですけれども、ここを我々の立場で具体的な話を進めていくというのは難しい規模の話も出てきますので、なかなか御期待に沿える答弁ができるかどうか分かりませんけれども、基本的には世界的な課題ですので、その中でやはり国がしっかりとリーダーシップを取って、世界基準に追いつくような施策を展開していただきながら、それが都道府県に下りてきて、そしてそれをまた実践を市町村がしていけるような形が一番できればいいのかなというふうに日々感じているところであります。その中で市町村としてやり切れる範囲のことをしっかりと見極めて、議員がおっしゃるように、これから、本日答弁をさせていただきましたけれども、いろいろな周知活動、啓発活動、いろいろしながら意識を醸成していく、ここが市町村の役割、一丁目一番地なのかなというふうな認識でいるところであります。それから、地産地消のエネルギーの話がございましたが、それが我々自治体のレベルでやり切れるかどうかを今検討しているところですけれども、王子の跡地の活用について再生可能エネルギーということで今可能かどうかということを検討を始めさせていただいたところです。これがもし、当然プレーヤーとしては民間事業者になりますけれども、民間の方たちがこういったものを着手していただいて、行政としてどんなお手伝いができるのかといったところが今後の議論の行き先になるのかなと考えておりますが、その中で相手としては例えば王子のグループ会社だったり、そんなところが参画していただけるかどうかということ、可能性を探りながらしっかりと進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。。
質問 1番 富岡達彦
いろいろと昨日も王子の跡地についての話というのは王子グループの中にもそういうエネルギーを開発する会社があるとかという話もお聞きしたところではあるわけですけれども、名寄市も、ちょっと歴史を遡ってみますと、10年ほどぐらい前には木質バイオマスに関連した検討地域協議会とか庁内委員会とかというのもあったようでございます。私その頃はまだ名寄市民ではなかったので、分からないわけですけれども、再生可能エネルギーとして考えられるのは本市の持つポテンシャル、あるいは立地特性に鑑みてみますと太陽光が一番なのかなというのは挙がってくるわけですけれども、あと最近風力に関してもいろいろなものが出てきている。あとは、雪、氷というのはもちろんのことですけれども、あと川がいっぱい流れている地域でありますので、中小水力の発電、あるいは62%でしたか、森林に覆われている名寄市ですから、木質バイオマス、あるいは下水汚泥や家畜のふん尿バイオガスというものも一つ選択肢として挙げられるとは思います。その中では、賦存量ですとか利用可能率とか、そういったもろもろがあって、あるいは経済性との整合性、そういったものによってできる、できないというものは精査されてくるのだろうというふうに思うのですけれども、この気候危機のさなかにある中、やはり何かしらこの喫緊の課題として再生可能エネルギーに関するロードマップというものを描いて取り組んでいく必要というのが大切になるのではないかなというふうに考えておりますけれども、その辺についていかがでしょうか。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
今議員のほうから太陽光をはじめとして様々な自然再生可能エネルギーの部分で御提言をいただいたと思います。現状におきまして議員が納得できるような取組が市としてできているかというと、今やっている部分につきましてはそれぞれ、先ほども議員おっしゃっていただきました再生可能エネルギー、一長一短あるという部分もあろうかと思いますので、今現状としては各種イベントなんかで普及啓発活動、それをメインに行っているというところでございます。今の御提言も踏まえまして、また内部協議しながら研究してまいりたいと思います。以上です。
質問 1番 富岡達彦
ありがとうございます。北海道では、こんな条例があるようでございます。新エネルギー導入加速基金条例というのがあるようでございますけれども、新エネルギーを導入するための基金の様々な助成をするものらしいのですが、エネルギーの地産地消を目指すためのスタートアップ支援というのもあるようでございます。ですので、ぜひともその辺の話を進めていく中でこういったスタートアップ支援のお金も上手に使いながら進めていっていただけるとありがたいなというふうにも考えるのですけれども、いずれにしましても省エネルギーと低炭素社会、温暖化防止実行計画、これらを実効性を高めていく上でも今後もたらされるであろう気象災害の防災の観点からもやはりこの持続可能なエネルギーの供給システムという、地産地消のエネルギーを持つということは、非常に大切になるのではないかなというふうに考えております。小規模分散型で自給をしていくという考え方がふさわしいなという部分令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号もこれから出てくるのだろうと。おととしのブラックアウトの経験等も含めて思うわけですけれども、あるいはいろいろ再生可能エネルギーに関連する企業とか、そういうもの誘致することによって雇用の創出という部分にもつながっていく。新たな、これからコロナの後の社会を形成していく上で名寄市が持続可能であるためにそういったものというのを取り入れていく必要があると思いますけれども、その辺についてちょっとお伺いしたいなと思います。いかがでしょうか。
答弁 副市長 橋本正道
様々な側面がこの再生可能エネルギーのところにあると思います。行政側のほうで今いろいろ議論させていただいておりますけれども、供給側からの視線が今どうしても行政側からありますけれども、よくよく考えてみますと再生エネルギーを使う需要者側のほうの意識を変えていかなければならないのがありますので、それが前段出てきました市民の皆さんにどういうふうに周知するかということにつながるかと思っております。既に大きな電力を消費するということで制度的システムとして組み込まれている社会になっておりますので、ここを変えていくのはやはり容易なことではありませんけれども、このコロナの中で次の暮らし方というのが見えてくると、そのあたりの意識も変わってくるかと思います。ほかの事例も参考にしながら、今御提言いただきました例えば基金ですとか、あるいは小規模のモデルとしての事業というのも一つ手がかりになるかもしれません。庁内でまた様々な議論はさせていただきたいと思っております。
質問 1番 富岡達彦
名寄市市民も含めて、この気候変動について自分事として問題を共有し、動機づけていくためにも、名寄市に今後も住み続けていきたいという姿をつくっていく上でも再生可能エネルギーへの取組というのは避けて通ることのできないことなのではないかなというふうに令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号考えます。ずっと住まいる応援事業というのが一つありますけれども、この中に新エネルギーの導入とか、あるいはペレットストーブ、二次燃焼型のまきストーブを導入する方に対する補助制度とかというのも取り入れていくというのも一つの案かなというふうに思うのですけれども、低炭素まちづくり計画、あるいは温暖化防止、マスタープラン、立地適正化、それらを含めてその辺というのをちょっと考える余地のあるものではないかなというふうに考えるのですけれども、その辺いかがでしょうか。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
ずっと住まいる応援事業は、昨年度からスタートしたもので、それまでの住宅改修等支援事業の後継としてつくられました。その新たな制度つくるときに庁内のワーキンググループといいましょうか、検討した中ではそういったものも上がってはきておりましたが、今回の制度の中ではそこまで実現に至っておりませんでした。この制度なのですが、事業者さんですとか利用する市民の皆様から長い制度をということで希望ありましたものですから、今のところまずは4年間ということで、その後も、引き続く4年間も4年目を迎えるときに検証して見直すということで、延長できる仕組みになっておりますので、その見直しの際にまた検討させていただこうと思っております。
質問 1番 富岡達彦
ぜひともこの辺拡張していくような方向でお願いしたいなというふうに思います。小項目3のほうに入っていきます。2019年の世界各地で猛暑や森林火災、豪雨、洪水が起こった年になったわけですけれども、記憶に新しいところでは7月にフランスやパキスタンでの記録的な寒波、9月にはアマゾン、インドネシアでの大規模森林火災、年末年始にはオーストラリアも大規模森林火災が発生しています。日本でも夏場の酷暑が常態化して、海水温の上昇によって巨大化した台風の相次ぐ襲来によって各地で大きな被害が出たところは本当に記憶に新しいところだと思います。北海道でも2016年に複数の台風が上陸して、鉄道や主要国道、道道などがあちこちで寸断されて、収穫期を迎えていた農産物が大打撃を受けた、天塩川も氾濫寸前の危機にあったということは記憶に新しいことかなと思います。また、おととしの石狩川、雨竜川の氾濫というのもなかなか映像として非常にインパクトのあるものだったのではないかなと思います。年々増すばかりの気候変動による脅威というものは、環境白書においても気候危機と表現されるに至っているわけですけれども、北海道議会、3月の定例会で北海道知事が排出ゼロを表明しています。札幌市も3月の定例会の中で代表質問の答弁で排出ゼロを表明しております。2050年のあるべき姿と2030年、45%CO2オフ達成に向けた取組を示したところですけれども、気候変動、エネルギー、単純にはその辺は比較はできないと思うのですけれども、新型コロナウイルス感染パンデミック以前に世界の人々は気候危機というものにさらされていたとも言えるのかなというふうに考えます。とすれば、CO2排出ゼロを目指して、表明をして、先に表明してもいいのではないかなと思います。表明した中でそれに追いつくような活動をこれから進めていくというやり方もあるのかなというふうにも思うのですけれども、この辺について考え方あればお知らせください。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
先ほど北海道、あるいは札幌市が排出ゼロを宣言されたというお話を伺いました。名寄市としましては、本市のような積雪寒冷地におきましてはどうしても暖房ですとか車に係る化石燃料をなかなか減らすことができないといった状況がございますが、先ほどの答弁でちょっと触れさせていただきましたように、まずは身近なところから少しずつ対応を行っていくという部分や計画を着実に進めていく、あるいは産業界の協力などもいただきながらその延長線上に排出ゼロを宣言するような形で進めていければいいなというふうには考えておりますが、現状におきましては先に宣言をするということではなく、ある程度状況を進めて、成果が見えた段階で考えてまいりたいと思っておりますので、御理解お願いいたします。
質問 1番 富岡達彦
もろもろ化石燃料を減らしていくのなかなか難しい部分ありますとか、そういう生活様式の急激な変更ってなかなか難しかったりもするわけでございますけれども、一応その辺というのはやっぱり市がある程度のビジョンというものを明確に打ち出していくということも必要になってくるのかなというふうに考えております。この先の名寄市をどう考えていくかということになりますと、恐らくこの議場にいる人間のためではないと思っているのです。未来のある若者たち、そしてまだ今まだ見ない子々孫々、そういった人たちにどのような名寄市をバトンタッチ、受け継いでいくことができるかということが非常に大事なことになるのかなというふうに思うのですけれども、やはりこの再生エネルギー導入についてはこのまちに暮らしてよかった、このまちで子育てができてよかった、このまちで年を重ねることができてよかったと思えるような持続可能な未来、安心、安全の都市、名寄というまちづくりのグランドデザインを描いていく上で、2050年CO2排出ゼロの表明をしてもよいのではないかなというふうに思うわけでございますけれども、改めてこの辺市長の見解をお伺いしてよろしいですか。
答弁 市長 加藤剛士
先ほどから壮大なテーマでの御議論がなされておりまして、本当に賛同するところだと思います。今回の新型コロナウイルスと共生という話がありましたけれども、これは令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号まさにコロナの共生というのは自然と人間がどう共生していくかという、そうした大きな転換を迫られているのでないかと。その上で、改めて集中から分散だろうし、さらには都市から地方という流れも今後つくっていかなければならない、そう信じて、我々もまた地域の振興、しっかりとやっていかなければならないと。その上で、方向性は再生可能エネルギーなのだろうし、分散型というと物の流れがということになってくると、やっぱり物流という話もあるし、ICTとかということで、いろんな地域においても選択肢がさらに広がっていくような、そうした流れが必要なのだろうというふうに思います。大きな流れとしてはそうした方向でいくということでありますが、具体的に数字的な目標を掲げるということはもう少ししっかりといろんな角度から検証していかなければならないのかなというふうに思っております。先ほど来年度に向けて新しい計画も策定するというようなお話もありますけれども、その中でもこうした目標の設定等も含めてしっかりと検討し、大きな流れをつくっていくこと、また市民の皆様にもそうした理解の上で共に進んでいくということが大事なのかなというふうに思います。
質問 1番 富岡達彦
ぜひともその方向で進めていただきたいと思います。気候変動がずんずん進んでいくと、やはり気温が上昇してということになりますと、冬は本市にとっては雪質日本一というのが一番の自慢の部分だと思いますし、それが自慢できなくなるどころか、降雪すらも危うくなるということになれば、観光や冬季スポーツ拠点化プロジェクト事業、こういうのも怪しくなってくるという部分もあろうかと思いますので、ぜひとも名寄市総合計画(第2次)の中で一層にこれ充実化を図っていただきながら温暖化防止実行計画、低炭素まちづくりを前へ進めていくような活動に期待をしたいと思います。そして、次の大項目2のほうに入ってまいりた令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号いと思います。令和元年度の行政評価結果報告書によりますと、先ほど部長が答弁されたように、鉄道という公共インフラを守っていくということは社会や市民のニーズにも適合して、宗谷本線の維持存続というのは沿線自治体や経済団体が連携して今後も取り組んでいくための、必要のあるということでございますけれども、昨年の12月の第4回定例会の一般質問でも申し上げたところなのですけれども、宗谷本線の存在がもたらす社会インフラ、公共財としての公共性とか公益性、こういったものを享受し合うこの沿線自治体全部が宗谷本線を一本の大きな川として考えたときに沿線自治体同士の連携、そういったものというのに関してどのように考えているか。結構温度差があるように感じているのですけれども、その辺は活性化推進協議会の会長と事務局を務めている名寄市としてどのように考えているかお聞かせいただきたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
質問の意図がうまくのみ込めているかどうかというのはちょっと分からないのですけれども、議員おっしゃるように、地域によっていろいろな空気感だったり温度差というのはあるのは、それは正直あるのだと思います。それは、人口規模だったり、その地域の鉄道の使われ方だったり、それぞれがいろいろな便利さを感じたり、ある意味不便さを感じたりといったようなところで、それぞれ地域と鉄道の関わり方というのは若干違いが出てきているのかなというふうには感じております。そんな中でいろいろな維持存続をさせていくための議論させていただいておりますから、その中でたくさん議論、意見をいただいて、その中でこの宗谷本線全体として北海道の中の今対象線区になっている、線区ごとに出される意見の同じテーブルに出すときにこの意見を宗谷本線の意見としてまとめて、出していきましょうといったような視点で事務局として一応まとめさせていただいているつもりでおります。ですので、各地域の意見というのはこの協議会の中ではこんな意見が出ているというのは共有できておりますし、全体のエビデンスを得た中で宗谷本線としての意見はこちらで、こういう方向でまとめていくということもエビデンスが取れているということで私は認識しながらこれまで進めさせてきていただいております。
質問 1番 富岡達彦
分かりました。というのも、なぜこういうこと聞いたかというと、昨年運行されました風っこそうやでは沿線の自治体それぞれがおもてなしのアイデアを出しながら、しかも車両の珍しさというのもあったのですけれども、乗車率70%をたたいたと。かなりの高評価、好調であり、また乗ったお客様からも大変高い評価を得ていたというふうに思います。その中で1月18日に音威子府で開かれました宗谷線の未来を語る会、その中の前段として風っこそうやの総括、検証をした部分があって、そこには加藤市長も出席されていたりとか田畑室長がおられたりとかしたわけでございますけれども、反省点として一番挙がっていたのが沿線地域全体の一体感というのが得られたとは言い切れなかったという部分、それぞれにそれぞれの動きはあったのですけれども、なかなか全体がまとまって、一つ、同じ方向を向いた足並みがそろったかというと、どうもそうではない。一体感といいますか、足並みといいますか、それがそろわなかったというのはこのたびJRからの提案がありました宗谷本線29駅に対する存続、廃止の打診があった、その問題の中にも恐らく表れているのではないかなというふうに思っています。本市でも該当する駅、3駅があって、一つの駅は北星駅ですけれども、廃止はやむを得ないという結論に至ったようでございますけれども、その経緯と結果についてというのがなかなか各市町村ごとに、恐らくいろいろなその市町村ごとの事情というのがあるようですから、それが一概にどうこうという、どこがよくて、どこが悪いという判断にはならないかなというふうに思うのですけれども、なかなかその辺がばらばら感があって、この活性化推進協議会の中でその提案を受けたときにその駅、廃止対象になっている29駅に対して全体でひとつもんでいくというようなプロセスがあってもよかったのではないかなというふうに私は思うのですけれども、その辺に対してどうお考えでありますか。
答弁 総合政策部長 石橋毅
今回の利用の極端に少ない駅の議論経過ということですけれども、実は議員がおっしゃるような意見というのも実際にありました。協議会の中ではあったのですけれども、やはり一番最初私申し上げたとおり、それぞれの地域でそれぞれの関わり方があって、例えばここの極端に利用の少ない駅は非常に観光資源として残したいという意見の強い駅だったり、あるいは地域住民の利用というほうの目線で判断すると、いろんな考え方がそれぞれの自治体であって、しかもその後の、判断した結果残すとなると、自治体の費用負担、経費負担で残さなければならないということになると、同じ基準で数多くある駅の判断の基準を統一化するというのは、それはやっぱり難しいという全体議論の結果、今回それぞれの自治体で判断願いたいというような経過になったということでございます。
質問 1番 富岡達彦
その辺の経緯に関しては想像しやすい部分、分かる部分であるのですけれども、やはりそのまち、まちによって様々な財政事情ですとかその駅の置かれている部分、その駅の利用価値だとか、そういったものというのは恐らくどこもかしこも違うという状況はよく理解できる部分ではあるのですけれども、何とかこの29駅の廃止提案があったときに一つでも多くの駅を残せるような形で沿線全体として宗谷本線を活性化させていくために、駅を廃止することが恐らくJRに対する協力という、100%そうなる令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号と私は思っていないのです。駅があってこそよそからのお客さんを呼び込むことというのも可能になる部分があろうかというふうに思うのですけれども、様々な事情というものは理解した中でも全体として様々な角度、多角的な角度から駅の検証というのを、自分のまちの駅ではなくて、人のまちの駅にも何かしら意見をし合いながら出し合っていくような形で残すことができたらいいのかなと思っているのですけれども、今のところ12駅が廃止される、来春、来年の春にということになっていますけれども、まだ一つ稚内市では一つの駅が協議継続という形になっていますけれども、あそこの駅に関しては非常にいろんな価値がすごく高い日本最北の木造駅舎と言われたり、いろいろな観光、テレビドラマ、映画のロケに使われたりとかされている駅ですが、そういったところに対するこの側からのアプローチというのも必要になってくるのかなと思うのですけれども、越権行為にならない程度にその辺というのは進めていく必要もあるのかなというふうに思うのですけれども、この辺についていかがですか。
答弁 総合政策部長 石橋毅
民間の団体の方がいろいろな駅に対してそういった意見を管理する、担当する、掌握する自治体のほうにぶつけていただくというのは、それは非常に背中を押すというか、そういったようなことにつながるのかなと思いますけれども、行政の立場としてそれぞれの基礎自治体の考え方に対して異論をぶつけるというようなことについては不可能かなというふうに思っております。
質問 1番 富岡達彦
理解しております。宗谷本線をやはり守っていきたいという思いというのは皆さん共通であるのかなというふうに思うのですけれども、市長もパネリストとして参加されました、1月18日に音威子府村で開催された宗谷本線の未来を語る座談会、これは妄想含みのい令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号ろいろな座談会だったわけですけれども、その中でJR北海道旭川支社長が1人パネリストとして含まれていたわけなのですけれども、様々いろいろなアイデアとか種まきはされたのですけれども、その中で私がすごく印象に残っていたのが旭川支社長がひょっとしたらこのテーマの種は実現可能かもしれないというお話を、答えをされていたことがあったのです。ですので、そういったことをどうやって沿線自治体が拾い上げながらそれを育てていって、発芽させていくかということがすごく大事になってくるのかなというふうに考えているところであります。振興公社の在り方の中でもありましたけれども、足元マーケットに目を向けたという話があります。今コロナ禍の中において大きな人の移動ができない状況の中では、沿線地域の人たちに宗谷本線の沿線の地域の魅力を再発見させるような、そんなような企画という、取組というのもあってもいいと思いますし、JR北海道側への提案というのがあってもいいと思うところであります。いずれにしましても、アクションプラン2年目とその先を見据えながらJR側への利便性向上の提案、提言というのはもとより、沿線自治体が宗谷線によってつながっていることを意識し合える活動とバスとかタクシーとかデマンド交通などとの、二次交通との連携、これを図りながらより実効性のある取組をつかさどっていくということの上に立って、いま一度改めて見解をお伺いして、終わりにしたいなというふうに思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
最後、非常に頑張れよと応援された気でいます。おっしゃるとおり、鉄道だけではなくて、いろいろな交通機関のこと総合的に考えながら、やはりそこは幹線として鉄道は必要なのだという位置づけは多分揺らがないのだと思います。そういったものを各道北沿線地域で共有しながら今後も国に対して、北海道に対してやはり宗谷本線は必要だという活動を力強く進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。